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JP2020093387A - ドリル及びこれを備えた穴開け加工装置 - Google Patents

ドリル及びこれを備えた穴開け加工装置 Download PDF

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JP2020093387A JP2020051654A JP2020051654A JP2020093387A JP 2020093387 A JP2020093387 A JP 2020093387A JP 2020051654 A JP2020051654 A JP 2020051654A JP 2020051654 A JP2020051654 A JP 2020051654A JP 2020093387 A JP2020093387 A JP 2020093387A
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Shuichi Okada
修一 岡田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】バリ取り時に必要以上に加工することなく精度良く穴開け加工できるドリル及び穴開け加工装置を提供する。【解決手段】ドリル1’は、中心軸線C回りに回転されるドリル本体3と、ドリル本体3の先端に設けられた主切刃5と、主切刃5に隣接してドリル本体3の基端側に設けられるとともにバリ取りを行うバリ取部8と、を備え、バリ取部8は、主切刃5から遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ面を有する。また、穴開け加工装置は、前述のドリル1’を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、穴開け時に形成されたバリの除去を行うドリル及びこれを備えた穴開け加工装置に関するものである。
例えば金属等の部材に対してドリルによって穴開け加工を行うと、穴の出口側の周縁部にバリが形成される。このバリは、穴開け加工後に手作業によって除去される。しかし、多くの穴開け加工を行う場合には、バリ取りを手作業で行っていたのでは作業時間がかかり非効率である。そこで、下記の各特許文献には、ドリルに一体的にバリ取用の切刃を形成して、穴開け加工後にバリ取りも併せて行うことが開示されている。
特開2000−288813号公報 特開平10−128610号公報 特開2005−246577号公報 特開2005−161434号公報
航空機の機体にファスナ用の穴を形成する場合には、1000を超える穴を形成する必要があり、しかも穴の形状精度が厳しく要求される。したがって、バリ取り時の加工が過度に行われると穴の形状が要求を満たさないおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、バリ取り時に必要以上に加工することなく精度良く穴開け加工できるドリル及びこれを備えた穴開け加工装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のドリル及びこれを備えた穴開け加工装置は以下の手段を採用する。
本発明の参考例にかかるドリルは、中心軸線回りに回転されるドリル本体と、該ドリル本体の先端に設けられた主切刃と、該主切刃に隣接して前記ドリル本体の基端側に設けられるとともにバリ取りを行うバリ取部とを備え、前記バリ取部には、前記主切刃と同等の径とされるとともに、該主切刃が前記中心軸線に対してなす角度よりも小さい角度を有するバリ取用切刃が設けられている。
ドリル本体の先端に設けられた主切刃によって穴開け加工を行う。穴開け加工を行った後に、バリ取用切刃によって、穴開け時に形成されたバリ取りが行われる。穴開け加工時に中心軸線方向に進行させた方向と逆方向に後退させる際に、バリ取用切刃によってバリ取りが行われる。
バリ取用切刃は、主切刃が中心軸線に対してなす角度よりも小さい角度を有して設けられているので、バリ取りを行うときに主切刃によって形成された穴を必要以上に加工して傷つけることがない。また、バリ取用切刃は、主切刃と同等の径とされているので、バリ取り作業を行う際にドリルを大きく偏心させるように動かす必要がない。
本発明の一態様にかかるドリルは、中心軸線回りに回転されるドリル本体と、該ドリル本体の先端に設けられた主切刃と、該主切刃に隣接して前記ドリル本体の基端側に設けられるとともにバリ取りを行うバリ取部とを備え、前記バリ取部は、前記主切刃から遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ面を有することを特徴とする。
テーパ面を有するバリ取部をバリに押し付けて擦ることでバリを除去する。テーパ面とされているので、切刃が形成されている場合に比べて主切刃によって形成された穴を傷つけることがない。
なお、テーパ面とされた表面は、滑らかな面としても良いが、バリ取りを容易にするためにヤスリ状の粗面としても良い。
また、テーパ面は、ドリル本体と一体的に形成しても良いし、テーパ面を有する部材をドリル本体に装着して形成しても良い。
本発明の一態様にかかる穴開け加工装置は、上記のいずれかのドリルと、前記ドリル本体に固定されて回転力を与える回転軸部と、該回転軸部の回転数を可変とする回転数可変部とを備え、前記回転数可変部は、前記主切刃を用いて穴開け加工する際には第1回転数となるように前記回転軸部を回転させるとともに、前記バリ取部にてバリ取を行う際には前記第1回転数よりも小さい回転数である第2回転数となるように前記回転軸部を回転させる。
主切刃で穴開け加工する際の回転数よりも小さい回転数でバリ取りを行うことができるので、バリ取り時に主切刃によって形成された穴を傷つけることを可及的に防止することができる。
バリ取りを行うときに主切刃によって形成された穴を必要以上に加工して傷つけることがない。
本発明の参考実施形態に係るドリルを示した側面図である。 図1のドリルを用いて穴開け加工する状態を示した側面図である。 図1のドリルを用いてバリ取りを行う状態を示した側面図である。 2枚重ねたワークを加工する状態を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係るドリルを示した側面図である。 図2のドリルを用いてバリ取りを行う状態を示した側面図である。 本発明の第2実施形態に係り、ドライバドリルを示した縦断面図である。 図7のA−A断面を示した横断面図である。 図7のドライバドリルの変形例を示した縦断面図である。 追加排気口が閉とされた状態を示した図9のB−B線における平面図である。 追加排気口が開とされた状態を示した図9のB−B線における平面図である。 ロータに取り付けられるベーンの変形例を示した横断面図である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[参考実施形態]
以下、本発明の参考実施形態について、図1〜図4を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係るドリル1が示されている。ドリル1は、工具鋼とされ、先尖部を有する概略中実丸棒形状を有する。ドリル1は、中心軸線C回りに回転され、シャンク部2を有するドリル本体3を備えている。
ドリル本体3のシャンク部2(基端部:同図において上端)は、図示しないドライバドリル(穴開け加工装置)の回転軸部に着脱可能に固定される。
ドリル本体3の先端(同図において下端)には、螺旋状に形成された複数条の主切刃5が設けられている。主切刃5によって穴開け加工が行われる。主切刃5は、中心軸線Cに対して、25°の傾斜角度αを有して設けられている。
主切刃5の上方には、主切刃5に隣接して複数条のバリ取用切刃(バリ取部)7が設けられている。バリ取用切刃7によって、主切刃5の穴開け時に形成されたバリが除去される。バリ取用切刃7の外径は、主切刃5の外径と同等とされている。バリ取用切刃7は、中心軸線Cに対して、15°以上20°以下の傾斜角度βを有して設けられている。すなわち、バリ取用切刃7の傾斜角度βは、主切刃5の傾斜角度αよりも5°以上10°以下だけ小さくされている。
上記構成のドリル1は、以下のように使用される。
図2に示すように、ドリル1をドライバドリルに装着して中心軸線C回りに回転させながら、ワーク10に向けて下方に進行させる。これにより、主切刃5によってワーク10に対して穴が形成される。ワーク10は、例えば、アルミ合金やチタン合金といった金属製の板状体が使用される。
主切刃5によって穴が形成されると、穴の出口側(同図において下側)の周縁部にバリ12が形成される。バリ12は、ドリル1を回転させつつ上方に後退させる際に除去される。すなわち、図3に示すように、ドリル1を引き抜く際に、バリ取用切刃7がバリ12に接触することによってバリ12を削り落とす。このとき、バリ12に接触させるようにドリル1全体を形成された穴の中心回りに偏心させて旋回運動させても良い。ただし、バリ取用切刃7の外径は主切刃5と同等とされているので、大きく偏心させる必要は無い。
以上の通り、本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
バリ取用切刃7は、主切刃5が中心軸線Cに対してなす傾斜角度αよりも小さい傾斜角度βを有して設けられているので、バリ取りを行うときに主切刃5によって形成された穴を必要以上に加工して傷つけることがない。また、バリ取用切刃7は、主切刃5と同等の径とされているので、バリ取り作業を行う際にドリル1を大きく偏心させるように動かす必要がない。したがって、バリ取り作業を含めた穴開け作業の効率が向上する。
なお、本実施形態のドリル1は、図4に示すように、ワーク10を厚さ方向に複数枚重ねて穴開け加工する際にも適用でき、各ワーク10に形成されたバリ12についても除去することができる。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、図5及び図6を用いて説明する。
本実施形態は、参考実施形態に対してバリ取りを行うバリ取部の形状が異なる。その他については同様なので、同一符号を用いてその説明を省略する。
ドリル1’の主切刃5の上方には、主切刃5から遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ面を有するバリ取部8が設けられている。テーパ面とされた表面は、例えば、中心軸線C周りの全周に亘って形成された滑らかな面とされている。ただし、バリ取りを容易にするためにヤスリ状の粗面としても良い。テーパ面の傾斜角度(テーパ角度)γは、88°以上102°以下とされる。
バリ取部8は、ドリル本体3と一体に形成されている。ただし、テーパ面を有する部材をドリル本体3に装着して形成しても良い。この場合には、バリ取部8として工具鋼とは異なる材質、例えば硬質ゴム等を用いることができる。
本実施形態のドリル1’によれば、図6に示されているように、穴を形成した後に回転させつつドリル1’を抜く際に、テーパ面を有するバリ取部8をバリ12に押し付けることでバリを除去する。バリ取部8がテーパ面とされているので、切刃が形成されている場合に比べて穴を傷つけることがない。
なお、本実施形態のドリル1’も、図4に示したように、ワーク10を複数枚重ねて穴開け加工する際に形成された各ワーク10のバリ12についても除去することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、上述した各実施形態のドリル1,1’を装着して使用できるドライバドリル(穴開け加工装置)である。
図7に示されているように、ドライバドリル20は、エア(圧縮空気)によってドリル1,1’を回転駆動する。ドライバドリル20は、ドリル1,1’のシャンク部2を把持するチャック部22と、チャック部22に固定されて回転する回転軸部24とを備えている。回転軸部24は、エア駆動部26に接続されている。
エア駆動部26は、図8に示されているように、シリンダ28内に収容されたロータ30と、複数のベーン32とを備えている。各ベーン32は、ロータ30に形成された半径方向に延在するそれぞれの溝に往復動自在に挿入されている。ベーン32は、ロータ30の回転に伴い生じる遠心力によって半径方向外側に移動する。
シリンダ28内には、ドライバドリル20の外部から供給されるエアが矢印IN方向から供給されるようになっている。シリンダ28内に供給されたエアは、シリンダ28とロータ30との間に流れ込み、ベーン32をロータ30の中心回りに駆動する。ベーン32を駆動した後のエアは、矢印OUTからシリンダ28の外部へと排出される。
回転軸部24は、ギアケース36を貫通するように配置されている。ギアケース36内には、その内周面に固定されたインターナルギア(内歯車)38と、複数の高速用遊星ギア40と、複数の低速用遊星ギア42とが収容されている。
各高速用遊星ギア40は、内周側が太陽歯車となる回転軸部24に噛み合っており、回転軸部24が図7において右側に位置した状態(すなわち図7に示した状態)で、外周側がインターナルギア38に噛み合う。各低速用遊星ギア42は、内周側が太陽歯車となる回転軸部24に噛み合っており、回転軸部24が図7において左側に位置した状態のときに、外周側がインターナルギア38に噛み合う。
エア駆動部26は、コイルバネ44を介して、マウント部46に接続されている。マウント部46は、ドライバドリル20の筐体21側に固定されている。これにより、エア駆動部26は、コイルバネ44及びマウント部46に対して回転自在に取り付けられているとともに、コイルバネ44の伸縮に応じて回転軸線方向(図7において左右方向)に往復動可能となっている。すなわち、コイルバネ44の伸縮によって、エア駆動部26だけでなく回転軸部24及びドリル1,1’も回転軸線方向に進退する。
したがって、穴開け加工時には、ドリル1,1’を介してワーク10からの反力が右方向に伝達されるので、コイルバネ44が縮んで図7に示した状態になり、高速用遊星ギア40とインターナルギア38とが噛み合う。これにより、ドリル1,1’が高速(第1回転数)で回転する。
一方、穴開け加工が終了してドリル1,1’を引き抜くときは、ドリル1,1’を介してワーク10からの反力が伝達されないのでコイルバネ44が伸張して低速用遊星ギア42とインターナルギア38とが噛み合う。これにより、ドリル1,1’が低速(第2回転数)で回転する。
以上の通り、本実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
高速用遊星ギア40と低速用遊星ギア42との切り換えを行う機構によって回転数可変部を構成し、穴開け時とバリ取り時でドリル1,1’の回転数を切り換えるようにした。これにより、主切刃5で穴開け加工する際の回転数よりも小さい回転数でバリ取りを行うことができるので、バリ取り時に主切刃5によって形成された穴を傷つけることを可及的に防止することができる。
なお、本実施形態のドライバドリルを以下のように変形することもできる。
上記実施形態のように遊星ギアの切り換えによって回転数を可変とするのではなく、エア駆動部26からのエアの排気流量を変化させることによってドリル1,1’の回転数を可変とする。具体的には、ドライバドリル20’は、図9に示されているように、エア駆動部26のシリンダ28に近接する位置に、L字形状の縦断面を有する蓋部50を筐体21側に固定する。蓋部50に対向するシリンダ28の上部には、図10A及び図10Bに示すように、追加排気口52が形成されている。シリンダ28は、コイルバネ44の伸縮に応じて水平方向(回転軸線方向)に進退するので、追加排気口52は蓋部50に対して相対移動する。したがって、追加排気口52は、コイルバネ44の伸縮に応じて、蓋部50によって開閉される。
穴開け加工時にはドリル1,1’を介してワーク10からの反力が右方向に伝達されるので、コイルバネ44が縮んで図9に示した状態になり、追加排気口52が蓋部50によって塞がれる(図10A参照)。これにより、定格回転数時の排気流量が得られるので、ドリル1,1’が高速(第1回転数)で回転する。
一方、穴開け加工が終了してドリル1,1’を引き抜くときは、ドリル1,1’を介してワーク10からの反力が伝達されないので、コイルバネ44が伸張して追加排気口52が蓋部50によって塞がれずに開放される(図10B参照)。これにより、定格回転数時よりもシリンダ28内の排気流速が得られなくなり、ベーン32がロータ30の溝から十分に外方に突出することができず、ドリル1,1’が低速(第2回転数)で回転する。
このように、追加排気口52を蓋部50で開閉する機構によって回転数可変部を構成することとした。これにより、主切刃5で穴開け加工する際の回転数よりも小さい回転数でバリ取りを行うことができるので、バリ取り時に主切刃5によって形成された穴を傷つけることを可及的に防止することができる。
また、図11に示すように、ロータ30に形成された溝に収納されるベーン32’の外周側先端を、エアを受ける方向に折り曲げるようにしても良い。これにより、多くのエアをベーン32’が受けることができ、ロータ30の回転効率を上げることができる。
1,1’ ドリル
2 シャンク部
3 ドリル本体
5 主切刃
7 バリ取用切刃(バリ取部)
8 バリ取部(テーパ面)
10 ワーク
12 バリ
20,20’ ドライバドリル(穴開け加工装置)
21 筐体
22 チャック部
24 回転軸部
26 エア駆動部
28 シリンダ
30 ロータ
32 ベーン
36 ギアケース
38 インターナルギア
40 高速用遊星ギア
42 低速用遊星ギア
44 コイルバネ
46 マウント部
50 蓋部
52 追加排気口

Claims (2)

  1. 中心軸線回りに回転されるドリル本体と、
    該ドリル本体の先端に設けられた主切刃と、
    該主切刃に隣接して前記ドリル本体の基端側に設けられるとともにバリ取りを行うバリ取部と、
    を備え、
    前記バリ取部は、前記主切刃から遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ面を有することを特徴とするドリル。
  2. 請求項1に記載のドリルと、
    前記ドリル本体に固定されて回転力を与える回転軸部と、
    該回転軸部の回転数を可変とする回転数可変部と、
    を備え、
    前記回転数可変部は、前記主切刃を用いて穴開け加工する際には第1回転数となるように前記回転軸部を回転させるとともに、前記バリ取部にてバリ取を行う際には前記第1回転数よりも小さい回転数である第2回転数となるように前記回転軸部を回転させることを特徴とする穴開け加工装置。
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