[go: up one dir, main page]

JP2020038337A - カートリッジの再生産方法およびカートリッジ - Google Patents

カートリッジの再生産方法およびカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2020038337A
JP2020038337A JP2019035574A JP2019035574A JP2020038337A JP 2020038337 A JP2020038337 A JP 2020038337A JP 2019035574 A JP2019035574 A JP 2019035574A JP 2019035574 A JP2019035574 A JP 2019035574A JP 2020038337 A JP2020038337 A JP 2020038337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electrode
cartridge
developing
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019035574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7297467B2 (ja
Inventor
正和 辰己
Masakazu Tatsumi
正和 辰己
宏樹 清水
Hiroki Shimizu
宏樹 清水
知史 川村
Tomofumi Kawamura
知史 川村
頌太 中村
Shota Nakamura
頌太 中村
俊陽 竹内
Toshiharu Takeuchi
俊陽 竹内
悠 秋葉
Yu Akiba
悠 秋葉
秀一 呉服
Shuichi Gofuku
秀一 呉服
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US16/546,768 priority Critical patent/US10732545B2/en
Publication of JP2020038337A publication Critical patent/JP2020038337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7297467B2 publication Critical patent/JP7297467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】再生産前のカートリッジに取り付けられている第1のメモリユニットを、第1のメモリユニットとは形状が異なる第2のメモリユニットに交換可能な再生産方法を提供する。【解決手段】素材となるカートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、素材となるカートリッジは第1のユニットと第2のユニットを有し、第1のユニットは第1のメモリユニットを有する。カートリッジの再生産方法は、第1のユニットから第1のメモリユニットを取り外す工程と、第2の電極と第2の記憶素子を有する第2のメモリユニットを取り付ける工程を有する。第2のメモリユニットを取り付ける工程は、第2の電極を第1のユニットに取り付ける工程と、第2の記憶素子を第2のユニットに取り付ける工程を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるカートリッジ、およびカートリッジの再生産方法に関するものである。
電子写真画像形成方式(電子写真プロセス)を用いた画像形成装置では、像担持体としての感光体(以下、「感光ドラム」という)を一様に帯電させる。次に、帯電した感光体を選択的に露光することにより、感光ドラムの表面上に静電潜像を形成する。次に、感光ドラムの表面上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーによりトナー像として顕像化する。そして、感光ドラムの表面上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシート等の記録材に転写する。さらに、記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えてトナー像を記録材に定着させることで画像形成を行う。
このような画像形成装置では、一般に、各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。この各種のプロセス手段のメンテナンスを容易にするために、上述のような感光ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめ、画像形成装置に着脱可能なカートリッジとしたものが実用化されている。このカートリッジ方式によれば、ユーザビリティに優れた画像形成装置を提供することができる。
また、例えば特許文献1のように、サービス情報やプロセス情報を記録するメモリ手段をプロセスカートリッジに搭載した製品が提供されている。画像形成装置は、このプロセスカートリッジの情報を活用することにより、画質やプロセスカートリッジのメンテナンスを向上させている。
このようなプロセスカートリッジは、トナーを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そのため、画像形成を行う度にトナーを消費する。そして、プロセスカートリッジを購入した使用者にとって満足できる品質の画像を形成することができなくなる程度までトナーが消費された際に、プロセスカートリッジは寿命を迎える。
近年、トナーが消費されて寿命を迎え、商品価値を喪失したプロセスカートリッジを再び商品化する方法が提案されている。このようなプロセスカートリッジを再生産する方法では、プロセスカートリッジの枠体に取り付けられたメモリ手段を取り外し、新たにメモリ手段を取り付ける方法が考案されている。
特開2003−330335号公報
しかし、メモリ手段は製品によって形状や大きさが異なる場合がある。また、メモリ手段が取り付けられる取り付け部の形状も異なる場合がある。このため、カートリッジのそれぞれの取り付け部の形状に対応したメモリ手段を用意する必要がある。
また、近年、画像形成装置の小型化に伴い、カートリッジも小型化が進んでいる。そのため、カートリッジに取り付け可能なメモリ手段の形状や大きさにも制約があることが考えられる。
そこで、本発明の目的は、上記の課題に対し、再生産前のカートリッジに取り付けられている第1のメモリユニットを、第1のメモリユニットとは形状が異なる第2のメモリユニットに交換可能な再生産方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明であるカートリッジの再生産方法は、
素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、
前記素材カートリッジは、本体電極を有する画像形成装置に着脱可能であり、かつ前記カートリッジは前記画像形成装置に着脱可能であり、
前記素材カートリッジは、第1のユニットと、第2のユニットを有し、前記第1のユニットは、前記本体電極と電気的に接続可能な第1の電極と前記第1の電極に電気的に接続された第1の記憶素子とを有する第1のメモリユニットを有し、前記第2のユニットは前記第1のユニットに対して移動可能に結合され、
前記再生産方法は、
前記第1のユニットから前記第1のメモリユニットを取り外す工程と、
第2の電極と、第2の記憶素子と、を有する第2のメモリユニットを取り付けるメモリ取り付け工程であって、前記第2の電極を前記第1のユニットに取り付ける工程と、第2の記憶素子を前記第2のユニットに取り付ける工程と、を含むメモリ取り付け工程と、を有し、
前記第2の電極と前記第2の記憶素子とは、接続部材によって電気的に接続され、
前記第2の電極は、前記本体電極と電気的に接続可能なように配置される
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明であるカートリッジの再生産方法は、
素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、
前記素材カートリッジは、本体電極を有する画像形成装置に着脱可能であり、かつ前記カートリッジは前記画像形成装置に着脱可能であり、
前記素材カートリッジは、第1のユニットと、第2のユニットを有し、前記第2のユニットは、前記本体電極と電気的に接続可能な第1の電極と前記第1の電極に電気的に接続された第1の記憶素子とを有する第1のメモリユニットを有し、前記第2のユニットは、前記第1のユニットに対して移動可能に結合され、
前記再生産方法は、
前記第2のユニットから前記第1のメモリユニットを取り外す工程と、
第2の電極と、第2の記憶素子と、を有する第2のメモリユニットを取り付けるメモリ取り付け工程であって、前記第2の電極を前記第2のユニットに取り付ける工程と、第2の記憶素子を前記第1のユニットに取り付ける工程と、を含むメモリ取り付け工程と、を有し、
前記第2の電極と前記第2の記憶素子とは、接続部材によって電気的に接続され、
前記第2の電極は、前記本体電極と電気的に接続可能なように配置される
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明であるカートリッジは、
本体電極を備える画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
ドラム枠体と、前記ドラム枠体に回転可能に支持され、感光層を有するドラムと、を有する感光体ユニットと、
現像枠体と、前記現像枠体に回転可能に支持され、前記ドラムに現像剤を供給する現像剤担持体と、を有し、前記感光体ユニットに対して移動可能に結合された現像ユニットと、
前記本体電極と電気的に接続可能な電極と、記憶素子と、前記電極と前記記憶素子を電気的に接続する接続部材と、を有するメモリユニットと、
を有し、
前記感光体ユニットと前記現像ユニットの一方に前記電極が配置され、前記感光体ユニットと前記現像ユニットの他方に前記記憶素子が配置される
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明であるカートリッジは、
本体電極を備える画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に回転可能に支持される現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の回転軸線方向における前記枠体の一端部に取り付けられた端部部材と、
前記本体電極と電気的に接続可能な電極と、記憶素子と、前記電極と前記記憶素子を電気的に接続する接続部材と、を有するメモリユニットと、
を有し、
前記枠体は、前記端部部材に対して、回動軸の周りに回動可能であり、
前記端部部材に前記電極が配置され、前記枠体に前記記憶素子が配置される
ことを特徴とする。
本発明によれば、再生産前のプロセスカートリッジに取り付けられている第1のメモリユニットを、第1のメモリユニットとは形状が異なる第2のメモリユニットに交換可能な再生産方法を提供することができる。
実施例1に係るプロセスカートリッジの再生産における、再生産方法を示す斜視図。 実施例1に係る電子写真画像形成装置の断面図。 実施例1に係る電子写真画像形成装置にプロセスカートリッジを装着する斜視図。 実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図。 実施例1に係る第1のメモリユニットの構成を示す斜視図。 実施例1に係る第1のメモリユニットの取り付け構成を示す斜視図。 実施例1に係る現像剤収容容器の構成を示す分解図。 実施例1に係る電子写真画像形成装置にプロセスカートリッジを位置決めする斜視図。 実施例1に係る本体コネクタユニットおよび取り付け部を示す斜視図。 実施例1に係るプロセスカートリッジの再生産方法を示す斜視図。 実施例1に係るプロセスカートリッジの再生産方法を示す斜視図。 実施例1に係るプロセスカートリッジの再生産方法を示す斜視図。 実施例1に係るプロセスカートリッジの再生産方法を示す斜視図。 実施例2に係るプロセスカートリッジの側面図。 実施例2に係るプロセスカートリッジの再生産方法を示す側面図。 実施例3に係る現像カートリッジの分解斜視図。 実施例3に係る画像形成装置に現像カートリッジと感光体カートリッジを装着する斜視図。 実施例3に係る端部ユニットの構成を示す図。 実施例3に係る第2のメモリユニットが取り付けられた現像カートリッジを示す図。
以下に図面を参照して、本発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それ
らの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施例に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
本発明の実施例1に係る現像装置、カートリッジ、プロセスカートリッジ7および画像形成装置100について、図2〜図4を用いて説明する。
<電子写真画像形成装置>
まず、本実施例に係る電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という)の全体構成について図2、図3、図4を用いて説明する。
図2は、画像形成装置100の断面図である。図3は、画像形成装置100にプロセスカートリッジ7を装着する状態を例示する斜視図である。図4は、プロセスカートリッジ7の断面図である。
画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。
本実施例では、第1〜第4の画像形成部の構成および動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下、特に区別を要しない場合は、Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。
すなわち、本実施例では、画像形成装置100は、4個の像担持体としての電子写真感光ドラム(以下「感光ドラム」という)1(1Y、1M、1C、1K)を有する。感光ドラム1は、外周面に感光層を有し、図示矢印A方向に回転する。また、感光ドラム1の周囲には帯電ローラ2およびスキャナユニット3が配置されている。感光ドラム1は、回転体の一例である。
ここで、帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段である。そして、スキャナユニット3は、画像情報に基づきレーザーを照射して感光ドラム1上に静電像を形成する露光手段である。また、感光ドラム1の周囲には、現像装置(以下「現像ユニット」という)4(4Y、4M、4C、4K)およびクリーニング手段としてのクリーニングブレード6(6Y、6M、6C、6K)が配置されている。さらに、4個の感光ドラム1に対向して、感光ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
また、本実施例では、現像ユニット4は、現像剤として非磁性一成分現像剤、すなわち、トナーT(TY、TM、TC、TK)を用いる。本実施例では、現像ユニット4は、現像手段としての現像剤担持体(以下「現像ローラ」という)22を感光ドラム1に対して接触させて接触現像を行うものである。
本実施例では、感光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニングブレード6、廃トナー収容部14a(14aY、14aM、14aC、14aK)を有する、感光体ユニット13が形成されている。廃トナー収容部14aは、感光ドラム1上に残留している一次転写残トナーを収容する。さらに、現像ユニット4および感光体ユニット13を一体的にカートリッジ化することにより、プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7K)が形成されている。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100に設けられた不図示の装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。
また、プロセスカートリッジ7は、図3矢印Gで示すように、感光ドラム1の軸線方向に沿って、画像形成装置100に対して着脱可能である。本実施例においては、各色用のプロセスカートリッジ7はすべて同一形状を有している。各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(TY)、マゼンタ(TM)、シアン(TC)、ブラック(TK)の各色のトナーT(TY、TM、TC、TK)が収容されている。
中間転写ベルト5は、すべての感光ドラム1に当接し、図2矢印B方向に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ26、二次転写対向ローラ27、従動ローラ28)に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8(8Y、8M、8C、8K)が並設されている。また、中間転写ベルト5の外周面側において二次転写対向ローラ27に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。
<画像形成プロセス>
画像形成時には、まず、感光ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から出射される画像情報に応じたレーザー光によって、帯電した感光ドラム1の表面が走査露光され、感光ドラム1上に画像情報に従った静電潜像が形成される。そして、感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像ユニット4によってトナー像として現像される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。その後、中間転写ベルト5の移動と同期して記録材12が二次転写部へと搬送される。そして、記録材12を介して中間転写ベルト5に当接している二次転写ローラ9の作用によって、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材12上に二次転写される。
トナー像が転写された記録材12は、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10において記録材12に熱および圧力が加えられることで、記録材12にトナー像が定着される。一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。除去された二次転写残トナーは、画像形成装置100の廃トナーボックス(不図示)に排出される。
なお、画像形成装置100は、所望の単独のまたはいくつかの(すべてではない)画像形成部を用いて、単色またはマルチカラーの画像を形成することもできるようになっている。
<プロセスカートリッジ>
次に、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について、図4および図7を用いて説明する。図7は、現像ユニット4の分解図である。図4に示すように、感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持するドラム枠体14を有する。ドラム枠体14には、軸受部材を介して感光ドラム1が矢印A方向に回転可能に取り付けられている。ドラム枠体14は、枠体の一例である。
また、ドラム枠体14には、帯電ローラ軸受15が、帯電ローラ2の回転中心と感光ドラム1の回転中心とを通る線に沿って取り付けられている。ここで、帯電ローラ軸受15
は、矢印C方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受15に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受15は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ16により感光ドラム1に向かって付勢される。
また、クリーニングブレード6は、一次転写後に感光ドラム1の表面に残った一次転写残トナーを除去するための弾性部材6aと、弾性部材を支持するための支持部材6bとが一体に形成されている。クリーニングブレード6によって感光ドラム1の表面から除去された一次転写残トナーは、クリーニングブレード6とドラム枠体14により形成される空間を重力方向(図中下方向)に落下し、廃トナー収容部14a内に収容される。
図7に示すように、現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持するとともに現像剤収容容器である現像枠体18を有する。現像ユニット4には、感光ドラム1と接触して矢印D方向に回転する現像ローラ22が設けられている。現像ローラ22は、その回転軸線方向の両端部において、軸受ユニット32、33を介して回転可能に現像枠体18に支持されている。現像ローラ22は、感光ドラム1にトナーを供給する。現像ローラ22は、回転体の一例である。現像枠体18は、枠体の一例である。また、軸受ユニット32、33は、現像枠体18の一部ということもできる。
また、現像ユニット4は、トナーを収容する現像剤収容部18aと、現像ローラ22が配設された現像部18bと、現像剤収容部18aと現像部18bとを連通する開口18cを有する。本実施例では、現像部18bは現像剤収容部18aの上方に位置する。現像部18bには、現像ローラ22に接触して回転する現像剤供給部材20と現像ローラ22のトナー層を規制するための現像剤規制部材21が配置されている。
また、現像枠体18の現像剤収容部18aには、収容されたトナーTを撹拌するとともに、開口18cを介して、現像剤供給部材20へトナーを搬送するための撹拌部材23が設けられている。撹拌部材23は、その回転軸方向に延伸する回転軸23aと、一端が回転軸23aに取り付けられ、トナーを撹拌搬送する、可撓性を有する撹拌シート23bとを有する。
撹拌部材23は、撹拌シート23bが現像剤収容部18aの内壁面に当接して撓んだ状態で矢印F方向に回転する。現像剤収容部18aは、撹拌シート23bを撓み状態から解放する解放部18eを有する。解放部18eが設けられている位置が、撹拌シート23bが撓み状態から解放される解放位置となる。撹拌シート23bは解放部18eを通過する時に、撹拌シート23bが撓み状態から解放される力によって撹拌シート23b上に乗ったトナーを跳ね上げ、開口18cを介して現像部18b内の現像剤供給部材20へ搬送する。
図4に示すように、感光体ユニット(第1のユニット)13と現像ユニット(第2のユニット)4は、結合ピン36で結合されている。現像ユニット4は、感光体ユニット13に対して移動可能に結合されている。具体的には、現像ユニット4は、感光体ユニット13に対して結合ピン36の周りに回動可能に結合されている。ドラム枠体14にはボス14hが、現像枠体18にはボス18kが設けられており、ボス18kとボス14hには引張りバネ40が係合している。画像形成中において、引張りバネ40の付勢力により、感光体ユニット13に対して現像ユニット4は結合ピン36を中心に回転するモーメントを受け、感光ドラム1と現像ローラ22とが接触する。そして、画像形成が完了すると、本体部材(不図示)が現像枠体18に設けられた離間部18jを矢印R方向に押圧する。この結果、感光体ユニット13に対して現像ユニット4が結合ピン36を中心に回転し、感光ドラム1と現像ローラ22とが離間した状態となる。これにより、長期間放置した場合においても現像ローラ22の変形を抑制し、良好な画像品質を得ることができる。
<第1のメモリユニットの構成および第1のメモリユニットの取り付け構成>
次に、プロセスカートリッジに搭載する第1のメモリユニット(記憶手段)について、図5および図6を用いて説明する。図5は第1のメモリユニットの正面図および斜視図である。図6(a)および図6(b)は第1のメモリユニットを取り付け部に挿入する前の状態を示すプロセスカートリッジの斜視図である。図6(c)は、第1のメモリユニットを取り付け部に挿入し、リブを熱カシメした説明図である。
図5(a)に示すように、メモリ手段(第1のメモリユニット)60は、後述する本体電極112a1、112a2と電気的に接続可能な電極60a1、60a2を基板上に有する。また、電極60a1、60a2の裏面にはRAM(Random Access Memory)やROM(Read-Only Memory)等の記憶素子であるメモリチップ60a3を有する。図5(b)は、メモリチップ60a3を樹脂60b等で覆った状態の第1のメモリユニット60の外観図である。なお、電極60a1、60a2が第1の電極(第1のメモリ電極または第1のメモリ電気接点)の一例であり、メモリチップ60a3が第1の記憶素子の一例である。
第1のメモリユニット60には、画像形成処理に使用される情報(例えば、プロセスカートリッジのロット番号、プロセス条件等の初期値や使用状況、画像形成装置の特性やプロセス手段の特性等)があらかじめ記憶されている。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100に装着された時に、第1のメモリユニット60に記憶されている情報を画像形成装置100とやり取りする。これにより、プロセスカートリッジ7の使用状況等の状態が、画像形成装置100の制御基板(不図示)に報知される。画像形成装置100は、プロセスカートリッジ7から受信した情報を画像形成処理に使用する。例えば、画像形成装置100は、当該情報を使用して、操作者にプロセスカートリッジ7の状態を表示する。また、第1のメモリユニット60のメモリチップ60a3には、画像形成装置100の稼働中でも情報の書き込みが随時行われる。
次に、第1のメモリユニット60をプロセスカートリッジ7に取り付ける方法について説明する。図6(a)に示すように、ドラム枠体14には、第1のメモリユニット60を取り付けるためのメモリ手段取り付け部(取り付け部)14iが設けられている。また、図6(b)に示すように、取り付け部14iにはガイド部14j、かしめボス14kが設けられている。第1のメモリユニット60は、ガイド部14jに沿って矢印S方向に挿入された後、かしめボス14kを熱カシメすることで抜け止めする。熱かしめ後の状態を図6(c)に示す。また、取り付け部14iには、位置決めリブ14m1、14m2および係合面14n1、14n2とが設けられ、後述する画像形成装置100のコネクタ112の位置を規制する。
<プロセスカートリッジの着脱>
図3、図4、図8を参照して、画像形成装置100に対するプロセスカートリッジ7の着脱構成について説明する。図8は、プロセスカートリッジ7の画像形成装置100への位置決め構成を示す概略斜視図である。
図3に示すように、画像形成装置100に対して、プロセスカートリッジ7は感光ドラム1の軸線方向(矢印G方向)に着脱する。ここで、プロセスカートリッジ7の装着方向上流側を手前側、装着方向下流側を奥側と定義する。また、図4のように、画像形成装置100の鉛直方向下側に、着脱方向に沿って延伸する凹形状の第1ガイド101、上側には凹形状の第2ガイド102が設けられている。一方、感光体ユニット13のドラム枠体14には、第1ガイド101に対応する位置に、第1被ガイド部14dが設けられている。また、第2ガイド102に対応する位置の長手両端に凸形状の第2被ガイド部14eが
設けられている。第1ガイド101および第2ガイド102に対して、第1被ガイド部14dおよび第2被ガイド部14eが各々接触規制されることで、着脱時のプロセスカートリッジ7の鉛直方向および水平方向の姿勢が規制される。
<プロセスカートリッジの位置決め>
次に、プロセスカートリッジ7の位置決め構成について、図3、図8を用いて説明する。画像形成装置100に設けられた第1ガイド101は、本体扉103の開閉動作(図3矢印H方向)と連動して上下方向に移動する構成である。図8のように、第1ガイド101には、奥側、手前側にそれぞれ押圧部材104a、104bが設けられている。押圧部材104a、104bは第1ガイド101に対して上下方向(図8矢印P方向)にスライド可能であり、圧縮バネ等の付勢手段105a、105bにより上方方向に付勢されている。また、画像形成装置100にはV字状の位置決め部106a、106bが奥側、手前側にそれぞれ設けられている。また、奥側には第1ガイド101の上下移動方向に延伸する長丸穴形状の穴部107が設けられている。
一方、プロセスカートリッジ7には、ドラム枠体14の奥側、手前側に受け部14p1、14p2がそれぞれ設けられている。また、R形状の規制部14r1、14r2が感光体ユニット13の奥側、手前側にそれぞれ設けられている。そして、感光体ユニット13の奥側には円筒状の回転止めボス14sが設けられている。前述のように、プロセスカートリッジ7が感光ドラム1の軸線方向に装着されると、ドラム枠体14の回転止めボス14sが穴部107に嵌合される。次に、本体扉103の閉動作により、第1ガイド101が上方に移動する。その際、押圧部材104a、104bは、付勢手段105a、105bの付勢力によって受け部14p1、14p2を上方に押圧する。そして、ドラム枠体14の規制部14r1、14r2が画像形成装置100の位置決め部106a、106bに突き当たり、また回転止めボス14sが穴部107に係合することにより、画像形成装置100に対するプロセスカートリッジ7の位置が決まる。
<画像形成装置側の電気接点とプロセスカートリッジ側の電気接点の接続構成>
次に、画像形成装置100に設けられる本体コネクタユニット110の接続について、図9を用いて説明する。図9(a)は本体コネクタユニット110を示す斜視図であり、図9(b)は取り付け部14iに本体コネクタユニット110が係合する状態を示す概略図である。
本体コネクタユニット110は、プロセスカートリッジ7が画像形成装置100に装着された際にプロセスカートリッジ7の第1のメモリユニット60に対向する位置に配設されている。図9(a)に示すように、本体コネクタユニット110は、ハウジング111とコネクタ112を有する。ハウジング111は、ビス等(不図示)の固定手段により、画像形成装置100に固定されている。コネクタ112は、ハウジング111に対してガタを持って取り付けられ、水平方向(図9(a)中、矢印U方向)および鉛直方向(図9(a)中、矢印V方向)に対して移動可能である。また、コネクタ112は、ばね材である本体電極(本体電気接点)112a1、112a2を有し、画像形成装置100側の制御基板に束線(不図示)を介して電気的に接続されている。また、コネクタ112には画像形成装置100に対する位置決めを行うための位置決めリブ112b1、112b2、112b3、112b4が設けられている。
プロセスカートリッジ7が画像形成装置100に装着される際は、図9(b)に示すように、プロセスカートリッジ7の位置決めリブ14m1、14m2、規制部14r1、14r2に位置決めリブ112b1、112b2、112b3、112b4が係合する。そして、コネクタ112が、プロセスカートリッジ7に対して水平方向(矢印U方向)および鉛直方向(矢印V方向)に移動する。この結果、電極60a1、60a2と本体電極1
12a1、112a2とが、互いに接触した状態で位置決めされ、電気的に接続される。
<プロセスカートリッジの分解方法および再生産方法>
本実施例に係るプロセスカートリッジの再生産方法は、以下の5工程を含んでいる。
(1)感光体ユニット13と現像ユニット4の分離工程
(2)第1のメモリユニット60の取り外し工程
(3)現像ユニット4の分解、トナー再充填、再組立工程
(4)感光体ユニット13と現像ユニット4の結合工程
(5)第2のメモリユニット70の取り付け工程
なお、本実施例に係る再生産方法は、上記の5工程を行う前に、素材となるプロセスカートリッジ7を準備する準備工程を含んでいる。素材となるプロセスカートリッジ7としては、例えば、画像形成動作を行ってトナーが消費された状態の使用済みのプロセスカートリッジ7が用いられる。換言すれば、本実施例に係る再生産方法は、素材となるプロセスカートリッジ7(第1のプロセスカートリッジ、素材カートリッジ)から、新たなプロセスカートリッジ(第2のプロセスカートリッジ、カートリッジ)を再生産する方法である。このようにして生産された新たなプロセスカートリッジは、素材となるプロセスカートリッジ7と同じように、画像形成装置100に対して着脱可能である。
以下、各工程について順に説明する。
(1)感光体ユニット13と現像ユニット4の分離工程
図11に示すように、プロセスカートリッジ7の両端に設けられた結合ピン36が引き抜かれ、感光体ユニット13と現像ユニット4とが分離される。
(2)第1のメモリユニット60の取り外し工程
第1のメモリユニット60を、感光体ユニット13から取り外す。本実施例では、第1のメモリユニット60の端面60c(図6(c))が挿入方向と反対方向(矢印W方向)に押圧されることで、第1のメモリユニット60が取り付け部14iから取り外される。このとき、熱カシメされて溶けたボス14kが破壊される。次いで、破壊されたボス14kのバリ等が除去され、ブロー等により取り付け部14iが清掃される。
(3)現像ユニット4の分解、トナー再充填、再組立工程
図7に示す3本のビス34がドライバーなどで取り外された後、サイドカバー32cが取り外される。次に、トナーキャップ31が取り外され、露出したトナー充填口に図12のように、漏斗38が差し込まれる。そして、トナーが漏斗38から現像剤収容部18aに再充填される。次に、接着剤等を用いてトナーキャップが取り付けられた後、取り外されたサイドカバー32cが、上記の逆の手順で現像ユニット4に取り付けられる。
(4)感光体ユニット13と現像ユニット4の再合体工程
上記の(1)の工程で分離された感光体ユニット13と、トナーが再充填された現像ユニット4とが、上記の(1)の工程と逆の手順で再度合体される。
(5)第2のメモリユニットの取り付け工程
<第2のメモリユニットの構成>
ここで、本実施例に係るプロセスカートリッジの再生産方法において交換される第2のメモリユニット70の構成について、図10を用いて説明する。図10は第2のメモリユニット70の構成を示す斜視図である。
第1のメモリユニット60は、一つの基板に電極60a1、60a2、メモリチップ60a3を配置していた。第2のメモリユニットは、第1のメモリユニットと形状が異なる。具体的には、第2のメモリユニット70は、図10(a)に示すように、画像形成装置100側の本体電極112a1、112a2と接触可能な電極71a1、71a2を有す
る接点基板71を有する。また、第2のメモリユニット70は、RAMやROM等のメモリチップ72a3が配置されたメモリ基板72を有する。さらに、第2のメモリユニット70は、接点基板71とメモリ基板72とを電気的に接続する導電ケーブル73を有する。なお、導電ケーブル73が接続部材の一例であり、電極71a1、71a2が第2の電極(第2のメモリ電極または第2のメモリ電気接点)の一例であり、メモリチップ72a3が第2の記憶素子の一例である。
ここで、メモリ基板72は、本実施例に係る再生産方法の実施前に取り付けられていたもの(第1のメモリユニット60の基板)と形状、大きさが異なるものを使用する。本実施例においては、再生産前に取り付けられているものと形状が異なり、大型のメモリ基板とする。このため、メモリ基板72は、上記の取り付け部14iには取り付け不可能な基板である。
導電ケーブル73は、接点基板71に対して接続部73a1、73a2、また、メモリ基板72に対して接続部73b1、73b2において、半田等により固定されている。これにより、電極71a1、71a2とメモリチップ72a3とが電気的に接続される。また、導電ケーブル73は可撓性を有している。このため、導電ケーブル73が、感光ドラム1と現像ユニット4とが相対移動したときに、接続部73a1、73a2、73b1、73b2の電気的な接続を維持しながら変形可能である。
また、図10(b)に示すように、メモリ基板72には位置決め穴72a1、72a2が設けられ、一方、取り付け台74には、位置決め穴72a1、72a2に対応した位置に位置決めボス74a1、74a2が設けられている。位置決めボス74a1、74a2に対してメモリ基板72の位置決め穴72a1、72a2が挿入される。そして、図10(c)に示すように位置決めボス74a1、74a2が熱カシメされることで、取り付け台74に対してメモリ基板72が固定される。このように、接点基板71、メモリ基板72、導電ケーブル73、取り付け台74とが一体化された部品を第2のメモリユニット70の一例とする。
また、取り付け台74には、フック形状からなる導電ケーブル保持部74bが設けられている。本実施例においては、取り付け台74に対するメモリ基板72の固定方法を熱カシメとしているが、接着、圧入、スナップフィット等によってメモリ基板72が取り付け台74に固定されてよい。
<第2のメモリユニット取り付け方法>
次に、プロセスカートリッジ7への第2のメモリユニット70の取り付け方法について説明する。図1はプロセスカートリッジ7の概略斜視図である。
本実施例では、電極71a1、71a2を感光体ユニット13に取り付け、メモリチップ72a3を現像ユニット4に取り付ける。
図1(a)に示すように、ドラム枠体14の取り付け部14iに設けられたガイド部14jに、第2のメモリユニット70の接点基板71が挿入される。つまり、本実施例では、電極71a1、71a2は、取り付け部14iを介して、ドラム枠体14に対して固定される。このとき、挿入された接点基板71と、ドラム枠体14とが、接着剤等により接着することで互いに固定される。次に、取り付け台74の、メモリ基板72との接触面の反対側の面である取り付け面74cが、現像枠体18の側面18mに接着剤等により固定される。本実施例では、結合ピン36の延伸方向、すなわち感光体ユニット13と現像ユニット4の互いの回動軸の延伸方向において、現像枠体18の側面18mは、ドラム枠体14の側面14mから現像ユニット4の中央に向かって所定長さ後退している。図1(a)では、当該長さを「L」で示している。このため、側面18m側には取り付け台74を
取り付け、接点基板71とメモリ基板72とを接続する導電ケーブル73を配線するためのスペースを確保することができる。言い換えれば、メモリチップ72a3は、感光体ユニット13に対する現像ユニット4の回動軸の方向で、取り付け部14iの内側に位置するように、ドラム枠体14に取り付けられる。本実施例では、このようなスペースを利用することで第2のメモリユニット70の取り付け位置の自由度を高めることができる。
なお、本実施例においては、現像枠体18に対する取り付け台74の固定方法には接着剤を用いているが、この限りではなく、例えば、溶着や熱可塑性樹脂(ホットメルト)が用いられてよい。なお、取り付け台74が、第2のメモリユニットの記憶素子の記憶素子取り付け部の一例である。
また、接点基板71とドラム枠体14とが互いに固定され、取り付け台74が現像枠体18に固定された状態において、図1(b)に示すように、導電ケーブル73がループ形状からなる弛み部73cを有する。
上述したように、現像ユニット4は感光体ユニット13に対して、結合ピン36を中心に移動する。このとき、導電ケーブル73の弛み部73cが現像ユニット4の移動に追従して変形する。ここで、取り付け台74には、フック形状からなる導電ケーブル保持部74bが設けられている(図1(b))。導電ケーブル保持部74bには、導電ケーブル73が少なくとも1巻以上巻き付けられる。これにより、前述のように現像ユニット4が感光体ユニット13に対して相対移動した際に、メモリ基板72と導電ケーブル73との接続部73b1、73b2に直接負荷がかかりにくくなる。この結果、例えば感光体ユニット13に対する現像ユニット4の相対移動が繰り返し発生する場合に、接続部73b1、73b2の電気的な接続が切断されることが防止されることが期待できる。
なお、感光体ユニット13に対する現像ユニット4の相対移動による接続部73a1、73a2、73b1、73b2の電気的な接続の切断を防止する方法は種々考えられる。本実施例においては、1つの方法として、メモリ基板72と導電ケーブル73、接点基板71と導電ケーブル73との接続部にそれぞれ熱可塑性の樹脂を塗布し、硬化させることで補強する方法がある。
上記の通り、感光体ユニット13は画像形成装置100に対する着脱ガイドや位置決めおよび回転止め等を有しているため、上記の第2のメモリユニット70のメモリ基板72を設けるスペースが制限される可能性がある。本実施例によれば、メモリ基板72の形状や大きさが元の第1のメモリユニット60と異なり、感光体ユニット13にメモリ基板72の設置スペースが不足する可能性がある場合でも、上記の通りプロセスカートリッジ7を再生産することができる。
また、上記では、現像枠体18に対する取り付け台74の取り付け位置を現像枠体18の側面18mとしている。ただし、図13に示すように、現像枠体18における鉛直方向下側の面18n、感光体ユニット13側の面18p、感光体ユニット13と反対側の面18rのいずれかを取り付け台74の取り付け位置としてもよい。このように、本構成によれば、現像枠体18において配置可能なスペースにメモリ基板72を設置することができるため、現像枠体18に対するメモリ基板72の配置の自由度が向上する。
また、本実施例では、画像形成装置100に位置決めされる感光体ユニット13に、電極71a1、71a2を取り付ける。そのため、本体電極112a1、112a2に対する電極71a1、71a2の位置決めを、精度よく行うことができる。
(実施例2)
次に、図14、図15を用いて本発明に係る実施例2について説明する。なお、実施例2においては、実施例1と異なる部分について詳細に説明する。以下の説明において特に改めて記載しない限りは、材質、形状、工程などは実施例1と同様である。また、実施例2において実施例1に対応する構成要素については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例では、実施例1と異なる形態のプロセスカートリッジにおけるプロセスカートリッジの再生産方法について説明する。実施例1では、第1のメモリユニットが感光体ユニットに配置されていた。そして、第2のメモリユニットを取り付けるときに、第2の電極を感光体ユニットに取り付け、第2の記憶素子を現像ユニットに取り付けた。本実施例では、第1のメモリユニットが現像ユニット(第2のユニット)に配置されている。そして、第2のメモリユニットを取り付けるときに、第2の電極を現像ユニットに取り付け、第2の記憶素子を感光体ユニット(第1のユニット)に取り付ける。
図14は、実施例2に係るプロセスカートリッジ213の側面図である。図14に示すように、本実施例のプロセスカートリッジ213の第1のメモリユニット260は、現像ユニット204の側面214mの取り付け部214iに取り付けられている。取り付け部214iに対する第1のメモリユニットの取り付け方法、および、画像形成装置100と第1のメモリユニット260との接続方法としては、実施例1において説明した方法と同様である。つまり、実施例1で説明した本体コネクタユニット110が、第1のメモリユニット260と接続可能な位置に配置されていればよい。
本実施例におけるプロセスカートリッジ213の再生産方法では、実施例1の(2)、(5)工程において異なる工程を行い、その他の工程においては実施例1と同様である。(2−2)第1のメモリユニット260の取り外し工程
第1のメモリユニット260を、現像ユニット204の側面214mの取り付け部214iから取り外す。ここで、具体的な取り外し方法については実施例1と同様であるから、ここでは説明を省略する。
(2−5)第2のメモリユニット取り付け方法(メモリ取り付け工程)
プロセスカートリッジ213への第2のメモリユニット270の取り付け方法について説明する。本実施例では、第2のメモリユニット270の電極(第2の電極)を現像ユニットに取り付け、第2のメモリユニット270のメモリチップ(第2の記憶素子)を感光体ユニットに取り付ける。
図15は第2のメモリユニット270が取り付けられた後のプロセスカートリッジ213の側面図である。
まず、現像枠体214の取り付け部214iに設けられたガイド部214j(図14参照)に、第2のメモリユニット270の接点基板271が挿入される。挿入された接点基板271と、現像枠体214とは、接着剤等により接着することで互いに固定される。
次に、取り付け台274の、メモリ基板272との接触面の反対側の面である取り付け面274cが、ドラム枠体218に対して接着剤等により固定される。本実施例によれば、プロセスカートリッジ213の再生産方法を実施する前に取り付けられていた第1のメモリユニット260と形状等が異なる第2のメモリユニット270を第1のメモリユニット260と交換して、実施例1と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、感光体ユニットと現像ユニットの一方に、電極および記憶素子を有する第1のメモリユニットが取り付けられる取り付け部が設けられている。そして、第1のメモリユニットを上記の第2のメモリユニットに交換する場合に、第2のメモリユニットの記憶素子が取り付け部に取り付け不可能であっても、感光体ユニ
ットと現像ユニットの他方に第2のメモリユニットの記憶素子を取り付けることができる。
言い換えれば、上記の第2のメモリユニットを有するプロセスカートリッジは、感光体ユニットと現像ユニットの一方に、第2のメモリユニット(メモリユニット)の第2の電極が配置される。そして、また、感光体ユニットと現像ユニットの他方に、第2の記憶素子が配置される。
なお、上記の実施例では、第1のメモリユニットを第2のメモリユニットに交換する前に、感光体ユニットと現像ユニットを分離していた。しかし、第1のメモリユニットを第2のメモリユニットに交換する前に、感光体ユニットと現像ユニットを分離する必要はない。
また、第2の電極の取付けと、第2の記憶素子の取付けが終わった後に、第2のメモリユニットの導電ケーブルを第2の電極と第2の記憶素子に接続してもよい。このとき、第2のメモリユニットの導電ケーブルの取付けは、感光体ユニットと現像ユニットの再結合が終わった後に行ってもよい。すなわち、プロセスカートリッジの再生産方法が、第2の電極と第2の記憶素子を、導電ケーブルで電気的に接続する接続工程(導電ケーブルの取付け工程)を含む、ということもできる。
(実施例3)
次に、図16〜図19を用いて本発明に係る実施例3について説明する。なお、実施例3においては、実施例1および実施例2と異なる部分について詳細に説明する。以下の説明において特に改めて記載しない限りは、材質、形状、工程などは実施例1および実施例2と同様である。また、実施例3において実施例1および実施例2に対応する構成要素については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例では、実施例1と異なる形態のカートリッジの再生産方法について説明する。実施例1、実施例2では、現像ユニットと感光体ユニットが結合ピンで移動可能に結合されていた。実施例1では、第1のメモリユニットは感光体ユニットに配置されていた。そして、第2のメモリユニットを取り付けるときに、第2の電極を感光体ユニットに取り付け、第2の記憶素子を現像ユニットに取り付けた。実施例2では、第1のメモリユニットは現像ユニットに配置されていた。そして、第2のメモリユニットを取り付けるときに、第2の電極を現像ユニットに取り付け、第2の記憶素子を感光体ユニットに取り付けた。
本実施例では、現像カートリッジと感光体カートリッジの2本のカートリッジが、画像形成装置に互いに独立して着脱可能な構成となっている。現像カートリッジは後述する端部部材に現像ユニットが移動可能に結合された構成であり、感光体カートリッジは実施例1の感光体ユニット13と同様の構成である。言い換えれば、本実施例のプロセスカートリッジは、画像形成装置に互いに独立して着脱可能な現像ユニット(現像カートリッジ)及び感光体ユニット(感光体カートリッジ)を有する。また、第1のメモリユニットは後述する第1の端部部材に配置されている。そして、第2のメモリユニットを取り付けるときに、第2の電極を現像ユニットの第1の端部部材に取り付け、第2の記憶素子を現像ユニットの現像枠体に取り付ける。
<現像カートリッジ>
図16は、現像カートリッジ407の分解斜視図である。現像カートリッジ407は、現像ユニット(第2のユニット)404と、端部ユニット(第1のユニット)609を有する。現像ユニット404は、現像枠体618と、現像枠体618に回転可能に支持される現像ローラ422を有する。現像ローラ422は、実施例1の現像ローラ22と同じであるので、説明を省略する。端部ユニット609は、第1のメモリユニット460と、現像ローラ422の回転軸線方向における現像枠体618の一端部に取り付けられた第1の端部部材(端部部材)601を有する。また、現像カートリッジ407は、現像枠体618の他端部に設けられた第2の端部部材602を有する。現像ローラ422は、現像ロー
ラ422の中心を通る回転軸線(図中破線)の周りに回転する。本実施例において、現像ローラ422の回転軸線方向は、現像枠体618の長手方向と同じである。本実施例では、現像ユニット404は、現像ユニット404の長手方向の両端部に設けられた第1の端部部材601、第2の端部部材602に対して移動可能に結合されている。現像ユニット404の長手方向及び現像枠体618の長手方向は、現像ユニット404に設けられた現像ローラ422の回転軸線方向と平行である。第1の端部部材601及び第2の端部部材602は、現像枠体618を現像枠体618の長手方向と平行な回動軸Jの周りに回動可能に支持する。言い換えれば、第1の端部部材601及び第2の端部部材602は、現像枠体618に回動可能に取り付けられている。第1の端部部材601及び第2の端部部材602は、互いに独立して回動可能である。すなわち、第1の端部部材601は、第2の端部部材602と現像枠体618に対して回動可能である。一方で、第2の端部部材602は、第1の端部部材601と現像枠体618に対して回動可能である。したがって、現像枠体618は、第1の端部部材601及び第2の端部部材602に対して回動軸Jの周りに回動可能である。具体的には、現像枠体618は、第1の端部部材601に設けられた現像ユニット支持部601aと第2の端部部材602に設けられた現像ユニット支持部602aに回動可能に支持されている。現像枠体618が回動することにより、現像ローラ422は、第1の端部部材601と第2の端部部材602に対して、現像ローラ422の回転軸線方向に交差(本実施例では直交)する方向に移動する。現像ユニット404は、脱落防止ビス603により現像ユニット404の長手方向の移動が規制されている。また、第1の端部部材601には第1のメモリユニット460が取り付けられている。第1のメモリユニット460の構成は、実施例1の第1のメモリユニット60の構成と同様であるため、ここでは、第1のメモリユニット460の構成の説明を省略する。現像カートリッジ407の他の構成は、実施例1の現像ユニット4の構成と同様であるため、ここでは、現像カートリッジ407の他の構成の説明を省略する。
<現像カートリッジ、感光体カートリッジの着脱>
図17を用いて、画像形成装置500に対する現像カートリッジ407、感光体カートリッジ414の着脱について説明する。図17は、本実施例の画像形成装置500に現像カートリッジ407、感光体カートリッジ414を装着する概略斜視図である。図17に示すように、画像形成装置500に対して、現像カートリッジ407、感光体カートリッジ414は、感光ドラム401の軸線方向(矢印G方向)に着脱する。ここで、現像カートリッジ407の装着方向上流側を手前側、装着方向下流側を奥側と定義する。現像カートリッジ407は、第1の端部部材が奥側に位置し、第2の端部部材が手前側に位置した状態で挿入される。また、図17に示すように、画像形成装置500の鉛直方向下側には、着脱方向に沿って延伸する凹形状の現像第1ガイド551、上側には凹形状の現像第2ガイド552が設けられている。一方、現像カートリッジ407の第1の端部部材601、第2の端部部材602には、現像第1ガイド551に対応する位置に、現像第1被ガイド部601b、602bがそれぞれ設けられている(図16参照)。また、現像カートリッジ407の第1の端部部材601、第2の端部部材602には、現像第2ガイド552に対応する位置に凸形状の第2被ガイド部601c、602cがそれぞれ設けられている。現像第1ガイド551および現像第2ガイド552に対して、現像第1被ガイド部601b、602bおよび現像第2被ガイド部601c、602cが各々接触規制されることで、着脱時の現像カートリッジ407の鉛直方向および水平方向の姿勢が規制される。
現像カートリッジ407が画像形成装置500に装着されると、第1の端部部材601及び第2の端部部材602は、画像形成装置500に接触し、位置決めされる。第1の端部部材601及び第2の端部部材602が位置決めされた状態で、第1の端部部材601及び第2の端部部材602に対して現像ユニット404が回動軸Jの周りに回動する。
また、感光体カートリッジ414の具体的な着脱方法については実施例1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、画像形成装置500から現像カートリッジ407、感光体カートリッジ414を
取り出すときは、現像カートリッジ407、感光体カートリッジ414は、装着方向と逆方向に取り出される。
<現像カートリッジの分解方法および再生産方法>
第1のメモリユニット460を有する現像カートリッジ407(第1のカートリッジ、素材カートリッジ)から、第2のメモリユニット470を有する現像カートリッジ407(第2のカートリッジ、カートリッジ)を再生産する方法を説明する。第2のメモリユニット470については後述する。本実施例における現像カートリッジ407の再生産方法は、実施例1の(1)、(2)、(4)、(5)工程において異なる工程を行い、(3)の工程においては実施例1と同様である。
(3−1)端部部材分離工程
前述したように本実施例では現像ユニット404は、第1の端部部材601と結合されている。
図16に示すように、現像ユニット404から脱落防止ビス603を取り外して現像ユニット404から第1の端部部材601を取り外す。
(3−2)第1のメモリユニット460の取り外し工程
図18を用いて、現像ユニット404から第1のメモリユニット460を取り外す工程について説明する。図18は、端部ユニット609の構成を示す側面図である。図18に示すように、第1のメモリユニット460が、第1の端部部材601の取り付け部601iに設けられたガイド部601jに取り付けられている。第1のメモリユニット460を、第1の端部部材601の取り付け部601iに設けられたガイド部601jから取り外す。第1のメモリユニット460の具体的な取り外し方法については実施例1の第1のメモリユニット60の取り外し方法と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(3−4)端部部材の再結合工程
上記の(3−1)の工程で取り外された第1の端部部材601と、トナーが再充填された現像ユニット404とが、上記の(3−1)の工程と逆の手順で再度合体される。尚、現像ユニット404の分解、トナー再充填、再組立の各工程は、実施例1の(3)の各工程と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(3−5)第2のメモリユニット取り付け工程(メモリ取り付け方法)
現像カートリッジ407の現像ユニット404への第2のメモリユニット470の取り付け方法について説明する。本実施例では、第2のメモリユニット470の電極(第2の電極)を第1の端部部材601に取り付け、第2のメモリユニット470のメモリチップ(第2の記憶素子)を現像ユニット404に取り付ける。第2のメモリユニット470の構成は、実施例1の第2のメモリユニット70の構成と同様であるため、ここでは、第2のメモリユニット470の構成の説明を省略する。
図19は、第2のメモリユニット470が取り付けられた後の現像カートリッジを示す図である。図19(a)は第2のメモリユニット470が取り付けられた後の現像カートリッジ(第2のカートリッジ、カートリッジ)407の側面図、図19(b)は図19(a)から第1の端部部材601のみを省略した現像カートリッジ407の側面図である。
まず、第1の端部部材601の取り付け部601iに設けられたガイド部601j(図19(a)参照)に、第2のメモリユニット470の接点基板471が挿入される。挿入された接点基板471を第1の端部部材601に接着剤等により接着することにより、接点基板471が現像ユニット404に固定される。したがって、第2のメモリユニット470の電極471a1、471a2が、取り付け部601iを介して第1の端部部材601に対して固定される。
次に、第2のメモリユニット470における取り付け台474の、メモリ基板472との接触面の反対側の面である取り付け面が、現像ユニット404の側面404mに対して接着剤等により固定される(図19(b)参照)。これにより、第2のメモリユニット470のメモリチップ(第2の記憶素子)472a3が現像ユニット404の現像枠体618に取り付けられる。本実施例によれば、現像カートリッジ407の再生産方法を実施する前に取り付けられていた第1のメモリユニット460と形状等が異なる第2のメモリユニット470を第1のメモリユニット460と交換して、実施例1と同様の効果を得ることができる。本実施例では、メモリチップ472a3は、現像枠体618の回動軸Jの方向において、第1の端部部材601の内側に位置するように、現像枠体618に取り付けられる。換言すれば、メモリチップ472a3は、現像枠体618の回動軸Jの方向において、第1の端部部材601と現像枠体618との間に位置するように、現像枠体618に取り付けられる。
導電ケーブル473は、接点基板471に対して接続部473a、また、メモリ基板472に対して接続部473bにおいて、半田等により固定されている。これにより、電極471a1、471a2とメモリチップ472a3とが電気的に接続される。また、導電ケーブル473は可撓性を有している。このため、導電ケーブル473が、現像ユニット404と第1の端部部材601とが相対移動したときに、接続部473a、473bの電気的な接続を維持しながら変形可能である。すなわち、導電ケーブル473は、第1の端部部材601に対する現像ユニット404の移動に応じて、電極471a1、471a2とメモリチップ472a3との電気的な接続を維持しながら変形する。
上記では、現像ユニット404に対する取り付け台474の取り付け位置を現像ユニット404の側面404mとしている。しかしながら、実施例1(図13参照)でも述べたように、取り付け台474の取り付け位置には自由度があり、本実施例の位置に限定されるものではない。
上述したように、現像枠体618は第1の端部部材601に対して、回動軸Jの周りに回動する。このとき、導電ケーブル473の弛み部が現像枠体の移動に追従して変形する。ここで、取り付け台474には、フック形状からなる導電ケーブル保持部474bが設けられている(図19(b))。導電ケーブル保持部474bには、導電ケーブル473が少なくとも1巻以上巻き付けられる。これにより、現像枠体618が第1の端部部材601に対して相対移動した際に、メモリ基板472と導電ケーブル473との接続部473a、473bに直接負荷がかかりにくくなる。この結果、例えば第1の端部部材601に対する現像枠体618の相対移動が繰り返し発生する場合に、接続部473a、473bの電気的な接続が切断されることが防止されることが期待できる。
以上説明したように、本発明によれば、現像カートリッジの現像ユニットの端部部材に電極および記憶素子を有する第1のメモリユニットが取り付けられる取り付け部が設けられている。そして、当該第1のメモリユニットを上記の第2のメモリユニットに交換する場合に、第2のメモリユニットの記憶素子が取り付け部に取り付け不可能であっても、現像ユニットに第2のメモリユニットの記憶素子を取り付けることができる。
言い換えれば、上記の第2のメモリユニットを有する現像カートリッジ(第2のカートリッジ、カートリッジ)は、端部部材に、第2のメモリユニットの第2の電極が配置される。そして、現像枠体に、第2のメモリユニットの第2の記憶素子が配置される。
なお、本実施例では、第1のメモリユニットを第2のメモリユニットに交換する前に、第1の端部部材と現像ユニットを分離している。しかし、第1のメモリユニットを第2のメモリユニットに交換する前に、第1の端部部材と現像ユニットを分離する必要はない。
また、第2の電極の取付けと、第2の記憶素子の取付けが終わった後に、第2のメモリユニットの導電ケーブルを第2の電極と第2の記憶素子に接続してもよい。このとき、第
2のメモリユニットの導電ケーブルの取付けは、第1の端部部材と現像ユニットの再結合が終わった後に行ってもよい。すなわち、プロセスカートリッジの再生産方法が、第2の電極と第2の記憶素子を、導電ケーブルで電気的に接続する接続工程(導電ケーブルの取付け工程)を含む、ということもできる。
1…感光ドラム、7…プロセスカートリッジ、4…現像ユニット、13…感光体ユニット、14…ドラム枠体、14i、214i…取り付け部、18、214…現像枠体、22…現像剤担持体、60a1、60a2、71a1、71a2…電極、60a3、72a3…メモリチップ、100…画像形成装置

Claims (22)

  1. 素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、
    前記素材カートリッジは、本体電極を有する画像形成装置に着脱可能であり、かつ前記カートリッジは前記画像形成装置に着脱可能であり、
    前記素材カートリッジは、第1のユニットと、第2のユニットを有し、前記第1のユニットは、前記本体電極と電気的に接続可能な第1の電極と前記第1の電極に電気的に接続された第1の記憶素子とを有する第1のメモリユニットを有し、前記第2のユニットは前記第1のユニットに対して移動可能に結合され、
    前記再生産方法は、
    前記第1のユニットから前記第1のメモリユニットを取り外す工程と、
    第2の電極と、第2の記憶素子と、を有する第2のメモリユニットを取り付けるメモリ取り付け工程であって、前記第2の電極を前記第1のユニットに取り付ける工程と、前記第2の記憶素子を前記第2のユニットに取り付ける工程と、を含むメモリ取り付け工程と、
    を有し、
    前記第2の電極と前記第2の記憶素子とは、接続部材によって電気的に接続され、
    前記第2の電極は、前記本体電極と電気的に接続可能なように配置されることを特徴とするカートリッジの再生産方法。
  2. 前記第1のユニットは、ドラム枠体と、前記ドラム枠体に回転可能に支持され、感光層を有するドラムと、前記第1のメモリユニットと、を有し、
    前記第2のユニットは、現像枠体と、前記現像枠体に回転可能に支持され、前記ドラムに現像剤を供給する現像剤担持体と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジの再生産方法。
  3. 前記第1のユニットは、前記ドラム枠体に形成された取り付け部であって、前記第1のメモリユニットが取り付けられる取り付け部を有し、
    前記第2の電極は、前記取り付け部を介して前記ドラム枠体に対して固定されることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジの再生産方法。
  4. 前記第2のユニットは、前記第1のユニットに対して回動軸の周りに回動可能であり、
    前記回動軸の方向において、前記第2の記憶素子は、前記取り付け部の内側に位置するように前記第2のユニットに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項3に記載のカートリッジの再生産方法。
  5. 前記第2のユニットは、現像枠体と、前記現像枠体に回転可能に支持され、感光層を有するドラムに現像剤を供給する現像剤担持体とを有し、
    前記第1のユニットは、前記現像剤担持体の回転軸線方向で、前記現像枠体の一端部に取り付けられた端部部材を有し、
    前記現像枠体は、前記端部部材に対して回動軸の周りに回動可能であり、
    前記第2の電極は、前記端部部材に取り付けられ、
    前記第2の記憶素子は、前記現像枠体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジの再生産方法。
  6. 前記端部部材は、前記第1のメモリユニットが取り付けられる取り付け部を有し、
    前記第2の電極は、前記取り付け部を介して前記端部部材に対して固定されることを特徴とする請求項5に記載のカートリッジの再生産方法。
  7. 前記回動軸の方向において、前記第2の記憶素子は、前記取り付け部の内側に位置する
    ように前記現像枠体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載のカートリッジの再生産方法。
  8. 素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、
    前記素材カートリッジは、本体電極を有する画像形成装置に着脱可能であり、かつ前記カートリッジは前記画像形成装置に着脱可能であり、
    前記素材カートリッジは、第1のユニットと、第2のユニットを有し、前記第2のユニットは、前記本体電極と電気的に接続可能な第1の電極と前記第1の電極に電気的に接続された第1の記憶素子とを有する第1のメモリユニットを有し、前記第2のユニットは、前記第1のユニットに対して移動可能に結合され、
    前記再生産方法は、
    前記第2のユニットから前記第1のメモリユニットを取り外す工程と、
    第2の電極と、第2の記憶素子と、を有する第2のメモリユニットを取り付けるメモリ取り付け工程であって、前記第2の電極を前記第2のユニットに取り付ける工程と、前記第2の記憶素子を前記第1のユニットに取り付ける工程と、を含むメモリ取り付け工程と、
    を有し、
    前記第2の電極と前記第2の記憶素子とは、接続部材によって電気的に接続され、
    前記第2の電極は、前記本体電極と電気的に接続可能なように配置されることを特徴とするカートリッジの再生産方法。
  9. 前記第1のユニットは、ドラム枠体と、感光層を有し、前記ドラム枠体に回転可能に支持されるドラムと、を有し、前記第2のユニットは、現像枠体と、前記ドラムに現像剤を供給し、前記現像枠体に回転可能に支持される現像剤担持体と、前記第1のメモリユニットと、を有する、ことを特徴とする請求項8に記載のカートリッジの再生産方法。
  10. 前記第2のユニットは、前記現像枠体に形成された取り付け部であって、前記第1のメモリユニットが取り付けられる取り付け部を有し、
    前記第2の電極は、前記取り付け部を介して前記現像枠体に対して固定される
    ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジの再生産方法。
  11. 前記第2のユニットは、前記第1のユニットに対して回動軸の周りに回動可能である
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のカートリッジの再生産方法。
  12. 前記接続部材は可撓性を有し、
    前記接続部材が、前記第1のユニットに対する前記第2のユニットの移動に応じて、前記第2の電極と前記第2の記憶素子との電気的な接続を維持しながら変形可能である
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のカートリッジの再生産方法。
  13. 前記第2のメモリユニットは、前記接続部材を巻き付け可能な保持部をさらに有し、
    前記接続部材を前記保持部に巻き付ける工程をさらに有する
    ことを特徴とする請求項12に記載のカートリッジの再生産方法。
  14. 前記接続部材により、前記第2の記憶素子と前記第2の電極とを電気的に接続する接続工程を有することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のカートリッジの再生産方法。
  15. 本体電極を備える画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    ドラム枠体と、前記ドラム枠体に回転可能に支持され、感光層を有するドラムと、を有する感光体ユニットと、
    現像枠体と、前記現像枠体に回転可能に支持され、前記ドラムに現像剤を供給する現像剤担持体と、を有し、前記感光体ユニットに対して移動可能に結合された現像ユニットと、
    前記本体電極と電気的に接続可能な電極と、記憶素子と、前記電極と前記記憶素子を電気的に接続する接続部材と、を有するメモリユニットと、
    を有し、
    前記感光体ユニットと前記現像ユニットの一方に前記電極が配置され、前記感光体ユニットと前記現像ユニットの他方に前記記憶素子が配置される
    ことを特徴とするカートリッジ。
  16. 前記感光体ユニットは、前記ドラム枠体に形成された取り付け部であって、前記電極が取り付けられた取り付け部を有し、
    前記現像ユニットは、前記感光体ユニットに対して回動軸の周りに回動可能であり、
    前記回動軸の方向において、前記記憶素子は、前記取り付け部の内側に位置するように取り付けられている
    ことを特徴とする請求項15に記載のカートリッジ。
  17. 前記接続部材は可撓性を有し、
    前記接続部材は、前記感光体ユニットに対する前記現像ユニットの移動に応じて、前記電極と前記記憶素子との電気的な接続を維持しながら変形する
    ことを特徴とする請求項15または16に記載のカートリッジ。
  18. 前記メモリユニットは前記接続部材を巻き付け可能な保持部をさらに有する、ことを特徴とする請求項17に記載のカートリッジ。
  19. 本体電極を備える画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    枠体と、
    前記枠体に回転可能に支持される現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸線方向における前記枠体の一端部に取り付けられた端部部材と、
    前記本体電極と電気的に接続可能な電極と、記憶素子と、前記電極と前記記憶素子を電気的に接続する接続部材と、を有するメモリユニットと、
    を有し、
    前記枠体は、前記端部部材に対して、回動軸の周りに回動可能であり、
    前記端部部材に前記電極が配置され、前記枠体に前記記憶素子が配置される
    ことを特徴とするカートリッジ。
  20. 前記端部部材は、前記電極が取り付けられた取り付け部を有し、
    前記回動軸の方向において、前記記憶素子は、前記取り付け部の内側に位置するように取り付けられていることを特徴とする請求項19に記載のカートリッジ。
  21. 前記接続部材は可撓性を有し、
    前記接続部材は、前記端部部材に対する前記枠体の移動に応じて、前記電極と前記記憶素子との電気的な接続を維持しながら変形する
    ことを特徴とする請求項19または20に記載のカートリッジ。
  22. 前記端部部材は前記接続部材を巻き付け可能な保持部をさらに有する、ことを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
JP2019035574A 2018-08-29 2019-02-28 カートリッジの再生産方法およびカートリッジ Active JP7297467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/546,768 US10732545B2 (en) 2018-08-29 2019-08-21 Cartridge remanufacturing method and cartridge

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018160404 2018-08-29
JP2018160404 2018-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020038337A true JP2020038337A (ja) 2020-03-12
JP7297467B2 JP7297467B2 (ja) 2023-06-26

Family

ID=69737912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019035574A Active JP7297467B2 (ja) 2018-08-29 2019-02-28 カートリッジの再生産方法およびカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7297467B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330335A (ja) * 2002-05-17 2003-11-19 Canon Inc 情報記憶媒体、ユニット、プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004151563A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
JP2008249802A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009003174A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Brother Ind Ltd 画像形成装置、現像カートリッジおよび感光体ユニット
JP2012098487A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および装着体
JP2013174653A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Canon Inc カートリッジ及び画像形成装置
JP2016206320A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2016224221A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 キヤノン株式会社 感光体カートリッジ及びプロセスカートリッジ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330335A (ja) * 2002-05-17 2003-11-19 Canon Inc 情報記憶媒体、ユニット、プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004151563A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc プロセスカートリッジの再生産方法
JP2008249802A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009003174A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Brother Ind Ltd 画像形成装置、現像カートリッジおよび感光体ユニット
JP2012098487A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および装着体
JP2013174653A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Canon Inc カートリッジ及び画像形成装置
JP2016206320A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2016224221A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 キヤノン株式会社 感光体カートリッジ及びプロセスカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7297467B2 (ja) 2023-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1494095B1 (en) Image forming apparatus
US10732545B2 (en) Cartridge remanufacturing method and cartridge
KR101284973B1 (ko) 프로세스 카트리지, 전자 사진 화상 형성 장치 및 현상 롤러
US8494399B2 (en) Process cartridge and electrophotrographic image forming apparatus
JP3789122B2 (ja) プロセスカートリッジの再生産方法
US9058018B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
USRE46519E1 (en) Developing device, memory unit thereof, and image forming apparatus
US8135300B2 (en) Process cartridge, image forming apparatus and developing cartridge
US9188945B2 (en) Cartridge and image forming apparatus
WO2018225632A1 (ja) カートリッジ
JP7267781B2 (ja) カートリッジの再生産方法およびカートリッジ
KR20120079937A (ko) 프로세스 카트리지 및 이를 가지는 화상형성장치
CN103135404B (zh) 显影器件以及包括其的成像装置
JP6091090B2 (ja) カートリッジ
JP7297467B2 (ja) カートリッジの再生産方法およびカートリッジ
JP2017191331A (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
JP6658630B2 (ja) 画像形成装置及び現像ユニット
JP2011123250A (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP2007086384A (ja) イメージングカートリッジ及び画像形成装置
JP2019179072A (ja) 現像剤容器、現像装置及びプロセスカートリッジ
JP4192815B2 (ja) 画像形成装置
KR20080074503A (ko) 화상형성장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7297467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151