JP2020162792A - Light irradiation type cosmetic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば抑毛装置などの光照射型美容装置に関する。 The present invention relates to a light irradiation type beauty device such as a hair suppressor.
従来、光照射型美容装置としては、体毛に対して光を照射することで抑毛効果を得る抑毛装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この光照射型美容装置のヘッド部には、光を照射する照射部と、肌を冷却するための冷却部とが搭載されている。 Conventionally, as a light irradiation type beauty device, a hair suppressing device that obtains a hair suppressing effect by irradiating body hair with light is known (see, for example, Patent Document 1). The head portion of this light irradiation type beauty device is equipped with an irradiation portion that irradiates light and a cooling portion for cooling the skin.
ところで、照射部と冷却部とがヘッド部に搭載されていると、ヘッド部が大型となり、ユーザが例えば鼻下などの狭い領域に照射部を位置合わせするのが困難となってしまい、操作性が損なわれているのが実情である。 By the way, if the irradiation unit and the cooling unit are mounted on the head unit, the head unit becomes large and it becomes difficult for the user to align the irradiation unit in a narrow area such as under the nose, and operability Is being impaired.
このため、本発明の目的は、操作性が高められた光照射型美容装置を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a light irradiation type beauty device with improved operability.
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る光照射型美容装置は、対象物にフラッシュライトを照射する照射部と、照射部におけるフラッシュライトが発光する発光面の周囲に配置されて、対象物を冷却する冷却部とを備え、冷却部の冷却面は、当該冷却面と発光面との境界部分が凸状となるように、発光面に対して傾斜する姿勢で配置されている。 In order to achieve the above object, the light irradiation type beauty device according to one aspect of the present invention is arranged around an irradiation unit that irradiates an object with a flashlight and a light emitting surface on which the flashlight emits light. It is provided with a cooling unit for cooling the object, and the cooling surface of the cooling unit is arranged in an inclined posture with respect to the light emitting surface so that the boundary portion between the cooling surface and the light emitting surface is convex.
本発明によれば、操作性が高められた光照射型美容装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a light irradiation type beauty device with improved operability.
以下では、本発明の実施の形態に係る光照射型美容装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ及びステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Hereinafter, the light irradiation type beauty device according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. It should be noted that all of the embodiments described below show a preferred specific example of the present invention. Therefore, the numerical values, shapes, materials, components, arrangement and connection forms of the components, steps and the order of steps shown in the following embodiments are examples, and are not intended to limit the present invention. Therefore, among the components in the following embodiments, the components not described in the independent claims indicating the highest level concept of the present invention will be described as arbitrary components.
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。 Further, each figure is a schematic view and is not necessarily exactly illustrated. Further, in each figure, the same components are designated by the same reference numerals.
[構成]
まず、実施の形態に係る光照射型美容装置の一例としての抑毛装置10について説明する。図1は、実施の形態に係る抑毛装置10の概略構成を示す平面図である。図2は、実施の形態に係る抑毛装置10の概略構成を示す側面図である。
[Constitution]
First, the
図1及び図2に示すように、抑毛装置10は、外装体である長尺なハウジング21を備えており、そのハウジング21の一端部には、肌S(図4等参照)に対してフラッシュライトを照射するためのヘッド部30が設けられている。ハウジング21の一端部には、ヘッド部30の通気路と外部とを連通する複数の通気孔32が設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
ハウジング21におけるヘッド部30とは反対側の部分は、ユーザにより把握される把握部40であり、ヘッド部30よりも細く形成されている。ハウジング21は、ヘッド部30から把握部40にかけて湾曲する形状で形成されている。把握部40には、電源のON/OFFを切り替えるための電源ボタン41と、フラッシュライトを発光させるための発光ボタン42と、電源ON時に点灯し、OFF時に消灯する点灯部43とが設けられている。また、把握部40の下端部には、商用電源がケーブルを介して接続される電源端子49が設けられている。
The portion of the
図3は、実施の形態に係るヘッド部30の概略構成を示す平面図である。図4及び図5は、実施の形態に係るヘッド部30の内部構成を示す断面図である。図4では、ヘッド部30の発光面110をユーザの肌Sに当接させている状態を示している。図5では、ヘッド部30の冷却面84をユーザの肌Sに当接させている状態を示している。
FIG. 3 is a plan view showing a schematic configuration of the
図3〜図5に示すように、ヘッド部30は、照射部50と、温度検出部70と、冷却部80と、接触センサ88と、ファン31とを備えている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
照射部50は、対象物である肌Sに対してフラッシュライト(以降、光と称する場合もある。)を照射する。具体的には、照射部50は、ハウジング21の一端部に設けられた発光面110に向けてフラッシュライトを照射することで、発光面110に対向した対象物(肌S)に対して光を照射する。発光面110は、照射部50におけるフラッシュライトが発光する発光領域である。発光面110は平面視において長尺な矩形状に形成されている。発光面110は、後述する光源51の光軸に対して直交する平面である。本実施の形態では、発光面110は開口である場合を例示するが、発光面は光透過性の光学部材で塞がれていてもよい。この光学部材は、後述するフィルタ53であってもよいし、フィルタとは別体の光学部材であってもよい。
The
照射部50は、光源51と、反射部52と、フィルタ53とを備えている。光源51は、例えば、フラッシュ発光可能な直線的な管状光源であり、例えばキセノンランプである。光源51は、当該光源51の長手方向が発光面110の長手方向と平行となるように、発光面110の短手方向の中央付近に配置されている。
The
反射部52は、光源51が出射した光の一部を発光面110に向けて反射するリフレクタである。この反射部52は、発光面110側が開放された凹状空間521を有しており、その凹状空間521内に光源51が配置されている。反射部52における凹状空間521をなす凹曲面は、反射面となっている。
The
フィルタ53は、凹状空間521の開放部分を覆っており、光源51から照射された光の波長を調整する光学フィルタである。フィルタ53は、発光面110に対して平行に配置されている。フィルタ53を透過した光は、抑毛効果を発揮することが可能な波長帯の光となる。抑毛効果を発揮することが可能な波長帯は、毛のメラニンに作用する500nm以上1200nm以下の波長帯であり、特に800nm以上850nm以下の波長帯が特に抑毛効果に寄与している。800nm以上850nm以下の波長帯の光照射の積算Eg(A)と500nm以上600nm以下の波長帯の光照射の積算Eg(B)との比率A/Bは、A/B≧1.2以上あるとより効果的に抑毛効果を得ることができる。
The
温度検出部70は肌Sの表面温度を検出する。具体的には、温度検出部70は1以上(本実施の形態では4つ)の接触式の温度センサ71を含んでいる。接触式の温度センサ71としては、例えば接触式サーミスタ、熱電対、測温抵抗体などが挙げられる。4つの温度センサ71は、発光面110の周囲に配置されている。4つの温度センサ71のうち、一対の温度センサ71は、発光面110の短手方向で当該発光面110を挟むように配置されている。また、他の一対の温度センサ71は、発光面110の長手方向で当該発光面110を挟むように配置されている。
The temperature detection unit 70 detects the surface temperature of the skin S. Specifically, the temperature detection unit 70 includes one or more (four in the present embodiment) contact-type temperature sensors 71. Examples of the contact type temperature sensor 71 include a contact type thermistor, a thermocouple, and a resistance temperature detector. The four temperature sensors 71 are arranged around the
複数の温度センサ71の表面と、ハウジング21における発光面110の周縁部とは、略面一となっている。これにより、肌Sに対して発光面110を対向させた場合には、複数の温度センサ71の表面と、ハウジング21における発光面110の周縁部とを肌Sに密着させることができる。温度センサ71の表面が肌Sに密着していれば、温度検出の正確性を高めることができる。ハウジング21における発光面110の周縁部が肌Sに密着していれば、漏れ光を抑制することができる。
The surfaces of the plurality of temperature sensors 71 and the peripheral edges of the
ここで、光照射の前後においては、肌Sにおける受光領域の温度を検出することが望まれる。受光領域とは、肌Sにおける発光面110に対向した領域であり、施術が施される領域である。つまり発光面110内に温度検出部を配置していれば、受光領域の温度を確実に検出することができるが、その場合においては、温度検出部が光を遮ってしまう。本実施の形態のように、温度検出部70が発光面110の周囲に配置されていれば、温度検出部70は、光を遮ることなく受光領域近傍の温度を検出することが可能である。
Here, before and after light irradiation, it is desired to detect the temperature of the light receiving region on the skin S. The light receiving region is a region of the skin S facing the
冷却部80は、発光面110の周囲に配置されており、肌Sを冷却する。具体的には、冷却部80は、発光面110の短手方向で並んだ一対の温度センサ71のうち、把握部40に近い側の温度センサ71を発光面110とともに挟む位置に配置されている。これにより、冷却部80は、発光面110に対して、当該発光面110の短手方向で並んでいる。また、冷却部80は、ヘッド部30内において、発光面110と把握部40との間に配置されている。上述したように、ハウジング21は、ヘッド部30から把握部40にかけて湾曲している。冷却部80は、ヘッド部30内において、ハウジング21における湾曲の凹部側に配置されることで、発光面110と把握部40との間に配置されている。
The cooling
冷却部80は、熱電素子81と、蓄熱部材82と、排熱機構83とを有している。熱電素子81は、例えば冷却機能を有したペルチェ素子である。熱電素子81の発熱面には排熱機構83が接触するように設けられており、熱電素子81の吸熱面には蓄熱部材82が積層されている。
The cooling
蓄熱部材82は、蓄熱性を有する例えば金属製またはセラミック製の平板である。蓄熱部材82は、熱電素子81の吸熱面の全体に対して直接的に重ねられている。蓄熱部材82における熱電素子81とは反対側の表面は、肌Sに接触して当該肌Sを冷却する平坦な冷却面84である。冷却面84は、ヘッド部30から露出しており、発光面110に対して傾斜する姿勢で配置されている。具体的には、図4及び図5に示すように、発光面110に対して直交する断面視でヘッド部30を見た場合において、冷却面84は、発光面110に対して角度αで傾いている。なお、角度αは、冷却面84と、発光面110とがなす狭角側の角度である。換言すると、冷却面84と発光面110とがなす角度は、180度−角度αとなる。このため、図4に示すように、発光面110を肌Sに当てた状態では、冷却面84が肌Sから離間する。つまり、光照射時において肌Sに当たる面積を小さくすることができる。この光照射時の抑毛装置10の姿勢を光照射姿勢と称す。
The
一方、図5に示すように、冷却面84を肌Sに当てた状態では、発光面110が肌Sから離間する。つまり、冷却時においても肌Sに当たる面積を小さくすることができる。この冷却時の抑毛装置10の姿勢を冷却姿勢と称す。
On the other hand, as shown in FIG. 5, when the cooling
また、角度αは90度未満であればよいが、60度以下であれば、ヘッド部30の先端部形状がより小さくなるためにより操作性が高められる。
Further, the angle α may be less than 90 degrees, but if it is 60 degrees or less, the shape of the tip of the
図3に示すように、冷却面84は、平面視において長尺な矩形状であり、その長手方向が発光面110の長手方向と平行となるように配置されている。冷却面84の面積は、発光面110の面積よりも大きい。これにより、冷却面84で冷却された肌Sの冷却領域は、発光面110よりも大きくなる。このため、肌Sの冷却領域内に発光面110を収めることができる。
As shown in FIG. 3, the cooling
また、図3及び図4に示すように、ハウジング21において、冷却面84と発光面110との境界部分には、180度−角度αに準じた凸状の角部89が設けられている。角部89の頂点は、冷却面84及び発光面110の長手方向に対して平行に延設されている。この角部89を肌Sに当接させて支点とすることで、肌Sに発光面110を重ねた状態と、肌Sに冷却面84と重ねた状態とを容易に切り替えることができる。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, in the
排熱機構83は、複数のフィンを有するヒートシンクであり、当該ヒートシンクの基部が熱電素子81の発熱面の全体に対して接触するように設けられている。排熱機構83は、熱電素子81の発熱面から発せられた熱をハウジング21内の通気路に放熱する。
The
接触センサ88は、肌Sに対する接触を検出する。接触センサ88は、冷却面84の周囲に配置されている。具体的には、接触センサ88は、冷却面84の周囲であって、発光面110とは反対側の、当該発光面110の長手方向の中央付近に配置されている。
The
ファン31は、排熱機構83を冷却するための部位であり、ヘッド部30内の通気路内に配置されている。ファン31からの排気は、通気路を介して複数の通気孔32からハウジング21の外部へと排出される。
The
次に、抑毛装置10の制御構成について説明する。図6は、実施の形態に係る抑毛装置10の制御構成を示すブロック図である。
Next, the control configuration of the
図6に示すように、抑毛装置10の制御部15は、マイコンであり、第一スイッチ素子461、第二スイッチ素子462、点灯部43、コンデンサ45、ファン31、光源51、温度検出部70、接触センサ88及び冷却部80が電気的に接続されている。
As shown in FIG. 6, the
制御部15は、ハウジング21内に収容された回路基板上に実装されている。また、回路基板には、第一スイッチ素子461及び第二スイッチ素子462が実装されている。第一スイッチ素子461は、電源ON/OFF用であり、電源ボタン41が押下されることで、商用電源からの電力供給のON/OFFを切り替えるための制御信号を制御部15に出力する。第二スイッチ素子462は、照射部50を発光させるためのスイッチ素子であり、発光ボタン42が押下されることで、照射部50を発光させるための制御信号(発光信号)を制御部15に出力する。コンデンサ45は、ハウジング21内に収容されており、電源端子49を介して入力された商用電源からの電力を、照射部50を発光させるための電荷として蓄えるコンデンサである。コンデンサ45から照射部50に出力される電力のデューティ比は、制御部15によって制御されるようになっている。
The
制御部15は、第一スイッチ素子461から出力された制御信号に基づいて、光源51、点灯部43、コンデンサ45及びファン31を制御する。具体的には、制御部15は、電源OFF時に、電源ボタン41が操作されることによって第一スイッチ素子461から制御信号が入力されると、商用電源からの電力を各部に供給する。一方、制御部15は、電源ON時に、電源ボタン41が操作されることによって第一スイッチ素子461から制御信号が入力されると、商用電源からの電力の供給を停止する。なお、制御部15は、電源ON時においては点灯部43を点灯させ、電源OFF時においては点灯部43を消灯させる。また、制御部15は、電源ON時においてはファン31を駆動させ、電源OFF時においてはファン31を停止させる。つまり、電源ON時においては、ファン31によって照射部50が冷却されている。
The
制御部15は、電源ON時においては冷却部80を駆動させ、電源OFF時においては冷却部80を停止させる。制御部15は、電源ON時において接触センサ88が肌Sとの接触を検出している場合には、冷却部80の冷却面84が肌Sに接触しているものとして、肌Sに対する冷却時間を計測する。つまり、制御部15は、接触センサ88が肌Sとの接触を検出し始めたタイミングを起点として冷却時間を計測する。
The
制御部15は、冷却時間に基づいて、冷却部80の熱電素子81を制御する。具体的には、制御部15は、冷却時間が8秒以上となるまで、熱電素子81の冷却面84の表面温度を−10℃以上0℃以下とする。
The
ここで、光照射前の肌Sの温度が高ければ高いほど、光照射後においては肌Sがダメージを受けやすい。特に、例えばヒゲなどのような太い毛が高密度に生えている部位(顎、頬など)に、上述した波長帯の光を照射すると肌Sが高温となってよりダメージを受けやすい。光照射時における肌Sの適温は、照射Egによって異なる。例えば、照射Eg≧8Jにおいては、肌Sの表面温度が25℃以上であると、当該肌Sにダメージを与える可能性が高い。そのため、光照射前に肌Sの表面を25℃以下にしておく必要がある。なお、安全マージンを考慮する場合には肌Sの表面温度を25℃よりも低い温度にする。具体的には、光照射前の肌Sの表面温度を例えば15℃より低くする。より好ましくは肌Sの表面温度を13℃よりも低くする。これにより、ヒゲ密度が濃い人が、光照射で感じる痛みを緩和することができる。 Here, the higher the temperature of the skin S before the light irradiation, the more easily the skin S is damaged after the light irradiation. In particular, when a portion (chin, cheek, etc.) where thick hair grows at high density such as a beard is irradiated with light in the above-mentioned wavelength band, the skin S becomes hot and is more susceptible to damage. The optimum temperature of the skin S at the time of light irradiation differs depending on the irradiation Eg. For example, when the irradiation Eg ≧ 8J, if the surface temperature of the skin S is 25 ° C. or higher, there is a high possibility that the skin S will be damaged. Therefore, it is necessary to keep the surface of the skin S at 25 ° C. or lower before light irradiation. When considering the safety margin, the surface temperature of the skin S is set to a temperature lower than 25 ° C. Specifically, the surface temperature of the skin S before light irradiation is lowered to, for example, 15 ° C. More preferably, the surface temperature of the skin S is lower than 13 ° C. As a result, it is possible to alleviate the pain felt by light irradiation for a person with a high beard density.
図7は、実施の形態に係る冷却部80によって肌Sを所定の冷却時間で冷却した後に、5秒経過した際の肌Sの表面温度を示すグラフである。図7では、冷却時における冷却面84の温度が−10℃、−5℃、0℃の場合と、保冷剤で冷却した場合とを示している。ここで、複数人に対する実験の結果、肌Sの所定の位置に冷却面84を当ててから当該部位に対して発光面110を当てるまでの操作にかかる時間は、概ね5秒以内で施術できることがわかった。このため、冷却停止から5秒経過後の肌Sの表面温度が、上述したように15℃よりも低く、より好ましくは13℃よりも低くなっていることが、肌Sに対する施術のダメージを確実に抑制するうえで求められる。
FIG. 7 is a graph showing the surface temperature of the skin S when 5 seconds have passed after the skin S was cooled by the cooling
図7に示すように、冷却時における冷却面84の温度が−10℃、−5℃、0℃のいずれの場合においても、8秒以上肌Sを冷却しておけば、冷却停止から5秒経過後の肌Sの表面温度を15℃よりも低くすることが可能である。このような条件を満たす熱電素子81としては、例えば最大級熱量が5W以上、20W未満のペルチェ素子が挙げられる。
As shown in FIG. 7, regardless of whether the temperature of the cooling
ところで、8秒未満の冷却時間であっても−10℃よりも低い温度で肌Sを冷却すると、肌Sを凍傷させてしまう可能性が高まる。このため、制御部15は、熱電素子81の冷却面84の表面温度を−10℃以上としている。
By the way, if the skin S is cooled at a temperature lower than −10 ° C. even if the cooling time is less than 8 seconds, the possibility of frostbite of the skin S increases. Therefore, the
また、制御部15は、冷却時間が8秒を経過した場合には、点灯部43の点灯パターンを通常時と異ならせることで、ユーザに肌Sが十分冷却された旨を報知(冷却完了報知)して、冷却姿勢から光照射姿勢への移行を促す。
Further, when the cooling time has passed 8 seconds, the
また、制御部15は、電源ON時においては、温度検出部70の4つの温度センサ71が検出した温度を監視しており、少なくとも一つの温度センサ71の検出温度が所定値(15℃)以上の場合には、照射部50の光の照射を禁止する。この禁止期間には、制御部15は、第二スイッチ素子462から発光信号が入力されたとしても受け付けない。この場合、制御部15は、点灯部43の点灯パターンを通常時及び冷却完了報知とは異ならせることで、ユーザに光の照射が禁止された旨を報知する。
Further, the
一方、制御部15は、4つの温度センサ71のそれぞれの検出温度が所定値未満である場合には、照射部50の光の照射を許可する。この許可期間には、制御部15は、第二スイッチ素子462から入力された発光信号を受け付けて、光源51を発光させる。
On the other hand, when the detection temperature of each of the four temperature sensors 71 is less than a predetermined value, the
[制御方法]
次に、抑毛装置10の制御方法について説明する。図8は、本実施の形態に係る抑毛装置10の制御方法の流れを示すフローチャートである。この制御方法は、電源ONとなってからの流れを示している。
[Control method]
Next, a method of controlling the
まず、ユーザは、抑毛装置10の把握部40を把握した状態で、冷却面84を肌Sの特定部位(施術領域)に重ね合わせて、抑毛装置10を冷却姿勢としている(図5参照)。前述したように、冷却姿勢では、発光面110が肌Sから離れるために、冷却面84のみを施術領域に重ねればよく、位置合わせが容易である。
First, the user superimposes the cooling
このとき、制御部15は、接触センサ88が肌Sとの接触を検出すると、冷却時間を計測する(ステップS1)。電源ON時には、制御部15の制御に基づいて冷却部80が駆動しているので肌Sの施術領域が冷却されている。制御部15は、冷却部80の駆動を電源OFFまで継続させる。なお、制御部15は、接触センサ88が肌Sとの接触を検出しているときのみに冷却部80を駆動してもよい。
At this time, when the
ステップS2では、制御部15は、冷却時間が8秒を経過したか否かを判定しており、経過していない場合にはその状態を維持し、経過した場合にはステップS3に移行する。
In step S2, the
ステップS3では、制御部15は、点灯部43を制御して、冷却完了報知の点灯パターンで点灯部43を点灯させる。これにより、ユーザは抑毛装置10を冷却姿勢から光照射姿勢へと切り替える。
In step S3, the
ここで、切り替え操作について説明する。ユーザは、把握部40を把握した状態で、ヘッド部30の角部89を支点として手首をかえすことで、抑毛装置10を冷却姿勢から光照射姿勢へと切り替える。発光面110は、ヘッド部30内において、冷却面84よりも把握部40から遠い位置に配置されている。このため、ユーザは、ヘッド部30を引き寄せる方向に手首をかえせば、発光面110を肌Sの施術領域(冷却領域)に重ね合わせることができ、スムーズに位置合わせをすることができる。これにより、抑毛装置10は光照射姿勢へと切り替えられる。
Here, the switching operation will be described. The user switches the
ステップS4では、制御部15は、4つの温度センサ71の検出温度に所定値以上の検出温度があるか否かを判断する。制御部15は、少なくとも一つの温度センサ71の検出温度が所定値以上である場合にはステップS5に移行し、温度センサ71のそれぞれの検出温度が所定値未満である場合にはステップS7に移行する。
In step S4, the
ステップS5では、制御部15は照射部50の光の照射を禁止する。この禁止期間においては、制御部15は、第二スイッチ素子462から発光信号が入力されたとしても受け付けない。つまり、高温化した肌Sに照射部50からの光が照射されないので、肌Sに対するダメージを防止することができる。
In step S5, the
ステップS6では、制御部15は、点灯部43を制御して、通常時と異なる点灯パターンで点灯部43を点灯させる。これにより、照射の禁止がユーザに報知される。ユーザはこの点灯部43の報知を直接、あるいは鏡越しに視認することで、現在が禁止期間であること、つまり肌Sの温度が所定値よりも高いことを把握する。ユーザは、抑毛装置10を再度、冷却姿勢へと切り替えることで、冷却部80による肌Sへの冷却を再開する。これにより、制御部15は、ステップS1に移行する。
In step S6, the
ステップS7では、各温度センサ71の検出温度が所定値未満であり、肌Sに対する安全性がある程度確保された状態であるので、制御部15は照射部50の光の照射を許可する。
In step S7, since the detection temperature of each temperature sensor 71 is less than a predetermined value and the safety for the skin S is secured to some extent, the
ステップS8では、制御部15は、許可期間中に第二スイッチ素子462から発光信号が入力されたか否かを判断し、発光信号が入力されていない場合にはステップS4に移行して、発光信号が入力された場合にはステップS9に移行する。許可期間中に再度ステップS4に移行されるので、肌Sの温度が何らかの要因で所定値未満から所定値以上に上昇した場合には、禁止期間に切り替えられる。
In step S8, the
ステップS9では、制御部15は、光源51を制御して、照射部50から肌Sに対して光を照射する。これにより、肌Sに対しては抑毛効果のあるフラッシュ光が照射される。
In step S9, the
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る抑毛装置10は、対象物(肌S)にフラッシュライトを照射する照射部50と、照射部50におけるフラッシュライトが発光する発光面110の周囲に配置されて、肌Sを冷却する冷却部80とを備え、冷却部80の冷却面84は、当該冷却面84と発光面110との境界部分(角部89)が凸状となるように、発光面110に対して傾斜するように配置されている。
[Effects, etc.]
As described above, the
これによれば、冷却部80の冷却面84は、角部89が凸状となるように発光面110に対して傾斜しているので、発光面110を肌Sに当てた状態では冷却面84が肌Sから離間する。つまり、光照射時においては、肌Sに対するヘッド部30の接触面積を小さくすることができる。したがって、ユーザが意図した場所に照射部50を位置合わせすることが容易となる。一方、冷却面84を肌Sに当てた状態では、発光面110が肌Sから離間する。つまり、冷却時においても、肌Sに対するヘッド部30の接触面積を小さくすることができる。この場合においても、ユーザが意図した場所に冷却部80を位置合わせすることが容易となる。これらのことにより、抑毛装置10の操作性を高めることができる。
According to this, since the cooling
また、抑毛装置10は、照射部50及び冷却部80を保持するハウジング21を備え、ハウジング21は、照射部50及び冷却部80を有するヘッド部30と、ヘッド部30に連続し、ユーザにより把握される把握部40と、を備え、冷却部80は、ヘッド部30内において照射部50と把握部40との間に配置されている。
Further, the
これによれば、照射部50が、ヘッド部30内において、冷却面84よりも把握部40から遠い位置に配置されている。このため、ユーザは、ヘッド部30を引き寄せる方向に手首をかえせば、照射部50の発光面110を肌Sの施術領域(冷却領域)に重ね合わせることができ、スムーズに位置合わせをすることができる。したがって、より抑毛装置10の操作性を高めることができる。
According to this, the
また、抑毛装置10は、肌Sの温度を検出する温度検出部70と、温度検出部70の検出温度に基づいて照射部50を制御する制御部15とを備え、制御部15は、温度検出部70の検出温度が所定値以上である場合には、照射部50の照射を禁止する。
Further, the
これによれば、温度検出部70の検出温度が所定値以上である場合には、照射部50の照射が禁止されているので、高温化した肌Sに照射部50からの光が照射されることを防止することができる。これにより、肌Sに対するダメージを防止することができるので、ユーザは、肌Sに対するダメージを気にすることなく抑毛装置10を操作することができる。
According to this, when the detection temperature of the temperature detection unit 70 is equal to or higher than a predetermined value, the irradiation of the
また、抑毛装置10は、冷却部80を制御する制御部15を備え、冷却部80は、ペルチェ素子(熱電素子81)あり、制御部15は、熱電素子81の冷却面84の表面温度を−10℃以上0℃以下とした状態で8秒以上の冷却時間で肌Sを冷却する。
Further, the
これによれば、熱電素子81が冷却面84の表面温度を−10℃以上0℃以下とした状態で8秒以上の冷却時間で肌Sを冷却するので、光照射によるダメージを受けにくい温度まで肌Sを確実に冷却することができる。
According to this, the
また、抑毛装置10は、冷却部80の冷却面84の周囲に配置され、肌Sに対する接触を検出する接触センサ88を有し、制御部15は、接触センサ88の検出結果に基づいて冷却時間を計測する。
Further, the
これによれば、冷却面84の周囲に配置された接触センサ88の検出結果に基づいて、制御部15が冷却時間を計測するので、冷却面84による肌Sに対する冷却時間を正確に計測することができる。したがって、冷却制御の正確性を高めることができる。
According to this, since the
また、冷却部80の冷却面84の面積は、発光面110の面積よりも大きい。
Further, the area of the cooling
これによれば、冷却面84の面積が、発光面110の面積よりも大きいので、冷却面84で冷却された肌Sの冷却領域は、発光面110よりも大きくなる。このため、肌Sの冷却領域内に発光面110を収めることができる。
According to this, since the area of the cooling
[変形例]
なお、抑毛装置10の構成は、上記実施の形態で説明された構成に限定されない。そこで、以下に、抑毛装置についての変形例を上記実施の形態との差分を中心に説明する。以降の説明では、上記実施の形態と同一部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
[Modification example]
The configuration of the
(変形例1)
上記実施の形態では、温度検出部70が接触式の温度センサ71を備えている場合を例示した。この変形例1では、温度検出部70aが非接触式の温度センサ71aを備えている場合について説明する。
(Modification example 1)
In the above embodiment, the case where the temperature detection unit 70 includes the contact type temperature sensor 71 is illustrated. In this
図9及び図10は、変形例1に係るヘッド部30Aの概略構成を示す断面図である。図9は肌Sの表面温度の検出時の状態を示し、図10は光照射時の状態を示している。
9 and 10 are cross-sectional views showing a schematic configuration of the
図9及び図10に示すように、ヘッド部30Aに備わる温度検出部70aは、非接触式の複数の温度センサ71aと、シャッタ機構75aとを備えている。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
複数の温度センサ71aは、照射部50の光照射範囲外に配置されている。具体的には、複数の温度センサ71aは、フィルタ53の周囲に配置されている。温度センサ71aは、例えば赤外線温度センサであり、肌Sに対して赤外線を照射し、当該肌Sを反射した赤外線を受光することで、肌Sの表面温度を検出する。図9中の矢印が赤外線の光路を示している。赤外線温度センサは、例えば赤外線を照射した時点から温度を検出するまでの検出時間が1s以下であることがよい。そして、計測回数が1回であると、測定精度が粗くなるため、温度センサ71aは、検出時間中に、肌Sの表面温度を複数回検出しその中から最大値を選択する。温度センサ71aは、その温度検出面が発光面110を介して肌Sに向かう姿勢でヘッド部30に固定されている。
The plurality of
シャッタ機構75aは、温度センサ71aの温度検出面を開閉する機構である。具体的には、シャッタ機構75aは、シャッタ部材76aと、例えばバネなどの付勢部材(図示省略)とを備えている。シャッタ部材76aは、発光面110を囲む枠体であり、ヘッド部30Aに対して出没自在に設けられている。シャッタ部材76aの外周部には、温度センサ71aが収容される複数の切欠77aが形成されている。シャッタ部材76aがヘッド部30A内に収まっている状態では、図10に示すように各切欠77a内に各温度センサ71aが収容される。これにより、温度センサ71aの温度検出面がシャッタ部材76aによって閉塞される。一方、図9に示すようにシャッタ部材76aがヘッド部30Aから突出している状態では、各切欠77aから各温度センサ71aが離間し、温度検出面が露出する。つまり、肌Sの表面温度が検出可能な状態となる。
The
付勢部材は、例えばバネなどの弾性部材であり、ヘッド部30A内に設けられている。付勢部材は、シャッタ部材76aに対してヘッド部30Aから突出する方向への付勢力を付与している。例えば、シャッタ部材76aに対して外力が加えられていない場合、つまり、図9に示すように肌Sがシャッタ部材76aに接触していない場合では、付勢部材の付勢力によって常にシャッタ部材76aがヘッド部30Aから突出する。これにより、各温度センサ71aの温度検出面が露出する。一方、シャッタ部材76aに対して外力が加えられた場合、つまり、図10に示すように肌Sがシャッタ部材76aを押圧した場合では、付勢部材の付勢力に抗ってシャッタ部材76aがヘッド部30A内に収容される。これにより、各温度センサ71aの温度検出面が閉塞される。この状態であれば、照射部50から光が照射されたとしても、当該光がシャッタ部材76aで遮られるため、温度センサ71aの温度検出面に到達しない。これにより、照射部50からの光によって温度センサ71aが損傷してしまうことを防止できる。
The urging member is an elastic member such as a spring, and is provided in the
以上のように、温度検出部70aが、非接触式の複数の温度センサ71aと、温度センサ71の温度検出面を開閉するシャッタ機構75aとを有している。これにより、光照射時においては、シャッタ機構75aが照射部50からの光を遮るために、温度センサ71aを保護することができる。
As described above, the
また、温度検出部70aが非接触式の温度センサ71aを含んでいるので、肌Sの受光領域の温度を確実に検出することが可能である。
Further, since the
なお、ヘッド部30Aは、シャッタ部材76aが温度センサ71aの温度検出面を閉塞したことを検出するセンサを有していてもよい。このセンサがシャッタ部材76aによる温度検出面の閉鎖を検出していない場合には、制御部15が照射部50の光の照射を禁止すればよい。温度センサ71aの温度検出面が露出している際には、照射部50から光が照射されないので、温度センサ71aを確実に保護することができる。
The
(変形例2)
上記実施の形態では、冷却部80の冷却面84が平坦である場合を例示した。この変形例2では、冷却部80bの冷却面84bが曲面である場合について説明する。
(Modification 2)
In the above embodiment, the case where the cooling
図11は、変形例2に係るヘッド部30Bの概略構成を示す断面図である。図11に示すように、ヘッド部30Bに備わる冷却部80bでは、冷却面84bが外方に向けて凸となる曲面となっている。冷却面84bは、当該冷却面84bの長手方向において、全体にわたって同形状の曲面となっている。冷却面84bにおいて、照射部50側の一端部では、接線と発光面110とがなす角度α1が0度よりも大きく90度未満の角度となっている。同様に、冷却面84bにおいて、照射部50とは反対側の他端部では、接線と発光面110とがなす角度α2が0度よりも大きく90度未満であって、角度α1よりも大きい角度となっている。
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of the
このように、冷却面84bが外方に向けて凸となる曲面である場合には、肌Sに対して冷却面84bを押し当てることができ、より冷却効率を高めることができる。
As described above, when the
[その他]
以上、本発明に係る抑毛装置について、上記実施の形態及び各変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及び各変形例に限定されるものではない。
[Other]
The hair-suppressing device according to the present invention has been described above based on the above-described embodiment and each modification, but the present invention is not limited to the above-described embodiment and each modification.
例えば、上記実施の形態では、発光ボタン42が操作されることに起因して発光信号が第二スイッチ素子462から制御部15に入力される場合を例示した。しかしながら、例えば制御部15内において、電源ON時に所定のタイミングで発光信号が自動生成されてもよい。この場合においても、制御部15は、禁止期間であるときには発光信号を受け付けず、許可期間であるときには発光信号を受け付ける。
For example, in the above embodiment, the case where the light emitting signal is input from the second switch element 462 to the
また、照射部50が一つの光源51を有している場合を例示した。しかしながら、光源51の設置個数は、2つ以上であってもよい。
Further, the case where the
また、上記実施の形態では、報知部として視覚的な報知を行う点灯部43を例示した。しかし、ユーザに報知が行えるのであれば、その他の報知部を用いることが可能である。その他の報知部としては、例えば聴覚的な報知を行うスピーカまたは触覚的な報知を行う振動装置などが挙げられる。また、種類の異なる報知部を複数組み合わせて用いることも可能である。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施の形態では、電源として商用電源を例示したが、一次電池または二次電池などの電池を電源としてもよい。 Further, in the above embodiment, the commercial power source is exemplified as the power source, but a battery such as a primary battery or a secondary battery may be used as the power source.
また、上記実施の形態では、熱電素子81を備えた冷却部50を例示した。しかしながら、冷却部は冷却面を有しているのであれば、熱電素子81以外の冷却手段を有していてもよい。その他の冷却手段としては、保冷剤を用いた冷却構造、空冷式の冷却構造、水冷式の冷却構造、油冷式の冷却構造などが挙げられる。
Further, in the above embodiment, the cooling
また、上記実施の形態では、主要構成がハウジング21と一体的に設けられた抑毛装置10を例示して説明した。しかし、肌に対して光学的な施術を行うヘッド部と、ヘッド部に電力を供給する電力供給部とがケーブルを介して別体化された抑毛装置であってよい。
Further, in the above-described embodiment, the hair-suppressing
また、上記実施の形態では、抑毛専用の光照射型美容装置を例示した。しかし、抑毛機能以外の機能も有する多機能な光照射型美容装置であってもよい。その他の機能としては、抑毛時よりも弱い光を肌に照射することで肌をケアする肌ケア機能などが挙げられる。また、抑毛機能のない光照射型美容装置であってもよい。 Further, in the above embodiment, a light irradiation type beauty device dedicated to hair suppression has been exemplified. However, it may be a multifunctional light irradiation type beauty device having a function other than the hair suppressing function. Other functions include a skin care function that cares for the skin by irradiating the skin with light weaker than when the hair is suppressed. Further, it may be a light irradiation type beauty device having no hair suppressing function.
その他、実施の形態及び各変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び各変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, the embodiments and the components and functions in the embodiments and the modifications can be arbitrarily selected without departing from the spirit of the present invention, as well as the forms obtained by applying various modifications that can be conceived by those skilled in the art. The form realized by combining is also included in the present invention.
本発明は、例えば光学式の抑毛装置などの光照射型美容装置に適用可能である。 The present invention is applicable to a light irradiation type beauty device such as an optical hair suppressor.
10 抑毛装置(光照射型美容装置)
15 制御部
21 ハウジング
30、30A、30B ヘッド部
31 ファン
32 通気孔
40 把握部
41 電源ボタン
42 発光ボタン
43 点灯部
45 コンデンサ
49 電源端子
50 照射部
51 光源
52 反射部
53 フィルタ
70、70a 温度検出部
71、71a 温度センサ
75a シャッタ機構
76a シャッタ部材
77a 切欠
80、80b 冷却部
81 熱電素子
82 蓄熱部材
83 排熱機構
84、84b 冷却面
88 接触センサ
89 角部
110 発光面
461 第一スイッチ素子
462 第二スイッチ素子
521 凹状空間
S 肌(対象物)
α、α1、α2 角度
10 Hair suppressor (light irradiation type beauty device)
15
α, α1, α2 angles
Claims (6)
前記照射部における前記フラッシュライトが発光する発光面の周囲に配置されて、前記対象物を冷却する冷却部とを備え、
前記冷却部の冷却面は、当該冷却面と前記発光面との境界部分が凸状となるように、前記発光面に対して傾斜する姿勢で配置されている
光照射型美容装置。 An irradiation part that irradiates an object with a flashlight,
A cooling unit is provided around the light emitting surface on which the flashlight emits light in the irradiation unit to cool the object.
A light irradiation type beauty device in which the cooling surface of the cooling unit is arranged in an inclined posture with respect to the light emitting surface so that the boundary portion between the cooling surface and the light emitting surface is convex.
前記ハウジングは、前記照射部及び前記冷却部を有するヘッド部と、前記ヘッド部に連続し、ユーザにより把握される把握部と、を備え、
前記冷却部は、前記ヘッド部内において前記照射部と前記把握部との間に配置されている
請求項1に記載の光照射型美容装置。 A housing for holding the irradiation unit and the cooling unit is provided.
The housing includes a head portion having the irradiation portion and the cooling portion, and a grasping portion continuous with the head portion and grasped by the user.
The light irradiation type beauty apparatus according to claim 1, wherein the cooling unit is arranged between the irradiation unit and the grasping unit in the head unit.
前記温度検出部の検出温度に基づいて前記照射部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記温度検出部の検出温度が所定値以上である場合には、前記照射部の照射を禁止する
請求項1または2に記載の光照射型美容装置。 A temperature detection unit that detects the temperature of the object,
A control unit that controls the irradiation unit based on the detection temperature of the temperature detection unit is provided.
The light irradiation type beauty apparatus according to claim 1 or 2, wherein the control unit prohibits irradiation of the irradiation unit when the detection temperature of the temperature detection unit is equal to or higher than a predetermined value.
前記冷却部は、ペルチェ素子あり、
前記制御部は、前記ペルチェ素子の冷却面の表面温度を−10℃以上0℃以下とした状態で8秒以上の冷却時間で前記対象物を冷却する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の光照射型美容装置。 A control unit that controls the cooling unit is provided.
The cooling unit has a Peltier element.
The control unit cools the object in a cooling time of 8 seconds or more with the surface temperature of the cooling surface of the Peltier element set to −10 ° C. or higher and 0 ° C. or lower according to any one of claims 1 to 3. The light irradiation type beauty device described.
前記制御部は、前記接触センサの検出結果に基づいて前記冷却時間を計測する
請求項4に記載の光照射型美容装置。 It has a contact sensor that is arranged around the cooling surface of the cooling unit and detects contact with the object.
The light irradiation type beauty device according to claim 4, wherein the control unit measures the cooling time based on the detection result of the contact sensor.
請求項1〜5のいずれか一項に記載の光照射型美容装置。 The light irradiation type beauty apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein the area of the cooling surface of the cooling unit is larger than the area of the light emitting surface.
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