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JP2020141737A - アウトソール構造、その製造方法、およびアウトソール構造を用いたクリーツシューズ - Google Patents

アウトソール構造、その製造方法、およびアウトソール構造を用いたクリーツシューズ Download PDF

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JP2020141737A
JP2020141737A JP2019038734A JP2019038734A JP2020141737A JP 2020141737 A JP2020141737 A JP 2020141737A JP 2019038734 A JP2019038734 A JP 2019038734A JP 2019038734 A JP2019038734 A JP 2019038734A JP 2020141737 A JP2020141737 A JP 2020141737A
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Yuichi Shimizu
雄一 清水
敢 家田
Tsuyoshi Ieta
敢 家田
拓人 舛田
Takuto Masuda
拓人 舛田
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Abstract

【課題】シューズ用のアウトソール構造において、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制するようにする。【解決手段】アウトソール構造1において、スタッド10は、地面と接地する接地部12および接地部12から上方に向かって貫通する孔部14を含む筒状の本体部11と、孔部14の内部に配置されかつ上下方向に延びる芯部15と、接地部12よりも上方に配置されかつ芯部15から本体部11の内壁面側に向かって放射状に延びる隔壁部20,20,…と、を有している。アウトソール本体2は、隔壁部20,20,…よりも下側に配置された係止部30,30,…を有している。各係止部30は、その上端部が各隔壁部20の下端部と当接した状態で各隔壁部20に係止されている。【選択図】図9

Description

本発明は、アウトソール構造、その製造方法、およびアウトソール構造を用いたクリーツシューズに関するものである。
従来から、例えば特許文献1のように、複数のスタッドを備えたシューズ用のアウトソール構造が知られている。
この特許文献1には、アウトソール本体(アウトソール要素)と、スタッドと、を備えたアウトソール構造が開示されている。スタッドは、下端部が地面と接地するように形成された接地面と、接地面から上方に向かって貫通形成された開口部と、を有している。アウトソール本体は、下方に向かって突出しかつ開口部に挿通される突出部を有している。また、特許文献1のアウトソール構造では、アウトソール本体の構成材料がスタッドの開口部を通して射出されることによりアウトソール本体とスタッドとが一体形成されている。
特開2016−168843号公報
特許文献1のアウトソール構造において、開口部は、断面視で互いに対向する内壁面同士の間隔がスタッドの上端部から接地面に向かって連続的に小さくなるように形成されている。一方、突出部は、その断面形状が開口部の内壁面に沿ってアウトソール本体の下面から下方に向かって先細るように形成されていて、開口部内に嵌入された状態となっている(特許文献1の図2を参照)。すなわち、突出部は、突出部と開口部の内壁面との界面における密着力のみによりスタッドに保持された状態となっている。
例えば、特許文献1のアウトソール構造において、アウトソール本体の構成材料としてスタッドの材料と同じ材料を開口部に射出することによりアウトソール本体とスタッドとを一体成形したときに、アウトソール本体とスタッドとの界面における密着性が低下している場合には、突出部の上記形状によりスタッドがアウトソール本体から外れてしまうおそれがあった。特に、例えばシューズが接地した時(以下「接地時」という)においてスタッドが地面に対し深く突き刺さった場合には、突出部の上記形状によりスタッドがアウトソール本体から外れやすくなっていた。このように、特許文献1のアウトソール構造では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を十分に抑制することができなかった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態はシューズ用のアウトソール構造に係るものであり、このアウトソール構造は、アウトソール本体と、アウトソール本体と一体形成されたスタッドと、を備えている。スタッドは、地面と接地する接地部および接地部から上方に向かって貫通する孔部を含む筒状の本体部と、孔部の内部に配置されかつ上下方向に延びる芯部と、接地部よりも上方に配置されかつ芯部から本体部の内壁面側に向かって放射状に延びる隔壁部と、を有している。アウトソール本体は、隔壁部よりも下側に配置された係止部を有している。そして、係止部は、その上端部が隔壁部の下端部と当接した状態で隔壁部に係止されていることを特徴とする。
この第1の形態において、係止部は、その上端部が隔壁部の下端部と当接した状態で隔壁部に係止されている。係止部が隔壁部に係止された状態では、本体部の孔部内においてスタッドがアウトソール本体に対し物理的に保持される。このため、例えば、アウトソール本体の構成材料としてスタッドの材料と同じ材料を孔部に射出することによりアウトソール本体とスタッドとを一体成形した場合において、仮にアウトソール本体とスタッドとの界面における密着性が低下していたとしても、本体部の孔部内においてスタッドがアウトソール本体に対し物理的に保持されていることから、スタッドがアウトソール本体から容易に外れないようになる。特に、例えばシューズが接地した時(以下「接地時」という)においてスタッドが地面に対し深く突き刺さった場合であっても、スタッドがアウトソール本体に対し物理的に保持されていることから、スタッドがアウトソール本体から外れにくくなる。したがって、第1の形態では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制することができる。
第2の形態は、第1の形態において、隔壁部は、上下方向に延びる少なくとも1つの第1隔壁部を有している。第1隔壁部は、芯部および本体部の各々と連続しかつ下端部が接地部よりも上方に位置するように形成されている。そして、係止部は、上端部が第1隔壁部の下端部と当接するように形成された少なくとも1つの第1係止部を含むことを特徴とする。
この第2の形態では、本体部の接地部側において第1係止部が第1隔壁部に係止されている。第1係止部が第1隔壁部に係止された状態では、本体部における孔部内の接地部近傍においてスタッドがアウトソール本体に対し物理的に保持される。その結果、スタッドがアウトソール本体から容易に外れないようになる。特に、接地時においてスタッドが地面に対し深く突き刺さりかつスタッドが地中内の異物に引っかかってしまった場合でも、本体部の接地部近傍においてスタッドがアウトソール本体に保持されていることから、スタッドがアウトソール本体から外れにくくなる。したがって、第2の形態では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制することができる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、隔壁部は、芯部の上部近傍に配置され、芯部から芯部と交差する方向に向かって延びる少なくとも1つの第2隔壁部を有しており、係止部は、上端部が第2隔壁部の下部と当接するように形成された少なくとも1つの第2係止部を含むことを特徴とする。
この第3の形態では、本体部の上部近傍において第2係止部が第2隔壁部に係止されている。第2係止部が第2隔壁部に係止された状態では、芯部の上部近傍(すなわち、本体部の上部近傍)においてスタッドがアウトソール本体に対し物理的に保持される。その結果、スタッドがアウトソール本体から容易に外れないようになる。特に、第1係止部が第1隔壁部に係止されかつ第2係止部が第2隔壁部に係止された状態では、本体部の接地部近傍および本体部の上部近傍の双方の位置においてスタッドがアウトソール本体に対して強固に保持される。したがって、第3の形態では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離をより一層抑制することができる。
第4の形態は、第2の形態において、第1隔壁部は、複数設けられている。複数の第1隔壁部は、本体部の周方向において間隔をあけて配置されている。隔壁部は、芯部の上部近傍に配置され、芯部から芯部と交差する方向に向かって延びる少なくとも1つの第2隔壁部を有している。係止部は、上端部が第2隔壁部の下部と当接するように形成された少なくとも1つの第2係止部を含む。そして、第2隔壁部は、周方向において互いに隣り合う第1隔壁部同士の間に配置されていることを特徴とする。
この第4の形態において、第2隔壁部は、周方向において互いに隣り合う第1隔壁部同士の間に配置されている。すなわち、第1隔壁部に対する第1係止部の係止状態と、第2隔壁部に対する第2係止部の係止状態とを、本体部の周方向において交互に配置することが可能となる。これにより、係止部と隔壁部との係止状態が、本体部の周方向において全体的に偏りが生じないようになる。したがって、第4の形態では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離をより一層抑制することができる。
第5の形態は、第3または第4の形態において、第2隔壁部は、芯部の上部から下側に向かって傾斜する方向に延びていることを特徴とする。
この第5の形態では、第2隔壁部が芯部の上部から下側に向かって傾斜する方向に延びている。すなわち、第2隔壁部は、スタッドが外力の影響を受けたときにアウトソール本体から外れようとする方向と反対の方向に向かって傾斜している。かかる構成によって第2隔壁部が例えば釣り針の返しのように作用することになり、第2隔壁部に対する第2係止部の係止状態がより強固になる。その結果、アウトソール本体に対するスタッドの剥離をより一層抑制することができる。
第6の形態は、第1〜第5の形態のいずれか1つの形態において、本体部は、その内壁面の中途部が芯部に向かって膨らむように形成された第1膨出部を含み、アウトソール本体は、第1膨出部に対応する位置に配置されかつ第1膨出部の外形に沿うように凹陥状に形成された第1凹部を含むことを特徴とする。
この第6の形態では、アウトソール本体の第1凹部が第1膨出部に嵌合された状態となる。かかる状態により、スタッドがアウトソール本体に保持される。そして、隔壁部および係止部との係止状態と相俟って、アウトソール本体に対するスタッドの剥離をより一層抑制することができる。
第7の形態は、第1〜第6の形態のいずれか1つの形態において、芯部は、その中途部が本体部の内壁面に向かって膨らむように形成された第2膨出部を含み、アウトソール本体は、第2膨出部に対応する位置に配置されかつ第2膨出部の外形に沿うように凹陥状に形成された第2凹部を含むことを特徴とする。
この第7の形態では、アウトソール本体の第2凹部が第2膨出部に嵌合された状態となる。かかる状態により、スタッドがアウトソール本体に保持される。そして、隔壁部および係止部との係止状態と相俟って、アウトソール本体に対するスタッドの剥離をより一層抑制することができる。
第8の形態は、第1〜7の形態のいずれか1つのアウトソール構造を製造するための製造方法であって、アウトソール本体およびスタッドは、インジェクション成形により一体成形されることを特徴とする。
この第8の形態では、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制したアウトソール構造を安定的に得ることができる。
第9の形態は、第1〜8の形態のいずれか1つのアウトソール構造を備えたクリーツシューズであることを特徴とする。
この第9の形態では、アウトソール本体と一体形成されたスタッドにより地面に対するグリップ力を高めかつ接地時の安定性を高めることができる。
以上説明したように、本発明によると、アウトソール本体に対するスタッドの剥離を抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るアウトソール構造を示す斜視図である。 図2は、アウトソール構造を示す平面図である。 図3は、アウトソール構造を外甲側から見て示す側面図である。 図4は、アウトソール構造を示す底面図である。 図5は、スタッドの構成を下方から見て示す斜視図である。 図6は、スタッドの構成を示す底面図である。 図7は、スタッドの構成を上方から見て示す斜視図である。 図8は、スタッドの構成を上方から見て示す斜視図である。 図9は、図4のIX−IX線拡大断面図である。 図10は、変形例1に係るスタッドの構成を示す図9相当図である。 図11は、変形例2に係るスタッドの構成を示す図9相当図である。 図12は、変形例3に係るスタッドの構成を示す図8相当図である。 図13は、変形例4に係るスタッドの構成を示す図9相当図である。 図14は、変形例5に係るスタッドの構成を示す図9相当図である。 図15は、変形例6に係るスタッドの構成を示す図9相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜図4は、本発明の実施形態に係るアウトソール構造1およびそれを備えたシューズSを示している。このシューズSは、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作が要求されるスポーツに用いられるクリーツシューズである。
ここで、シューズSは、左足用シューズのみを例示している。右足用シューズは、左足用シューズと左右対称になるように構成されている。以下の説明では、左足用シューズのみについて説明し、右足用シューズの説明は省略する。
以下の説明において、上側および下側とはシューズSの上下方向の位置関係を表し、前側および後側とはシューズSの前後方向の位置関係を表し、内甲側および外甲側とはシューズSの足幅方向の位置関係を表すものとする(図1〜図4に示した各矢印を参照)。
また、後述するスタッド10に関し、後述する第2隔壁部22,22,…が位置する側を上側とし、後述する接地部12が位置する側を下側としてスタッド10における上下方向の位置関係を定めるものとする(図5〜図9に示した矢印を参照)。
(アウトソール本体)
図1〜図4に示すように、アウトソール構造1は、アウトソール本体2を備えている。アウトソール本体2は、例えば、ナイロン系エラストマーなどの比較的硬質な樹脂材や熱可塑性ポリウレタンなどの耐摩耗性の高い樹脂材などからなり、薄肉のプレート状に形成されている。なお、アウトソール本体2の周縁部には、図示しないアッパーが固着される。
アウトソール本体2の上面には、着用者の足裏を支持するための足裏支持面3が形成されている。足裏支持面3には、上下方向において下方に向かって貫通した丸孔部4,4,…が形成されている。各丸孔部4は、平面視で略円形状に形成されている。各丸孔部4は、上下方向において後述する各スタッド10の芯部15に対応する位置に配置されている。
図1に示すように、アウトソール本体2は、ベース部5,5,…を有している。図3および図4にも示すように、各ベース部5は、アウトソール本体2の一部として構成されている。各ベース部5は、上下方向においてアウトソール本体2から下方に向かって突出している。各ベース部5は、底面視で後述する少なくとも1つのスタッド10およびその周囲を含めた所定の領域に広がるように形成されている。
(スタッド)
次に、図1に示すように、アウトソール構造1は、スタッド10,10,…を備えている。スタッド10,10,…は、接地時において地面に対するシューズSのグリップ力を高めるためのものである。各スタッド10は、例えばアウトソール本体2と同じ樹脂材からなる。各スタッド10は、インジェクション成形によりアウトソール本体2と一体成形される。なお、各スタッド10は、アウトソール本体2と異なる樹脂材により構成されていてもよい。
図3および図4にも示すように、スタッド10,10,…は、アウトソール本体2の下面において分散した状態で配置されている。図9に示すように、各スタッド10は、上下方向においてアウトソール本体2の各丸孔部4と重なる位置に配置されている。また、内甲側および外甲側の各々に位置するスタッド10,10,…は、前後方向に間隔をあけて配置されている。
図5〜図9に示すように、スタッド10は、本体部11を有する。本体部11は、上下方向に延びかつ下方に向かって先細るような円筒状または楕円筒状に形成されている(図3および図4を参照)。本体部11は、接地部12と、上側開口部13と、孔部14と、を含む。
接地部12は、本体部11の下端部に相当し、スタッド10が地面と接地する部位として構成されている。
上側開口部13は、本体部11の上部に対応する位置に形成されていて、上方に向かって開口している。上側開口部13は、本体部11の上部において、本体部11の径方向(以下「径方向」という)における本体部11の内壁面同士の間隔が下方に向かうにつれて狭まるように形成されている。
孔部14は、接地部12から上側開口部13に向かって上下方向に貫通されている。この実施形態において、孔部14は、径方向における本体部11の内壁面同士の間隔が略一定となるように形成されている。
スタッド10は、芯部15を有する。芯部15は、孔部14の内部に配置されている。具体的に、芯部15は、上下方向に沿って延びていて、孔部14の内部において本体部11の略中央に対応する位置に配置されている。
芯部15は、例えば略円柱状に形成されている。芯部15は、その直径が例えば4.0mm程度となるように形成されているのが好ましい。芯部15は、下端部が本体部11の接地部12と略面一となるように形成されているのが好ましい。
(隔壁部)
図5〜図9に示すように、スタッド10は、隔壁部20,20,…を有する。隔壁部20,20,…は、接地部12よりも上方に配置されていて、芯部15から本体部11の内壁面側(すなわち、本体部11の径方向外側)に向かって放射状に延びている。
隔壁部20,20,…は、第1隔壁部21,21,…および第2隔壁部22,22,…を有している。
第1隔壁部21,21,…は、複数(図示例では3つ)設けられている。第1隔壁部21,21,…は、本体部11の周方向(以下「周方向」という)において間隔をあけて配置されている。この実施形態において、第1隔壁部21,21,…は、周方向において等間隔に配置されている。
各第1隔壁部21は、周方向の厚みが薄い板状に形成されている。具体的に、各第1隔壁部21は、周方向の厚みが例えば1.5mm程度となるように形成されているのが好ましい。
各第1隔壁部21は、上下方向に延びている。各第1隔壁部21は、本体部11および芯部15の双方と連続するように一体形成されている。具体的に、各第1隔壁部21は、径方向外側に位置する端部が本体部11の内壁面と連続する一方、各第1隔壁部21の径方向内側の端部が芯部15と連続するように形成されている。
各第1隔壁部21の下端部は、本体部11の接地部12および芯部15の下端部よりも上方に位置している。この実施形態では、接地部12および芯部15の下端部と各第1隔壁部21の下端部との上下方向の距離が、各第2隔壁部22における上下方向の厚みと略同じとなっている。
各第1隔壁部21の上端部は、本体部11の上端部および芯部15の上端部よりも下方に位置している。また、各第1隔壁部21の上端部は、第2隔壁部22よりも下方に位置している。なお、この実施形態において、各第1隔壁部21の上端部は、上下方向における上側開口部13と孔部との境界に対応しているが、このような位置関係に限定されない。
第2隔壁部22,22,…は、複数(図示例では3つ)設けられている。第2隔壁部22,22,…は、周方向において等間隔に配置されている。また、各第2隔壁部22は、芯部15の上部近傍に位置している。具体的に、各第2隔壁部22は、芯部15の上端部と一体形成されている。
各第2隔壁部22は、平面視および底面視において例えば略扇形状に形成されている。各第2隔壁部22は、互いに隣り合う第1隔壁部21,21同士の間に配置されている(図6参照)。各第2隔壁部22における周方向の周縁部22aと、該周縁部22aに対向する各第1隔壁部21とは、周方向に僅かな隙間をあけて配置されている。また、各第2隔壁部22における径方向外側の周縁部22bと、該周縁部22bに対向する本体部11の内壁面とは、径方向に僅かな隙間をあけて配置されている。
各第2隔壁部22は、上下方向の厚みが薄い板状に形成されている(図7〜図9を参照)。具体的に、各第2隔壁部22は、上下方向の厚みが例えば1.5mm程度となるように形成されているのが好ましい。
各第2隔壁部22は、芯部15の上部から芯部15の軸心方向に交差する方向に向かって延びている。具体的に、この実施形態の各第2隔壁部22は、芯部15の上端部から芯部15の軸心方向と直交する方向(すなわち本体部11の径方向)に向かって延びている。
(係止部)
図9に示すように、アウトソール本体2は、係止部30,30,…を有している。係止部30,30,…は、隔壁部20,20,…よりも下側に配置されている。係止部30,30,…は、その上端部が隔壁部20,20,…の下端部と当接した状態で隔壁部20,20,…に係止されている。
係止部30,30,…は、第1係止部31,31,…および第2係止部32,32,…を含む。
第1係止部31は、上端部が第1隔壁部21の下端部と当接するように形成されている。すなわち、第1係止部31は、アウトソール本体2が本体部11の接地部12側においてスタッド10に保持されるように構成されている。この実施形態において、第1係止部31は、その上下方向の厚みが第2隔壁部22における上下方向の厚みと略同じとなるように形成されている。
第1係止部31は、周方向において隣り合う第2係止部32,32と連続するように一体形成されている。第1係止部31の下面は、接地部12および芯部15の下端部の各々と面一となっている。なお、第1係止部31の下面は、接地部12および芯部15の下端部の各々と面一となっていなくてもよい。
第2係止部32は、上端部が第2隔壁部22の下面と当接するように形成されている。すなわち、第2係止部32は、アウトソール本体2が本体部11の上部側においてスタッド10に保持されるように構成されている。
第2係止部32は、周方向において互いに隣り合う第1隔壁部21,21同士の間に配置されている。第2係止部32の下面は、接地部12および芯部15の下端部の各々と面一となっている。なお、第2係止部32の下面は、接地部12および芯部15の下端部の各々と面一となっていなくてもよい。
(アウトソール構造の製造方法)
次に、アウトソール構造1の製造方法を説明する。この製造方法は、主にインサート工程および成形工程を有している。
まず、上記インサート工程として、スタッド10を図示しない金型装置内における所定の位置に設置する。
上記インサート工程を経た後、上記成形工程として、図示しない射出成形機により加熱溶融した樹脂材(すなわち、アウトソール本体2を構成する樹脂材)を上記金型装置に充填する。このとき、上記樹脂材は、上記金型装置のゲート(図示せず)を介して上記金型装置内に設置した各スタッド10の上側から孔部14に向かって射出される。
上記樹脂材を上記金型装置内に充填した後、上記金型装置に対して所定の冷却処理を行う。この冷却処理により、アウトソール本体2とスタッド10,10,…とが一体成形されたアウトソール構造1が得られる。
ここで、上記金型装置では、エア抜き機構(図示せず)を、インサート工程で上記金型装置内に設置した各スタッド10における孔部14下側の近傍に配置するのが好ましい。これにより、上記金型装置の成形室に滞留する空気が成形工程時に各スタッド10の孔部14を介して上記金型装置の外部に排気される。その結果、上記樹脂材を、孔部14の上側から下側に向かってスムーズに流すことが可能となる。すなわち、アウトソール本体2とスタッド10,10,…とを一体成形させやすくすることができる。
[実施形態の作用効果]
この実施形態において、アウトソール本体2の各係止部30は、その上端部が各隔壁部20の下端部と当接した状態で各隔壁部20に係止されている。各係止部30が各隔壁部20に係止された状態では、本体部11の孔部14内においてスタッド10がアウトソール本体2に対し物理的に保持される。このため、例えば、アウトソール本体2の構成材料としてスタッド10の材料と同じ材料を孔部に射出することによりアウトソール本体2とスタッド10とを一体成形した場合において、仮にアウトソール本体2とスタッド10との界面における密着性が低下していたとしても、孔部14内においてスタッド10がアウトソール本体2に対し物理的に保持されていることから、スタッド10がアウトソール本体2から容易に外れないようになる。特に、例えばシューズSが接地した時(以下「接地時」という)においてスタッド10が地面に対し深く突き刺さった場合であっても、スタッド10がアウトソール本体2に対し物理的に保持されていることから、スタッド10がアウトソール本体2から外れにくくなる。したがって、アウトソール構造1では、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制することができる。
また、アウトソール構造1では、接地部12側において第1係止部31が第1隔壁部21に係止されている。第1係止部31が第1隔壁部21に係止された状態では、孔部14内の接地部12近傍においてスタッド10がアウトソール本体2に対し物理的に保持される。その結果、スタッド10がアウトソール本体2から容易に外れないようになる。特に、接地時においてスタッド10が地面に対し深く突き刺さりかつスタッド10が地中内の異物に引っかかってしまった場合でも、接地部12近傍においてスタッド10がアウトソール本体2に保持されていることから、スタッド10がアウトソール本体2から外れにくくなる。したがって、アウトソール構造1では、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制することができる。
また、アウトソール構造1では、本体部11の上部近傍において第2係止部32が第2隔壁部22に係止されている。第2係止部32が第2隔壁部22に係止された状態では、芯部15の上部近傍(すなわち、本体部11の上部近傍)においてスタッド10がアウトソール本体2に対し物理的に保持される。その結果、スタッド10がアウトソール本体2から容易に外れないようになる。特に、この実施形態のように第1係止部31が第1隔壁部21に係止されかつ第2係止部32が第2隔壁部22に係止された状態では、接地部12近傍および本体部11の上部近傍の双方の位置においてスタッド10がアウトソール本体2に対して強固に保持される。したがって、アウトソール構造1では、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離をより一層抑制することができる。
また、第2隔壁部22は、周方向において互いに隣り合う第1隔壁部21,21同士の間に配置されている。すなわち、第1隔壁部21に対する第1係止部31の係止状態と、第2隔壁部22に対する第2係止部32の係止状態とを、本体部11の周方向において交互に配置することが可能となる。これにより、係止部30と隔壁部20との係止状態が、本体部11の周方向において全体的に偏りが生じないようになる。したがって、アウトソール構造1では、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離をより一層抑制することができる。
そして、インジェクション成形によりアウトソール本体2およびスタッド10が一体成形されるため、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制したアウトソール構造1を安定的に得ることができる。
[実施形態の変形例1]
上記実施形態では、第1係止部31の上下方向の厚みが第2隔壁部22における上下方向の厚みと略同じとなる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図10に示した変形例1のように、第1係止部31は、その上下方向の厚みが比較的大きくなるように形成されていてもよい。具体的に、この変形例では、接地部12および芯部15の下端部と各第1隔壁部21の下端部との上下方向の距離が、各第2隔壁部22における上下方向の厚みよりも大きくなっている。かかる構成により、接地時の摩耗により第1係止部31がすり減ってしまうというような経年劣化を抑制することができる。
[実施形態の変形例2]
上記実施形態では、各第2隔壁部22が芯部15の上端部から芯部15の軸心方向と直交する方向(本体部11の径方向)に向かって延びる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図11に示した変形例2のように、第2隔壁部22は、芯部15の上部から下側に向かって傾斜する方向に延びていてもよい。すなわち、変形例2において、第2隔壁部22は、スタッド10が外力の影響を受けたときにアウトソール本体2から外れようとする方向と反対の方向に向かって傾斜している。かかる構成によって第2隔壁部22が例えば釣り針の返しのように作用することになり、第2隔壁部22に対する第2係止部32の係止状態がより強固になる。その結果、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離をより一層抑制することができる。
[実施形態の変形例3]
上記実施形態では、第2隔壁部22を複数設けた形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図12に示した変形例3のように、第2隔壁部22を1つだけ設けてもよい。具体的に、この変形例では、第2隔壁部22が略円盤状に形成されている。このような変形例であっても、第2係止部32が第2隔壁部22に係止されることにより、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制することができる。
[実施形態の変形例4]
上記実施形態によるスタッド10では、隔壁部20が第1隔壁部21,21,…および第2隔壁部22,22,…を含む形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図13に示した変形例4のスタッド10のように、第2隔壁部22,22,…を設けずに、第1隔壁部21,21,…のみを設けた形態としてもよい。このような変形例であっても、第1係止部31が第1隔壁部21に係止されることにより、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制することができる。
[実施形態の変形例5]
また、上記実施形態によるスタッド10では、孔部14において、径方向における本体部11の内壁面同士の間隔が略一定となるように形成された形態を示したが、上記間隔が略一定となるように形成されていなくてもよい。例えば、図14に示した変形例5のように、本体部11が第1膨出部16を含み、アウトソール本体2が第1凹部33を含んでいてもよい。あるいは、芯部15が第2膨出部17を含み、アウトソール本体2が第2凹部34を含んでいてもよい。
第1膨出部16は、本体部11の内壁面の中途部が該内壁面から径方向内側(芯部15が位置する側)に向かって膨らむように形成されている。また、第1凹部33は、第1膨出部16に対応する位置に配置されていて、第1膨出部16の外形に沿うように凹陥状に形成されている。すなわち、第1凹部33は、第1膨出部16に嵌合された状態となっている。かかる状態により、スタッド10がアウトソール本体2に保持される。
第2膨出部17は、芯部15の中途部が芯部15から径方向外側(本体部11の内壁面側)に向かって膨らむように形成されている。また、第2凹部34は、第2膨出部17に対応する位置に配置されていて、第2膨出部17の外形に沿うように凹陥状に形成されている。すなわち、第2凹部34は、第2膨出部17に嵌合された状態となっている。かかる状態により、スタッド10がアウトソール本体2に保持される。
このような変形例では、第1凹部33を第1膨出部16に嵌合させかつ第2凹部34を第2膨出部17に嵌合させることにより、隔壁部20,20,…および係止部30,30,…との係止状態と相俟って、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離をより一層抑制することができる。
なお、変形例5では、第1凹部33を第1膨出部16に嵌合させた構成および第2凹部34を第2膨出部17に嵌合させた構成の双方を併せ持つ形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、アウトソール構造1として、第1凹部33を第1膨出部16に嵌合させた構成および第2凹部34を第2膨出部17に嵌合させた構成のいずれか一方の構成が設けられた形態であってもよい。
[実施形態の変形例6]
上記実施形態によるスタッド10では、隔壁部20が第1隔壁部21,21,…および第2隔壁部22,22,…を含む形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図15に示した変形例6のスタッド10のように、第1隔壁部21,21,…を設けずに、第2隔壁部22,22,…のみを設けた形態としてもよい。このような変形例であっても、アウトソール本体2の第2係止部32が第2隔壁部22に係止されることにより、アウトソール本体2に対するスタッド10の剥離を抑制することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、略円柱状に形成された芯部15を示したが、この形態に限られない。例えば、芯部15における断面視の形状を、三角形、四角形などの多角形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、第1隔壁部21を複数設けた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、1つの第1隔壁部21を設けた形態としてもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作を要するシューズ用のアウトソール構造、それを用いたクリーツシューズ、およびアウトソール構造の製造方法として産業上の利用が可能である。
S:シューズ
1:アウトソール構造
2:アウトソール本体
10:スタッド
11:本体部
12:接地部
13:上側開口部
14:孔部
15:芯部
16:第1膨出部
17:第2膨出部
20:隔壁部
21:第1隔壁部
22:第2隔壁部
30:係止部
31:第1係止部
32:第2係止部
33:第1凹部
34:第2凹部

Claims (9)

  1. シューズ用のアウトソール構造であって、
    アウトソール本体と、
    前記アウトソール本体と一体形成されたスタッドと、を備え、
    前記スタッドは、
    地面と接地する接地部、および該接地部から上方に向かって貫通する孔部を含む筒状の本体部と、
    前記孔部の内部に配置されかつ上下方向に延びる芯部と、
    前記接地部よりも上方に配置されかつ前記芯部から前記本体部の内壁面側に向かって放射状に延びる隔壁部と、を有し、
    前記アウトソール本体は、前記隔壁部よりも下側に配置された係止部を有しており、
    前記係止部は、その上端部が前記隔壁部の下端部と当接した状態で前記隔壁部に係止されている、アウトソール構造。
  2. 請求項1に記載のアウトソール構造において、
    前記隔壁部は、上下方向に延びる少なくとも1つの第1隔壁部を有しており、
    前記第1隔壁部は、前記芯部および前記本体部の各々と連続しかつ下端部が前記接地部よりも上方に位置するように形成されており、
    前記係止部は、上端部が前記第1隔壁部の下端部と当接するように形成された少なくとも1つの第1係止部を含む、アウトソール構造。
  3. 請求項1または2に記載のアウトソール構造において、
    前記隔壁部は、前記芯部の上部近傍に配置され、前記芯部から前記芯部と交差する方向に向かって延びる少なくとも1つの第2隔壁部を有しており、
    前記係止部は、上端部が前記第2隔壁部の下部と当接するように形成された少なくとも1つの第2係止部を含む、アウトソール構造。
  4. 請求項2に記載のアウトソール構造において、
    前記第1隔壁部は、複数設けられており、
    前記複数の第1隔壁部は、前記本体部の周方向において間隔をあけて配置されており、
    前記隔壁部は、前記芯部の上部近傍に配置され、前記芯部から前記芯部と交差する方向に向かって延びる少なくとも1つの第2隔壁部を有しており、
    前記係止部は、上端部が前記第2隔壁部の下部と当接するように形成された少なくとも1つの第2係止部を含み、
    前記第2隔壁部は、前記周方向において互いに隣り合う前記第1隔壁部同士の間に配置されている、アウトソール構造。
  5. 請求項3または4に記載のアウトソール構造において、
    前記第2隔壁部は、前記芯部の上部から下側に向かって傾斜する方向に延びている、アウトソール構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のアウトソール構造において、
    前記本体部は、その内壁面の中途部が前記芯部に向かって膨らむように形成された第1膨出部を含み、
    前記アウトソール本体は、前記第1膨出部に対応する位置に配置されかつ前記第1膨出部の外形に沿うように凹陥状に形成された第1凹部を含む、アウトソール構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のアウトソール構造において、
    前記芯部は、その中途部が前記本体部の内壁面に向かって膨らむように形成された第2膨出部を含み、
    前記アウトソール本体は、前記第2膨出部に対応する位置に配置されかつ前記第2膨出部の外形に沿うように凹陥状に形成された第2凹部を含む、アウトソール構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記アウトソール構造を製造するための製造方法であって、
    前記アウトソール本体および前記スタッドは、インジェクション成形により一体成形される、アウトソール構造の製造方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記アウトソール構造を備えた、クリーツシューズ。
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