JP2020178602A - 容器、サンプリング方法、及び、細胞を含む収容物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、従来のサンプリング方法は十分とは言えなかった。
第1収容部及び第2収容部を形成する樹脂製のフィルム材を備え、
前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を剥離可能に接合した部分であって前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする仮接合部を有し、
前記仮接合部で前記フィルム材の対面する部分を剥がすことで、前記第1収容部の収容物を前記第2収容部に移動させることができる。
前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を接合した部分であって前記第1収容部及び前記第2収容部の少なくとも一方の周縁に位置する接合部を有し、
前記仮接合部は、前記接合部に隣接し、
前記仮接合部での前記フィルム材の対面する部分の接合強度は、前記接合部での前記フィルム材の対面する部分の接合強度よりも低くなっていてもよい。
収容物を収容する収容部を形成する樹脂製のフィルム材を備え、
前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を溶着することで前記収容部を第1収容部及び第2収容部に区分け可能な区分け部を含む。
前記第1収容部を含む第1容器部と、
前記第2収容部を含み、前記第1容器部に接続した第2容器部と、を備え、
前記第2容器部は、前記第1容器部から突出していてもよい。
対面する部分を接合された樹脂製のフィルム材を有する容器の第1収容部及び第2収容部に収容物を収容する工程と、
前記第1収容部と前記第2収容部との間となる区分け部において前記フィルム材の対面する部分を溶着することで、前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする工程と、を備える。
前記フィルム材の対面する部分を剥離可能に溶着し前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けした仮接合部で、前記フィルム材の対面する部分を剥がす工程を、更に備え、
前記第1収容部及び第2収容部に収容物を収容する工程において、前記第1収容部に収容した収容物を前記第2収容部に流入させるようにしてもよい。
10 容器
15 筒状部材
20 容器本体
21 第1容器部
22 第2容器部
23 フィルム材
25 収容部
25A 第1収容部
25B 第2収容部
26 周縁部
27 接合部
28 仮接合部
29 区分け部
31 切断補助部
32 開始部
33 剥離補助部
34 把持部
35 表示
71 ヒートバー
71a 凹部
72 ヒートバー
73 ヒートバー
73a 凸部
74 ヒートバー
Claims (19)
- 第1収容部及び第2収容部を形成する樹脂製のフィルム材を備え、
前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を剥離可能に接合した部分であって前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする仮接合部を有し、
前記仮接合部で前記フィルム材の対面する部分を剥がすことで、前記第1収容部の収容物を前記第2収容部に移動させることができる、容器。 - 前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を接合した部分であって前記第1収容部及び前記第2収容部の少なくとも一方の周縁に位置する接合部を有し、
前記仮接合部は、前記接合部に隣接し、
前記仮接合部での前記フィルム材の対面する部分の接合強度は、前記接合部での前記フィルム材の対面する部分の接合強度よりも低い、請求項1に記載の容器。 - 前記仮接合部に、前記フィルム材の対面する部分の剥離を補助する構成を有した剥離補助部が設けられている、請求項1又は2に記載の容器。
- 前記仮接合部で前記フィルム材の対面する部分を剥がす際に前記フィルム材を把持しやすくする構成を有した把持部が、前記フィルム材に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器。
- 前記仮接合部の幅は10mm以上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の容器。
- 前記仮接合部をなしていた前記フィルム材の対面する部分は、互いから剥がされた後に加熱および加圧することで溶着可能である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の容器。
- 収容物を収容する収容部を形成する樹脂製のフィルム材を備え、
前記フィルム材は、前記フィルム材の対面する部分を溶着することで前記収容部を第1収容部及び第2収容部に区分け可能な区分け部を含む、容器。 - 前記第1収容部を含む第1容器部と、
前記第2収容部を含み、前記第1容器部に接続した第2容器部と、を備え、
前記第2容器部は、前記第1容器部から突出している、請求項7に記載の容器。 - 前記区分け部は、前記第1収容部を取り囲む前記第1容器部の周縁及び前記第2収容部を取り囲む前記第2容器部の周縁の少なくとも一方に設けられている、請求項8に記載の容器。
- 前記区分け部に、前記第1収容部を含む第1容器部から前記第2収容部を含む第2容器部を分離させるための前記区分け部の切断を補助する構成を有した切断補助部が、設けられている、請求項7〜9のいずれか一項に記載の容器。
- 前記区分け部に、前記第1収容部を含む第1容器部から前記第2収容部を含む第2容器部を分離させるための前記区分け部の切断の開始位置をなす開始部が、設けられている、請求項7〜10のいずれか一項に記載の容器。
- 前記フィルム材に、前記第2収容部内に収容された収容物の量を示す表示が設けられている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の容器。
- 前記収容物は細胞を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の容器。
- 対面する部分を接合された樹脂製のフィルム材を有する容器の第1収容部及び第2収容部に収容物を収容する工程と、
前記第1収容部と前記第2収容部との間となる区分け部において前記フィルム材の対面する部分を溶着することで、前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする工程と、を備える、サンプリング方法。 - 前記区分け部を切断して、前記第1収容部を含む第1容器部から前記第2収容部を含む第2容器部を分離させる工程を、さらに備える、請求項14に記載のサンプリング方法。
- 前記フィルム材の対面する部分を剥離可能に溶着し前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けした仮接合部で、前記フィルム材の対面する部分を剥がす工程を、更に備え、
前記第1収容部及び第2収容部に収容物を収容する工程において、前記第1収容部に収容した収容物を前記第2収容部に流入させる、請求項14又は15に記載のサンプリング方法。 - 記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする工程において、前記仮接合部をなしていた前記フィルム材の対面する部分を溶着することによって、前記第1収容部及び前記第2収容部を区分けする前記区分け部を形成する、請求項16に記載のサンプリング方法。
- 前記収容物は、細胞を含む、請求項14〜17のいずれか一項に記載のサンプリング方法。
- 請求項14〜18のいずれか一項に記載されたサンプリング方法を含む、細胞を含む収容物の製造方法。
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JP2019083094A JP2020178602A (ja) | 2019-04-24 | 2019-04-24 | 容器、サンプリング方法、及び、細胞を含む収容物の製造方法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007529744A (ja) * | 2004-03-15 | 2007-10-25 | ヘモネティクス・コーポレーション | 流体のサンプリング及び試験のための閉鎖系システム及び方法 |
WO2015170466A1 (ja) * | 2014-05-09 | 2015-11-12 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 複室培養容器、及び細胞培養方法 |
JP2017012051A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 細胞培養用キット、及び細胞培養用キット内容液のサンプリング方法、並びにサンプリング補助具 |
JP2017516473A (ja) * | 2014-05-28 | 2017-06-22 | ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ | 細胞培養用バッグアセンブリ |
JP2017217195A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 大日本印刷株式会社 | 凍結用複室容器 |
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