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JP2019526410A - 楕円形状を部分的に有する、再搭載可能な止血クリップ装置の為のカプセル - Google Patents

楕円形状を部分的に有する、再搭載可能な止血クリップ装置の為のカプセル Download PDF

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Abstract

組織を治療する為のシステムは、ブッシングと制御部材とを有するアプリケータと、内部を貫通して延びるチャネルを備えるカプセルを有するクリップアセンブリとを備える。チャネルは、近位部と遠位部とを備える。遠位部は、近位部から遠位方向に延び、単一平面において外方に拡がって対向するフレア部を形成する。アセンブリは、組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢との間でアームを移動させる為にチャネルの内部に摺動可能に受承される近位端を有するクリップアームも備える。アセンブリは、アームに連結される遠位部と、制御部材のカプセルに対する長軸方向の移動により組織受け入れ姿勢とクリップ姿勢との間でアームを移動させる為に制御部材に連結される近位部と、を有するヨークも備える。ヨークは、カプセルが外方に拡がる面で変形できるようにカプセル内に配置される。

Description

本発明は、クリップシステムに関する。より詳細には、再搭載可能な内視鏡クリップシステムに関する。
胃腸管系、胆道系、血管系等の体管腔や中空性器官の疾患は、内視鏡施術を用いて治療されることが多く、その治療の多くは、内部出血を制御する為に止血が必要とする。止血クリップは、傷口の周囲の組織を掴持して、傷口の端部を一時的に保持して、自然治癒の過程を経て傷口を永久的に閉鎖可能にする。体内の所望の部位にクリップを搬送する為に専門的な内視鏡クリップ装置が使用され、その後クリップ装置は撤退されて、クリップは、体内に留置される。
本発明は、組織を治療する為のシステムに関し、ブッシングと制御部材とを備えるアプリケータからなり、制御部材は、ブッシングを貫通して拡大遠位端とアプリケータに離脱可能に連結されるクリップアセンブリまで延び、クリップアセンブリは、カプセルと、クリップアームと、ヨークとを備える。カプセルは、近位端から遠位端まで延び、内部を貫通して長軸方向に延びるチャネルを備え、同チャネルは、近位部と遠位部とを備え、遠位部は、近位部から遠位方向に延びて単一平面内において外方に拡がり対向するフレア部を形成する。クリップアームは、近位端から遠位端まで延び、近位端は、カプセルのチャネル内部に摺動可能に受承されて、クリップアームの遠位端が互いに離間した組織受け入れ姿勢と、クリップアームの遠位端が互いに接近した組織クリップ姿勢との間でクリップアームを移動させる。ヨークは、クリップアームに連結される遠位部と制御部の拡大遠位端に連結される近位部とを備え、制御部材のカプセルに対する長軸方向の移動により、クリップアームは、組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢との間で移動し、ヨークは、ヨークの近位部が、内部に拡大遠位端を受承する為に外方に向かってフレアを有する平面内で変形されるようにカプセル内部に配置される。
実施形態では、カプセルの近位部は、ほぼ円形状の断面を有し、カプセルの遠位部は、ほぼ卵形状の断面を有する。
実施形態では、カプセルの卵形状の遠位部の長軸は、カプセルの近位部の直径より大きい。
実施形態では、カプセルの卵形状の遠位部の短軸は、カプセルの近位部の直径とほぼ同一である。
実施形態では、ヨークの近位部は、互いの方に向かって付勢された対向部を備え、且つ間に拡大遠位端を受承する形状と寸法に形成された腔所を形成し、対向部は、離間する方向に拡張して内部を拡大遠位端が遠位方向に進行することを許容する。
実施形態では、対向部は、カプセルの遠位部がフレアを形成する平面で移動でき、対向部が偏倚されて腔所内に拡大遠位端を受承する時には、偏倚された対向部は、カプセルの遠位部の対向するフレア部内に受承されている。
実施形態では、カプセルの近位部が内部にヨークを受承した時には、対向部は、偏倚されて、拡大遠位端が離脱することを防止する。
実施形態では、ヨークの近位部と遠位部とは、付与された力が所定の閾値を超えた時に壊れるように設計された脆弱リンクを介して互いに連結される。
実施形態では、カプセルは、スナップ結合、及び摩擦結合のうちのいずれか一方を介してアプリケータに離脱可能に連結される。
本発明は、クリップ装置にも関し、クリップ装置は、近位端から遠位端まで延びる一対のクリップアームからなり、クリップアームの遠位端が互いに離間した組織受け入れ姿勢と、クリップアームの遠位端が互いに接近した組織クリップ姿勢との間でクリップアームを移動させる為に、近位端は、カプセルのチャネル内部に摺動可能に受承されるヨークに連結され、カプセルのチャネルは近位部と遠位部とを備え、遠位部は、近位部から遠位方向に延びて対向する単一平面において外方に拡がって対向するフレア部を形成し、ヨークの一部は、フレア部の中で変形して、内部に制御部材の拡大遠位端を受承する。
実施形態では、ヨークは、クリップアームに連結される遠位部と制御部材に連結される近位部とを備え、遠位部と近位部とは、所定の閾値を超える力が付与された際に壊れるように設計された脆弱リンクを介して互いに連結される。
実施形態では、カプセルの近位部の断面は、ほぼ円形状であり、カプセルの遠位部の断面は、ほぼ卵形状である。
実施形態では、円形状の近位部と卵形状の遠位部とは、中心点を共有する。
実施形態では、ヨークは、互いの方に向かって付勢された対向部を備え、間に拡大遠位端を受承する寸法と形状とに形成された腔所を形成し、対向部は、離間する方向に拡がって、拡大遠位端が腔所の中に遠位方向に進行することを許容する。
実施形態では、カプセルの近位部は、内部にヨークが受承された時には、ヨークが変形して制御部材の拡大遠位端が離脱されることを防止する。
本発明は、組織を治療するための方法にも関し、方法は、第1ヨークの対向部を変形させて内部に拡大遠位端が受承可能にする為に、第1クリップアームの近位端に連結された第1ヨークに対して遠位方向にアプリケータの制御部材の拡大遠位端を押しつけることにより第1クリップアセンブリをアプリケータに搭載する工程と、対向部は、第1ヨークが摺動可能に受承されるカプセルの遠位部のフレア部の内部で変形し、内視鏡の作業チャネルを介して生体内部の標的部位に、搭載されたクリップアセンブリを挿入する工程と、標的組織が間にクリップされるまで第1クリップアームを移動する工程と、第1クリップアームの遠位端が互いに離間した組織受け入れ姿勢と、第1クリップアームの遠位端が互いに接近した組織クリップ姿勢との間で第1クリップアームを移動させる工程と、標的組織が間に把持されるまでロックスリーブに対して制御部材を長軸方向に移動させることによって、所望される場合には、クリップアームのロック要素がカプセルの対応するロック要素に係合するまでクリップアームをカプセルの内部に近位方向に引っ張ることにより、第1クリップアセンブリを組織クリップ姿勢にロックする工程と、制御部材をクリップアームに対して近位方向に引っ張ることにより、アプリケータからクリップアセンブリを離脱する工程と、所定の閾値を超える為第1ヨークのリンクは壊れて、制御部材を第1クリップアームから分離する工程と、からなる方法である。
本発明の実施形態例に係るシステムを示す長軸方向の断面図。 図1のシステムを示す別の長軸方向の断面図。 システムのカプセルの遠位端から眺めた図1に係るシステムの正面図。
本発明は、以下の説明と、類似する要素が同一の参照番号で示されている添付の図面を参照することによってより深く理解し得る。本発明は、クリップシステムに関し、より詳細には、再搭載可能な内視鏡クリップシステムに関する。本発明の実施形態例は、内視鏡施術前にアプリケータアセンブリの遠位端に搭載し得るクリップアセンブリについて説明する。クリップが体内の所望の標的部位に配置されると、アプリケータセンブリには、新しいクリップを再搭載することが可能である。具体的には、クリップアセンブリは、クリップアームを備え、クリップアームの近位端は、ヨークに連結された制御ワイヤを介して、クリップアームが開いた組織受け入れ姿勢と閉じた組織クリップ姿勢との間で移動可能なように、カプセル内部に摺動可能に受承されるヨークに連結されている。ヨークは、対向部を介して制御ワイヤの拡大遠位端に連結され、対向部は、拡がって、内部に制御部材の拡大遠位端を受承することができる。カプセルの近位部は、ほぼ円形状の断面を有するが、カプセルの遠位部は、ほぼ卵形の断面を有する為、ヨークが遠位部にある時には、ヨークの対向部は、拡張が許容されて内部に拡大遠位端を受承し、ヨークが近位部にある時には、ヨークの対向部は、拡張が防止される。このように、ヨークが近位部にあり、且つ制御ワイヤを介してヨークに付与される近位方向の力が、所定の閾値を超えた時には、ヨークは、壊れるか、分断するか、又は分離して、制御部材からクリップアセンブリを離脱して体内に配置する。
図1〜2に示されているように、本発明を例示する実施形態に係るシステム100は、標的組織をクリップする為に、生体内にシステム100を挿入する前にアプリケータ104に搭載可能なクリップアセンブリ102を備える。アプリケータ104は、生体内にクリップアセンブリ102を配置した後、同一のアプリケータ104を用いて生体内の標的組織の第2部分に新しいクリップアセンブリ102を搬送し得るように、新しいクリップアセンブリ102を搭載することができる。この実施形態に係るクリップアセンブリ102はそれぞれ、一対のクリップアーム106を備え、その近位端108は、クリップアーム106が、開いた組織受け入れ姿勢と閉じた組織クリップ姿勢との間で移動できるように、カプセル112の内部に摺動可能に受承されるヨーク110に連結される。ヨーク110は、制御部材114のカプセル112に対する長軸方向の移動によってクリップアーム106が組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢の間で移動されるように、アプリケータ104の制御部材114の拡大遠位端116を受承する。カプセル112は、ほぼ円形状の断面を有する近位部118と、ほぼ卵形状の断面を有する遠位部とを備える。具体的には、遠位部120は、ヨーク110がその内部にある時には、ヨーク110の対向部122が拡がって内部に拡大遠位端116を受承することができるような寸法と形状とで形成される。しかしながら、近位部118は、ヨーク110がその内部に引き入れられた時に、ヨーク110の対向部112が拡がって制御部材114の拡大遠位端116を離脱することを防止するような寸法と形状とで形成される。したがって、ヨーク110が近位部118の中に引き入れられて、拡大遠位端116を介してヨーク110に付与される力が所定の閾値を超えた時には、ヨーク110は、分断したり、壊れたり、又はクリップアーム106から分離されて、クリップアセンブリ102を体内に配置する。
上述したように、クリップアセンブリ102は、一対のクリップアーム106を備え、クリップアームの近位端108は、カプセル112の内部に摺動可能に受承されるヨーク110に連結される。クリップアーム106はそれぞれ、ヨーク110に連結される近位端108から遠位端124まで延びる。ヨーク110は、制御部材114に連結されるように構成されている為、ヨーク110と制御部材114が連結された時には、制御部材104は、クリップアセンブリ102を組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢の間で移動する為に、カプセル112に対して長軸方向に移動させることができる。この実施形態のクリップアーム106は、開いた組織受け入れ姿勢の方に向かって付勢されている為、カプセル112の内部に拘束されている時には、開いた組織受け入れ姿勢に指向している。組織受け入れ姿勢では、クリップアーム106の遠位端124は、互いに離間して間に組織を受承する。クリップアーム106がカプセル112の中に引き入れられた時には、カプセル112は、クリップアーム106を拘束し、その遠位端124を引き寄せて組織クリップ姿勢に固定する。
当業者であれば理解し得るであろうが、クリップアーム106の遠位端124は、間に組織を把持しやすくする為に任意に把持要素を備えてもよい。例えば、クリップアーム106の遠位端124は、横向きに互いに向かって内方に延びる尖端及び歯のうちの少なくともいずれか一方、突起、スパイク、又はクリップアーム106の遠位端124の間に組織を把持する別の構造を備えてよい。クリップアーム106の一方又は双方は、標的組織が、クリップアーム106により所望通りに把持されたら、クリップアーム106を組織クリップ姿勢にロックするロック要素(又は、相補的なロック要素)も備えてよい。一実施形態では、クリップアーム106の一方又は双方は、横方向外方に延びて、クリップアーム106が所定の距離以上にカプセル112の中に引き入れられた時に、カプセル112の一部に係合するように構成されたロックタブを備える。例えば、ロックタブは、対応する寸法、形状、及び配置で形成され、カプセル112に対してクリップアーム106を組織クリップ姿勢にロックする為に、カプセル112の壁を貫通して横方向に延びるロック窓の内部に受承される。
一実施形態では、クリップアーム106の近位端108は、互いに連結されて、ヨーク110に連結される一体部材を形成する。別の実施形態では、近位端108は、ヨーク110を介して相互に連結される。ヨーク110は、クリップアーム106に連結される遠位部126と、制御部材114の拡大遠位端116に連結される近位部128とを備える。この実施形態のヨーク110の遠位部と近位部126,128は、付与される力が所定の閾値を超えた時に、壊れるように構成された脆弱リンク130を介して互いに連結される。脆弱リンク130は、例えば、テーパ、切り欠き、凹部、又は長さに沿ってヨーク110の断面積を縮小するその他の構造を介して形成される。この実施形態では、遠位部と近位部126,128は、材料の単一部材で一体形成されてもよい。別の実施形態では、脆弱リンクは、溶接、接着剤、又は遠位部と近位部126,128を連結するその他の結合を備える。この実施形態では、遠位部と近位部126,128は、脆弱リンク130を介して互いに連結された2つの別々の要素である。
遠位部126は、任意の様々な方法で、アーム106に連結され得る。一例では、遠位部126は、遠位部126が腔所132の内部に受承された時に、ヨーク110がそれに対してほぼ固定されるように、クリップアーム106の近位端108で対応する寸法と形状とに形成された腔所132の内部に受承される。
近位部128は、ヨーク110の長軸に沿ってヨーク110の近位端の近位開口部136から拡大遠位端116を受承する寸法と形状とに形成された遠位部138まで延びる長尺状スロットを形成する対向部122を介して、アプリケータ104の制御部材114の拡大遠位端116に連結される。近位開口部136と遠位部138の間に延びるスロット134の近位部140は、遠位部138の横断面よりも小さな横断面(例えば、直径)を有する。対向部は、拡がって拡大遠位端116を受承することができ、且つ互いの方に向かって付勢されている為、拡大端部116が長尺状スロット134の遠位部138の中に遠位方向に進行すると、対向部122は、撥ね戻って遠位部138の内部に拡大遠位端116をロックして、制御部材114をヨーク110に連結する。したがって、カプセル112に対する制御部材114の長軸方向の移動により、組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢との間でクリップアーム106の移動を制御し得る。
この実施形態では、制御部材114の拡大遠位端116は、ヨーク110の近位開口部136を介して遠位部138の中に挿入される。制御部材114が、所定の閾値よりも大きな力でヨーク110の中に遠位方向に押された時には、近位部140は変形して、拡大遠位部166の遠位部138の中への通過を許容する。言い換えれば、対向部122は、互いに離間して、拡大遠位端116が近位部140を通過して遠位部138の中に移動することを許容する。拡大遠位端116が遠位部138の中に受承されると、スロット134の近位部140は、元の寸法に復帰して、遠位部138に制御部材114の遠位端116を固定する。一実施形態では、スロット134の近位部140は、近位部を越えて遠位方向に拡大遠位端116の進行しやすくする要素を備える。例えば、近位部140は、拡大遠位端116がヨーク110の中に挿入された時に、拡大遠位端116が遠位方向に摺動できるように、近位開口部136から遠位部138に向かってテーパを有してよい。拡大遠位端116が長尺状スロット134の遠位部138の中に受承されると、拡大遠位端116は、遠位部138の近位ショルダー部142によって、近位ショルダー部の近位側への移動を阻止される。
カプセル112は、近位端144から遠位端146まで延び、且つ内部を貫通して長軸方向に延びるチャネル148を備える。近位端144は、任意の方法でアプリケータ104に離脱可能に連結される。一実施形態では、クリップアーム106が、カプセル112の内表面に拘束された組織クリップ姿勢とほぼ同一の初期の挿入姿勢から組織受け入れ姿勢に向かって遠位方向にカプセル112に対して移動させることができるように、カプセル112は、アプリケータ104のブッシング150と係合する。挿入姿勢から組織受け入れ姿勢にカプセル112に対してクリップアーム106を遠位方向に移動することにより、カプセル112からアプリケータ104を離脱することができる。したがって、標的組織がクリップアーム106の遠位端124の間に受承されて、クリップアーム106がカプセル112に対して近位方向に引き入れられてクリップアーム106が互いに接近させられると、カプセル112もカプセル112がブッシング150の遠位端152に接するまで近位方向に移動される。カプセル112がブッシング150の遠位端152に接すると、クリップアーム106は、組織クリップ姿勢に向かって、カプセル112に対して近位方向にさらに引っ張られる。制御部材114がクリップアーム106から離脱すると、以下でさらに詳細に説明されるが、クリップアセンブリ102は、体内に配置される。この離脱可能な連結は、当業者であれば理解できるが、例えば、摩擦結合、又は緩いスナップ結合等を介して実現することができる。
別の実施形態では、カプセル112は、制御部材114がクリップアーム106から離脱する時にカプセル112もアプリケータ104から離脱するように、アプリケータに対して離脱可能に連結される。例えば、ヨーク110の近位部118及び制御部材114の一部のうちの少なくともいずれか一方は、カプセル112とブッシング150の間の連結機構に接する為、制御部材114をヨークから取り外すことによって、カプセル112は、アプリケータ104から離脱し、クリップアセンブリ102を体内に配置することができる。
カプセル112のチャネル148は、ヨークとクリップアーム106の少なくとも近位部とを摺動可能に受承する寸法と形状とに形成される。具体的には、カプセル112のチャネル148は、ほぼ円形状の断面を有する近位部118と、ほぼ卵形状の断面を有する遠位部120と、を備える。遠位部120の卵形状の断面の短軸Aは、近位部118の直径とほぼ同じであるが、卵形状の断面の長軸Bは、近位部118の直径よりも大きい。言い換えれば、カプセル112のチャネル148は、近位部118に沿ってほぼ円筒形状を有し、近位部は、遠位部120に沿ってほぼ卵形状を形成する為に、カプセル112の長軸を含む単一平面で外方に拡がる(例えば、長軸Bに沿って)。近位端と遠位部118,120は、互いに同軸方向に延びて、中心点Cを共有する為、遠位部120の対向するフレア部154の縁部は、中心点(例えば、カプセル112の長軸)からほぼ等距離にある。
ヨーク110は、対向部分122が長軸Bに沿って配置されるようにチャネル148の内部に配置される。遠位部120は、ヨーク110が遠位部120の内部に受承された時に、ヨーク110の対向部122が拡がって、内部に拡大遠位端116が受承することを許可するような寸法と形状とで形成される。しかしながら、ヨーク110が近位部118の中に近位方向に引き込まれた時には、対向部122はその内表面に拘束される為、対向部122は拡がることができないことにより、拡大遠位端116がヨークから離脱されることを防止する。例示の実施形態は、近位部と遠位部118,120の断面が、ほぼ円形状と卵形状であるものとして図示し且つ説明しているが、近位部と遠位部118,120は、ヨーク110が遠位部120の中にある時には開いて(例えば、内部に拡大遠位端116が通過することを許容する)、近位部118の中にある時には開くことを防止する(例えば、ヨークからの拡大遠位端116の離脱を防止する)ものであるかぎりどのような形状と寸法とを有してもよいことは、当業者であれば理解できる。例えば、別の一実施形態では、近位部118は、ほぼ四角形の断面を有するが、遠位部120は、ほぼ長方形の断面を有する。
加えて、示されている実施形態では、チャネル148の近位部と遠位部118,120は、カプセル112の外形で画定され得る。しかしながら、カプセル112の外形が、チャネル148の近位部と遠位部118,120の形状に対応している必要はないことは、当業者であれば理解できる。例えば、別の実施形態では、カプセル112の外形は、その全長に沿って一定であり、チャネル148の近位部と遠位部118,120の形状だけがその内部で変更されている。
アプリケータ104に搭載する前に、クリップアセンブリ102は、クリップアセンブリ102のアプリケータ104への搭載を容易にする為に構成されたカートリッジの中に保管し得る。カートリッジは、連結部106と共にクリップアセンブリ102を収容する寸法と形状とにされた腔所を内部に形成する保管容器として構成され得る。クリップアセンブリ102は、組織受け入れ姿勢でカートリッジの内部に収容され得る。カートリッジは、以下でさらに詳細に説明されるが、アプリケータ104の遠位部をクリップアセンブリ102に連結する為に挿入される近位開口部を備える。カートリッジは、アプリケータ104への搭載を容易にする姿勢でクリップアセンブリ102を固定する。
アプリケータ104は、ブッシング150又はカテーテルと、そこから近位方向に延びる可撓性部材(図示略)と、制御部材114とを備える。可撓性部材の近位端は、ハンドル部に連結され得る。ブッシング150は、可撓性部材に連結された近位端からクリップアセンブリ102のカプセル112に離脱可能に連結された遠位端152まで長軸方向に延びる。制御部材114は、拡大遠位端116からハンドル部の駆動装置に連結された近位端まで、ブッシング150と可撓性部材とを貫通して延びる。可撓性部材は、生体内の蛇行性経路でも貫通するのに十分な可撓性を有するコイル又はワイヤとして形成され、この実施形態では、別の挿入装置の内視鏡の作業チャネルを貫通させられる寸法と形状とで形成される。しかしながら、可撓性部材は、可撓性部材が、クリップアセンブリ102から制御部材114に加えられる張力に対抗するのに十分な圧縮力を提供することができるものであれば、どのような可撓性構造から形成されてもよい。
クリップアセンブリ102をアプリケータ104に搭載する方法の例は、長軸スロット134の近位部140に付与される遠位方向の力が所定の閾値を超えるまで、予めクリップアセンブリ102と組み立てられている場合もあるヨーク110の近位部128に対して遠位方向に制御部材114の拡大遠位端116を押しつける工程と、ヨークの対向部122を互いに偏倚させて、ヨークの対向部を越えて遠位方向に拡大遠位端116を移動させる工程とからなる。上述したように、対向部122は、カプセル112の卵形状の遠位部120の長軸Bによって形成される面内で偏倚するように配置される。言い換えれば、偏倚される対向部分122は、カプセル112の遠位部120の対向するフレア部154の内部に受承される。拡大遠位部116が近位部140を越えて遠位部138の中に進行した後、近位部140は、自身が備える付勢により内部に拡大遠位端116を固定する位置に復帰する。制御部材114が、ヨーク110に結合される為、ブッシング150も、カプセル112に対して遠位方向に押し付けられてカプセル112をブッシング150に離脱可能に連結し得る。
上述したように、クリップアセンブリ102は、カートリッジの内部に収容される場合には、ブッシング150と制御部材114の拡大遠位端116は、上述したほぼ同じ方法でクリップアセンブリ102に連結されたカートリッジの近位開口部を介して挿入される。ブッシング150がカプセル112に離脱可能に連結され、且つ拡大遠位端116が、クリップアーム106に連結されると、制御部材114は、閉鎖されたクリップ姿勢に向かってクリップアセンブリ102を近位方向に引く為に移動される。アプリケータ104全体は、近位開口部を介して、閉鎖姿勢で、カートリッジの外にクリップアセンブリ102を引っ張る為にカートリッジに対して近位方向に移動させられる。
使用時には、クリップアセンブリ102をアプリケータ104上に搭載した後、クリップアセンブリ102は、内視鏡の作業チャネル(又は別の挿入装置)を介して体内(例えば、自然の体管腔を介して)に、クリップされる組織の標的部に隣接部位に、挿入される。クリップアセンブリ102は、損傷を軽減し、且つ作業チャネルを介して挿入しやすくする為に組織クリップ姿勢で標的組織に挿入される。標的組織の部位に達すると、クリップアセンブリ102は、ブッシング150に対して遠位方向に制御部114を移動することにより作業チャネルの遠位端の外に前進させられて、クリップアーム106をカプセル112の外に遠位方向に延ばして、クリップアセンブリ106を組織受け入れ姿勢に移動させる。標的組織がクリップアーム106の間に受承されると、クリップアセンブリ102は、標的組織がその遠位端124の間にクリップされるように、組織クリップ姿勢に向かって移動される。クリップアーム106は、ブッシング150とカプセル112に対して近位方向に制御部材114を引っ張ることにより、組織クリップ姿勢に向かって移動させられる。クリップアセンブリ102が、組織クリップ姿勢になったら、制御部材114は、カプセル112に対してクリップアーム106をロックする為にさらに近位方向に引っ張られる。制御部材114が、近位方向に移動されると、ヨーク110は、ヨーク110の対向部112が拡張又は偏倚して、そこから拡大遠位端116を離脱することを防止する寸法と形状とで形成されたカプセル112の円形状の近位部118の中に引き入れられる。
このように、クリップアセンブリ102を配置する為に、制御部材114は、更に近位方向に引っ張られる。クリップアーム106がカプセル112に対して固定されてヨーク110が拡大遠位端114の離脱を防止するので、制御部材114の近位方向の移動により、制御部材114の遠位端116は、ヨーク110に対して力を付与する。ヨーク110に付与される力が所定の閾値を超えた時には、ヨーク110の遠位部と近位部126,128を連結する脆弱リンク130が壊れて、制御部材114(近位部128に連結されている)は、クリップアーム106(遠位部126に連結されている)から離脱する。上述したように、制御部材114がクリップアーム106から離脱することにより、カプセル112もアプリケータ104から離脱する。このように、アプリケータ104を身体から近位方向に後退させることによって、クリップアセンブリ102は標的組織上にクリップされた状態で留置される。アプリケータ104が体内から除去された時には、制御部材114の拡大遠位端116に連結されているヨーク110の近位部128は、遠位端116から近位部128を外すことにより拡大遠位端から離脱される。近位部128に加えられる力が所定の閾値を超えた時には、長軸方向のスロット134は、拡大遠位端116がそこから離脱されるように凹んだり変形する。所望される場合には、新しいクリップアセンブリ102が上述した同一の方法でアプリケータ104上に搭載されて、システムは、組織の第2部分をクリップする為に使用される。この工程は、必要又は所望される回数何度でも同一のアプリケータ104を用いて繰り返すことが可能である。
当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく本発明に対して様々な変更が可能であることは明白である。

Claims (15)

  1. 組織を治療する為のシステムであって、同システムは、
    ブッシングと制御部材とを備えるアプリケータと、前記制御部材は、前記ブッシングを貫通して拡大遠位端まで延び、
    前記アプリケータに離脱可能に連結されるクリップアセンブリと、前記クリップアセンブリは、近位端から遠位端まで延び、且つ長軸方向に内部を貫通して延びるチャネルを備えるカプセルを備え、前記チャネルは、近位部と遠位部とを備え、前記遠位部は、前記近位部から遠位方向に延びて単一面内において外方に拡がって対向するフレア部を形成し、
    近位端から遠位端まで延びる複数のクリップアームと、前記近位端は、前記クリップアームの遠位端が互いに離間する組織受け入れ姿勢と、前記クリップアームの遠位端が互いに接近する組織クリップ姿勢と、の間で前記クリップアームを移動する為に、前記カプセルのチャネル内部に摺動可能に受承され、
    前記制御部材を前記カプセルに対して長軸方向に移動することにより前記クリップアームを組織受け入れ姿勢と組織クリップ姿勢との間で移動させるべく前記クリップアームに連結される遠位部と前記制御部材の前記拡大遠位端に連結される近位部とを備えるヨークと、からなるシステムであって、前記ヨークは、ヨークの前記近位部が内部に前記拡大遠位端を受承すべく前記カプセルが外方に拡がる平面において前記ヨークの前記近位部が変形するように前記カプセル内に配置される、システム。
  2. 前記カプセルの前記近位部は、円形状の横断面を有し、前記カプセルの前記遠位部は、卵形状の横断面を有する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記カプセルの前記卵形状の遠位部の長軸は、前記カプセルの近位部の直径よりも大きい、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記カプセルの卵形状の遠位部の短軸は、前記カプセルの近位部の直径に等しい、請求項2又は3に記載のシステム。
  5. 前記ヨークの前記近位部は、互いの方に向かって付勢された対向部を備え、且つ間に前記拡大遠位端を受承する寸法と形状とで形成された腔所を形成し、前記対向部は、離間する方向に拡がって、前記拡大遠位端がその中に遠位方向に進行することを許容する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記対向部は、前記カプセルの遠位部がフレアを形成する平面で移動でき、前記対向部が偏倚されて前記腔所の内部に前記拡大遠位端を受承した時には、偏倚された前記対向部は、前記カプセルの遠位部の対向するフレア部の内部に受承されている、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記カプセルの前記近位部は、前記ヨークが内部に受承された時に、前記対向部が偏倚されて前記拡大遠位端を離脱することを防止するような寸法と形状とで形成される、請求項5又は6に記載のシステム。
  8. 前記ヨークの近位部と遠位部とは、付与される力が予め設定された閾値を超えた時に、壊れるように設計された脆弱リンクを介して互いに連結されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記カプセルは、スナップ結合及び摩擦結合のうちのいずれか一方により前記アプリケータに離脱可能に連結される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 近位端から遠位端まで延びる一対のクリップアームを備えるクリップ装置であって、前記近位端は、前記クリップアームの遠位端が互いに離間した組織受け入れ姿勢と、前記クリップアームの遠位端が互いに接近した組織クリップ姿勢との間で前記クリップアームを移動する為に、カプセルのチャネル内部に摺動自在に受承されるヨークに連結され、前記カプセルのチャネルは、近位部と遠位部とを備え、前記遠位部は、前記近位部から遠位方向に延び、且つ単一平面内に外方に拡がって対向するフレア部を形成し、前記ヨークの一部は、前記フレア部の中で変形して、内部に制御部材の拡大遠位端を受承する、装置。
  11. 前記ヨークは、前記クリップアームに連結される遠位部と、制御部に連結される近位部とを備え、前記遠位部と前記近位部とは、付与される力が予め設定された閾値を超えた時に壊れるように設計された脆弱リンクを介して互いに連結されている、請求項10に記載の装置。
  12. 前記カプセルの前記近位部の横断面は、円形状であり、前記カプセルの前記近位部の横断面は、卵形状である、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記円形状の近位部と前記卵形状の遠位部とは、中心点を共有する、請求項12に記載の装置。
  14. 前期ヨークは、互いの方に向かって付勢された対向部を備え、且つ前記拡大遠位端を受承する寸法と形状とに形成された腔所をその間に画定し、前記対向部は、離間して拡がって前記拡大遠位端が前記腔所の中に遠位方向に進行することを許容する、請求項10〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記カプセルの前記近位部は、前記ヨークが内部に受承された時に、同ヨークが変形して前記制御部材の前記拡大遠位端を離脱することを防止するような寸法と形状とに形成される、請求項10〜14のいずれか一項に記載の装置。
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