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JP2020152143A - 飛行体 - Google Patents

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淳 真下
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淳 真下
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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、熱源の冷却性能を向上させることができる飛行体を提供する。【解決手段】飛行体20は、プロペラ10と、光源と、プロペラにより生じる気流が当たる位置に配置され、光源で生じた熱を放熱する放熱部32と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、飛行体に関する。
ドローン(飛行体の一例)にカメラまたはレーザー発生機を搭載し、荷物を運搬する自動操縦装置として使用する技術、および、橋および道路に亀裂および凹みが無いかを検査する装置として使用する技術が提案されている。
また、固体光源を用いたプロジェクタの光学エンジンの一部または全体を密閉し、防塵性能を向上する技術が提案されている。例えば、表示デバイスは防塵ケースの内部に配置し、表示デバイスに接続したヒートシンクは防塵ケースの外側に配置することで、防塵と熱源(表示デバイス)の冷却とを実現する技術が提案されている。
しかしながら、上記のような技術では、表示デバイスを配置した防塵ケースと、防塵ケースの外部のヒートシンク(放熱部)と、を筐体内に収める必要がある。このため、筐体内の冷却経路の設定が困難となるとともに、十分な冷却性能を得るために放熱部および筐体を大型化する必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置を大型化することなく、熱源の冷却性能を向上させることができる飛行体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プロペラと、光源と、前記プロペラにより生じる気流が当たる位置に配置され、前記光源で生じた熱を放熱する放熱部と、を備える飛行体である。
本発明によれば、装置を大型化することなく、熱源の冷却性能を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、プロジェクタを搭載したドローンの概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態のドローンのさらに詳細な構成の一例を示す図である。 図3は、筐体の一部分の断面形状の例を示す図である。 図4は、放熱部の構造の一例を示す図である。 図5は、放熱部を備えたドローンの正面図である。 図6は、放熱部を備えたドローンの平面図である。 図7は、ドローンのハードウェア構成の一例を示す図である。 図8は、ドローンのハードウェア構成の他の例を示す図である。 図9は、プロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。 図10は、ドローンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図11は、ドローンの速度に応じた制御処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、ドローンの他の例を示す図である。 図13は、ドローンの他の例を示す図である。 図14は、放熱部の他の例を示す図である。 図15は、放熱部の他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる飛行体の一実施形態を詳細に説明する。以下では、飛行体としてドローンを用いる例を説明するが、適用可能な飛行体はドローンに限られるものではない。例えばプロペラを有する他の飛行体に対しても適用可能である。また、以下では、プロジェクタを搭載した飛行体を例に説明する。例えばプロジェクタ内の光源などが、熱源に相当する。熱源を含む電子機器はプロジェクタに限られるものではない。例えば、熱源となる照明(光源)および撮像素子などを備えるカメラを飛行体に搭載するように構成してもよい。
本実施形態の飛行体は、プロジェクタの筐体内の熱源に接続された放熱部を筐体外に設置するとともに、飛行用のプロペラの給排気付近に放熱部を設置する。これにより、筐体内のファンが不要となり冷却経路を簡易化することができるとともに、熱容量の大きい熱源でも冷却することが可能となる。すなわち、筐体が密閉されたプロジェクタで、より高出力な光源を使用した場合であっても、装置を大型化することなく、熱源の冷却性能を向上させることが可能となる。また、密封され、かつ、小型化されたプロジェクタの冷却性を向上させてドローンに搭載することで、例えば、ドローンを用いる検査手段の改善および使用範囲の拡大を実現することができる。
図1は、プロジェクタを搭載したドローン100の概略構成の一例を示す図である。図1の左上は、ドローン100の外観を示す図である。図1の右上および左下は、それぞれドローン100を簡略化して表した正面図、および、平面図である。以下では、主に簡略化した図を用いて説明する。
図1に示すように、ドローン100は、プロペラ10a〜10dと、飛行体本体20と、プロジェクタ120と、を備えている。プロペラ10a〜10dは、同様の構成を備えるため、区別する必要がない場合はプロペラ10という場合がある。プロペラ10の個数は4つに限られず、1つ以上であればよい。
プロジェクタ120における主な熱源は、光を出射する光源、画像を形成する変調素子、光源を駆動する駆動回路(ドライバ)、および、プロジェクタ120を制御する基板などである。プロジェクタ120によっては、プロジェクタを駆動する電源、光学エンジンのカラーホイール、蛍光体ホイール、および、光学素子なども熱源となりうる。
図2は、本実施形態のドローン100のさらに詳細な構成の一例を示す図である。ドローン100のような飛行体は、屋外で使用することが想定される。このため、プロジェクタ120をドローン100に搭載する際には、プロジェクタ120の筐体内は、密閉空間にする。すなわち、ファン等を用いてプロジェクタ120の外部の空気をプロジェクタ120の内部に流入させて冷却することはできない。従って、本実施形態では、熱源を筐体外で冷却するための放熱部32を筐体外に設置し、熱源と放熱部32とをヒートパイプ31により接続する。ヒートパイプ31により熱を移動できるが、コスト等を考慮するとすべての熱源の接続部は、筐体と接していることが望ましい。
また、放熱部32は、プロペラ10の給排気付近、すなわち、プロペラ10により生じる気流が当たる位置に配置される。これにより、プロペラ10を、放熱部32を冷却するためのファンとして使用することができる。
図1および図2では、プロジェクタ120が飛行体本体20と別に備えられているが、飛行体本体20内に備えられていてもよい。
図2に示すように、プロジェクタ120の筐体外に設置した放熱部32は、プロペラ10に対して、プロペラ10の軸方向に離れた位置に取り付けられる。また、放熱部32は、全体の重量のバランスが取れるように、ヒートパイプ31およびその他の構造物の位置を考慮して配置される。
筐体が熱源の熱を放熱する構造を備えていてもよい。図3は、筐体の一部分の断面形状の例を示す図である。図3に示すように、筐体301のうち少なくとも一部には、内部のフィン302aと、外部のフィン302bが形成される。フィン302a、302bにより、筐体内の熱を筐体外に逃がすことができる。すなわち、主な熱源からヒートパイプ31により外部に放出できなかった熱等が筐体内に蓄積されることを防ぐことができる。
放熱部32は、プロペラに物体(指など)が接触することを防止するための機能を兼ねるように形成されてもよい。図4は、このように構成される放熱部32の構造の一例を示す図である。図5および図6は、それぞれ、図4のような放熱部32を備えたドローン100の正面図および平面図を表す。なお、図5および図6の放熱部32a〜32dが、それぞれ図4に示す放熱部32の構造を備えている。
図4に示すように、放熱部32は、プロペラ10により生じる気流が当たる位置に柵部材401を備える。柵部材401は、物体の接触を防止する機能とともに、ヒートパイプ31を介して伝わる熱源の熱を放熱するための冷却フィンとしての機能を有する。複数の柵部材401間の長さは、想定される物体(例えば指)が入らない程度の長さとすればよい。柵部材401は図4に示す構造に限られるものではない。例えば、網目状の柵部材401を用いてもよい。図4に示すような構造により、放熱部32の体積を減少させることができる。
図4および図5では、放熱部32が円形である例が示されているが、放熱部32の形状はこれに限られるものではない。例えば、放熱部32は矩形であってもよい。また、図6に示すように、放熱部32は、プロペラ10それぞれの上下に備えられてもよいし、上下のうちいずれか一方に備えられてもよい。
次に、ドローン100のハードウェア構成について説明する。図7は、ドローン100のハードウェア構成の一例を示す図である。図7に示すように、ドローン100は、コントローラ101と、メモリ102と、電源103と、通信I/F(インタフェース)104と、モータコントローラ105と、センサ106と、モータ111a〜111dと、プロジェクタ120と、を備える。
コントローラ101は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、アドレスバスおよびデータバス等のバスラインを介して、ROMおよびRAMと接続する。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを、RAMに展開する。CPUは、RAMに展開したプログラムに従って動作することでドローン100を制御する。
メモリ102は、半導体メモリ素子、および、フラッシュメモリ等の記憶装置である。メモリ102は、例えば、プロジェクタ120により投影する画像、および、制御プログラムを記憶する。制御プログラムは、オペレーティングシステム、および、ドローン100が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラムには、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
電源103は、リチウムイオン電池等である。電源103は、ドローン100の各部に電力を供給する。
通信I/F104は、ドローン100を操作するための操作装置と、例えば無線通信により通信する通信インタフェースである。例えば、通信I/F104は、ドローン100を操作する情報を操作装置から受信する。
モータコントローラ105は、コントローラ101による制御に基づいて、モータ111a〜111dそれぞれの回転を制御する。
センサ106は、角速度および加速度を検知する慣性センサである。センサ106は、例えば自装置の姿勢および運動状態を検知する。そして、センサ106の検知結果は、操作装置から受信した情報に基づいた飛行の制御に用いられる。なお、センサ106は、3軸加速度センサ、3軸ジャイロセンサ、および3軸地磁気センサを有する慣性計測装置であってもよい。また、ドローン100は、点検対象との距離を測距する距離センサ等の他のセンサを備えていてもよい。
モータ111a〜111dは、それぞれプロペラ10a〜10dを回転させるためのモータである。
飛行体(ドローン100)が、プロジェクタ120の代わりに、または、プロジェクタ120とともにカメラを備えるように構成してもよい。図8は、カメラを備えるドローン100−2のハードウェア構成の一例を示す図である。図8のドローン100−2は、プロジェクタ120の代わりにカメラ130−2を備える点が、図7のドローン100と異なっている。その他の構成は図7と同じであるため同一の符号を付し説明を省略する。
カメラ130−2は、撮像素子131−2と、照明132−2と、を備えている。撮像素子131−2は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、または、CCD(Charge Coupled Device)を用いた光センサであり、投射された光に応じた信号を出力する。照明132−2は、撮像領域に光を出射するための光源に相当する。例えば照明132−2が、熱源となりうる。
次に、プロジェクタ120のハードウェア構成について説明する。図9は、プロジェクタ120のハードウェア構成の一例を示す図である。図9に示すように、プロジェクタ120は、CPU801、ROM802、RAM803、メディアI/F807、操作部808、電源スイッチ809、バスライン810、ネットワークI/F811、LED(Light Emitting Diode)駆動回路814、LED光源815、投写デバイス816、投写レンズ817、および、外部機器接続I/F818を備えている。
CPU801は、プロジェクタ120全体の動作を制御する。ROM802は、CPU801の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。
メディアI/F807は、フラッシュメモリ等の記録メディア806に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。
操作部808は、種々のキー、ボタンおよびLED等が配設されており、ユーザによるプロジェクタ120の電源のON/OFF以外の各種操作を行うのに使用される。例えば、操作部808は、投写画像の大きさの調整操作、色調の調整操作、ピント調整操作、キーストン調整操作等の指示操作を受け付けて、受け付けた操作内容をCPU801に出力する。
電源スイッチ809は、プロジェクタ120の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。電源は、上述のドローン100の電源103と共通でもよいし、電源103とは別の電源であってもよい。
バスライン810は、図9に示されているCPU801等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
ネットワークI/F811は、インターネット等の通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインタフェースである。
LED駆動回路814は、CPU801の制御下で、LED光源815の点灯および消灯を制御する。
LED光源815は、LED駆動回路814の制御によって点灯されると、投写光を投写デバイス816に照射する。なお、LED以外の素子を用いる光源を用いてもよい。
投写デバイス816は、外部機器接続I/F818等を介して与えられた画像データに基づいて、空間光変調方式によりLED光源815からの投写光を変調して得た変調光を、投写レンズ817を通して、スクリーンの投写面へ画像として投写する。投写デバイス816としては、例えば、液晶パネルまたはDMD(Digital Micromirror Device)等が用いられる。LED駆動回路814、LED光源815、投写デバイス816および投写レンズ817は、全体として、画像データに基づいて投写面に投写画像を投写する投写部(投写手段)として機能する。
外部機器接続I/F818は、直接、PC(Personal Computer)が接続され、PCとの間で、制御信号および画像データを取得する。
CPU801は、電源電力が供給されると、ROM802に予め記憶されている制御プログラムに従って起動し、LED駆動回路814に制御信号を与えてLED光源815を点灯させる。また、プロジェクタ120は、電源からの電源電力の供給が開始されると、投写デバイス816が画像表示可能状態になり、さらに、他の種々の構成要素へ電源から電力が供給される。
また、プロジェクタ120は、電源スイッチ809がOFF操作されると、電源スイッチ809から電源OFF信号がCPU801に送られ、CPU801は、電源OFF信号を検知すると、LED駆動回路814へ制御信号を与えてLED光源815を消灯させる。CPU801は、その後、所定時間が経過すると、CPU801自身の制御処理を終了させ、最後に電源へ指示を与えて電源電力の供給を停止させる。
なお、図7に示した構成要素と図9に示した構成要素とのうち、共通化できる構成要素は共通化してもよい。例えば、コントローラ101内のCPU、ROM、および、RAMは、それぞれプロジェクタ120内のCPU801、ROM802、および、RAM803と共通化してもよい。また、通信I/F104とネットワークI/F811とを共通化してもよい。
次に、ドローン100の機能構成について説明する。図10は、ドローン100の機能構成の一例を示すブロック図である。
ドローン100のコントローラ101は、メモリ102に記憶された制御プログラムをRAMに展開し、制御プログラムに従って動作することで、図7に示す各機能部をRAMに生成する。具体的には、コントローラ101は、機能部として、通信制御部201と、飛行制御部202と、投影制御部203と、検出部204と、を備える。なお、図7の各機能部の一部または全部は、専用のIC(Integrated Circuit)などのプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現してもよい。
通信制御部201は、通信I/F104を制御して、無線通信により接続された操作装置と通信する。例えば、通信制御部201は、ドローン100を操作するリモート操作情報を操作装置から受信する。
飛行制御部202は、モータコントローラ105を介して、モータ111a〜111dを制御することによりドローン100を飛行させる。飛行制御部202は、センサ106の信号からドローン100の姿勢および運動状態を検出する。また、飛行制御部202は、検出した姿勢、運動状態、および、リモート操作情報に応じてモータ111a〜111dの適切な回転数を算出する。そして、飛行制御部202は、算出した回転数をモータコントローラ105に出力する。これにより、ドローン100は、操作装置の操作通りに飛行する。
投影制御部203(制御部の一例)は、画像の投影に関する各種制御を実行する。例えば投影制御部203は、投影の対象となる画像信号をもとに、LED光源815が出射する光の明るさ(光量)等を変更する制御、および、LED光源815からの光に変調を加える変調素子に対する制御などを実行する。
検出部204は、ドローン100の移動する速度を検出する。例えば検出部204は、センサ106とは異なる速度検出用のセンサからの信号をもとに、ドローン100の移動速度を検出する。検出部204が、センサ106の出力信号(角速度、加速度など)をもとに速度を求めるように構成してもよい。
ドローン100が移動するときには、筐体に空気が当たる。そして、ドローン100の速度が上がるほど、筐体に当たる空気の風速は上がるため、冷却性が向上する。そこで、例えば投影制御部203は、速度に応じてLED光源815の光量を制御するように構成してもよい。図11は、ドローン100の速度に応じた制御処理の一例を示すフローチャートである。
検出部204は、速度センサなどからの信号を参照し、ドローン100の速度を検出する(ステップS101)。投影制御部203は、検出された速度が閾値より大きいか否かを判定する(ステップS102)。速度が閾値より大きい場合(ステップS102:Yes)、投影制御部203は、LED光源815のモードを高電力モードに設定する(ステップS103)。速度が閾値以下である場合(ステップS102:No)、投影制御部203は、LED光源815のモードを低電力モードに設定する(ステップS104)。
高電力モードとは、LED光源815に供給する電力を相対的に大きくすることにより、LED光源815から出射される光の光量を大きくするモードである。低電力モードとは、LED光源815に供給する電力を高電力モードより小さくすることにより、LED光源815から出射される光の光量を小さくするモードである。
このように制御することにより、ドローン100の速度が閾値より大きい場合、すなわち、冷却性能が高い状態のときにのみ、LED光源815等の熱源から発生する熱が大きくなる高電力モードを許可することが可能となる。移動しながら画像を投影するようなドローン100であれば、冷却性能を維持しながら、より小型化した構成で、より高輝度の画像を投影することか可能となる。
ドローン100のような飛行体は、着地、および、エンジントラブルなどによる落下などの際に、底面に対して衝撃が加わる場合がある。しかし、熱伝導性の高い金属のみでドローン100の筐体(プロジェクタ120の筐体)を構成すると、着地および落下の衝撃に耐えられず、破損する可能性がある。
そこでドローン100が、衝撃に対する耐久性を向上させるような部材を備えるように構成してもよい。図12および図13は、このように構成されたドローン100の一例を示す図である。
図12の例では、ドローン100は、プロジェクタ120の筐体の角部に弾性部材33を有するように構成される。図13の例では、ドローン100は、プロジェクタ120の筐体の底面に衝撃に強いばね部材34と、ばね部材34に接続される弾性部材35と、を備える。弾性部材33および35は、例えば、ゴムおよび樹脂材料などにより形成される、弾性を有する部材である。ばね部材34は、衝撃を吸収する方向に伸縮するように筐体に接続される。
放熱部のフィンは、冷却効率をより向上できるような形状としてもよい。図14および図15は、このように構成された放熱部32−2および32−3の一例を示す図である。
図14の例では、放熱部32−2は、ドローン100の移動方向(プロジェクタ120の投影方向と解釈することもできる)に延びるフィン1301を有するように構成される。これにより、ドローン100が移動する際に、より風が通り抜けやすいフィン形状とし、冷却効率を向上させることができる。
図15の例では、放熱部32−3は、プロペラ10の軸1402から放射状に延びるフィン1401を有するように構成される。これにより、ドローン100がいずれの方向に移動した場合にも、冷却効率を向上させることが可能となる。
以上のように、本実施形態では、熱源に接続された放熱部を筐体外に出すとともに、飛行用のプロペラの付近に放熱部を設置する。これにより、筐体内のファンが不要となるため、装置を大型化することなく、熱源の冷却性能を向上させることが可能となる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一または複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、および、FPGA(field programmable gate array)、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサ、並びに、従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10a、10b、10c、10d プロペラ
20 飛行体本体
31 ヒートパイプ
32a、32b、32c、32d 放熱部
33、35 弾性部材
34 ばね部材
100 ドローン
101 コントローラ
102 メモリ
103 電源
104 通信I/F
105 モータコントローラ
106 センサ
111a、111b、111c、111d モータ
120 プロジェクタ
201 通信制御部
202 飛行制御部
203 投影制御部
204 検出部
特開2016−133609号公報

Claims (10)

  1. プロペラと、
    光源と、
    前記プロペラにより生じる気流が当たる位置に配置され、前記光源で生じた熱を放熱する放熱部と、
    を備える飛行体。
  2. 内部および外部の少なくとも一方にフィンが設けられた筐体を備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  3. 前記放熱部は、前記気流が当たる位置に柵部材を備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  4. 前記飛行体の移動する速度を検出する検出部と、
    前記速度に応じて前記光源の光量を制御する制御部と、をさらに備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  5. 角部に弾性部材を有する筐体を備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  6. ばね部材が接続された筐体と、
    前記ばね部材に接続される弾性部材と、を備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  7. 前記放熱部は、前記飛行体の移動方向に延びるフィンを有する、
    請求項1に記載の飛行体。
  8. 前記放熱部は、放射状に延びるフィンを有する、
    請求項1に記載の飛行体。
  9. 前記光源と、前記光源からの投写光を投写する投写デバイスと、を有するプロジェクタを備える、
    請求項1に記載の飛行体。
  10. 前記光源と、撮像素子と、を有するカメラを備える、
    請求項1に記載の飛行体。
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