JP2020126274A - 偏光板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリビニルアルコール系樹脂偏光子と、その一方の面に設けられた第1熱可塑性樹脂フィルムとを含み、第1熱可塑性樹脂フィルムの吸水率は0.1%以下であり、偏光板は、平面視において、外縁部に凹状部を有するか、または面内に貫通孔を有する偏光板であって、ポリビニルアルコール系樹脂偏光子の吸収軸方向の幅2mm当たりの収縮力が1.3N以下である偏光板。
【選択図】なし
Description
[1] ポリビニルアルコール系樹脂偏光子と、その一方の面に設けられた第1熱可塑性樹脂フィルムとを含み、
前記第1熱可塑性樹脂フィルムの吸水率は0.1%以下であり、
前記偏光板は、平面視において、外縁部に凹状部を有するか、または面内に貫通孔を有する偏光板であって、
前記ポリビニルアルコール系樹脂偏光子の吸収軸方向の幅2mm当たりの収縮力が1.3N以下である偏光板。
[2] 前記第1熱可塑性樹脂フィルムが、アクリル系樹脂フィルムまたは環状ポリオレフィン系(COP)樹脂フィルムである、[1]に記載の偏光板。
[3] 前記ポリビニルアルコール系樹脂偏光子の他方の面に設けられた第2熱可塑性樹脂フィルムをさらに含む、[1]又は[2]に記載の偏光板。
[4] [1]〜[3]のいずれかに記載の偏光板と、該偏光板の第1熱可塑性樹脂フィルム側に設けられた粘着剤層とを有する、粘着層付き偏光板。
[5] 前記粘着剤層は、前記偏光板を画像表示素子に貼合するためのものである、請求項4に記載の粘着層付き偏光板。
[6] [1]〜[3]のいずれかに記載の偏光板を含む画像表示装置。
[7] [1]〜[3]のいずれかに記載の偏光板の製造方法であって、
ポリビニルアルコール系樹脂偏光子を準備する準備工程と、
該ポリビニルアルコール系樹脂偏光子と第1熱可塑性樹脂フィルムとを貼合する貼合工程と、
偏光板の外縁部に凹状部を設けるか、または面内に貫通孔を設ける異形加工工程と、
を含み、
前記準備工程はアニール工程を含む、製造方法。
本発明に係る偏光板は、偏光子と、その一方の面に設けられた第1熱可塑性樹脂フィルムとを含む偏光板であり、偏光子はポリビニルアルコール系樹脂フィルムであるポリビニルアルコール系樹脂偏光子である。偏光板は、平面視において、外縁部に凹状部を有するか、又は面内に貫通孔を有するか、又はそれらをいずれも有する偏光板である。外縁部の凹状部及び面内の貫通孔は合わせて、以下、異形部とも総称することがある。本明細書において、平面視とは、層の厚み方向から見ることを意味する。
偏光子101は、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムであるポリビニルアルコール系樹脂偏光子であり、具体的には、例えば一軸延伸されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素を吸着配向させた偏光子であってよい。このような偏光子は、後述する偏光子の製造方法に従って製造することができる。偏光子101は、吸収軸に平行な振動面をもつ直線偏光を吸収し、吸収軸に直交する(透過軸と平行な)振動面をもつ直線偏光を透過する性質を有する吸収型の偏光子であることができる。偏光子101は、その一方の面に第1熱可塑性樹脂フィルム102を接着剤又は粘着剤等で貼合して偏光板100として用いることができる。
偏光子101の製造方法について、図面を参照しながら説明する。図8に示す製造方法は、以下の工程:
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを水を含有する処理液を収容する膨潤槽に浸漬する膨潤工程S10と、
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、二色性色素を含有する処理液を収容する染色槽に浸漬して染色する染色工程S20と、
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを架橋剤を含有する処理液を収容する架橋槽に浸漬して架橋処理する架橋工程S30と、
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを洗浄槽に浸漬する洗浄工程S40と、
乾燥工程S50と、
を含むことができる。
ポリビニルアルコール系樹脂フィルムは、偏光子製造工程のいずれか1以上の段階、より具体的には、膨潤工程S10の前から架橋工程S30までのいずれか1以上の段階で一軸延伸処理される(延伸工程)。
本工程における膨潤処理は、原反フィルムであるポリビニルアルコール系樹脂フィルムの異物除去、可塑剤除去、易染色性の付与、フィルムの可塑化等の目的で必要に応じて実施される処理であり、具体的には、水を含有する処理液を収容する膨潤槽にポリビニルアルコール系樹脂フィルムを浸漬させる処理であることができる。当該フィルムは、1つの膨潤槽に浸漬されてもよいし、2以上の膨潤槽に順次浸漬されてもよい。膨潤処理前、膨潤処理時、または膨潤処理前および膨潤処理時に、フィルムに対して一軸延伸処理を行ってもよい。
本工程における染色処理は、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素を吸着、配向させる目的で行われる処理であり、具体的には、二色性色素を含有する処理液を収容する染色槽にポリビニルアルコール系樹脂フィルムを浸漬させる処理であることができる。当該フィルムは、1つの染色槽に浸漬されてもよいし、2以上の染色槽に順次浸漬されてもよい。二色性色素の染色性を高めるために、染色工程に供されるフィルムは、少なくともある程度の一軸延伸処理が施されていてもよい。染色処理前の一軸延伸処理の代わりに、あるいは染色処理前の一軸延伸処理に加えて、染色処理時に一軸延伸処理を行ってもよい。
染色工程後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムを架橋剤で処理する架橋処理は、架橋による耐水化や色相調整等の目的で行う処理であり、具体的には、架橋剤を含有する架橋槽に収容される処理液に染色工程後のフィルムを浸漬させる処理であることができる。当該フィルムは、1つの架橋槽に浸漬されてもよいし、2以上の架橋槽に順次浸漬されてもよい。架橋処理時に一軸延伸処理を行ってもよい。
一般に、架橋による耐水化のための架橋処理および色相調整(補色)のための架橋処理の双方を実施する場合、色相調整(補色)のための架橋処理を実施する槽(補色槽)が後段に配置される。補色槽に収容される処理液の温度は、例えば10℃以上55℃以下であり、好ましくは20℃以上50℃以下である。補色槽に収容される処理液における架橋剤の含有量は、水100質量部あたり、例えば1質量部以上5質量部以下である。補色槽に収容される処理液におけるヨウ化物の含有量は、水100質量部あたり、例えば3質量部以上30質量部以下である。
本工程における洗浄処理は、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに付着した余分な架橋剤や二色性色素等の薬剤を除去する目的で必要に応じて実施される処理であり、水を含有する洗浄液を用いて架橋工程後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムを洗浄する処理である。具体的には、洗浄槽に収容される処理液(洗浄液)に架橋工程後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムを浸漬させる処理であることができる。当該フィルムは、1つの洗浄槽に浸漬されてもよいし、2以上の洗浄槽に順次浸漬されてもよい。あるいは、洗浄処理は、架橋工程後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムに対して洗浄液をシャワーとして噴霧する処理であってもよく、上記の浸漬と噴霧とを組み合わせてもよい。
乾燥工程S50は、洗浄工程S40後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムを乾燥させるためのゾーンである。洗浄工程S40後のポリビニルアルコール系樹脂フィルムを引き続き搬送させながら、乾燥工程S50に当該フィルムを導入することによって乾燥処理を施すことができ、これにより偏光子が得られる。
偏光子の収縮力を低くすることを目的として、乾燥工程S50後、偏光子の温度を常温とした後、アニール工程S60を行ってもよい。
第1熱可塑性樹脂フィルム102は吸水率(以下、単に「吸水率」ともいう)が0.1%以下である。一般に、第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率は高い方が光抜けが発生しにくい傾向にある。これは第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率が高い場合、高温環境下に晒された後、室温大気中に放置したときに大気中の水分が第1熱可塑性樹脂フィルムや偏光子に吸収され、第1熱可塑性樹脂フィルムや偏光子が膨張し、応力が緩和されるためであると推定される。しかしながら、本発明によれば、第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率が0.1%以下である場合でも、上述の通り、偏光子101の収縮率を低くすることにより、光抜けの発生を抑制し易くすることができる。吸水率は、フィルム中に含まれる水分量のことであり、フィルムの質量に対する水分の質量の割合で示される。第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率は、後述する実施例の欄において説明する測定方法により求められる。第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率は、例えば0.05%以下であってもよく、一方、第1熱可塑性樹脂フィルム102の吸水率は通常0%以上であり、例えば0.0001%以上であってもよく、又は0.001%以上であってもよい。
偏光板100が画像表示装置に配置される場合、偏光板100は、第1熱可塑性樹脂フィルム102が画像表示装置側となるように、画像表示装置に貼合することができる。また、偏光板100は、第1熱可塑性樹脂フィルム102が画像表示装置の外側となるように画像表示装置に貼合することもできる。偏光板100は好ましくは、第1熱可塑性樹脂フィルム102が画像表示装置側となるように画像表示装置に貼合する。
第2熱可塑性樹脂フィルム103は、第1熱可塑性樹脂フィルム102の説明において例示したフィルムと同種であってもよいし、異種であってもよい。第2熱可塑性樹脂フィルム103は、吸水率が0.1%以下であってもよいし、0.1%を超えるものであってもよい。
(1)光学機能性フィルム
偏光板100は、所望の光学機能を付与するための、偏光子101以外の他の光学機能性フィルムを備えることができ、その好適な一例は位相差フィルムである。
上述のように、第1熱可塑性樹脂フィルム102及び/又は第2熱可塑性樹脂フィルム103が位相差フィルムを兼ねることもできるが、これらのフィルムとは別途に位相差フィルムを積層することもできる。後者の場合、位相差フィルムは、粘着剤層や接着剤層を介して第1熱可塑性樹脂フィルム102及び/又は第2熱可塑性樹脂フィルム103の外面に積層することができる。
基材フィルムは通常、熱可塑性樹脂からなるフィルムであり、熱可塑性樹脂の一例は、トリアセチルセルロース等のセルロースエステル系樹脂である。
偏光板100は、粘着剤層を設けることにより粘着層付き偏光板とすることができる。粘着剤層としては、偏光板100を液晶セル、有機EL表示素子等の画像表示素子、又は他の光学部材に貼合するための粘着剤層が挙げられる。該粘着剤層は、図7に示される構成の偏光板100においては第1熱可塑性樹脂フィルム102の外面に積層することができる。粘着剤層は、図7に示される構成の偏光板100において第2熱可塑性樹脂フィルム103の外面に積層することもできる。粘着剤層は好ましくは、第1熱可塑性樹脂フィルム102の外面に積層する。
(メタ)アクリル系粘着剤には、メチル基やエチル基やn−、i−又はt−ブチル基等の炭素数が20以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル等の官能基含有(メタ)アクリル系モノマーとを、ガラス転移温度が好ましくは25℃以下、より好ましくは0℃以下となるように配合した、重量平均分子量が10万以上の(メタ)アクリル系樹脂がベースポリマーとして有用である。
粘着剤層の厚みは、その接着力等に応じて決定されるが、1μm以上50μm以下の範囲が適当であり、好ましくは2μm以上40μm以下である。
イオン性化合物を構成するカチオン成分は無機カチオンでも有機カチオンでもよい。
有機カチオンとしては、ピリジニウムカチオン、イミダゾリウムカチオン、アンモニウムカチオン、スルホニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、ピペリジニウムカチオン、ピロリジニウムカチオン等が挙げられ、無機カチオンとしてはリチウムイオン、カリウムイオン等が挙げられる。
一方、イオン性化合物を構成するアニオン成分としては、無機アニオンでも有機アニオンでもよいが、帯電防止性能に優れるイオン性化合物を与えることから、フッ素原子を含むアニオン成分が好ましい。フッ素原子を含むアニオン成分としては、ヘキサフルオロホスフェートアニオン[(PF6 −)]、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオン[(CF3SO2)2N−]アニオン、ビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン[(FSO2)2N−]アニオン等が挙げられる。
偏光板100は、その表面(典型的には、第1熱可塑性樹脂フィルム102又は第2熱可塑性樹脂フィルム103の表面)を保護するためのプロテクトフィルムを含むことができる。プロテクトフィルムは、例えば画像表示素子や他の光学部材に偏光板が貼合された後、それが有する粘着剤層ごと剥離除去される。
基材フィルムを構成する樹脂は、例えば、ポリエチレンのようなポリエチレン系樹脂、ポリプロピレンのようなポリプロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートのようなポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等の熱可塑性樹脂であることができる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂である。
偏光板100の製造方法は、偏光子101を準備する準備工程と、偏光子101と第1熱可塑性樹脂フィルム102とを貼合する貼合工程と、偏光板の外縁部に凹状部を設けるか、又は面内に貫通孔を設ける異形加工工程とを含むことができ、上記準備工程はアニール工程を含むことができる。また、異形加工工程は、偏光板の外縁部に凹状部及び面内に貫通孔をいずれも設ける工程であってもよい。
準備工程は、上述の偏光子の製造方法について述べた工程を含むことができる。本発明の偏光板の製造方法は、準備工程がアニール工程を含むことができる。
貼合工程では、偏光子101の両面に接着剤を介して熱可塑性樹脂フィルムをそれぞれ貼合(積層)することができる。偏光子101と熱可塑性樹脂フィルムとの貼合に用いる接着剤としては、紫外線硬化性接着剤等の活性エネルギー線硬化性接着剤や、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液又はこれに架橋剤が配合された水溶液、ウレタン系エマルジョン接着剤等の水系接着剤を挙げることができる。偏光子101の両面に熱可塑性樹脂フィルムを貼合する場合、2つの接着剤層を形成する接着剤は同種であってもよいし、異種であってもよい。例えば、両面に熱可塑性樹脂フィルムを貼合する場合、片面は水系接着剤を用いて貼合し、もう片面は活性エネルギー線硬化性接着剤を用いて貼合してもよい。紫外線硬化型接着剤は、ラジカル重合性の(メタ)アクリル系化合物と光ラジカル重合開始剤の混合物や、カチオン重合性のエポキシ化合物と光カチオン重合開始剤の混合物等であることができる。また、カチオン重合性のエポキシ化合物とラジカル重合性の(メタ)アクリル系化合物とを併用し、開始剤として光カチオン重合開始剤と光ラジカル重合開始剤を併用することもできる。
積層フィルムを延伸して延伸フィルムを得る延伸工程、
延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層(偏光子に相当)を形成することにより偏光性積層フィルムを得る染色工程、
偏光性積層フィルムの偏光子層上に接着剤を用いて熱可塑性樹脂フィルムを貼合して貼合フィルムを得る第1貼合工程、
貼合フィルムから基材フィルムを剥離除去して片面熱可塑性樹脂フィルム付偏光板を得る剥離工程。
偏光板100は、長尺の偏光板を、枚葉状に切り出して枚葉状偏光板を得、この枚葉状偏光板の外縁部に凹状部を設けるか、又は面内に貫通孔を設けることにより得ることができる。また、偏光板の外縁部に凹状部及び面内に貫通孔をいずれも設けることもできる。枚葉状偏光板の外縁部に凹状部を設ける方法や面内に貫通孔を設ける方法の具体例としては、例えば枚葉状偏光板を、凹状部を有する外縁部となるようにトムソン刃を用いて打抜く方法や、枚葉状偏光板の端面をルーターを用いて切削加工する方法、ドリル等の回転切削具を用いて穿孔加工を行う方法等が挙げられる。異形加工を行う際、枚葉状偏光板は、単独であってもよいし、複数枚摘み重ねた積層体としてもよい。
偏光板は、画像表示装置に用いることができる。画像表示装置に用いる画像表示素子としては、例えば液晶表示素子、有機EL表示素子等が挙げられる。液晶表示装置を構築するにあたって偏光板は、視認側に配置される偏光板に用いられてもよいし、バックライト側に配置される偏光板に用いられてもよいし、視認側およびバックライト側の双方の偏光板に用いられてもよい。偏光板は、粘着剤層を介して画像表示装置に貼合することができる。
各実施例及び比較例において得られた偏光板を10cm×5cmの小片に切り出し、溶剤600mLに浸漬させて、室温にて30分間超音波処理を行い、貼合されていた熱可塑性樹脂フィルムを溶解除去した。
なお、偏光子の両側の熱可塑性樹脂フィルムが共に環状ポリオレフィン系樹脂からなるフィルム(COPフィルム)である場合には、溶剤としてシクロヘキサンを用いて溶解除去した。
偏光子の両側の熱可塑性樹脂フィルムが共にトリアセチルセルロース系樹脂からなるフィルム(TACフィルム)である場合には溶剤として二塩化メチレンを用いて溶解除去した。
一方の熱可塑性樹脂フィルムがCOPフィルムであり、もう一方の熱可塑性樹脂フィルムがTACフィルムである場合、溶剤として二塩化メチレンを用いてTACフィルムの溶解除去行った後に、溶剤としてシクロヘキサンを用いてCOPフィルムの溶解除去を行って、熱塑性樹脂フィルムを溶解除去した。
熱可塑性樹脂フィルムが除去された偏光フィルムから吸収軸方向(延伸方向)を長辺とする幅2mm、長さ10mmのMD収縮力測定用試料を切り出した。この試料を熱機械分析装置(TMA)「TMA7100」((株)日立ハイテクサイエンス製)にセットし、寸法を一定に保持したまま、80℃で4時間保持したときに発生する長辺方向(吸収軸方向、MD)の収縮力を測定した。
各実施例及び比較例において得られた偏光板を、エタノールにて表面を美掃した無アルカリガラス(コーニング製イーグルXG、120×200×0.7mm)の該表面に貼合し、その後、50℃にてオートクレーブ処理を行った。これを評価用サンプルとした。
図9に示すように、バックライト203上に加熱試験を行っていない偏光板202を設置し、その上に加熱試験を行ったサンプルの偏光板201を重ねて設置した。このとき、2枚の偏光板201と偏光板(未加熱試験)202とがクロスニコルになるように(明度が一番暗くなるように)設置した。この上から、評価用サンプルの偏光板201の異形形状に切り取った黒画用紙で作成したマスクを、評価用サンプルの偏光板201の異形部に合わせて被せることにより、偏光板201及び偏光板(未加熱試験)202を透過せずにバックライト203からそのまま放射される光を遮り、光抜けが見易くなるようにした。バックライト203からの照明光は12000カンデラ/m2とし、この状態で、真上50cmからカメラ(Nikon D5600)にて撮影(条件は一定:シャッター速度1s、絞りF5.6、ISO100、レンズ AF−P NIKKOR、ズーム18−55mmの55mm)し、その光抜けの度合いを比較した。
2)画像処理ソフト(マイクロソフト社製ペイント)に画像を読み込み、偏光板外縁部の光抜けした箇所において「明るさ」の数値が最も高くなる箇所の8bitRGBカラー値(各0〜255)をそれぞれRE、GE、BEとし、偏光板の面内で光抜けしていない中心部付近のRGB値をそれぞれRC、GC、BCとした。
3)このとき光抜け度Lを以下の式に従い求めた。
L=〔(RE−RC)2+(GE−GC)2+(BE−BC)2〕1/2
[E=Edge(光抜け部)、C=Center(中央部)]
Lの値が小さい方が光抜けの程度は小さくなる傾向にある。
各実施例で使用した熱可塑性樹脂フィルムの吸水率は、以下の手順で測定した。
熱可塑性樹脂フィルムを切出して試料フィルム(約50mg)とし、
水分吸脱着測定装置(Dynamic Vapor Sorption Analyzer)「IGA Sorp」(HIDEN ISOCHEMA社(英国)製)にセットし、
試料フィルムの質量を測定しながら、25℃乾燥条件下に保持し、24時間経過後の質量を測定して基準質量とし、
引続き、試料フィルムの質量を測定しながら、25℃相対湿度55%の条件下に保持し、6時間経過後の質量を測定して保湿後質量とし、
以下の式により吸水率(%)を求めた。
吸水率=(保湿後質量−基準質量)/基準質量×100(%)
偏光板は、1)偏光子をシート形状に切り出し、一部のサンプルについてはアニール処理により低収縮化を行う準備工程、2)偏光子と保護フィルムとを接着剤を介して積層し、粘着剤(対画像表示パネル)を貼合する貼合工程、3)偏光板シートを異形形状に打ち抜き、端部を研磨する加工工程をこの順で行うことにより製造した。
一軸延伸ポリビニルアルコールフィルム(PVA)にヨウ素を吸着配向した偏光子(厚み12μm)を準備した。第1基材フィルム(TACフィルム)、偏光子、第2基材フィルム(PMMAフィルム)の順で、純水層を介して積層させ、それを乾燥することによって貼着し、積層フィルムを作製した。第1基材フィルム及び第2基材フィルムは容易に剥離することが可能である。この積層フィルムを一定のサイズ(250mm×330mm)に切り出した。このとき、偏光子の延伸方向は切り出したシートの長辺方向、あるいは短辺方向に平行になるように切り出した。次いで、第2基材フィルムを端部から静かに剥離し、両側を無塵紙で挟み、さらにその外側からアクリル板で挟みこみ、固定した。これを3セット用意し、それぞれ(1)温度85℃、Dry、12時間、(2)温度85℃、Dry、3.5時間、(3)温度22℃、湿度55%、1晩の条件にて静置又は加熱し、偏光子(1)、(2)及び(3)を得た。(1)及び(2)では、加熱後、1晩静置した。偏光子(1)、(2)及び(3)の収縮力はそれぞれ、0.8N、1.1Nおよび1.5Nであった。
環状ポリオレフィン系樹脂からなるフィルム(以下、COPともいう)及びトリアセチルセルロース系樹脂からなるフィルム(以下、TACともいう)を偏光板と同様のサイズ(250×330mm)に切り出した。2枚の熱可塑性樹脂フィルムの組み合わせ(ガラス面に貼合した側の熱可塑性樹脂フィルム/ガラス面に貼合した側とは反対側の熱可塑性樹脂フィルム)が次の4構成になるように貼合を行った:COP/COP(構成1)、COP/TAC(構成2)、TAC/COP(構成3)、TAC/TAC(構成4)。TACフィルムは予め鹸化済みのものを用いた。各熱可塑性樹脂フィルムの貼合面はコロナ処理を行い、接着性を向上させた。ガラス面に貼合する側の熱可塑性樹脂フィルムと、第1基材フィルムが貼着した偏光子の偏光子側とをUV硬化型接着剤を介して積層し、UV光を第1熱可塑性樹脂フィルム側から照射して接着剤を硬化させた。その後、偏光子に貼着している第1基材フィルムを端部から静かに剥離し、その面に同様にガラス面に貼合する側とは反対側の熱可塑性樹脂フィルムを貼合した。
なお、COPフィルムの吸水率は0.01%であり、TACフィルムの吸水率は2.01%であった。
完成した偏光板シート(250×330mm)を、トムソン刃を用いて図10に示す偏光板300の形状に打ち抜き、これをおよそ10mmの厚みに積層した。この偏光板の束の上下を同じくトムソン刃で打ち抜いた同形状のPS(ポリスチレン)シート1枚ずつを用いて挟み、端部から300μmをルーターにより研磨し、図10に示す形状の偏光板を得た。角丸部分302、303、304の曲率半径はそれぞれ5.0mm、6.0mm、4.0mmであり、角部分305は直角であった。凹状部301は、幅32.0mm、深さ5.3mmであった。外側角丸部306、307、内側角丸部308、309の曲率半径はそれぞれ、2.5mm、2.0mm、2.3mm、2.5mmであった。凹状部310は、幅5.0mm、深さ7.3mmであり、角丸部311の曲率半径は2.5mm、凹状部301と偏光板の重心312との最短距離313は64.7mm、凹状部310と偏光板の重心312との最短距離314は62.7mmであった。
であった。
得られた偏光板についてそれぞれ、加熱試験後、光抜け測定を行った。各熱可塑性樹脂フィルムの構成ごとに、凹状部301について結果を表1に、凹状部310について結果を表2に示す。
Claims (6)
- ポリビニルアルコール系樹脂偏光子と、その一方の面に設けられた第1熱可塑性樹脂フィルムとを含み、
前記第1熱可塑性樹脂フィルムの吸水率は0.1%以下であり、
前記偏光板は、平面視において、外縁部に凹状部を有し、
前記凹状部は、平面視において外縁部から内側に向けて凹んだ形状であり、その凹みの深さは0.1mm以上7mm以下であり、
前記凹状部を構成する外側角部分は角丸であり、その曲率半径は0.1mm以上5mm以下であり、
前記凹状部を構成する内側角部分は角丸であり、その曲率半径は0.1mm以上5mm以下であるか、又は
前記凹状部は、平面視においてU字型の凹状部形状であり、その凹みの深さは0.5mm以上8mm以下であり、
前記凹状部を構成する内側角部分は曲率半径が0.5mm以上10mm以下である、偏光板であって、
前記ポリビニルアルコール系樹脂偏光子の吸収軸方向の幅2mm当たりの収縮力が1.3N以下である偏光板。 - 前記第1熱可塑性樹脂フィルムが、アクリル系樹脂フィルムまたは環状ポリオレフィン系(COP)樹脂フィルムである、請求項1に記載の偏光板。
- 前記ポリビニルアルコール系樹脂偏光子の他方の面に設けられた第2熱可塑性樹脂フィルムをさらに含む、請求項1又は2に記載の偏光板。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏光板と、該偏光板の第1熱可塑性樹脂フィルム側に設けられた粘着剤層とを有する、粘着層付き偏光板。
- 前記粘着剤層は、前記偏光板を画像表示素子に貼合するためのものである、請求項4に記載の粘着層付き偏光板。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の偏光板を含む画像表示装置。
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