[go: up one dir, main page]

JP2020177300A - 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム - Google Patents

危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020177300A
JP2020177300A JP2019077385A JP2019077385A JP2020177300A JP 2020177300 A JP2020177300 A JP 2020177300A JP 2019077385 A JP2019077385 A JP 2019077385A JP 2019077385 A JP2019077385 A JP 2019077385A JP 2020177300 A JP2020177300 A JP 2020177300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
danger
terminal
information
beacon
dangerous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019077385A
Other languages
English (en)
Inventor
太輔 横井
Taisuke Yokoi
太輔 横井
猛 城戸
Takeshi Kido
猛 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
L is B Corp
Original Assignee
L is B Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by L is B Corp filed Critical L is B Corp
Priority to JP2019077385A priority Critical patent/JP2020177300A/ja
Publication of JP2020177300A publication Critical patent/JP2020177300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

【課題】危険対象に近づくユーザに対し危険情報を適切かつ簡単に通知できること。
【解決手段】危険予知システムは、危険物に設けられたビーコン102と、移動可能な端末101と、端末101と無線通信を行う危険予知サーバ100と、を含み構成される。端末101は、ビーコン102が送信するビーコン信号の受信に基づき、ビーコン信号のビーコンIDと、自端末101のアカウント情報を危険予知サーバ100に送信する。危険予知サーバ100は、端末101から受信したビーコンIDと、端末101のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された端末101に対し、危険物の存在を通知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、障害物等の危険を予知しユーザに通知する危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラムに関する。
ユーザ同士間のコミュニケーション手段は、電話、FAX、メール等が用いられており、近年では、LINE(登録商標)など、スマートフォン等の携帯機器を利用して友人やグループで会話できるチャットサービスが提供され、より簡単なメッセージ伝達が可能となってきている(例えば、下記特許文献1参照。)。また、超音波センサ等を用い障害物等を正確に検知する技術が開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。
特開2014−146380号公報 特開2013−088279号公報
しかしながら、従来は、チャットサービスを用いて、障害物等の危険個所をユーザに適切に通知することが困難であった。例えば、作業現場等で多数の作業員(ユーザ)が出入りする場所において、各作業員に危険個所を正確に通知することができなかった。チャットサービスを用いることで、ユーザ同士の会話が行えるが、危険個所は会話中のユーザ間でしか共有できず、多数のユーザに通知することができない。
例えば、建設現場等では、当日に行う作業を作業シートに記載して掲示し、各作業員がこの作業シートを確認して作業に着手する作業規定が定められている。この作業シートには、障害物等の危険個所が記載されているが、各作業員は作業シートを見て危険個所を把握しなければならない。この際、多数の作業員に危険個所を周知徹底させることが課題となっている。また、障害物検知の精度を上げるだけでは、複数の作業員に効率的に危険個所を通知することができない。
本発明は、上記課題に鑑み、危険対象に近づくユーザに対し危険情報を適切かつ簡単に通知できることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の危険予知システムは、危険対象に設けられたビーコンと、移動可能な端末と、前記端末と無線通信を行う危険予知装置と、を含む危険予知システムにおいて、前記端末は、前記ビーコンが送信するビーコン信号の受信に基づき、当該ビーコン信号のビーコンIDと、自端末のアカウント情報を前記危険予知装置に送信し、前記危険予知装置は、前記端末から受信した前記ビーコンIDと、前記端末の前記アカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、ことを特徴とする。
また、前記危険予知装置は、前記端末が送信する前記ビーコン信号の前記ビーコンIDと、前記端末の前記アカウント情報との組の情報に基づき、予めアカウント登録された前記端末の危険予知にかかる処理を行う機能botを呼び出す制御部と、受信メッセージに対する応答メッセージを自動生成する機能を有するbotであり、前記制御部の呼び出しに基づき、前記危険対象に近づく前記端末に対し、前記危険対象に関する危険情報を送信する危険情報通知botと、を有することを特徴とする。
また、前記危険予知装置は、前記危険情報を生成する危険情報生成botを有し、前記危険情報生成botは、前記端末に対するメッセージのやり取りで前記危険情報を取得する、ことを特徴とする。
また、前記危険情報生成botは、前記ビーコンに近づいた前記端末に対し、前記危険情報の詳細項目のうち未取得の詳細項目の送信を要求する、ことを特徴とする。
また、前記危険情報生成botは、前記危険情報の前記詳細項目として、前記危険対象の場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態を取得する、ことを特徴とする。
また、前記端末は、前記危険予知装置から受信した前記危険情報を確認した旨の確認情報を前記危険予知装置に送信し、前記危険情報通知botは、前記確認情報の通知により、前記危険情報を確認したユーザを管理する、ことを特徴とする。
また、本発明の危険予知装置は、移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置であって、前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する制御部、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の危険予知方法は、移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置が実施する危険予知方法であって、前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする。
また、本発明の危険予知プログラムは、移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置が実施する危険予知プログラムであって、前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、危険対象に近づくユーザに対し危険情報を適切かつ簡単に通知できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる危険予知システムの概要図である。 図2は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険予知サーバのハードウェア構成例を示す図である。 図3Aは、実施の形態にかかる各装置が保持する情報を示す図表である。(その1) 図3Bは、実施の形態にかかる各装置が保持する情報を示す図表である。(その2) 図3Cは、実施の形態にかかる各装置が保持する情報を示す図表である。(その3) 図3Dは、実施の形態にかかる各装置が保持する情報を示す図表である。(その4) 図4は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険情報生成処理を示すシーケンス図である。 図5は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険情報出力処理を示すシーケンス図である。 図6は、実施の形態にかかる危険物発見時の端末側の処理を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態にかかる危険物発見時の危険予知サーバ側の処理を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態にかかる危険物発見後、危険物に近づく端末側の処理を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態にかかる危険物発見後、危険物に近づく端末に対する危険予知サーバ側の処理を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態にかかる危険物を発見したユーザの状態を示す説明図である。 図11は、実施の形態にかかる端末上での危険物の詳細情報の入力例を示す図である。 図12は、実施の形態にかかる危険物に近づいたユーザの状態を示す説明図である。 図13は、実施の形態にかかる危険情報の表示例を示す図である。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(システムの概要構成)
図1は、実施の形態にかかる危険予知システムの概要図である。危険予知システムは、危険予知装置(危険予知サーバ)100と、クライアント(端末)101と、ビーコン102と、を含み構成される。
端末101(101a,101b,…101n)は、危険予知の通知対象の複数のユーザがそれぞれ携帯する可搬型の端末装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ(PC)等を用いることができる。危険予知サーバ100は、端末101に対する危険予知の情報をデータ処理するサーバである。
端末101は、無線通信網を含むインターネット等の通信網を介して危険予知サーバ100に通信接続される。また、ビーコン102の無線電波を受信する。
ビーコン102は、危険予知の対象となる危険区域に配置される。例えば、ビーコン102は、危険物や障害物等が設置された危険区域(部屋や通路等)への入口等に設置される。ビーコン102は、例えば、Bluetooth(登録商標)の無線電波(ビーコン信号)により、端末101と通信可能である。この場合、ビーコン102はBluetoothのビーコン信号が到達可能な範囲、すなわち、危険区域に入ろうとするユーザが携帯する端末101との間で、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)により間欠的な省電力通信を行う。
ビーコン102は、固有のビーコンIDを有し、ビーコン信号にビーコンIDを付与して送信する。
実施の形態における危険区域は固定された特定の場所に限らない。例えば、作業現場などでは、危険区域は日ごとに異なる場合があり、また、危険区域である表示がされていない場合がある。
例えば、放射線区域は、固定された場所として危険区域の表示を有して設けられるが、作業現場では、当日に特定の作業機械や火器類等が場所を問わず、任意の場所に無造作に置かれることがある。これら作業機器や火器類等が作業者に対して危険物となり得る場合があり、危険区域がある旨の通知が各作業員に徹底されていない状況が生じることがある。
実施の形態では、危険区域に相当する場所に任意のユーザ、あるいは現場を保守巡回する監視員等がビーコン102を設置する。例えば、作業員のうち一部の作業員が無造作に置かれた危険物を発見した場合、この発見したユーザが危険区域にビーコン102を設置する。
このように、任意のタイミングで危険物が無造作に置かれる等により危険区域が生じた場合、この危険物を発見した情報(危険物発見情報)を危険予知サーバ100に送信(アップロード)する。この危険物発見情報は、ユーザが携帯する端末101からチャットのメッセージにより、危険予知サーバ100に送信する。
端末101には、危険予知サーバ100が管理するチャットアカウントが設定されており、危険予知サーバ100を介して他の端末101とチャットによる通信が行える。この際、ビーコン102と通信中の端末101は、ビーコン102の情報(ビーコンID)、および自端末101のユーザアカウント(ユーザ情報)を含めたメッセージを危険予知サーバ100に送信する。ユーザアカウントは、例えば、ユーザに固有のIDあるいは、端末101に固有の端末IDである。
危険予知サーバ100は、入出力部111、制御部112、機能bot113、アカウントデータベース(DB)114を含み構成される。入出力部111は、各端末101との間の無線でのメッセージの送受信を制御する。
制御部112は、端末101との通信時、受信したメッセージから端末101のユーザアカウントを抽出し、アカウントDB114に端末101のユーザのユーザアカウントが登録されていれば、この端末101との通信を許可する。そして、制御部112は、アカウントを有するユーザの端末101との間でメッセージの送受信を制御する。
また、危険予知サーバ100は、複数の機能別の機能bot113(113a〜113n)を備えている。botとは、メッセージの送受信を自動化したプログラムを意味する。botは、例えば、一般的なチャット機能として、端末101が送信するメッセージを想定し、想定したメッセージの対応する返答のメッセージを自動生成して端末101に送信する機能を有している。
この際、bot113は、端末101とのチャット、例えば、WebページやWebウィジェット等のUIにより、端末101が送信する問い合わせ用のメッセージそのものの表示画面を生成して、端末101との間でチャットを行うことができる。
bot113は、予め設定しておいたメッセージの回数、すなわち、ユーザからの問い合わせのメッセージの受信と、対応する返答メッセージの送信を繰り返して、設定されている複数の問い合わせを全てユーザの端末101に送信してユーザから返答が得られることにより、自動応答を終了する。なお、bot113は、自動応答中において、ユーザ操作により、自動応答を終了することができる。
例えば、機能bot113は、端末101との間で、例えば、ユーザからの所定の問い合わせや報告等に対応する返答メッセージを端末101に送信し、端末101側からのメッセージ送信に対応した返答メッセージを選択して端末101に送信することを繰り返す。これにより、端末101のユーザの問い合わせや報告の詳細をメッセージから取得することができ、端末101が送信したメッセージをデータ管理できる。また、端末101のユーザからの問い合わせや報告に対応した適切な返答メッセージを自動応答で通知できる。
例えば、機能bot113は、問い合わせの文言に対して想定した、ユーザが返答する複数の選択肢を、例えば、スタンプとしてユーザの端末101に送信し、ユーザがスタンプの選択を繰り返すことで、問い合わせに対する最終的な結果(解決)を図ることができる。
アカウントDB114には、各端末101(101b〜101n)のユーザアカウントが設定登録されており、制御部112は、アカウントDB114を参照し、アカウントDB114に登録されたユーザの各端末101との間でメッセージを送受信する。
以下の説明では、危険予知システムは、端末101を保持するユーザに対する危険予知を行う例について説明する。上述したように、例えば、ある作業員(ユーザ)は、無造作に危険物が置かれていることを端末101からメッセージで危険予知サーバ100に通知する。危険予知サーバ100は、端末101から通知されたメッセージを解析し、危険物発見情報であれば、この危険物発見情報に対応する危険情報を生成する。
複数の機能bot113のうち、危険情報生成bot113aは、端末101からのメッセージに危険物発見情報が含まれていれば、この危険物発見情報に基づき、危険情報を生成する機能を有する。例えば、危険情報生成bot113aは、端末101が送信したメッセージに、「危険物発見」等の予め定めた危険物に関する語句(ワード)が含まれている場合、危険物発見情報を送信した端末101から危険物に関する詳細情報を取得し、危険情報を生成する機能を有する。例えば、危険物発見情報の詳細情報としては、危険物の発見場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態、コメント(備考)等がある。
例えば、上述したように、「危険物発見」のメッセージを送信したユーザは、危険物が置かれた危険区域にビーコン102を設置し、詳細情報としてビーコン102の情報(例えば、ビーコンIDと危険物発見場所等)を危険予知サーバ100に通知する。
ここで、「危険物発見」のメッセージを送信したユーザは、単に「危険物発見」のメッセージ(危険物発見場所の情報を含む)を危険予知サーバ100に通知してもよい。この場合、危険予知サーバ100は、新たな「危険物発見」のメッセージを予め設定した管理者に通知する。これにより、管理者は、危険物発見場所に出向き、危険物が置かれた危険区域にビーコン102を設置し、詳細情報としてビーコン102の情報(例えば、ビーコンID等)を、端末101を介して危険予知サーバ100に通知する。
さらに、危険情報生成bot113aは、複数の端末101からのメッセージに基づき、同一の危険物に対する「危険物発見情報」の詳細情報を充実させることもできる。例えば、危険情報生成bot113aは、同一の危険物を発見した複数の作業員(端末101)からそれぞれ危険物の詳細情報を取得する。この際、危険情報生成bot113aは、端末101との間でやり取りするメッセージについて、予め定めた詳細情報の各情報のうち、未取得の情報分を新たな端末101からメッセージで取得してもよい。
ここで、危険情報生成bot113aは、危険情報の詳細を端末101から取得する機能に特化し、生成した危険情報を制御部112に出力してもよい。この場合、制御部112は、危険情報生成bot113aから出力された詳細な危険情報を危険物DBとして保持し、危険物DBの情報を外部出力してもよい。
また、危険情報生成bot113が取得する危険物発見情報は、端末101からの取得に限らず、他の外部端末や危険予知サーバ100に対するメール送信等の各種手段で取得してもよい。
また、複数の機能bot113のうち、危険情報通知bot113bは、端末101からのメッセージにビーコンIDが含まれていれば、このビーコンIDに基づき、端末101が危険区域に接近している危険情報を端末101に通知する。この際、危険情報通知bot113bは、危険情報生成bot113aが生成した危険情報を端末101のユーザに通知する。
例えば、危険情報通知bot113bは、ある端末101からのメッセージにビーコンIDが含まれている場合、端末101が危険区域に接近していると判断し、ビーコンIDに対応する危険情報を端末101に送信する。
また、制御部112は、ビーコンIDを含むメッセージを送信した端末101、すなわち、所定の期間中、危険区域に近づいた端末101の情報を統計処理し、外部出力してもよい。
また、危険情報通知bot113bは、端末101に通知した危険情報に対するユーザの応答後、ユーザが危険情報を確認した旨の確認情報を端末101から受信すると、確認情報を送信したユーザの情報を危険情報に含めて保持し、危険情報を管理する。危険予知例えば、サーバ100(制御部112)は、危険情報の内容と、危険情報の通知を確認したユーザの情報を印刷出力して掲示公開できる。これにより、所定の危険情報シート、あるいは、上記の作業シートの一部として、危険情報の内容と、危険情報の通知を確認したユーザの情報を多数のユーザに掲示公開でき、危険情報の内容と、この危険情報を確認したユーザの一覧を公開できる。
これにより、端末101を携帯保持するユーザは、端末101上のメッセージに基づき、危険区域に接近していることを容易に把握することができる。この点、既存技術では、任意の場所に不特定の危険物が置かれた場合、この危険区域に近づく作業員に対して適切に危険情報を通知することができなかった。これに対し、実施の形態によれば、任意の場所に不特定の危険物が置かれた場合、この危険区域に近づく作業員に対して適切に危険情報を通知することができるようになる。また、危険情報の通知を確認したユーザを把握でき、未確認のユーザの有無を把握することもでき、複数のユーザに対し、危険物の通知を徹底できるようになる。
図2は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険予知サーバのハードウェア構成例を示す図である。例えば、図1に示す危険予知サーバ100は、図2に示す構成を有する。危険予知サーバ100は、CPU201、ROM202、RAM203、磁気ディスクドライブ204、磁気ディスク205、光ディスクドライブ206、光ディスク207、入力デバイス208、映像I/F209、ディスプレイ210、通信I/F211、等を含む。各構成部201〜211は、バス220によってそれぞれ接続されている。
CPU201は、危険予知サーバ100の全体の制御を司る制御部の機能を有する。ROM202は、サーバのブートプログラムを記録している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU201は、RAM203をワークエリアとして使用しながら、ROM202に記録された各種プログラムを実行することによって、危険予知サーバ100の全体の制御を司る。
磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク205としては、例えば、HD(ハードディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク207は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク207のほか、SSD、メモリカードなどを用いることができる。
入力デバイス208は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス208は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか一つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F209は、ディスプレイ210に接続される。映像I/F209は、具体的には、例えば、ディスプレイ210全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ210を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ210には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ210としては、例えば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いることができる。
通信I/F211は、ネットワークに接続され、危険予知サーバ100およびCPU201のインターフェースとして機能する。ネットワークとして機能する通信網には、インターネット、公衆回線網や携帯電話網、LAN、WANなどがある。
ディスプレイ210や、通信I/F211を介して危険情報を危険予知サーバ100から外部出力できる。例えば、危険情報をディスプレイ210上に表示でき、また、通信I/F211を介してプリンタ等から印刷出力することができる。
図1に示した危険予知サーバ100は、図2に記載のROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU201が所定のプログラムを実行することによって、危険予知サーバ100の機能を実現する制御部である。
図1に記載したbot113は、図2に記載のCPU201がプログラム実行することにより機能を実現できる。
また、図1に記載の端末101についても、図2同様の構成を有し、CPU201が制御部として機能し、全体の処理を司る。ここで、端末101には、上述した危険物発見情報を危険予知サーバ100に送信し、危険予知サーバ100から危険情報を受信し、ディスプレイ210に表示する送受信用のアプリケーション(プログラム)が実装されている。また、危険物を発見したユーザは、端末101に設けられたタッチパネル等の入力デバイス208に対するユーザ操作で危険物発見情報を入力し、危険予知サーバ100にメッセージ送信できる。
なお、端末101としてスマートフォンやタブレット等を用いる場合、例えば、磁気ディスク205や光ディスク207に代えてSSDやフラッシュメモリを用いてもよい。
また、図1に示したビーコン102は、電池駆動等により所定の周波数で無線電波を送信する機能を有する。実施の形態で用いるビーコン102は、単にビーコンIDを付与して電波を送信する機能だけあればよく、データ処理やデータ受信の機能は不要であり、汎用の安価なものを用いることができる。
図3A〜図3Dは、実施の形態にかかる各装置が保持する情報を示す図表である。図3Aには、危険予知サーバ100が保持するアカウントDB114の例を示す。アカウントDB114には、危険予知サーバ100がメッセージの送受信を行う対象の端末101が登録される。図3Aの例では、ユーザとして端末101aが登録され、ユーザとして端末101b〜101nが登録されている。また、端末101b〜101n毎の各属性(例えば会社別等の所属A,B,C)の情報を登録することができる。この図では、便宜上、図面に記載の符号「101a,101b,…,101n」を記載したが、各端末101、あるいは各ユーザに固有のIDであってもよい。
図3Bには、ビーコン102が出力するビーコン情報301を示す。ビーコン102は、例えば、ビーコン情報301として、単一のビーコンID「値:A」を継続して、あるいは間欠的に無線出力する。
図3Cには、危険物を発見したユーザの端末101がメッセージ出力する危険物発見情報302の例を示す。端末101は、CPU201によるアプリケーション実行により、危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)とのメッセージのやり取りにより、危険物発見情報302の詳細を危険予知サーバ100に送信する。
この図3Cの例では、端末101は、危険区域にビーコン102を設置した後、このビーコン102が発するビーコン信号を検知する処理を行い、ビーコンID「A」と、端末101のユーザアカウント「B」と、危険物発見情報302をメッセージとして、危険予知サーバ100に出力した例を示す。危険物発見情報302は、危険物の発見場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態、コメント(備考)等である。
発見場所は「部屋、作業区域、緯度経度」等であり、緯度経度は端末101のGPS機能で取得できる。発見日時は、端末101がメッセージを送信した現在時刻を用いることができる。種別・内容は、例えば、「切削冶具」等、危険物がどのようなものであるかを示す。画像は、端末101のカメラで撮影した危険物の画像や動画を用いることができる。現在の状態は、危険物の設置状態等である。コメント(備考)には、例えば、「刃物がむき出しで危険です。通過時に注意!」等、任意のコメントを追加できる。
図3Dには、危険区域に近づくユーザの端末101が危険予知サーバ100(危険情報通知bot113b)からメッセージ受信する危険情報303の例を示す。端末101は、CPU201によるアプリケーション実行により、ビーコン102が発するビーコン信号を検知する処理を行い、ビーコン信号を受信すると、ビーコンID「A」と、端末101のユーザアカウント「B」をメッセージとして、危険予知サーバ100に出力する。危険予知サーバ100は、受信したビーコンID「A」に対応する危険情報303をユーザアカウント「B」の端末101に送信する。
図3Dに示す危険情報303の内容(危険物の発見場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態、コメント等)は、図3Cに示した危険物発見情報と、危険情報の通知を確認したユーザの確認情報を含む。確認情報を送信するユーザは、確認情報に危険物に対する対処方法等の情報を含めて送信してもよい。これにより、端末101を携帯する作業員(ユーザ)は、危険物が置かれた危険区域に近づいた場合、少なくとも危険物に触れる以前のタイミングで、図3Dに示す危険情報303を危険予知サーバ100から受信する。これにより、端末101を携帯する作業員(ユーザ)は、危険物に近づく際に危険物の存在を把握することができ、危険物による怪我等の事故発生を未然に回避できるようになる。
図4は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険情報生成処理を示すシーケンス図である。図4には、危険予知システムを構成する装置として、危険物を発見したユーザの1台の端末101aと、危険予知サーバ100と、危険情報生成bot113aを記載してある。
この例では、危険物を発見したユーザが危険物にビーコン102を取り付けたとする。この危険物が置かれた危険区域において、端末101aがビーコン102の検知を行い(ステップS401)、ビーコン102は、端末101aにビーコンIDを通知する(ステップS402)。
端末101aは、ビーコンIDを受信すると、ビーコンIDと、自端末に設定されたユーザアカウントと、「危険物発見」の語句(キーワード)と、を含む危険物発見情報302をメッセージとして危険予知サーバ100に送信する(ステップS403)。この際、危険物を発見したユーザは、端末101aによる初回のメッセージとして、「危険物発見」のメッセージのみを送信し、危険物の詳細情報までは送信しなくてもよい。この場合、危険情報生成bot113aが端末101a等に対して詳細要求のメッセージを送信し、詳細情報を取得することができる。
危険予知サーバ100は、入出力部111により端末101aから受信したメッセージを制御部112に出力し、制御部112は、メッセージを処理する機能bot113を呼び出す。例えば、端末101のメッセージに含まれているユーザアカウントが、アカウントDB114に登録されていれば、このユーザアカウントに対するチャットの機能bot113を呼び出す。
より具体的には、制御部112は、端末101のメッセージを解析し、メッセージに対応した機能bot113を呼び出す。例えば、端末101のメッセージが他の端末101へのメッセージであれば、制御部112は、メッセージ送受信用の機能bot113を読み出し、このメッセージに対応する端末101にメッセージを転送する。また、端末101bのメッセージが報告や問い合わせのメッセージであれば、制御部112は、このメッセージに対応する報告や問い合わせ用の機能bot113を読み出し、報告や問い合わせのメッセージに対応するメッセージを端末101に自動応答する。
実施の形態では、制御部112は、受信した端末101aのメッセージに「危険物発見」の語句(ワード)が含まれていれば、危険物発見情報302に紐づけした危険情報生成bot113aを呼び出し、端末101aが検知したビーコンID「A」を含む危険物発見情報302を危険情報生成bot113aに出力する(ステップS404)。
危険情報生成bot113aは、端末101aが送信した危険物発見情報302に基づき、ビーコンID「A」に対応する、新たな危険物の危険情報303を生成する(ステップS405)。この際、危険情報生成bot113aは、ビーコンID「A」のビーコン102が取り付けられた危険物の詳細情報の項目が満たされていなければ、端末101aから詳細情報を取得する処理を行う。
図4の例では、危険情報生成bot113aは、端末101aに対して危険物の詳細情報を要求し(ステップS406)、端末101aが詳細情報を返答する(ステップS407)。ここで、危険情報生成bot113aは、端末101aから返答される詳細情報が予め設定した各項目(発見場所、発見日時、…)を満たすまで、端末101aに対して複数回の要求を行う。これにより、危険情報生成bot113aは、危険物の詳細情報(発見場所、発見日時、…)を含む危険情報303(図3D参照)を生成する。
危険情報生成bot113aが生成した危険情報303は、危険情報通知bot113bに出力され(ステップS408)、危険情報通知bot113bは、危険情報を出力待機する(ステップS409)。
図5は、実施の形態にかかる危険予知システムの危険情報出力処理を示すシーケンス図である。図5には、危険予知システムを構成する装置として、危険物に近づいた2名のユーザそれぞれの端末101b,101cと、危険予知サーバ100と、危険情報通知bot113bを記載してある。
そして、端末101bを携帯するあるユーザ1が危険物に取り付けられたビーコン102に近づいたとする。この場合、ビーコン102に近づいたユーザ1の端末101bがビーコン102の検知を行い(ステップS501)、ビーコン102は、端末101bにビーコンID「A」を通知する(ステップS502)。
端末101bは、ビーコンIDを受信すると、ビーコンIDと、自端末に設定されたユーザアカウントを組にした情報をメッセージに含ませて危険予知サーバ100に送信する(ステップS503)。
危険予知サーバ100は、入出力部111が端末101bから受信したメッセージを制御部112に出力する。制御部112は、受信した端末101bのメッセージに含まれているユーザアカウントが、アカウントDB114に登録されているかを判断する。そして、登録されていれば、該当するユーザアカウントの情報を処理する機能bot113を呼び出す。
実施の形態では、制御部112は、端末101bのメッセージにビーコンID「A」が含まれている場合、危険情報通知bot113bを呼び出す(ステップS504)。危険情報通知bot113bは、危険予知サーバ100の制御部112が出力する端末101bに対して危険情報303を通知する処理を行う(ステップS505)。危険情報303は、上述したように、危険物に関する詳細情報を含む。
端末101bは、危険予知サーバ100から通知された危険情報303をディスプレイ210に表示する等して出力する(ステップS506)。これにより、ユーザ1は、危険物に近づいていることを、危険物に接近する以前の時期に把握することができ、危険物による怪我等の事故発生を未然に回避できるようになる。
この後、危険情報303の通知を確認したユーザは、端末101bを操作して危険情報303を確認した旨の確認情報を危険予知サーバ100に送信する。危険予知サーバ100は、確認情報を危険情報通知bot113bに出力し、危険情報通知bot113bは、危険情報303に確認情報を含ませて保持する。確認情報は、例えば、ユーザを識別するユーザアカウントであり、これにより、危険予知サーバ100は、危険情報303の通知を確認したユーザを判別できるようになる。
そして、危険情報通知bot113bは、危険情報303の内容(危険物の発見場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態、コメント等)と、危険情報の通知を確認したユーザの情報を確認記録する(ステップS508)。この確認記録は、危険情報303の内容と、危険情報の通知を確認したユーザの情報を危険予知サーバ100内で格納保持するに限らず、ディスプレイ210やプリンタで外部出力できる。
この外部出力は、例えば、上述したように、所定の危険情報シート、あるいは、上記の作業シートの一部として出力でき、危険情報の内容と、危険情報の通知を確認したユーザの情報を多数のユーザに掲示公開することで、危険情報の内容と、この危険情報を確認したユーザの一覧を公開できる。なお、危険予知サーバ100は、確認情報を未送信したユーザがいる場合、危険情報を未確認のユーザがいることを把握でき、この危険情報を未確認のユーザに対する通知を徹底させる処理を実施することもできる。また、確認情報に含まれたあるユーザの対処方法を公開することで危険物に対する適切な対処を多数のユーザに通知することができる。
危険予知サーバ100は、上記同様に、危険物に近づく他のユーザに対しても、危険情報303を通知する。図5の例では、端末101cを携帯するユーザ2が危険物に近づいた際にも、危険予知サーバ100が上記同様の処理により、このユーザ2に対して危険情報303を通知している。
図6は、実施の形態にかかる危険物発見時の端末側の処理を示すフローチャートである。図4で説明した危険物を発見したユーザの端末101a(CPU201)が行う処理を説明する。危険物を発見したユーザは、危険物にビーコン102を取り付けたとする。そして、危険物が置かれた危険区域において、端末101aは、端末用のアプリケーションの実行により、ビーコン102のビーコン信号を受信可能に待機する(ステップS601:Noのループ)。そして、端末101aは、ビーコン信号の検知時(ステップS601:Yes)、ビーコン102のビーコンIDを受信する(ステップS602)。
ビーコンIDを受信した端末101aは、ビーコンIDと、自端末に設定されたユーザアカウントと、危険物発見情報をメッセージに含ませて危険予知サーバ100に送信する(ステップS603)。
この後、端末101aが危険予知サーバ100から詳細要求を受信した場合には(ステップS604:Yes)、危険物の詳細情報をメッセージにして危険予知サーバ100に送信し(ステップS605)、以上の処理を終了する。危険予知サーバ100は、危険物の詳細情報の項目が満たされた場合には詳細要求を送信せず、この場合、端末101aは、詳細要求を受信せず(ステップS604:No)、以上の処理を終了する。
図7は、実施の形態にかかる危険物発見時の危険予知サーバ側の処理を示すフローチャートである。図4で説明した危険物を発見したユーザの端末101aから危険物発見情報302を受信した際の危険予知サーバ100が行う処理を説明する。図7には、危険情報生成bot113aの処理も含めてあり、制御部112(CPU201)による危険予知サーバ100の処理例を説明する。
制御部112は、危険物を発見したユーザの端末101aからビーコンIDとユーザアカウントと危険物発見情報302が含まれているメッセージを受信するまで待機する(ステップS701:Noのループ)。
そして、端末101aが送信したメッセージにビーコンIDとユーザアカウントと危険物発見情報302が含まれていれば(ステップS701:Yes)、制御部112は、危険情報生成bot113aを呼び出す(ステップS702)。そして、制御部112は、受信したビーコンIDを含む危険物発見情報302を危険情報生成bot113aに出力する(ステップS703)。
これにより、危険情報生成bot113aは、新たに発見した危険物に取り付けられたビーコンIDと、受信した危険物発見情報302に基づき危険情報303を生成する(ステップS704)。
また、危険情報生成bot113aは、危険物発見情報302としての詳細情報が満たされていなければ(ステップS705:No)、端末101aに詳細情報を要求し(ステップS706)、ステップS705の処理に移行する。詳細情報が満たされていれば(ステップS705:Yes)、詳細情報の要求を行わずステップS707の処理に移行する。ステップS707では、危険情報生成bot113aは、生成した危険物発見情報302を危険情報通知bot113bに出力し(ステップS707)、以上の処理を終了する。
図8は、実施の形態にかかる危険物発見後、危険物に近づく端末側の処理を示すフローチャートである。図5で説明した危険物に近づくユーザ1の端末101b(およびユーザ2の端末101c)のCPU201が行う処理を説明する。端末101bは、端末用のアプリケーションの実行により、ビーコン102のビーコン信号を受信可能に待機する(ステップS801:Noのループ)。そして、端末101bは、ビーコン信号の検知時(ステップS801:Yes)、ビーコン102のビーコンIDを受信する(ステップS802)。
ビーコンIDを受信した端末101bは、ビーコンIDと、自端末に設定されたユーザアカウントとをメッセージに含ませて危険予知サーバ100に送信する(ステップS803)。
この後、端末101bは、危険予知サーバ100が送信する危険情報303を受信待機する(ステップS804:Noのループ)。そして、危険情報303を受信すると(ステップS804:Yes),端末101bは、受信した危険情報303をディスプレイ210上に表示する(ステップS805)。
この後、端末101bは、ディスプレイ210上に表示された危険情報303をユーザが見た後、ユーザによる危険情報303の確認(例えば、所定の確認ボタンの操作等)を待機する(ステップS806:Noのループ)。そして、ユーザによる危険情報303の確認がなされると(ステップS806:Yes)、端末101bは、確認情報を危険予知サーバ100に送信し(ステップS807)、以上の処理を終了する。
図9は、実施の形態にかかる危険物発見後、危険物に近づく端末に対する危険予知サーバ側の処理を示すフローチャートである。図5で説明した危険物発見後に危険物に近づく端末101b(101c)に対し、危険予知サーバ100が危険情報303を通知する処理を説明する。図9には、危険情報通知bot113bの処理も含めてあり、制御部112(CPU201)による危険予知サーバ100の処理例を説明する。ここで、上述した危険情報生成bot113aが生成した危険物発見情報302は、危険情報通知bot113bの危険情報303として用いられる。
制御部112は、ユーザの端末101bからビーコンIDとユーザアカウントが含まれているメッセージを受信するまで待機する(ステップS901:Noのループ)。そして、受信したメッセージに、ビーコンIDとユーザアカウントが含まれていれば(ステップS901:Yes)、制御部112は、危険情報通知bot113bを呼び出す(ステップS902)。
そして、制御部112は、危険情報通知bot113bに該当する端末101bのユーザアカウントを出力する(ステップS903)。これにより、危険情報通知bot113bは、危険情報303を該当するユーザアカウントの端末101bに送信する(ステップS904)。
この後、制御部112は、端末101bから危険情報303の内容を確認した旨の確認情報の受信を待機する(ステップS905:Noのループ)。そして、端末101bから確認情報を受信すると(ステップS905:Yes)、制御部112は、受信した確認情報を記録し(ステップS906)、以上の処理を終了する。制御部112は、確認情報を危険情報303の一部として保持し、危険情報303を確認したユーザを把握できる。
図10は、実施の形態にかかる危険物を発見したユーザの状態を示す説明図である。端末101aを携帯するユーザが危険物を発見した状態を示す。危険物を発見したユーザは、危険物にビーコン102を取り付ける。この後、ユーザは、端末101a上で危険物発見情報のメッセージ(例えば、「危険物発見」等の予め定めた危険物に関する語句(ワード)を操作入力する。これにより、端末101aは、「危険物発見」の語句と、ビーコン102が発するビーコンIDと、自端末のユーザアカウントを危険予知サーバ100に送信する。
これにより、危険予知サーバ100は、「危険物発見」のメッセージ受信により、危険情報生成bot113aがこのビーコンIDをキーとして該当する危険物の危険物発見情報302を生成する。
図11は、実施の形態にかかる端末上での危険物の詳細情報の入力例を示す図である。危険予知サーバ100の危険情報生成bot113aは、危険情報の生成時に、危険物を発見したユーザの端末101aに対し、危険物発見情報302を生成するための詳細情報の送信を要求する。図11には、危険情報生成bot113aと端末101aとの間でやり取りするチャットによるメッセージ1100の例を示す。
危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)は、図11の符号1101(1101a〜1101e)で示す詳細要求の各メッセージを端末101aに送信し、対応して、端末101aのユーザは、符号1111(1111a〜1111e)で示す各返答メッセージを危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)に返答する。
例えば、はじめに、危険情報生成bot113aは、詳細要求として危険物の種類を問い合わせる詳細要求のメッセージ「どんな危険物ですか」を端末101aに送信する。これに対し、端末101aのユーザは、返答メッセージ「危険物XX」を危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)に送信する。この返答メッセージにより、危険情報生成bot113aは、危険物発見情報302の項目「種別・内容」に「危険物XX」を格納する。
次に、危険情報生成bot113aは、他の詳細要求として危険物の場所を問い合わせる詳細要求のメッセージ「発見場所は?」を端末101aに送信する。これに対し、端末101aのユーザは、返答メッセージ「〇〇です」を危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)に送信する。この際、端末101aは、端末101aが有するGPS機能による経度緯度の位置情報を送信してもよい。この返答メッセージにより、危険情報生成bot113aは、危険物発見情報302の項目「発見場所」に「場所〇〇」を格納する。
また、危険情報生成bot113aから危険物の画像の問い合わせの詳細要求メッセージ1101dに対して、端末101aのユーザは、返答メッセージ1111dとして端末101aのカメラで撮影した危険物の画像を送信する。
このようにして、危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)は、危険物発見情報302の詳細情報の各項目が満たされるまで、不足している項目の送信を端末101aに要求する。これにより、危険情報生成bot113aは、詳細情報の各項目を満たした危険物発見情報302を生成し、危険情報303として危険情報通知bot113bに出力することができる。
なお、危険予知サーバ100(危険情報生成bot113a)は、危険物発見情報302の詳細情報の各項目が満たされない状態であっても、危険情報通知bot113bを機能させる。これにより、危険物が取り付けられたビーコン102に近づくユーザ1,2に対し、少なくとも危険物へ接近していることを通知できるようになる。
また、図11に示した危険物発見情報302の詳細情報の各項目が満たされていない期間中は、危険物を発見したユーザに限らず、他のユーザ、例えば、危険物に近づくユーザ1,2(例えば、危険情報を通知するユーザ)に対して詳細要求を送信してもよい。これにより、ユーザ側から危険予知サーバ100が要求する危険物の詳細情報に対するメッセージ送信の手間をユーザ間で分散でき、危険物を発見したユーザにかかるメッセージ送信の手間を軽減できるようになる。
図12は、実施の形態にかかる危険物に近づいたユーザの状態を示す説明図である。端末101bを携帯するユーザ1(あるいは端末101cを携帯するユーザ2)が危険物に近づいた状態を示す。
例えば、ユーザ1の端末101bは、危険物に近づくことで、危険物に取り付けられたビーコン102のビーコンIDを受信する。そして、端末101bは、ビーコンIDと自端末のユーザアカウントを危険予知サーバ100に送信し、危険予知サーバ100の危険情報通知bot113bは、端末101bに危険物に近づいている旨の危険情報303を送信し、危険情報303を受信した端末101bは、ディスプレイ210上に危険情報303を表示し、ユーザ1に対し、危険物に近づいている旨の注意喚起を行う。
図13は、実施の形態にかかる危険情報の表示例を示す図である。危険物に近づく端末101b(101c)のディスプレイ210上には、危険予知サーバ100から通知された危険情報303の表示画面1300が表示される。
図13の例では、危険予知サーバ100の危険情報通知bot113bは、端末101bに対し、危険物に近づいている旨の通知「危険物に接近しています!注意して下さい!」とのメッセージ1301と、危険情報303の各詳細情報の一覧1302を送信し、端末101b上に表示させている。
これにより、端末101bのユーザ1(端末101cのユーザ2)は、表示画面1300に表示されたメッセージ1301により、危険物に近づく際に危険物の存在を把握することができ、危険物による怪我等の事故発生を未然に回避できるようになる。また、詳細情報の一覧1302により、危険物の詳細を把握できる。
そして、端末101のユーザ1(端末101cのユーザ2)は、危険物の情報(メッセージ1301、詳細情報の一覧1302)を確認した旨のメッセージ1303を危険予知サーバ100に送信する。この例では、端末101側が上記の確認情報をメッセージ1303で送信する例を示している。これにより、危険予知サーバ100(危険情報通知bot113b)は、確認情報を送信した端末101のユーザアカウントに基づき、危険物の情報(メッセージ1301、詳細情報の一覧1302)を確認したユーザを把握でき、同時に未確認のユーザを把握することもでき、危険情報の通知を全ユーザに徹底できるようになる。
上記実施の形態では、botの機能として危険情報生成bot113aと、危険情報通知bot113bの例を説明した。さらに危険情報通知botは、翻訳の機能を有してもよい。例えば、近年の作業現場では、複数の国籍の作業員が従事している。危険情報通知bot113bは、この国別分だけ設けてもよい。例えば、一つの危険情報通知bot113bは、危険情報生成bot113aが生成出力した危険物発見情報302の各項目を端末101bのユーザ1が用いる言語に翻訳した危険情報303を保持する。なお、端末101および危険予知サーバ100は、それぞれユーザアカウントに国籍(使用言語)の識別情報を設定することで、端末101bのユーザ単位での翻訳が可能である。
そして、危険情報通知bot113bは、翻訳した危険情報303(メッセージ1301、危険情報303の各詳細情報の一覧1302)を端末101bに送信する。これにより、多国籍の作業員に対し、危険情報303を容易に理解できる形で通知できる。
機能botの構成例は、上記構成以外でもよく、例えば、翻訳専用の機能botを有し、危険情報通知bot113bが該当するユーザ(端末101b)に送信する危険情報303を送信時に翻訳してもよい。
そして、上述した実施の形態において、危険物には、最小1個のビーコン102を取り付ければよい。これにより、ビーコン102毎の危険物に接近するユーザに対して危険情報303を送信できる。また、複数の危険物にそれぞれ異なるビーコンIDのビーコン102を取り付けることで、ユーザに対して複数の危険物に対する危険情報303をそれぞれ送信できる。例えば、狭い一部屋内に複数の危険物が存在する場合であっても、ユーザには、それぞれの危険物の危険情報303を通知できる。
また、ユーザおよびユーザは、端末101として汎用のスマートフォン等を用いることができ、このスマートフォン上で端末用のアプリケーションを実装し、アプリケーションを実行するだけで簡単に危険情報の通知を受けることができる。
また、実施の形態では、危険物を例に説明したが、危険物に限らず対象物としての障害物や特定機器、さらには、物に限らず足場が悪い個所、暗い場所等の対象地域に対してもビーコン102を設置することで同様にユーザ(作業員)に対して、危険対象の注意喚起を促すことができる。
以上説明した実施の形態の危険予知システムは、危険物に設けられたビーコンと、移動可能な端末と、端末と無線通信を行う危険予知サーバと、を有する。端末は、ビーコンが送信するビーコン信号の受信に基づき、ビーコン信号のビーコンIDと、自端末のアカウント情報を危険予知サーバに送信する。危険予知サーバは、端末から受信したビーコンIDと、端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された端末に対し、危険物の存在を通知する。これにより、端末が危険物に近づくと、ビーコン信号を受信し、危険予知サーバが危険物の存在を端末に通知するため、危険物の存在を知らないユーザであっても、危険物に近づく際に危険物の存在を把握することができ、危険物による怪我等の事故発生を未然に回避できるようになる。
また、危険予知サーバは、端末からビーコン信号のビーコンIDと、端末のアカウント情報との組の情報に基づき、予めアカウント登録された端末の危険予知にかかる処理を行う機能botを呼び出す制御部と、受信メッセージに対する応答メッセージを自動生成する機能を有するbotであり、制御部の呼び出しに基づき、危険物に近づく端末に対し、危険物に関する危険情報を送信する危険情報通知botと、を有する。これにより、端末との間で汎用のチャットメッセージのやり取りで危険物の危険情報を簡単に通知できるようになる。
また、危険予知サーバは、危険情報を生成する危険情報生成botを有し、危険情報生成botは、端末に対するメッセージのやり取りで危険情報を取得する。これにより、端末との間で汎用のチャットメッセージのやり取りで危険物の危険情報を簡単に取得できるようになる。
また、危険情報生成botは、ビーコンに近づいた端末に対し、危険情報の詳細項目のうち未取得の詳細項目の送信を要求する。これにより、端末との間で汎用のチャットメッセージのやり取りで危険物の危険情報の詳細項目を簡単に取得できるようになる。
また、危険情報生成botは、危険情報の詳細項目として、危険物の場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態を取得する。これにより、端末との間で汎用のチャットメッセージのやり取りで危険物の詳細項目を充実させることができるようになる。
また、端末は、危険予知装置から受信した危険情報を確認した旨の確認情報を危険予知装置に送信し、危険情報通知botは、確認情報の通知により、危険情報を確認したユーザを管理する。これにより、全ユーザに対して危険物の注意喚起を促すだけでなく、ユーザにより危険物の実際の確認状態、さらには、危険物の対処方法等を含めた情報の記録保持や外部出力が行え、より危険物に対する安全対策を徹底できるようになる。
これらのことから、実施の形態によれば、端末とサーバとの間で汎用のチャットメッセージのやり取りで危険物に近づくユーザに対し、簡単な構成で危険物の存在を通知できるようになる。例えば、作業現場等で多数の作業員が出入りする場所において、各作業員に危険個所を正確に通知することができるようになる。
この点、従来は、作業現場で掲示される作業シートに記載されていない場合や、作業員による作業シートの確認が周知徹底されていない場合には、危険物等に対する危険回避が行えない場合があった。これに対し、実施の形態によれば、作業シートに記載されていない危険物が不用意に置かれている場合や作業員が作業シートを確認していない場合でも、作業員が端末を携帯保持するだけで、作業員が危険物の存在を知らなくても危険物に近づいた際に危険物の存在を作業員に簡単に通知できるようになる。また、実施の形態によれば、危険物の検知の精度を上げる等の特別な手段を講ずる必要がなく、多数の作業員に効率的に危険物の存在を通知できるようになる。
なお、本実施の形態で説明した危険予知にかかるプログラムは、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することにより実現することができる。また、このプログラムは、半導体メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
以上のように、本発明は、チャットサービスを用いた危険予知装置やシステムに有用であり、特に、複数の危険物に近づくユーザに対し注意喚起する危険予知装置やシステムに有用である。
100 危険予知サーバ
101(101a,101b,…,101n) 端末
102 ビーコン
111 入出力部
112 制御部
113 機能bot
113a 危険情報生成bot
113b 危険情報通知bot
114 アカウントDB
201 CPU
202 RAM
203 ROM
205 磁気ディスク
207 光ディスク
301 ビーコン情報
302 危険物発見情報
303 危険情報

Claims (9)

  1. 危険対象に設けられたビーコンと、移動可能な端末と、前記端末と無線通信を行う危険予知装置と、を含む危険予知システムにおいて、
    前記端末は、
    前記ビーコンが送信するビーコン信号の受信に基づき、当該ビーコン信号のビーコンIDと、自端末のアカウント情報を前記危険予知装置に送信し、
    前記危険予知装置は、
    前記端末から受信した前記ビーコンIDと、前記端末の前記アカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、
    ことを特徴とする危険予知システム。
  2. 前記危険予知装置は、
    前記端末が送信する前記ビーコン信号の前記ビーコンIDと、前記端末の前記アカウント情報との組の情報に基づき、予めアカウント登録された前記端末の危険予知にかかる処理を行う機能botを呼び出す制御部と、
    受信メッセージに対する応答メッセージを自動生成する機能を有するbotであり、前記制御部の呼び出しに基づき、前記危険対象に近づく前記端末に対し、前記危険対象に関する危険情報を送信する危険情報通知botと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の危険予知システム。
  3. 前記危険予知装置は、
    前記危険情報を生成する危険情報生成botを有し、
    前記危険情報生成botは、前記端末に対するメッセージのやり取りで前記危険情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の危険予知システム。
  4. 前記危険情報生成botは、
    前記ビーコンに近づいた前記端末に対し、前記危険情報の詳細項目のうち未取得の詳細項目の送信を要求する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の危険予知システム。
  5. 前記危険情報生成botは、
    前記危険情報の前記詳細項目として、前記危険対象の場所、発見日時、種別・内容、画像、現在の状態を取得する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の危険予知システム。
  6. 前記端末は、
    前記危険予知装置から受信した前記危険情報を確認した旨の確認情報を前記危険予知装置に送信し、
    前記危険情報通知botは、前記確認情報の通知により、前記危険情報を確認したユーザを管理する、
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の危険予知システム。
  7. 移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置であって、
    前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する制御部、
    を備えたことを特徴とする危険予知装置。
  8. 移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置が実施する危険予知方法であって、
    前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする危険予知方法。
  9. 移動可能な端末と無線通信を行う危険予知装置が実施する危険予知プログラムであって、
    前記端末が、危険対象に設けられたビーコンのビーコン信号を受信した際、前記端末が送信したビーコンIDと、前記端末のアカウント情報とに基づき、予めアカウント登録された前記端末に対し、前記危険対象の存在を通知する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする危険予知プログラム。
JP2019077385A 2019-04-15 2019-04-15 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム Pending JP2020177300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077385A JP2020177300A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077385A JP2020177300A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020177300A true JP2020177300A (ja) 2020-10-29

Family

ID=72937417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019077385A Pending JP2020177300A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020177300A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023026117A (ja) * 2021-08-12 2023-02-24 メタウォーター株式会社 情報処理システム及びその情報処理方法、情報処理装置、並びにプログラム
JP2023182149A (ja) * 2022-06-14 2023-12-26 Necフィールディング株式会社 作業打合せ支援システム、及び方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515902A (ja) * 2008-02-22 2011-05-19 ユニファイド メッセージング システムズ アクティーゼルスカブ 旅行者警告システム
JP2011155522A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 通信システム及び携帯通信装置
KR101957982B1 (ko) * 2017-10-13 2019-03-14 주식회사 포스코 비콘태그를 이용한 안전활동 스마트 tbm 시스템

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515902A (ja) * 2008-02-22 2011-05-19 ユニファイド メッセージング システムズ アクティーゼルスカブ 旅行者警告システム
JP2011155522A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Kyocera Corp 通信システム及び携帯通信装置
KR101957982B1 (ko) * 2017-10-13 2019-03-14 주식회사 포스코 비콘태그를 이용한 안전활동 스마트 tbm 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023026117A (ja) * 2021-08-12 2023-02-24 メタウォーター株式会社 情報処理システム及びその情報処理方法、情報処理装置、並びにプログラム
JP2023182149A (ja) * 2022-06-14 2023-12-26 Necフィールディング株式会社 作業打合せ支援システム、及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3229404B1 (en) Locating and tracking missing or relocated devices
JP2017520865A5 (ja)
CN111093152B (zh) 基于位置的虚拟网络计算-切换系统
TW201730783A (zh) 資訊處理裝置、資訊處理方法、程式產品、記憶媒體
EP3131002B1 (en) Information processing apparatus, information processing program, and information processing method
JP2019153273A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2020017000A (ja) サービス活動支援方法、サービス活動支援プログラム、及びシステム
JP2020177300A (ja) 危険予知システム、危険予知装置、危険予知方法および危険予知プログラム
JP5360405B2 (ja) 災害安否確認システム及び方法
US20160026450A1 (en) Progress tracking system and method
JP6357022B2 (ja) 履歴書情報管理装置、履歴書情報管理方法、およびプログラム
KR102013728B1 (ko) 재난 상황 정보 공유 장치 및 방법
JP6773758B2 (ja) 連携システム
KR101516998B1 (ko) 모바일 기기간 위치 정보 공유 방법 및 장치
CN109327497B (zh) 终端装置、存储程序的记录介质及终端装置的控制方法
KR101736954B1 (ko) 가상 주소를 이용한 배달 처리시스템 및 방법
WO2021065550A1 (ja) プログラム、情報提供システム及び情報提供方法
JP7039921B2 (ja) 所在管理システム及びプログラム
US12056449B2 (en) Data management system, terminal device, and data input method for creating and transmitting a template including a plurality of tasks for display and management
JP7489024B2 (ja) 画像形成システム
KR101734510B1 (ko) 비콘 기반 무선 프린터 접속 단말기를 이용한 스마트 프린팅 장치와 방법
KR101571927B1 (ko) 특정 지역의 인스턴트 메시지 및 위치를 능동적으로 고지하는 시스템과 그 방법
JP6130897B1 (ja) 情報配信システム、情報配信方法
KR102273738B1 (ko) 무인 서비스용 회원 자동 로그인 시스템
JP2019036153A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231121