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JP2020088221A - 電子部品の接合方法 - Google Patents

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JP2020088221A
JP2020088221A JP2018222043A JP2018222043A JP2020088221A JP 2020088221 A JP2020088221 A JP 2020088221A JP 2018222043 A JP2018222043 A JP 2018222043A JP 2018222043 A JP2018222043 A JP 2018222043A JP 2020088221 A JP2020088221 A JP 2020088221A
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Japan
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upper work
work
solder
jig
electronic component
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JP2018222043A
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教夫 加納
Michio Kano
教夫 加納
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】電子部品に複数のワークをはんだ付けする際に、電子部品と複数のワークとの結合体が位置決め用の治具から取り外しできなくなるのを防止することができる、電子部品の接合方法を提供する。【解決手段】治具上に配置された下側ワークの上面において、第1上側ワークと第2上側ワークとをはんだ付けする、電子部品の接合方法は、予めピン上に成形されたはんだを下側ワークと、第1上側ワークと第2上側ワークのそれぞれに設けられたはんだ挿入穴に挿入することによって、下側ワークと第1上側ワーク及び第2上側ワークを位置決めし、第1上側ワークの一端と治具とを位置決めピンにより固定し、第2上側ワークの一端は治具に対して解放された状態で、はんだを溶融し、その後冷却してはんだを硬化させる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品の接合方法に関する。
電子部品にアウターリードなどのワークをはんだにより接合する技術が知られている。特許文献1には、基台上に立設された位置決めピンに電子部品としてのTCP(Tape Carrier Package)を取り付け、TCPを基台に固定した状態でワークとしてのアウターリードをTCPと基台にはんだ付けする技術が記載されている。
特開平6−151683号公報
電子部品に複数のワークをはんだ付けする場合、電子部品と複数のワークとをそれぞれ治具としての基板に位置決めする必要がある。位置決めした後に、リフロー処理によってはんだを溶融、硬化させて、電子部品と複数のワークとをはんだ付けする。発明者らは、電子部品(下側ワーク)上に複数のワーク(第1上側ワーク、第2上側ワーク)をはんだ付けする、電子部品の接合方法を試験的に検討した。図5から図7は、発明者らが試験的に検討した電子部品の接合方法について説明する模式図である。図5に示すように、まず、電子部品としての下側ワーク511における、第1上側ワーク512と第2上側ワーク513をはんだ付けする箇所にはんだ514を付ける。さらに、第1上側ワーク512に位置決め孔512aを形成し、第2上側ワーク513に位置決め孔513aを形成する。下側ワーク511、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513の材質は、例えば銅である。
続いて、図6に示すように、下側ワーク511を治具としての基台510の所定位置に配置する。また、第1上側ワーク512の位置決め孔512aに、基台510に立設された位置決めピン515を通して第1上側ワーク512を位置決めする。さらに、第2上側ワーク513の位置決め孔513aに、基台510に立設された位置決めピン516を通して第2上側ワーク513を位置決めする。基台510は、例えばカーボン製である。
続いて、図7に示すように、下側ワーク511、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513が位置決めされた状態でリフロー処理を行う。すなわち、下側ワーク511、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513が位置決めされた状態でヒータ20により加熱してはんだ514を溶融させ、さらに常温まで冷却してはんだ514を硬化させる。
図7に示すように、冷却した際、基台510の一端はP502の方に縮み、他端はP504の方に縮む。また、第1上側ワーク512はP501の方に縮み、第2上側ワーク513はP503の方に縮む。しかしながら、基台510と、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513とは材質が異なるため、線膨張係数の差により冷却の際に縮む量が異なる。このため、冷却後に、下側ワーク511、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513により構成される結合体が、治具としての基台510から取り外しできなくなってしまうという問題があった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、電子部品に複数のワークをはんだ付けする際に、電子部品と複数のワークとの結合体が位置決め用の治具から取り外しできなくなるのを防止することができる、電子部品の接合方法を提供する。
本発明の一態様に係る電子部品の接合方法は、治具上に配置された下側ワークの上面において、第1上側ワークと第2上側ワークとをはんだ付けするものであり、予めピン上に成形されたはんだを前記下側ワークと、前記第1上側ワークと前記第2上側ワークのそれぞれに設けられたはんだ挿入穴に挿入することによって、前記下側ワークと前記第1上側ワーク及び前記第2上側ワークを位置決めし、前記第1上側ワークの一端と前記治具とを位置決めピンにより固定し、前記第2上側ワークの一端は前記治具に対して解放された状態で、はんだを溶融し、その後冷却してはんだを硬化させるものである。
基台と、第1上側ワーク及び第2上側ワークとの材質が異なる場合、線膨張係数の差により、基台と、第1上側ワーク及び第2上側ワークとで縮み量は異なる。しかしながら、位置決めされた状態の、下側ワーク、第1上側ワーク及び第2上側ワークの結合体は、基板に対し1点でしか固定されていない。つまり、第2上側ワークの一端は治具としての基板に対して解放された状態となっている。このため、冷却後に、下側ワーク、第1上側ワーク及び第2上側ワークにより構成される結合体が、治具としての基板から取り外しできなくなってしまうことを抑制することができる。
本発明によれば、電子部品に複数のワークをはんだ付けする際に、電子部品と複数のワークとの結合体が位置決め用の治具から取り外しできなくなるのを防止することができる。
本実施の形態に係る電子部品の接合方法について説明する模式図である。 本実施の形態に係る電子部品の接合方法について説明する模式図である。 本実施の形態に係る電子部品の接合方法について説明する模式図である。 本実施の形態に係る電子部品の接合方法について説明する模式図である。 発明者らが試験的に検討した電子部品の接合方法について説明する模式図である。 発明者らが試験的に検討した電子部品の接合方法について説明する模式図である。 発明者らが試験的に検討した電子部品の接合方法について説明する模式図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
本実施の形態に係る電子部品の接合方法は、電子部品に複数のワークをはんだ付けする方法である。図1から図4は、本実施の形態に係る電子部品の接合方法について説明する模式図である。図1に示すように、まず、電子部品としての下側ワーク11に位置決め孔11a、11bを形成する。また、第1上側ワーク12に位置決め孔12a、12bを形成し、第2上側ワーク513に位置決め孔13aを形成する。下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13の材質は、例えば銅である。
続いて、図2に示すように、第1上側ワーク12の位置決め孔12bに、治具としての基台10に立設された位置決めピン15を通して第1上側ワーク12を位置決めする。基台10は、例えばカーボン製である。また、下側ワーク11の位置決め孔11aに成形されたはんだである成形はんだ14を配置する。図3に示すように、成形はんだ14は、例えば円筒形であり、円筒形の上下面にはそれぞれ位置決めピン14aが立設されている。
図2において、成形はんだ14の一方の位置決めピン14a(図3参照)を下側ワーク11の位置決め孔11aに嵌め込み、成形はんだ14の他方の位置決めピン14a(図3参照)を第1上側ワーク12の位置決め孔12aに嵌め込み、下側ワーク11を位置決めする。さらに、図2において、成形はんだ14の一方の位置決めピン14a(図3参照)を下側ワーク11の位置決め孔11bに嵌め込み、成形はんだ14の他方の位置決めピン14a(図3参照)を第2上側ワーク13の位置決め孔13aに嵌め込み、第2上側ワーク13を位置決めする。このようにすると、位置決めされた状態の、下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13は、基台10に対し1点でしか固定されていない。つまり、第2上側ワーク13の一端は治具としての基台10に対して解放された状態となっている。
続いて、図4に示すように、下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13が位置決めされた状態でリフロー処理を行う。すなわち、下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13が位置決めされた状態でヒータ20により加熱して成形はんだ14を溶融させ、さらに常温まで冷却して成形はんだ14を硬化させる。
図4に示すように、冷却した際、基台10はP2の方に縮む。また、第1上側ワーク12はP1の方に縮み、第2上側ワーク13はP3の方に縮む。つまり、基台510、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513は、全て同じ方向に縮む。基台510と、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513とは材質が異なるため、線膨張係数の差により、基台510と、第1上側ワーク512及び第2上側ワーク513とで縮み量は異なる。
しかしながら、位置決めされた状態の、下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13の結合体は、基台10に対し1点でしか固定されていない。つまり、第2上側ワーク13の一端は治具としての基台10に対して解放された状態となっている。このため、冷却後に、下側ワーク11、第1上側ワーク12及び第2上側ワーク13により構成される結合体が、治具としての基台10から取り外しできなくなってしまうことを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 基台
11 下側ワーク
11a、11b、12a、13a 位置決め孔
12 第1上側ワーク
13 第2上側ワーク
14a、15 位置決めピン
20 ヒータ

Claims (1)

  1. 治具上に配置された下側ワークの上面において、第1上側ワークと第2上側ワークとをはんだ付けする、電子部品の接合方法であって、
    予めピン上に成形されたはんだを前記下側ワークと、前記第1上側ワークと前記第2上側ワークのそれぞれに設けられたはんだ挿入穴に挿入することによって、前記下側ワークと前記第1上側ワーク及び前記第2上側ワークを位置決めし、
    前記第1上側ワークの一端と前記治具とを位置決めピンにより固定し、前記第2上側ワークの一端は前記治具に対して解放された状態で、はんだを溶融し、その後冷却してはんだを硬化させる、電子部品の接合方法。
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