JP2020059398A - 既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置場所の自由度を高め、既存船舶を有効利用する。【解決手段】既存船舶1の利用方法は、複数のタンク3が船首尾方向Daに配列された船体2を有する既存船舶1から、複数のタンク3のうち一部のタンク3及び、船体2のうち一部のタンク3が設けられている船首尾方向Daの一部の船体2を含む中間船体部5Cを、タンクユニット31として切り出す工程と、タンクユニット31を、浮体式貯留設備として設置する工程と、を含む。【選択図】図4
Description
この発明は、既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備に関する。
液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)等を運搬する船舶は、船体と、複数のタンクとを備えている。これら複数のタンクは、船体の船首尾方向に並べて設けられ、それぞれにLNG等の積載物を収容する。
このような船舶は、例えば二十年以上といった長期間にわたって使用される。その一方で、上記のような船舶は、時代とともに大型化が図られたり、推進機関の進歩により、航行時の燃料消費率が向上したりしている。そのため、旧型の船舶は、まだ使用可能であるにもかかわらず、稼働率が低くなる傾向にある。
例えば、特許文献1には、既存のLNG運搬船の船体側面に、追加の船体容積を生成するためのスポンソンを付加し、浮体式LNGプラントとして用いる構成が開示されている。
しかしながら、既存のLNG運搬船を用いて構成される特許文献1に開示されているような浮体式LNGプラントは、既存のLNG運搬船以上の規模となる。このような浮体式LNGプラントは、係留するのに十分なスペースが確保できない場合や、水深が浅い場合に、設置することができない可能性がある。また、浮体式LNGプラントにおけるLNGの積載量が、用途に対して多すぎる場合もある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設置場所の自由度を高め、既存船舶を有効利用することができる既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備を提供することを目的とする。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設置場所の自由度を高め、既存船舶を有効利用することができる既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、既存船舶の利用方法は、複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶から、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部を、タンクユニットとして切り出す工程と、前記タンクユニットを、浮体式貯留設備として設置する工程と、を含む。
この発明の第一態様によれば、既存船舶の利用方法は、複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶から、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部を、タンクユニットとして切り出す工程と、前記タンクユニットを、浮体式貯留設備として設置する工程と、を含む。
このように、既存船舶の一部をタンクユニットとして切り出し、浮体式貯留設備として設置することで、既存船舶を有効利用することができる。また、このようにして形成された浮体式貯留設備は、既存船舶よりも船首尾方向の長さが小さくなるため、係留するスペースが限られる場合でも、設置することが可能となる。したがって、浮体式貯留設備の設置場所の自由度が高まる。また、必要に応じて、タンクユニットに備えるタンクの数を決めれば良いので、用途に応じた積載量を有した浮体式貯留設備を提供することができる。
この発明の第二態様によれば、浮体式貯留設備の製造方法は、複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶から、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部を、タンクユニットとして切り出す工程と、前記タンクユニットに、フロートを取り付ける工程と、前記タンクユニット及び前記フロートの少なくとも一方に浮体式貯留設備としての艤装品を取り付ける工程と、を含む。
このように、既存船舶の一部をタンクユニットとして切り出し、フロートや艤装品を追加して浮体式貯留設備を形成することで、既存船舶を有効利用することができる。また、このようにして形成された浮体式貯留設備は、既存船舶よりも船首尾方向の長さが小さくなる。また、フロートを設けることで、喫水を浅くすることができる。これにより、係留するスペースが限られる場合や、水深が浅い場所でも、設置することが可能となり、浮体式貯留設備の設置場所の自由度が高まる。また、必要に応じて、タンクユニットが有するタンクの数を決めれば良いので、用途に応じた積載量を有した浮体式貯留設備を提供することができる。
このように、既存船舶の一部をタンクユニットとして切り出し、フロートや艤装品を追加して浮体式貯留設備を形成することで、既存船舶を有効利用することができる。また、このようにして形成された浮体式貯留設備は、既存船舶よりも船首尾方向の長さが小さくなる。また、フロートを設けることで、喫水を浅くすることができる。これにより、係留するスペースが限られる場合や、水深が浅い場所でも、設置することが可能となり、浮体式貯留設備の設置場所の自由度が高まる。また、必要に応じて、タンクユニットが有するタンクの数を決めれば良いので、用途に応じた積載量を有した浮体式貯留設備を提供することができる。
この発明の第三態様によれば、第二態様に係る前記中間船体部は、船幅方向両側に設けられた一対の舷側と、一対の前記舷側の間に設けられた船底と、を有し、前記フロートを取り付ける工程は、前記タンクユニットにおいて船首尾方向の少なくとも一方の側の端部に、一対の前記舷側と前記船底とに囲まれて船首尾方向に開口する部分を塞ぐ閉塞体を取り付けるようにしてもよい。
このように構成することで、既存船舶から切り出したタンクユニットの一対の舷側と船底とに囲まれる部分に隔壁が形成されていないことで船首尾方向に開口している場合であっても、浮体式貯留設備として用いることが可能となる。これにより、既存船舶の船体において、タンクユニットとなる中間船体部を切り出す船首尾方向の位置を、船体内に設けられた隔壁の位置にかかわらず任意に設定できる。
このように構成することで、既存船舶から切り出したタンクユニットの一対の舷側と船底とに囲まれる部分に隔壁が形成されていないことで船首尾方向に開口している場合であっても、浮体式貯留設備として用いることが可能となる。これにより、既存船舶の船体において、タンクユニットとなる中間船体部を切り出す船首尾方向の位置を、船体内に設けられた隔壁の位置にかかわらず任意に設定できる。
この発明の第四態様によれば、浮体式貯留設備は、複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶における、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部から形成されたタンクユニットと、前記タンクユニットの船首尾方向及び船幅方向の少なくとも一方の側に設けられたフロートと、前記タンクユニット及び前記フロートの少なくとも一方に設けられ、浮体式貯留設備としての艤装品と、を備える。
このように構成することで、既存船舶の一部から切り出されたタンクユニットを利用して形成された浮体式貯留設備により、既存船舶を有効利用することができる。また、浮体式貯留設備は、既存船舶よりも船首尾方向の長さが小さくなる。また、フロートを設けることで、喫水を浅くすることができる。これにより、係留するスペースが限られる場合や、水深が浅い場所でも、設置することが可能となり、浮体式貯留設備の設置場所の自由度が高まる。
このように構成することで、既存船舶の一部から切り出されたタンクユニットを利用して形成された浮体式貯留設備により、既存船舶を有効利用することができる。また、浮体式貯留設備は、既存船舶よりも船首尾方向の長さが小さくなる。また、フロートを設けることで、喫水を浅くすることができる。これにより、係留するスペースが限られる場合や、水深が浅い場所でも、設置することが可能となり、浮体式貯留設備の設置場所の自由度が高まる。
上記既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備によれば、設置場所の自由度を高め、既存船舶を有効利用することが可能となる。
以下、この発明の一実施形態における既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備を図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
この実施形態の既存船舶の利用方法は、既存船舶を利用して、浮体式貯留設備を製造する。
図1は、この実施形態における既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法で用いる既存船舶の概略構成を示す側面図である。図2は、上記既存船舶の平面図である。
(第一実施形態)
この実施形態の既存船舶の利用方法は、既存船舶を利用して、浮体式貯留設備を製造する。
図1は、この実施形態における既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法で用いる既存船舶の概略構成を示す側面図である。図2は、上記既存船舶の平面図である。
図1、図2に示すように、既存船舶1は、船体2と、複数のタンク3と、を備える。船体2は、船幅方向両側に設けられた一対の舷側2sと、船底2bと、を有する。船体2は、船底2bの上方に間隔をあけて設けられた上甲板2tを備える。船体2は、船首尾方向Daの船尾2r側に上部構造2hを有する。船体2は、上部構造2hよりも船首尾方向Daの船首2a側に貨物搭載区画(ホールド)2kを備えている。
上甲板2tは、外部に露出する全通暴露甲板であり、貨物搭載区画2kの上方を覆うように設けられている。
複数のタンク3は、それぞれ独立タンクであって、その内部に、積載物であるLNG等の液化ガスを収容する。タンク3は、低温雰囲気における靭性や、耐腐食性を担保するべく、例えばアルミニウム合金等で形成されている。タンク3は、船体2内の貨物搭載区画2kに、船首尾方向Daに複数配置されている。この実施形態における既存船舶1は、モス型の独立球形タンクである5つのタンク3を備えている場合を例示している。これらタンク3の上部3aは、上甲板2tよりも上方に配置されている。
船体2内には、船首尾方向Da間隔をあけて、複数枚の隔壁7が設けられている。各隔壁7は、船首尾方向Daに直交し、一対の舷側2sと船底2bと上甲板2tとに囲まれた空間を閉塞するよう設けられている。なお、隔壁7は、船首尾方向Daに直交するものに限らず、階段状であってもよい。
図3は、この実施形態における既存船舶の利用方法のフローチャートである。図4は、上記既存船舶の利用方法において、既存船舶の中間船体部をタンクユニットとして切り出した状態を示す側面図である。図5は、上記タンクユニットを示す斜視図である。
図3に示すように、既存船舶1を利用した船舶の製造方法は、タンクユニット切り出し工程S1と、設置工程S2と、を含む。
図3に示すように、既存船舶1を利用した船舶の製造方法は、タンクユニット切り出し工程S1と、設置工程S2と、を含む。
タンクユニット切り出し工程S1では、図4に示すように、既存船舶1から、船首尾方向Daの中間部である中間船体部5Cを切り出す。ここで、中間船体部5Cとは、複数のタンク3のうちの一部のタンク3と、既存船舶1の船体2のうち、上記一部のタンク3が設けられている船首尾方向Daの一部の船体2と、を含んだ部分である。また、この実施形態において、中間船体部5Cは、船首尾方向Daの両端部に、それぞれ隔壁7を有している。
上記中間船体部5Cの切り出しを行うには、既存船舶1の船体2を、船首2a側から船首尾方向Daに所定寸法の位置P1と、船尾2r側から船首尾方向Daに所定寸法の位置P2との位置で、それぞれ切断する。これらの位置P1、P2は、船首尾方向Daにおいて互いに隣り合うタンク3同士の間に設定する。また、位置P1、P2は、切り出される中間船体部5Cの船首尾方向Daの両端部に、隔壁7が含まれるように設定する。このようにして、船体2をそれぞれ位置P1および位置P2で切断することによって、既存船舶1は、船首尾方向Daの中間部に配置されていた中間船体部5Cと、中間船体部5Cよりも船首2a側に配置されていた船首側船体部5Aと、中間船体部5Cよりも船尾2r側に配置されていた船尾側船体部5Bとに分断される。このようにして、既存船舶1から中間船体部5Cを切り出す。
この実施形態では、例えば、船首2a側から2番目のタンク3Bと3番目のタンク3Cとの間に設定した位置P1と、船首2a側から3番目のタンク3Cと4番目のタンク3Dとの間に設定した位置P2とで、それぞれ船体2を切断する。すなわち、この実施形態における中間船体部5Cは、船首尾方向Daの中間部の一部である位置P1と位置P2との間の船体2Cと、船首2a側から3番目のタンク3Cと、タンク3Cに対して船首尾方向Daの船首2a側に設けられた隔壁7Aと、タンク3Cに対して船首尾方向Daの船尾2r側に設けられた隔壁7Bと、を含む。このように、中間船体部5Cは、複数のタンク3のうち、船首尾方向Daの中間部に配置されたタンク3Cを含む。
設置工程S2では、既存船舶1から切り出された中間船体部5Cを、浮体式貯留設備30Aのタンクユニット31として設置する。
図5に示すように、タンクユニット31は、浮体式貯留設備30Aの主体をなす。タンクユニット31は、すなわち中間船体部5Cである。このようなタンクユニット31には、必要に応じ、ビット、ムアリングウインチ等の係船装置35、タンク3C内のLNGを陸上施設に荷揚げするためのカーゴポンプ(図示無し)、マニホールド(図示無し)を設ける。
この実施形態では、タンクユニット31を、港湾等の所定位置に係船することで、浮体式貯留設備30Aが設置される。
図5に示すように、タンクユニット31は、浮体式貯留設備30Aの主体をなす。タンクユニット31は、すなわち中間船体部5Cである。このようなタンクユニット31には、必要に応じ、ビット、ムアリングウインチ等の係船装置35、タンク3C内のLNGを陸上施設に荷揚げするためのカーゴポンプ(図示無し)、マニホールド(図示無し)を設ける。
この実施形態では、タンクユニット31を、港湾等の所定位置に係船することで、浮体式貯留設備30Aが設置される。
したがって、上述した第一実施形態の既存船舶の利用方法によれば、既存船舶1の一部をタンクユニット31として切り出し、浮体式貯留設備30Aとして設置することで、既存船舶1を有効利用することができる。また、このようにして形成された浮体式貯留設備30Aは、既存船舶1よりも船首尾方向Daの長さが小さくなるため、係留するスペースが限られる場合でも設置可能となる。また、既存船舶1のように上部構造2hや主機等の重量物を備えないため、既存船舶1と比較して喫水を浅くすることができるため、水深が浅い場所でも、設置可能となる。したがって、浮体式貯留設備30Aの設置場所の自由度を高めることができる。また、必要に応じて、タンクユニット31に備えるタンク3の数を決めることができるので、用途に応じた積載量を有した浮体式貯留設備30Aを提供することができる。
(第二実施形態)
次に、この発明に係る浮体式貯留設備の製造方法の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態とタンクユニットにフロート部を設ける構成のみが異なるので、図4を援用し、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図6は、この実施形態における浮体式貯留設備の製造方法のフローチャートである。図7は、上記浮体式貯留設備の製造方法で製造される浮体式貯留設備を示す斜視図である。図8は、上記浮体式貯留設備の製造方法で製造される浮体式貯留設備を示す側面図である。
図6に示すように、既存船舶1を利用した船舶の製造方法は、タンクユニット切り出し工程S11と、フロート取付工程S12と、艤装品取付工程S13と、を含む。
次に、この発明に係る浮体式貯留設備の製造方法の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態とタンクユニットにフロート部を設ける構成のみが異なるので、図4を援用し、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図6は、この実施形態における浮体式貯留設備の製造方法のフローチャートである。図7は、上記浮体式貯留設備の製造方法で製造される浮体式貯留設備を示す斜視図である。図8は、上記浮体式貯留設備の製造方法で製造される浮体式貯留設備を示す側面図である。
図6に示すように、既存船舶1を利用した船舶の製造方法は、タンクユニット切り出し工程S11と、フロート取付工程S12と、艤装品取付工程S13と、を含む。
タンクユニット切り出し工程S11では、上記第一実施形態のタンクユニット切り出し工程S1と同様、図4に示すように、既存船舶1から、船首尾方向Daの中間部である中間船体部5Dを切り出す。ここで、中間船体部5Dとは、複数のタンク3のうちの一部のタンク3と、既存船舶1の船体2のうち、上記一部のタンク3が設けられている船首尾方向Daの一部の船体2と、を含んだ部分である。また、この実施形態において、中間船体部5Dは、船首尾方向Daの両端部に、隔壁7を有していなくてもよい。
中間船体部5Dを切り出すには、既存船舶1の船体2を、船首2a側から船首尾方向Daに所定寸法の位置P1と、船尾2r側から船首尾方向Daに所定寸法の位置P2との位置で、それぞれ切断する。これらの位置P1、P2は、船首尾方向Daにおいて互いに隣り合うタンク3同士の間に設定する。このようにして、位置P1と位置P2とで船体2を切断することで、既存船舶1は、船首尾方向Daの中間部に配置されていた中間船体部5Dと、中間船体部5Dよりも船首2a側に配置されていた船首側船体部5Aと、中間船体部5Dよりも船尾2r側に配置されていた船尾側船体部5Bとに分断される。このようにして、既存船舶1から中間船体部5Dを切り出す。
この第二実施形態の中間船体部5Dは、船首尾方向Daの中間部の一部である位置P1と位置P2との間の船体2Cと、船首2a側から3番目のタンク3Cと、を含んでいる。このように、中間船体部5Dは、複数のタンク3のうち、船首尾方向Daの中間部に配置されたタンク3Cを含む。
図7、図8に示すように、フロート取付工程S12では、タンクユニット31の船首尾方向Daの両側に、第一フロート部(閉塞体)33A、第二フロート部(閉塞体)33Bを、溶接により取り付ける。
第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、それぞれ、船幅方向両側に設けられた一対の舷側33sと、船底33bと、を有している。第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、更に、船底33bの上方に間隔をあけて設けられた上甲板33tを備えている。また、第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、タンクユニット接続部33cと、端板33dと、を一体に有している。
第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、それぞれ、船幅方向両側に設けられた一対の舷側33sと、船底33bと、を有している。第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、更に、船底33bの上方に間隔をあけて設けられた上甲板33tを備えている。また、第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、タンクユニット接続部33cと、端板33dと、を一体に有している。
第一フロート部33Aのタンクユニット接続部33cは、船首尾方向Daで、第一フロート部33Aのタンクユニット31と対向する側に形成されている。同様に、第二フロート部33Bのタンクユニット接続部33cは、船首尾方向Daで、第二フロート部33Bのタンクユニット31と対向する側に形成されている。第一フロート部33A及び第二フロート部33Bのそれぞれにおいて、船首尾方向Daから見たタンクユニット接続部33cの断面輪郭、言い換えれば、タンクユニット接続部33cの船首尾方向Daに直交する船体断面形状は、タンクユニット31の船首尾方向Daの端部5a、5bの切断面の輪郭と同形状になっている。なお、第一フロート部33A及び第二フロート部33Bのタンクユニット接続部33cと、タンクユニット31の船首尾方向Daの端部5a、5bとの接合断面は、同形状ではなく、異なっていてもよい。
端板33dは、第一フロート部33A、第二フロート部33Bのそれぞれで、船首尾方向Daにおいてタンクユニット31から離間した側(換言すれば、タンクユニット接続部33cと反対側)に形成されている。端板33dは、第一フロート部33A、第二フロート部33Bにおいて、一対の舷側33sと、船底33bと、上甲板33tとに囲まれた部分(開口)を塞ぐように設けられている。
第一フロート部33Aの内部、及び第二フロート部33Bの内部には、それぞれ空所34が設けられた中空構造となっている。これら空所34によって第一フロート部33A及び第二フロート部33Bの浮力が付与されている。なお、空所34に対してポンプ(図示無し)等により海水等を給排水して、空所34で発生する浮力を調整することで、空所34をバラストタンクの如く利用することもできる。また、空所34を、機関室や居住スペース、その他のタンク等として利用することもできる。
このようにして、タンクユニット31に第一フロート部33A、第二フロート部33Bが取り付けられる。このような第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、中間船体部5Cにおいて一対の舷側2sと船底2bとが船首尾方向Daに開口する部分を塞いでいる。
このようにして、タンクユニット31に第一フロート部33A、第二フロート部33Bが取り付けられる。このような第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、中間船体部5Cにおいて一対の舷側2sと船底2bとが船首尾方向Daに開口する部分を塞いでいる。
艤装品取付工程S13では、タンクユニット31や第一フロート部33A、第二フロート部33Bに、浮体式貯留設備30Bとして必要な艤装品40を取り付ける。この第二実施形態における艤装品40は、第一フロート部33A、第二フロート部33B上にそれぞれ設けられている。艤装品40としては、例えば、第一実施形態と同様に、係船装置35、タンク3C内のLNGを荷揚げするためのマニホールド38等を例示できる。また、この第二実施形態では、艤装品40として、タンク3C内に貯留されるLNGを加熱して再ガス化する再ガス化装置39が設けられている。これらの艤装品40は、このようなタンクユニット31及び第一フロート部33A、第二フロート部33Bの少なくとも一方に設けられている。
このようにして、タンクユニット31の船首尾方向Daの両側に第一フロート部33A、第二フロート部33Bを接合して取り付けることで、浮体式貯留設備30Bが構成されている。また、このような浮体式貯留設備30Bは、タンクユニット31と、タンクユニット31の船首尾方向Daの両側に設けられた第一フロート部33A、第二フロート部33Bと、浮体式貯留設備30Bとしての艤装品40と、を備えている。
このようにして製造された浮体式貯留設備30Bは、港湾等の所定位置に係船されて設置される。
このようにして製造された浮体式貯留設備30Bは、港湾等の所定位置に係船されて設置される。
したがって、上述した第二実施形態の浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備によれば、既存船舶1の一部をタンクユニット31として切り出し、第一フロート部33A、第二フロート部33Bや艤装品40を追加して浮体式貯留設備30Bを形成することで、既存船舶1を有効利用することができる。また、このようにして形成された浮体式貯留設備30Bは、既存船舶1よりも船首尾方向Daの長さが小さくなる。また、第一フロート部33A、第二フロート部33Bを設けることで、喫水を浅くすることができる。これにより、係留するスペースが限られる場合や、水深が浅い場所でも、設置することが可能となり、浮体式貯留設備30Bの設置場所の自由度が高まる。また、必要に応じて、タンクユニット31に備えるタンク3の数を決めれば良いので、用途に応じた積載量を有した浮体式貯留設備30Bを提供することができる。
また、タンクユニット31に対し、中間船体部5Cにおいて船首尾方向Daの両側の端部に第一フロート部33A、第二フロート部33Bを取り付けている。このように構成することで、既存船舶1から切り出した中間船体部5Cの一対の舷側2sと船底2bとに囲まれる部分が、隔壁7を備えておらず、船首尾方向Daに開口している場合であっても、第一フロート部33A、第二フロート部33Bを取り付けることで、浮体式貯留設備30Bとして用いることが可能となる。これにより、既存船舶1の船体2において、タンクユニット31となる中間船体部5Cを切り出す船首尾方向Daの位置が、船体2内に設けられた隔壁7の位置にかかわらず設定できる。
(その他の変形例)
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、中間船体部5Cは、船首2a側から3番目のタンク3Cを含むようにしたが、これに限らない。中間船体部5Cは、複数のタンク3のうち、船首尾方向Daの中間部に配置されたタンク3を含んでいてもよいし、船首尾方向Daの船首側、船尾側のタンク3を含んでいてもよい。
さらに、既存船舶1のタンク3の数、既存船舶1から切り出すタンク3の数、浮体式貯留設備30A、30Bが備えるタンク3の数、タンク3の形状は、いかなるものとしてもよい。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、中間船体部5Cは、船首2a側から3番目のタンク3Cを含むようにしたが、これに限らない。中間船体部5Cは、複数のタンク3のうち、船首尾方向Daの中間部に配置されたタンク3を含んでいてもよいし、船首尾方向Daの船首側、船尾側のタンク3を含んでいてもよい。
さらに、既存船舶1のタンク3の数、既存船舶1から切り出すタンク3の数、浮体式貯留設備30A、30Bが備えるタンク3の数、タンク3の形状は、いかなるものとしてもよい。
また、艤装品40として、係船装置35、マニホールド38、再ガス化装置39等を備えるようにしたが、例えば発電機等、これら以外の物を備えることもできる。また、浮体式貯留設備30A、30Bを設置する場所に、上記に例示した艤装品40が装備されている場合は、浮体式貯留設備30A、30Bから省略することができる。
また、浮体式貯留設備30A、30Bを、再ガス化装置39を備えないものとしてもよい。
また、浮体式貯留設備30A、30Bを、再ガス化装置39を備えないものとしてもよい。
また、上記第二実施形態では、タンクユニット31の船首尾方向Daの両側に、第一フロート部33A、第二フロート部33Bを備えるようにしたが、第一フロート部33A、第二フロート部33Bの一方のみを、船首尾方向Daの一方側に設けてもよい。
さらに、第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、タンクユニット31の船幅方向の両側、または一方側に設けてもよい。
加えて、タンク3は、LNGを収容するものに限らず、例えば液化石油ガス(LPG:Liquefied Petroleum Gas)等、他の積載物を収容するものであってもよい。
さらに、第一フロート部33A、第二フロート部33Bは、タンクユニット31の船幅方向の両側、または一方側に設けてもよい。
加えて、タンク3は、LNGを収容するものに限らず、例えば液化石油ガス(LPG:Liquefied Petroleum Gas)等、他の積載物を収容するものであってもよい。
1 既存船舶
2、2C 船体
2a 船首
2b 船底
2h 上部構造
2k 貨物搭載区画
2r 船尾
2s 舷側
2t 上甲板
3、3B、3C、3D タンク
3a 上部
5A 船首側船体部
5B 船尾側船体部
5C、5D 中間船体部
5a、5b 端部
7、7A、7B 隔壁
10A、10B 船舶
30A、30B 浮体式貯留設備
31 タンクユニット
33A 第一フロート部(閉塞体)
33B 第二フロート部(閉塞体)
33b 船底
33c タンクユニット接続部
33d 端板
33s 舷側
33t 上甲板
34 空所
35 係船装置
37 カーゴポンプ
38 マニホールド
39 再ガス化装置
40 艤装品
Da 船首尾方向
S1、S11 タンクユニット切り出し工程
S2 設置工程
S12 フロート取付工程
S13 艤装品取付工程
2、2C 船体
2a 船首
2b 船底
2h 上部構造
2k 貨物搭載区画
2r 船尾
2s 舷側
2t 上甲板
3、3B、3C、3D タンク
3a 上部
5A 船首側船体部
5B 船尾側船体部
5C、5D 中間船体部
5a、5b 端部
7、7A、7B 隔壁
10A、10B 船舶
30A、30B 浮体式貯留設備
31 タンクユニット
33A 第一フロート部(閉塞体)
33B 第二フロート部(閉塞体)
33b 船底
33c タンクユニット接続部
33d 端板
33s 舷側
33t 上甲板
34 空所
35 係船装置
37 カーゴポンプ
38 マニホールド
39 再ガス化装置
40 艤装品
Da 船首尾方向
S1、S11 タンクユニット切り出し工程
S2 設置工程
S12 フロート取付工程
S13 艤装品取付工程
Claims (4)
- 複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶から、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部を、タンクユニットとして切り出す工程と、
前記タンクユニットを、浮体式貯留設備として設置する工程と、
を含む既存船舶の利用方法。 - 複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶から、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部を、タンクユニットとして切り出す工程と、
前記タンクユニットに、フロートを取り付ける工程と、
前記タンクユニット及び前記フロートの少なくとも一方に浮体式貯留設備としての艤装品を取り付ける工程と、
を含む浮体式貯留設備の製造方法。 - 前記中間船体部は、船幅方向両側に設けられた一対の舷側と、一対の前記舷側の間に設けられた船底と、を有し、
前記フロートを取り付ける工程は、前記タンクユニットに対し、前記中間船体部において船首尾方向の少なくとも一方の側の端部に、一対の前記舷側と前記船底とに囲まれて船首尾方向に開口する部分を塞ぐ閉塞体を取り付ける
請求項2に記載の浮体式貯留設備の製造方法。 - 複数のタンクが船首尾方向に配列された船体を有する既存船舶における、前記複数のタンクのうち一部のタンク及び、前記船体のうち前記一部のタンクが設けられている船首尾方向の一部の船体を含む中間船体部から形成されたタンクユニットと、
前記タンクユニットの船首尾方向及び船幅方向の少なくとも一方の側に設けられたフロートと、
前記タンクユニット及び前記フロートの少なくとも一方に設けられ、浮体式貯留設備としての艤装品と、
を備える浮体式貯留設備。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018192055A JP2020059398A (ja) | 2018-10-10 | 2018-10-10 | 既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備 |
PCT/JP2019/039242 WO2020075633A1 (ja) | 2018-10-10 | 2019-10-04 | 既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018192055A JP2020059398A (ja) | 2018-10-10 | 2018-10-10 | 既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020059398A true JP2020059398A (ja) | 2020-04-16 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018192055A Pending JP2020059398A (ja) | 2018-10-10 | 2018-10-10 | 既存船舶の利用方法、浮体式貯留設備の製造方法、浮体式貯留設備 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020059398A (ja) |
WO (1) | WO2020075633A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4831687A (ja) * | 1971-08-28 | 1973-04-25 | ||
JPS54146398A (en) * | 1978-05-04 | 1979-11-15 | Hitachi Zosen Corp | Method of remodelling existing tanker into oil storing tank floating on sea |
WO2018078688A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 千代田化工建設株式会社 | 浮体式液化炭化水素ガスプラントの製造方法 |
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2018
- 2018-10-10 JP JP2018192055A patent/JP2020059398A/ja active Pending
-
2019
- 2019-10-04 WO PCT/JP2019/039242 patent/WO2020075633A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2020075633A1 (ja) | 2020-04-16 |
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