JP2019200193A - 物品測定装置 - Google Patents
物品測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019200193A JP2019200193A JP2018195843A JP2018195843A JP2019200193A JP 2019200193 A JP2019200193 A JP 2019200193A JP 2018195843 A JP2018195843 A JP 2018195843A JP 2018195843 A JP2018195843 A JP 2018195843A JP 2019200193 A JP2019200193 A JP 2019200193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- belt
- measuring apparatus
- unit
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
Abstract
Description
圧力で特性が変化する材料によって少なくとも一部が構成され物品Aを載置して搬送する搬送部2,12,22と、
前記搬送部2,12,22の特性を計測する計測部3と、
前記計測部3の計測結果に基づく演算により物品Aの状態を測定する制御部4,14,24と、
を具備することを特徴としている。
物品Aの前記状態が、質量と個数の少なくとも何れか一方であることを特徴としている。
前記搬送部2,12,22を構成する前記材料の前記特性が、光学特性と形状特性の少なくとも何れか一方であることを特徴としている。
前記計測部3が計測した光学特性と形状特性の少なくとも何れか一方の特性の変化に基づいて、前記搬送部2,12,22の上にある物品Aに対応する独立領域を認識することを特徴としている。
圧力で特性が変化する材料によって少なくとも一部が構成され物品Aが載置される連続長体10と、前記連続長体10を駆動して物品Aを搬送するローラ15,15aとを有する搬送部12と、
前記連続長体の光学特性を計測する光学計測部3と、
前記光学計測部3の計測結果に基づく演算により物品Aの質量と個数の少なくとも何れか一方を測定する制御部14と、
を具備することを特徴としている。
搬送部2,12,22によって搬送されている物品Aを搬送部2,12,22の外に移動させる移動手段を有し、
前記制御部4,14,24は測定した物品Aの状態に基づいて前記移動手段を制御することにより物品の選別を行わせることを特徴としている。
第1実施形態に係る物品測定装置1を図1〜図7を参照して具体的に説明する。
まず図1を参照して物品測定装置1の構成を説明する。
図1に示すように、物品測定装置1は、被測定対象である物品Aを搬送する搬送部2と、搬送部2に向けられた光学計測部としてのカメラ3と、搬送部2及びカメラ3を含む装置系の全体を統括して制御する制御部4とを有している。
外部から与えられる圧力に反応して発光色が変わり、圧力が無くなると退色して元の発光色に戻る可逆的な変化を見せる物質、ビス−2,4,5−トリアリールイミダゾールのトリアリールイミダゾールダイマー、ビス−テトラアリールピロール、ビアントロン、キサンチリデンアントロン、ジキサンチレン、ヘリアントロン、CuMo1-x Wx O4 を有するピエゾクロミック化合物、又はこれらの2又はそれ以上の組み合わせ等を使用することができる。
蛍光色素として知られるピレンに水素結合部位となる四つのアミド側鎖を導入した化合物を使用することができる。この材料は、明確なX線回折パターンを示す白色固体であり、紫外光(365nm)照射下で強く青色に発光する水素結合支配のカラム状秩序構造をとるが、これに圧力を加えると分子配列が乱れた準安定相となり発光は緑に変化し、X線回折ピークは消失する。続いてこれを加熱するとカラム状秩序構造が再生し青色発光が回復する。この材料のアミド側鎖をエステルやカルボン酸に置き換えることで、発光色や感圧性の異なる超分子が得られる。この材料を使用する場合には、特性が変化したベルト6の部分を変化前の状態に戻すための手段が必要になる。この材料の場合はベルト6を加熱するヒータ等の設備を設ければよい。
外部から与えられる圧力に反応して反射光のスペクトルが変わり、圧力が無くなると元に戻る可逆的な変化を見せる物質、例えばTiO2 /SiO2 等の弾性誘電体を使用することができる。
図1に示すように、前工程から搬送されてきた物品Aが、物品測定装置1の搬送部2のベルト6に載せられると、図2に示すように、制御部4は、搬入された物品Aが撮像に適した位置にきた適当なタイミングでカメラ3を制御し、ベルト6の下面のカラー画像を撮像させる(S1)。当該カラー画像は制御部4に送られる。ここでは、物品Aまたは物品Aの群ごとに一つのカラー画像を取得するものとする。
1.まず、物品Aを載せていない状態で搬送部2を駆動してベルト6を移動させ、移動しているベルト6の下面のカラー画像をカメラ3で撮像し、背景データを取得する。物品Aを載せていなくとも、搬送部2の搬送力によっては、移動しているベルト6に張力が加わり、色が変化している場合があるので、その影響を示すデータを取得する趣旨である。
第1の手法の説明の第1項で示した背景データを第1の手法と同様の方法で予め用意し、当該背景データによって図5に示したテーブルデータを補正しておく。物品Aを載せた状態で搬送部2を駆動してベルト6を移動させ、移動しているベルト6の下面のカラー画像をカメラ3で撮像し、画像データを取得する。そして、この画像データと補正した前記テーブルデータを用いて物品Aの重量を演算する。この第2の手法によっても、第1の手法と同等の効果を得ることができる。
本発明の第2実施形態を図8を参照して具体的に説明する。
第2実施形態の物品測定装置11は、搬送部12の構成が第1実施形態と相違する。図8に示すように、この搬送部12は、複数のローラ15(図示では4本)と、複数のローラ15に掛け回された連続長体である無限軌道10を有している。ローラ15の一つはモータ7に連結された駆動ローラ15aである。
本発明の第3実施形態を図9を参照して具体的に説明する。
第3実施形態の物品測定装置21は、搬送部22の構成及びカメラ3の台数及び配置等が第1実施形態及び第2実施形態と相違する。図9に示すように、この搬送部22は、2本のローラ5と、これらローラ5に掛け回された連続長体であるベルト26を有している。一方のローラはモータ7に連結された駆動ローラ5aである。
第3実施形態及びその変形例におけるその他の構成及び作用効果等は第1実施形態と同様であり、説明の重複を避けるため第1実施形態の説明を援用する。
本発明の第4実施形態を図10〜図12を参照して具体的に説明する。
第4実施形態は、第1実施形態の物品測定装置1の改良に関するものである。図1を参照して先に説明したように、第1実施形態の物品測定装置1は、複数のローラ5,5aに無端状のベルト6を掛け回してなる搬送部2を有しており、このベルト6の少なくとも一部分を圧力で光学特性が変化する材料で構成し、搬送中に物品Aからの圧力で変化したベルト6の光学特性をカメラ3で捉えることにより、物品Aの質量や個数等の状態を測定している。
実施形態の搬送部の少なくとも一部を構成する材料の他の例について説明する。
実施形態の搬送部の一部として、光弾性効果を有する材料が使用できる。光弾性効果とは、ガラスやプラスチックなどの透明な物体に外力を加えると光学的異方性を示し、これによって物体内部で複屈折が生じる現象をいう。光弾性効果を利用して応力を測定する方法を光弾性法という。外観的には図8と同様の構成において、光弾性効果を有する材料からなる履板11で構成した無限軌道10によって物品Aを搬送する。物品Aを載せた履板11は、載せた物品Aの質量を受けて発生した応力により、複屈折位相差が生じ、その表面に干渉縞を生じる。これをカメラ3で撮像し、制御部14が画像解析を行って物品Aの質量を測定する。
また、以上説明した実施形態では、搬送部の特性を計測する計測部としては、特性が光学特性である場合の一例としてカメラを採用したが、光学特性の計測部はカメラに限らず、ラインセンサなどのその他の光学データ取得手段でもよい。さらに、計測すべき搬送部の特性が形状である場合には、カメラのほか、超音波センサ等によって計測を行うこともできる。このように、計測部の計測原理は、計測すべき搬送部の特性に応じて任意に採択することができる。
2,12,22…搬送部
3…光学計測部としてのカメラ
4,14,24…制御部
5,15…ローラ
5a,15a…駆動ローラ
6,26,16a,16b,16c…連続長体としてのベルト
10…連続長体としての無限軌道
11…無限軌道を構成する履板
A…物品
F…搬送方向
Claims (7)
- 圧力で特性が変化する材料によって少なくとも一部が構成され物品(A)を載置して搬送する搬送部(2,12,22)と、
前記搬送部の特性を計測する計測部(3)と、
前記計測部の計測結果に基づく演算により物品の状態を測定する制御部(4,14,24)と、
を具備することを特徴とする物品測定装置(1,11,21)。 - 物品の前記状態が、質量と個数の少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項1に記載の物品測定装置(1,11,21)。
- 前記搬送部(2,12,22)を構成する前記材料の前記特性が、光学特性と形状特性の少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項1または2に記載の物品測定装置(1,11,21)。
- 前記制御部(4,14,24)は、前記計測部(3)が計測した光学特性と形状特性の少なくとも何れか一方の特性の変化に基づいて、前記搬送部(2,12,22)の上にある物品(A)に対応する独立領域を認識することを特徴とする請求項3に記載の物品測定装置(1,11,21)。
- 圧力で特性が変化する材料によって少なくとも一部が構成され物品(A)が載置される連続長体(10)と、前記連続長体を駆動して物品を搬送するローラ(15,15a)とを有する搬送部(12)と、
前記連続長体の光学特性を計測する光学計測部(3)と、
前記光学計測部の計測結果に基づく演算により物品の質量と個数の少なくとも何れか一方を測定する制御部(14)と、
を具備することを特徴とする物品測定装置(11)。 - 搬送部(2,12,22)によって搬送されている物品(A)を搬送部の外に移動させる移動手段を有し、
前記制御部(4,14,24)は測定した物品の状態に基づいて前記移動手段を制御することにより物品の選別を行わせることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の物品測定装置(1,11,21)。 - 前記搬送部(2)は、物品(A)を搬送する搬送方向についての弾性が相対的に大きく、前記搬送方向以外の方向についての弾性が相対的に小さいベルト(16a,16b,16c)を有していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の物品測定装置(1)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018090755 | 2018-05-09 | ||
JP2018090755 | 2018-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019200193A true JP2019200193A (ja) | 2019-11-21 |
JP7250470B2 JP7250470B2 (ja) | 2023-04-03 |
Family
ID=68612035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018195843A Active JP7250470B2 (ja) | 2018-05-09 | 2018-10-17 | 物品測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7250470B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021148663A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
KR20230061945A (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 비즈포스 | 고속 실시간 라인 스캔 방법 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63212641A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-05 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH1131738A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Tokyo Electron Ltd | クロ−ズ型基板カセット内の基板の検出装置 |
WO2017017751A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 株式会社ニレコ | 青果物選別装置及び青果物選別方法 |
JP2017073454A (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 三菱電機株式会社 | プローブ位置検査装置、半導体装置の検査装置および半導体装置の検査方法 |
JP2017517721A (ja) * | 2014-04-15 | 2017-06-29 | レイトラム,エル.エル.シー. | コンベヤベルトを使用する計量システム |
WO2017196281A2 (en) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | Buyuksahin Utku | A sensing system with different upper layers |
-
2018
- 2018-10-17 JP JP2018195843A patent/JP7250470B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63212641A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-05 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH1131738A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Tokyo Electron Ltd | クロ−ズ型基板カセット内の基板の検出装置 |
JP2017517721A (ja) * | 2014-04-15 | 2017-06-29 | レイトラム,エル.エル.シー. | コンベヤベルトを使用する計量システム |
WO2017017751A1 (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 株式会社ニレコ | 青果物選別装置及び青果物選別方法 |
JP2017073454A (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 三菱電機株式会社 | プローブ位置検査装置、半導体装置の検査装置および半導体装置の検査方法 |
WO2017196281A2 (en) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | Buyuksahin Utku | A sensing system with different upper layers |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021148663A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
JP7398798B2 (ja) | 2020-03-19 | 2023-12-15 | 株式会社イシダ | 計量装置 |
KR20230061945A (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 비즈포스 | 고속 실시간 라인 스캔 방법 |
KR102611348B1 (ko) | 2021-10-29 | 2023-12-08 | 주식회사 비즈포스 | 고속 실시간 라인 스캔 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7250470B2 (ja) | 2023-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104508423B (zh) | 用于被检查对象的表面的检查的方法和装置 | |
JP2019200193A (ja) | 物品測定装置 | |
CN107053663B (zh) | 光学系统、照射控制方法及所适用的3d打印设备 | |
EP2923217B1 (en) | Calibration of a dynamic digital imaging system for detecting defects in production stream | |
JP2007291535A (ja) | 炭素繊維布帛の検査装置および検査方法 | |
KR101621861B1 (ko) | 편광필름 검사장치 | |
JP6328130B2 (ja) | 炭素繊維材料の繊維方向の測定および炭素繊維複合構造での物体の製造 | |
JP2010532871A (ja) | 物体の表面を光学検査するための方法および装置 | |
CN110154190A (zh) | 一种具有在线视觉检测功能的家居板件生产线及检测方法 | |
CN104251869A (zh) | 利用模块化传送链来操作射线照相检查系统的方法 | |
JP2009115613A (ja) | 異物検査装置 | |
KR101203210B1 (ko) | 결함 검사장치 | |
CN109385876A (zh) | 一种机织物的智能质量管理系统及其方法 | |
CN106610384A (zh) | 一种代替人工验布的智能化装置 | |
MX2014000972A (es) | Metodo y dispositivo para la deteccion confiable de defectos de material en un material transparente. | |
KR20150078860A (ko) | 불량 마크의 마킹 장치 및 방법 | |
CN102967266B (zh) | 膜厚不均检查装置及方法 | |
CN110220922A (zh) | 检查装置、检查系统以及检查方法 | |
WO2012139088A2 (en) | System and method for generating multiple, interlaced images using a single scanning camera with multiple, alternating light sources | |
TW202210821A (zh) | 用於校準之系統及方法 | |
Malesa et al. | Application of digital image correlation (DIC) for tracking deformations of paintings on canvas | |
CN108855992A (zh) | 一种玻璃检测及不良品剔除机构 | |
CN116056806B (zh) | 片状部件的制造方法 | |
CA2520444A1 (en) | Method for inspecting the quality criteria of flat textile structures embodied in a multilayer form according to a contour | |
CN106345708B (zh) | 偏光膜检查装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220926 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230206 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20230206 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20230214 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20230217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230322 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7250470 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |