JP2020063686A - リザーブタンク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つの供給部から、第1空間及び第2空間のそれぞれに冷却水を供給し得る構成としながらも、第1空間と第2空間とを互いに隔てられた状態とすることのできるリザーブタンク装置を提供する。【解決手段】リザーブタンク装置100は、冷却水を貯留するための第1空間SP1及び第2空間SP2が、隔壁230を介して互いに隣り合うように形成されているタンク部200と、冷却水を受け入れる部分である供給部210と、供給部210に取り付けられるキャップ300と、を備える。キャップ300が取り外された状態においては、第1空間SP1と第2空間SP2との間が互いに連通された状態となり、キャップ300が取り付けられた状態においては、第1空間SP1と第2空間SP2との間が、キャップ300の隔離部320によって互いに隔てられた状態となる。【選択図】図2
Description
本開示は、冷却システムに設けられるリザーブタンク装置に関する。
車両には、循環する冷却水によって車両の各部を冷却するための冷却システムが設けられる。冷却システムによって冷却される対象としては、例えばエンジンや、インタークーラ等の補機類が挙げられる。
エンジンと補機類のそれぞれの発熱量は互いに異なっており、保たれるべき温度の範囲も互いに異なっている。このため、冷却システムでは、冷却水の循環する経路を一つではなく複数備えるのが一般的となっている。例えば、エンジンに供給される冷却水の循環経路と、補機類に供給される冷却水の循環経路とを、互いに独立した経路として設けておけば、エンジン及び補機類のそれぞれを適温に保つことが可能となる。
ところで、冷却システムには、循環する冷却水の一部を貯留するためのリザーブタンク装置が設けられる。何らかの原因で冷却水が減少した際には、リザーブタンク装置から冷却水が補われる。これにより、冷却水の減少に伴う冷却性能の低下が防止される。また、リザーブタンク装置には、製造時やメンテナンス時において、外部から供給される冷却水を受け入れるための部分である供給部が形成されることが多い。
下記特許文献1に記載された冷却システムでは、車載のエンジンを冷却するためのエンジン冷却回路と、車両の補機部品を冷却するための補機冷却用の低水温回路とが、それぞれ独立に設けられている。また、上記冷却システムでは、単一の密閉式リザーブタンクの内側が、隔壁(仕切り壁)によって二つの空間に分けられている。一方の空間には、エンジン冷却回路を循環する冷却水が貯留されており、他方の空間には、低水温回路を循環する冷却水が貯留されている。
このように、上記冷却システムでは、二つの循環経路のそれぞれに個別のリザーブタンク装置を設けるのではなく、単一のリザーブタンク装置を二つの循環経路で共有した構成となっている。リザーブタンク装置の内部空間は隔壁によって分離されているので、エンジン冷却回路を循環する高温の冷却水と、低水温回路を循環する低温の冷却水とが、リザーブタンクを通る際に混合されてしまうことは無い。
上記特許文献に記載された冷却システムでは、外部から供給される冷却水をリザーブタンク装置の内部に受け入れるための供給部が、リザーブタンク装置の上部に二つ設けられている。このため、製造時やメンテナンス時においては、エンジン冷却回路のための冷却水が一方の供給部から供給され、低水温回路のための冷却水が他方の供給部から供給されることとなる。しかしながら、冷却水の供給をこのように複数回に分けて行うと、工程の増加にともないコストが上昇してしまう。また、上記構成のリザーブタンク装置では、供給部を塞ぐためのキャップが複数必要となるので、部品点数が増加するという問題も生じる。
本発明者らは、上記問題を解決するために、リザーブタンク装置の内部空間を複数の空間に分けた上で、一つの供給部からそれぞれの空間へと冷却水を供給し得る構成について検討を進めている。しかしながら、複数の供給部を単純に一つにまとめただけでは、複数の内部空間が、供給部を塞ぐキャップの近傍において互いに連通してしまうこととなる。このような構成においては、例えば高温側の空間で生じた水蒸気が、低温側の空気に流入して凝縮する。その結果、高温側における冷却水の圧力が十分に上昇せず、沸点が低下してしまうという問題が生じる。
本開示は、一つの供給部から、第1空間及び第2空間のそれぞれに冷却水を供給し得る構成としながらも、第1空間と第2空間とを互いに隔てられた状態とすることのできるリザーブタンク装置、を提供することを目的とする。
本開示に係るリザーブタンク装置は、冷却システム(CS)に設けられるリザーブタンク装置(100)であって、冷却水を貯留するための空間である第1空間(SP1)及び第2空間(SP2)が、隔壁(230)を介して互いに隣り合うように形成されているタンク部(200)と、外部から供給される冷却水を受け入れるための部分として、タンク部に形成されている供給部(210)と、冷却水が供給部から外部に流出しないように、供給部に取り付けられるキャップ(300)と、を備える。このリザーブタンク装置は、キャップが供給部から取り外された状態においては、第1空間と第2空間との間が互いに連通された状態となり、キャップが供給部に取り付けられた状態においては、第1空間と第2空間との間が、キャップに設けられた隔離部(320)によって互いに隔てられた状態となるように構成されている。
このような構成のリザーブタンク装置では、キャップが供給部から取り外された状態においては、第1空間と第2空間との間が互いに連通された状態となる。このため、第1空間及び第2空間のそれぞれに対し、一つの供給部から冷却水を同時に供給することが可能となる。
また、上記構成のリザーブタンク装置では、キャップが供給部に取り付けられた状態においては、第1空間と第2空間との間が、キャップに設けられた隔離部によって互いに隔てられた状態となる。その結果、冷却システムによる各部の冷却が行われているときには、第1空間から供給される冷却水の循環する経路と、第2空間から供給される冷却水の循環する経路と、が互いに分離された状態となるので、それぞれの経路を循環する冷却水が互いに混合されてしまうことが無い。このため、例えばエンジンに供給される冷却水の圧力を十分に上昇させ、当該冷却水の沸点を上昇させることが可能となる。
本開示によれば、一つの供給部から、第1空間及び第2空間のそれぞれに冷却水を供給し得る構成としながらも、第1空間と第2空間とを互いに隔てられた状態とすることのできるリザーブタンク装置、が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係るリザーブタンク装置100は、不図示の車両に搭載される冷却システムCSに設けられる装置である。リザーブタンク装置100の説明に先立ち、先ず冷却システムCSの構成について図1を参照しながら説明する。
冷却システムCSは、循環する冷却水によって車両の各部を冷却するためのシステムである。本実施形態では、冷却水としてLLCが用いられる。図1に示される例では、エンジンEGと補機類EQとが、冷却システムCSの冷却対象となっている。エンジンEGは、燃料の燃焼によって車両の駆動力を生じさせる装置である。補機類EQは、例えば、過給機によって圧縮され高温となった空気を、エンジンEGへの到達前に冷却しておくためのインタークーラである。冷却システムCSは、エンジンEG及び補機類EQのそれぞれに冷却水を供給することにより、これらを冷却し適温に保つものである。尚、補機類EQはインタークーラ以外の装置であってもよい。
冷却システムCSは、第1冷却経路10と、第2冷却経路20とを有している。第1冷却経路10は、補機類EQを冷却するための冷却水が循環する経路である。第2冷却経路20は、エンジンEGを冷却するための冷却水が循環する経路である。
第1冷却経路10について説明する。第1冷却経路10には、配管15と、配管16と、第1ウォーターポンプ13と、第1ラジエータ11と、が含まれている。また、後に説明するように、リザーブタンク装置100のタンク部200には第1空間SP1と第2空間SP2とが形成されている。これらのうち第1空間SP1も上記の第1冷却経路10に含まれている。
配管15は、補機類EQから排出された冷却水を第1空間SP1に導くように設けられた配管である。配管16は、第1空間SP1から排出された冷却水を補機類EQに導くように設けられた配管である。
第1ウォーターポンプ13は、第1冷却経路10を循環するように冷却水を送り出すためのポンプである。第1ウォーターポンプ13は配管15の途中となる位置に設けられている。第1ウォーターポンプ13によって送り出された冷却水は、第1ラジエータ11、第1空間SP1、補機類EQを順に通った後、第1ウォーターポンプ13に戻る経路で循環する。
第1ラジエータ11は、冷却水と空気との間で熱交換を行うための熱交換器である。第1ラジエータ11は、配管15の途中であって、第1ウォーターポンプ13よりも下流側となる位置に設けられている。第1ラジエータ11には、その近傍に設けられた送風ファン12によって空気が送り込まれる。第1ラジエータ11では、当該空気と、配管15を通る冷却水との間で熱交換が行われる。補機類EQを通る際に高温となった冷却水は、第1ラジエータ11を通る際において空気によって冷却され、その温度を低下させる。当該冷却水は、第1空間SP1を経て再び補機類EQに供給され、補機類EQの冷却に供される。
第2冷却経路20について説明する。第2冷却経路20には、配管25と、配管26と、第2ウォーターポンプ23と、第2ラジエータ21と、が含まれている。また、先に述べたリザーブタンク装置100の第2空間SP2も、上記の第2冷却経路20に含まれている。
配管25は、エンジンEGから排出された冷却水を第2空間SP2に導くように設けられた配管である。配管26は、第2空間SP2から排出された冷却水をエンジンEGに導くように設けられた配管である。
第2ウォーターポンプ23は、第2冷却経路20を循環するように冷却水を送り出すためのポンプである。第2ウォーターポンプ23は配管26の途中となる位置に設けられている。第2ウォーターポンプ23によって送り出された冷却水は、基本的にはエンジンEG及び第2ラジエータ21を通る経路で循環する。
本実施形態の第2冷却経路20には、配管25及び配管26とは別に配管27が設けられている。配管27の一端は、配管25の途中となる位置に接続されている。配管27の他端は、配管26のうち、第2ウォーターポンプ23よりも上流側(エンジンEGとは反対側)の部分に接続されている。第2ラジエータ21はこの配管27に設けられている。
第2ラジエータ21は、冷却水と空気との間で熱交換を行うための熱交換器である。第2ラジエータ21には、その近傍に設けられた送風ファン22によって空気が送り込まれる。第2ラジエータ21では、当該空気と、配管27を通る冷却水との間で熱交換が行われる。エンジンEGを通る際に高温となった冷却水は、第2ラジエータ21を通る際において空気によって冷却され、その温度を低下させる。当該冷却水は再びエンジンEGに供給され、エンジンEGの冷却に供される。
車両の走行中においては、エンジンEGの温度は補機類EQの温度よりも高くなる。このため、第2冷却経路20を循環する冷却水の温度及び圧力は、第1冷却経路10を循環する冷却水の温度及び圧力に比べて高くなる。
第2ウォーターポンプ23によって送り出された冷却水は、上記のようにエンジンEG及び第2ラジエータ21を通る経路で循環する。ただし、エンジンEGを通過した後の冷却水の一部は、配管27には流入せず、そのまま配管25を通ってリザーブタンク装置100の第2空間SP2に流入する。当該冷却水は、リザーブタンク装置100から配管26へと排出された後、配管27からの冷却水と合流し、再び第2ウォーターポンプ23へと到達する。配管25のうち配管27との接続部からリザーブタンク装置100までの部分、及び、配管26のうち配管27との接続部からリザーブタンク装置100までの部分は、いずれも、第2ラジエータ21を迂回する経路で冷却水を流すための「バイパス経路」として機能する部分である。
尚、第1冷却経路10及び第2冷却経路20のそれぞれの構成は、上記とは異なるものであってもよい。例えば、第2冷却経路20において、第2空間SP2が上記のようなバイパス経路の途中に配置されているのではなく、冷却水がエンジンEG及び第2ラジエータ21を循環する経路の途中となる位置に、第2空間SP2が配置されている構成としてもよい。また、第1冷却経路10において、補機類EQを迂回するように冷却水を流すためのバイパス経路の途中となる位置に、第1空間SP1が配置されている構成としてもよい。
続いて図2を主に参照しながら、リザーブタンク装置100の構成について説明する。リザーブタンク装置100は、第1冷却経路10を循環する冷却水、及び第2冷却経路20を循環する冷却水のそれぞれを、内部に貯留するためのものとして設けられている。リザーブタンク装置100は、タンク部200と、供給部210と、キャップ300と、を備えている。
タンク部200は、第1空間SP1及び第2空間SP2が内部に形成された容器、として構成された部分である。先に述べたように、第1空間SP1は、第1冷却経路10を循環する冷却水を貯留するための空間として形成されている。また、第2空間SP2は、第2冷却経路20を循環する冷却水を貯留するための空間として形成されている。第1空間SP1と第2空間SP2との間は、タンク部200の内部に設けられた隔壁230(図5を参照)によって区画されている。
隔壁230は、タンク部200の内部空間における下端から上端まで伸びるように形成された概ね平板状の壁である。タンク部200では、第1空間SP1と第2空間SP2とが、隔壁230を介して互いに隣り合うように形成されている。
図5に示されるように、隔壁230の一部には円柱部240が形成されている。円柱部240は、上下方向に伸びるように形成された概ね円柱形状の部分となっている。隔壁230のうち円柱部240が形成されている位置は、図2に示される供給部210の直下の位置となっている。円柱部240の中心軸は、円筒形状である供給部210の中心軸と一致している。
図3には、供給部210からキャップ300が取り外された状態が示されている。同図に示されるように、円柱部240の上端部近傍は円筒状となっており、その内側には空間が形成されている。当該空間のことを、以下では「内部空間SP0」とも称する。内部空間SP0は上下方向に伸びるように形成されており、円柱部240の上端において外部に開放されている。
また、円柱部240のうち、上記のように円筒状となっている部分のことを、以下では「筒状部245」とも称する。上記の内部空間SP0は、筒状部245の内側の空間ということができる。また、筒状部245は円柱部240の一部であるから、供給部210の下方側となる位置において上下方向に沿って伸びるように形成されている。
図2乃至図4に示されるように、筒状部245には、第1開口241と第2開口242とが形成されている。第1開口241は、内部空間SP0と第1空間SP1とを連通させるように形成された開口である。第2開口242は、内部空間SP0と第2空間SP2とを連通させるように形成された開口である。
図3のように、供給部210からキャップ300が取り外された状態においては、第1空間SP1と第2空間SP2との間が互いに連通された状態となっている。第1空間SP1と第2空間SP2との間をこのように連通させる通路のことを、以下では「連通路FP」とも称する。連通路FPは、内部空間SP0と、第1開口241と、第2開口242と、によって形成された通路である。
本実施形態では、第1開口241の下端位置、第2開口242の下端位置、及び内部空間SP0の下端位置、のいずれもが同じ高さの位置となっている。
タンク部200は透明な樹脂(具体的にはポリプロピレン)によって形成されている。このため、後述の供給部210からタンク部200内に冷却水を供給する作業を、タンク部200内における水位を視認しながら行うことが可能となっている。
タンク部200のうち、第1空間SP1と外部空間との間を区画している部分には、配管15の端部及び配管16の端部がそれぞれ接続されている。タンク部200のうち、第2空間SP2と外部空間との間を区画している部分には、配管25の端部及び配管26の端部がそれぞれ接続されている。配管15等は、図2に示されるようにタンク部200の側面に接続されているのであるが、その一部がタンク部200の底面に接続されているような態様であってもよい。
供給部210は、冷却システムCSの製造時やメンテナンス時において、外部から供給される冷却水を受け入れるための部分である。供給部210は、タンク部200の上面部分において、タンク部200と一体に形成されている。供給部210は概ね円柱形状となっており、タンク部200の上面から更に上方に向けて突出している。供給部210の上端部に形成された開口が、冷却水を供給するための注水口となっている。通常時においては、図2に示されるように、供給部210の上端部がキャップ300で塞がれた状態となっている。
供給部210は、その下方側の部分がタンク部200の内部にまで入り込んでいる。先に述べた筒状部245の上端近傍の部分は、供給部210の内側に収容されている。供給部210の下端部と、その内側にある筒状部245(及び隔壁230)の側面との間は、底板部212によって塞がれている。
キャップ300は、タンク部200内の冷却水が供給部210から外部に流出しないように、供給部210に取り付けられる蓋である。冷却システムCSの製造時やメンテナンス時を除く通常時においては、図2のようにキャップ300が供給部210に取り付けられた状態となる。キャップ300は、本体部310と、隔離部320とを有している。
本体部310は供給部210の内側に嵌め込まれる部分である。本体部310は樹脂によって形成されており、概ね円柱形状に形成されている。本体部310の外周面には雄螺子311が形成されている。また、供給部210の内周面には雌螺子211が形成されている。キャップ300が供給部210に取り付けられているときには、雄螺子311と雌螺子211とが螺合しており、これによりキャップ300が固定される。
隔離部320は、本体部310の下端から、更に下方側に向かって伸びるように形成された部分である。隔離部320は概ね円柱形状となっており、その中心軸は本体部310の中心軸と一致している。隔離部320の下端部分は、図3等に示されるように球面状(具体的には、下方側に突出するような半球状)となっている。
隔離部320は、支柱321と弾性部材322とを有している。支柱321は、本体部310と同一の樹脂によって形成されている。支柱321は円柱形状となっており、その中心軸は本体部310の中心軸と一致している。支柱321は、次に述べる弾性部材322の形状が維持されるように、内側から弾性部材322を支えるための部材として設けられている。
弾性部材322は、隔離部320の外形をなす部材であって、例えばゴムのような弾性を有する部材によって形成されている。弾性部材322は、上記のように円柱形状となっており、その中心軸は本体部310の中心軸と一致している。
隔離部320の外径(つまり隔離部320の外径)は、筒状部245の内径と概ね等しい。また、筒状部245の下端部近傍における内面の形状は、弾性部材322の下端部分と対応するような球面状となっている。このため、隔離部320の外面の形状は、筒状部245の内面の形状と概ね一致している。
隔離部320と本体部310との間には、不図示の回転機構が設けられている。これにより、隔離部320は、その中心軸の周りに回転自在な状態で、本体部310によって保持されている。このような態様に替えて、隔離部320が本体部310に対して固定されているような態様であってもよい。
図2のように、キャップ300が供給部210に取り付けられているときには、内部空間SP0に隔離部320が上方から挿通された状態となる。また、供給部210の中心軸と、隔離部320の中心軸とは互いに一致している。
この状態においては、筒状部245の内面の全体に弾性部材322の表面が当接し密着しており、第1開口241及び第2開口242のいずれもが、隔離部320の弾性部材322によって塞がれた状態となっている。その結果、連通路FPは隔離部320によって塞がれるので、第1空間SP1と第2空間SPとの間は、隔離部320によって互いに隔てられた状態となっている。
リザーブタンク装置100が以上のように構成されていることの効果について説明する。冷却システムCSの製造時やメンテナンス時においては、図3のように、供給部210の先端からキャップ300が取り外される。
その後、例えば供給部210の先端に対して給水用のアタッチメントが接続され、当該アタッチメントから供給部210へと冷却水が供給される。冷却水は、筒状部245の上端から内部空間SP0に流入した後、その一部が第1開口241を通って第1空間SP1に流入し、残りが第2開口242を通って第2空間SP2に流入する。このように、本実施形態に係るリザーブタンク装置100では、1箇所の注水口(供給部210の先端)から、第1空間SP1及び第2空間SP2のそれぞれに対して冷却水を同時に供給することができる。つまり、複数の空間に対する冷却水の供給を一つの工程で完了させることができる。
また、本実施形態では、冷却水が外部に漏出することを防止するためのキャップ300を、第1空間SP1及び第2空間SP2のそれぞれについて一つずつ(つまり合計2つ)設けるのではなく、一つのキャップ300のみによってそれぞれの空間からの冷却水の漏出が防止される。このため、従来の構成に比べてキャップ300の個数を少なくし、部品点数を削減することができる。
タンク部200内への冷却水の供給が完了した後は、キャップ300が供給部210の先端に取り付けられる。作業者がキャップ300の外側を把持した状態で、供給部210の中心軸周りにキャップ300を回転させて行くと、雄螺子311と雌螺子211とが螺合して行くことにより、キャップ300が次第に下方側へと移動して行く。キャップ300を回転させ締め付けて行く作業は、隔離部320下端が、筒状部245の内部空間SP0の底面に当接した状態(つまり図2の状態)となるまで行われる。
キャップ300の締め付けが完了し、連通路FPが隔離部320によって塞がれた状態においては、第1空間SP1と第2空間SPとの間が隔離部320によって互いに隔てられた状態となる。このような状態においては、第1空間SP1から供給される冷却水の循環する経路(つまり第1冷却経路10)と、第2空間SP2から供給される冷却水の循環する経路(つまり第2冷却経路20)と、が互いに分離された状態となるので、それぞれの経路を循環する冷却水が互いに混合されてしまうことが無い。このため、エンジンEGに供給される冷却水の圧力を十分に上昇させ、当該冷却水の沸点を上昇させることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係るリザーブタンク装置100では、一つの供給部210から、第1空間SP1及び第2空間SP2のそれぞれに冷却水を供給し得る構成としながらも、冷却システムCSが動作している通常時においては、第1空間SP1と第2空間SP2とを互いに隔てられた状態とすることが可能となっている。
本実施形態では、隔離部320の下端部分が球面状となっている。このような構成では、キャップ300を取り付ける際において、下方側に移動する隔離部320の一部が、筒状部245の内周面に引っ掛かってしまうような事態が防止される。これにより、図3の状態から、図2の状態にスムーズに移行することが可能となる。
ところで、供給部210からキャップ300が取り外された状態で、第1空間SP1及び第2空間SP2のそれぞれに対して冷却水を同時に供給する場合には、第1空間SP1における冷却水の水位と、第2空間SP2における冷却水の水位とは互いに同一とはならないことが多い。このため、例えば、第2空間SP2への冷却水の供給が未だ完了していないにも拘らず、第1空間SP1の方が先に冷却水で満たされてしまうようなことが生じ得る。この場合には、第2空間SP2のみ対して、追加で冷却水の供給を行う必要があるので、冷却水を供給するための工程が結局は増加してしまうこととなる。
冷却水を供給する際において、第1空間SP1における冷却水の水位と、第2空間SP2における冷却水の水位とが常に互いに同一となっているのであれば、上記のような問題は生じなくなる。それぞれの空間における水位が適切な範囲まで上昇した時点で、冷却水の供給を停止させれば、1回の注水で、第1冷却経路10及び第2冷却経路20のそれぞれに対して適量の冷却水を供給することができる。
本実施形態に係るリザーブタンク装置100のタンク部200には、これを可能とするための機構として切換機構400が設けられている。切換機構400は、第1空間SP1と第2空間SP2とが互いに連通されている状態と、第1空間SP1と第2空間SP2とが互いに連通されていない状態と、をタンク部200の外側からの操作によって切り換えるためのものである。
切換機構400の構成について、図5を参照しながら説明する。図5には、図2のV−V断面が示されている。同図に示されるように、切換機構400は、隔壁230のうち下方側の部分に沿って設けられている。切換機構400は、受入部420とプラグ410とを有している。尚、図5においては、切換機構400が備える受入部420についてはその断面が示されているのであるが、切換機構400が備えるプラグ410については、その断面ではなく外観が示されている。
受入部420は、次に述べるプラグ410を内側に受け入れる筒状の部分である。受入部420は、プラグ410を所定方向に沿ってスライド可能な状態で支持している。ここでいう「所定方向」とはプラグ410の長手方向であって、隔壁230の表面に沿った方向となっている。この所定方向は、図5においては上下方向であり、図2や図3においては紙面奥行方向である。以下の説明においては、上記の所定方向に沿って図5の上側に向かう方向のことを「奥側」と表記することがあり、上記の所定方向に沿って図5の下側に向かう方向のことを「外側」と表記することがある
受入部420はタンク部200と一体となるように形成されている。受入部420は、隔壁230の一部を第2空間SP2側に突出させることによって形成されている。受入部420は、第2空間SP2のうち図5における下方側の端部(図2や図3においては紙面手前側の端部)から、隔壁230に沿って円柱部240の近傍となる位置まで伸びるように形成されている。
受入部420の内側には、プラグ410を受け入れるための空間が形成されている。当該空間は、図5における下方側の端部において、タンク部200の外部に開放されている。受入部420の内側の空間のことを、以下では「内部空間SP4」とも称する。内部空間SP4は円柱形状の空間となっており、その中心軸は上記の所定方向に沿っている。
受入部420には更に、第1連通路421と、第2連通路422とが形成されている。第1連通路421は、隔壁230のうち受入部420が形成されている部分を、隔壁230の法線方向に沿って貫くように形成された貫通穴である。第1連通路421によって、内部空間SP4と第1空間SP1との間が連通されている。
第2連通路422は、受入部420のうち上記の所定方向に沿った奥側の端部を、当該所定方向に沿って貫くように形成された貫通穴である。第2連通路422によって、内部空間SP4と第2空間SP2との間が連通されている。仮に、次に説明するプラグ410が存在しない場合には、第1空間SP1と第2空間SP2との間が、内部空間SP4を介して互いに連通された状態となる。
プラグ410は、上記の所定方向に沿ってスライドする部材である。プラグ410は、その大部分が内部空間SP4の内側に収容されており、受入部420によってスライド可能な状態で支持されている。図5に示されるのは、プラグ410が、その動作範囲のうち所定方向に沿って最も奥側(図5、6では上側)となる位置に配置された状態である。冷却システムCSが動作している通常時においては、プラグ410は図5の状態とされる。図6に示されるのは、プラグ410が、その動作範囲のうち所定方向に沿って最も外側(図5、6では下側)となる位置に配置された状態である。
プラグ410は、円柱部411と、フランジ418と、把持部417と、を有している。
円柱部411は略円柱形状に形成された部分である。円柱部411は、その中心軸を内部空間SP4の中心軸に一致させた状態で配置されている。図5に示される状態においては、円柱部411は、その略全体が内部空間SP4に配置されている。受入部420のうち円柱部411を収容している部分の内径は、円柱部411の外径よりも僅かに大きい。円柱部411にはOリングOR1とOリングOR2とが設けられている。
OリングOR1は、円柱部411の外周面のうち、図5において第1連通路421と第2連通路422との間となる位置に設けられている。OリングOR1は、全周に亘って受入部420の内周面に当接している。このため、プラグ410が図5の位置にあるときには、第1連通路421と第2連通路422との間がOリングOR1によって隔てられている。その結果、第1空間SP1と第2空間SP2との間は互いに隔てられているので、両者の間で冷却水が行き来することはできなくなっている。
OリングOR2は、円柱部411の外周面のうち、OリングOR1よりも上記の所定方向に沿って外側となる位置に設けられている。OリングOR1と同様に、OリングOR2は、全周に亘って受入部420の内周面に当接している。図5の状態においては、OリングOR2は、上記の所定方向に沿って第1連通路421よりも外側となる位置に配置されている。このため、タンク部200の外側の空間と内側の空間との間がOリングOR2によって隔てられている。その結果、タンク部200内の冷却水が内部空間SP4を通って外部へと漏出してしまうことが、OリングOR2によって防止されている。
円柱部411の外周面のうち、上記の所定方向に沿った外側の端部近傍となる部分には、雄螺子416が形成されている。また、受入部420の内周面のうち、図5において雄螺子416と対向する部分には、雌螺子426が形成されている。図5の状態においては、雄螺子416が雌螺子426と螺合しており、これによりプラグ410が図5の位置で固定されている。
フランジ418は、上記の所定方向に沿って円柱部411よりも外側となる位置に形成された円板状の部分である。フランジ418の中心軸は、円柱部411の中心軸と一致している。フランジ418の外径は、円柱部411の外径よりも大きい。図5の状態においては、フランジ418のうち円柱部411よりも外周側の部分が、タンク部200の外面に当接している。
把持部417は、フランジ418から外側に向けて突出するように形成された円柱形状の部分である。把持部417の中心軸は、フランジ418の中心軸と一致している。把持部417は、プラグ410をスライドさせその位置を変化させる際において、使用者によって把持される部分である。
切換機構400の機能について説明する。先に述べたように、冷却システムCSが動作している通常時においては、プラグ410は図5の状態とされている。この状態においては、第1連通路421と第2連通路422との間がOリングOR1によって隔てられており、且つ、タンク部200の外側の空間と内側の空間との間がOリングOR2によって隔てられている。先に述べたように、図5の状態においては雄螺子416が雌螺子426に螺合しており、これによりプラグ410が固定されている。
供給部210からの冷却水の供給が行われる際には、使用者は、予めプラグ410を外側へとスライドさせる。具体的には、使用者はプラグ410の把持部417を把持した上で、雄螺子416と雌螺子426との螺合が緩む方向にこれを回転させる。これにより、プラグ410は次第に外側へとスライドして行く。雄螺子416と雌螺子426との螺合が完全に解除された後は、使用者はプラグ410の把持部417を更に外側へと引き出すことにより、プラグ410をスライドさせる。最終的には、プラグ410は図6に示された状態となる。
図6の状態においては、OリングOR1が、第1連通路421よりも外側(つまり、第2連通路422とは反対側)となる位置まで移動している。その結果、第1連通路421と第2連通路422との間はOリングOR1によって隔てられておらず、内部空間SP4を介して両者が連通された状態となっている。このため、図6の状態においては、第1空間SP1と第2空間SP2とが互いに連通されている。
このような状態で、供給部210からの冷却水の供給が行われると、第1空間SP1の水位と、第2空間SP2の水位とが、常に互いに同一となる。一方側の空間のみが先に冷却水で満たされてしまうことは無いので、1回の注水で、第1冷却経路10及び第2冷却経路20のそれぞれに対して適量の冷却水を供給することができる。
尚、図6の状態においても、タンク部200の外側の空間と内側の空間との間はOリングOR2によって隔てられている。このため、タンク部200内の冷却水が内部空間SP4を通って外部へと漏出してしまうことは、冷却水の供給中においても引き続きOリングOR2によって防止されている。
冷却水の供給が完了した後は、プラグ410が図5の状態に戻される。これにより、第1空間SP1と第2空間SP2との間が再び隔てられた状態となる。
以上のように、本実施形態に係るリザーブタンク装置100には、第1空間SP1と第2空間SP2とが互いに連通されている状態(図6)と、第1空間SP1と第2空間SP2とが互いに連通されていない状態(図5)と、をタンク部200の外側からの操作によって切り換えるための切換機構400が設けられている。これにより、第1空間SP1及び第2空間SP2のそれぞれの水位が互いに一致している状態を維持しながら、タンク部200内への冷却水の供給を行うことが可能となっている。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
CS:冷却システム
100:リザーブタンク装置
200:タンク部
SP1:第1空間
SP2:第2空間
210:供給部
230:隔壁
300:キャップ
320:隔離部
100:リザーブタンク装置
200:タンク部
SP1:第1空間
SP2:第2空間
210:供給部
230:隔壁
300:キャップ
320:隔離部
Claims (6)
- 冷却システム(CS)に設けられるリザーブタンク装置(100)であって、
冷却水を貯留するための空間である第1空間(SP1)及び第2空間(SP2)が、隔壁(230)を介して互いに隣り合うように形成されているタンク部(200)と、
外部から供給される前記冷却水を受け入れるための部分として、前記タンク部に形成されている供給部(210)と、
前記冷却水が前記供給部から外部に流出しないように、前記供給部に取り付けられるキャップ(300)と、を備え、
前記キャップが前記供給部から取り外された状態においては、前記第1空間と前記第2空間との間が互いに連通された状態となり、
前記キャップが前記供給部に取り付けられた状態においては、前記第1空間と前記第2空間との間が、前記キャップに設けられた隔離部(320)によって互いに隔てられた状態となるように構成されているリザーブタンク装置。 - 前記隔壁には、前記第1空間と前記第2空間との間を互いに連通させる連通路(FP)が形成されており、
前記キャップが前記供給部に取り付けられた状態においては、前記連通路が前記隔離部によって塞がれた状態となるように構成されている、請求項1に記載のリザーブタンク装置。 - 前記隔壁のうち、前記供給部の下方側となる部分には、上下方向に沿って伸びる筒状部(245)が設けられており、
前記連通路は、
前記筒状部の内側の空間である内部空間(SP0)と、
前記内部空間と前記第1空間とを連通させる第1開口(241)と、
前記内部空間と前記第2空間とを連通させる第2開口(242)と、によって形成されており、
前記キャップが前記供給部に取り付けられた状態においては、
前記内部空間に前記隔離部が挿通されることで、前記第1開口及び前記第2開口のいずれもが、前記前記隔離部によって塞がれた状態となるように構成されている、請求項2に記載のリザーブタンク装置。 - 前記隔離部の下端部分が球面状となっている、請求項3に記載のリザーブタンク装置。
- 前記隔離部は、
前記筒状部の内面に当接する弾性部材(322)と、
前記弾性部材を内側から支える支柱(321)と、を有している、請求項3又は4に記載のリザーブタンク装置。 - 前記タンク部には、
前記第1空間と前記第2空間との間が互いに連通されている状態と、前記第1空間と前記第2空間との間が互いに連通されていない状態と、を前記タンク部の外側からの操作によって切り換えるための切換機構(400)が設けられている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリザーブタンク装置。
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