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JP2020084540A - 吸音パネル、及び、パネルユニット - Google Patents

吸音パネル、及び、パネルユニット Download PDF

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JP2020084540A
JP2020084540A JP2018219243A JP2018219243A JP2020084540A JP 2020084540 A JP2020084540 A JP 2020084540A JP 2018219243 A JP2018219243 A JP 2018219243A JP 2018219243 A JP2018219243 A JP 2018219243A JP 2020084540 A JP2020084540 A JP 2020084540A
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Masato Kawamura
匡人 河村
仙治 松山
Senji Matsuyama
仙治 松山
達樹 川井
Tatsuki Kawai
達樹 川井
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Abstract

【課題】接着剤を用いずに布を張ることにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持でき、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる、吸音パネル、及び、パネルユニットを提供する。
【解決手段】吸音パネル10は、多数の貫通孔11aが開口された金属製のパンチングメタル11とパンチングメタル11の一方の面を被覆するクロス12とパンチングメタル11の他方の面に設けられて貫通孔11aと同じ部分に多数の孔部13aが形成された有孔ボード13とを備え、パンチングメタル11における四辺には、他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、折り返し部の内周側端部において、クロス12の端部が折り返し部に沿って張設された状態でクリップ部材16により係止される。
【選択図】図2

Description

本発明は吸音パネル、及び、吸音パネルを備えたパネルユニットに関し、詳細には板状部材の表面に布を張った吸音パネルに関するものである。
従来、有孔板等の吸音部材を備えた吸音パネルにおいて、吸音部材を布で覆う構成が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような吸音パネルにおいては、接着剤を用いて布を吸音部材に接着する構成が採用される場合があった。
一方、表面に布を張ったパネルの構成として、パネルの裏側で布の端部を係止する構成が知られている(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2には、パネル裏面の枠に溝を形成して、この溝に決め込み具を押し込んで布を係止する構成が記載されている。
特開2009−264029号公報 特開2008−194194号公報
上記特許文献1に記載の吸音パネルの如く、布を接着剤により固定する場合、円滑に接着作業を進めるためには熟練した技量が必要となる。このため、吸音部材に布を張る際に、作業者の習熟度の違いによって出来栄えに差が生じる場合があった。即ち、吸音パネルの品質を安定的に維持することが困難であった。
また、布の固定に接着剤を用いた場合は、接着剤が乾燥するための養生期間を確保する必要があるため、吸音パネルの生産リードタイムが長くなっていた。加えて、接着剤を使用するための裏打ち用紙を布の裏面に貼り付ける必要があるため、布における通音性が低くなり、これが吸音パネルの吸音性能向上の妨げとなっていた。
一方、特許文献2の如く、溝に決め込み具を用いて布を係止した場合、布の張力等によって決め込み具による押し込みが緩むことがある。これにより布に皺や弛みが生じ、パネルのデザイン性が低下することがあった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、接着剤を用いずに布を張る構成とすることにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる、吸音パネル、及び、パネルユニットを提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下に構成する吸音パネルを提供する。
(1)矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、前記折り返し部の内周側端部において、前記布状体の端部が前記折り返し部の両面に沿って張設された状態でクリップ部材により係止される、吸音パネル。
(2)矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、前記折り返し部には、係合孔が開口され、前記布状体の端部は、前記係合孔に挿入されることにより前記折り返し部に係止される、吸音パネル。
(3)前記係合孔には、前記係合孔の内側に向かって突出する係合突起が形成される、(2)に記載の吸音パネル。
(4)前記布状体が前記係合孔に挿入された状態で、前記布状体が挿入される側から前記係合孔に弾性体が挿入される、(2)又は(3)に記載の吸音パネル。
(5)前記折り返し部には、孔径の異なる複数種類の前記係合孔が開口される、(2)から(4)の何れか一に記載の吸音パネル。
(6)矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、前記折り返し部には、係合孔が開口され、前記布状体の端部は、前記布状体を貫通して前記係合孔に挿入されて前記係合孔と係合する係止部材により前記折り返し部に係止される、吸音パネル。
(7)矩形に形成されるとともに四辺の端部が一方の面の側に折り曲げられた金属製の板状部材と、前記板状部材の前記一方の面に設けられた板状の吸音部材と、前記吸音部材を被覆する布状体と、を備える吸音パネルであって、前記布状体の端部は、前記板状部材の前記四辺に形成された係止部で係止される、吸音パネル。
また、本発明は、上記課題を解決するために、以下に構成するパネルユニットを提供する。
(8)表側面と裏側面とを有し、前記表側面と前記裏側面とのうち少なくとも一方の一部又は全部に、(1)から(7)の何れか一に記載の吸音パネルが設けられる、パネルユニット。
(9)前記表側面と前記裏側面との間に、板金部材と石膏ボードとを組み合わせた遮音パネルが設けられる、(8)に記載のパネルユニット。
以上における本発明に係る吸音パネルは、以下に示す効果を奏する。
(1)の構成によれば、布状体の端部をクリップ部材で係止することにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
(2)の構成によれば、布状体の端部を係合孔に挿入して係止することにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
(3)の構成によれば、布状体の端部が係合孔から抜けにくくなるため、より効果的にデザイン性の低下を防止することが可能となる。
(4)の構成によれば、弾性体により布状体の端部を係合孔から抜けにくくできるため、より効果的にデザイン性の低下を防止することが可能となる。
(5)の構成によれば、厚さの異なる布状体であっても、それぞれの厚さに対応して端部を係合孔から抜けにくくすることができるため、より効果的にデザイン性の低下を防止することが可能となる。
(6)の構成によれば、布状体の端部を係止部材により係止することにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
(7)の構成によれば、布状体の端部を板状部材の係止部で係止することにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
また、以上における本発明に係るパネルユニットは、以下に示す効果を奏する。
(8)の構成によれば、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
(9)の構成によれば、パネルユニットにおいて、吸音性能に加えて遮音性能を向上させることが可能となる。
第一実施形態に係る吸音パネルを備えたパネルユニットを示す正面図。 図1におけるX−X線断面図。 図1におけるY−Y線断面図。 第一実施形態に係る吸音パネルを示した背面図。 (a)はクリップ部材を示した斜視図、(b)はクリップ部材による布状体の係止構造を示した斜視図。 図4におけるZ−Z線断面図。 第一実施形態の変形例に係る吸音パネルを示した背面図。 第二実施形態に係る吸音パネルを示した背面斜視図。 第二実施形態に係る吸音パネルの係合孔を示した断面図。 第二実施形態の第一変形例に係る吸音パネルの係合孔を示した断面図。 第二実施形態の第二変形例に係る吸音パネルを示した背面斜視図。 第三実施形態に係る吸音パネルを示した背面斜視図。 (a)及び(b)は第三実施形態に係る吸音パネルの係合孔を示した断面図。 (a)から(d)は第四実施形態に係る吸音パネルの第一〜第四実施例を示した断面図。
以下では図1から図3を用いて、本発明の第一実施形態に係る吸音パネル10が設けられたパネルユニット100について説明する。各図中に示す矢印はパネルユニット100及び吸音パネル10の方向を示している。なお、本発明に係る吸音パネルは、パネルユニットに組付ける使用態様に限定されるものではなく、例えば壁や間仕切り等において単体で使用することも可能である。
図1から図3に示す如く、パネルユニット100は床面Fと天井Cとの間に設けられ、地レール1、天レール2、支柱3、センターパネル8M、大パネル8L、小パネル8S、吸音材の一種であるロックウール9、吸音パネル10等を主な構成要素として備える。以下、各構成要素について順に説明する。
パネルユニット100は図1から図3に示す如く、床面Fに固定された側面視U字状の長尺部材である地レール1と、地レール1を上下反転させた形状で天井Cに固定された天レール2と、の間において、所定間隔で立設した角柱状の支柱3・3・・の間に設けられる。本実施形態においては図3に示す如く、同じ構成のパネルユニット100が同一平面上に複数枚並べて配置されている。以下では、図1及び図3において中央部分に示したパネルユニット100について説明する。
図2に示す如く、地レール1には側面視L字状の下側支持部材5が固定される。また、天レール2には下側支持部材5を上下反転させた形状の上側支持部材6が固定される。対向する支柱3・3の間には側面視C字状の横桟7が架け渡される。また、図3に示す如く、支柱3の左右両側には、支柱3の前端面及び後端面のそれぞれから前端部4f及び後端部4rが延出された係止金具4が固定されている。また、係止金具4からは対向する支柱3の方向に支持板4aが延出される。
図2及び図3に示す如く、下側支持部材5、上側支持部材6、及び、係止金具4における支持板4aには、一枚のセンターパネル8Mがねじにより固定される。センターパネル8Mはパネルユニット100において前後方向中央部分に設けられる板状部材であり、本発明に係る遮音パネルの一実施態様である。センターパネル8Mは、板金部材8aと石膏ボード8bとを組み合わせて構成される。
図2及び図3に示す如く、パネルユニット100の後面(裏側面)には大パネル8Lが設けられる。大パネル8Lは板金部材8cと石膏ボード8dとを組み合わせて構成した板状部材である。大パネル8Lの下端部は地レール1に当接し、上端部は天レール2に当接する。板金部材8cは左右の両端部に折り返し部8gが形成され、この折り返し部8gには固定用孔(不図示)が開口されている。図3に示す如く、固定用孔に係止金具4の後端部4rを挿入することにより、大パネル8Lが係止金具4を介して支柱3に係止される。
図1及び図2に示す如く、パネルユニット100の前面(表側面)には四枚のパネル部材が設けられる。具体的には、上側の小パネル8S、上側の吸音パネル10、下側の吸音パネル10、下側の小パネル8Sが上から順に並べられてパネルユニット100の前面を構成している。図1において二枚の吸音パネル10に網掛けしているのは、吸音パネル10の前面にクロス12(図2及び図3を参照)が張られていることを示している。なお、上側の小パネル8Sと下側の小パネル8S、及び、上側の吸音パネル10と下側の吸音パネル10はそれぞれ同じ構成である。
上側と下側のそれぞれの小パネル8Sは板金部材8eと石膏ボード8fとを組み合わせて構成した板状部材である。下側の小パネル8Sの下端部は地レール1に当接し、上端部は横桟7に当接する。上側の小パネル8Sの上端部は天レール2に当接し、下端部は横桟7に当接する。小パネル8Sは大パネル8Lと同様に、板金部材8eにおける左右の両端部に折り返し部(不図示)が形成され、この折り返し部には固定用孔(不図示)が開口されている。そして、固定用孔に係止金具4の前端部4fを挿入することにより、小パネル8Sが係止金具4を介して支柱3に係止される。
吸音パネル10は、本発明に係る板金部材であるパンチングメタル11と、本発明に係る布状体であるクロス12と、本発明に係る吸音部材である有孔ボード13と、を組み合わせて構成した板状部材である。吸音パネル10の上端部及び下端部は横桟7に当接する。吸音パネル10は大パネル8L及び小パネル8Sと同様に、パンチングメタル11における左側端部に左側折り返し部14Lが形成され、右側端部に右側折り返し部14Rが形成されている。そして、図4に示す如く、それぞれの折り返し部14L・14Rには固定用長孔15が開口されている。固定用長孔15に係止金具4の前端部4fを挿入することにより、吸音パネル10が係止金具4を介して支柱3に係止される。
吸音パネル10とセンターパネル8Mとで挟まれた空間には、横桟7の間に吸音材の一種としてロックウール9が介挿される。パネルユニット100においては、吸音パネル10及びロックウール9により吸音性能を高める構成としている。本実施形態におけるパネルユニット100では、表面における中段部分(上から2枚目と3枚目のパネル部分)に吸音パネル10及びロックウール9を設けることにより、パネルユニット100の近傍で座ったり立ったりしている人の話し声等を効率よく吸音できるように構成している。
なお、パネルユニットにおいて、本発明に係る吸音パネルを全面に設ける構成とすることも可能である。また、パネルユニットの前面と後面との両面において、一部又は全部に、本発明に係る吸音パネルを設ける構成とすることも可能である。
また、本実施形態に係るパネルユニット100においては、表側面を構成する小パネル8S及び吸音パネル10と、裏側面を構成する大パネル8Lと、の間に、遮音パネルであるセンターパネル8Mを設けている。これにより、パネルユニット100において、吸音パネル10による吸音性能に加えて、センターパネル8Mによる遮音性能を向上させることを可能としている。
次に、図4から図6を用いて、第一実施形態に係る吸音パネル10の構成について詳細に説明する。上述の如く、吸音パネル10は板金部材であるパンチングメタル11と、布状体であるクロス12と、吸音部材である有孔ボード13と、で構成される。
図4に示す如く、パンチングメタル11は矩形に形成されるとともに、パンチングメタル11を貫通する多数の貫通孔11aが開口されている。パンチングメタル11における四辺には、背面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成される。具体的には、パンチングメタル11の上辺には、下方に折り返された上側折り返し部14Uが形成される。また、パンチングメタル11の下辺には上方に折り返された下側折り返し部14Dが形成される。
同様に、パンチングメタル11の右辺には左側方に折り返された右側折り返し部14Rが、パンチングメタル11の左辺には右側方に折り返された左側折り返し部14Lが形成される。それぞれの折り返し部14L・14Rの上下端部は、上側折り返し部14U及び下側折り返し部14Dと干渉しないように短く切り落とされている。また、左右両側の折り返し部14L・14Rには係止金具4の前端部4fと係合するための固定用長孔15が開口されている。
図1から図3に示す如く、クロス12はパンチングメタル11の前面を被覆する。これにより、吸音パネル10を前面にはクロス12のみが表出する。クロス12としては、吸音パネル10の使用態様に応じて、織物、編み物、不織布等、様々なものが使用可能である。また、クロス12の素材は絹や綿、羊毛等の天然繊維、ナイロンやポリエステル等の化学繊維、又は合成繊維等を用いることができる。また、クロス12に彩色を施したり模様を入れたりすることで、吸音パネル10及びパネルユニット100のデザイン性を向上させることができる。
吸音部材である有孔ボード13は、パンチングメタル11の背面に接着される石膏ボードである。図4及び図6に示す如く、有孔ボード13にはパンチングメタル11の貫通孔11aと同じ部分に多数の孔部13aが形成される。孔部13aの径は貫通孔11aの径よりも大きく形成されている。吸音パネル10の前面に当たった音は、パンチングメタル11の貫通孔11aを介して有孔ボード13の孔部13aに入り、孔部13aの内部を通過した後にロックウール9において減衰する。このようにして、吸音パネル10は前面に当たった音を吸収している。
図4から図6に示す如く、パンチングメタル11におけるそれぞれの折り返し部14U・14D・14L・14Rにおける内周側端部において、クロス12の端部が係止されている。具体的には図6に示す如く、クロス12の端部は、上側折り返し部14U(他の折り返し部14D・14L・14Rにおいても同様、以下同じ)の前後両面に沿って張設された状態で、図5(b)に示す如くクリップ部材16で挟みこまれることにより係止されるのである。
本実施形態におけるクリップ部材16は樹脂で構成されており、図5(a)及び図6に示す如く短部16a及び長部16bが所定の間隔で隣接して形成される。短部16aにおける内周側(長部16bの側)の面には、短部側突起16cが突出して形成される。長部16bにおける内周側(短部16aの側)の面には、長部側突起16dが突出して形成される。なお、クリップ部材を金属製とすることも可能である。
クリップ部材16でクロス12の端部を上側折り返し部14Uに係止した際には、クリップ部材16における短部側突起16c及び長部側突起16dがクロス12にくいこむことにより、クロス12を強く保持することができる。
上記の如く、本実施形態に係る吸音パネル10によれば、クロス12をパンチングメタル11に固定する際に、接着剤を用いずにクリップ部材16を使用する構成としている。これにより、クロス12をパンチングメタル11に固定するために熟練した技量が不要となるため、吸音パネル10に布を張る際に、作業者の習熟度の違いがあっても出来栄えを一定にすることができる。即ち、吸音パネル10の品質を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施形態に係る吸音パネル10においては接着剤を用いないため、接着剤が乾燥するための養生期間を確保する必要がない。このため、接着剤を用いて布を固定する構成と比較して、吸音パネル10の生産リードタイムを短縮することができる。加えて、接着剤を使用するための裏打ち用紙をクロス12の裏面に貼り付ける必要がないため、クロス12における通音性が向上し、吸音パネル10の吸音性能を向上させることができる。
また、吸音パネル10においては図6に示す如く、クロス12は上側折り返し部14Uの端部で折り返され、上側折り返し部14Uの前後両面に沿った状態でクリップ部材16に係止されている。これにより、クロス12を上側折り返し部14Uの端部で強く保持し、クロス12の張力等によってクリップ部材16の係止が緩むことを防止している。即ち、本実施形態に係る吸音パネル10においては、クロス12に皺や弛みが生じることによるデザイン性の低下を防止できるのである。
なお、吸音パネル10における裏面の四隅において、クロス12が垂れることを防ぐために部分的に接着剤を用いる構成とすることもできる。この場合であっても、接着剤を用いて布を固定する構成と比較して、接着剤の使用を大幅に削減することができる。即ち、部分的に接着剤を用いる構成でも、吸音パネル10の品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させることが可能である。
次に、図7を用いて、第一実施形態に係る吸音パネル10の変形例について説明する。本変形例では、パンチングメタル11におけるそれぞれの折り返し部14U・14D・14L・14Rにおける内周側端部において、クロス12の端部は、クリップ部材16と、クリップ部材よりも長く形成された長尺クリップ部材16Lと、で挟みこまれることにより係止されている。このように、本変形例に係る吸音パネル10では、折り返し部14U・14D・14L・14Rの形状に応じて長尺クリップ部材16Lを使用することにより、クロス12をより強く保持できる。即ち、本変形例に係る吸音パネル10においては、クロス12に皺や弛みが生じることによるデザイン性の低下をより防止できるのである。
次に、図8及び図9を用いて、第二実施形態に係る吸音パネル110の構成について説明する。本実施形態以降で説明する吸音パネルについては、第一実施形態に係る吸音パネル10と同様に、パネルユニット100に組付けられて使用される。また、本実施形態以降で説明する吸音パネルにおいて、クロス12及び有孔ボード13の構成は吸音パネル10と同様であるため、既出の実施形態と異なる構成を中心にして説明する。
図8及び図9に示す如く、吸音パネル110は板金部材であるパンチングメタル111と、布状体であるクロス12と、吸音部材である有孔ボード13と、で構成される。パンチングメタル111は矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口されている。パンチングメタル111における四辺には、背面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部(上側折り返し部114U、右側折り返し部114R、下側折り返し部及び左側折り返し部(不図示))が形成される。それぞれの右側折り返し部114R及び左側折り返し部には係止金具4の前端部4fと係合するための固定用長孔115が開口されている。
図8及び図9に示す如く、上側折り返し部114U(他の折り返し部においても同様、以下同じ)には、吸音パネル110の外形に沿った長孔である係合孔117が開口されている。また、図8に示す如く、係合孔117には係合孔117の内側に向かって突出する多数の係合突起117aが形成される。
クロス12の端部は、係合孔117に挿入されることにより上側折り返し部114Uに係止される。具体的には図9(a)に示す如く、後方より棒体Bでクロス12を係合孔117に押し込むのである。
このように、本実施形態に係る吸音パネル110によれば、クロス12をパンチングメタル111に固定する際に、接着剤を用いずにクロス12の端部を係合孔117に挿入して係止する構成としている。これにより、クロス12をパンチングメタル111に固定するために熟練した技量が不要となるため、吸音パネル110に布を張る際に、作業者の習熟度の違いがあっても出来栄えを一定にすることができる。即ち、吸音パネル110の品質を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施形態によれば、クロス12の端部が係合突起117aと係合することにより、クロス12を係合孔117から抜けにくくすることができる。即ち、クロス12をより強く保持できるため、クロス12に皺や弛みが生じることによるデザイン性の低下をより防止できる。
次に、図10を用いて、第二実施形態に係る吸音パネル110の変形例について説明する。本変形例においては、前記実施形態におけるクロス12よりも厚さの小さい薄物クロス12tが採用されている。薄物クロス12tの端部は、係合孔117に挿入されることにより上側折り返し部114Uに係止される。具体的には図10(a)及び(b)に示す如く、薄物クロス12tが係合孔117に挿入された状態で、後方から係合孔117に管状の弾性体Eが挿入される。弾性体Eはゴム等で形成され、その長さは係合孔117の長手方向の長さよりも幾分短く形成されている。また、弾性体Eの直径は係合孔117の短手方向の幅よりも同程度以上となるように形成されている。
弾性体Eは図10(b)中の仮想線で示す如く、水平方向の幅を小さく弾性変形させた状態で係合孔117に挿入される。そして、図10(b)に示す如く、係合孔117に挿入された後は、元の状態に復元する。これにより、本変形例によれば、弾性体Eにより薄物クロス12tを係合孔117から抜けにくく構成している。
このように、本変形例に係る吸音パネル110によれば、係合孔117において弾性体Eが薄物クロス12tの抜け止めとして機能する。このように、本変形例においては、クロスとして薄物クロス12tが採用されている場合に、弾性体Eにより薄物クロス12tを係合孔117から効果的に抜けにくくできるため、デザイン性の低下をより防止できる。
次に、図11を用いて、第二実施形態に係る吸音パネルの第二変形例である、吸音パネル210の構成について説明する。図11に示す如く、吸音パネル210は板金部材であるパンチングメタル211と、布状体であるクロス12と、吸音部材である有孔ボード13と、で構成される。パンチングメタル211は矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口されている。パンチングメタル211における四辺には、背面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部(上側折り返し部214U、右側折り返し部214R、下側折り返し部及び左側折り返し部(不図示))が形成される。それぞれの右側折り返し部214R及び左側折り返し部には係止金具4の前端部4fと係合するための固定用長孔215が開口されている。
図11に示す如く、上側折り返し部214U(他の折り返し部においても同様、以下同じ)には、孔径の異なる複数種類の係合孔(小径係合孔217S及び大径係合孔217L)が開口されている。また、小径係合孔217S及び大径係合孔217Lのそれぞれには内側に向かって突出する多数の係合突起217aが形成される。
クロス12の端部は、小径係合孔217Sと大径係合孔217Lのうち、クロス12の厚さに応じた方に挿入されることにより、折り返し部(上側折り返し部214U等)に係止される。即ち、クロス12が薄い場合は小径係合孔217Sに挿入し、クロス12が厚い場合は大径係合孔217Lに挿入するのである。この際、クロス12の端部は係合突起217aと係合することにより、クロス12は小径係合孔217S又は大径係合孔217Lから抜けにくくなる。
このように、本変形例においては、折り返し部に孔径の異なる複数種類の係合孔を開口することにより、クロスの厚さが異なる場合であっても、それぞれの厚さに対応して端部を小径係合孔217S又は大径係合孔217Lから抜けにくくすることができる。このため、より効果的に吸音パネル210のデザイン性の低下を防止することが可能となる。
なお、本変形例においても、図11中の仮想線で示す如く、弾性体Eを小径係合孔217S又は大径係合孔217Lに挿入する構成とすることもできる。このように、弾性体Eによりクロス12を小径係合孔217S又は大径係合孔217Lからより抜けにくく構成できる。
次に、図12及び図13を用いて、第三実施形態に係る吸音パネル310の構成について説明する。図12に示す如く、吸音パネル310は板金部材であるパンチングメタル311と、布状体であるクロス12と、吸音部材である有孔ボード13と、で構成される。パンチングメタル311は矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口されている。パンチングメタル311における四辺には、背面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部(上側折り返し部314U、右側折り返し部314R、下側折り返し部及び左側折り返し部(不図示))が形成される。それぞれの右側折り返し部314R及び左側折り返し部には係止金具4の前端部4fと係合するための固定用長孔315が開口されている。
図12及び図13に示す如く、上側折り返し部314U(他の折り返し部においても同様、以下同じ)には、二個一組の係合孔317が開口されている。そして、クロス12の端部は、クロス12を貫通して係合孔317に挿入されて係合孔317と係合する係止部材Tにより上側折り返し部314Uに係止される。
本実施形態における係止部材Tとしては、タッカーによる打ち出される針が採用されている。図13(a)に示す如く、係止部材Tはクロス12を貫通して係合孔317に挿入されるように打ち出される。係止部材Tの先端は図13(a)に示す如く径が大きく形成されているため、係合孔317に挿入された後は容易に抜けることが無い。
このように、本実施形態に係る吸音パネル310によれば、クロス12をパンチングメタル311に固定する際に係止部材Tを採用することにより、接着剤を用いずにクロス12の端部を係合孔317に挿入して係止する構成としている。これにより、クロス12をパンチングメタル311に固定するために熟練した技量が不要となるため、吸音パネル310に布を張る際に、作業者の習熟度の違いがあっても出来栄えを一定にすることができる。即ち、吸音パネル310の品質を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施形態によれば、係止部材Tの先端部が係合孔317と係合することにより、係止部材Tを係合孔317から抜けにくくしている。即ち、クロス12をより強く保持できるため、クロス12に皺や弛みが生じることによるデザイン性の低下をより防止できる。
次に、図14を用いて、第四実施形態の第一〜第四実施例に係る吸音パネル410a〜410dの構成について説明する。図14(a)に示す如く、吸音パネル410aは板金部材であるパンチングメタル411と、布状体であるクロス12と、吸音部材である有孔ボード13と、で構成される。本実施形態においては、有孔ボード13に替えてロックウールを採用することも可能である。
第一実施例に係る吸音パネル410aにおいては図14(a)に示す如く、有孔ボード13がパンチングメタル411の一面に接着され、クロス12は有孔ボード13が接着された側からパンチングメタル411を被覆する。また、前記第一実施形態と同様に、パンチングメタル411は係止金具4により係止される。
図14(a)に示す如く、パンチングメタル411は四辺の端部が一方の面(有孔ボード13が接着された面)の側に折り曲げられている。さらに、パンチングメタル411の四辺には中途部が山状に内側に折れ曲がったクリップ状の係止部411aが形成されている。そして、図14(a)に示す如く、クロス12の端部が係止部411aで係止されている。
第二実施例に係る吸音パネル410bにおいては図14(b)に示す如く、有孔ボード13がパンチングメタル412の一面に接着され、クロス12は有孔ボード13が接着された側からパンチングメタル412を被覆する。また、前記第一実施例と同様に、パンチングメタル412は係止金具4により係止される。
図14(b)に示す如く、パンチングメタル412は四辺の端部が一方の面(有孔ボード13が接着された面)の側に折り曲げられている。さらに、パンチングメタル412の四辺には先端が半円筒状に内側に折れ曲がったクリップ状の係止部412aが形成されている。そして、図14(b)に示す如く、クロス12の端部が係止部412aで係止されている。
第三実施例に係る吸音パネル410cにおいては図14(c)に示す如く、有孔ボード13がパンチングメタル413の一面に接着され、クロス12は有孔ボード13が接着された側からパンチングメタル413を被覆する。また、前記第一実施例と同様に、パンチングメタル413は係止金具4により係止される。
図14(c)に示す如く、パンチングメタル413は四辺の端部が一方の面(有孔ボード13が接着された面)の側に折り曲げられている。さらに、パンチングメタル413の四辺には複数回折り返された係止部413aが形成されている。そして、図14(c)に示す如く、クロス12の端部が係止部413aで係止されている。
第四実施例に係る吸音パネル410dにおいては図14(d)に示す如く、有孔ボード13がパンチングメタル412の一面に接着され、クロス12は有孔ボード13が接着された側からパンチングメタル41410を被覆する。また、前記第一実施例と同様に、パンチングメタル414は係止金具4により係止される。
図14(d)に示す如く、パンチングメタル414は四辺の端部が一方の面(有孔ボード13が接着された面)の側に折り曲げられている。さらに、パンチングメタル414の四辺には係止部材414aが固定されている。そして、図14(d)に示す如く、クロス12の端部が係止部材414aで係止されている。
上記の如く、本実施形態の第一〜第四実施例に係る吸音パネル410a〜410dによれば、クロス12の端部をパンチングメタル411〜414の係止部(係止部材)411a〜414aで係止することにより、作業者の習熟度に違いがあっても品質を安定的に維持することができ、生産リードタイムを短縮し、吸音性能を向上させ、さらに、デザイン性の低下を防止することが可能となる。
1 地レール 2 天レール
3 支柱 4 係止金具
4a 支持板 4f 前端部
4r 後端部 5 下側支持部材
6 上側支持部材 7 横残
8M センターパネル(遮音パネル)
8L 大パネル 8S 小パネル
8a 板金部材 8b 石膏ボード
8c 板金部材 8d 石膏ボード
8e 板金部材 8f 石膏ボード
8g 折り返し部 9 ロックウール
10 吸音パネル(第一実施形態)
11 パンチングメタル(板金部材)
11a 貫通孔 12 クロス(布状体)
12t 薄物クロス 13 有孔ボード(吸音部材)
13a 孔部 14U 上側折り返し部
14D 下側折り返し部 14R 右側折り返し部
14L 左側折り返し部 15 固定用長孔
16 クリップ部材 16L 長尺クリップ部材
16a 短部 16b 長部
16c 短部側突起 16d 長部側突起
100 パネルユニット
110 吸音パネル(第二実施形態)
111 パンチングメタル(板金部材)
114U 上側折り返し部 114R 右側折り返し部
115 固定用長孔 117 係合孔
117a 係合突起
210 吸音パネル(第二実施形態の第二変形例)
211 パンチングメタル(板金部材)
214U 上側折り返し部 214R 右側折り返し部
215 固定用長孔 217S 小径係合孔
217L 大径係合孔 217a 係合突起
310 吸音パネル(第三実施形態)
311 パンチングメタル(板金部材)
314U 上側折り返し部 314R 右側折り返し部
315 固定用長孔 317 係合孔
410a 吸音パネル(第四実施形態の第一実施例)
411 パンチングメタル(板状部材)
411a 係止部
410b 吸音パネル(第四実施形態の第二実施例)
412 パンチングメタル(板状部材)
412a 係止部
410c 吸音パネル(第四実施形態の第三実施例)
413 パンチングメタル(板状部材)
413a 係止部
410d 吸音パネル(第四実施形態の第四実施例)
414 パンチングメタル(板状部材)
414a 係止部材
C 天井 F 床面
B 棒体 E 弾性体
T 係止部材

Claims (9)

  1. 矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、
    前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、
    前記折り返し部の内周側端部において、前記布状体の端部が前記折り返し部の両面に沿って張設された状態でクリップ部材により係止される、吸音パネル。
  2. 矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、
    前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、
    前記折り返し部には、係合孔が開口され、
    前記布状体の端部は、前記係合孔に挿入されることにより前記折り返し部に係止される、吸音パネル。
  3. 前記係合孔には、前記係合孔の内側に向かって突出する係合突起が形成される、請求項2に記載の吸音パネル。
  4. 前記布状体が前記係合孔に挿入された状態で、前記布状体が挿入される側から前記係合孔に弾性体が挿入される、請求項2又は請求項3に記載の吸音パネル。
  5. 前記折り返し部には、孔径の異なる複数種類の前記係合孔が開口される、請求項2から請求項4の何れか1項に記載の吸音パネル。
  6. 矩形に形成されるとともに多数の貫通孔が開口された金属製の板状部材と、前記板状部材の一方の面を被覆する布状体と、前記板状部材の他方の面に設けられて前記貫通孔と同じ部分に多数の孔部が形成された板状の吸音部材と、を備える吸音パネルであって、
    前記板状部材における四辺には、前記他方の面の側に折り曲げられるとともに対向する辺の側に折り返された折り返し部が形成され、
    前記折り返し部には、係合孔が開口され、
    前記布状体の端部は、前記布状体を貫通して前記係合孔に挿入されて前記係合孔と係合する係止部材により前記折り返し部に係止される、吸音パネル。
  7. 矩形に形成されるとともに四辺の端部が一方の面の側に折り曲げられた金属製の板状部材と、前記板状部材の前記一方の面に設けられた板状の吸音部材と、前記吸音部材を被覆する布状体と、を備える吸音パネルであって、
    前記布状体の端部は、前記板状部材の前記四辺に形成された係止部で係止される、吸音パネル。
  8. 表側面と裏側面とを有し、
    前記表側面と前記裏側面とのうち少なくとも一方の一部又は全部に、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の吸音パネルが設けられる、パネルユニット。
  9. 前記表側面と前記裏側面との間に、板金部材と石膏ボードとを組み合わせた遮音パネルが設けられる、請求項8に記載のパネルユニット。
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