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JP2019529760A - 自動車ドア用ロック - Google Patents

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Abstract

本発明は、回転ラッチ(1)および爪部(2)から実質的に成るラチェット機構(1,2)が設けられた自動車用ロック、特に、自動車ボンネット用ロックに関する。ラチェット機構(1,2)は、自動車ボンネット(4)上のロック用保持ピン(3)と相互作用する。ボンネット(4)のアンロック中に保持位置で爪部(2)を保持し、回転ラッチ(1)から上げられる保持要素(9)が追加で設けられている。本発明によると、ロック用保持ピン(3)は、前記保持位置にあるとき、回転ラッチ(1)に係合し続ける。さらに、保持位置から進む第1開放処理中、ロック用保持ピン(3)は、爪部(2)を解除する解除位置に、保持要素(9)を移動させる。そのため、後のボンネット閉錠処理中、爪部(2)は、回転ラッチ(1)と係合することができるが、回転ラッチ(1)は、ロック用保持ピン(3)により力を作用させることなく、少なくとも保持位置へと旋回できる。【選択図】 図1A

Description

説明
本発明は、自動車ドア用ロック、特に、自動車ボンネット用ロックに関し、これには、回転ラッチおよび爪部から実質的に成るラチェット機構が設けられている。ラチェット機構は、車両ボンネット上のロック保持ピンと相互作用する。ボンネットのアンロック中に回転ラッチから上げられた保持位置で爪部を保持する保持要素が更に設けられる。
自動車ドア用ロック、特に自動車ボンネット用ロックは、多くの実施形態で実際に知られており、例示的な実施形態としてDE 199 38 687 B4に記載されている。これは、いわゆるキャッチフックロックに関するもので、ロック機構の回転ラッチを固定する爪部に加えて、キャッチフックも特徴とする。ボンネット、ドア、カバーを、そこに配置されたロック保持ピンで閉鎖するとき、当該キャッチフックは、その閉鎖位置まで旋回され、そこで、ロックボルトまたはロック保持ピンの後ろで係合する。そのため、ロックボルトまたはロック用保持ピンは、一方では、爪部の機構によって閉錠位置で保持される回転ラッチによって、他方では、前記キャッチフックによって、二重に固定される。
今、そのようなキャッチフックロックを開放するため、実際、規則正しい手順に従い、その手順では、アンロック/開錠機構を設けて、回転ラッチに作用させる。アンラッチ/開錠機構は、自動車本体内部に設けられたハンドルを一般的に有する。ハンドルの助けを借りて、ロック機構をアンラッチして開錠できる。
次に、フードまたはボンネットを開放可能にするため、依然としてロック保持ピンを固定しているキャッチフックを旋回させ、ロック保持ピン、したがって、ボンネットを解除する必要がある。キャッチフックの旋回は、通常、運転者によって行われるが、運転者は、車両フロントで本体およびボンネットの間の隙間に手を伸ばし、キャッチフックを操作しなければならない。この隙間は、隙間を画定する少なくとも一つのバネの助けを借りて、ロック機構をアンラッチおよび開錠した後でボンネットが直立に置かれることによってもたらされる。そのような手順は、面倒である。
このため、ボンネット用閉鎖装置が提案されており、たとえば、DE 10 2014012 112A1は、自動車内側の操作レバーを2回操作するだけでボンネットを開くことを可能にする。これは、自動車のボンネットに特別な適合性を利用できるようにすることが意図されている。この目的の為に提案された解決策は、とりわけ、旋回アームの為の駆動装置を使用し、これは、全体的または部分的にロック機構を移動させる為に使用され、ドアの隙間またはボンネットの隙間を増減できる。さらに、ロック機構をラチェット駆動しない為の(for unratcheting)操作装置には、継手が備えられている。これは、比較的複合的であり、複雑な機械的構造をもたらし、それは、おそらく、機能障害を導く可能性がある。
WO 2014/036991 A2により概して一般的な現状技術において、その手順は、ローカル自動車ドアロックに、ロック機構用解除要素および保持要素を備えるというものである。保持要素は、閉錠位置から開錠位置への回転ラッチの妨害されない開錠運動を確実にする。このため、保持要素は、回転ラッチの開錠運動中、ロック機構に対して、非効率的位置で解除要素を維持する。爪部に交互に作用するブロックレバーは、解除要素に割り当てられるので、同様のことが、爪部に適用される。このようにして、可能な限り最大の信頼性が、構造的に単純な設計で提供されるべきである。
DE 10 2006 032 033 A1は、それに匹敵する現状技術を記載し、ここには、回転ラッチが、その閉錠位置の外に回転される時であって、それがプリラチェット位置を過ぎた後、保持要素が、保持位置において、爪部が解除位置に保持されることを確実にする。
この現状技術は、全ての状況を満足させることができない。そのため、自動車ボンネット用ロックの場合、操作者は、開錠操作後、しばしば関連ドア、ボンネット、カバーをゆっくりと下降させる傾向があるため、自動車のフロント領域に一般的に組み込まれた自動車用ドアロックまたは自動車ボンネット用ロックが所定位置に嵌め込まれないという問題がある。この場合、ロック保持ピンは、ボンネットに固定されていない。そのような状態のボンネットは、しばしば検出されず、自動車の操作者は、自動車を運転したり、または、自動車の運転を試みる限りにおいて、これは問題である。これは、安全上の問題を生じさせ、たとえば、ボンネットは、運転中、風または突風のいずれかによって、反転して開放し、運転者の前方視界を突然遮る可能性がある。
そのような安全上の問題に加えて、快適性の理由から、ロック機構のアンロック/開錠のコンポーネントとして、操作レバー又はハンドルを使用することによって、ボンネット又はフロントフードを単純に開放できる設計が最近では好まれる。この点で、前述のDE 10 2014 012 112 A1に記載されているように、通常は2回の操作が必要である。しかしながら、この設計は複雑である。本発明は、全体的な改善策を提供することを意図する。
本発明は、機能的信頼性が高まり、同時に、構造的に簡単な設計を使用する自動車ドア用ロックを更に開発する技術的課題に基づく。
この技術的課題を解決するため、本発明の範囲内の一般的な自動車ドア用ロック、特に、自動車ボンネット用ロックは、保持位置のボンネットに配置されたロック保持ピンが依然として回転ラッチに下がり続けること、保持位置から開始する第1開放操作中、保持要素は、それを、爪部を解除する解除位置に移動させることを特徴とする。このように、フードの、後の閉鎖操作は、その後、爪部に回転ラッチまで下がらせ、回転ラッチは、ロック保持ピンによって、力を有することなく保持位置まで旋回させることができる。
一般に、この手順は、本発明の範囲内で、ロック機構が、アンラッチ/開錠機構の助けを借りて作用するようになっている。アンラッチ/開錠機構は、通常、自動車本体内部に設けられたハンドルを有する。ハンドルの第1操作において、ロック機構は、一般的にプリラチェット位置まで移動される。このプリラチェット位置において、ロック保持ピンは、プリラチェット状態にある爪部および回転ラッチの助けを借りて、依然として保持されて固定される。ボンネットについても同様である。
本発明の範囲でボンネットという用語は、自動車における又は自動車内の、どのようなフラップ要素も含み、フロントフードばかりか、自動車ドア、自動車の側部扉、後部扉、トランク蓋、燃料給油口外蓋でさえも含む。いずれの場合でも、自動車本体の内部に設けられたハンドルの第1操作は、ロック機構が、そのプリラチェット位置をとることを確実にする。このプリラチェット位置において、ボンネットまたはフロントフードは、依然として固定され続ける。
このプリラチェット位置は、ロック機構が僅かに開放されていること、或いは、回転ラッチが僅かに開錠運動を行ったことに対応する。ボンネットまたはフロントフードは、それに応じて、車両本体の反対側に反転して開放され、隙間を画定させる。したがって、プリラチェット位置は、一例の場合、ボンネットを密封する包囲シールの密封圧力が自動車本体に対して減少されることに対応する。したがって、ボンネットまたはフロントフードは、ハンドルの第2操作によってアンラッチ可能になり、その後、簡単に開錠される。ハンドルの第1操作および第2操作は、自動車の内部から行われることから、ボンネットまたはフロントフードは、内部操作によって完全に開放可能になる。これは、以前に実際に使用されていたキャッチフックラッチと比べると、特に快適である。
さらに、安全性の著しい向上が見られる。操作者が、開放されたボンネットを下げる場合、たとえ、これが非常にゆっくりと行われても、ロック保持ピンは、少なくとも保持位置に力を加えることなく、開錠された回転ラッチを旋回させることができる。保持位置は、ロック機構または回転ラッチのプリラチェット位置に対応する。ボンネットの先の開放処理は、以前に保持位置であり、回転ラッチから解除位置までリフトオフされた爪部に伝達されていることから、爪部は、ボンネットの開放操作に続く前述した閉鎖操作中、ロック保持ピンにより力を加えることなく、プリラチェットまたは保持位置まで旋回される回転ラッチまで下がることができる。そのため、プリラチェット位置でロック保持ピンと係合し、少なくともロック保持ピンを保持し、ロック保持ピンを固定するロック機構を有することなく、ボンネットまたはフロントフードが車両まで下げ戻す状況は、不可能である。
その理由は以下のとおりである。車両本体の内側のハンドルの第1操作の後、ロック機構はプリラチェット位置まで移動される。ロック位置の前で、ロック保持ピンは、依然として、回転ラッチまで下がっている。ボンネットは、解除され、自動車本体およびボンネットの間の前述した隙間の定義の下で、僅かに開放可能である。これは、ボンネットまたは回転ラッチに作用するバネのうち少なくとも一つによって確実にされる。
ロック保持ピンが、たとえ保持位置内であっても、以前のように、回転ラッチまで依然として下がるように、バネの力は必要な大きさになっている。ボンネットがアンラッチされるので、保持位置は、プリラチェット位置から到達、或いは、プリラチェット位置からとられる。このため、自動車本体の内部に設けられたハンドルは、2回、操作される。
ハンドルの2回目の操作は、爪部を回転ラッチにおけるプリラチェット部から持ち上げさせる。開放の向きにボンネットを作用させるバネの特別設計により、ロック保持ピンは、とられた保持位置にあるとき、回転ラッチまで下がり続ける。このように、ボンネットは、いわゆる自動車本体上方で自動車本体に対して隙間を維持しつつ懸架状態にある。保持要素は、爪部が、ボンネットの、それぞれのアンラッチ操作中、回転ラッチからリフトオフされた保持位置で保持されることを確実にする。
アンラッチされたボンネットが開放されるべきである場合、操作者は、この隙間に簡単に手を伸ばすことができ、ボンネットを把持し、転回させて開ける。ここで、回転ラッチは、その開錠位置まで旋回される。保持要素の助けによって、回転ラッチからリフトオフされた保持位置に爪部が保持されることから、回転ラッチは、自由に旋回することができ、ロック保持ピンを直ちに解除する。ボンネットについても同様である。
保持位置から開始する第1操作処理において、ロック保持ピンは、保持位置で回転ラッチまで下がっており、解除する解除位置まで爪部が移動されることを確実にする。これは、回転ラッチまで下げられたロック保持ピンが、そのリフトオフされた保持位置をあとにし(relinquish)、解除する解除位置まで移動されるように爪部を制御することを意味する。それぞれの第1開放操作において、回転ラッチは、開錠方向に作用するロック保持ピンを用いて、プリラチェット位置から開錠位置まで、同時に旋回されることから、解除位置まで移動される爪部は、(最早)回転ラッチと相互作用することができないが、相互作用の可能性を有することなく、回転ラッチの外側にある。
前述した開放操作の後のボンネットの閉鎖操作において、ロック保持ピンは、何も力が作用することなく、プリラチェット位置へと旋回可能な少なくとも回転ラッチまで下がる。このプリラチェット位置は、いわゆる、車両本体と比較して、ボンネット又はフロントフードが吊られた位置で保持される位置に対応する。その結果、たとえボンネットが非常にゆっくりと下降されても、ロック保持ピンは、回転ラッチを少なくともプリラチェット位置まで旋回させることが確実にされる。爪部は解除する解除位置にあることから、それは、回転ラッチ上のプリラチェット位置へと少なくともラッチすることができる。その結果、ロック保持ピン、それと共にボンネットが固定される。その後の運転操作でも、ボンネット又はフロントフードが意図せずに跳ね上がることはない。
この場合、隙間を考慮して、プリラチェット位置またはロック機構に置かれた回転ラッチ、従ってボンネットが自動車本体に対して反転して開放されていることを、センサ又はスイッチを用いて、更に問うことができる。その信号は、運転者に対する警告として、自動車の内部に視覚的および/または音響的に出力可能である。自動車がロック機構のプリラチェット位置で始まる場合には、少なくとも、そのような警告信号を発することができる。これらは、本発明の主な利点である。
有利な実施形態によると、保持要素に作用する爪部がシフトレバーに装着されている。シフトレバーは、通常、ロック機構の入口マウスに突出し、ロック保持ピンに(連続的に)寄りかかっている。これは、シフトレバーをロックホルダブラケット上で接触する方向に、予めバネで張力をかけることによって確実にすることができる。
シフトレバーは、通常、2つのアームレバーである。実際、シフトレバーは、停止アームおよびベアリングアームを有し、停止アームは、ロック保持ピンに寄りかかり、ベアリングアームは保持要素を支持する。保持要素は、ベアリングアームで回転できるように装着される。保持要素は、ブロックアームおよび制御アームを備えたメモリレバーであり、ブロックアームは、爪部と相互作用し、制御アームはシフトレバーと相互作用する。
メモリレバーは、一般的に、バネの機構によって、保持位置に向かって付勢される。ロック機構のプリラチェット位置から始まり、アンラッチ中に回転ラッチから爪部をリフトオフされた後、保持要素は、バネによって支持されたブロックアームと共に爪部に抗して移動される。その結果、爪部は、この保持位置で保持される。このため、爪部には停止ピンが備えられる。
爪部上の停止ピンが確実にすることは、自動車本体内側のハンドルの第1操作に続くロック機構のプリラチェット位置において、保持要素またはメモリレバーが保持位置に旋回できないことである。このため、問題となっている爪部の関連する停止ピンは、保持要素の、それぞれのブロックアームの側面と相互作用する。しかしながら、爪部が、自動車内側に設けられたハンドルの第2操作によって、プリラチェット位置から作用されるとすぐに、爪部上の停止ピンは、保持要素のブロックアームの側面に沿って移動する。この運動の最後に、保持要素は、バネの機構によって、保持位置まで旋回される。
同時に、爪部の停止ピンは、ブロックアームの前面に寄りかかる。その結果、今や保持位置にある保持要素が確実にすることは、爪部が、回転ラッチに対して、この持ち上げられた位置で保持されることである。これは、ブロックアームの前面にある停止ピンによって確実にされる。そのため、保持要素のブロックアームは、爪部の所望の停止ピン上の保持位置において有利である。
保持位置から始まり、ボンネットが開放されるとすぐに、ロック保持ピンは、回転ラッチにおける保持位置で係合し続け、爪部が、その解除する解除位置まで移動されることを確実にする。このため、ロック保持ピンがプリラチェット位置から始まり開錠位置まで回転ラッチを旋回させるばかりか、ロック保持ピン上のバネ支持シフトレバーがロック保持ピンの開錠運動に追従する。
ロック保持ピンを開錠方向に同時に旋回させるスイッチレバーと共に、収納レバーまたはそれに装着された保持要素も旋回される。シフトレバーと共に保持要素を旋回させる当該運動は、保持要素のブロックアームの前面が爪部の停止ピンから取り外される結果を有する。いったん、爪部の停止ピンがブロックアームの前面から解除されると、爪部は、その解除する解除位置まで、バネで補助されて移動される。
その結果、著しい安全上の利点をもたらす共に構造的に簡単な自動車ドア用ロック、特に、自動車ボンネット用ロックが提供される。なぜなら、ロック機構の隣には、シフトレバーと、それに装着されたメモリレバーだけが必要とされるからである。追加の駆動装置は不要である。その結果、同時に、機能的信頼性が向上する。これらが、主な利点と考えられる。
以下、例示的実施形態のみを示す図面を参照して、より詳細に本発明を説明する。
図1Aは、閉錠状態またはメイン位置において、本発明に従う自動車ドア用ロックを回転ラッチ側から示す。 図1Bは、閉錠状態またはメイン位置において、本発明に従う自動車ドア用ロックをメモリレバー側から示す。 図2Aは、プリラチェット位置において、図1Aに従う自動車ドア用ロックを回転ラッチ側に対する図で再び示す。 図2Bは、プリラチェット位置において、図1Bに従う自動車ドア用ロックをメモリレバー側に対する図で再び示す。 図3Aは、保持位置および表示された開錠操作において、自動車ドア用ロックを回転ラッチ側に関して再び示す。 図3Bは、保持位置および表示された開錠操作において、自動車ドア用ロックを爪部側に関して再び示す。
詳細な説明
図は、自動車ドア用ロックが示すが、自動車ボンネットロックに限定されるものではない。したがって、それぞれの自動車ドア用ロックは、図示されていない自動車のフロント領域に置かれる。自動車ドア用ロックは、回転ラッチ1および爪部2から本質的に成るロック機構1,2を有する。回転ラッチ1は、2つのフォーク型アーム1a、1bと、ロック保持ピン3を収容して保持する為にフォーク型アーム1a、1bの間に画成されたスロット1cとを備えたフォーク状ラッチである。ロック保持ピン3は、自動車(図示せず)のボンネット4即ちフロントフード4に連結されているが、これは、図1Aだけに表示されている。
回転ラッチ1は、軸6を画定するピンまたはショルダースタッドを用いて装着されているが、ピンまたはショルダースタッドは、フレームプレート5に対して回転できる。爪部2は、フレームプレート5に対して回転できるように装着されている。この場合も同様に、爪部2を適応させるピンまたはショルダースタッドが、対応軸または回転軸7を画定する。フレームプレート5には入口マウス8が備えられ、入口マウス8を介して、ロック用保持ピン3が、自動車ドア用ロックまたはロック機構1,2に伸び、そこから後退する。
さらに、図1B、図2B、図3Bに従う背面図に特に描写される保持要素9は、メモリレバー9であり、基本設計の一部でもある。保持要素またはメモリレバー9は、ブロックアーム9a、制御アーム9bを有する。ブロックアーム9aは、図1B、図2B、図3Bに特に見られるように、爪部2または爪部2上の停止ピン2aと相互作用可能である。このため、停止ピン2aは、凹部10の領域内でフレームプレート5を通り抜けている。
保持要素またはメモリレバー9は、シフトレバー11上で回転できるように装着されている。これは、回転軸12によって確実にされている。さらに、保持要素またはメモリレバー9は、バネ機構によって付勢されている(バネ機構は、後述される保持位置の方向において明確に示されていない)。このため、当該バネは、保持要素またはメモリレバー9が、シフトレバー11上の軸または回転軸12を中心とした時計廻り運動の方向に付勢されることを確実にしている。これは、図1B、図2B、図3Bの対応した矢印によって表示されている。
ボンネット4のアンラッチ操作中、爪部2は、図3A、図3Bに示されるように、回転ラッチ1から持ち上げられた保持位置で保持される。この保持位置において、ロック機構1,2は、依然として、図2Aおよび図2Bに再現されているプリラチェット位置にある。ロック機構1,2のプリラチェット位置または爪部2の保持位置において、ロック用保持ピン3は、依然として、以前のように回転ラッチ1まで下がっている。これは、図2A,図3Aおよび図2B、図3Bの比較した図で見ることができる。
シフトレバー11は、基本設計の一部であり、既に前述されたが、2アームレバーとして設計されている。実際、シフトレバー11は、ロック用保持ピン3の隣りの停止アーム11aと、保持要素9を支持するベアリングアーム11bとを有する。例示的実施形態によると、シフトレバー11は、センサアーム11cが追加で備えられており、センサアーム11cは、シフトレバー11の一定位置でセンサ13と相互作用する。センサ13は、例示的実施形態ではマイクロスイッチであるが、これに限定されるものではない。
最後に、ロック機構1,2に作用する為のアンラッチ/開錠機構16,17も同様に設けられている。アンラッチ機構16,17は、図1Aだけに表示されている。実際、アンラッチ/開錠機構16,17は、ロック機構1,2の一部としての爪部2と係合する。
例示的実施形態において、アンラッチ/開錠機構16,17は、一方で、自動車本体の内部に設けられたハンドル16を有し、他方で、爪部2を用いてハンドル16と機械的に結合する連結要素17を有する。連結要素17は、ケーブルまたはボーデンケーブルである。ハンドル16を用いて、自動車本体の内側からロック機構1,2または爪部2を作用させることができる。ハンドル15の、それぞれの操作は、連結機構17に作用する引張りに対応し、これは、爪部2が、図1Aに表示された反時計廻りの方向で軸または回転軸7を中心として作用されることに対応する。
例示的実施形態によると、特に好ましいのは、ハンドル16が2回操作されることである。ハンドル16の第1操作中、ロック機構1,2は、図1A、図1Bのメインラチェット位置から、図2A、図2Bに示されたプリラチェット位置へと移動する。プリラチェット位置で、ボンネット4は僅かに押し出される。これは、バネ(図示せず)によって確実にされるが、バネは、直接、開ける方向でボンネット4に作用してもよい。原則として、バネも同様に回転ラッチ1に作用できる。全体設計は、図2A及び図2Bによるプリラチェット位置でボンネット4が(吊下げられているので)保持されるようになっており、ボンネット4は、開ける向きでバネによって作用されない。その結果、ロック用保持ピン3は、回転ラッチ1の2つのフォーク型アーム1a、1bの間のスロット1cにとどまっている。ロック用保持ピン3,即ち、ボンネット4は、以前のように、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置に必然的に固定される。
図1Aおよび図1Bによる自動車ドア用ロックの閉錠位置から図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置までの移行のため、ハンドル16が最初に操作される。その結果、爪部2は、その軸7を中心として反時計廻りに作用され、回転ラッチ1のフォーク型アームまたはメインラチェットアーム1aにおけるメインラチェット部14を出る。ハンドル16の第1操作の後、ハンドル16は、連結手段17および爪部2と共にバネを用いてリセットされ、そのときに到達した図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置において、爪部2は、ロック1の追加のフォーク型アームまたはプリラチェットアーム1bにおいて、プリラチェット部15と相互作用できる。ロック用保持ピン3は、依然として、回転ラッチ1の2つのフォーク型アーム1a、1b間のスロット1c内にある。そのため、ロック機構1,2は、プリラチェット位置で、ロック用保持ピン3,従って、ボンネット4を確実に固定し続ける。
図3Aおよび図3Bに示された保持位置をとるため、ボンネット4はアンラッチされる。このため、ハンドル16の第2操作が対応する。このアンラッチの結果、図3Aおよび図3Bに示された保持位置がとられる。実際、アンラッチ/開錠機構16,17のハンドル16の、この第2操作は、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置から始まる軸7を中心とした時計廻りに爪部2が再び旋回されることに対応する。しかしながら、ハンドル16が2回目に操作された後、爪部2は、図1Aおよび図2Aに示された定位置まで、バネで支持された状態で戻らない。これは、保持要素またはメモリレバー9によって確実にされる。これは、背面図または図1B〜図3Bによるメモリレバー側で見るとき、連続した機能で確かめることができる。
図1Bによる閉錠位置から図3Bの図に対応した保持位置までの移行中、シフトレバー11は、軸18を中心として時計廻りの旋回運動を行う。実際には、シフトレバー11は、メモリレバー側のフレームプレート5に支持されている。これは、ピンまたはボルトによって取り扱うことができ、これが、2つのアームシフトレバー11の為の軸または回転軸18を画定させる。
シフトレバー11は、フレームプレート5の入口開口8に突き出ており、それによって、ロック用保持ピン3と相互作用することができ、或いは、ロック用保持ピン3と連続した接触状態にある。これは、対応した矢印によって表示されるように、バネ11によって確実にされるが、バネ11は、シフトレバー11に作用し、軸18を中心とした回転に関して図1Bに表示された時計廻りにシフトレバー11を付勢する。対応するバネは、ここには示されていない。
図1Aおよび図1Bによる閉錠位置から、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置までのロック機構1,2の移行中、ロック用保持ピン3は、矢印で表示されるように、開錠の向き、即ち、入口開口8から外に移動する。これは、前述したバネによって確実にされるが、このバネは、ボンネット4または回転ラッチ1に作用する。その結果、図2Aおよび図2Bに示されたプリラチェット位置において、示されていない隙間がボンネット4および自動車本体の間に見られ、操作者は、その隙間を通して、ボンネット4を把持し、プリラチェット位置からボンネット4を完全に開けることができる。
図1Aおよび図1Bによるロック機構1,2の閉錠位置から図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置までの移行中、シフトレバー11は、例示的実施形態において、ロック用保持ピン3の上方運動に追従する。その結果、この場合、シフトレバー11は、時計廻りの方向に軸18を中心とした旋回運動を行う。シフトレバー11に装着され、軸12を中心として回転可能な保持要素9またはメモリレバーは、シフトレバー11の旋回運動に追従する。前述したように、保持要素またはメモリレバー9は、バネによって、保持位置の方向、即ち、軸12を中心とした時計廻りに付勢される。
閉錠位置からプリラチェット位置までの移行中、一方で、その制御アーム9bはシフトレバー11の停止部19によりかかり、他方で、ブロックアーム9aの側面が爪部2の停止ピン2aによりかかるので、メモリレバー9はシフトレバーの反対側の位置でロックされる。これは、特に、図2Bによる機能的位置を明らかにしている。
図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置において、シフトレバー11の完全な時計廻りの運動は、センサアーム11cが例示的実施形態においてマイクロスイッチ13に作用するという効果を更に有する。センサまたはマイクロスイッチ13の信号は、自動車内側の警告信号として発せられ、ボンネット4が完全に閉じられていないことを表示する。さらに、たとえば、関連する自動車を運転できないように、この信号を評価することができる。
前述したように、図1Aおよび図1Bによる閉錠位置から図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置までの移行は、自動車本体の内部に設けられたハンドル16の第1操作によって始められ、開始される。なぜなら、ハンドル16の第1操作は、爪部2が回転ラッチ1またはメインラチェット部14から持ち上げられることを確実にするからである。その結果、ボンネット4はバネを用いて僅かに上げられ、ロック機構1,2は、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置に切り替えられる。なぜなら、ハンドル16の第1操作に続き、爪部2が、回転ラッチ1のプリラチェット部15に入ることができるからである。
図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置から開始され、ボンネットが、アンラッチされ又はアンラッチされるべきである場合、ハンドル16の第2操作が行われなければならない。ハンドル16の、この第2操作は、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置から開始するが、その結果、爪部2は、その軸7を中心として反時計廻りに旋回し、プリラチェット部15を出る。ボンネット4に作用するバネの力は、ボンネット4がプリラチェット位置に懸架状態で保持されるような寸法を有することから、ボンネット4は、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置から、図3Aおよび図3Bによる保持位置までの移行において(もう)開くことはない。むしろ、ロック用保持ピン3は、図3Aおよび図3Bによる保持位置において、以前のように回転ラッチ1に下がる。そのため、回転ラッチ1は、そのプリラチェット位置を保持する。
図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置から開始するハンドルの第2操作によって、爪部2は、プリラチェット位置で回転ラッチ1から持ち上げられる。背面図またはメモリレバー側から見るとき、図2Bおよび図3Bと比較するとき、軸または回転軸7を中心とした爪部2の反時計廻りの、この旋回運動の結果、爪部2上の停止ピン2aは、爪部9のブロックアーム9aの側面に沿って移動し、軸7を中心とした爪部2の反時計廻りの運動の最後で、メモリレバー9のブロックアーム9aの前面に達する。これは、軸12の時計廻りでロックレバー9に作用するバネによって確実にされる。メモリレバー9は、シフトレバー11上の停止部19を用いた、制御アーム9bの相互作用により、この位置を維持する。爪部2の停止ピン2aは、保持要素および保持要素9のブロックアーム9aの前面に抗して移動して図3Aおよび図3Bに示された保持位置を維持することから、爪部2は、この保持位置で回転ラッチ1から持ち上げられる。
図3Aおよび図3Bに示された保持位置から開始するボンネット4の第1開放操作において、ロック用保持ピン3は、解除する解除位置まで爪部2が移動されることを確実にする。この解除位置において、爪部2は、保持要素または収納レバー9から解放され、再び、図1Aおよび図2Aに示されるように、その初期位置にある。
これを詳細に達成するため、図3Aおよび図3Bに示された保持位置から開始するボンネット4の開放処理は、まず、ロック用保持ピン3が上方に移動されることを確実にする。このため、操作者は、ボンネット4および車体の間の隙間を通して手を伸ばす。この隙間は、自動的に生じているか、或いは、既に前述したように、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置に設定されている。ボンネット4、従って、連結されたロック用保持ピン3の開放運動の結果、図3Bに表示されるように、シフトレバー11も軸18を中心として時計廻りに更に旋回される。シフトレバー11が軸18を中心として時計廻りの方向に旋回運動すると、シフトレバー11に回転できるように装着された保持要素9が続く。その結果、保持要素またはメモリレバー9のブロックアーム9aは、爪部2の停止ピン2aから離れるように移動する。したがって、保持要素またはメモリレバー9は、最早、その上げられた位置で爪部2を保持することができない。そのため、爪部2は、バネの助けを借りて、図1Aおよび図2Aに示された開始位置まで戻る。
保持位置から開始する第1開放処理または前述した開放に続くボンネット4の閉鎖処理の間、ロック用保持ピン3は、任意の作用力で、ロック機構1,2を係合できる。これは、ボンネット4が、車体に対して実質的に浮遊状態または無力状態で、図2Aおよび図2Bによるプリラチェット位置にあるからである。図2Aおよび図2Bの保持位置から図3Aおよび図3Bに示された保持位置までの移行においてでさえ、回転ラッチ1は更に旋回されない。その結果、ロック用保持ピン3は、以前のように、依然として保持位置で回転ラッチ1に下がる。
逆に、これは、前述した第1開放操作に続き、ボンネット4の閉鎖操作が、いかなる場合でも、任意の力を作用させることなく、ロック用保持ピン3が回転ラッチ1を図2Aおよび図2Bの例示によるプリラチェット位置へと旋回させることに対応する。爪部2は、以前に、その解除する解除位置まで移動されており、その結果、図1Aおよび図2Aによる基本位置にあることから、爪部2は、まっすぐに回転ラッチ1のプリラチェット部15に下がることができる。これは、たとえ、ボンネット4が操作者によって非常にゆっくりと下げられ、追加の力が作用しない場合であっても当てはまる。この処理中、バネ力を克服する必要がないので、ロック用保持ピン3は、回転ラッチ1が、図3Aに表示される開錠位置から、少なくとも、プリラチェット位置に属する位置まで確実に移動されるだけである。プリラチェット位置において、爪部2は、まっすぐに下ることができることから、ロック用保持ピン3は、どの場合でも固定される。同時に、プリラチェット位置で操作されるマイクロスイッチまたはセンサ13は、前述した警告信号が発せられること又は対応した評価を受けることを確実にする。

Claims (10)

  1. ボンネット(4)上のロック用保持ピン(3)と係合する、回転ラッチ(1)および爪部(2)から本質的に成るロック機構(1,2)を備えた、自動車ドア用ロック、特に、自動車ボンネット用ロックにおいて、前記ボンネット(4)のアンラッチ操作中、前記回転ラッチ(1)から上げられた保持位置で、前記爪部(2)を保持する保持要素(9)を備えた自動車ドア用ロックであって、
    前記保持位置において、前記ロック用保持ピン(3)は、前記回転ラッチ(1)へと下がり、前記保持位置から始まる開放操作中に、第1の、前記爪部(2)を解除する解除位置へと、前記保持要素(9)を移動させることを特徴とする、自動車ドア用ロック。
  2. 前記保持要素(9)は、シフトレバー(11)に装着されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車ドア用ロック。
  3. 前記シフトレバー(11)は、前記ロック機構(1,2)の入口マウス(8)に突出し、前記ロック用保持ピン(3)に寄りかかることを特徴とする、請求項2に記載の自動車ドア用ロック。
  4. 前記シフトレバー(11)は、停止アーム(11a)およびベアリングアーム(11b)を備えた少なくとも2アームレバーとして設計され、前記停止アーム(11a)は、前記ロック用保持ピン(3)に寄りかかり、前記ベアリングアーム(11b)は、前記保持要素(9)を保持することを特徴とする、請求項2または3に記載の自動車ドア用ロック。
  5. 前記保持要素(9)は、ブロックアーム(9a)および制御アーム(9b)を備えたメモリレバーとして設計され、前記ブロックアーム(9a)は、前記爪部(2)と相互作用し、前記制御アーム(9b)は、前記シフトレバー(11)と相互作用することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動車ドア用ロック。
  6. 前記保持要素(9)は、前記保持位置の方向でバネによって付勢されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の自動車ドア用ロック。
  7. ブロックアーム(9a)のバネアシストで前記回転ラッチ(1)の前記爪部(2)を持ち上げた後、前記保持要素(9)は、前記爪部(2)に抗して移動し、それを前記保持位置で保持することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動車ドア用ロック。
  8. 前記保持要素(9)の前記ブロックアーム(9a)は、前記爪部(2)の停止ピン(2a)上の保持位置にあることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動車ドア用ロック。
  9. 前記ロック機構(1,2)に作用する為にアンラッチ/開錠機構(14,15)が設けられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の自動車ドア用ロック。
  10. 前記アンラッチ/開錠機構(16,17)は、自動車本体の内部に設けられたハンドル(16)を有し、前記ハンドル(16)は、第1操作において、前記ロック機構(1,2)をプレラチェット位置に切り替え、それを他の位置で第2操作中にアンラッチし、収納位置がとられることを特徴とする、請求項9に記載の自動車ドア用ロック。
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