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JP2020097305A - 制御装置、プログラム、及び制御システム - Google Patents

制御装置、プログラム、及び制御システム Download PDF

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JP2020097305A JP2018236136A JP2018236136A JP2020097305A JP 2020097305 A JP2020097305 A JP 2020097305A JP 2018236136 A JP2018236136 A JP 2018236136A JP 2018236136 A JP2018236136 A JP 2018236136A JP 2020097305 A JP2020097305 A JP 2020097305A
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和之 福永
Kazuyuki Fukunaga
和之 福永
孝之 部家
Takayuki Buke
孝之 部家
妻鹿 晋
Susumu Mega
晋 妻鹿
亜希子 星野
Akiko Hoshino
亜希子 星野
健司 鳴海
Kenji Narumi
健司 鳴海
靖典 塚原
Yasunori Tsukahara
靖典 塚原
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Abstract

【課題】車両内の状況に応じてより好適な態様でセキュリティ機能の有効化を可能とする。【解決手段】所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定する判定部と、前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する制御部と、備える、制御装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、プログラム、及び制御システムに関する。
車両用ドアロック装置には、携帯機(電子キー)を所持した乗員が車両を離れるとき、ドアロック装置がドアを自動的に施錠(以下、「ロック」とも称する)する電子キーシステムを搭載したものがある。このような電子キーシステムでは、例えば、車両に搭載された車載装置と携帯機との間で双方向通信が行われて、携帯機を所持した乗員の位置が特定される。そして、車両側の通信範囲外に携帯機が移動したことが検出されると、車両側でドアロック装置を作動させてドアを自動的にロックするようになっている。このような動作により、携帯機を保持した乗員が車両から離れるときに、ドアが自動的にロックされる。例えば、特許文献1には、携帯機を保持した乗員が車両から離れるときに、車両側で自動的にドアをロックする技術の一例が開示されている。
特開2003−269023号公報
一方で、携帯機を所持した乗員(例えば、車両のオーナー)が車両から離れるような状況下においても、他の乗員が車両内に残っているような状況も想定され得る。このように、車両内に乗員が残っているような状況下では、ドアのロック等のような車両内のセキュリティを確保する機能(以降では、「セキュリティ機能」とも称する)を有効化しない方が望ましい場合もある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両内の状況に応じてより好適な態様でセキュリティ機能の有効化を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定する判定部と、前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する制御部と、備える、制御装置が提供される。
また、上記制御部は、上記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のドアが閉じた状態で施錠されるように制御してもよい。
また、上記判定部は、所定の検知部による物体の検知結果に応じて、上記ドアの開閉に係る可動範囲内における障害物の有無を判定し、上記制御部は、上記ドアが開いている状態であり、かつ上記可動範囲内に上記障害物が存在する場合には、当該ドアを閉じる制御を抑制してもよい。
また、上記判定部は、所定の検知部による車両の位置情報の検出結果に応じて、目的地に到着したか否かを判定し、上記制御部は、目的地に到着していると判定された場合に、上記セキュリティ機能を有効化してもよい。
また、上記判定部は、上記車両内の状態の検知結果に応じて、遺留物の有無を判定し、上記制御部は、上記車両内に遺留物が存在する場合に、所定の報知部に所定の報知情報を報知させてもよい。
また、上記判定部は、あらかじめ監視対象として設定された装置の動作状態を判定し、上記制御部は、上記セキュリティ機能を有効化し、かつ当該装置が動作している場合に、所定の報知部に報知情報を報知させてもよい。
また、他の装置と通信を行う通信部を備え、上記制御部は、上記他の装置が備える前記報知部に上記通信を介して前記報知情報を報知させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定することと、前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化することと、を実行させる、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両内の状態を検知する検知部と、前記検知部による検知結果に応じて、前記車両内における乗員の有無を判定する判定部と、前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する制御部と、備える、制御システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、車両内の状況に応じてより好適な態様でセキュリティ機能の有効化を可能とする技術が提供される。
本発明の実施形態に係る制御システムの機能構成の一例について示した機能ブロック図である。 同実施形態に係る制御システムの一連の処理の流れの一例を示したフローチャートである。 同実施形態に係る制御装置のハードウェア構成の一例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.機能構成>
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る制御システムの機能構成の一例について説明する。例えば、図1は、本発明の実施形態に係る制御システムの機能構成の一例について示した機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る制御システムは、車両の動作を制御するシステムの一部、または、当該システムと連携して動作するシステムとして実現され得る。図1に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、制御装置100と、検知部110と、セキュリティ装置120とを含む。また、制御システム1は、通信部131と、報知部133と、車両位置検知装置141と、のうちの少なくともいずれかを含んでもよい。また、制御システム1において、車両を構成する各種装置のうちの少なくとも一部が監視対象装置150として設定されていてもよい。
検知部110は、車両内の各種状態や、当該車両の周囲の状態等を検知する構成を模式的に示している。具体的な一例として、検知部110は、車両内に乗員の有無を検知してもよい。また、検知部110は、乗員に限らず、車両内に存在する物体(例えば、鞄やスマートフォン等のような乗員の遺留物等)の有無を検知してもよい。また、検知部110は、車両の周囲に存在する物体を検知してもよい。より具体的な一例として、検知部110は、ドアの開閉に係る可動範囲内(換言すると、開閉するドアの動線上)に、当該ドアの開閉の妨げとなる障害物が存在するか否かを検知してもよい。
検知部110は、例えば、撮像装置111及びセンサ113のうち少なくともいずれかを含んで構成され得る。具体的な一例として、撮像装置111により撮像された画像に対して画像解析を施し、被写体として撮像された乗員や物体を当該画像から抽出することで、当該撮像装置111の撮像範囲内(例えば、車両内)に存在する当該乗員や当該物体を検知することが可能となる。また、センサ113として、赤外線センサ等のような所謂光センサを適用することで、人や物体を検知することが可能となる。もちろん、所定の領域内において対象となる人(例えば、乗員)や物体を検知可能であれば、センサ113の構成は特に限定されず、例えば、超音波センサ等が適用されてもよい。また、撮像装置111及びセンサ113のいずれを適用するかについては、検知対象に応じて適宜選択されてもよく、その数も特に限定はされない。即ち、撮像装置111やセンサ113が複数設けられていてもよい。また、所定の対象(例えば、車両内の乗員)の検知に対して、互いに異なる複数の検知手段(例えば、撮像装置111とセンサ113との組合せや、異なる方式のセンサ113の組合せ等)が適用されてもよい。また、所定の領域内に存在する所定の対象を検知可能であれば、検知部110に含まれる構成は必ずしも撮像装置111やセンサ113には限定されず、他の構成(換言すると、他の手段)により対象の検知が実現されてもよい。
セキュリティ装置120は、車両内のセキュリティを確保するための各種機能を実現するための構成を模式的に示している。セキュリティ装置120には、例えば、ドア開閉装置121、ドアロック装置123、及び監視装置125等が含まれ得る。ドア開閉装置121は、車両のドアの開閉を制御する。具体的な一例として、ドア開閉装置121は、入力された制御信号に応じて所定の駆動部(例えば、アクチュエータ)を駆動させることで、車両のドアが開くまたは閉じるように制御する。ドアロック装置123は、車両のドアの施錠(ロック)及び開錠(アンロック)を制御する。具体的な一例として、ドアロック装置123は、入力された制御信号に応じて、車両のドアを施錠または開錠する。監視装置125は、例えば、防犯を目的として車両内や車両の周囲の状態を監視する装置を模式的に示している。なお、上記はあくまで一例であり、セキュリティ装置120として含まれる構成を限定するものではない。具体的な一例として、セキュリティ装置120として、車両内に設けられたグローブボックス等の収納部の施錠及び開錠を制御する装置が含まれていてもよい。なお、上述した各セキュリティ装置120により提供される各種機能が、「セキュリティ機能」の一例に相当する。
通信部131は、制御システム1内の構成(例えば、後述する制御装置100)が外部装置と無線または有線の通信経路を介して通信を行うための構成である。なお、通信部131の構成については、通信経路の種別や通信の方式に応じて適宜変更されてもよい。また、通信部131が複数の通信方式に対応していてもよい。この場合には、通信部131として、複数の通信方式それぞれに対応した構成が個別に設けられていてもよいし、1つの構成により複数の通信方式がサポートされていてもよい。
報知部133は、ユーザ(例えば、車両のオーナーや乗員等)に各種情報を報知するための構成を模式的に示している。具体的な一例として、報知部133は、ディスプレイ等の表示部を含み、当該表示部に表示情報を表示させることでユーザに各種情報を報知してもよい。また、報知部133は、スピーカ等の音響出力部を含み、当該音響出力部に音響(例えば、音声、電子音等)を出力されることでユーザに各種情報を報知してもよい。なお、報知部133として含まれる構成については、情報の報知方法(換言すると、情報の報知に利用する媒体)に応じて適宜変更されてもよい。報知部133は、例えば、車両に設けられた各種出力デバイス(即ち、上記表示部や上記音響出力部等)や、当該車両に外付けされた各種出力デバイスとして実現され得る。
車両位置検知装置141は、車両の位置を検知するための構成である。車両位置検知装置141は、例えば、GPS(Global Positioning System)に代表されるGNSS(Global Navigation Satellite System)に基づき、車両の位置の測位結果を取得することで、当該車両の位置を検知してもよい。もちろん、車両の位置を検知可能であれば、当該位置の検知方法は特に限定されず、当該検知方法に応じて車両位置検知装置141の構成が適宜変更されてもよい。
監視対象装置150は、後述する制御装置100により動作状況の監視対象として設定された装置を模式的に示している。また、監視対象装置150は、所定の条件に基づき当該制御装置100により動作が制御されてもよい。具体的な一例として、照明装置151が、監視対象装置150として設定され得る。照明装置151は、光源から光を照射することで車内を照明する装置である。
続いて、制御装置100の構成について説明する。制御装置100は、判定部101と、制御部103とを含む。なお、制御装置100は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御装置100は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。制御装置100は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)等のような車両に搭載されるユニットとして構成され得る。また、制御装置100は、車両に対して外付けされる装置として実現されてもよい。また、制御装置100は、IC(Integrated Circuit)等のようなチップとして実現され、車両に搭載されたデバイスに内蔵されてもよい。このように、後述する制御装置100の各構成要素の動作が実現可能であれば、制御装置100を実現するためのデバイスの種別は特に限定されない。
判定部101は、各種判定を行う。例えば、判定部101は、検知部110から車両内の状態の検知結果を取得し、当該検知結果に基づき、車両内に乗員が存在するか否かを判定してもよい。また、判定部101は、車両内に乗員が存在しない場合に、検知部110から取得した車両内の状態の検知結果に基づき、当該車両内に当該乗員の遺留物(例えば、鞄やスマートフォン等)が存在するか否かを判定してもよい。
また、判定部101は、検知部110から車両の周囲の状態の検知結果を取得し、当該検知結果に基づき、車両の周囲に人や物体が存在するか否かを判定してもよい。具体的な一例として、判定部101は、車両のドアの開閉に係る可動範囲内に障害物が存在するか否かを、検知部110による当該可動範囲内における物体の検知結果に応じて判定してもよい。これにより、例えば、上記可動範囲内に障害物が存在する場合に、ドア開閉装置121が開いたドアを閉じる動作を抑制することも可能となる。
また、判定部101は、車両位置検知装置141から車両の位置の検知結果を取得し、当該検知結果に基づき、当該車両が従前に登録された位置(例えば、目的地)に到着したか否かを判定してもよい。また、判定部101は、監視対象装置150の状態を監視し、当該監視の結果に応じて、当該監視対象装置150が動作状態(例えば、動作中か否か等)を判定してもよい。
また、判定部101は、監視対象装置150の動作を監視することで、当該監視対象装置150の動作状態(例えば、動作しているか否か、動作時のモード等)を判定してもよい。具体的な一例として、判定部101は、照明装置151が点灯しているか否かを判定してもよい。
以上のようにして、判定部101は、各種判定を行い、当該判定の結果に応じた情報を制御部103に通知する。
制御部103は、制御システム1の各種動作を制御する構成を模式的に示している。制御部103は、判定部101からの各種判定の結果に応じた情報の通知を受けて、各種制御を実行する。例えば、制御部103は、車両内に乗員が存在するか否かの判定結果に応じてセキュリティ装置120の動作を制御してもよい。具体的な一例として、制御部103は、車両内に乗員がいないと判定された場合に、セキュリティ装置120により提供されるセキュリティ機能を有効化してもよい。より具体的には、制御部103は、車両内に乗員がいないと判定した場合に、車両のドアが閉じた状態でロックされるように、ドア開閉装置121やドアロック装置123の動作を制御してもよい。また、この場合には、制御部103は、監視装置125による監視機能等のように、防犯のための各種機能を有効化してもよい。また、制御部103は、車両が従前に登録された位置に到着したか否かに応じて当該セキュリティ機能を有効化するか否かを決定してもよい。具体的には、制御部103は、車両が当該位置に到着していると判定され、かつ車両内に乗員がいないと判定された場合に、上記セキュリティ機能を有効化してもよい。
一方で、制御部103は、上記セキュリティ機能を有効化すると決定した場合においても、所定の条件に基づき、当該セキュリティ機能のうち少なくとも一部の機能の有効化を抑制してもよい。具体的な一例として、制御部103は、車両のドアの開いている状態であり、かつ当該ドアの可動範囲内に障害物が存在すると判定された場合には、ドア開閉装置121がドアを閉じる制御を抑制してもよい。このように、制御部103は、上記セキュリティ機能のうち少なくとも一部の機能を有効化することで弊害が生じ得ることが推測される場合には、当該機能の有効化を抑制してもよい。
また、制御部103は、上記セキュリティ機能を有効化した場合に、車両内の状態に応じた判定結果に基づき、所定の報知部を介して報知情報が報知されるように制御してもよい。具体的な一例として、制御部103は、車両内に乗員の遺留物が存在すると判定された場合には、所定の報知部に報知情報を報知させることで、車両から離間した乗員に遺留物の存在を通知してもよい。なお、このとき報知情報を報知させる報知部は特に限定されない。具体的な一例として、制御部103は、通信部131を利用して乗員が保持する通信端末(例えば、スマートフォン等)と通信を行うことで、当該通信端末の報知部に報知情報を報知させてもよい。また、他の一例として、制御部103は、報知部133に報知情報を報知させてもよい。なお、乗員に対して遺留物の存在を通知することが可能であれば、報知情報の種別については特に限定されず、当該報知情報の種別に応じて、当該報知情報を報知させる報知部が適宜選択されてもよい。
また、制御部103は、上記セキュリティ機能を有効化した場合に、監視対象装置150の動作状態の判定結果に基づき、所定の報知部を介して報知情報が報知されるように制御してもよい。具体的な一例として、制御部103は、照明装置151が点灯していると判定した場合に、所定の報知部に報知情報を報知させることで、車両から離間した乗員に当該照明装置151が点灯していることを通知してもよい。なお、報知情報の報知については、前述した例と同様である。
なお、上述した制御システム1の機能構成はあくまで一例であり、上記各構成の動作を実現することが可能であれば、当該制御システム1の機能構成は必ずしも図1に示す例のみには限定されない。具体的な一例として、図1に示す各構成要素のうち、2以上の構成要素の動作が1つの構成要素により実現されてもよい。また、図1に示す各構成要素のうち、一部の構成要素が外部装置に設けられていてもよい。この場合には、制御システム1内の各構成要素と当該外部装置とが通信を介して情報を送受信することで連携して動作してもよい。また、他の一例として、制御システム1に対して当該外部装置が外付けされることで互いに連携して動作してもよい。また、図1に示す各構成要素のうち、少なくとも一部の構成要素の動作が、複数のデバイスが連携して動作することが実現されてもよい。具体的な一例として、制御装置100に相当する機能が、複数のチップが連携して動作することで実現されてもよい。
<2.処理>
続いて、本発明の実施形態に係る制御システム1の一連の処理の流れの一例ついて説明する。例えば、図2は、本実施形態に係る制御システム1の一連の処理の流れの一例を示したフローチャートである。
図2に示すように、制御システム1(検知部110)は、車両内の状態を検知する(S01)。制御システム1(判定部101)は、例えば、当該検知の結果に基づき、当該車両内に乗員が存在するか否かを判定する(S103)。車両内に乗員が存在しない場合には(S105、NO)、制御システム1(制御部103)は、セキュリティ装置120の動作を制御することで車両内のセキュリティの確保に係る機能(セキュリティ機能)を有効化してもよい(S107)。このとき、制御システム1は、車両内や当該車両の周囲の状態に応じて、各種セキュリティ機能のうち少なくとも一部の有効化を抑制してもよい。また、制御システム1は、セキュリティ機能を有効化した場合に、車両内や当該車両の周囲の状態に応じて、所定の報知部を介して報知情報を報知してもよい。なお、車両内に乗員が存在する場合には(S105、YES)、参照符号S107で示した処理が実行されなくてもよい。
なお、制御システム1が、上述した一連の処理を実行する契機や頻度は特に限定されず、例えば、制御システム1の適用シーンに応じて適宜設定されてもよい。具体的な一例として、制御システム1は、当該一連の処理を逐次実行してもよい。また、他の一例として、制御システム1は、当該一連の処理を、所定の期間ごとに実行してもよい。また、他の一例として、制御システム1は、所定のトリガを契機として、当該一連の処理を実行してもよい。具体的な一例として、制御システム1は、所定の機能の動作に連動して、当該一連の処理を実行してもよい。
<3.ハードウェア構成例>
続いて、本発明の実施形態に係る制御システム1を構成する制御装置100の機能を実現可能なハードウェア構成の一例について説明する。例えば、図3は、本発明の実施形態に係る制御装置100のハードウェア構成の一例を示した説明図である。図3に示すように、制御装置100は、例えば、プロセッサ950と、ROM952と、RAM954と、記録媒体956とを備える。また、制御装置100は、操作デバイス958と、表示デバイス960と、通信デバイス962とのうち少なくともいずれかを備えてもよい。また、制御装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス964で各構成要素間が接続される。制御装置100は、例えば、制御装置100が備えているバッテリなどの内部電源から供給される電力、または、商用電源などの外部電源から供給される電力等によって駆動する。
プロセッサ950は、例えば1つまたは2つ以上のプロセッサで構成される。プロセッサ950を構成するプロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)等が挙げられる。
プロセッサ950は、例えば、制御装置100全体の動作を制御する。また、プロセッサ950は、図1を参照して前述した判定部101及び制御部103としての役割を担う。
ROM952は、プロセッサ950が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データ等を記憶する。RAM954は、例えば、プロセッサ950により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体956は、記憶部(図示せず)として機能する。記録媒体956としては、例えば、磁気記録媒体や不揮発性メモリ等のような任意の記録媒体が挙げられる。記録媒体956は、制御装置100から着脱可能であってもよい。記録媒体956には、例えば、データベースや、制御装置100として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)等が、記憶され得る。
操作デバイス958は、操作部(図示せず)として機能する。操作デバイス958としては、例えば、ボタンや、方向キー、あるいは、これらの組み合わせ等の任意の操作デバイスが挙げられる。
表示デバイス960は、表示部として機能する。表示デバイス960としては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの任意の表示デバイスが挙げられる。また、表示デバイス960は、例えばタッチパネル等のような、表示とユーザ操作とが可能なデバイスにより実現されてもよい。表示デバイス960における表示は、例えばプロセッサ950により制御される。例えば、図1に示す報知部133は、表示デバイス960により実現され得る。
通信デバイス962は、通信部として機能し、制御装置100が他の装置(例えば、スマートフォン等のような通信装置)と無線または有線の通信経路を介して通信を行う役割を担う。例えば、図1に示した通信部131は、通信デバイス962により実現され得る。
通信デバイス962としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)など、任意の通信方式に対応する通信デバイスが挙げられる。通信部における通信は、例えばプロセッサ950により制御される。
制御装置100は、例えば図3に示すハードウェア構成を有する。なお、本発明の実施形態に係る制御装置100のハードウェア構成は、図3に示す構成に限られない。
例えば、制御装置100が、接続されている外部の通信デバイスを介して外部装置と通信を行う場合には、通信デバイス962を備えていなくてもよい。また、通信デバイス962は、複数の通信方式によって、1つまたは2つ以上の外部のデバイスと通信を行うことが可能な構成であってもよい。
また、制御装置100では、プロセッサ950が、ROMとRAMとの一方または双方を有していてもよい。この場合、制御装置100は、ROM952とRAM954との一方または双方を備えない構成をとることが可能である。
また、制御装置100は、記録媒体956、操作デバイス958、及び表示デバイス960のうちの一部または全部を備えない構成をとることが可能である。
また、例えば、図3に示す構成の一部または全部は、1つ、または2つ以上のIC(Integrated Circuit)により実現されてもよい。
以上、本発明の実施形態に係る制御システム1を構成する制御装置100の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。なお、図3では図示しないが、本実施形態に係る制御装置100に対応する各種の構成を当然備える。
また、上述のような本実施形態に係る制御システム1を構成する制御装置100の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、各種コンピュータに実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等が挙げられる。また、上記コンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。また、当該コンピュータプログラムを実行させるコンピュータの数は特に限定されない。例えば、当該コンピュータプログラムを、複数のコンピュータ(例えば、複数のサーバ等)が互いに連携して実行してもよい。
<4.むすび>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る制御システム1を構成する制御装置100は、判定部と、制御部とを備える。判定部は、所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定する。制御部は、上記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する。具体的な一例として、制御部は、上記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のドアが閉じた状態で施錠されるように制御してもよい。
以上のような構成により、車両内に乗員が存在しない場合に、自動で車両のセキュリティ機能を有効化することが可能となる。特に、本実施形態に制御システム1に依れば、携帯機を所持した乗員が車両から離れるような状況下においても、他の乗員が車両内に残っている場合には、セキュリティ機能が有効化されないように制御することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、主に車両内を対象として乗員(換言すると、ユーザ)が存在するか否かを判定し、乗員が存在しない場合に、車両内のセキュリティを確保するための機能を有効化する場合について説明した。一方で、本発明に係る技術の適用先は必ずしも車両のみには限定されない。例えば、車両のみに限らず、列車や飛行機等のような車両以外の他の移動体に対して、本実施形態に係る技術が適用されてもよい。また、他の一例として、屋内(例えば、車庫や家屋の内部)を対象としてユーザ(例えば、家人)が存在するか否かを判定し、ユーザが存在しない場合に、当該屋内のセキュリティを確保するための機能を有効化することも可能となる。このように、ユーザが存在するか否かの判定の対象とする領域や、当該判定の結果に応じて有効化されるセキュリティ機能の種別については特に限定されない。
1 制御システム、100 制御装置、101 判定部、103 制御部、110 検知部、111 撮像装置、113 センサ、120 セキュリティ装置、121 ドア開閉装置、123 ドアロック装置、125 監視装置、131 通信部、133 報知部、141 車両位置検知装置、150 監視対象装置、151 照明装置

Claims (9)

  1. 所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定する判定部と、
    前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する制御部と、
    備える、制御装置。
  2. 前記制御部は、前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のドアが閉じた状態で施錠されるように制御する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定部は、所定の検知部による物体の検知結果に応じて、前記ドアの開閉に係る可動範囲内における障害物の有無を判定し、
    前記制御部は、前記ドアが開いている状態であり、かつ前記可動範囲内に前記障害物が存在する場合には、当該ドアを閉じる制御を抑制する、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記判定部は、所定の検知部による車両の位置情報の検出結果に応じて、目的地に到着したか否かを判定し、
    前記制御部は、目的地に到着していると判定された場合に、前記セキュリティ機能を有効化する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記判定部は、前記車両内の状態の検知結果に応じて、遺留物の有無を判定し、
    前記制御部は、前記セキュリティ機能を有効化し、かつ前記車両内に遺留物が存在する場合に、所定の報知部に報知情報を報知させる、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記判定部は、あらかじめ監視対象として設定された装置の動作状態を判定し、
    前記制御部は、前記セキュリティ機能を有効化し、かつ当該装置が動作している場合に、所定の報知部に報知情報を報知させる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 他の装置と通信を行う通信部を備え、
    前記制御部は、前記他の装置が備える前記報知部に前記通信を介して前記報知情報を報知させる、
    請求項5または6に記載の制御装置。
  8. コンピュータに、
    所定の検知部による車両内の状態の検知結果に応じて、当該車両内における乗員の有無を判定することと、
    前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化することと、
    を実行させる、プログラム。
  9. 車両内の状態を検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果に応じて、前記車両内における乗員の有無を判定する判定部と、
    前記車両内に乗員がいないと判定された場合に、当該車両のセキュリティ機能を有効化する制御部と、
    備える、制御システム。
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