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JP2020125714A - 真空ポンプ及び真空ポンプに用いられる接続ポート - Google Patents

真空ポンプ及び真空ポンプに用いられる接続ポート Download PDF

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Abstract

【課題】排気性能を低下させることなく小型化可能な真空ポンプ及び真空ポンプに用いられる接続ポートを提供する。【解決手段】真空ポンプ1と補助ポンプとを接続する排気ポート14は、真空ポンプ1に接続可能なオーバル状の第1の開口14aと、補助ポンプに接続可能な円形状の第2の開口14bと、を備え、真空ポンプ1のアキシャル方向において、第1の開口14aの径寸法が、第2の開口14bの径寸法より小さく設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は、真空ポンプ及び真空ポンプに用いられる接続ポートに関するものである。
メモリや集積回路等の半導体装置の製造において、絶縁膜、金属膜、半導体膜等の成膜を行う処理やエッチングを行う処理は、空気中の塵等による影響を避けるために高真空状態のプロセスチャンバ内で行われる。プロセスチャンバ内の排気には、例えばターボ分子ポンプ等の真空ポンプが使用されている。
このような真空ポンプとして、外部から気体を吸入する吸気口と吸入された気体を外部に排気する排気口を有するケーシング内に、軸方向に交互に多段配列した回転翼及び固定翼を有するターボ分子機構を配置したものが知られている。
特許文献1には、吸気口4を介して導入された気体を気体移送機構で軸線方向の下方に移送し、圧縮された気体を排気口6から外部に排気するように構成された真空ポンプ1が開示されている。なお、符号は特許文献1に記載されたものである。
特開2018−35718号公報
しかしながら、上述したような真空ポンプでは、略円筒状に形成された排気口が比較的広いスペースを占めており、真空ポンプを軸線方向に小型化できないという問題があった。
このような問題に対して、排気口を縮径して余剰スペースを作り出すことも考えられるが、単に排気口を小さくしても、気体をスムーズに排気できずに真空ポンプの排気性能を低下させてしまう。
そこで、排気性能を低下させることなく真空ポンプを小型化するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る真空ポンプは、接続された外部機器との間で、ガスを吸気又は排気する真空ポンプであって、前記外部機器と前記真空ポンプとを接続する接続ポートは、前記真空ポンプに接続可能な非円形状の第1の開口と、前記外部機器に接続可能な円形状の第2の開口と、を備え、前記ガスの流れ方向に対して垂直な方向において、前記第1の開口の径寸法が、前記第2の径寸法より小さく設定されている。
この構成によれば、従来のような円筒状の接続ポートを用いた真空ポンプと比べて、真空ポンプの排気性能を維持したまま、接続ポートの第1の開口側を小さく成形でき、真空ポンプを小型化することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る真空ポンプは、前記ガスの流れ方向に対して垂直な前記接続ポートの開口断面積は、前記第1の開口から前記第2の開口に亘って略同一に設定されることが好ましい。
この構成によれば、従来のような円筒状の接続ポートを用いた真空ポンプと比べて、真空ポンプの排気性能を維持したまま、接続ポートの第1の開口側を小さく成形でき、真空ポンプを小型化することができる。
また、本発明に係る真空ポンプは、前記第1の開口が、オーバル状に形成されており、その短軸が前記真空ポンプのアキシャル方向と略一致するように設定されていることが好ましい。
この構成によれば、接続ポートの第1の開口側をアキシャル方向に小さく成形でき、真空ポンプをアキシャル方向に小型化することができる。
また、本発明に係る真空ポンプは、前記接続ポートが、該接続ポートを加熱するヒータを挿入可能なヒータ取付部を備えていることが好ましい。
この構成によれば、ヒータが接続ポートを昇温し、接続ポート内でのガス生成物の堆積を抑制することができる。
また、本発明に係る真空ポンプは、前記ヒータ取付部が、筒状に形成された孔であり、その軸方向が前記第1の開口の長軸と一致するように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ヒータが接続ポートを横断するように取り付けられるため、接続ポートが効率的に昇温され、接続ポート内でのガス生成物の堆積をさらに抑制することができる。
また、本発明に係る真空ポンプは、前記接続ポートが、アルミ合金で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、熱伝導率に優れたアルミ合金で接続ポートを形成することにより、接続ポートが効率的に昇温され、接続ポート内でのガス生成物の堆積をさらに抑制することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る接続ポートは、真空ポンプ及び外部機器を接続し、内部にガスを流通させる接続ポートであって、前記真空ポンプに接続可能で非円形状の第1の開口と、前記外部機器に接続可能な円形状の第2の開口と、を備え、前記ガスの流れ方向に対して垂直な方向において、前記第1の開口の径寸法が、前記第2の径寸法より小さく設定されている。
この構成によれば、従来のような円筒状の接続ポートを用いた真空ポンプと比べて、真空ポンプの排気性能を維持したまま、接続ポートの第1の開口側を小さく成形でき、真空ポンプを小型化することができる。
発明に係る真空ポンプによれば、従来のような円筒状の接続ポートを用いた真空ポンプと比べて、真空ポンプの排気性能を維持したまま、接続ポートの第1の開口側を小さく成形でき、真空ポンプを小型化することができる。
また、発明に係る接続ポートによれば、従来のような円筒状の接続ポートを用いた真空ポンプと比べて、真空ポンプの排気性能を維持したまま、接続ポートの第1の開口側を小さく成形でき、真空ポンプを小型化することができる。
本発明の一実施形態に係る真空ポンプの縦断面図である。 図1の排気ポートを示す斜視図である。 排気ポートを示す平面図、第1の開口側から視た側面図及び縦断面図である。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下では、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、構成要素の断面構造を分かり易くするために、一部の構成要素のハッチングを省略することがある。
図1は、真空ポンプ1を示す縦断面図である。真空ポンプ1は、略円筒状のケーシング10内に収容されたターボ分子ポンプ機構PAとねじ溝ポンプ機構PBとから成る複合ポンプである。
真空ポンプ1は、ケーシング10と、ケーシング10内に回転可能に支持されたロータシャフト21を有するロータ20と、ロータシャフト21を回転駆動させるモータ30と、ロータシャフト21の一部及びモータ30を収容するステータコラム40とを備えている。
ケーシング10は、ベース11と、ベース11上に載置された状態でボルト12を介して固定された円筒部13と、で構成されている。
ベース11の下部側方には、図示しない補助ポンプに連通される排気ポート14が設けられている。
円筒部13の上端には、図示しないチャンバ等の真空容器に接続される吸気口15が形成されている。また、吸気口15の外周には、真空容器に連結されるフランジ12bが形成されている。また、円筒部13の側方には、真空容器に接続される吸気ポート16が設けられている。なお、以下では、排気ポート14及び吸気ポート16を総称して「接続ポート」といる。
ロータ20は、ロータシャフト21と、ロータシャフト21の上部に固定されてロータシャフト21の軸心に対して同心円状に並設された回転翼22と、を備えている。
ロータシャフト21は、磁気軸受50により非接触支持されている。磁気軸受50は、ラジアル電磁石51と、アキシャル電磁石52と、を備えている。ラジアル電磁石51及びアキシャル電磁石52は、制御ユニット60に接続されている。
ロータシャフト21の上部及び下部は、タッチダウン軸受23内に挿通されている。ロータシャフト21が制御不能になった場合には、高速で回転するロータシャフト21がタッチダウン軸受23に接触して真空ポンプ1の損傷を防止するようになっている。
回転翼22は、ボス孔24にロータシャフト21の上部を挿通した状態で、ボルト25をロータフランジ26に挿通すると共にシャフトフランジ27に螺着することで、ロータシャフト21に一体に取り付けられている。
モータ30は、ロータシャフト21の外周に取り付けられた回転子31と、回転子31を取り囲むように配置された固定子32とで構成されている。固定子32は、制御ユニット60に接続されており、制御ユニット60によってロータシャフト21の回転が制御されている。
ステータコラム40は、ベース11上に載置された状態で、ステータコラム40の下端部がボルト41を介してベース11に固定されている。
制御ユニット60は、ロータシャフト21のラジアル方向の変位を検出する図示しないラジアルセンサ及びロータシャフト21のアキシャル方向の変位を検出する図示しないアキシャルセンサの検出値に基づいて、ラジアル電磁石51、アキシャル電磁石52の励磁電流を制御することにより、ロータシャフト21が所定の位置に浮上した状態で支持されるようになっている。
次に、真空ポンプ1の略上半分に配置されたターボ分子ポンプ機構PAについて説明する。
ターボ分子ポンプ機構PAは、回転翼22と、アキシャル方向において回転翼22との間に隙間を空けて配置された固定翼70と、で構成されている。回転翼22と固定翼70とは、アキシャル方向に沿って交互にかつ多段に配列されており、本実施例では、5段の回転翼22と4段固定翼70が配列されている。
回転翼22は、所定の角度で傾斜したブレードからなり、ロータ20の上部外周面に一体に形成されている。また、回転翼22は、ロータ20の軸線回りに放射状に複数設置されている。
固定翼70は、回転翼22とは反対方向に傾斜したブレードからなり、円筒部13の内壁面に段積みで設置されているスペーサ71によりアキシャル方向に挟持されて位置決めされている。また、固定翼70も、ロータ20の軸線回りに放射状に複数設置されている。
上述したようなターボ分子ポンプ機構PAは、回転翼22の回転により、吸気口15及び吸気ポート16から吸入されたガスをアキシャル方向の上方から下方に移送するようになっている。
次に、真空ポンプ1の略下半分に配置されたねじ溝ポンプ機構PBについて説明する。
ねじ溝ポンプ機構PBは、ロータ20の下部に設けられてアキシャル方向に沿って延びたロータ円筒部28と、ロータ円筒部28の外周面28aを囲んで配置された略円筒状のステータ80と、を備えている。
ステータ80は、ベース11上に載置されている。ステータ80は、内周面に刻設されたねじ溝部81を備えている。
上述したようなねじ溝ポンプ機構PBは、吸気口15及び吸気ポート16からアキシャル方向の下方に移送されたガスを、ロータ円筒部28の高速回転によるドラッグ効果によって圧縮して、排気ポート14に向かって移送する。具体的には、ガスは、ロータ円筒部28とステータ80との隙間に移送された後に、ねじ溝部81内で圧縮されて排気ポート14に移送される。
次に、接続ポートの構成について、排気ポート14を例に図2、3に基づいて説明する。図2は、排気ポート14を示す斜視図である。図3(a)は、排気ポート14の平面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図であり、図3(c)は、排気ポート14の側面図である。
排気ポート14は、筒状に形成されており、内部にガスを流通させる。排気ポート14は、例えば熱伝導率に優れたアルミ合金を鋳造して成る。排気ポート14は、ベース11に接続される非円形状に形成された第1の開口14aと、補助ポンプに接続される円形状に形成された第2の開口14bと、を備えている。なお、第1の開口14aがベース11に接続されることを、便宜上、排気ポート14が真空ポンプ1に接続されるという意味で用いる場合がある。
第1の開口14aは、真空ポンプ1のアキシャル方向に沿って短軸が設定された長円形に形成されている。したがって、アキシャル方向において、第1の開口14aの径寸法D1が、第2の開口14bの径寸法D2よりも小さく設定されている。なお、第1の開口14aの形状は、図示したような長円形に限定されず、例えば、第1の開口14aに要求される排気量に応じた開口面積を有する円を想定し、この円よりもアキシャル方向に小さいオーバル状のものであれば、第1の開口14aは楕円形等の如何なる形状であっても構わない。また、第1の開口14aは、オーバル状のものに限定されず、長方形やひし形等であっても構わない。
排気ポート14は、第1の開口14aから第2の開口14bに向かうガスの排気方向に対して垂直な断面積が、非円形状の第1の開口14aから円形状の第2の開口14bに亘って略同一に設定されている。これにより、従来のような円筒状の排気ポートを用いた真空ポンプと比べても、非円筒状の排気ポート14を用いた真空ポンプ1の排気性能を維持したまま、排気ポート14の第1の開口14a側をアキシャル方向に小さく成形でき、真空ポンプ1をアキシャル方向に小型化することができる。なお、排気ポート14の垂直断面積は、ガスの排気方向に沿って漸次縮小又は順次拡大するように滑らかに形成されたものであっても構わない。
また、排気ポート14の外周には、ヒータ取付部14cが設けられている。具体的には、ヒータ取付部14cは、排気ポート14の外周から膨出する台座14dに形成された筒状孔であり、図示しない棒状のシーズヒータを挿通可能に構成されている。
ヒータ取付部14c内に収容されたシーズヒータは、ボルト孔14eに挿通された図示しないボルトによって排気ポート14に固定される。シーズヒータは、排気ポート14内でガスの生成物が堆積することを抑制するために、排気ポート14を適温(例えば、120℃)まで昇温するものである。
ヒータ取付部14cは、その軸方向が第1の開口14aの長軸と一致するように配置されている。これにより、シーズヒータが排気ポート14を横断するように取り付けられるため、排気ポート14を効率的に昇温することができる。
なお、図2中の符号14fは、図示しない温度センサを挿通可能なセンサ収容孔である。温度センサは、センサ収容孔14c内に収容された状態でボルト孔14eに挿通された図示しないボルトによって排気ポート14に固定される。温度センサは、測定した排気ポート14の温度を制御ユニット60に送り、制御ユニット60は予め設定された温度を維持するように、シーズヒータのオン・オフ制御を行う。
次に、吸気ポート16の構成について説明する。なお、吸気ポート16は、排気ポート14と略同じ構成であり、重複する説明を省略する。
吸気ポート16は、上述した排気ポート14とガスを流通させる向きが相違する。すなわち、吸気ポート16は、第1の開口14aに相当する非円形状の第1の開口16aがケーシング10に、第2の開口14bに相当する円形状の第2の開口16bが図示しない真空容器にそれぞれ接続される。なお、第1の開口16aがケーシング10に接続されることを、便宜上、吸気ポート16が真空ポンプ1に接続されるという意味で用いる場合がある。
そして、吸気ポート16では、第2の開口16bから第1の開口16aに向かうガスの流れ方向に対して垂直な断面積が、ガスの流れ方向に沿って、即ち円形状の第2の開口16bから非円形状の第1の開口16aに亘って略同一に形成されている。なお、吸気ポート16の垂直断面積は、ガスの流れ方向に沿って漸次縮小又は順次拡大するように滑らかに形成されたものであっても構わない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
なお、本発明の実施形態及び変形例は、必要に応じて組み合わせても構わない。
また、上述した実施形態では、吸気口15及び吸気ポート16を備えた真空ポンプ1を例にその構成を説明したが、真空ポンプ1は、吸気口15又は吸気ポート16の何れかのみを備えたものであっても構わない。
また、接続ポートは、真空ポンプ1及び外部機器を直接接続するものに限定されず、真空ポンプ1及び外部機器に他の配管等を介して間接的に接続されるものであっても構わない。
1 ・・・真空ポンプ
10 ・・・ケーシング
11 ・・・ベース
14 ・・・排気ポート(接続ポート)
14a ・・・(排気ポートの)第1の開口
14b ・・・(排気ポートの)第2の開口
14c ・・・ヒータ取付部
14d ・・・台座
14e ・・・ボルト孔
14f ・・・センサ収容孔
15 ・・・吸気口
16 ・・・吸気ポート(接続ポート)
16a ・・・(吸気ポートの)第1の開口
16b ・・・(吸気ポートの)第2の開口

Claims (7)

  1. 接続された外部機器との間で、ガスを吸気又は排気する真空ポンプであって、
    前記外部機器と前記真空ポンプとを接続する接続ポートは、前記真空ポンプに接続可能な非円形状の第1の開口と、前記外部機器に接続可能な円形状の第2の開口と、を備え、
    前記ガスの流れ方向に対して垂直な方向において、前記第1の開口の径寸法が、前記第2の径寸法より小さく設定されていることを特徴とする真空ポンプ。
  2. 前記ガスの流れ方向に対して垂直な前記接続ポートの開口断面積は、前記第1の開口から前記第2の開口に亘って略同一に設定されていることを特徴とする請求項1記載の真空ポンプ。
  3. 前記第1の開口は、オーバル状に形成されており、その短軸が前記真空ポンプのアキシャル方向と略一致するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の真空ポンプ。
  4. 前記接続ポートは、該接続ポートを加熱するヒータを挿入可能なヒータ取付部を備えていることを特徴とする請求項3記載の真空ポンプ。
  5. 前記ヒータ取付部は、筒状に形成された孔であり、その軸方向が前記第1の開口の長軸と一致するように設けられていることを特徴とする請求項4記載の真空ポンプ。
  6. 前記接続ポートは、アルミ合金で形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の真空ポンプ。
  7. 真空ポンプ及び外部機器を接続し、内部にガスを流通させる接続ポートであって、
    前記真空ポンプに接続可能で非円形状の第1の開口と、前記外部機器に接続可能な円形状の第2の開口と、を備え、
    前記ガスの流れ方向に対して垂直な方向において、前記第1の開口の径寸法が、前記第2の径寸法より小さく設定されていることを特徴とする接続ポート。
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