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JP2020147538A - 乳液状皮膚化粧料 - Google Patents

乳液状皮膚化粧料 Download PDF

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JP2020147538A
JP2020147538A JP2019047475A JP2019047475A JP2020147538A JP 2020147538 A JP2020147538 A JP 2020147538A JP 2019047475 A JP2019047475 A JP 2019047475A JP 2019047475 A JP2019047475 A JP 2019047475A JP 2020147538 A JP2020147538 A JP 2020147538A
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直紀 尾形
Naoki Ogata
直紀 尾形
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Mandom Corp
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Abstract

【課題】乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れた乳液状皮膚化粧料を提供すること。【解決手段】成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール、成分(B)モノステアリン酸ソルビタン、成分(C)水素添加レシチン、成分(D)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、成分(E)植物性油脂を含む油剤、および成分(F)水を含有し、前記成分(D)の含有量が0.16〜0.23質量%であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量割合[成分(B)/成分(A)]が0.10〜1.0であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量割合[成分(C)/成分(A)]が0.40〜0.90である乳液状皮膚化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚に塗布して用いられる乳液状化粧料(乳液状皮膚化粧料)に関する。
従来、肌を保湿することや肌の乾燥を防ぐことを目的とする皮膚外用剤としては、化粧水、ジェル、クリーム、乳液等の様々な剤型のものが知られている。なかでも、乳液は、皮膚の恒常性機能の維持および回復というスキンケア化粧品の役割に加え、皮膚に水分、保湿剤、および油分等を供給し、皮膚の保湿機能や柔軟機能を維持させるという役割を担う。
ただし、加齢等によるダメージを受けている肌は肌表面の構造が壊れており、化粧料による肌構造のダメージ回復や浸透性の向上を図るためには乳化粒子径が小さく、また肌構造に近い乳液状皮膚化粧料が望ましい。
肌構造に近い乳液状皮膚化粧料を調製する方法として、2分子膜構造をもつ水素添加レシチンで乳化する方法(例えば、特許文献1)が挙げられるが、望ましい使用感(伸びのよさとたれ落ちのなさ)と乳化粒子径を小さくすることとを両立することは非常に困難である。
特許文献2には、25℃で固体またはペースト状の植物性油脂を配合するにもかかわらず、安定性に優れた水中油型乳化化粧料が記載されているが、乳液とした場合の使用感については考慮されていない。
特開2014−218487号公報 特開2016−166187号公報
本発明は、水素添加レシチンおよび植物性油脂を含有するにもかかわらず、乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れた乳液状皮膚化粧料を提供することを目的とする。
本発明者は、成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール、成分(B)モノステアリン酸ソルビタン、成分(C)水素添加レシチン、成分(D)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、成分(E)植物性油脂を含む油剤、および成分(F)水を含有し、前記成分(D)の含有量が0.16〜0.23質量%であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量割合[成分(B)/成分(A)]が0.10〜1.0であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量割合[成分(C)/成分(A)]が0.40〜0.90である乳液状皮膚化粧料によれば、水素添加レシチンおよび植物性油脂を含有しながら、乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れた乳液状皮膚化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は
〔1〕下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、および下記成分(F)を含有し、前記成分(D)の含有量が0.16〜0.23質量%であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量割合[成分(B)/成分(A)]が0.10〜1.0であり、前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量割合[成分(C)/成分(A)]が0.40〜0.90である乳液状皮膚化粧料、
成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール
成分(B):モノステアリン酸ソルビタン
成分(C):水素添加レシチン
成分(D):アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
成分(E):植物性油脂を含む油剤
成分(F):水
〔2〕前記成分(E)が、25℃で固体またはペースト状の植物性油脂を含む、〔1〕記載の乳液状皮膚化粧料、
〔3〕前記乳液状皮膚化粧料における乳化粒子の体積平均粒子径が2.0〜20.0μmである、〔1〕または〔2〕記載の乳液状皮膚化粧料、
〔4〕さらに成分(G):高級アルコールを含む、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の乳液状皮膚化粧料、に関する。
本発明によれば、乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れた乳液状皮膚化粧料を提供することができる。
<乳液状皮膚化粧料>
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン、水素添加レシチン、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、植物性油脂を含む油剤および水を必須の成分として含有する。また、高級アルコールを含むことが好ましい。なお、本明細書においては、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコールを「成分(A)」;モノステアリン酸ソルビタンを「成分(B)」;水素添加レシチンを「成分(C)」;アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を「成分(D)」;植物性油脂を含む油剤を「成分(E)」;水を「成分(F)」;高級アルコールを「成分(G)」と称する場合がある。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料に含有される上記各成分の含有量は、それぞれ、乳液状皮膚化粧料中の合計の含有量が100質量%以下となるように、記載の範囲内から適宜選択することができる。なお、本明細書において、「〜」を用いて数値範囲を示す場合、その両端の数値を含むものとする。
[成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコールを含有する。乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(A)の含有量は、0.40〜1.6質量%が好ましく、0.60〜1.4質量%がより好ましく、0.80〜1.2質量%がさらに好ましい。成分(A)の含有量を上記の範囲とすることにより、たれ落ちの抑制、伸びのよさ等の使用感を向上させ、かつ乳化粒子径を小さくすることができる。また、上記含有量が0.40質量%以上であると、乳化安定性がより向上する。安全性の観点からは、上記含有量を1.6質量%以下とすることが好ましい。
成分(A)の市販品としては、例えば、商品名「NIKKOL MYS−25V」(日本サーファクタント工業(株)製)等が挙げられる。
[成分(B):モノステアリン酸ソルビタン]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、モノステアリン酸ソルビタンを含有する。乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(B)の含有量は、0.10〜1.2質量%が好ましく、0.20〜1.0質量%がより好ましく、0.30〜0.90質量%がさらに好ましい。成分(A)の含有量を上記の範囲とすることにより、たれ落ちの抑制、伸びのよさ等の使用感を向上させ、かつ乳化粒子径を小さくすることができる。また、上記含有量が0.1質量%以上であると、乳化安定性がより向上する。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料において、成分(A)の含有量に対する成分(B)の含有量の質量割合[成分(B)/成分(A)]は0.10〜1.0であり、0.40〜0.90が好ましく、0.60〜0.90がより好ましい。本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、界面活性剤として成分(A)および成分(B)を用い、かつこれらの質量割合を上記の極めて狭い特定の範囲内とすることで、植物性油脂を含有しながら、乳化粒子の粒径が均一かつ細かい乳液状皮膚化粧料とすることを可能としている。後述の実施例に示すように、上記質量割合が上記範囲外であると、乳化粒子の粒径が不均一であるか、あるいは均一であっても粒径が大きいものとなる。これは、成分(A)および成分(B)の質量割合がわずかに変動すると成分(A)と成分(B)の混合物のHLB値が大きく変動することにより、植物性油脂の分散状態に大きく影響するためであると推測される。
[成分(C):水素添加レシチン]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、水素添加レシチンを含有する。成分(C)を乳液状皮膚化粧料に配合することにより、肌構造に近い乳液状皮膚化粧料を得ることができる。
本実施形態において使用可能な水素添加レシチンとしては、動物または植物由来のレシチンに水素添加したものが挙げられる。なかでも、肌馴染みおよび安定性をより一層向上させるという観点から、水素添加大豆レシチンおよび水素添加卵黄レシチンが好ましく、水素添加大豆レシチンがより好ましい。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(C)の含有量は、0.10〜0.80質量%が好ましく、0.20〜0.70質量%がより好ましく、0.30〜0.60質量%がさらに好ましい。成分(C)の含有量を上記の範囲とすることにより、たれ落ちの抑制、伸びのよさ等の使用感を向上させ、かつ乳化粒子径を小さくすることができる。また、上記含有量が0.10質量%以上とすることにより、水素添加レシチンを配合することによる本発明の効果が充分に得られる。なお、原料由来の匂いや色の影響を低減する観点からは、上記含有量を0.80質量%以下とすることが好ましい。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料において、成分(A)の含有量に対する成分(C)の含有量の質量割合[成分(C)/成分(A)]は0.40〜0.90であり、0.50〜0.80が好ましく、0.60〜0.70がより好ましい。これらの質量割合を上記の極めて狭い特定の範囲内とすることで、たれ落ちの抑制、伸びのよさ等の使用感を向上させ、かつ乳化粒子径を小さくすることができる。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(A)、成分(B)および成分(C)の合計含有量は、乳化粒子の安定性の観点から、0.6質量%以上が好ましく、1.0質量%以上がより好ましく、1.2質量%以上がさらに好ましい。また、べたつき抑制の観点からは、3.6質量%以下が好ましく、3.0質量%以下がより好ましく、2.5質量%以下がさらに好ましい。
[成分(D):アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する。成分(D)を配合することにより、乳液中の水相を増粘させつつ、成分(D)におけるアルキル部位が乳化粒子に入り込み、粒径が均一かつ細かい状態で乳化粒子を安定させる。
成分(D)の市販品としては、例えば、商品名「PEMULEN TR−1」、商品名「PEMULEN TR−2」、商品名「カーボポール1342」、商品名「カーボポール1382」、商品名「ETD2020」(以上、LUBRIZOL社製)等が挙げられる。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(D)の含有量は、0.16〜0.23質量%であり、0.17〜0.21質量%が好ましく、0.18〜0.20質量%がより好ましい。上記含有量が0.16質量%以上であると、乳液の、乳化粒子の粒径が細かくかつ均一である状態の安定性がより一層向上する。また、乳液状皮膚化粧料を適度な粘度とすることができ、塗布時に手から垂れ落ちにくくなる。上記含有量が0.23質量%以下であると、乳液状皮膚化粧料の伸びのよさがより向上する。
[成分(E):植物性油脂を含む油剤]
成分(E)は、植物性油脂を含む油剤である。本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、油剤として植物性油脂を配合することにより、塗布時の肌へのなじみやすさに優れる。植物性油脂としては、例えば、マカデミアナッツ油、ユーカリ油、ヤシ油、アボカド油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ククイナッツ油、シア脂(シアバター)、カカオバター、アーモンド油、ヒマワリ油、ローズヒップ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、ツバキ油、杏仁油、ゴマ油、大豆油、ホホバ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、メドホーム油、ハッカ油、カロットオイル、ラベンダー油、シュガースクワラン、ダマスクバラ花ロウ、センチフォリアバラ花ロウ、ソケイ花ワックス、これらの水素添加物(例えば、水素添加ヒマシ油、水素添加ホホバ油、水素添加パーム油、水素添加アボカド油、水素添加大豆油等)等が挙げられる。
上記植物性油脂としては、塗布時の肌へのなじみ性を高め、保湿効果を向上させる観点から、25℃で固体またはペースト状の植物性油脂を含むことが好ましい。上記25℃で固体またはペースト状の植物性油脂としては、例えば、シア脂、ダマスクバラ花ロウ、センチフォリアバラ花ロウ、ソケイ花ワックス等が挙げられる。
植物性油脂の市販品としては、例えば、商品名「クロピュア マカダミア」(マカデミアナッツ油、クローダジャパン(株)製)、商品名「スーパーMCオイル」(マカデミアナッツ油、日興リカ(株)製)、商品名「NIKKOL マカデミアンナッツ油」(マカデミアナッツ油、日光ケミカルズ(株)製)、商品名「精製マカデミア油」(マカデミアナッツ油、日油(株)製)、商品名「クロピュア SB」、商品名「クロピュア リキッド ベジラン」(以上、シア脂、クローダジャパン(株)製)、商品名「シアバター RF」(シア脂、高級アルコール工業(株)製)、商品名「エコオイル RS」(ホホバ油、高級アルコール工業(株)製)、商品名「クロピュア ホホバ」(ホホバ油、クローダジャパン(株)製)、商品名「NIKKOL ホホバワックス」(水素添加ホホバ油、日光ケミカルズ(株)製)、商品名「NIKKOL Trifat P−52」(水素添加パーム油、日光ケミカルズ(株)製)、商品名「ノムコート PHS」(水素添加パーム油、日清オイリオグループ(株)製)等が挙げられる。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(E)の含有量は、5.0〜20.0質量%が好ましく、6.0〜15.0質量%がより好ましく、7.0〜12.0質量%がさらに好ましく、8.0〜10.0質量%が特に好ましい。上記含有量が5.0質量%以上であると、保湿感により優れる。上記含有量が20.0質量%以下であると、べたつきにくい。また、上記含有量が上記範囲内であると、乳液の安定性がより一層向上し、乳化粒子の粒径が細かくかつより一層均一となりやすい。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の上記25℃で固体またはペースト状の植物性油脂の含有量は、特に限定されないが、0.05〜5.0質量%が好ましく、0.10〜3.0質量%がより好ましく、0.20〜2.5質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.05質量%以上であると、水のような使用感とは異なり乳液としての使用感により優れ、また保湿感により優れる。また、上記含有量が5.0質量%以下であると、べたつきにくい。
成分(E)は、植物性油脂以外の油剤(その他の油剤)を含んでいてもよい。上記その他の油剤としては、例えば、エステル油、シリコーン油、炭化水素油、ロウ、高級脂肪酸等が挙げられる。
上記エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、アジピン酸ジイソプロピル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、リンゴ酸ジイソステアリル、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヘキサ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ジペンタエリスリチル等が挙げられる。
上記シリコーン油としては、特に限定されないが、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール等が挙げられる。
上記炭化水素油としては、例えば、α−オレフィンオリゴマー、ミネラルオイル、ワセリン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられる。
上記ロウとしては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリン、ヒマワリ種子ロウ等が挙げられる。
上記高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。
成分(E)は、上記その他の油剤として、エステル油および/または炭化水素油を含むことが好ましい。成分(E)がエステル油および/または炭化水素油を含むと、乳液の安定性がより向上し、乳化粒子の粒径が細かくかつより均一となりやすい。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の植物性油脂以外の油剤(特に、エステル油および炭化水素油)の合計含有量は、特に限定されないが、3.0〜10.0質量%が好ましく、4.0〜8.0質量%がより好ましい。上記含有量が3.0質量%以上であると、乳液の安定性がより一層向上し、乳化粒子の粒径が細かくかつより一層均一となりやすい。上記含有量が10.0質量%以下であると、べたつきにくい。
[成分(F):水]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、水を含有する。本実施形態において使用する水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水等が挙げられる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料中の成分(F)の含有量は、特に制限されず、成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)およびその他の成分を除いた残部を、その含有量とすることができる。乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(F)の含有量は、特に限定されないが、60.0〜95.0質量%が好ましく、70.0〜90.0質量%がより好ましく、75.0〜85.0質量%がさらに好ましい。
[成分(G):高級アルコール]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、高級アルコールを含有することが好ましい。本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、成分(A)および成分(B)とともに成分(G)を配合することにより、乳化粒子をより安定化させ、乳化粒子の粒径が均一かつ細かい状態とすることができる。成分(G)としては、炭素数が12〜22のアルコールが好ましく、14〜22のアルコールがより好ましい。高級アルコールの具体例としては、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール等が挙げられ、ステアリルアルコールが好ましい。
乳液状皮膚化粧料100質量%中の成分(G)の含有量は、0.30〜1.5質量%が好ましく、0.45〜1.2質量%がより好ましく、0.50〜1.0質量%がさらに好ましい。上記含有量が0.30質量%以上であると、乳液の、乳化粒子の粒径が細かくかつ均一である状態の安定性がより一層向上する。上記含有量が1.5質量%以下であると、塗布時の滑らかさが向上する。
[その他の成分]
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、上記成分(A)〜(G)以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分しては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分等が挙げられる。具体的には、例えば、エタノール等の低級アルコール;多価アルコール;カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の増粘剤;グリチルリチン酸およびその塩等の抗炎症剤;メントール等の清涼剤;リン酸およびその塩類、クエン酸およびその塩類、乳酸およびその塩類、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン等のpH調整剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤;被膜形成性高分子化合物;粉体;色素;顔料;ビタミン類;アミノ酸類;収斂剤;美白剤;動植物抽出物;酸;アルカリ等が挙げられる。なお、上記その他の成分からは、上記成分(A)〜(G)に含まれるものは除かれるものとする。
上記多価アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、グリコール、グリセリン類、糖アルコール等が挙げられる。上記グリコールとしては、特に限定されないが、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。上記グリセリン類としては、特に限定されないが、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。上記糖アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、ソルビトール、マルチトール、トレハロース等が挙げられる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料の25℃における粘度は、たれ落ち防止の観点から5.0Pa・s以上が好ましく、6.0Pa・s以上がより好ましい。また、延びのよさの観点からは、15.0Pa・s以下が好ましく、10.0Pa・s以下がより好ましい。なお、上記粘度(Pa・s)は、B型粘度計により、温度25℃、ローターNo.4を使用して回転速度30rpmの条件下にて測定される。上記粘度(Pa・s)は、例えば、商品名「TV−25型粘度計」(東機産業(株)製)を用いて測定することができる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料における乳化粒子の平均粒子径は、たれ落ち防止の観点から、2.0μm以上が好ましく、3.0μm以上がより好ましく、4.0μm以上がさらに好ましい。また、延びのよさの観点からは、20.0μm以下が好ましく、15.0μm以下がより好ましく、10.0μm以下がさらに好ましい。本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料によれば、植物性油脂を含有しながら、乳化粒子の粒径が均一かつ細かい状態とすることができるため、乳化粒子の粒径を上記範囲内とすることが可能である。なお、上記乳化粒子の平均粒子径は、体積平均粒子径であり、レーザー光回折による粒度分布測定装置を用いて測定可能な値である。前記粒度分布測定装置としては、(株)堀場製作所製「LA−950V2」等が挙げられる。
乳化粒子の粒径を均一かつ細かい状態でより安定化させる観点から、本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料中の全界面活性剤100質量%に対する、成分(A)の含有量と成分(B)の含有量の合計は、90.0質量%以上(例えば90.0〜100質量%)が好ましく、95.0質量%以上がより好ましく、98.0質量%以上がさらに好ましく、99.9質量%以上が特に好ましく、100質量%が最も好ましい。即ち、本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、成分(A)および成分(B)以外の界面活性剤(「その他の界面活性剤」と称する場合がある)を実質的に含有しないことが好ましい。
上記その他の界面活性剤としては、成分(A)および成分(B)を除く公知乃至慣用のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。上記アニオン界面活性剤としては、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸およびその塩、N−アシルサルコシンおよびその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩等が挙げられる。上記カチオン界面活性剤としては、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩等のアミン塩;モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩;アルキルピリジニウム塩等の環式4級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。上記ノニオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、およびこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンステロールおよびその誘導体、ポリオキシエチレンラノリンおよびその誘導体、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、シュガーエステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油等が挙げられる。上記両性界面活性剤としては、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により製造することができる。例えば、上記各成分を混合し、ホモミキサーで攪拌し、各成分を均一化する方法等が挙げられる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨等として用いられる。具体的には、フェイスケアミルク(保湿用フェイスケアミルク等)、ボディミルク等(保湿用ボディミルク等)に好ましく用いられる。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料を適用する部位としては、特に限定されず、例えば、顔(額、目元、目じり、頬、口元等)、身体(腕、肘、手の甲、指先、足、膝、かかと、首、脇、背中等)等が挙げられる。中でも、特に好ましくは身体である。本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、身体用の乳液状皮膚化粧料(特に、ボディミルク)であることが好ましい。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、水[成分(F)]を含み、保湿感を付与するための油剤として植物性油脂を含む油剤[成分(E)]を用いることにより、保湿感に加えて肌へのなじみやすさに優れる。しかし、植物性油脂を配合した乳液状皮膚化粧料を調製しようとした場合、他の油剤を用いた場合に比べて乳化粒子の安定性が極端に低く、乳化しなかったり、乳化しても乳化粒子の粒径が不均一になったり、また均一であっても乳化粒子の粒径が大きかったりするという問題があった。これに対し、本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、乳化粒子の膜を形成するための界面活性剤として、数ある界面活性剤の中でも、エチレンオキシドの平均モル付加数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール[成分(A)]およびモノステアリン酸ソルビタン[成分(B)]の特定の二種を用い、さらにこれらの質量割合[成分(B)/成分(A)]を0.10〜1.0という極めて狭い範囲内とすることによって、安定的に乳化粒子の粒径が均一かつ細かい状態とすることができる。さらに、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体[成分(D)]および高級アルコール[成分(G)]により、乳液の、乳化粒子の粒径が細かくかつ均一である状態をさらに安定化させている。
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、乳化粒子の粒径が均一かつ細かく、またこの状態を維持しつつ適度に粘度の調整が容易である観点から、ポンプディスペンサー容器に充填して用いた場合に容易に吐出することができる。このため、本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料をポンプディスペンサー容器に充填することで、ポンプディスペンサー容器と、該容器に充填された本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料とから構成される乳液状皮膚化粧料製品とすることができる。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。なお、配合量は、特記しない限り、有効成分の配合量であり、「質量%」で表す。
以下、実施例および比較例において用いた各種材料をまとめて示す。
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25E.O.):商品名「NIKKOL MYS−25V」(エチレンオキシドの平均付加モル数:25、日本サーファクタント工業(株)製)
モノステアリン酸ソルビタン:商品名「NIKKOL SS−10V」(日本サーファクタント工業(株)製)
水素添加レシチン:商品名「NIKKOL レシノール S−10」(日光ケミカルズ(株)製)
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体:商品名「カーボポール1382」(LUBRIZOL社製)
ワセリン:商品名「WHITE PROTOPET 1S」(Sonneborn Inc社製)
ミネラルオイル:商品名「CARNATION」(Sonneborn Inc社製)
シア脂:商品名「Star Shea Butter refined」(IMCD Group B.V.社製)
マカデミアナッツ油:商品名「マカデミアナッツ油」(サミット製油(株)製)
トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル:商品名「エキセパール TGO」(花王(株)製)
ステアリルアルコール:商品名「カルコール8688」(花王(株)製)
濃グリセリン:商品名「化粧用濃グリセリン」(阪本薬品工業(株)製)
エデト酸二ナトリウム:商品名「ディゾルビンNA2−S」(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)
<乳化粒子の体積平均粒子径および標準偏差>
表1に示した組成(配合量)に従い調製した実施例および比較例の乳液状皮膚化粧料につき、乳化粒子の体積平均粒子径および標準偏差を、レーザー光回折による粒度分布測定装置((株)堀場製作所製のLA−950V2)を用いて測定した。
(平均粒子径)
A:2.0μm以上10.0μm以下
B:10.0μm超20.0μm以下
C:20.0μm超
(標準偏差)
A:10.0以下
B:10.0超20.0以下
C:20.0超(不均一と判断)
<粘度>
表1に示した組成(配合量)に従い調製した実施例および比較例の乳液状皮膚化粧料につき、東機産業(株)製のB型粘度計(TV−25型粘度計)を用いて下記の条件で粘度(Pa・s)を測定した。
温度:25℃
測定条件:ローターNo.4
回転数:30rpm
C1:5.0Pa・s未満(たれ落ちやすい)
B:5.0Pa・s以上10.0Pa・s未満(使用可能)
A:10.0Pa・s以上15.0Pa・s以下(良好)
C2:15.0Pa・s超(伸びが悪い)
<使用感の評価>
表1に示した組成(配合量)に従い調製した実施例および比較例の乳液状皮膚化粧料1gを上腕内側部に塗布し、たれ落ちのなさと伸びのよさを官能的に評価した。なお、評価は2名の専門パネルにより行なった。
A(優れる):乳液状皮膚化粧料のたれ落ちがなく、伸びも良好である。
B(良好):乳液状皮膚化粧料のたれ落ちがほとんどなく、伸びは普通である。
C(不良):乳液状皮膚化粧料がたれ落ちる。または化粧料が硬く伸びない。
Figure 2020147538
表1の結果より、本発明の乳液状皮膚化粧料は、乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れることがわかる。なお、比較例9は乳化粒子が分離し粘度の測定ができなかった。
以下に、本発明の乳液状皮膚化粧料の処方例を示す。
処方例 ボディミルク
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25E.O.) 0.80質量%
モノステアリン酸ソルビタン 0.70質量%
水素添加レシチン 0.50質量%
ワセリン 2.00質量%
シア脂 1.00質量%
ミツロウ 1.50質量%
スクワラン 4.00質量%
マカデミアナッツ油 1.00質量%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.20質量%
セタノール 0.80質量%
1,3−ブチレングリコール 4.00質量%
フェノキシエタノール 0.20質量%
水酸化カリウム 適量
エデト酸二ナトリウム 適量
香料 適量
精製水 残部
合計 100質量%
本実施形態に係る乳液状皮膚化粧料は、乳化粒子が均一かつ細かく、伸びのよさとたれ落ちのなさに優れた乳液状皮膚化粧料として利用できる。

Claims (4)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、および下記成分(F)を含有し、
    前記成分(D)の含有量が0.16〜0.23質量%であり、
    前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量割合[成分(B)/成分(A)]が0.10〜1.0であり、
    前記成分(A)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量割合[成分(C)/成分(A)]が0.40〜0.90である乳液状皮膚化粧料。
    成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20〜30であるモノステアリン酸ポリエチレングリコール
    成分(B):モノステアリン酸ソルビタン
    成分(C):水素添加レシチン
    成分(D):アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
    成分(E):植物性油脂を含む油剤
    成分(F):水
  2. 前記成分(E)が、25℃で固体またはペースト状の植物性油脂を含む、請求項1記載の乳液状皮膚化粧料。
  3. 前記乳液状皮膚化粧料における乳化粒子の体積平均粒子径が2.0〜20.0μmである、請求項1または2記載の乳液状皮膚化粧料。
  4. さらに成分(G):高級アルコールを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳液状皮膚化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114028272A (zh) * 2021-11-30 2022-02-11 江苏瑞霆生物科技有限公司 一种高渗透性植物油脂的液晶纳米乳液及其制备方法和应用

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