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JP2019507283A - ポケットに対する接続を有する空洞なしのピストン - Google Patents

ポケットに対する接続を有する空洞なしのピストン Download PDF

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JP2019507283A JP2018545863A JP2018545863A JP2019507283A JP 2019507283 A JP2019507283 A JP 2019507283A JP 2018545863 A JP2018545863 A JP 2018545863A JP 2018545863 A JP2018545863 A JP 2018545863A JP 2019507283 A JP2019507283 A JP 2019507283A
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Abstract

改良された熱効率、燃料消費、およびエンジン性能を実現可能であるピストンの空洞なしピストンが提供される。ピストンは、ピストンの下側から露出する下方クラウン表面と、リングベルトと、ピンボスと、ストラットによってピンボスに連結される一対のスカートパネルとを含む。ピストンは、下方クラウン表面に沿って延在し、スカートパネル、ストラット、およびピンボスに取り囲まれる内側下方クラウン領域を含む。ピストンは、下方クラウン表面に沿って延在し、リングベルトの一部、ピンボスのうちの1つ、および1つのピンボスをスカートパネルに連結するストラットに各々取り囲まれる一対の外側ポケットも含む。各ピンボスは、冷却オイルを伝えるために、内側下方クラウン領域から外側ポケットのうちの1つまで延在する開口部を含む。開口部は、関係するピンボスのピンボアと下方クラウン表面との間に位置する。

Description

関連出願の相互参照
この米国特許出願は、2016年3月1日に提出された米国仮特許出願第62/302,040号、2017年2月24日に提出された米国特許出願第15/441,659号に対する優先権を主張し、参照により内容全体がここに組み込まれる。
本発明の背景
1.技術分野
この発明は、概して、内燃機関のためのピストン、およびピストンを製造する方法に関する。
2.関連技術
エンジン製造者は、限定されないが、燃料経済を向上させること、オイル消費を低減すること、燃料システムを向上させること、圧縮負荷およびシリンダボア内の動作温度を上昇させること、ピストンを通じた熱損失を低減すること、構成部品の潤滑を向上させること、エンジン重量を減らすこと、およびエンジンをよりコンパクトにすることと同時に、製造に関わるコストを減らすことなど、エンジンの効率および性能を向上させるための増加する要求に直面している。
圧縮負荷および燃焼室内の動作温度を上昇させることが望ましい一方、運転可能な限度内でピストンの温度を維持することは重要であり続ける。また、圧縮負荷および動作温度の上昇を実現することは、これらの望ましい「上昇」がピストンのコンプレッションハイト、ひいてはピストン全体の大きさおよび質量が減らされ得る程度を制限するという点において、トレードオフを伴う。これは、特に、ピストンの動作温度を低減するために閉じられたまたは部分的に閉じられた冷却空洞を有する典型的なピストン構成で厄介である。結合継手に沿ってともに接合されて閉じられたまたは部分的に閉じられた冷却空洞を形成する上部および下部を有するピストンを製造するためのコストは、一般に、上部と下部とをともに結合するために用いられる接合プロセスによって増加される。さらに、エンジン重量が低減され得る程度は、鋼鉄から前述の「冷却空洞を含む」ピストンを作製する必要性によって与えられ、それらはピストン上に加えられる機械的および熱的な負荷の増加に耐え得る。
現在では、冷却空洞を有しない単一片の鋼鉄ピストンが開発されており、「空洞なしの」ピストンとも呼ばれ得る。このようなピストンは、低減された重量、低減された製造コスト、および低減されたコンプレッションハイトを提供する。空洞なしのピストンは、冷却オイルノズルによってスプレー冷却される、潤滑のみのために軽くスプレーされる、またはいかなるオイルでもスプレーされない。冷却空洞がないことによって、このようなピストンは、典型的には、従来の冷却空洞を有するピストンよりも高い温度を経験する。高い温度は、その後連続的なピストンクラッキングおよび可能性のあるエンジン不良を引き起し得る、鋼鉄ピストンの上部燃焼表面の酸化または過熱を引き起こし得る。高い温度は、たとえば冷却オイルまたは潤滑油がスプレーされる燃焼ボウルの下で、ピストンの下方クラウン領域に沿ったオイル変質も引き起こし得る。高い温度によって生じる別の起こり得る問題は、冷却オイルまたは潤滑油がピストン下方クラウンに接触する領域において冷却オイルが炭素の厚い層を生成し得るということである。この炭素層は、起こり得るクラッキングおよびエンジン不良を伴うピストンの過熱を引き起こし得る。
概要
本発明の1つの局面は、改良された熱効率、燃料消費、およびエンジン性能を提供することを可能にする、内燃機関のためのピストンを提供する。ピストンは、ピストンの下側から露出する下方クラウン表面を含む上壁を含む。ピストンは、上壁から垂下し、ピストンの中心軸の周りに周方向に延在するリングベルトも含む。一対のピンボスが上壁から垂下し、一対のスカートパネルがリングベルトから垂下しストラットによってピンボスに連結される。内側下方クラウン領域は、下方クラウン表面に沿って延在し、スカートパネル、ストラット、およびピンボスに取り囲まれる。一対の外側ポケットが下方クラウン表面に沿って延在し、各外側ポケットは、ピンボスのうちの1つ、リングベルトの一部、および1つのピンボスを隣接するスカートパネルに連結するストラットに取り囲まれる。ピストンは、内側下方クラウン領域から外側ポケットのうちの1つまで、ピンボスのうちの1つを通って延在する開口部をさらに含む。
本発明の別の局面は、ピストンを製造する方法を提供する。当該方法は、上壁を含む本体を提供することを含み、上壁はピストンの下側から露出する下方クラウン表面を含み、リングベルトが上壁から垂下しピストンの中心軸の周りに周方向に延在し、一対のピンボスが上壁から垂下し、一対のスカートパネルがリングベルトから垂下しストラットによってピンボスに連結され、内側下方クラウン領域が下方クラウン表面に沿って延在しスカートパネルおよびストラットおよびピンボスに取り囲まれ、一対の外側ポケットが下方クラウン表面に沿って延在し、各外側ポケットは、ピンボスのうちの1つ、リングベルトの一部、および1つのピンボスを隣接するスカートパネルに連結するストラットに取り囲まれる。当該方法は、内側下方クラウン領域から外側ポケットのうちの1つまで、ピンボスのうちの1つを通って延在する開口部を形成することをさらに備える。
本発明のこれらのおよび他の局面、構成ならびに利点は、以下の詳細な説明および添付の図面と結びつけて考慮されたときにより容易に理解されるであろう。
本発明の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含み得る空洞なしのピストンの底面図である。 本発明の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含む空洞なしピストンの側面断面図である。 図2のピストンの開口部の拡大図であって、開口部の長さおよび幅が特定される図である。 別の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含む空洞なしのピストンの側面断面図である。 さらに別の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含む空洞なしのピストンの側面断面図である。 別の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含む空洞なしのピストンの側面断面図である。 内燃機関における動作の間の、図5のピストンの中の冷却オイルの動きを示す図である。 さらに別の例示の実施形態に従う、ピンボスにおける開口部を含む空洞内のピストンの側面断面図である。 内燃機関における動作の間の、図6のピストンの中の冷却オイルの動きを示す図である。
例示の実施形態の詳細な説明
図1〜図6は、たとえば現代のコンパクトな高性能車両エンジンなどの内燃機関のシリンダボアまたはチャンバ(図示せず)における往復運動のための、本発明の例示の実施形態に従って構築されるピストン10の図を示す。ピストン10は、空洞なしであり、したがって冷却空洞を有するピストンと比較して低減された重量または質量を有する。ピストン10は、また、他の空洞なしのピストンと比較して、内燃機関の動作の間、低減された温度で動作し得る。ピストン10は、改良された熱効率、燃料消費およびエンジンの性能にも貢献する。
図に示されるように、ピストン10は、鋼鉄などの金属材料の単一片から形成される一体の本体を有する。一体の本体は、機械加工、鍛造または鋳造によって、構築を完了するために必要であればその後行われる可能な仕上げ加工を伴って形成され得る。したがって、ピストン10は、冷却空洞床によって画定されるまたは部分的に画定される囲まれたまたは部分的に囲まれた冷却空洞を有するピストンでは当たり前である、互いに接合される上部および下部などの、ともに接合される複数の部品を有しない。対照的に、ピストン10は、冷却空洞床、または冷却空洞を画定するもしくは部分的に画定する他の構成を有しないという点で、「空洞なし」である。空洞なしのピストン10の底面図が図1に示され、空洞なしのピストンの断面図が図2〜図6に示される。
鋼鉄または別の金属で作製される本体部分は、高性能要求、すなわち現代の高性能内燃機関の増加された温度および圧縮負荷を満たすために、強固かつ丈夫である。本体を構築するのに用いられる鋼鉄材料は、特定のエンジン用途におけるピストン10の要求に応じて、SAE4140級などの合金であってもよく、異なってもよい。ピストン10が空洞なしであることにより、ピストン10の重量およびコンプレッションハイトは最小化され、これによりピストン10が配置されるエンジンが冷却空洞を含むピストンに対して低減された重量を実現し、よりコンパクトにされることを可能にする。さらには、ピストン10が空洞なしであったとしても、ピストン10は、使用の間に十分に冷却されて最も過酷な動作温度に耐えることができる。
ピストン10の本体部分は、上壁12を提供する上頭部または頂部セクションを有する。上壁12は、内燃機関のシリンダボア内の燃焼ガスに直接曝される上部燃焼表面14を含む。例示の実施形態では、上部燃焼表面14は、中心軸Aの周りに、燃焼ボウル、または非平面の、凹状のもしくは波状の表面を形成する。頂部ランド18、続いて複数のリング溝20を提供するリングベルト16が、上壁12から垂下し、ピストン10の外径に沿って周方向に延在する。
ピストン10は、リングベルト16の内側に、概ね上壁12および下方クラウン表面34から垂下する一対のピンボス24をさらに含む。ピンボス24は、下方クラウン表面32から垂直方向に離間される、横方向に離間される一対のピンボア26を提供している。ピストン10は、リングベルト16から垂下し、互いに直径方向に対向して位置する一対のスカートパネル28も含む。スカートパネル28は、ストラット30によってピンボス24に連結される。
ピストン10の下方クラウン表面32は、上壁12の下側に、上部燃焼表面14の正反対に、かつリングベルト16の径方向内側に位置する。下方クラウン表面32は、好ましくは燃焼ボウルから最小距離で位置し、実質的に燃焼ボウルから正反対側の表面である。下方クラウン表面32は、ここで、ピストン10を底部からまっすぐ観察したときにピンボア26を除いて見える表面であると規定される。下方クラウン表面32は、上部燃焼表面14の燃焼ボウルに対して概ねぴったり合っている。下方クラウン表面32は、また、ピストン10の下側から見ると開かれて露出しており、囲まれたまたは部分的に囲まれた冷却空洞によって画定されていない。
ピストン10の下方クラウン表面32は、閉じられたまたは部分的に閉じられた冷却空洞を有する比較対象のピストンよりも、より大きな総表面エリア(表面の外形に従う3次元エリア)およびより大きな投影された表面エリア(平面図で見られるような、2次元エリア、平面)を有する。ピストン10の下側に沿ったこの開口領域は、下方クラウン表面32の真上へクランク室内から飛散するまたはスプレーされるオイルに対し直接のアクセスを提供し、これにより下方クラウン表面32全体がクランク室内からのオイルによって直接吹きかけられることを可能にするとともに、オイルがリストピン(図示せず)の周りに自由に飛散することを可能にし、さらに、ピストン10の重量を大幅に低減する。したがって、空洞なしのピストン10の概ね開いた構成は、典型的な閉じられたまたは部分的に閉じられた冷却空洞を有しないが、下方クラウン表面32の最適な冷却およびピンボア26内のリストピン接合に対する潤滑を可能にすると同時に、ある体積のオイルが表面上に留まる時間である、燃焼ボウル付近の表面上のオイル残留時間を低減する。低減された残留時間は、閉じられたまたは実質的に閉じられた冷却空洞を有するピストンにおいて生じ得るような、コークス化されたオイルの望ましくない蓄積を低減し得る。このように、ピストン10は、延長された使用にわたって「きれい」であり続けることができ、これによりそれが実質的に蓄積されないままであることを可能にする。
例示の実施形態のピストン10の下方クラウン表面32は、図1および図4〜図6に最もよく示される内側下方クラウン領域34および外側ポケット36を含む、ピストン10のいくつかの領域によって提供される。中心軸Aに位置する下方クラウン表面32の第1部分は、内側下方クラウン領域34によって提供される。内側下方クラウン領域34は、ピンボス24、スカートパネル28、およびストラット30に取り囲まれる。内側下方クラウン領域34によって提供される下方クラウン表面32の2次元および3次元の表面エリアは典型的には最大化されるため、露出面に対してクランク室から上方向に飛散するまたはスプレーされるオイルによって生じる冷却が強化され得、これによりピストン10の優れた冷却を与える。図2〜図4の例示の実施形態では、底部から見たとき、内側下方クラウン領域34の下方クラウン表面32は凹状であるため、オイルはピストン10の往復の間、ピストン10の片側からピストン10の反対側まで流され得、これによりピストン10の冷却をさらに強化するようにはたらく。
下方クラウン表面32の第2領域は、ピンボス24の外側に位置する外側ポケット36によって提供される。各外側ポケット36は、ピンボス24のうちの1つ、1つのピンボス24を隣接するスカートパネル28に連結するストラット30の部分、およびリングベルト16の一部に取り囲まれる。
動作の間、ピストン10の重量および温度を低減するために、ピンボス24のうちの少なくとも1つ、好ましくは両方のピンボス24は、内側下方クラウン領域34を隣接する外側ポケット36に接続するための開口部38を含む。開口部38または一対の開口部38は、好ましくは、下方クラウン表面32に沿って配置されて冷却オイルで吹きかけられ得る下方クラウン表面32の表面エリアを増加させる。開口部38は、冷却オイルが内側下方クラウン領域34から外側ポケット36まで通ることも可能にし、したがって外側ポケット36の冷却を向上させ、動作の間にピストン10の温度を低減する。開口部38は、また、ピストン10の質量を低減し、冷却オイルがより多くの熱を除去し、ひいてはピストン10の温度を低減することができるように、下方クラウン表面32の表面エリアを増加させる。
例示の実施形態では、各ピンボア26の上方に1つの開口部38があり、各開口部38は、下方クラウン表面32と関係するピンボア26との間に、関係するピンボア26の真上の方に位置する。したがって、開口部38は、ピストン10の側から断面で見たとき、ピンボア26と長手方向に位置合わせされる。好ましくは、開口部38の中心は、ピンボア26の中心と長手方向に位置合わせされる。開口部38は、また、ピンボス24の一部によってピンボア26から離間される。両方の開口部38について、図2および図3に示されるように、ピストン10がピンボス24に面する側からの断面で見られたとき、開口部38の断面積は隣接するピンボア26の断面積よりも小さい。典型的には、開口部38の断面積は、ピンボア26の断面積の10%〜50%である。また、開口部38の断面積は、典型的には、内側下方クラウン領域34と外側ポケット36との間で50%以下で変化する。開口部38は、ピストン10の本体部分とともに鋳造されてもよく、ピストン10の鋳造された本体部分に加工されてもよい。
開口部38は、様々な異なる態様で外側ポケット36の冷却を向上させるために、内側下方クラウン領域34から外側ポケット36までの冷却オイルの通過を可能にするための様々な異なる構成を有してもよい。
図2の例示の実施形態によれば、下方クラウン表面32によって提示される断面形状は、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、開口部38の中心に対して、開口部38に沿って上方向に湾曲または傾斜している。開口部38は、また、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、開口部38の中心に対して上方向に湾曲または傾斜している下面40によって規定される。言い換えれば、開口部38の中心に対して、下方クラウン表面32は凹状であり、下面40は凸状である。下方クラウン表面32および開口部38に沿った下面40の両方が、ピンボア26の最も上側の表面と同じ方向に湾曲している。開口部38は、下方クラウン表面32と下面40とを接続する側面42によっても規定される。側面42は、下方クラウン表面32と下面40との間で湾曲している。側面42は、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、開口部38の中心に対して凹状である。また、図2の例示の実施形態では、開口部38は各々、下方クラウン表面32から下面40まで延在する長さと、長さlよりも大きい対向する側面42間に延在する幅wとを有する。長さlおよび幅は、図2Aで特定される。
図3の例示の実施形態では、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、下方クラウン表面32の断面形状は、開口部38に沿って真っ直ぐである。この実施形態では、下面40は、下方クラウン表面32と位置合わせされており、2つの面32,40は、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、ピストン10の中心軸Aに対して垂直に延在する。しかしながら、開口部38の側面42は、ピンボス24に面する方向におけるピストン10の側から見たとき、下方クラウン表面32と下面40との間で湾曲している。側面42は、開口部38の中心に対して凹状である。また、図3の例示の実施形態では、開口部38は各々、下方クラウン表面32から下面40まで延在する長さと、長さよりも大きい対向する側面42間に延在する幅とを有する。
図4のピストン10は、図2および図3のピストン10と比較して、その中心軸Aを中心として90度回転される。この場合、ピストン10は、ピンボア26の幅に沿った断面で見られる。ピンボア26の幅は内側下方クラウン領域34から外側ポケット36まで径方向に延在することが留意される。この実施形態では、下方クラウン表面32は、開口部38の中心に対して凸状であるように、湾曲または傾斜している。開口部38の下面40は、ピストン10の中心軸Aに垂直に延在するように、真っ直ぐである。
図5のピストン10は、また、図2および図3のピストン10と比較して、その中心軸Aを中心として90度回転される。この場合、ピストン10は、ピンボア26の幅に沿った断面で見られる。図5の実施形態では、下方クラウン表面32は、開口部38に沿ってごくわずかに湾曲しており、開口部38の下面40は、内側下方クラウン領域34から外側ポケット36まで真っ直ぐ延在する。この場合、下面40は、ピストン10の中心軸Aに垂直に延在する。
図6のピストン10は、また、図2および図3のピストン10と比較して、その中心軸Aを中心として90度回転される。この場合、ピストン10は、ピンボア26の幅に沿った断面で見られる。図6の実施形態では、下方クラウン表面32は、開口部38の第1部分に沿って内側下方クラウン領域34から真っ直ぐに延在し、開口部38の第2部分に沿って開口部38の中心に対して凸形状を提示するように内側に湾曲している。凸形状を有する第2部分は、真っ直ぐな第1部分から外側ポケット36まで延在する。開口部38の下面40は、内側下方クラウン領域34から外側ポケット36までわずかに湾曲して開口部38の中心に対して凹形状を提示する。
図2〜図6に示される実施形態の各々において、ポケット36に沿って位置する下方クラウン表面32は、ピストン10の底部から見たときに凹状面を提示するように、開口部38からリングベルト16まで上方向に湾曲または傾斜している。
本発明に従って設計されるピストン10は、ピンボア26の上方の開口部38のない空洞なしのピストンと比較して、外側ポケット36の改良された冷却を実現することが可能である。たとえば、図5の実施形態では、ピストン10が下降すると、オイルは、図5Aの位置Aで示されるように、下方クラウン表面32に向かって移動し、開口部38を通って外側ポケット36まで下方クラウン表面32の湾曲に沿う。図6の実施形態では、ピストン10が下降すると、オイルは、図6Aの位置Aで示されるように、下方クラウン表面32に向かって移動し、下方クラウン表面32に沿って広がる。図6のピストン10が上昇すると、オイルは、図6Aの位置Bに示されるように、ピストン10の底部に向かって、開口部38を通って、ピンボス24の外側に移動する。図6のピストン10が再び下降すると、オイルは、図6Aの位置Cに示されるように、再び下方クラウン表面32に向かって移動し、外側ポケット36に入る。
本発明の別の局面は、内燃機関における使用のための空洞なしのピストン10を製造する方法を提供する。典型的には鋼鉄で形成されるピストン10の本体部分は、鍛造または鋳造などの様々な異なる方法に従って製造され得る。空洞なしのピストン10の本体部分は、様々な異なる設計を備えてもよく、可能な設計の例は図1〜図6に示される。
当該方法は、内側下方クラウン領域34から外側ポケット36まで延在するピストン10のピンボスに開口部38を提供することをさらに含む。このステップは、一体の本体を鋳造するプロセスの間に穴38を形成すること、一体の本体を鍛造するプロセスの間に穴38を形成すること、または一体の本体を提供した後に開口部38を加工することを含んでもよい。
上述されるように、ピストン10は、下方クラウン表面32に沿った閉じられた冷却空洞を有さず、したがって閉じられた冷却空洞を含むピストンに対して低減された重量および関連コストを有し、他の空洞なしのピストンに対して内燃機関における動作の間に低減された温度で動作し、改良された熱効率、燃料消費、およびエンジンの性能に貢献する。
本発明の多くの修正および変形が上記の教示に照らして可能であり、請求項の範囲内に特定的に説明された以外の方法で実施され得る。すべての請求項のおよびすべての実施形態のすべての構成が、そのような組み合わせが互いに矛盾しない限り、互いに組み合わせられることが理解される。

Claims (20)

  1. ピストンであって、
    前記ピストンの下側から露出する下方クラウン表面を含む上壁と、
    前記上壁から垂下し、前記ピストンの中心軸の周りに周方向に延在するリングベルトと、
    前記上壁から垂下する一対のピンボスと、
    前記リングベルトから垂下し、ストラットによって前記ピンボスに連結される一対のスカートパネルと、
    前記下方クラウン表面に沿って延在し、前記スカートパネルおよび前記ストラットおよび前記ピンボスに取り囲まれる内側下方クラウン領域と、
    前記下方クラウン表面に沿って延在する一対の外側ポケットとを備え、
    各外側ポケットは、前記リングベルトの一部および前記ピンボスのうちの1つおよび1つの前記ピンボスを前記スカートパネルに連結する前記ストラットに取り囲まれ、前記ピストンはさらに、
    前記内側下方クラウン領域から前記外側ポケットのうちの1つまで、前記ピンボスのうちの1つを通って延在する開口部を備える、ピストン。
  2. 前記開口部は、前記下方クラウン表面と前記ピンボスのピンボアとの間に配置される、請求項1に記載のピストン。
  3. 前記開口部および前記ピンボスのピンボアは各々、前記ピストンが前記ピンボスに面する側からの断面で見られたとき、断面積を提示し、前記開口部の前記断面積は、前記ピンボアの前記断面積よりも小さい、請求項1に記載のピストン。
  4. 前記開口部の前記断面積は、前記ピンボアの前記断面積の10%〜50%である、請求項3に記載のピストン。
  5. 前記開口部は、前記ピストンが前記ピンボスに面する側からの断面で見られたとき、断面積を提示し、前記開口部の前記断面積は、前記内側下方クラウン領域と前記外側ポケットとの間で50%以下で変化する、請求項1に記載のピストン。
  6. 前記開口部は、前記下方クラウン表面から前記開口部の下面まで延在する長さと、前記開口部の対向する側面間に延在する幅とを有し、前記幅は前記長さよりも大きい、請求項1に記載のピストン。
  7. 前記ピストンが前記ピンボスに面する方向における断面で見られたとき、前記下方クラウン表面は、前記開口部の中心に対して前記開口部に沿って上方向に湾曲している断面形状を提示し、前記開口部は、前記開口部の中心に対して前記開口部に沿って上方向に湾曲している下面を含み、前記開口部は、前記開口部の中心に対して凹状である側面を含む、請求項1に記載のピストン。
  8. 前記ピストンが前記ピンボスに面する方向における断面で見られたとき、前記下方クラウン表面は、前記開口部に沿って真っ直ぐである断面形状を提示し、前記開口部は、前記開口部に沿って真っ直ぐである下面を含み、前記開口部は、前記開口部の中心に対して凹状である側面を含む、請求項1に記載のピストン。
  9. 前記開口部を含む前記ピンボスは、ピンボアも含み、前記ピストンが前記ピンボアの幅に沿った断面で見られたとき、前記下方クラウン表面は、前記開口部の中心に対して前記開口部に沿って凸状であり、前記開口部の下面は、前記開口部に沿って真っ直ぐである、請求項1に記載のピストン。
  10. 前記開口部を含む前記ピンボスは、ピンボアも含み、前記ピストンが前記ピンボアの幅に沿った断面で見られたとき、前記内側下方クラウン領域から延在する前記下方クラウン表面の第1部分は、前記開口部に沿って真っ直ぐであり、前記第1部分から前記外側ポケットまで延在する前記下方クラウン表面の第2部分は、前記開口部の中心に対して前記開口部に沿って凸状である、請求項1に記載のピストン。
  11. 前記ピストンは、材料の単一片で形成される本体を含み、前記本体は、前記上壁と、前記リングベルトと、前記ピンボスと、前記スカートパネルとを含む、請求項1に記載のピストン。
  12. 前記本体の前記材料は、鋼鉄で形成される、請求項11に記載のピストン。
  13. 前記ピストンは、冷却空洞床、または冷却空洞を画定するもしくは部分的に画定する他の構成を含まない、請求項1に記載のピストン。
  14. 材料の単一片で形成される本体を含み、
    前記本体の前記材料は、鋼鉄で形成され、
    前記本体は、冷却空洞床、または冷却空洞を画定するもしくは部分的に画定する他の構成を有さず、
    前記本体は、上部燃焼表面を提示する前記上壁を含み、
    前記上部燃焼表面は、前記中心軸の周りの非平面の表面であり、
    前記リングベルトは、頂部ランドと、前記中心軸の周りに周方向にかつ前記ピストンの外径に沿って延在する複数のリング溝とを含み、
    前記ピンボスは、前記リングベルトの内側に配置され、ピンボア軸を取り囲む横方向に離間された一対のピンボアを提供し、
    前記一対のスカートパネルは、互いに直径方向に対向して位置し、
    前記下方クラウン表面は、前記リングベルトの径方向内側に配置され、
    前記下方クラウン表面は、囲まれたまたは部分的に囲まれた冷却空洞によって画定されておらず、
    前記下方クラウン表面の第1部分は、前記内側下方クラウン領域によって提供され、前記下方クラウン表面の第2部分は、前記外側ポケットによって提供され、
    前記内側下方クラウン領域は、前記中心軸に位置し、前記ピンボスおよび前記スカートパネルおよび前記ストラットに取り囲まれ、
    前記内側下方クラウン領域に位置する前記下方クラウン表面は、前記ピストンの底部から見たときに凹状であり、
    前記外側ポケットは、前記ピンボスの外側に位置し、
    前記ピンボスの前記開口部は、前記下方クラウン表面と前記ピンボスの前記ピンボアとの間に配置され、
    前記ピンボスの前記開口部は、前記ピンボスの一部によって前記ピンボアから離間されており、
    前記ピンボスの前記開口部および前記ピンボスの前記ピンボアは各々、前記ピストンが前記ピンボスに面する方向における断面で見らたれたとき、断面積を提示し、
    前記開口部の前記断面積は、前記ピンボアの前記断面積の10%〜50%であり、
    前記開口部の前記断面積は、前記内側下方クラウン領域と前記外側ポケットとの間で50%以下で変化し、
    前記開口部は、前記下方クラウン表面から下面まで延在し、側面が前記下方クラウン表面と前記下面とを接続し、
    前記ピンボスの前記開口部は、前記下方クラウン表面から前記下面まで延在する長さと、前記長さよりも大きい対向する前記側面間に延在する幅とを有し、
    前記ピンボスの両方が前記開口部を含む、請求項1に記載のピストン。
  15. ピストンを製造する方法であって、
    上壁を含む本体を提供するステップを備え、前記上壁は、前記ピストンの下側から露出する下方クラウン表面を含み、リングベルトが前記上壁から垂下し前記ピストンの中心軸の周りに周方向に延在し、一対のピンボスが前記上壁から垂下し、一対のスカートパネルが前記リングベルトから垂下しストラットによって前記ピンボスに連結され、内側下方クラウン領域が前記下方クラウン表面に沿って延在し前記スカートパネルおよび前記ストラットおよび前記ピンボスに取り囲まれ、一対の外側ポケットが前記下方クラウン表面に沿って延在し、各外側ポケットは、前記リングベルトの一部および前記ピンボスのうちの1つおよび1つの前記ピンボスを前記スカートパネルに連結する前記ストラットに取り囲まれ、前記ピストンを製造する方法はさらに、
    前記内側下方クラウン領域から前記外側ポケットのうちの1つまで、前記ピンボスのうちの1つを通って延在する開口部を形成するステップを備える、ピストンを製造する方法。
  16. 前記開口部を形成するステップは、前記ピンボスを通る前記開口部を加工することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記本体は、材料の単一片であり、前記本体を提供するステップは、前記本体を鍛造または鋳造することを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記開口部は、前記鍛造または鋳造のステップの間に形成される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記開口部は、前記下方クラウン表面と前記ピンボスのピンボアとの間に形成される、請求項15に記載の方法。
  20. 前記開口部および前記ピンボスのピンボアは各々、前記ピストンが前記ピンボスに面する側からの断面で見られたとき、断面積を提示し、前記開口部の前記断面積は、前記ピンボアの前記断面積の10%〜50%である、請求項15に記載の方法。
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