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JP2019520862A - 食品保持装置のためのタッチレスタイマおよび製品管理 - Google Patents

食品保持装置のためのタッチレスタイマおよび製品管理 Download PDF

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JP2019520862A JP2018554497A JP2018554497A JP2019520862A JP 2019520862 A JP2019520862 A JP 2019520862A JP 2018554497 A JP2018554497 A JP 2018554497A JP 2018554497 A JP2018554497 A JP 2018554497A JP 2019520862 A JP2019520862 A JP 2019520862A
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グレゴリー エルブス、ダリル
マイケル ベスト、アンドリュー
マイケル ベスト、アンドリュー
イー モーゼス、チャールズ
イー モーゼス、チャールズ
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クリーブランド レンジ エルエルシー
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    • A47J39/00Heat-insulated warming chambers; Cupboards with heating arrangements for warming kitchen utensils
    • A47J39/006Heat-insulated warming chambers; Cupboards with heating arrangements for warming kitchen utensils for either storing and preparing or for preparing food on serving trays, e.g. heating, thawing, preserving
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    • H05B1/00Details of electric heating devices
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Abstract

本開示に係る装置、方法、およびアルゴリズムは、高温食品保持キャビネット内の複数の食品保持場所内の複数の食品保持トレイを、その存在を検出し、一意的に識別するための高温食品保持キャビネットを提供する。結合された複数の独立した食品保持キャビネットが存在することもある。食品保持トレイの保管に関連するタイミングおよび他の機能は、ユーザからの手動入力なしで自動的に開始される。これにより、キャビネットコンピュータによる製品品質パラメータの自動開始および追跡が可能になる。パラメータには、製品のタイマおよび保持プロファイル、食品保持トレイが、取り出されたか、単一のキャビネット内のビン間で移動されたか、または別個のキャビネット間で移動されたか等を含めることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、顧客に提供されるのを待機している食品を所望の温度に保持するための装置に関する。より詳細には、本開示は、ユーザが食品を保持するタイミングを手作業で開始および制御する必要のない、サービス前の食品を保持するための装置および関連する方法のアルゴリズムに関する。
保温キャビネットは、製品の調理時間が顧客の待ち時間の予想よりも長い場合に、複数の調理された食品を保管するためにレストランで使用される。これにより、レストランは、注文後直ちにまたは間もなく食品を受け取るという顧客の期待に応えるために、事前に食品を調理することが可能になる。これらの保持キャビネットは、食品トレイ用の保管スロットと、食品およびそれらのトレイを所望の供給温度に保つための熱源と、時間追跡、製品タイプ識別、製品状態表示、プロセス表示、可聴フィードバック、警報の生成および表示等の特定の機能を実行する製品追跡システムとを有する。キャビネットは、調理器具(例えば、グリル)から調理された食品が供給され、一般に1〜20個の個々のトレイを保持することができる。
製品追跡システムは、一般に、装置内の食品保持場所の近くのまたは関連付けられたディスプレイ(例えば、セグメントLED、タッチスクリーン)と、異なる機能を起動/停止させるためのボタン(例えば、PCB触覚ボタン、タッチスクリーン)と、主要品質測定基準に関連して食品保持トレイ内の食品の状態を伝達するための補助視覚インジケータ(例えば、LED、LCDディスプレイ)とを含む。一般に、製品追跡システムは、製品を配置する場所(製品名)、製品を廃棄するまでの残り時間(保持時間)、どの製品トレイから製品を使用するか、(最初の使用)、より多くの製品を調理するとき(調理時間)、製品を最適に保持するための蓋および底のタイプの要件をオペレータに示す。
上記のような現在利用可能な製品追跡システムは、製品追跡シーケンスを開始するために、手動のボタン押下を必要とする。このユーザが操作するボタン押下は、食品保持トレイを食品保持場所に登録し、予め定められた論理機能のシーケンスを開始する。このシーケンスの開始は、保持キャビネットが実行するすべてのプロセスおよび品質機能にとって不可欠である。このような装置の1つが、Salernoの米国特許第7,232,062号明細書に開示されている。コラム7、12〜41行目に述べられているように、作業者または使用者は、食品鍋を保持ステーションに置くときおよびそれを取り出すときの両方において手動タイミングスイッチを押下する必要がある。
これらの装置では、正しい時間にプロセスを開始できないと、保持キャビネット内の食品の品質管理プロセスに悪影響を及ぼす。レストランのキッチン環境のペースが速いため、オペレータは、手作業によるプロセス開始ステップを(意図的にまたは意図せずに)飛ばす、忘れる、または誤って使用することが多く、品質管理プロセスが中断されたり失われたりする。長期間にわたり、これは結局顧客に提供される食品の品質の負の変動をもたらす。
また、需要の多いレストランでは、通常、キッチンに複数の保持キャビネットがある。このタイプのレストランでは、大型保持キャビネットが調理済み製品の大きな一群を保持および分けるために使用され、小型キャビネットが食品調合場所で使用される。食品保持トレイ内の食品は、一のキャビネット上の食品保持場所から別のキャビネット上の食品保持場所に移動される。製品の移動中に製品情報を転送するには、通常、送信元と送信先の保持キャビネットの両方で複雑なボタン押下のシーケンスが必要である。やはり、これらのシーケンスは、ペースが速いキッチン環境では一貫して利用されず、食品の品質が損なわれる。
したがって、現在利用可能なシステムのこれらの欠点に対処する必要がある。
本開示に係る装置、方法、およびアルゴリズムは、サービス前に食品を保管する際に、加温または保管サイクルの手動による開始および手動による製品移動ステップの必要性を排除する。本開示は、(例えば、RFタグまたはバーコードによる)トレイのハンズフリー登録を介して、保持キャビネット内に置かれたときの食品保持トレイの自動登録を提供する。本開示はまた、やはりハンズフリー登録により、製品を一のキャビネットから別のキャビネットに、または一のビンから同じキャビネット内の別のビンに移動する間に重要な製品情報を自動的に転送する。これにより、食品保持トレイが食品保持場所に置かれるたびに製品追跡シーケンスが自動的に開始される。このシステムは、オペレータがより容易に使用することができ、(品質管理にとって重要な)製品追跡のより高い整合性を確保し、製品がキャビネットからキャビネットに移された際に製品情報を正確に追跡することを可能にする。
したがって、一実施の形態において、本開示は、加熱された温度で食品を保管するためのシステムであって、キャビネットと、食品を保持するためのトレイであって、前記トレイに接続され、前記トレイに関する識別情報を有するトランシーバを備える、トレイと、前記トレイを収容するためのキャビネット内の保管ビンであって、前記トランシーバから情報を読み取るためのリーダを内部に備える、保管ビンと、前記トレイに熱を供給するための前記保管ビン内のヒータと、前記キャビネット内のプロセッサと、を備える、システムを提供する。ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記プロセッサは、前記識別情報を前記リーダから受信し、以下の機能、すなわち、前記トレイを前記ビンに登録すること、前記トレイが前記保管ビン内にある時間のためのタイマを開始すること、前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の温度の変更を開始すること、ユーザに入力を促すこと、および、可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示すること、のうち少なくとも1つを実行する、システムを提供する。
他の実施の形態において、本開示は、食品を加熱システムに保存する方法を提供する。このシステムは、キャビネットと、食品を保持するためのトレイであって、前記トレイに接続され、前記トレイに関する識別情報を有するトランシーバを備える、トレイと、前記トレイを収容するためのキャビネット内の保管ビンであって、前記トランシーバから情報を読み取るためのリーダを内部に備える、保管ビンと、前記トレイに熱を供給するための前記保管ビン内のヒータと、を備える。この方法は、前記トレイを前記ビンに入れるステップと、前記トランシーバから前記識別情報を前記リーダで読み取るステップと、以下のステップ、すなわち、前記トレイを前記ビンに登録するステップ、前記トレイが前記ビン内にある時間を追跡するためのタイマを開始するステップ、前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の保持温度の変更を開始するステップ、前記トレイの保持プロファイルを開始するステップ、ユーザに入力を促すステップ、および、可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示するステップ、のうち少なくとも1つを実行するために前記識別情報を用いるステップと、を含む。
本開示に係るキャビネットの側面斜視図である。 図1のキャビネット内で使用されるトレイの側面図である。 図1のキャビネット内で使用されるトレイの側面図である。 図1のキャビネットの概略図である。 本開示に係るトレイの移動および読み取りの1つのプロセスを示すフローチャートである。 本開示に係るトレイの読み取りおよび移動のための追加のプロセスステップを示す第2のフローチャートである。
図1〜図3を参照すると、特に図1に、本開示に係るキャビネット10が示されている。キャビネット10は、複数のトレイ保管ビン12を有する。トレイビン12の各々は、1つ以上のトレイ14を受け入れることができ、トレイ14は、1つ以上の食品(図示せず)を保持する。図2Aおよび図2Bに示すように、トレイ14は、比較的長い側面を有する浅い輪郭であるか(図2A)、または、短い側面を有する深いものであってもよい(図2B)。トレイ14の適切な種類は、そこに保管される食品に依存する。トレイ14は、その上に配置された、または、接続されたトランシーバ16を有する。以下でより詳細に説明するように、トランシーバ16は、関連するトレイ14に関する識別情報を格納することができる。各ビン12に関連するリーダ18は、関連するトレイ14に関する情報をトランシーバ16から収集する。次に、この情報は、各トレイ14の位置および識別を追跡する中央プロセッサ100に中継される。また、各ビン12は、それに関連するヒータ20を有する。以下でより詳細に説明するように、プロセッサ100は、各ヒータ20と電気通信することができ、トレイ14内の食品を保温するために、必要に応じてヒータ20の状態(オン/オフ)およびヒータ20に供給される電力量を制御する。
プロセッサ100は、その上にアルゴリズム101を有し、このアルゴリズム101は、これに限定されるものではないが、トレイ14の識別、その位置、その位置にどれくらい置かれていたか、どれくらい高温で加熱されていたか、あとどれくらい高温で加熱することができるか、依然として所望の食品品質基準を満たすことができるか、といった情報を計算し追跡する。プロセッサ100およびアルゴリズム101は、トレイ14の各々に関する情報をユーザインタフェース(UI)102に表示することができる。UI102に表示されるこの情報は、これに限定されるものではないが、各トレイ14内の食品の種類、各トレイ内の食品がどれくらい加熱されたか、所望の製品規格に合格しなくなるまであとどれくらいトレイ14を加熱しておくことができるか、いつ食品が顧客に提供されるまでに非常に多くの時間が経過したか、といった情報である。
好都合なことに、上記の全ては、キャビネット10のユーザが任意のプログラムを手動で入力または開始する必要なしに達成される。ユーザはトレイ14を利用可能なビン12内に置き、プロセッサ100およびアルゴリズム101はすべての関連情報を自動的に追跡する。これにより、現在利用可能なシステムの問題が解消される。一般に、ユーザがトレイを加熱された保管ビンに入れてタイマを開始することを忘れた場合、その食品に関する情報は失われる。製品が長時間加熱されて、顧客に提供するのに適さないことがある。これは、浪費および/または顧客を満足させられないことに繋がる。本開示に係るキャビネット10は、これらの欠点を排除する。
本開示は、主にビン12内でトレイ14を高温で保持することに向けられているが、本開示に係る装置および方法は、トレイ14を周辺温度に保ち、またはそれらを同様に冷却するために使用することができる。さらに、「ビン」という用語は、1つまたは複数のトレイを保管および保持することができる完全にまたは半ば包囲された場所または区域を言い表すために、簡略化のために使用される。
トレイ14の各々は、トランシーバ16に格納された、品番およびそれに関連する一意の識別番号を有する。品番は、トレイ14内の特定の食品に関連付けることができる。このようにして、プロセッサ100は、その識別番号を介してトレイ14の識別と、品番を介してその中の食品との両方を追跡することができる。この品番は、トレイ14内の製品の望ましい加熱時間および保管時間を示す。ユーザは、インタフェース102を通じて、または別個のPCアプリケーションを介して、食品の品番の関連付けを入力することができる。
図3を参照すると、キャビネット10の概略図が示されている。上述したように、ユーザは、トレイをビン12に入れる。キャビネット10は、トランシーバプロセッサ104aおよびメモリ104bを有するトランシーバリーダボード104と、UIプロセッサ106aおよびUIメモリ106bを有するUIボード106と、制御プロセッサ108aおよび制御メモリ108bを有する温度制御装置108と、を備える。したがって、本実施の形態において、プロセッサ100は、3つの別個のプロセッサ、すなわちトランシーバプロセッサ104a、インタフェースプロセッサ106a、および温度制御プロセッサ108aに分離される。本開示は、本明細書に記載された機能のすべてを実行する1つのプロセッサ100が存在し得ること、またはプロセッサ100が2つ以上の別個のプロセッサに分離され得ることを意図している。
ビン12、リーダ18、リーダボード104、UIボード106、温度制御ボード108、およびヒータ20は、全て互いに電気通信している。トレイがビン12内に置かれると、リーダ18は、トレイに関連する情報を読み取り、それをリーダボード104に中継する。ボード104は、この情報をUIボード106のプロセッサ106aおよびメモリ106bに伝達する。UIプロセッサ106aは、インタフェース102上のユーザに対して関連情報を表示することができる。温度制御プロセッサ108aは、その名前が示唆するように、ヒータ20を有する個々のビン12の温度を監視し制御する。温度設定ポイントは、UIプロセッサ106aから送信され、必要に応じて追加または低減された電力が、ヒータ20に供給され得る。ヒータ20の温度値は、制御プロセッサ108aからUIプロセッサ106aに戻って報告され得る。したがって、この実施の形態では、UIプロセッサ106aは、他のプロセッサ104aおよび108aによって収集されたデータのアグリゲータであり得る。やはり、上記の保管時間およびヒータ制御の監視はすべて、ユーザからの手動入力なしで行われる。
食品保持トレイ14内のトランシーバ16は、受動的にまたは能動的に電力が供給され得る。前者の場合、トランシーバ16はリーダ18によって給電される。後者の場合、トランシーバ16はバッテリ等の独自の電源を有することができる。リーダ18は、キャビネット10内に入ってくるAC電力から給電することができる。本実施の形態において、トランシーバ16およびリーダ18は、高周波デバイスのような非接触、非光学デバイスである。本開示は、バーコードまたは二次元コードおよびこれらに関連するリーダ、または磁気デバイスまたはテープデバイス等の、トランシーバ16からリーダ18へ情報を中継するための他のデバイスを意図する。トレイ14、トランシーバ16、およびリーダ18の本質的な特徴は、ビン14内のトレイ14の存在を一貫して確実に検出できるが、誤って隣接するトレイ14を検出することはないということである。各トレイ14には、1つ以上のトランシーバ16が存在してもよい。
トランシーバ16は、トレイ14の内面または外面に沿って、関連するトレイ14に取り外し可能に接続されてもよい。トランシーバ16は、成形されてもよいし、さもなければトレイ14に一体的に形成されてもよい。各ビン12に対して複数のリーダ18があってもよい。
一実施の形態では、トランシーバ16は一方向通信装置であり、情報をリーダ18に中継することのみを意味する。リーダ18は、トランシーバ16にいかなる情報も書き戻さない。本実施の形態では、食品、その位置、または加熱時間についての情報は、トレイ14またはトランシーバ16に記憶されず、むしろプロセッサ100に記憶される。これは、トレイ自体にこのような情報を書き込んで記憶する現在利用可能なシステムよりも改善されている。したがって、デバイス10は、同期しているクロックに依存しない。現在の時刻は、トレイが別のキャビネットに移動されたときに送信されるため、満了時間はそれに応じて相殺される。例えば、システム時間が10秒間ずれているかまたは同期していない場合、トレイ14内の食品の満了時間は10秒間調整される。さらに、書き込みプロセス中に信号を失うと、トランシーバ16のデータが破壊される可能性がある。
ヒータ20は、ビン12およびトレイ14に熱を供給するためのいくつかの適切な装置とすることができる。それらは、誘導性、導電性(例えば、加熱プレート)、対流性(例えば、熱気流)、放射性(例えば、加熱ランプ、熱量計ロッド)、およびそれらの任意の組み合わせであり得る。ヒータ20は、上述したように、プロセッサ108aによって調整されて所望の温度を達成する。
上述したように、各ビン12には1つのヒータ20がある。トレイ14は1つのビン12内にあってもよく、隣接するビン12は空であってもよい。オペレータがトレイ14を1つのビン12から別のビン12に移動させる場合、前述したように、プロセッサ100は、それに応じてトレイ14を追跡する。しかし、以前は空のビン12内のヒータ20は、トレイ14がその中に置かれるまで非アクティブである。したがって、一実施の形態において、空のビン12内のヒータ20は、低減された(例えば、半分の)電力に維持されてもよい。トレイ14が空のビン12内に置かれると、ヒータ20は、低減された時間内に所望の熱レベルに達する。
本実施の形態において、キャビネット10は、2×5配列の10個のビン12を有するキャビネットである。各ビン12は、1つまたは2つのトレイ14のためのスペースを有することができる。図1に示す実施の形態では、例えば、上部のビン12は大きなトレイ14の各々を収容するが、下部のビンはより細いトレイ14を2つ収容する。本開示は、1つまたは1つ以上のビン12を任意の場所に有するキャビネットを想定している。一実施の形態では、20個までのビン12が存在する。これらの実施の形態のいずれにおいても、ビン12は、複数のトレイ14に適合することができる。キャビネットは、レストランの異なるエリアにおける異なるニーズに適合するようにサイズ設定されてもよい。例えば、施設の正面近くのサービスエリアでは、例えば4つのビン12を有するより小さなキャビネットが適切である場合がある。施設の後部には、最大20のビンを備えたより大きなキャビネットを備えることが適切な場合がある。
図4を参照すると、トレイ14を受け入れるためのプロセス200が示されている。前述したように、各トレイ14を一意的に識別するために、1つまたは複数のトランシーバ16が各トレイ14に組み込まれているか、または、接続されている。各食品保持場所を一意的に識別するために、1つまたは複数のリーダ18が各ビン12に組み込まれている。食品保持場所内の食品保持トレイを識別するプロセス200は、以下のステップを含む。
ステップ201において、トレイ14がビン12内に置かれ;
ステップ202において、トランシーバ16およびリーダ18は、予め定められた情報セットをプロセッサ100に通信し;
ステップ203において、プロセッサ100は、どのリーダ18が通信を受信したか、および食品保持トレイトランシーバ16のIDを識別し;
ステップ204において、プロセッサ100は、これに限定されないが、トレイ14がビン12内にある時間を追跡するためのタイマを開始すること、(例えば、ヒータ20に供給される電力を変えることにより)ビン12内の保持温度の変更を開始すること、トレイ14の保持プロファイルを開始すること(時間対温度)、ユーザに入力を促すこと、可聴警報または視覚警報を開始すること、または視覚インジケータを表示すること、を含み得る論理機能を実行するために上記の情報を用いる。保持プロファイルは、食品をどれくらいの温度でどれくらいの時間保持するかを規定する。また、各ステージで温度が異なる複数のステージを定義することもできる。
現在利用可能なシステムと比較して、本開示に係る装置の別の重要な利点は、そこに開示された装置、方法、およびアルゴリズムが、同じ施設内の複数の装置またはキャビネット10に対応できることである。複数のキャビネット10が同じ場所にある場合、キャビネット10は、別のキャビネット10とインターネットとの間で情報の通信を可能にするように、互いに接続されてもよい。複数のキャビネットは、有線(例えば、イーサネット(登録商標))または無線(例えば、WiFi)接続によって互いに接続することができる。したがって、ユーザがトレイ14を1つのキャビネット10から別のキャビネット10に移動させたとしても、プロセッサ100およびアルゴリズム101は、複数のキャビネット10にわたるトレイ14の追跡を可能にする。したがって、プロセッサ100は、特定のトレイ14が一のキャビネット10から別のキャビネット10に移動された場合であっても、そのトレイ14内の食品を提供前にどれくらいの時間加熱しておくことができるかを知ることができる。
本実施の形態では、トレイ14がビン12に到着すると、プロセッサ100は、トレイ14上のトランシーバ16に関連する情報について、接続されたすべてのキャビネット10に問い合わせる。トレイ14が、同じキャビネット10内または別のキャビネット10内のいずれかにおいて、別のビン12に以前に登録されていた場合、関連する情報が新しいキャビネット10および/またはビン12に自動的に転送される。これにより、キャビネット間およびキャビネット内の転送を同じ方法で処理することができる。
本実施の形態では、複数のキャビネット10によって、各キャビネット10は、異なるサイズおよび異なる数のビン12を有することができる。やはり、これは、レストランの構成またはスペースの制約が、異なるエリアには特定のサイズがより適していることを意味する場合があるからである。
図5を参照すると、複数のキャビネット10がある実施の形態のプロセス図が示されている。ここでは、キャブA、キャブB、キャブCという3つのキャビネット10がある。シナリオ1において、ユーザは、トレイ14をキャブA内のビン12に挿入する。プロセッサ100は、トレイ14がキャブAに登録されているか否かを判定する。これは、トレイ14が以前にキャブA内の同一または別のビン12のいずれかにあったことを意味する。判定結果が肯定である場合、プロセッサ100は、トレイ14がキャブA内にあった時間量に関連するタイマを継続する。
図5のシナリオ2は、ユーザがトレイ14をキャブAに挿入し、トレイ14が以前にキャブAに関連付けられていない、またはキャブAに配置されていない場合に何が起こるかを示している。プロセッサ100は、システム内の別のキャビネット、すなわちキャブBおよびキャブCに照会して、トレイ14がこれらのいずれかに登録されているかを確認する。トレイ14がキャブBおよびキャブCのいずれにも登録されていない場合、プロセッサ100は、トランシーバ16内の情報をキャブAに登録し、必要なタイマを開始することによって、トレイ14の所有権をキャブAに与える。
シナリオ3では、ユーザはトレイ14をキャブAに入れる。シナリオ2と同様、プロセッサ100は、キャブBおよびキャブCを調査して、トレイ14がこれら2つの場所のいずれかに登録されているか否かを判定する。シナリオ3では、プロセッサ100は、トレイ14が以前にキャブC内に置かれていたと判定する。次に、プロセッサ100は、トレイ14およびトランシーバ16に関連するすべての情報をキャブCからキャブAに転送し、タイマを継続して、トレイ14をキャブCから登録解除する。シナリオ3は、関連するタイマが経過する前にユーザがトレイ14を故意にまたは不用意に移動させる場合に適用することができる。例えば、トレイ14は、キャブC内に配置され、トレイ14が顧客に提供される前にトレイ14内の食品を加熱できる最大時間を反映して、15分のタイマを有する。ユーザが6分後にキャブCからトレイ14を取り出してキャブA内に配置すると、プロセッサ100はこれに対処する。プロセッサ100は、キャブCからトレイ14を登録解除し、(すなわち、6分経過、残り9分の状態で)キャブA内のトレイ14用のタイマおよびヒータを再開する。
シナリオ4において、ユーザは、トレイ14をキャブA内の一のビン12から同じキャブA内の別のビン12に移す。プロセッサ100は、これを検出し、第1および第2ビン12に関連するタイマを設定する。
本開示に係るアルゴリズム101は、各ビン12内の全てのリーダ18の状態がメモリに保存される機能を有することができる(「アンテナデータ配列更新」)。このステップは、停電やシステム中断の事象の際に、操作中に収集されたデータを保存するのを防止する。
他の実施の形態では、アルゴリズム101は、ユーザの体験を改善する追加の特徴を有することができる。アルゴリズム101は、キャビネット10内の全ての食品トレイ14の残り時間を表示するようにUI102を制御し、残り時間の最小値に基づいて最初に取り出されるべきものを識別する。アルゴリズム101はまた、トレイ14が長時間にわたってキャビネットの外に出ていたときを判定し、その中の食品がもはや使用不可能であることをユーザに警告することができる。例えば、ユーザが食品を回収するためにキャビネット10からトレイ14を取り出し、設定時間内にトレイ14をキャビネット10に戻すことを忘れた場合、アルゴリズム101およびプロセッサ100はこれを追跡することができる。別の特徴は、ユーザがレストランの別の場所にあるアンテナの上でトレイ14を振ることにより、トレイ14をキャビネット10から登録解除することを可能にする。例えば、ユーザは、営業日の終了時に、トレイ14を取り出し、その中の食品を廃棄し、および/または、トレイ14を洗浄することを望むかもしれない。プロセッサ100およびアルゴリズム101と通信する別個のアンテナ(図示せず)を設けることができ、これによりユーザはトレイ14をアンテナに近接させて登録解除することができる。
本開示は、加熱ビン12およびその中の食品を説明したが、キャビネット10、プロセッサ100、およびアルゴリズム101は、食品を加熱することなく動作することができる。本実施の形態では、プロセッサ100は、必ずしも食品およびトレイ14を加熱することなく、ビン12の間を通過する食品およびトレイ14を追跡する。
他の実施の形態では、プロセッサ100は、トレイ14が登録または予定されていないビン12内に置かれたときに、警報または表示を提供するように構成することができる。警報は、可聴警報であってもよいし、UI102上の表示であってもよい。
本開示は、その好ましい形態を特に参照して記載されたものであり、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の精神および範囲から逸脱することなく様々な変更および修正を行うことができることは明らかであろう。
(付記)
(付記1)
加熱された温度で食品を保管するためのシステムであって、
キャビネットと、
食品を保持するためのトレイであって、前記トレイに接続され、前記トレイに関する識別情報を有するトランシーバを備える、トレイと、
前記トレイを収容するためのキャビネット内の保管ビンであって、前記トランシーバから情報を読み取るためのリーダを内部に備える、保管ビンと、
前記トレイに熱を供給するための前記保管ビン内のヒータと、
前記キャビネット内のプロセッサと、を備え、
ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記プロセッサは、前記識別情報を前記リーダから受信し、以下の機能、すなわち、
前記トレイを前記ビンに登録すること、
前記トレイが前記保管ビン内にある時間のための前記トレイに関連するタイマを開始すること、
前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の温度の変更を開始すること、
ユーザに入力を促すこと、および、
可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示すること、
のうち少なくとも1つを実行する、
システム。
(付記2)
前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記ユーザからのさらなる入力なしに前記機能を自動的に実行する、
付記1に記載のシステム。
(付記3)
前記ビンは、複数のビンであり、各々は、リーダとそれに関連するヒータとを有する、
付記1に記載のシステム。
(付記4)
前記トレイおよび/または前記ビンに関連する情報を表示するためのユーザインタフェースを、さらに備える、
付記1に記載のシステム。
(付記5)
前記プロセッサは、3つの別個のプロセッサであり、各々が、前記リーダ、前記ユーザインタフェース、および前記ヒータに関連付けられている、
付記4に記載のシステム。
(付記6)
前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンのうちの一のビンから別のビンに移動させたか否かを判定する機能を、さらに実行する、
付記3に記載のシステム。
(付記7)
前記プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
付記6に記載のシステム。
(付記8)
前記トランシーバは、読み出し専用デバイスである、
付記1に記載のシステム。
(付記9)
前記キャビネットは、複数のキャビネットであり、前記キャビネットの各々は、内部にビンを有し、前記ビンに関連付けられたヒータを有する、
付記1に記載のシステム。
(付記10)
前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記キャビネットのうちの一のキャビネット内のビンから別のキャビネット内のビンに移動させたか否かを判定する機能を、さらに実行する、
付記9に記載のシステム。
(付記11)
前記プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
付記10に記載のシステム。
(付記12)
付記1に記載の加熱システムにおいて食品を保管する方法であって、
前記トレイを前記保管ビンに入れるステップと、
前記トランシーバから前記識別情報を前記リーダで読み取るステップと、
以下のステップ、すなわち、
前記トレイを前記ビンに登録するステップ、
前記トレイが前記ビン内にある時間を追跡するためのタイマを開始するステップ、
前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の保持温度の変更を開始するステップ、
前記トレイの保持プロファイルを開始するステップ、
ユーザに入力を促すステップ、および、
可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示するステップ、
のうち少なくとも1つを実行するために前記識別情報を用いるステップと、
を含む方法。
(付記13)
前記保管ビンは、複数の保管ビンであり、各々は、リーダとそれに関連するヒータとを有し、
ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させたか否かを判定するステップを、さらに含む、
付記12に記載の方法。
(付記14)
プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
付記13に記載の方法。
(付記15)
前記キャビネットは、複数のキャビネットであり、前記キャビネットの各々は、保管ビンと、前記保管ビンに関連するヒータおよびリーダを有し、
ユーザが前記トレイを第1のキャビネットから第2のキャビネットに移動させたか否かを判定するステップ、をさらに含む、
付記12に記載の方法。
(付記16)
プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のキャビネットから前記第2のキャビネットに転送する、
付記15に記載の方法。
(付記17)
前記トランシーバは、読み出し専用デバイスである、
付記12に記載の方法。
(付記18)
実行する前記ステップは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記ユーザからのさらなる入力なしに自動的に実行される、
付記12に記載の方法。

Claims (18)

  1. 加熱された温度で食品を保管するためのシステムであって、
    キャビネットと、
    食品を保持するためのトレイであって、前記トレイに接続され、前記トレイに関する識別情報を有するトランシーバを備える、トレイと、
    前記トレイを収容するためのキャビネット内の保管ビンであって、前記トランシーバから情報を読み取るためのリーダを内部に備える、保管ビンと、
    前記トレイに熱を供給するための前記保管ビン内のヒータと、
    前記キャビネット内のプロセッサと、を備え、
    ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記プロセッサは、前記識別情報を前記リーダから受信し、以下の機能、すなわち、
    前記トレイを前記ビンに登録すること、
    前記トレイが前記保管ビン内にある時間のための前記トレイに関連するタイマを開始すること、
    前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の温度の変更を開始すること、
    ユーザに入力を促すこと、および、
    可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示すること、
    のうち少なくとも1つを実行する、
    システム。
  2. 前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記ユーザからのさらなる入力なしに前記機能を自動的に実行する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ビンは、複数のビンであり、各々は、リーダとそれに関連するヒータとを有する、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記トレイおよび/または前記ビンに関連する情報を表示するためのユーザインタフェースを、さらに備える、
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記プロセッサは、3つの別個のプロセッサであり、各々が、前記リーダ、前記ユーザインタフェース、および前記ヒータに関連付けられている、
    請求項4に記載のシステム。
  6. 前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンのうちの一のビンから別のビンに移動させたか否かを判定する機能を、さらに実行する、
    請求項3に記載のシステム。
  7. 前記プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記トランシーバは、読み出し専用デバイスである、
    請求項1に記載のシステム。
  9. 前記キャビネットは、複数のキャビネットであり、前記キャビネットの各々は、内部にビンを有し、前記ビンに関連付けられたヒータを有する、
    請求項1に記載のシステム。
  10. 前記プロセッサは、前記ユーザが前記トレイを前記キャビネットのうちの一のキャビネット内のビンから別のキャビネット内のビンに移動させたか否かを判定する機能を、さらに実行する、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
    請求項10に記載のシステム。
  12. 請求項1に記載の加熱システムにおいて食品を保管する方法であって、
    前記トレイを前記保管ビンに入れるステップと、
    前記トランシーバから前記識別情報を前記リーダで読み取るステップと、
    以下のステップ、すなわち、
    前記トレイを前記ビンに登録するステップ、
    前記トレイが前記ビン内にある時間を追跡するためのタイマを開始するステップ、
    前記ヒータに供給される電力量を変えることによって、前記ビン内の保持温度の変更を開始するステップ、
    前記トレイの保持プロファイルを開始するステップ、
    ユーザに入力を促すステップ、および、
    可聴警報または視覚警報を開始する、または視覚インジケータを表示するステップ、
    のうち少なくとも1つを実行するために前記識別情報を用いるステップと、
    を含む方法。
  13. 前記保管ビンは、複数の保管ビンであり、各々は、リーダとそれに関連するヒータとを有し、
    ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させたか否かを判定するステップを、さらに含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のビンから前記第2のビンに転送する、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記キャビネットは、複数のキャビネットであり、前記キャビネットの各々は、保管ビンと、前記保管ビンに関連するヒータおよびリーダを有し、
    ユーザが前記トレイを第1のキャビネットから第2のキャビネットに移動させたか否かを判定するステップ、をさらに含む、
    請求項12に記載の方法。
  16. プロセッサは、前記タイマを開始し、前記ユーザが前記トレイを第1のビンから第2のビンに移動させた場合、前記タイマに関連する情報を前記第1のキャビネットから前記第2のキャビネットに転送する、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記トランシーバは、読み出し専用デバイスである、
    請求項12に記載の方法。
  18. 実行する前記ステップは、前記ユーザが前記トレイを前記ビンに置いた後、前記ユーザからのさらなる入力なしに自動的に実行される、
    請求項12に記載の方法。
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