JP2020192753A - 記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】記録動作開始後の手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図しない記録結果が出力されること、を抑制する記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラムを提供すること。【解決手段】記録処理において、筐体を第2位置まで伸長させた状態である動作可能状態であるか否かを判断して記録を行う。【選択図】図6
Description
本発明は、筐体をスライドすることで、装置の幅を伸縮することが可能な記録装置、記録制御方法、処理装置および記録装置を制御するコンピュータのプログラムに関する。
特許文献1には、紙送り方向と直角な方向にサイドケースをスライド可能に構成されたプリンタが開示されている。特許文献1のプリンタは、不使用時にサイドケースをスライドして、幅寸法を最大伸長時の約1/2とすることで、携帯時にかさばることがない構成となっている。このプリンタでは、サイドケースをスライドして伸長することで、伸長した長さに応じた記録領域で、記録媒体に対して記録することができる。
しかし、特許文献1のプリンタでは、ユーザが設定した印刷設定で印刷するにあたり、サイドケースの伸縮状態が、ユーザの設定した印刷を実施できる状態であるか否かを確認することができない。そのため、記録動作開始後に伸縮状態と印刷設定との不整合にユーザが気付き、記録動作を中止して伸縮状態を調整してから再度記録動作を開始する手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図した出力結果が得られない等の課題があった。
よって本発明は、記録動作開始後の手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図しない記録結果が出力されること、を抑制する記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
そのため本発明の記録装置は、記録媒体に記録を行う記録装置であって、記録媒体を搬送し、前記搬送される記録媒体に記録する記録動作を行う記録手段と、前記記録媒体の搬送方向と交差するスライド方向にスライドすることで、第1位置と、前記第1位置に有る場合の装置の幅寸法よりも装置の幅寸法が大きくなる第2位置と、に移動可能な筐体と、前記記録手段による前記記録動作を含む記録処理の制御を行う制御手段と、前記筐体が前記第1位置に位置する場合に、前記筐体の幅寸法が大きくなるように前記筐体をスライドさせることを促すユーザへの通知を行う通知手段と、を備え、
前記記録手段は、所定のサイズの記録媒体を前記筐体が前記第1位置にいる場合に搬送できず、前記第2位置にいる場合に搬送可能であり、前記制御手段は、前記通知手段による通知が行われた場合、前記筐体が前記第2位置に移動していることを条件に前記記録処理の制御を行うことを特徴とする。
前記記録手段は、所定のサイズの記録媒体を前記筐体が前記第1位置にいる場合に搬送できず、前記第2位置にいる場合に搬送可能であり、前記制御手段は、前記通知手段による通知が行われた場合、前記筐体が前記第2位置に移動していることを条件に前記記録処理の制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、記録動作開始後の手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図しない記録結果が出力されること、を抑制する記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラムを実現することができる。
以下、図面を参照して第1の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態を適用可能な記録装置100を示した斜視図である。記録装置100は、給送口107から記録媒体106を給送して、記録媒体に106に液体(以下、インクともいう)を吐出して記録を行った後、記録媒体106を排出口109から排出する。また、記録装置100は、筐体の一部である第1サイドケース101と第2サイドケース102とを備えており、第1サイドケース101と第2サイドケース102とは、±x方向にスライドしつつ移動可能に構成されている。第1サイドケース101と第2サイドケース102とを±x方向であるスライド方向にスライドすることで、記録装置100の幅寸法を変更することができる。これによって記録装置100は、多様な幅の記録媒体106に記録することができる。
第2サイドケース102は、記録装置100の上面となる面に操作ボタン104と表示LCD105とを備え、表示LCD105によって電源のON/OFFの状態を確認することができる。また操作ボタン104にはLEDが設けられており、そのLEDを点灯、点滅する事で記録装置100の動作状態を通知する事が可能である。図1の記録装置100には付けられていないが、給送口107と排出口109とに、記録媒体106をサポートするトレイを付けてもよい。記録装置100の上面となる面には、アクセスカバー110が設けられており、アクセスカバー110開くことで、記録装置内にアクセスすることができ、記録装置内にアクセスすることで、記録装置100のメンテナンス処理を行うことができる。メンテナンス動作時の処理の詳細については後述する。
図2(a)は、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを縮めた状態の記録装置100を示した水平方向の断面図であり、図2(b)は、伸長状態の記録装置100を示した水平方向の断面図である。記録装置100において記録媒体106(図1参照)は、筐体のスライド方向と交差するy方向の搬送方向に搬送される。記録装置100の内部には、キャリッジ206を支持するキャリッジ支持部209が設けられている。キャリッジ206をキャリッジ支持部209に沿って往復移動させ、移動に伴ってキャリッジ206に搭載した記録ヘッド205の吐出口から記録媒体106に対してインク滴を吐出することで、記録媒体106に記録を行うことができる。なお、本実施形態では、キャリッジ206がキャリッジ支持部209に沿って移動するシリアルプリンタを例に説明するが、伸縮可能なラインプリンタやページプリンタであってもよい。
記録装置100の不使用時は、図2(a)に示すように、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを、押し込み操作によりスライドさせて、記録装置100における搬送方向(y方向)と垂直なx方向の幅寸法を縮めた状態にする。この時、記録装置100の幅寸法は第1幅となる。また、記録装置100の使用時は、図2(b)に示すように、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを、引出し操作によりスライドさせて、記録装置100の幅方向を伸長させた状態にする。この時、記録装置100の幅寸法は第2幅となる。第2幅は、第1幅よりも大きい。また、第1幅は、記録装置100の最小幅であり、第2幅は記録装置100の最大幅である。
記録装置100は、使用時には第1サイドケース101と第2サイドケース102とをスライドし伸長させて記録を行う。また、記録装置100は、不使用時には第1サイドケース101と第2サイドケース102とをスライドして縮めて、幅寸法を小さくして持ち運ぶ事を想定して構成されている。なお、ここでいう不使用時とは、例えば、鞄やケース等に記録装置100を入れて持ち運ぶ時であり、使用時とは、例えば、記録媒体に記録を行う時である。第1幅は、記録装置100の不使用時に伸縮させる幅を想定しており、第2幅は、記録装置100の使用時の幅を想定している。なお、記録装置100は、段階的に伸縮可能であってもよい。
例えば、不使用時の第1幅は、後述するキャリッジ206の移動領域を縮めた状態に対応する幅であるが、キャリッジ206の移動領域を縮めた後にさらにサイドケースの一部(例えば取っ手など)を折りたたむことで、第1幅よりも幅を短くすることもできる。また、使用時の第2幅は、後述するキャリッジ206の移動に適した幅であるが、キャリッジ206の移動領域と関係なく、筐体をさらに伸長できる場合には、第2幅よりもさらに大きい幅に伸長させることもできる。
幅寸法を縮めた状態の記録装置100に対して、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを、引出し操作によりスライドさせて伸長させる伸長動作に伴い、キャリッジ支持部209も伸長する。キャリッジ206は、伸長したキャリッジ支持部209に沿って移動することができ、キャリッジ支持部209が伸長することで移動領域を広げることができる。つまり、記録装置100は、装置の伸縮状態と連動して記録領域を変更することができ、伸縮状態に対応したサイズの記録媒体に記録を行うことができる。
記録装置100には、キャリッジ206の移動領域における端部にキャップ210が設けられている。キャップ210は、移動領域端部に位置するキャリッジ206に搭載された記録ヘッド205と対向する位置に設けられている。キャップ210は、非記録時に記録ヘッド205の吐出口が設けられた吐出口面に密着して、吐出口面を大気から遮断することにより、吐出口および吐出口面を乾燥から保護することができる。これにより、吐出口内におけるインクの濃縮や吐出口面におけるインクの固着などのインク状態変化を抑制することができる。キャップ210と記録ヘッド205とが密着した状態では、例えば、記録装置100が傾いたり、記録装置100に振動が加わったりしても、キャップ210と記録ヘッド205との密着状態を維持することができる。
また、キャップ210は、不図示の減圧手段と接続されており、キャップ210と記録ヘッド205とを密着させて減圧手段を駆動することで、記録ヘッド205の吐出口に負圧を作用させることができる。このように吐出口に負圧を作用させて吐出口内に負圧を作用させることで、吐出口内で濃縮や固着等によって吐出できなくなったインクを排出することができ、それに伴って濃縮していない新鮮なインクで吐出口を満たすことができる。
記録装置100は、紙間切り替えレバー213を備えている。紙間切り替えレバー213は、記録ヘッド205と記録媒体106との距離を変更するときに利用するレバーである。紙間切り替えレバー213を、キャリッジ206とキャリッジ支持部209との距離を変更可能な、キャリッジ206上に存在する不図示の部材に当接することで、記録ヘッド205と記録媒体106との距離を変更することができる。
紙間切り替えレバー213は、キャリッジ206の移動経路上で突出した状態と、突出しない状態とを切り替え可能に構成されている。記録媒体106と記録ヘッド205との距離を変更するには、紙間切り替えレバー213を突出させた状態で、キャリッジ206を第1サイドケース101側から紙間切り替えレバー213に向かって移動させる。そして、キャリッジ206とキャリッジ支持部209との距離を変える部材に紙間切り替えレバー213を当接させることによって、記録媒体106と記録ヘッド205との距離を近付けることができる。
記録時など紙間切り替え時以外は、キャリッジ206の移動時にキャリッジ206と紙間切り替えレバー213とが干渉しないよう、紙間切り替えレバー213は、キャリッジ206の移動経路上で突出しない状態となっている。
また記録装置100は、記録媒体106が給紙される給送口107、給送口107にセットされた記録媒体106を給送する給送ローラ204を備える。また、記録が行われた記録媒体106を排出する排出ローラ207、記録媒体106が排出される排出口109を備える。記録装置100はこれらの構成により、記録媒体106を搬送する。ただし、記録装置100の幅が、図2(a)に示す状態のときは記録媒体106を搬送することができず、図2(b)に示す状態のときは記録媒体106を搬送可能である。なお、記録装置100の幅が、図2(b)に示す状態である場合よりも短くても、少なくとも記録媒体106の幅に対応する幅がある状態において、記録媒体106を搬送することが可能である。
図3は、記録装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。記録装置100は、制御部302が備えるCPU303で、ROM305に記録された制御プログラムをRAM304に展開し、必要な時に読みだして電源オン制御や記録制御などの各種制御を行う。RAM304は、CPU303の主記憶メモリであり、ワークエリアやROM305に記憶された各種プログラムを展開する為の一時記憶領域として用いられる。ROM305は、画像データ、各種プログラム及び各種設定情報を記憶する。また記録装置100では、ROM305としてフラッシュストレージ等を想定しているが、ハードディスク等の補助記憶装置でもよい。また、記録装置100は、センサ部319を備えており、センサ部319によって第1サイドケース101と第2サイドケース102との位置情報を取得し、伸縮状態等を検知することができる。センサ部319による伸縮状態の検知結果は、取得結果として、取得部である後述するスライド状態管理アプリケーションに伝えられる。
なお、記録装置100は、1つのCPU303が1つのメモリ(RAM304)を用いて、後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であってもよい。例えば、複数のCPUや複数のRAM、ROM及びストレージを協働させて、後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
エンジンインターフェイス(以下、エンジンI/F)307は、プリンタ部312と制御部302とを接続する。プリンタ部312で記録すべき画像データは、エンジンI/F307を介して制御部302から転送され、プリンタ部312において用紙などの記録媒体上に記録される。操作部I/F308は、操作部313と制御部302を接続する。操作部313には、タッチパネル機能を有する液晶表示部や操作キーなどが備えられ、ユーザの指示を受け付ける受付部として機能する。
USBI/F309及びネットワークI/F310は、記録装置100に接続されたホストコンピュータ314との通信を制御する。電源基板311は、電源315から電源ケーブル318を経由して供給される電力を変圧して記録装置100に供給する。また、電源基板311には、電力を蓄えることができる蓄電池を備えてもよい。
図4は、記録装置100のRAM304に展開された各ハードモジュールを制御する為の制御プログラムのソフトウェア構成図である。制御プログラムは、アプリケーションを管理するアプリケーション層410と、各種I/Fを介して記録装置100を制御する為のミドルウェア層420と、全体の制御を管理するオペレーティングシステム430との3つに分かれている。
オペレーティングシステム430は、制御部302で制御プログラムを実行する為の基礎的な機能を提供する。
ミドルウェア420は、プリンタや各物理的なデバイスとのI/Fを制御するソフトウェア群で構成される。本実施形態では、エンジンI/F307を制御するモジュールとして、プリンタ制御モジュール421が存在する。同様にホストコンピュータ314との通信に使用されるデバイスであるUSBI/F309及びネットワークI/F310を制御するI/F制御モジュール423、操作部I/F308を制御するUI制御モジュール424などでミドルウェア420が構成される。
アプリケーション層410は、ジョブ管理アプリケーション411とスライド状態管理アプリケーション412とを含み、記録装置100がユーザに提供する記録などの機能について、各ミドルウェアを介して各デバイスを動作させて実現する。例えば、UI制御モジュール424が操作部313及び操作部I/F308を介してユーザが記録指示を入力した事を検知すると、アプリケーション層410に記録指示が通知される。アプリケーション層410は、記録指示を受けて、記録するためのジョブ管理アプリケーション411にて記録指示に基づく処理を実行する。
ジョブ管理アプリケーション411は、ミドルウェア420のプリンタ制御モジュール421を用いて、プリンタ部312による記録動作を実行する。スライド状態管理アプリケーション412は、ミドルウェア420のプリンタ制御モジュール421を用いて、プリンタ部312を制御し、記録装置100の伸縮状態を管理する。具体的には、第1サイドケース101と第2サイドケース102とのスライド状態に合わせて、プリンタ制御モジュール421で使用する動作パラメータを変更することで、筐体長に適したメカ制御を行うことができる。加えて、スライド状態管理アプリケーション412は、ジョブ管理アプリケーション411と連携し、UI制御モジュール424を制御してユーザの操作を補助する。
図5は、記録に伴う処理であり、記録装置100の起動処理の電源ON操作が成された際に行われる電源ONシーケンスを示したフローチャートである。以下、このフローチャートを用いて記録装置100の電源ONシーケンスを説明する。なお、このシーケンスの記載の無い各処理における主体は、スライド状態管理アプリケーション412である。
起動時の電源ONシーケンスが開始されると、S501で制御部302の初期化処理を行う。この初期化処理では、ROM305に記憶された各種プログラムをRAM304に展開し、各種制御が行えるよう処理を行う。その後、S502で前回の電源OFF操作が正常に行われているか否かを判断する。ここで、正常な電源OFF操作とは、ユーザが操作ボタン104から記録装置100の電源を切り、装置として安定した状態に遷移したうえで電源をOFFした状態をいう。逆に、正常に電源OFF操作が行われない例としては、記録中に停電やバッテリー切れ等によって、電源315からの電力供給を失い、装置として安定した状態に遷移できずに電源がOFFになった状態をいう。
S502で正常に終了していれば、S506に移行する。正常に終了していなければS503に移行する。S503に移行した場合、動作可能状態であるかを確認する。ここで動作可能状態とは、図2(b)に示したように、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを引き出し操作により、スライドさせて第2幅まで伸長させた状態をいう。以下、「動作可能状態」と記す場合は、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを引き出し操作により、スライドさせて第2幅まで伸長させた状態をいう。つまり、第1サイドケース101と第2サイドケース102とを引き出し操作により部分的にスライドさせても、キャリッジの移動領域が十分に確保されないので、ここでは「動作可能状態」として扱わない。
ここで図10は、本実施形態の電源ONシーケンスにおいて、表示LCD105に表示する表示画面を示す模式図である。S503で動作可能状態でないと判断した場合には、S504に移行して、UI制御モジュール424は操作部313を通じて図10(a)に示すように、筐体を伸長するようにユーザに通知する。S503で動作可能状態であると判断した場合には、S505に移行して、装置の初期化処理を行う。S505における初期化処理では、前回の電源OFF操作が正常に行われていないため、装置の初期化を行う。初期化処理中は、初期化動作におけるキャリッジ206の移動を妨げないように、操作部313を通じて図10(b)に示す画面を表示して筐体を縮めないようにユーザに通知し、プリンタ部312を制御することで記録装置を初期化する。その後、S506では、操作部313を通じて図10(c)に示す画面を表示して、記録装置100の各種動作が実行可能になったことをユーザに通知して、電源ONシーケンスを終了する。このように、電源ONシーケンスが終了すると、記録装置100は動作可能状態となっている。
以上が電源ONシーケンスの説明である。次に、記録処理の説明をする。本実施形態の記録装置100における記録処理では、記録装置100が記録媒体に記録を行う記録動作を開始する前に筐体の伸縮状態を確認し、動作可能状態でなければ、その旨をユーザに通知し、記録装置100の筐体を第2幅まで伸長するよう促す。このように、記録動作を開始する前に筐体の伸縮状態を確認することで、記録動作開始後に伸縮状態と印刷設定との不整合にユーザが気付き、記録動作を中止して伸縮状態を調整してから再度記録動作を開始するいわゆる手戻りの発生を抑制することができる。更に、ユーザが意図しない記録結果が出力されることを抑制することができる。以下、本実施形態における記録処理の詳細を説明する。
図6は、作成した書類の記録を行う記録処理において、ユーザ、ホストコンピュータ314、記録装置100それぞれにおける処理を示したフローチャートである。ここでは、説明の便宜上、ユーザが行う動作も書いている。なお、書類を記録する例に限られず、任意の画像を記録する場合に適用可能である。以下、このフローチャートを用いて記録処理におけるユーザ、ホストコンピュータ314、記録装置100それぞれの処理を説明する。
記録処理が開始されると、S601で、ユーザがホストコンピュータ314を用いて、記録する書類の作成を行い、S602で、ホストコンピュータ314は記録データの生成を行う。その後、S603で記録装置100の給送口107に記録媒体106をセットする。S604でユーザがホストコンピュータ314に記録開始の指示を入力する。この指示を受けてホストコンピュータ314は、S605で記録命令である記録ジョブを生成する。記録ジョブを生成すると、ホストコンピュータ314は、S606で、記録装置100に対して生成した記録ジョブを送信する。記録装置100の制御部は、S607で記録ジョブを受信したか否かを判定し、受信するまで待機する。S607でホストコンピュータ314から記録ジョブを受信したと判定した場合と、記録装置100の制御部302は、S608に移行して記録装置100が動作可能状態であるか否かを判定する。すなわち、スライド状態管理アプリケーション412は、記録装置100が動作可能状態であるか否かを判定する。
ここで、図5で説明した電源ONシーケンスが終了することで、記録装置100は動作可能状態となっている。従って、基本的には、この状態(動作可能状態)のまま記録動作を行う場合、手戻りが発生することはない。しかし、電源ONシーケンス終了後、ユーザによって記録動作等が行われ、記録完了に伴いユーザが、電源がONの状態のまま第1サイドケース101と第2サイドケース102とを縮めることが考えられる。その状態から再度、記録を開始する場合、上述した電源ONシーケンスは実施されずに記録が開始されることになり、サイドケースが縮められたまま記録動作を実施することになる。その場合、サイドケースが縮められた状態であることをユーザが知らないと手戻りが発生する虞がある。そのため本実施形態では、記録処理において、記録動作を行う前に記録装置100が動作可能状態であるか否かを判断する。
また、本実施形態では、動作可能状態が第1サイドケース101と第2サイドケース102とを第2幅まで伸長させた状態であることから、動作可能状態であれば、記録装置100で記録可能な幅の記録媒体の全ての記録に対応することがでる。そのため、動作可能状態であればユーザがどのような印刷設定を行っても印刷設定に合わせて記録することが可能であり、記録結果とユーザが設定した印刷設定との不整合が生じることがない。
なお、S608における動作可能状態とは、第1サイドケース101と第2サイドケース102とが、最大幅まで伸長された状態に限らず、他の幅まで伸長された状態であってもよい。例えば、記録装置100が受信した記録ジョブにおいて設定されている印刷設定の用紙サイズに対応する幅を上記の第2幅とする。そして、S608では、該第2幅以上まで第1サイドケース101と第2サイドケース102が伸長されている場合に、動作可能状態であると判定されてもよい。このとき、該第2幅は、例えば用紙サイズに対応する矩形の用紙の縦、横の長さのうち、短い方の幅に基づく幅である。そして、該第2幅が、該矩形の用紙の縦、横の長さのうちの長い方の長さより短くてもよい。
図6のフローチャートに戻り、記録装置100の制御部は、S608で記録装置100が動作可能状態であればS612に移行し、動作可能状態でなければS609に移行する。
ここで図11は、本実施形態の記録処理において、表示LCD105に表示する表示画面を示す模式図である。S608からS609に移行した場合、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図11(a)に示すように、記録装置100の筐体を伸長するようにユーザに通知する。通知を受けたユーザはS610で、記録装置100の筐体を伸長する。筐体が伸長されると、S608では、スライド状態管理アプリケーション412がセンサからの情報を見ていて、ユーザが伸長したことをセンサが検出し、S608からS611に移行する。
その後、S611で、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図11(b)に示すように、印刷中である旨および筐体を縮めないようユーザに通知する。そして、S612で、制御部302は、給送口107にセットされた記録媒体106を給送ローラ204によって給送する。その後、S613で、プリンタ部312が記録ヘッド205によって記録媒体106に対して記録を行う。記録完了後にS614で、制御部302は、記録媒体106を排出ローラ207によって、排出口109を介して記録装置100の外に排出する。
その後、S615で、制御部302は、ホストコンピュータ314から受信した記録ジョブに、未記録のページが含まれるか否かを判断し、未記録のページが含まれる場合は、S612に戻り、S612からS615までの処理を繰り返す。S615で記録ジョブに未記録のページが含まれていなければ、S616で、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図11(c)に示すように、印刷が完了したことをユーザに通知する。通知を受けたユーザは、継続して記録装置100を使用しない場合は、S617で第1サイドケース101と第2サイドケース102とを押し込み操作によりスライドさせて、伸長した記録装置100の筐体を縮めて記録処理が終了する。
図7は、記録に伴う処理であり、記録装置100のメンテナンス動作の1つである記録ヘッド205の交換処理において、ユーザ、記録装置100それぞれにおける処理を示したフローチャートである。ここでは、説明の便宜上、ユーザが行う動作も書いている。以下、このフローチャートを用いて交換処理におけるユーザ、記録装置100それぞれの処理を説明する。
記録ヘッド205の交換処理が開始されると、S701で、ユーザが記録装置100の内部にアクセスするためにアクセスカバー110を開ける。アクセスカバー110が開けられたことを検知したスライド状態管理アプリケーション412は、S702で、動作可能状態であるかを確認する。
ここで図12は、本実施形態の交換処理において、表示LCD105に表示する表示画面を示す模式図である。動作可能状態でなければS703に移行する。S703に移行した場合、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図12(a)に示すように、筐体を伸長するようユーザに通知する。通知を受けたユーザはS704で、記録装置100の筐体を伸長する。S702で動作可能状態であれば、S705でUI制御モジュール424は、操作部313を通じて図12(b)に示すように、記録ヘッド205の交換中である旨及び筐体を縮めないようにユーザに通知し、S706に移行して制御部302は交換準備処理を行う。ここで、交換準備処理とは、記録ヘッド205の交換前に行われる処理である。交換準備処理は、例えば、キャリッジ206を、記録ヘッド205を交換可能な位置まで移動させる処理や、記録ヘッド205内のインクを抜く処理や、記録ヘッド205の吐出口が設けられた面である吐出口面を拭く処理である。
その後、S707でユーザは、記録装置100に装着されていた記録ヘッド205から、次に使用する記録ヘッド205へと交換し、S708でアクセスカバー110を閉める。記録装置100のスライド状態管理アプリケーション412は、アクセスカバー110が閉められたことを検知してS709で交換終了処理を行う。そして、S710で、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図12(c)に示すように、記録ヘッド交換が完了したことをユーザに通知する。通知を受けたユーザは、継続して記録装置100を使用しない場合は、S711で、第1サイドケース101と第2サイドケース102を押し込み操作によりスライドさせて、筐体を縮めて交換処理が終了となる。
なお、本実施形態では、動作可能状態であるかを確認して記録ヘッド205の交換処理を行ったが、これに限定するものではなく、動作可能状態であるかを確認して記録装置100のその他のメンテナンス動作を行ってもよい。その他のメンテナンス動作は、例えば、記録媒体が詰まった際の除去処理等である。
このように、記録処理において、筐体が第2位置に移動していることを示すことを条件に記録処理を行う。これによって、記録動作開始後の手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図しない記録結果が出力されること、を抑制する記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラムを実現することができる。
更に、本実施形態では記録を行う記録装置を例に説明したが、これに限定するものでなく、媒体に対して所定の処理動作を含む所定処理を行う処理装置に適用してもよい。例えば、紫外線照射装置等に適用してもよい。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成について説明する。
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成について説明する。
第1の実施形態では、記録装置100は、記録ジョブを受信した後に、動作可能状態であるか否かを判断したが、本実施形態では、記録装置100の電源ON処理を実施後、一定間隔で動作可能状態であるかを確認する。記録装置100の電源ON処理によって記録装置100は動作可能状態となるが、改めて動作可能状態であるかを確認する理由は、第1の実施形態で述べたとおりである。
図8は、本実施形態における記録処理において、ユーザ、ホストコンピュータ314、記録装置100それぞれにおける処理を示したフローチャートである。ここでは、説明の便宜上、ユーザが行う動作も書いている。以下、このフローチャートを用いて記録処理におけるユーザ、ホストコンピュータ314、記録装置100それぞれの処理を説明する。
制御部302は、電源ON処理(図5参照)が完了すると、S801で、記録装置100が動作可能状態であるか否かを判断する。S801で記録装置100が動作可能状態であればS810に移行し、動作可能状態でなければS802に移行する。S802に移行した場合、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図11(a)に示すように、記録装置100の筐体を伸長するようにユーザに通知する。その後、S803で制御部302は、所定時間待機し、ユーザが筐体を伸長するまでS801で動作可能状態であるか否かの判断を繰り返す。
記録処理を開始したユーザは、通知を確認してS804で、記録装置100の筐体を伸長する。その後、S805で、ユーザがホストコンピュータ314を用いて記録する書類の作成を行い、S806で、ホストコンピュータ314は記録データの生成を行う。その後、S807でユーザは記録装置100の給送口107に記録媒体106をセットする。S808でユーザがホストコンピュータ314により記録開始の指示を出すと、S809でホストコンピュータ314は記録ジョブを生成する。記録ジョブが生成されると、S810で、記録装置100に対して生成した記録ジョブを送信する。
S804で、ユーザによって記録装置100の筐体が伸長されると、S801からS811に移行して、スライド状態管理アプリケーション412は記録ジョブを受信したか否かを判断する。受信していなければ、記録ジョブを受信するまで判断を繰り返す。記録ジョブを受信すると、S812で、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図11(b)に示すように、記録中である旨をユーザに通知する。S812以降の処理は、図6のS611以降の処理と同様であるので説明を省略する。
図9は、記録装置100での記録ヘッド205の交換処理において、ユーザ、記録装置100それぞれにおける処理を示したフローチャートである。ここでは、説明の便宜上、ユーザが行う動作も書いている。以下、このフローチャートを用いて記録ヘッド205の交換処理におけるユーザ、記録装置100それぞれの処理を説明する。
電源ON処理(図5のフローチャート参照)が完了すると、S901で制御部302は、記録装置100が動作可能状態であるか否かを判断する。動作可能状態でなければS902に移行する。S902に移行した場合、UI制御モジュール424は、操作部313を通じて図12(a)に示すように、筐体を伸長するようユーザに通知する。その後、S903で制御部302は、所定時間待機し、ユーザが筐体を伸長するまでS901の動作可能状態であるか否かの判断を繰り返す。
交換処理を開始したユーザは、通知を確認してS904で、記録装置100の筐体を伸長する。その後、S901で制御部302によって動作可能状態と判断され、S905でUI制御モジュール424は、記録ヘッド206の交換中は筐体を縮めないようにユーザに通知する。そして、S906で、ユーザが記録装置の内部にアクセスするためにアクセスカバー110を開ける。S907以降の処理は、図7のS706以降の処理と同様であるので説明を省略する。
このように、記録装置100の電源ON処理を実施後、一定間隔で、筐体を第2幅まで伸長させた状態である動作可能状態であるか否かを判断して記録を行う。これによって、記録動作開始後の手戻りの発生や、伸縮状態と印刷設定との不整合によってユーザが意図しない記録結果が出力されること、を抑制する記録装置、記録制御方法、処理装置およびプログラムを実現することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、「通知」は、ディスプレイに表示する形態に限られない。音声で通知でもよい。また、ホストコンピュータの画面に表示をしてもよい。
100 記録装置
101 サイドケースA
102 サイドケースB
110 アクセスカバー
205 記録ヘッド
206 キャリッジ
314 ホストコンピュータ
101 サイドケースA
102 サイドケースB
110 アクセスカバー
205 記録ヘッド
206 キャリッジ
314 ホストコンピュータ
Claims (19)
- 記録媒体に記録を行う記録装置であって、
記録媒体を搬送し、前記搬送される記録媒体に記録する記録動作を行う記録手段と、
前記記録媒体の搬送方向と交差するスライド方向にスライドすることで、第1位置と、前記第1位置に有る場合の装置の幅寸法よりも装置の幅寸法が大きくなる第2位置と、に移動可能な筐体と、
前記記録手段による前記記録動作を含む記録処理の制御を行う制御手段と、
前記筐体が前記第1位置に位置する場合に、前記筐体の幅寸法が大きくなるように前記筐体をスライドさせることを促すユーザへの通知を行う通知手段と、
を備え、
前記記録手段は、所定のサイズの記録媒体を前記筐体が前記第1位置にいる場合に搬送できず、前記第2位置にいる場合に搬送可能であり、
前記制御手段は、前記通知手段による通知が行われた場合、前記筐体が前記第2位置に移動していることを条件に前記記録処理の制御を行うことを特徴とする記録装置。 - 前記制御手段は、記録命令を受信すると、前記記録手段が前記記録動作を開始するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記記録命令を受信したときに前記筐体が前記第1位置にいる場合に、前記通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記記録手段は、液体を吐出する記録ヘッドを搭載して前記スライド方向に往復移動するキャリッジを有し、
前記キャリッジは、前記筐体のスライドと共に伸縮する支持部に支持されて移動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録装置。 - 前記筐体の位置に関する位置情報を取得する取得部をさらに備え、
前記通知手段は、前記取得部により取得された情報に基づいて前記通知を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。 - 前記通知手段はさらに、前記取得部が取得した位置情報に基づいて、前記記録処理が可能であるかを示す情報を通知することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記記録処理と、前記記録動作に伴う処理と、の制御を行い、
前記取得部は、装置の起動時の起動処理において、前記筐体の位置情報を取得する第1取得と、前記記録処理において、前記記録手段が前記記録動作を行う前に、前記筐体の位置情報を取得する第2取得と、装置のメンテナンス処理において、前記筐体の位置情報を取得する第3取得と、を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の記録装置。 - 前記制御手段は、前記取得部が前記第1取得で取得した情報が、前記筐体が前記第2位置に移動していることを示すことを条件に前記起動処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記取得部が前記第2取得で取得した情報が、前記筐体が前記第2位置に移動していることを示すことを条件に前記記録処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記取得部が前記第3取得で取得した情報が、前記筐体が前記第2位置に移動していることを示すことを条件に前記メンテナンス処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 前記通知手段はさらに、前記取得部が前記第1取得で取得した取得結果に基づいて、前記筐体が前記第2位置にある場合、前記起動処理が終わるまで前記筐体を縮めないよう通知することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記通知手段はさらに、前記取得部が前記第2取得で取得した取得結果に基づいて、前記筐体が前記第2位置にある場合、前記記録処理が終わるまで前記筐体を縮めないよう通知することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
- 前記通知手段はさらに、前記取得部が前記第3取得で取得した取得結果に基づいて、前記筐体が前記第2位置にある場合、前記メンテナンス処理が終わるまで前記筐体を縮めないよう通知をすることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
- 前記通知手段はさらに、前記取得部が前記第2取得で取得した取得結果に基づいて、前記筐体が前記第2位置にある場合、前記記録手段による記録動作が完了し、記録動作を継続しない場合、前記筐体を縮めるよう通知することを特徴とする請求項12に記載の記録装置。
- 前記通知手段はさらに、前記取得部が前記第3取得で取得した取得結果に基づいて、前記筐体が前記第2位置にある場合、前記メンテナンス処理が完了し、前記メンテナンス処理を継続しない場合、前記筐体を縮めるよう通知することを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
- 前記第2位置は、前記筐体の幅が最大幅になる位置であり、 前記通知手段は、前記筐体が前記第2位置にない場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記所定のサイズは、記録ジョブの印刷設定で設定されている用紙サイズであり、
前記第2位置は、前記筐体の幅が前記用紙サイズに対応する幅以上となる位置であり、
前記通知手段は、前記筐体が前記第2位置にない場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の記録装置。 - 記録媒体に記録を行う記録制御方法であって、
記録媒体を搬送し、前記搬送される記録媒体に記録する記録動作を行う記録工程と、
前記記録媒体の搬送方向と交差するスライド方向にスライドすることで、第1位置と、前記第1位置に有る場合の装置の幅寸法よりも装置の幅寸法が大きくなる第2位置と、に筐体を移動する移動工程と、
前記記録工程における前記記録動作を含む記録処理の制御を行う制御工程と、
前記筐体が前記第1位置に位置する場合に、前記筐体の幅寸法が大きくなるように前記筐体をスライドさせることを促すユーザへの通知を行う通知工程と、
を備え、
前記記録工程では、所定のサイズの記録媒体を前記筐体が前記第1位置にいる場合に搬送できず、前記第2位置にいる場合に搬送可能であり、
前記制御工程では、前記通知工程による通知が行われた場合、前記筐体が前記第2位置に移動していることを条件に前記記録処理の制御を行うことを特徴とする記録制御方法。 - 媒体に所定の処理を行う処理装置であって、
媒体を搬送し、前記搬送される媒体に処理する処理動作を行う処理手段と、
前記媒体の搬送方向と交差するスライド方向にスライドすることで、第1位置と、前記第1位置に有る場合の装置の幅寸法よりも装置の幅寸法が大きくなる第2位置と、に移動可能な筐体と、
前記処理手段による前記処理動作を含む処理の制御を行う制御手段と、
前記筐体が前記第1位置に位置する場合に、前記筐体の幅寸法が大きくなるように前記筐体をスライドさせることを促すユーザへの通知を行う通知手段と、
を備え、
前記処理手段は、所定のサイズの媒体を前記筐体が前記第1位置にいる場合に搬送できず、前記第2位置にいる場合に搬送可能であり、
前記制御手段は、前記通知手段による通知が行われた場合、前記筐体が前記第2位置に移動していることを条件に前記処理の制御を行うことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (2)
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