JP2019532108A - 化粧品向けの使用のためのアニゴザントス・フラビダスの抽出物 - Google Patents
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Abstract
Description
・10から50質量%、好ましくは20から40質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、好ましくは、アニゴザントス・フラビダスの液体抽出物、
・50から90質量%、好ましくは60から80質量%の担体、好ましくは、水性溶媒、有機溶媒、好ましくは低級アルコール、例えばエタノール、プロパンジオール、ブチレングリコール、グリセロール、またはイソプロパノール、親油性剤、及びこれらの混合物から選択されるもの、及び
・任意の、0.1から30質量%の化粧品として許容される付加的賦形剤、好ましくは、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、安定剤、ベクトル化剤、増粘剤、乳化剤、親水性もしくは親油性のゲル化剤、香料、鉱物油もしくは有機油、及びこれらの組み合わせから選択されるもの
を含み、百分率は前記組成物の全質量に対する質量で表される、化粧品組成物の調製のための組成物に関する。
・20から40質量%のアニゴザントス・フラビダスの水性抽出物、及び
・60から80質量%のグリセロール
を含み、百分率は前記組成物の全質量に対する質量で表される。
アニゴザントス・フラビダスの抽出物はまた、短期間で皮膚を引き締め、且つ/または皮膚の外観または維持を改善するための即時作用性緊張剤としての用途を有する。
第一の態様によれば、本発明は、アニゴザントス・フラビダスの抽出物の非治療的な化粧品向けの使用に関する。アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、化粧品、特に老化防止剤として使用することができます。
「煎出」なる語は、効率的な抽出を得るために適した期間に亘って、水中で植物材料を煮沸する意味を企図する。
・アニゴザントス・フラビダスの地上部、典型的には花及び茎を乾燥及び粉砕することにより植物材料を準備する工程、
・植物材料を極性溶媒を用いて、典型的には水または水性-アルコール性混合物を用いて、好ましくは高温条件下で、例えば煎出によって、抽出する工程、
・固体植物材料を。好ましくは濾過によって除去する工程
を含む方法によって得ることができる。
所定の実施態様では、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、抽出物の乾物に対して1質量%未満のフェルラ酸を含む。好ましくは、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、フェルラ酸を含まない。
・アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、アニゴザントス・フラビダスの地上部分から、極性溶媒での抽出により、好ましくは水中もしくは水性-アルコール混合物中での煎出により得られる、
・アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、0.1から10質量%の乾物含量を含む、
・フラボノイドは、抽出物の乾物に対するナリンギン当量で5%から15質量%、例えば7%から13質量%を占める、
・糖は、抽出物の乾物に対するグルコース当量で35%から65質量%、例えば40%から60質量%を占める、
・ポリフェノールは、抽出物の乾物に対するクロロゲン酸当量で5%から25質量%、例えば10%から20質量%を占める、
・アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、抽出物の乾物に対して1質量%未満のフェルラ酸を含む。
「皮膚老化の徴候の処置」なる表現は、皮膚老化の徴候の出現の低減、減少、緩和、矯正、または遅延を意味することを企図する。
「リフトアップもしくは再リフトアップのための作用剤」なる語は、皮膚に緊張作用を及ぼすことのできる美容作用剤を意味することを企図しており、これにより皮膚の外観は改善され、皺はより目立たなくなる。
「リフトアップ剤」なる語は、皮膚に緊張効果を与えて皮膚の微起伏を緩和することのできる美容作用剤を意味することを企図する。
「即時緊張剤または即時効果緊張剤」なる表現は、皮膚に緊張効果を与えて皮膚の弾力性を増大させ且つ/または皮膚の外観もしくは維持を改善することができ、この効果が、典型的には皮膚への適用後数分(例えば5分)から1時間の間に視認可能な美容作用剤を意味することを企図する。
・0.0001%から10%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0%から20%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・70%から99.9999%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含み、百分率は化粧品組成物の全質量に対する質量で表される。
・0.001%から5質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0.001%から10%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・85%から99.998%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含む。
別の実施態様では、前記化粧品組成物は、
・0.01%から5質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0.01%から10%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・85%から99.98%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含む。
追加または代替の一実施態様では、化粧品組成物は、アニゴザントス・フラビダスの抽出物からの乾物の質量で0.001%から10%、例えば0.005%から1%、または0.005%から0.5%含む。
皮脂調整剤の例としては、亜麻リグナン、米粉、グルコン酸亜鉛、サルコシン、シナモン(Cinnamomum zeylanicum)の皮の抽出物、アボカドの抽出物、及びこれらの組み合わせを挙げることができる。
シミ防止剤の例としては、カンゾウ(Glycyrrhiza glabra)の抽出物、ジャックフルーツ(パラミツ(Artocarpus heterophyllus))の抽出物、ウエスタンドック(western dock)(ラズベリー(R.occidentalis))の抽出物、シトラス属に属する植物の抽出物、レスベラトロール、ペプチド、例えば、オリゴペプチド-68、ノナペプチド-1、コウジ酸、アスコルビルリン酸マグネシウム及びこれらの組み合わせを挙げることができる。
対象は、女性または男性、典型的には30歳以上、好ましくは40歳以上、または45歳以上であり得る。例えば、対象は、45歳以上の女性であってよい。
さらなる態様によれば、本発明の目的はまた、アニゴザントス・フラビダスの抽出物を含む化粧品組成物である。典型的には、前記化粧品組成物は、
・0.0001%から10%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0%から20%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・70%から99.9999%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含み、百分率は化粧品組成物の全質量に対する質量で表される。
・0.001%から5質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0.001%から10%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・85%から99.998%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含む。
別の実施態様では、前記化粧品組成物は、
・0.01%から5質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・0.01%から10%の1つ以上の付加的活性剤、及び
・85%から99.98%の1つ以上の化粧品として許容される賦形剤、
を含む。
特に、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、液体抽出物の形態であってよい。
追加または代替の一実施態様では、化粧品組成物は、アニゴザントス・フラビダスの抽出物からの乾燥物を0.001%から10質量%、例えば0.005%から1質量%含む。
・10から50質量%、好ましくは20から40質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・50から90質量%、好ましくは60から80質量%の担体、好ましくは、水性溶媒、有機溶媒、好ましくは低級アルコール、例えばエタノール、プロパンジオール、ブチレングリコール、グリセロール、またはイソプロパノール、親油性剤、及びこれらの混合物から選択されるもの、及び
・任意の、0.01から30質量%の化粧品として許容される付加的賦形剤、好ましくは、pH調整剤、緩衝剤、ベクトル化剤、酸化防止剤、防腐剤、安定剤、増粘剤、乳化剤、親水性もしくは親油性のゲル化剤、香料、鉱物油もしくは有機油、及びこれらの組み合わせから選択されるもの
を含み、百分率は前記組成物の全質量に対する質量で表される。
・20から40%のアニゴザントス・フラビダスの水性抽出物、及び
・60から80%のグリセロール
を含み、百分率は前記組成物の全質量に対する質量で表される。
追加または代替の一実施態様では、「前駆体」組成物は、アニゴザントス・フラビダスの抽出物からの乾物を、0.01%から10質量%、例えば0.05%から5質量%、あるいはまたは0.1%から1質量%含む。
前記化粧品組成物は、本発明による「前駆体」組成物と、美容上の観点から1つ以上の賦形剤及び/または美容効果を有する1つ以上の追加の活性剤とを混合することによって得られる。
a)アニゴザントス・フラビダスの植物マトリックスを、好ましくはアニゴザントス・フラビダスの地上部分から、乾燥及び粉砕により準備する工程、
b)植物マトリックスの極性溶媒での抽出、これに次ぐ濾過の工程により液体抽出物を得る工程、
c)化粧品として許容される担体を、濾過による液体抽出物に添加する工程、
d)任意の、化粧品として許容される賦形剤をろ液に添加する工程、
e)任意の、pH調整工程
を含む、本発明による「前駆体」組成物を調製するための方法である。
工程c)、d)、及びe)工程を任意の順序で実施することができる。
抽出工程は、上記のように、例えば水または水性-アルコール性混合物を極性溶媒として使用して、実施することができる。
本発明の他の態様及び利点は、以下の実施例を読むことで明らかになるであろうが、これらは例示的であり、何ら限定的ではないと見なされるべきである。
・約1.6質量%の固形分を含有するアニゴザントス・フラビダスの花または茎の水性抽出物30質量%、及び
・70質量%のグリセロール
を含む。
本発明の目的のために、これは「前駆体」組成物である。
・状況
コラーゲンは、皮膚の機械的特性に深く関わるタンパク質の一群を構成する。プロコラーゲンIは、結合組織の主要構成要素であるI型コラーゲンの前駆体である。年齢とともに、皮膚中のコラーゲン含有量は減少し、これは皮膚表面に皺または小皺の形成をもたらす。
本研究の目的は、ヒト皮膚線維芽細胞によるプロコラーゲンの合成に対するアニゴザントス・フラビダスの抽出物の効果を決定することであった。
「抽出物」組成物を以下の濃度:0.1%及び0.05%(v/v)で試験した。TGF-βをポジティブコントロールとして選択し、10ng/mlで試験した。ネガティブコントロールは、「抽出物」組成物またはTGFβで処理されていない細胞に相当する。
線維芽細胞は、ヒトの真皮から単離し、10%のウシ胎児血清、1%の抗生物質(ペニシリン/ストレプトマイシン)、及び1%のL-グルタミンを補足した特定のDMEM培地中に、37℃で、5%未満のCO2及び湿度95%の下で維持した。
マイクロプレートウェル毎に2.5×104の細胞を、完全DMEM培地中に播種した。細胞をインキュベーターに24時間入れた。次いで培養培地を無血清DMEMと交換した。マイクロプレートは、細胞静止状態に到達させるために、インキュベーター内にさらに24時間放置した。
「抽出物」組成物またはTGF-βを所望の濃度で添加した。マイクロプレートをさらに24時間インキュベートした。インキュベーションの終わりに、上清を除去し、ELISA(MK101Z, Ozyme)で分析してプロコラーゲンIを定量した。
得られた結果を図1に示す。図1は、未処理細胞と比較した、処理された細胞におけるプロコラーゲンI合成の活性化百分率を示す。
「抽出物」組成物またはTGFβで処理された線維芽細胞は、未処理細胞よりも大量のプロコラーゲンIを産生した。コラーゲンI合成に対する「抽出物」組成物の効果は、用量依存的である。したがって、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、真皮線維芽細胞のプロコラーゲンIを刺激する。
テネイシンXは、細胞外マトリックス(ECM)の弾性繊維の構造と安定性の両方を調節するタンパク質である。これは、コラーゲン繊維の組織化にも貢献する。テネイシンXは、結合組織の剛性と弾力性において重要な役割を果たす。テネイシンXの遺伝性欠乏は、エーラスダンロス症候群として既知の遺伝病を引き起こしうる。
この研究の目的は、ヒト皮膚線維芽細胞によるテネイシンX合成に対する「抽出物」組成物の効果を決定することであった。
「抽出物」組成物を以下の濃度:0.2%及び0.1%(v/v)で試験した。10%のウシ胎児血清をポジティブコントロールとして使用した。ネガティブコントロールは、「抽出物」でもウシ胎児血清でも処理されていない細胞に相当する。
線維芽細胞は、ヒトの腹部真皮から単離し、10%のウシ胎児血清、1%の抗生物質(ペニシリン/ストレプトマイシン)、及び1%のL-グルタミンを補足した特定のDMEM培地中に、37℃で、5%未満のCO2及び湿度95%の下で維持した。
マイクロプレートウェル毎に2.5×104の細胞を、完全DMEM培地中に播種した。細胞をインキュベーターに24時間入れた。次いで培養培地を無血清DMEMと交換した。マイクロプレートは、細胞静止状態に到達させるために、インキュベーター内にさらに24時間放置した。
「抽出物」組成物またはウシ胎児血清を所望の濃度で添加した。添加後、細胞をさらに24時間インキュベートした。インキュベーションの終わりに、上清を除去し、ELISAで分析してテネイシンXを定量した。
並行して、インキュベーションの終わりに、細胞溶解物に含まれるタンパク質をブラッドフォード法によって定量した。
得られた結果を、p値<0.05についてスチューデントt検定にかけた。結果を図2に示す。図2は、各実験条件について、タンパク質の総量に対する割合で表した、培地中に存在するテネイシンXの量を示す。「抽出物」組成物は、ネガティブコントロール(未処理細胞)と比較して、テネイシンXの量を用量依存的に増加させることに留意されたい。換言すれば、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、ヒト線維芽細胞中のテネイシンXを刺激する。
コラーゲンXVIIは、表皮接着に関与する細胞内要素と細胞外要素との結合の維持に必須の役割を果たす膜貫通タンパク質である。
この研究の目的は、ヒト角化細胞によるコラーゲンXVII合成に対する「抽出物」組成物の効果を決定することであった。
「抽出物」組成物を0.4%(v/v)の濃度で試験した。TGF-βをポジティブコントロールとして選択し、10ng/mlで試験した。ネガティブコントロールは、「抽出物」でもTGFβでも処理されていない細胞に相当する。
角化細胞は、ヒトの表皮細胞株から単離し、10%のウシ胎児血清、1%の抗生物質(ペニシリン/ストレプトマイシン)、及び1%のL-グルタミンを補足した特定のDMEM培地中に、37℃で、5%未満のCO2及び湿度95%の下で維持した。
マイクロプレートウェル毎に5×104の細胞を、完全DMEM培地中に播種し、インキュベーターに24時間入れた。次いで培養培地を、1%のウシ胎児血清、1%の抗生物質、及び1%のL-グルタミンを含むDMEM培地と交換した。マイクロプレートは、インキュベーター内にさらに24時間放置した。
インキュベーションの終わりに、「抽出物」組成物またはTGF-βを所望の濃度で添加した。マイクロプレートをさらに24時間インキュベートした。
1/100に希釈した抗コラーゲンXVII抗体を使用して免疫標識することによりコラーゲンXVIIを検出及び定量し、フルオレセインに結合した二次抗体で明示した。蛍光強度は、コラーゲンXVII発現レベルに相当する。画像はImage Jソフトウェアを用いて処理した。
蛍光測定値は、ネガティブコントロールについて測定された蛍光強度の測定値に対して正規化した。「抽出物」組成物と共にインキュベートされた細胞の蛍光強度において+27%の増加が観察され、これは、未処理細胞と比較して、コラーゲンXVII発現の増加を示す。TGF-β(ポジティブコントロール)とのインキュベーションにより、ネガティブコントロールと比較して257%の蛍光シグナルの増加をもたらした。
まとめると、アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、ヒト角化細胞によるコラーゲンXVII合成を刺激する。
GlassBoxPlus(登録商標)システムによって、皺の底からの線維芽細胞から得られる真皮「等価物」に対する化粧品活性剤の緊張効果を定量化することが可能である。皺の底部からの線維芽細胞は、隣接する皺のない皮膚の線維芽細胞よりも収縮力が少ない。GlassBoxPlus(登録商標)システムにおける収縮力の測定後に、皮膚等価物中のα-SMアクチンの免疫標識を実施することも可能である。この研究の目的は、抽出物の、細胞可塑性、遊走、及び運動性に関与するα-SMアクチンの合成及び線維芽細胞の収縮性に対する効果を示すことであった。
<線維芽細胞培養>
直径2mmの生検材料をリフト(外科用廃棄物;63歳の女性)の皺のない皮膚のレベル及び皺内から採取した。
従来の外植技術を、健康な皮膚(HF)及び皺の底(BW)から線維芽細胞を抽出するために使用する。外植片を、10%のウシ胎児血清(FCS)、40mg/lのゲンタマイシン、及び2mg/のファンギゾンを補足した「ダルベッコ改変イーグル培地」(DMEMc)培地中に、37℃で、5%未満のCO2及び湿度95%の下で培養した。培地は週に2回更新する。線維芽細胞が十分な量になった時点で、これらをトリプシン-EDTAの作用下で剥離し、同じ培養条件下で継代培養し、増幅させる。
皮膚等価物を、8つの長方形セルからなる培養皿中で成長させる。
それぞれの中に、その下部が重合時に皮膚等価物が付着するグリッドからなる、2つの柔軟なスライドを配置する。皮膚等価物は、2つのスライドの間で成長して、中央でわずかに縮小する長方形の形状をもたらす。従来機構でのこの形状は「ディアボロ」形状と呼称される。
線維芽細胞によって生じる収縮力の影響下で、スライドは歪む。これらの歪みは光ファイバによって測定される。この歪みは皮膚等価物内に発生した力に比例する。測定は、PC取得カード及び適切なソフトウェアを使用してリアルタイムで実施される。
融合した時点で、単層培養線維芽細胞をトリプシン処理し、次いでMallassezスライドを用いて細胞懸濁液を8×105細胞/mlとするために計数する。皮膚等価物産生培地を、6容量の1.76X培地(DMEMc、NaHCO3、NaOH、抗生物質、FCS)、3容量のラットテールI型コラーゲン(2mg/ml)、及び1容量の細胞懸濁液(8×105細胞/ml)を混合することによって調製する。
混合物を、GlassBoxPlus(登録商標)の長方形セルに注ぐ。37℃にて数分でゲルが形成される。「抽出物」組成物(培地中の最終濃度:0.1%及び0.2%(v/v))またはTGF-β1(2.5ng/ml)(ポジティブコントロール)を含む様々な培地、またはこれらを含まない培地(ネガティブコントロール)を添加し、等尺力を24時間に亘って測定する。
α-SMアクチン繊維の免疫標識は、抗α-SMアクチンマウスモノクローナル抗体の使用により実施される。FITCに結合した抗マウス二次抗体により、免疫標識を実施し、局在化することができる。核はヘキスト染料で染色した。488nmでの共焦点顕微鏡検査及び705nmの二光子励起顕微鏡検査によって、観察が行われた。
皮膚等価物の断片は、直径5mmの生検パンチを用いて得られる。皮膚等価物を低温アセトン中に入れ、浸透させる。PBSで洗浄した後、過酸化水素水性溶液を添加して内因性ペルオキシダーゼを除去する。PBSですすいだ後、皮膚等価物をグリシン溶液に入れ、固定剤のアルデヒド基に起因する背景ノイズを排除する。その後、皮膚等価物を、二次抗体に起因するであろう非特異的結合をブロックすることのできるブロック溶液に入れる。組織を一次抗体中に一晩入れる。PBSで洗浄した後、二次抗体を添加する。1時間のインキュベーション及びPBSでの洗浄の後、核をヘキスト染料で10分間染色する。
PBSですすいだ後、皮膚等価物を、Eukittを用いてスライドとカバースリップとの間に載せる。スライドを40倍の倍率の共焦点顕微鏡(Zeiss LSM510 NLO)で観察し、写真を撮る。
収縮力の研究のために、二因子分散分析が行われ、次いで必要に応じてフィッシャー検定が行われる。有意性は、p<0.05の場合にのみ保持される。曲線下面積(AUC)は、勾配(収縮率)及び最大収縮と共に算出され、これらは全てGraphPad Prism(登録商標)5ソフトウェアを用いて行われる。これらのデータについて、一因子分散分析が行われ、次いで必要に応じてフィッシャー検定を行われる。有意性は、p<0.05の場合にのみ保持される。
皺の底部の線維芽細胞(BW)によって生じる収縮力は、健康な線維芽細胞(HF)によって生じるものよりも著しく低い。AUCc(時間の関数としての、収縮力を表す曲線の曲線下面積)及び最大収縮は、HF線維芽細胞(データ非表示)と比較して、BW線維芽細胞については有意に減少することが観察される。線維芽細胞のTGF-β1とのインキュベーションは、BW線維芽細胞及びHF線維芽細胞の両方において、AUC及び最大収縮力の有意な増加を誘発する。
「抽出物」組成物とのインキュベーションは、BW線維芽細胞群において収縮力の有意な増加をもたらす:最大収縮力及びAUCは有意に増加する。これらの結果は図3A、図3B、及び図3Cに示される。「抽出物」組成物はまた、HF線維芽細胞における収縮力を全体的に増大させるが、観察された増大は、BW線維芽細胞について得られたものよりも小さい。免疫標識実験は、「抽出物」組成物がBW線維芽細胞によるα-SMアクチン発現を刺激することを示している(図4参照)。
アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、皺のある皮膚からの線維芽細胞の収縮力を有意且つ特異的に刺激する。それゆえ、これは、成熟または年配の皮膚に対して緊張及びリフトアップ効果を発揮する。
GlassBoxPlus(登録商標)システムを用い、発生した収縮力を測定することによって、非細胞皮膚等価物に対する抽出物の即時の緊張効果を定量化することも可能であった。
<GlassBoxPlus(登録商標)システム及び収縮力の測定>
非細胞皮膚等価物は、8つの長方形セルからなる培養皿中で重合させる。8個の長方形の細胞からなる培養皿中で重合する。それぞれの中に、その下部が重合時に非細胞皮膚等価物が付着するグリッドからなる、2つの柔軟なスライドを配置する。抽出物の存在下または非存在下でのコラーゲンゲルの重合は、スライドの歪みを引き起こす力を発生させる。この歪みは光ファイバによって測定される。この歪みは非細胞皮膚等価物内に発生した力に比例する。ます。それは、非細胞真皮等価物内に発生した力に比例する。
皮膚等価物産生培地を、6容量の1.76X培地(DMEMc、NaHCO3、NaOH、抗生物質、FCS)、3容量のラットテールI型コラーゲン(2mg/ml)、及び1容量のDMEMcを混合することによって調製する。
混合物を、GlassBoxPlus(登録商標)の長方形セルに注ぐ。37℃にて数分でゲルが形成される。「抽出物」組成物(培地中の最終濃度:0.2%(v/v))を含む様々な培地またはこれを含まない培地(ネガティブコントロール)を添加し、等尺力を24時間に亘って測定する。
収縮力の研究のために、二因子分散分析が行われ、次いで必要に応じてフィッシャー検定、p<0.05が行われる。
曲線下面積(AUC)、勾配(収縮率)、及び最大収縮は、GraphPad Prism(登録商標)5ソフトウェアを用いて算出される。これらのデータについて、一因子分散分析が行われ、次いで必要に応じてフィッシャー検定(p<0.05)を行われる。
収縮力は、コントロール群と比較して、0.2%の「抽出物」の存在下で有意に増加する。この増加は、測定開始後1時間30分で顕著であり、0.2%の抽出物の存在下で少なくとも11時間まで継続する(図5A及び5B)。AUC(時間の関数としての、収縮力を表す曲線の下の面積)及び最大収縮が、抽出物で処置していないコントロール群と比較して、本発明による抽出物で処置した群では有意に増加することも観察される。
アニゴザントス・フラビダスの抽出物は、非細胞皮膚等価物の収縮力を有意且つ特異的に刺激する。したがって、本発明によるアニゴザントス・フラビダスの抽出物は、即時の、収斂性の、緊張性、及びリフトアップの物理的効果を発揮し、したがって、成熟した皮膚に即時の緊張効果をもたらすために使用することができる。
<テストしたクリーム>
・2%の「抽出物」組成物を含むクリームB(実施例5参照)。
・クリームA:2%の「抽出物」組成物が2%の脱イオン水で置き換えられている事実を除いて、クリームBと同様の組成を有する偽剤クリーム。
以下のプロトコルに従って、2%の「抽出物」組成物を含有するクリームB製品と比較して、クリームA製品(プラセボクリーム)の使用についての試験を行った。
42人の志願者が目隠しで試験に参加させ、専用プログラムによって確立された無作為リストに従って2つのグループに分けた。
・クリームAを受けるA群:フォトタイプIIからIVの、全皮膚タイプの45から69歳(平均年齢:56.4歳)の21人名の女性であって、そのうち57%が敏感肌である群、
・クリームBを受けるB群:フォトタイプIIからIVの、全皮膚タイプの46から77歳(平均年齢:60.8歳)の21人名の女性であって、そのうち48%が敏感肌である群
製品は実験室で志願者によって初めて適用された。その後の適用は、1日2回の適用の割合で、自己適用によって、志願者の家で実施された。
最初の適用後T+1時間:製品の除去後の関連領域における、皮膚科医による皮膚パラメータの評価による試行製品の耐性評価。
T+7日間:7日間使用した後の関連領域における、皮膚パラメータの評価による追跡製品の耐性評価(電話連絡による)。
T+28日:試験28日後の皮膚パラメーターの評価に従う、皮膚科医による試行製品の耐性評価。
ボランティアによる、専用のアンケートを利用した、追跡製品の品質の自己評価。
さらに、カラスの足跡皺の平均深さに関して製品の有効性の評価を実施した。
有効性測定は、T0、T1h(すなわち適用の1時間後)、及びT28(すなわち試験製品の適用の28日後)に実施した。1時間での測定により、抽出物の即時緊張効果を評価することが可能になった。T28での測定により、長期間に亘る抽出物の老化防止効果、特に皺防止効果を評価することができた。皺の深さの評価を、LifeViz Micro(登録商標)システム(Quantificare)を使用する皮膚表面の起伏の定量化によって実施した。LifeViz Micro(登録商標)は、関連の皮膚領域への構造化された光の投影に基づく、非接触測定方法である。
クリームBは、試験中、患者により十分に忍容された。
アニゴザントス・フラビダスの抽出物を含有するクリームBで処理した皮膚は、適用28日後に、クリームA(偽剤クリーム)で処置した皮膚と比較して有意な10%の皺深さの減少を示した(図6)。5%の皺深さの減少は、クリームBの適用の1時間後に見られ、本発明による抽出物の即時緊張効果を明示している(図6)。
Claims (13)
- 老化防止剤としてのアニゴザントス・フラビダスの抽出物の、化粧品向けの使用。
- 請求項1に記載のアニゴザントス・フラビダスの抽出物の、皮膚用の皺防止剤、平滑化剤、調色剤、再構成剤、または再形成剤としての、化粧品向けの使用。
- アニゴザントス・フラビダスの抽出物が、皮膚老化の1つ以上の徴候の予防、遅延、及び/または処置を企図した化粧品組成物中に活性剤として存在する、請求項1または2に記載の化粧品向けの使用。
- 皮膚老化の徴候が、皮膚表面、特に唇及び瞼表面の小皺及び/または皺の出現、皮膚、特に首の皮膚の衰えもしくはたるみ、皮膚の密度の喪失、皮膚の堅さの喪失、皮膚の張性の喪失、皮膚の弾力性の喪失、皮膚の収縮性の喪失、皮膚の維持の喪失、皮膚の緩慢化、皮膚の平滑な外観の変化、皮膚の荒れの増加、及び顔の輪郭の変化からなる群より選択される、請求項3に記載の化粧品向けの使用。
- アニゴザントス・フラビダスの抽出物が、アニゴザントス・フラビダスの地上部、例えば花、葉、茎、及びこれらの組み合わせから得られる、請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧品向けの使用。
- アニゴザントス・フラビダスの抽出物が、極性溶媒での抽出により得られる、請求項1から5のいずれか一項に記載の化粧品向けの使用。
- 化粧品組成物が、好ましくは、ビタミン、日光遮蔽剤、及びサンスクリーン、老化防止剤または皺防止剤、酸化防止剤、リフトアップ剤、引き締め剤、シミ防止剤、赤み防止剤、スリミング剤、排出剤、保湿剤、緩和剤、洗浄剤もしくは角質剥離剤、マット化剤、皮脂調整剤、明色化活性剤、セルフタンニング活性剤、ブロンズ化促進剤、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される少なくとも1つの付加的美容作用剤をさらに含む、請求項3から6のいずれか一項記載の化粧品向けの使用。
- 化粧品組成物が、水溶液、水性アルコール溶液、水中油型(O/W)または油中水型(W/O)または多相(三相:W/O/WまたはO/W/O)エマルション、ナノエマルション、特に、100nm未満の液滴を有するO/Wナノエマルション、水性ゲル、または、小球体、懸濁液、好ましくは水性もしくは水性-アルコール性媒体、リポソーム懸濁液、粉末、ローション、ミルク、クリーム、膏薬、ゲル、泡沫、及び軟膏による水性相中の脂肪相の分散物からなる群より選択される、請求項3から7のいずれか一項に記載の化粧品向けの使用。
- 化粧品組成物が、化粧品、メイクアップ製品、または身体衛生製品、例えば、ローション、ミルク、セラム、水性もしくは油性のゲル、エマルション、クリーム、特に日中用クリームもしくは夜用クリーム、クリームゲル、スキンケアウォーター、軟膏、バーム、ファンデーション、スプレー、アイシャドウ、スティック、口紅、グロス、リップバーム、泡沫、デオドラント、栄養マスク、シャワージェル、及び角質剥離もしくは洗浄剤から選択される、請求項3から8のいずれか一項に記載の化粧品向けの使用。
- 老化の徴候の予防または処置における使用のための化粧品組成物であって、前記組成物が、アニゴザントス・フラビダスの抽出物、特に請求項5または6に規定のもの、及び1つ以上の医薬品として許容される賦形剤を含む、化粧品組成物。
- ・10から50質量%、好ましくは20から40質量%のアニゴザントス・フラビダスの抽出物、
・50から90質量%、好ましくは60から80質量%の担体、好ましくは、水性溶媒、有機溶媒、好ましくは低級アルコール、例えばエタノール、プロパンジオール、ブチレングリコール、グリセロール、またはイソプロパノール、親油性剤、及びこれらの混合物から選択されるもの、及び
・任意の、0.1から30質量%の化粧品として許容される付加的賦形剤、好ましくは、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、安定剤、ベクトル化剤、増粘剤、乳化剤、親水性もしくは親油性のゲル化剤、香料、鉱物油もしくは有機油、及びこれらの組み合わせから選択されるもの
を含む、化粧品組成物の調製のための組成物。 - ・20から40質量%のアニゴザントス・フラビダスの液体抽出物、及び
・60から80質量%のグリセロール
を含む、請求項11に記載の化粧品組成物の調製のための組成物。 - 請求項11または12に記載の組成物を、1つ以上の化粧品として許容される賦形剤及び/または化粧品効果を有する1つ以上の付加的活性剤と混合する工程を含む、請求項10に記載の化粧品組成物の調製方法。
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