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JP2019195758A - ガス分離装置及びガス分離方法 - Google Patents

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JP2019195758A JP2018090199A JP2018090199A JP2019195758A JP 2019195758 A JP2019195758 A JP 2019195758A JP 2018090199 A JP2018090199 A JP 2018090199A JP 2018090199 A JP2018090199 A JP 2018090199A JP 2019195758 A JP2019195758 A JP 2019195758A
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勇規 中村
義宣 小野
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義宣 小野
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Takashi Futatsugi
高志 二ツ木
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Abstract

【課題】、PFCガス希釈のための窒素ガスを用いずに、希ガスのキセノンガスやクリプトンガスを回収するガス分離装置及びガス分離方法を提供する。【解決手段】半導体ウエハ処理装置11から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスを搬送する搬送配管12と、前記搬送配管12に接続され、前記希ガスと同種の希ガスを前記搬送配管12に導入する希ガス供給配管16と、前記搬送配管12が接続され、前記排ガスに含まれる希ガス以外のガス成分を除去して希ガスを回収する希ガス回収装置21とを有するガス分離装置1。【選択図】図1

Description

ガス分離装置及びガス分離方法に関する。
半導体製造工程では、その工程に対応して各種のガスが利用されている。例えば、ドライエッチング工程や薄膜形成工程などにおいて、CF、NF、C、C、SF、CHFなどのパーフルオロ化合物(PFC:perfluoro compound)が反応性ガスとして使用され、これらを含む排ガスが生じる。
排ガスの排出時には真空ポンプの保護を目的として多量の窒素(N)ガスが導入され、反応に使われなかったPFCガスは希釈されて排出される。
また近年、高積層した3D(3次元)−NAND型フラッシュメモリーの生産のために、微細かつ高アスペクト比を保ってより正確なエッチングを行う異方性エッチングの技術が開発されている。このエッチングには、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン(C)ガス、オクタフルオロシクロブタン(C)ガス又はオクタフルオロシクロペンテン(C)ガスといったPFCガスに加えて希ガスであるキセノン(Xe)又はクリプトン(Kr)をアシストガスとする技術が導入されている。この技術は高価な希ガスであるXeガスやKrガスを使用するため、これらの希ガスを回収し、再利用することが求められようになってきた。
希ガスを回収する際、希ガス中からPFCガスを除去するだけでなく、PFCガスの希釈に用いた大量のNガスを分離する必要がある。そのガス分離技術には、沸点差で分離する深冷蒸留法や、吸脱着を繰り返す圧力スウィング吸着(PSA)/温度スウィング吸着(TSA)法、ガス分離膜を使った膜分離法などがある。
また、特許文献1には、真空排気システムから廃棄されるガスを触媒分解方式、プラズマ分解方式、吸着方式などの前処理によりN以外の不純物を除去した後、吸着剤として活性炭を用いてN中からXeを回収する方法が記載されている。特許文献2には、XeとNを分離するため、吸着剤としてゼオライトを用いたシステムが記載されている。
特開2005−336046号公報 特開2010−042381号公報
希ガスとNは、それらの物性が比較的似ているため、互いを分離するのが難しい組み合わせである。例えば、ガス分離技術のひとつである膜分離法では、膜材質であるゼオライトが持つ細孔径と、希ガスとNとの動的分子径の差によって分離をする。ところが希ガスであるXeの動的分子径は0.396nmであり、Nのそれは0.36nmと、動的分子径の差が非常に小さい。さらに同じ希ガスであるKrの動的分子径はNとほとんど同じであるため、これらの分離効率は非常に低くなっている。動的分子径の観点だけでなく、吸着剤への吸着力についても同様に、比較的類似した性質をもつ。
本発明は、アシストガスとして希ガスを用いる半導体ウエハ処理装置からの排ガスを処理するガス分離装置であって、高価な希ガスの効率的な回収、再利用を可能とするガス分離装置を提供することを課題とする。また、本発明は、アシストガスとして希ガスを用いる半導体ウエハ処理装置からの排ガスを処理するガス分離方法であって、高価な希ガスの効率的な回収、再利用を可能とするガス分離方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討を重ねた結果、希釈ガスとして、従来用いられていたNガスに代えて希ガスを用いることにより、排ガスからの希ガスの分離、回収効率を向上させることができることを見出した。さらに、回収した希ガスを再利用すれば、半導体ウエハ処理工程における希ガスを損失なく循環させることができ、結果として、半導体ウエハ処理装置における希ガスの使用量を大きく低減できることを見出した。本発明は、上記知見に基づきさらに検討を重ね、完成されるに至ったものである。
すなわち、本発明の上記課題は、以下の手段によって解決された。
[1]
半導体ウエハ処理装置から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスを搬送する搬送配管と、
前記搬送配管に接続され、前記希ガスと同種の希ガスを前記搬送配管に導入する希ガス供給配管と、
前記搬送配管が接続され、前記排ガスに含まれる希ガス以外のガス成分を除去して希ガスを回収する希ガス回収装置とを有するガス分離装置。
[2]
前記希ガス回収装置が、水分除去装置と、プラズマ除害装置、乾式除害装置、吸着除害装置、圧力スイング吸着装置、温度スイング吸着装置、クロマト分離装置、及び膜分離装置のいずれかひとつ若しくはこれらの組み合わせとを有する[1]に記載のガス分離装置。
[3]
前記希ガス回収装置が、前記排ガス中から水分を除去する前記水分除去装置と、前記水分除去装置の排出側に接続され、前記水分除去装置から排出されるガスからパーフルオロ化合物ガス及び酸性ガスを除去する前記吸着除害装置とを有する[2]に記載のガス分離装置。
[4]
前記吸着除害装置の排出側に接続され、前記吸着除害装置から排出されたガスをクロマト分離して希ガスを回収するクロマト分離装置を有する[3]に記載のガス分離装置。
[5]
前記クロマト分離装置は、複数のクロマトカラムを有し、各クロマトカラムは異なるタイミングにてクロマト分離する[4]に記載にガス分離装置。
[6]
前記希ガスがキセノンガスである[1]〜[5]のいずれかに記載にガス分離装置。
[7]
半導体ウエハ処理工程から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスから希ガスを回収するガス分離方法であって、
前記排ガスに、前記半導体ウエハ処理工程から排出される希ガスと同種の希ガスを導入する工程と、
前記同種の希ガスを導入した排ガスを移送する工程と、
前記希ガスを導入した排ガスから、希ガス以外のガス成分を除去したのち希ガスを回収する除去回収工程とを含むガス分離方法。
[8]
前記除去回収工程が、水分除去工程と、プラズマ除害工程、乾式除害工程、吸着除害工程、圧力スイング吸着工程、温度スイング吸着工程、クロマト分離工程及び膜分離工程のいずれか一つの工程もしくはこれらの組み合わせた工程とを含む[7]に記載のガス分離方法。
[9]
前記排ガスがパーフルオロ化合物ガス、酸性ガス、希ガス及び水を含み、
前記除去回収工程が、前記水を除去する水分除去工程と、前記水分除去工程から排出された排ガスから前記パーフルオロ化合物ガス及び前記酸性ガスを除去する吸着除害工程とを有する[8]に記載のガス分離方法。
[10]
前記吸着除害工程後に、前記吸着除害工程から排出されたガスをクロマト分離して希ガスを回収するクロマト分離工程を有する[9]に記載のガス分離方法。
以上説明したように本発明によれば、希ガス中からPFCガスを除去することで、希ガスをアシストガスとしてだけでなく、真空ポンプの保護用の導入ガスとしても再利用が可能となり、希ガスの使用量を大幅に低減できる。
本発明のガス分離装置の好ましい一実施形態(第1実施形態)を示した概略構成図である。 本発明のガス分離装置の好ましい一実施形態(第2実施形態)を示した概略構成図である。 本発明のガス分離装置に用いるクロマト分離装置の好ましい一例を示した概略構成図である。図3上図の分岐配管212A〜212Dは、それぞれ、図3下図の分岐配管212A〜212Dに接続される。
本発明に係るガス分離装置の好ましい一実施形態(第1実施形態)を、図1を参照して説明する。
図1に示すように、半導体ウエハ処理装置11には、該半導体ウエハ処理装置11から排出される少なくともPFCガスと希ガスを含む排ガスを搬送する搬送配管12が接続されている。希ガスには、例えばXeガスを用いる。半導体ウエハ処理装置11としては、ドライエッチング装置、化学気相成長装置、等が挙げられ、以下、一例として、ドライエッチング装置の半導体ウエハ処理装置11について説明する。
半導体ウエハ処理装置11には、例えば、エッチングガスのPFCガスを供給するPFCガス供給配管13とエッチングアシストガスのXeガスを供給するアシストガス供給配管14とが接続される。
上記ドライエッチング処理の場合、排ガスとして、PFCガス、二酸化炭素やフッ化水素(HF)といった酸性ガス、Xeガス及び水(HO)を含むガスが排出される。半導体ウエハ処理装置のガス排出側11Bには、その排ガスを搬送する搬送配管12が接続され、搬送配管12には真空ポンプ15が配される。したがって、搬送配管12中の排ガスは、真空ポンプ15の吸引側15Aより吸引され、真空ポンプ15の排出側15Bの搬送配管12に送り出される。真空ポンプの吸引側15Aの搬送配管12には、Xeガスと同種のXeガスを搬送配管12に導入する希ガス供給配管16が接続される。
搬送配管12には、排ガスに含まれるXeガス以外のガス成分を除去してXeガスを回収する希ガス回収装置21が接続される。
希ガス回収装置21は、排ガス中の水分を除去する水分除去装置22と、水分除去装置22の排出側に配管24を介して接続され、水分除去装置22からの排ガスから酸性ガス及びPFCガスを吸着して、Xeガスを排出する除害装置23とを有することが好ましい。水分除去装置22には、水分の吸着剤として、シリカゲル、活性アルミナ、モレキュラーシーブ3A〜5A(ユニオン昭和社製:商品名)、等の少なくとも1種を用いることができる。除害装置23には、酸性ガス及びPFCガスの吸着剤としてゼオライトや活性炭が用いられる。除害装置23には、希ガス供給配管16及び/又はアシストガス供給配管14に、回収したXeガスを供給する回収希ガス供給配管17が接続される。この回収希ガス供給配管17を分岐した、一方の分岐供給配管18が希ガス供給配管16に接続され、また他方の分岐供給配管19がアシストガス供給配管14に接続されることが好ましい。
上記のように、排ガス中の水分を水分除去装置22によって除去したのちに除害装置23に排ガスを供給することで、除害装置23の発熱を抑えつつ、COガス等の酸性ガス及びPFCガスの除去能力を安定して発揮できる。
除害装置23は、プラズマ除害装置、乾式除害装置、及び吸着除害装置のいずれかひとつ若しくはこれらのうちに組み合わせからなることが好ましい。ここでは、除害装置23として常温吸着式の吸着除害装置を用いる形態について説明する。
常温吸着式の吸着除害は、アルミナ、活性炭、ゼオライト等の表面積の多い物質のガス吸着性を利用し、物理吸着および化学吸着により、二酸化炭素やPFCガスを除害するものである。
なお、PFCガスの除害処理によって、フッ化水素(HF)が発生した場合には、ゼオライトや活性炭を用いた除害処理を組合せることができる。
除害装置23では、水分除去装置22から送られた排ガス中の酸性ガスとPFCガスを除去し、Xeガスを排出する。このXeガスの純度は高純度であり、例えば99.8質量%以上となる。
上記希ガス回収装置21では、常温吸着式の吸着除害装置を用いた形態を説明したが、常温吸着式の吸着除外装置に代えて、例えば、プラズマ除害装置、乾式除害装置、加熱吸着式の吸着除害装置、PSA装置、TSA装置、クロマト分離装置、及び膜分離装置の少なくともひとつを用いることもできる。また、常温吸着式の吸着除外装置に加えて、上記装置の少なくともひとつを組合せることも好ましい。以下、これらの装置について説明する。
[プラズマ除害装置]
プラズマ除害装置は、プラズマを発生させた反応器内に排ガスを導入し、プラズマによって排ガス中のPFCガスを熱分解して除害するものである。具体的には、超高温(2000℃近く)のプラズマ熱を利用してPFCガスを熱分解処理する。プラズマの発生方法として、マイクロ波放電、高周波(RF)放電、アーク放電などが挙げられる。
[乾式除害装置(燃焼式)]
燃焼式の乾式除害装置は、一般的に気体燃料(都市ガスやプロパンや水素)の燃焼火炎を利用して、排ガス中のPFCガスを分解処理するものである。PFCガス等は燃焼火炎で熱分解する。
[乾式除害装置(電気加熱式)]
電気加熱式の乾式除害装置は、ヒーターの熱を利用して、排ガス中のPFCガスを分解処理して除害するものである。運転開始から処理可能になるまでに2〜4時間程度の暖気運転時間が必要となる。また高温の処理ガスを冷却するために、大量の空気もしくは水が必要となる。
[吸着除害装置(加熱吸着式)]
吸着除害装置(加熱吸着式)は、常温では吸着し難いガスを高温状態で触媒などと接触させることにより、吸着し易いガスにして吸着させて、除害するものである。
[圧力スイング吸着(PSA)装置]
PSA装置は、吸着されるガスの分圧に応じて吸着容量が異なることを利用して、その圧力を上下させることによって吸着しやすいガスを除去し、吸着しにくいガスを濃縮させる。具体的には、圧力を高くすることにより気体を吸着剤に吸着させ、圧力を低くすることで吸着剤から気体を脱着させて、気体の分離、回収を行う。例えば、ガスAがガスBに対して吸着剤への吸着容量がより大きい場合、ガスAの方がガスBよりより多く吸着除去され、非吸着ガスとしてガスBを濃縮することができる。
工業的には吸着剤を固定層として充填した吸着槽に分離したい数種類の混合ガスを加圧して導入させる。吸着速度が速いか若しくは吸着しやすいガスから優先的に吸着させることによって分離させる。その後圧力を降下させることによって、吸着したガス(吸着ガス)を脱着させて製品ガスとする、若しくは吸着しなかったガス(非吸着ガス)を製品ガスとして、吸着槽の外部へ取り出して取得する。通常、吸着槽の出入り口側からそれぞれのガスが分離又は濃縮された形で取り出される。
[温度スイング吸着(TSA)装置]
TSA装置は、高温にすることより吸着量が減少することを利用してガス分離を行うものであり、反応性のないガスで加熱と脱着成分の系外への搬出とを同時に行う。水、硫化水素、二酸化炭素などの親和力の強い成分の除去に用いられ、加熱温度は200℃〜350℃に達し、再生時間も数時間を要する。
TSA装置は深冷蒸留装置と組み合わせて用いられ、常温常圧で作動し、約200度の昇温により吸着不純ガスを分離する。TSA装置は深冷蒸留装置によるOやNの製造に際して、原料ガスから水や炭酸ガスを除去する目的で用いられることが多い。
[膜分離装置]
膜分離装置は、ガス分離膜のガスの透過しやすさを利用して、特定のガス成分を分離する装置である。ガス分離膜を構成する高分子素材(分子膜)は、分子間にオングストロームオーダーの空隙を有する。この空隙をガスが通ることによって、特定のガスの移動が可能となる。例えば、欠陥のない分子膜を隔てて両側にガスが存在する場合、ガスは分圧の高いほうから低い方へ透過する。そのとき、空隙を通過できるガスとできないガスとに分離する。この原理を応用したものが、ガス分離膜を利用した膜分離装置である。
[クロマト分離装置]
クロマト分離とは、吸着現象等を利用して、特定の化学成分を混合物から分離する方法をいう。このクロマト分離は、排ガス中のガス成分を固定相によって空間的に分離する手法であり、特定の場所に固定された検出部(分離剤が充填された領域)に順次運ばれることによって分離する。そのため、保持時間という時間軸で分離することがほとんどであるため、連続的に処理するには、複数のクロマト分離装置を用いることが好ましい。
またPSA装置、TSA装置、及びクロマト分離装置に用いる分離材は、ゼオライトであることが好ましい。本発明に用いるゼオライトは、装置及びガス種にもよるが、例えば、Xeガスを分離、回収するPSA装置の場合、細孔径が0.1〜1.0nmであり、好ましくは0.2〜0.9nmであり、より好ましくは0.3〜0.5nmである。また、細孔の表面積は、1gあたり、150〜900mであり、好ましくは160〜500mであり、より好ましくは170〜300mである。
このようなゼオライトには、合成ゼオライト又は天然ゼオライトが用いられる。合成ゼオライトとしては、例えば、ユニオン昭和社製、モレキュラーシーブ13X(商品名)、東ソー社製HSZ−800(商品名)等を用いることができる。また、天然ゼオライトとしては、モルデナイト、チャバザイト等が挙げられる。
次に、図1に示した第1実施形態のガス分離装置1Aを用いたガス分離方法について、以下に説明する。
本発明の第1実施形態のガス分離方法は、半導体ウエハ処理工程であるドライエッチング工程から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスから希ガスを回収するガス分離方法である。
図1に示すように、ドライエッチング工程から搬送配管12を通して排出された排ガスに、排ガス中に含まれる希ガスと同種の希ガスを、希ガス供給配管16を通じて導入する(希ガス導入工程)。この希ガスの導入によって、真空ポンプ15を腐食する可能性があるPFCガスを希釈することができる。したがって、Xeガスの導入量は、ドライエッチング工程から排出された排ガスに含まれているXeガス量、真空ポンプ15の構成材料等にもよるが、少なくとも、真空ポンプ15を、例えば、腐食されないように保護でき、また、他のガス成分と反応しないXeガス量を導入することが好ましい。Xeガスは、例えば、PFCガス濃度が0.1質量%以下、好ましくは0.05質量%以下となるように、排ガス中に導入する。そして同種の希ガスを導入した排ガスを真空ポンプ15で移送する(排ガス搬送工程)。真空ポンプ15によって搬送された希ガスを導入した排ガスから、希ガス以外のガス成分を除去したのち希ガスを回収する(除去回収工程)。
上記ガス分離装置1Aでは、ドライエッチング装置(半導体製造工程)から排出される排ガス中に含まれるXeガスを高濃度に回収することができる。その際、PFCガスの希釈用として排ガス中に含まれるXeガスと同種のXeガスを排ガス中に導入することから、真空ポンプ15の保護のためのNガスを用いる必要がない。このようにPFCガスをXeガスで希釈するため、Nガス導入による真空ポンプ15の保護を、導入したXeガスによって行うことができる。このようにNガスを用いないで真空ポンプ15の保護を行い、エッチングアシストガスとして用いたXeガスとともに、導入したXeガスも回収することができる。また、Nガスを分離して排出する必要がなくなるため、ガス分離工程が簡素化され、ガス分離にかかる時間を削減することができ、Xeガスの回収効率も十分に高めることができる。
また、上記ガス分離装置1Aでは、Xeガスのほぼ100質量%を分離、回収することも可能である。このため、回収したXeガスを、ドライエッチングのアシストガスとして再利用し、また真空ポンプ保護用の希釈用ガスとして再利用し、効率的に循環することができる。よって、Xeガスの初期投資は必要ではあるが、アシストガスとして、また希釈ガスとして、一度Xeガスを供給すれば、その後は回収したXeガスを循環して、アシストガスとして、また希釈ガスとして用いることができる。そのため、処理が始まれば半導体ウエハ処理工程に新たなXeガスを導入する必要がなくなるため、最終的にはXeガスの使用量を大幅に低減することができ、低コストでのウエハ処理が可能になる。
次に、本発明のガス分離装置の好ましい実施形態(第2実施形態)の一例を、図2を参照して説明する。
図2に示すように、ガス分離装置1(1B)は、上記ガス分離装置1Aの構成に対して、除害装置23の排出側に接続され、除害装置23から排出されたガスをクロマト分離するクロマト分離装置31が接続されるものである。吸着装置23とクロマト分離装置31とは配管25によって接続されている。したがって、除害装置23から排出されたガスは、配管25を通ってクロマト分離装置31に供給される。その他の構成は、図1を参照して説明したガス分離装置1Aと同様である。
図3に示すように、クロマト分離装置31は、一つのガス分離手段102が排ガスを処理する時間を、例えば20分要するものとすることができる。すなわち、ガス分離手段102への排ガスの供給開始からXeガスの排出終了までの時間を20分とすることができる。また、例えば、ガス分離手段102への排ガスの供給時間を5分とすることができる。上記例のようなクロマト分離手段102を用いて、途切れることなく、連続的にガス分離処理を行うには、4つのガス分離手段102が必要になる。したがって、排ガスを連続処理するクロマト分離装置31には、4つのガス分離手段102(102A〜102D)が備えられている。
クロマト分離装置31は、排ガス供給源211から排ガス(例えば、Xeを含む混合ガス)が供給される供給配管212を備える。排ガス供給源211は、前述した配管25(図2参照)である。排ガス供給源211には、供給配管212が接続され、その上流側で4つに分岐され、各分岐された供給配管212(212A〜212D)には、流路の開閉を行う供給バルブ214が備えられている。各供給配管212A〜212Dは、それぞれ各ガス分離手段102のカラム111の入口112に接続されている。したがって、カラム111の入口112から、例えば排ガスとして、Xeを含む混合ガスが供給される。
カラム111は、処理量によって適宜大きさが決定される。一例として、充填カラム(または剤)の交換という観点から内径が19〜200mm、半導体製造ラインの近傍に設置されるという観点から長さ(高さ)が0.25〜2mの筒体(例えば円筒)である。好ましくは、内径が50〜180mm、長さが0.5〜1.5mの筒体であり、より好ましくは、内径が120〜160mm、長さが0.7〜1mの筒体である。カラム111の内部には、ゼオライト(図示せず)が充填されている。
各カラム111の出口113には、減圧手段としての真空ポンプ121の吸引側122が接続されている。真空ポンプ121には、例えば、エドワーズ社製nXDS10i(商品名)(到達圧力:0.7Pa、排気速度:190SLM)を用いることができる。
真空ポンプ121の排気側には、排気用の分岐配管131及び回収用の分岐配管132が接続される主配管134が繋がれている。また、その主配管134の途中から分析用配管141を分岐させ、流路の開閉を行う分析配管用バルブ142を介して、QMS143が接続されている。QMS143としては、例えば、差動排気系キット付四重極型質量分析計:アルバック社製Qulee with YTP(商品名)を用いることができる。
さらに主配管134には、カラム111によって分離された難吸着性ガスを排気する分岐配管131が、流路の開閉を行う分岐バルブ135を介して、配されている。難吸着性ガスには、前段の除害装置23にて除去しきれないPFCガス(例えばCFガス)や一酸化炭素(CO)ガスが挙げられる。また、カラム111によって分離されたXeガスを回収する分岐配管132が、流路の開閉を行う分岐バルブ136を介して配されている。さらに、主配管134は、PFCガス、COガス及びXeガスの混合ガスを次のカラムへ送るために用いられ、主配管バルブ138が配されている。カラム111においては、初めに難吸着性ガスが排出され、次に難吸着性ガスとXeガスとの混合ガスが排出され、その後Xeガスが排出される。このため、難吸着性ガスを流す分岐配管131は、Xeガスを回収する分岐配管132よりも真空ポンプ121側の主配管134から分岐されることが好ましい。
上記分岐配管132は、図1及び2に示した回収希ガス供給配管17であり、2方向に分岐される。2方向に分岐された一方は、希ガス供給配管16に接続される分岐供給配管18に分岐され、他方は、アシストガス供給配管14に接続される分岐供給配管19に分岐される。また分岐供給配管18、19には、流路の開閉を行うXe分岐バルブ(図示せず)が配されていることが好ましい。
QMS143に接続する分析用配管141は、分析用配管バルブ142を介して、分岐配管131よりも真空ポンプ121の排気側123に近い位置の主配管134に接続されることが好ましい。このようにQMS143が配されることによって、分析時のガスが、後述する分岐バルブ135、主配管バルブ138に達する前に、ガス分析結果に基づいてバルブ操作を行うことができるようになる。
また、図示はしないが、上記クロマト分離手段102によって3成分のガス分離を行う場合、上記クロマト分離装置31の配管構成において、主配管134から分岐する分岐配管を2本から3本に増加することが好ましい。この場合、それぞれの分岐配管に、カラム111(例えばカラム111A)によって分離された難吸着性ガス(例えば2成分の難吸着性ガス(例えば、PFCガスとCOガス))とXeガスとを分岐バルブの操作によって振り分けて流すことも好ましい。一方、主配管134は、次のガス分離手段102の供給配管212Bに接続し、Xeガスと分離されなかった他のガスとの混合ガスを分離していない排ガスとともに流すことが好ましい。このように各配管を構成することで、各分岐配管からは各難吸着性ガスとXeガスとを個別に排出することができる。また、上記のように主配管134によって流した、Xeガスと、分離されなかった他のガスとの混合ガスは、次のカラム111(例えばカラム111B)に送って、再びXeガスの分離を行うことができる。各配管に流すガス種は、QMS143の分析結果に基づいて各配管のバルブ操作によって決定されることが好ましい。上記のような、Xeガスと、分離されなかった他のガスとの混合ガスを次のカラムに送る配管構成としたクロマト分離装置31では、Xeガスを捨てることなく、Xeをほぼ100質量%に近い純度に分離、回収することが可能になる。
また、分岐配管131及び132は、真空ポンプ121から流れてくるガス種順に、真空ポンプ121側から配することが好ましい。
このように分岐配管131を配することで、難吸着性ガスが回収系の主配管134に入り込むのを防ぐことができる。
なお、分岐バルブ135、136の下流側の分岐配管131、132には、主配管134内にガスが取り残されるのを防ぐために、図示はしていないが真空ポンプを配しておくことが好ましい。
まず、4つのガス分離手段102A〜102Dへの排ガスの供給について説明する。
全てのバルブを閉じておく。動作開始とともに、カラム111(111A)に排ガスを供給する供給バルブ214と難吸着性ガス系の分岐バルブ135とを開ける。それとともに、真空ポンプ121(121A)を稼働すると、カラム111Aには、供給配管212(212A)から排ガスが供給され、ガス分離手段102(102A)で排ガスのクロマト分離を行う。
各ガス分離手段102A〜102Dへの排ガスの供給は、各ガス分離手段102A〜102Dの順に、上記のように供給バルブ214の開閉によって、所定時間行う。各ガス分離手段102A〜102Dにおいて、供給バルブ214を開けてから、各ガス分離手段102A〜102Dの分岐バルブ135を開ける。このようにして、各ガス分離手段102A〜102Dに、順次、排ガスを供給する。そして、ガス分離手段102Dへ排ガスを供給した後は、再び、ガス分離手段102Aから順に排ガスを供給していくことで、連続的な排ガスのガス分離を行うことができる。
次に、各バルブ操作について具体的に説明する。まず全ての分岐バルブ135、136及び主配管バルブ138は閉じておく。この状態で真空ポンプ121を稼働し、供給バルブ214を開けてから分岐バルブ135を開け、各ガス分離手段102のカラム111に排ガスを導入して、排ガスのクロマト分離を行う。カラム111に供給された排ガスはカラム111内を通過し、難吸着性PFCガスが最初に排出され、開けられた排気系の分岐バルブ135、分岐配管131を通って排出(又は回収)される。カラム111からの排気は、QMS143の分析によって、カラム111から難吸着性PFCガスが排出されている間行う。QMS143の分析によって、カラム111から難吸着性PFCガスが排出されなくなったら、分岐バルブ135を閉じてから、分岐バルブ136を開けて、分岐配管132から、Xeガスを回収する。QMS143の分析によってXeガスが検出されなくなったら、分岐配管バルブ136を閉じる。これで、一つのガス分離手段102のクロマト分離が終了する。その後、カラム111に再び排ガスが供給され、上記同様のガス分離処理を行う。本実施形態の場合、吸着装置23(図1、2参照)によってPFCガスがほぼ除去され、例えば0.05質量%以下になっているため、カラム111を通過する難吸着性PFCガスは相対的に微量であり、ピークの裾野も狭い。そのため、希ガスのみを分岐配管132から回収することが容易になり、回収されたXeガスの純度は99.999質量%以上とすることができる。このようにカラム111によって2成分に分離できる場合には、2系統の配管でガス分離を行う。したがって、主配管134の主配管バルブ138は常に閉じておく。
またカラム111から難吸着性PFCガスの排出中にXeガスの排出が始まる場合には、カラム111から排出されるガスが、難吸着性PFCガスとXeガスとの混合ガスになる。このような混合ガスが排出される場合には、QMS143にてXeガスを検出したら分岐バルブ135を閉じてから主配管バルブ138を開ける。そして、主配管134から混合ガスを回収する。その後、QMS143が難吸着性PFCガスを検出しなくなったら、主配管バルブ138を閉じてから分岐配管バルブ136を開ける。そして分岐配管バルブ132からXeガスを回収する。その後、QMS143がXeガスを検出しなくなったら、分岐バルブ136を閉じる。
さらに、カラム111Aの主配管134を次のカラム111Bの供給配管212Bに接続しておくことが好ましい。これによって、主配管134を通して回収した混合ガスは、供給配管212Bを通して、供給配管212Bに新たに供給される排ガスとともに、カラム111Bに供給することが可能になる。そして、次にカラム111Bによって、再びXeガスの分離回収が行える。
上記のようにして、クロマト分離装置31は、カラム111A〜111Dに、排ガス供給源の供給配管212A〜212Dから排ガスを順次供給して、クロマト分離処理を途切れなく行うことができる。したがって、効率よく、排ガスのクロマト分離処理が行える。
上記各実施形態では、希ガスにXeガスを用いたが、希ガスとしてKrガスを用いても、Xeガスと同様の処理を行うことができ、同様の効果を奏する。
また上記各実施形態では、半導体ウエハ処理装置としてドライエッチング装置を説明したが、薄膜形成装置(例えば、化学気相成長装置)等についても、排ガスに希ガス、水及びPFCガスを含むものであれば、ドライエッチング装置の場合と同様の効果を奏する。
上記排ガスは、PFCガス、二酸化炭素ガス、COガス、HFガス、希ガス、水を含む。PFCガスには、四フッ化炭素(CF)ガス、Cガス、Cガス又はCガスが挙げられる。また、希ガスには、Xeガス又はKrガスが挙げられる。
また、上記第2実施形態では、カラム111への排ガスの供給時間が5分、排ガスを供給開始してから希ガスの排出が終了するまでの時間を20分としたが、それらの時間は、カラムの大きさ、長さ、充填剤の充填量等によって適宜変更される。排ガスを連続的に処理するには、排ガスの供給時間Ts、排ガスを供給開始してからXeガスの排出が終了するまでの時間をTg、カラムの本数をNとして、Tg/Ts=Nの本数となるように、Tg、Tsを決定することが好ましい。こうすることによって、排ガスのカラム111への供給が途切れることなく、連続的にクロマト分離することが可能になる。
1、1A、1B ガス分離装置
11 半導体ウエハ処理装置
11B ガス排出側
12 搬送配管
13 PFCガス供給配管
14 アシストガス供給配管
15 真空ポンプ
15A 吸引側
15B 排出側
16 希ガス供給配管
17 回収希ガス供給配管
18、19 分岐供給配管
21 希ガス回収装置
22 水分除去装置
23 除害装置
24、25 配管
102、102A〜102D ガス分離手段
111、111A〜111D カラム
112 入口
113 出口
121、121A〜121D 真空ポンプ
122 吸引側
123 排気側
131、132 分岐配管
134 主配管
135、136 分岐バルブ
138 主配管バルブ
141 分析用配管
142 分析配管用バルブ
143 QMS
211 排ガス供給源
212、212A〜212D 供給配管
214 供給バルブ

Claims (10)

  1. 半導体ウエハ処理装置から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスを搬送する搬送配管と、
    前記搬送配管に接続され、前記希ガスと同種の希ガスを前記搬送配管に導入する希ガス供給配管と、
    前記搬送配管が接続され、前記排ガスに含まれる希ガス以外のガス成分を除去して希ガスを回収する希ガス回収装置とを有するガス分離装置。
  2. 前記希ガス回収装置が、水分除去装置と、プラズマ除害装置、乾式除害装置、吸着除害装置、圧力スイング吸着装置、温度スイング吸着装置、クロマト分離装置、及び膜分離装置のいずれかひとつ若しくはこれらの組み合わせとを有する請求項1に記載のガス分離装置。
  3. 前記希ガス回収装置が、前記排ガス中から水分を除去する前記水分除去装置と、前記水分除去装置の排出側に接続され、前記水分除去装置から排出されるガスからパーフルオロ化合物ガス及び酸性ガスを除去する前記吸着除害装置とを有する請求項2に記載のガス分離装置。
  4. 前記吸着除害装置の排出側に接続され、前記吸着除害装置から排出されたガスをクロマト分離して希ガスを回収するクロマト分離装置を有する請求項3に記載のガス分離装置。
  5. 前記クロマト分離装置は、複数のクロマトカラムを有し、各クロマトカラムは異なるタイミングにてクロマト分離する請求項4に記載にガス分離装置。
  6. 前記希ガスがキセノンガスである請求項1〜5のいずれか1項に記載にガス分離装置。
  7. 半導体ウエハ処理工程から排出される少なくとも希ガスを含む排ガスから希ガスを回収するガス分離方法であって、
    前記排ガスに、前記半導体ウエハ処理工程から排出される希ガスと同種の希ガスを導入する工程と、
    前記同種の希ガスを導入した排ガスを移送する工程と、
    前記希ガスを導入した排ガスから、希ガス以外のガス成分を除去したのち希ガスを回収する除去回収工程とを含むガス分離方法。
  8. 前記除去回収工程が、水分除去工程と、プラズマ除害工程、乾式除害工程、吸着除害工程、圧力スイング吸着工程、温度スイング吸着工程、クロマト分離工程及び膜分離工程のいずれかひとつの工程もしくはこれらを組み合わせた工程とを含む請求項7に記載のガス分離方法。
  9. 前記排ガスがパーフルオロ化合物ガス、酸性ガス、希ガス及び水を含み、
    前記除去回収工程が、前記水を除去する水分除去工程と、前記水分除去工程から排出された排ガスから前記パーフルオロ化合物ガス及び前記酸性ガスを除去する吸着除害工程とを有する請求項8に記載のガス分離方法。
  10. 前記吸着除害工程後に、前記吸着除害工程から排出されたガスをクロマト分離して希ガスを回収するクロマト分離工程を有する請求項9に記載のガス分離方法。
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