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JP2019171321A - 排水処理システム及び排水処理方法 - Google Patents

排水処理システム及び排水処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排水処理の負荷を低減し、排水処理能力を向上させる。【解決手段】活性汚泥槽に流入する排水を、排水中の汚濁物質を活性汚泥により分解して生物処理し、生物処理によって浄化された処理水と活性汚泥とに分離する排水処理システムは、分離された活性汚泥を曝気状態で貯留する汚泥貯留槽と、汚泥貯留槽に貯留された活性汚泥及び活性汚泥槽に流入する前の排水が流入し、排水中の汚濁物質を、汚泥貯留槽から流入した活性汚泥に吸着させる汚泥吸着槽と、排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を排出する排出手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、排水処理システム及び排水処理方法に関する。
排水処理方法の一つとして、微生物を含む活性汚泥に、曝気により酸素を与え、排水中の汚濁物質を餌として分解させる活性汚泥法が知られている。汚濁物質(有機物)を処理する曝気槽(活性汚泥槽ともいう)では、流入してくる汚濁物質の量(以下、汚濁負荷ともいう)が増加すると、活性汚泥槽で微生物が有機物を分解するまでの滞留時間が長くなり、曝気による消費エネルギーが増加する。また、汚濁負荷が上がると、微生物の増殖によって不要となる余剰汚泥は増加する。これに対し、余剰汚泥の減容化を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−28265号公報
余剰汚泥の減容化が図られても、汚濁負荷が下がらなければ、排水処理時間は短縮されず、曝気による消費エネルギーは抑制されない。また、排水処理施設において処理可能な汚濁負荷は、活性汚泥槽の大きさに依存するため、既存の排水処理施設において排水処理能力を向上させることは、困難な可能性がある。新設の排水処理施設においても、汚濁負荷に応じた大きさの活性汚泥槽が設置されるため、施設の縮小化は困難な場合がある。
そこで、本発明は、排水処理の負荷を低減し、排水処理能力を向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、活性汚泥槽において排水の生物処理に使用された活性汚泥を曝気状態で滞留させ、飢餓状態とした活性汚泥を使用して、活性汚泥槽における生物処理前の排水から、有機物の一部を除去することにした。飢餓状態は、活性汚泥が死滅しない程度に曝気をすることにより、餌となる汚濁物質が消費された状態である。
詳細には、本発明は、活性汚泥槽に流入する排水を、排水中の汚濁物質を活性汚泥により分解して生物処理し、生物処理によって浄化された処理水と活性汚泥とに分離する排水処理システムは、分離された活性汚泥を曝気状態で貯留する汚泥貯留槽と、汚泥貯留槽に貯留された活性汚泥及び活性汚泥槽に流入する前の排水が流入し、排水中の汚濁物質を、汚泥貯留槽から流入した活性汚泥に吸着させる汚泥吸着槽と、排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を排出する排出手段と、を備える。
上記の排水処理システムは、排水中の汚濁物質を活性汚泥槽で生物処理し、活性汚泥槽から分離された活性汚泥を、汚泥貯留槽において曝気状態で貯留する。活性汚泥槽から分離された活性汚泥は、汚泥貯留槽で曝気することにより飢餓状態となる。飢餓状態となった活性汚泥は、汚泥吸着槽に送出され、排水中の汚濁物質を吸着するために利用される。排水処理システムは、活性汚泥槽で生物処理をする前に、汚泥吸着槽において飢餓状態の活性汚泥に、排水中の汚濁物質を吸着させる。汚泥吸着槽において汚濁物質を吸着した活性汚泥は、余剰汚泥として系外に排出され、排水の生物処理系には戻されずに廃棄される
。汚泥吸着槽では、排水中の汚濁物質の約40%から80%は、飢餓状態の活性汚泥に吸着され除去される。このため、活性汚泥槽に流入する排水中の汚濁物質の量は低減される。したがって、排水処理システムは、排水中の汚濁物質の処理可能負荷を増加させ、処理水質を向上させることができる。なお、処理可能負荷は、活性汚泥によって処理可能な排水中の汚濁物質の量である。汚濁物質の量は、BOD量(Biochemical oxygen demand、生物化学的酸素要求量)ともいう。
上記の排水処理システムであれば、既存の排水処理施設において、活性汚泥槽の容積当たり、又は1日当たりの処理可能負荷を増加させることができる。また、新設の排水処理施設においても、活性汚泥槽の容積をより小さくすることが可能となる。
上記の排水処理システムは、飢餓状態である活性汚泥の初期吸着を利用して、排水中の汚濁物質を活性汚泥に吸着させ、余剰汚泥として系外に排出する。初期吸着は、活性汚泥が、排水と接触し、汚濁物質を吸着又は補足することで、排水中から汚濁物質を除去する現象であり、20から30分で汚濁物質の75%以上が減少する(参考文献:日本下水道事業団 JS技術開発情報メール いまさら訊けない下水道講座 No.2 <初期吸着>)。飢餓状態の活性汚泥は、飢餓状態でない活性汚泥よりも初期吸着能力が高く、より多くの汚濁物質を吸着する。排水処理システムは、汚濁物質を初期吸着の段階で系外に排出することで、活性汚泥槽における曝気量を減らし、消費エネルギーを削減することができる。
なお、活性汚泥が飢餓状態か否かは、活性汚泥の呼吸速度により判断することができる。活性汚泥の呼吸速度は、例えば、汚泥を曝気して溶存酸素濃度を高めた後、曝気を停止して溶存酸素濃度の低下速度を測定することで判断可能である。溶存酸素濃度の低下が速いほど、活性汚泥の酸素消費速度(呼吸速度)も速く、活性汚泥が飢餓状態であると判断できる。上記の排水処理システムの汚泥貯留槽では、活性汚泥は飢餓状態となり、汚泥貯留槽内の有機物濃度も低いため、溶存酸素濃度の低下は遅くなる。即ち、汚泥貯留槽における活性汚泥の呼吸速度は遅くなる。一方、活性汚泥槽では、活性汚泥の酸素消費速度が速く、活性汚泥槽内の有機物濃度が高いため、溶存酸素濃度の低下は速くなる。即ち、活性汚泥槽における活性汚泥の呼吸速度は速くなる。
また、排出手段は、排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を沈殿させる沈殿槽を含むものであってもよい。このような排出手段であれば、汚泥吸着槽において曝気を止めることなく、汚泥吸着槽で曝気した排水を沈殿槽で沈殿させることができる。したがって、排出手段は、汚濁物質を吸着した汚泥を効率よく系外に排出することができる。
また、汚泥貯留槽は、分離された活性汚泥が飢餓状態となるまでの所定時間、分離された活性汚泥を貯留するものであってもよい。このような排水処理システムは、汚泥吸着槽に送出される活性汚泥を飢餓状態とすることで、汚泥吸着槽において初期吸着により除去される汚濁物質の量を増加させることができる。
また、汚泥貯留槽は、隣接槽との間で活性汚泥が移動可能に複数の槽に仕切られ、複数の槽間の活性汚泥の流れをプラグフローとなるように構成するものであってもよい。このような汚泥貯留槽であれば、プラグフロー(押し出し流れ)方式により活性汚泥を段階的に飢餓状態とすることができる。汚泥貯留槽は、活性汚泥を段階的に飢餓状態とすることで、より飢餓状態が進んだ活性汚泥を汚泥吸着槽に送出することができる。
なお、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、活性汚泥槽に流入する排水を、排水中の汚濁物質を活性汚泥により分解して生物処理し、生物処理によって浄化された処理水と活性汚泥とに分離する排水処理方法であって、汚泥貯留槽で、
分離された活性汚泥を曝気状態で貯留する貯留工程と、汚泥貯留槽に貯留された活性汚泥及び活性汚泥槽に流入する前の排水が流入する汚泥吸着槽内で、排水中の汚濁物質を、汚泥貯留槽から流入した活性汚泥に吸着させる吸着工程と、排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を排出する排出工程と、を含む、排水処理方法であってもよい。
本発明によれば、排水処理の負荷を低減し、排水処理能力を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る排水処理システムの構成を例示する図である。 図2は、排水処理システムの第1の変形例を示す図である。 図3は、排水処理システムの第2の変形例を示す図である。 図4は、汚泥貯留槽の第1の変形例を示す図である。 図5は、汚泥貯留槽の第2の変形例を示す図である。 図6は、汚泥貯留槽の複数槽間の仕切りを例示する図である。 図7は、汚泥貯留槽の複数槽間の仕切りを例示する図である。 図8は、比較例に係る排水処理システムの構成を例示する図である。
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様を例示したものであり、本願発明の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、実施形態に係る排水処理システムの構成を例示する図である。排水処理システム10は、汚泥貯留槽1、汚泥吸着槽2、沈殿槽A31、沈殿槽B32、活性汚泥槽4及び余剰汚泥槽5を備える。また、排水処理システム10が備える各槽は、経路L1からL7によって接続され、排水又は活性汚泥は、ポンプ等により各槽間を流通可能である。
汚泥貯留槽1は、活性汚泥による生物処理によって浄化された排水から分離された活性汚泥を貯留する。汚泥貯留槽1は、曝気装置11を備え、汚泥貯留槽1内の活性汚泥を曝気する。曝気装置11は、汚泥貯留槽1内の活性汚泥が死滅しない程度に曝気をすればよい。活性汚泥が死滅しない程度は、汚泥貯留槽1内にわずかでも酸素が残っていればよく、曝気した酸素が微生物で消費しきれずに残っている状態である。具体的には、例えば、汚泥貯留槽1内の水中で計測した溶存酸素濃度計の表示値が0mg/L以外であればよい。汚泥貯留槽1内にわずかでも酸素が残っていれば、嫌気性菌の発生及び増殖は抑制され、好気菌の働きは促進される。
汚泥貯留槽1内に残る汚濁物質は、活性汚泥によって分解されて更に減少する。活性汚泥は、汚泥貯留槽1に数時間(例えば、4時間)から数日間滞留することで、餌となる汚濁物質の減少により飢餓状態となる。飢餓状態となった活性汚泥は、経路L1を通り、排水が活性汚泥槽4に流入する経路上に設置された汚泥吸着槽2に送出される。
汚泥貯留槽1での滞留時間は、排水処理システム10の運転状況により異なる。排水処理システム10において、例えば、BOD容積負荷を0.1kg−BOD/m・dとして運転した場合、排水中の汚濁物質は2〜3時間程度でほぼ消費されて餌が無い状態となる。BOD容積負荷は、汚濁負荷を示す指標の1つであり、活性汚泥槽4の単位容積当たり1日に処理できるBOD量である。一方、BOD容積負荷を1kg−BOD/m・dで運転した場合、排水中の汚濁物質は、消費されるまで2日程度かかる場合がある。汚泥貯留槽1での滞留時間、即ち、汚泥が飢餓状態になるまでの時間は、BOD容積負荷等の排水処理システム10の運転状況により変動する。
汚泥貯留槽1の容積は、排水中の汚濁物質が消費されて活性汚泥が飢餓状態となるまでの滞留時間を予め求めることで、汚泥吸着槽2に流入する排水量(排水中の汚濁物質の量)に応じて、当該時間滞留するように設定することができる。また、汚泥吸着槽2に流入する排水は、図示しない流量調整槽に滞留させ、汚泥吸着槽2に流入する排水量は、ポンプ等により略一定となるように調整することができる。
汚泥貯留槽1は、図1の例では2槽に分割されるが、2槽に限られない。汚泥貯留槽1は、1槽であってもよく、3槽以上の分割構造としてもよい。汚泥貯留槽1を複数槽からなる分割構造とした場合、汚泥貯留槽1内の活性汚泥の流れは、プラグフロー(押し出し流れ)により、流入した活性汚泥が汚泥吸着槽2に送出されるようにしてもよい。複数槽間の活性汚泥の流れをプラグフローとすることで、飢餓状態がより進んだ活性汚泥を汚泥吸着槽2に供給することが可能となる。
また、汚泥貯留槽1は、複数槽からなる分割構造とした場合、一部の槽への曝気をしないものであってもよい。活性汚泥は、数時間程度曝気をしなくても死滅しない。このため、汚泥貯留槽1では、活性汚泥が死滅しない程度に曝気がされればよく、分割された槽のうち、滞留時間が数時間以上となる槽において曝気をすることで、汚泥の死滅を防ぐことが可能である。このような汚泥貯留槽1であれば、一部の槽への曝気をしないことから、曝気による消費エネルギーは削減される。
また、汚泥貯留槽1は、複数槽からなる分割構造とした場合、一部の槽に撹拌手段を有するものであってもよい。このような汚泥貯留槽1であれば、活性汚泥の沈降を防ぎ、腐敗や死滅を抑制することができる。
汚泥吸着槽2は、流入する処理対象の排水、及び汚泥貯留槽1から送出される飢餓状態の活性汚泥を滞留させる。汚泥吸着槽2に流入する排水は、図示しない流量調整槽に一旦滞留し、ポンプ等により略一定の流量で汚泥吸着槽2に流入させることができる。汚泥吸着槽2は、曝気装置21を備え、槽内に滞留する排水及び活性汚泥を曝気する。活性汚泥は、汚泥吸着槽2に曝気状態で所定時間滞留することで、排水中の汚濁物質を吸着する。所定時間は、活性汚泥が汚濁物質を吸着して系外に排出することができればよく、活性汚泥が汚濁物質を生物処理によって分解する時間よりも短い時間であることが好ましい。所定時間は、例えば20分から60分である。活性汚泥が生物処理によって汚濁物質を分解する時間を見込まなくてもよいため、汚泥吸着槽2は、縮小化が可能となる。活性汚泥は、汚泥吸着槽2において、排水中の汚濁物質の40%から80%を吸着することが想定される。汚泥吸着槽2内で所定時間滞留した排水及び活性汚泥は、経路L2を通り、沈殿槽A31に送出される。
沈殿槽A31は、汚泥吸着槽2から流入する汚濁物質を吸着した活性汚泥が混和した状態の排水から、汚濁物質を吸着した活性汚泥を沈降分離する。汚濁物質を吸着した活性汚泥は、沈殿槽A31内で沈降し、経路L3を通り余剰汚泥槽5に送出される。また、活性汚泥と分離され、汚濁物質の一部が除去された排水は、経路L4を通り、活性汚泥槽4に送出される。
活性汚泥槽4は、沈殿槽A31から流入する排水を滞留させる。活性汚泥槽4は、曝気装置41を備え、槽内に滞留する排水及び活性汚泥を曝気する。活性汚泥は、排水中の汚濁物質を生物処理によって分解する。汚泥吸着槽2において、排水中の汚濁物質は既に40%から80%程度除去されているため、活性汚泥槽4は、容積を縮小し、曝気量を削減することが可能である。生物処理された排水及び活性汚泥は、経路L5を通り、沈殿槽B32に送出される。
沈殿槽B32は、活性汚泥槽4から流入する排水と活性汚泥とを沈降分離する。沈殿槽B32内で沈降した活性汚泥の一部は、経路L6を通り、活性汚泥槽4に返送される。活性汚泥槽4に返送された活性汚泥は、活性汚泥槽4内の汚濁物質を、生物処理によって分解する。活性汚泥槽4に返送されない活性汚泥は、経路L7を通り、汚泥貯留槽1に送出される。沈殿槽B32において活性汚泥と沈降分離された上澄みは、排水処理システム10による処理水として得られる。
余剰汚泥槽5は、沈殿槽A31から流入する汚濁物質を吸着した活性汚泥を貯留する。余剰汚泥槽5に流入する活性汚泥は、廃棄対象となる余剰汚泥であり、腐敗を回避する程度に曝気されてもよい。
図2は、排水処理システムの第1の変形例を示す図である。排水処理システム10Aは、図1に示す沈殿槽B32及び活性汚泥槽4に代えて、浸漬膜活性汚泥槽4Aを備える。図1の排水処理システム10と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
浸漬膜活性汚泥槽4Aは、処理水と活性汚泥とを、沈殿槽B32での沈降分離と異なり、精密ろ過膜(MF膜)又は限外ろ過膜(UF膜)等の膜を使って分離する。浸漬膜活性汚泥槽4Aは、槽内に分離膜42を備え、曝気装置41により曝気する。分離膜42でろ過された処理水は、吸引して得ることができる。また、沈降した活性汚泥の一部は、経路L7を通り、汚泥貯留槽1に送出される。
図3は、排水処理システムの第2の変形例を示す図である。排水処理システム10Bは、図1に示す活性汚泥槽4に代えて、嫌気−無酸素−好気槽4Bを備える。図1の排水処理システム10と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
嫌気−無酸素−好気槽4Bは、糸状性細菌の増殖を抑制しリンを除去する嫌気槽4B1、窒素を除去する無酸素槽4B2、曝気装置41により曝気処理をする好気槽4B3を備える。沈殿槽B32から経路L6を通って嫌気−無酸素−好気槽4Bに返送される活性汚泥は、嫌気槽4B1に流入しリンを除去する。無酸素槽4B2に移動した活性汚泥は、好気槽4B3で生じた硝酸を使用して窒素を除去する。好気槽4B3では、曝気装置41により曝気することで、活性汚泥は汚濁物質を分解(生物処理)する。また、好気槽4B3では、排水中のアンモニアの硝化により硝酸が生じる。硝酸を含む活性汚泥の混合液は、経路L8を通り、無酸素槽4B2に送水される。混合液中の硝酸は、無酸素槽4B2で窒素を除去するために使用される。好気槽4B3で生物処理された排水及び活性汚泥は、経路L5を通り、沈殿槽B32に送出される。
活性汚泥による排水の生物処理は、図1の活性汚泥槽4、図2の浸漬膜活性汚泥槽4A、及び図3に示す嫌気−無酸素−好気槽4Bによる方式に限られず、活性汚泥槽4等における汚濁物質の分解により、活性汚泥が発生する方式であればよい。活性汚泥による生物処理の方式は、例えば、長時間曝気法、酸化溝法(オキシデーションディッチ法)、嫌気好気法(AO法)、循環式嫌気好気法(A2O法)、膜分離活性汚泥法、接触曝気法等の各種生物処理方法である。
(汚泥貯留槽)
図4は、汚泥貯留槽の第1の変形例を示す図である。図4に例示する汚泥貯留槽1Aは、3つの分割槽1A1、分割槽1A2及び分割槽1A3に分割されている。沈殿槽B32から送出される活性汚泥は、分割槽1A1に流入し、分割槽1A2、分割槽1A3の順に移動し、汚泥吸着槽2に送出される。活性汚泥は、数時間程度曝気しなくても死滅しないため、分割槽1A1及び分割槽1A2では、曝気をしなくてもよい。滞留時間が数時間以
上になる場合、汚泥吸着槽2に活性汚泥を送出する側にある分割槽1A3で、曝気装置11により曝気することで、活性汚泥の死滅は防ぐことができる。一部の分割槽で曝気をしないことにより、曝気のための消費エネルギーは削減される。
図5は、汚泥貯留槽の第2の変形例を示す図である。図5に例示する汚泥貯留槽1Bは、2つの分割槽1B1及び分割槽1B2に分割されている。沈殿槽B32から送出される活性汚泥は、分割槽1B1に流入し、分割槽1B2に移動して、汚泥吸着槽2に送出される。活性汚泥は、数時間程度曝気しなくても死滅しないため、図4の汚泥貯留槽1Aの場合と同様に、分割槽1B1では、曝気をしなくてもよい。図5の例では、分割槽1B1内に設置される撹拌装置12は、活性汚泥を撹拌することで活性汚泥の沈降を防ぎ、活性汚泥の腐敗又は死滅を抑制する。汚泥吸着槽2に活性汚泥を送出する側にある分割槽1B2で、曝気装置11により曝気することで、活性汚泥の死滅は防ぐことができる。
図6は、汚泥貯留槽の複数槽間の仕切りを例示する図である。図6に例示する汚泥貯留槽1Cは、仕切りS1により、2つの分割槽1C1及び分割槽1C2に分割されている。仕切りS1は、活性汚泥が流通可能な流通孔S1a及び流通孔S1bを有する。図6の例では、流通孔S1aは仕切りS1の前方上部に設けられ、流通孔S1bは仕切りS1の後方下部に設けられるが、流通孔の位置はこれに限られない。流通孔の数及び位置は、活性汚泥が分割槽1C1から分割槽1C2に流入可能な数及び位置であればよい。沈殿槽B32から送出される活性汚泥は、分割槽1C1に流入し、流通孔S1a及び流通孔S1bを通って分割槽1C2に移動する。分割槽1C2に移動した活性汚泥は、汚泥吸着槽2に送出される。
図7は、汚泥貯留槽の複数槽間の仕切りを例示する図である。図7に例示する汚泥貯留槽1Dは、仕切りS2及び仕切りS3により、3つの分割槽1D1、分割槽1D2及び分割槽1D3に分割されている。仕切りS2は、汚泥貯留槽1Dの前方の壁面との間に、スリット状に活性汚泥の流路を設けて配置される。仕切りS3は、汚泥貯留槽1Dの後方の壁面との間に、スリット状に活性汚泥の流路を設けて配置される。活性汚泥の流路は、複数の仕切りによって汚泥貯留槽1Dの前方又は後方に設けられる場合に限られない。活性汚泥の流路は、活性汚泥が分割槽1D1から分割槽1D2、分割槽1D3の順に移動するように設けられればよい。沈殿槽B32から送出される活性汚泥は、分割槽1D1に流入し、仕切りS2の前方側に設けられた隙間を通って分割槽1D2に移動する。分割槽1D2に移動した活性汚泥は、仕切りS3の後方側に設けられた隙間を通って分割槽1D3に移動する。分割槽1D3に移動した活性汚泥は、汚泥吸着槽2に送出される。
(排水処理システムの容積削減効果)
本実施形態に係る排水処理システム10は、汚泥吸着槽2において排水中の汚濁物質の約40%から80%を除去することが想定される。このため、活性汚泥槽4の大きさは、汚泥吸着槽2を設けないシステムと比較して小さくすることができる。また、本実施形態の汚泥吸着槽2は、活性汚泥が汚濁物質を吸着して系外に排出することができればよく、活性汚泥が汚濁物質を分解する場合より小さくてもよい。即ち、本実施形態に係る排水処理システム10は、活性汚泥槽4及び汚泥吸着槽2の縮小化が可能である。そこで、本実施形態に係る排水処理システム10の容積削減効果を、図8に示す比較例に係る排水処理システムとの対比により説明する。
図8は、比較例に係る排水処理システムの構成を例示する図である。比較例に係る排水処理システム100は、活性汚泥槽40、沈殿槽320、及び余剰汚泥槽60を備える。また、排水処理システム100が備える各槽は、経路L10、経路L20、経路L30によって接続される。
活性汚泥槽40は、処理対象の排水が流入すると、曝気装置410により曝気し、排水中の汚濁物質を生物処理によって分解する。活性汚泥槽40内で生物処理された排水及び活性汚泥は、経路L10を通り、沈殿槽320に送出される。沈殿槽320は、活性汚泥槽40から流入する排水から活性汚泥を沈降分離する。沈殿槽320内で沈降した活性汚泥の一部は、経路L20を通り、活性汚泥槽40に返送される。活性汚泥槽40に返送されない余剰の活性汚泥は、経路L30を通り、余剰汚泥槽60に送出される。沈殿槽320において活性汚泥と沈降分離された上澄みは、排水処理システム100による処理水として得られる。余剰汚泥槽60は、活性汚泥槽40で不要となって系外に排出される活性汚泥を貯留する。
本実施形態に係る排水処理システム10及び図8に示す比較例に係る排水処理システム100が備える各槽の容積を対比するため、各システムにおける各槽の容積の合計を試算する。表1は、試算ための条件を示す。
Figure 2019171321
流入水量は、各排水処理システムにおいて、1日に流入する排水量であり、100m/dと仮定される。流入BODは、排水1L中に含まれる汚濁物質の量であり、1000mg/Lと仮定される。BOD容積負荷は、生物処理を実施する槽(活性汚泥槽4又は活性汚泥槽40)の単位容積当たりの1日に処理できる汚濁物質の量であり、0.5kg−BOD/(m・d)とする。汚泥吸着槽の有機物除去率は、本実施形態に係る汚泥吸着槽2において、活性汚泥が有機物(汚濁物質)を吸着により除去する割合であって、60%と仮定される。汚泥吸着槽の滞留時間は、本実施形態に係る汚泥吸着槽2における排水及び活性汚泥の滞留時間であって、40分と仮定される。汚泥貯留槽の滞留時間は、本実施形態に係る汚泥貯留槽1における滞留時間であって、1日と仮定される。汚泥転換率は、除去された汚濁物質の量に対する余剰汚泥発生量の割合であり、0.3と仮定される。汚泥含水率は、99%とする。余剰汚泥槽の滞留時間は、系外に排出される余剰汚泥の余剰汚泥槽(余剰汚泥槽5又は余剰汚泥槽60)での滞留時間であり、2日と仮定される。
本実施形態に係る排水処理システム10及び図8に示す比較例に係る排水処理システム
100がそれぞれ備える各槽の容積及び、容積の合計を表2に示す。
Figure 2019171321
本実施形態に係る排水処理システム10では、汚泥吸着槽2、沈殿槽A31、活性汚泥槽4、沈殿槽B32、汚泥貯留槽1及び余剰汚泥槽5の容積は、それぞれ2.7m、16.7m、80m、16.7m、3m、6mと試算される。この場合、本実施形態に係る排水処理システム10が備える各槽の容積の合計は、125.1mとなる。
ここで、排水処理システム10が備える各槽の試算の詳細について説明する。従来の活性汚泥槽の容積は、200mと想定する。また、排水処理システム10に対し、1日に流入する排水量(処理対象の排水量)は100mとする。
本実施形態に係る排水処理システム10では、汚泥吸着槽2において、有機物(汚濁物質)の60%が除去される。このため、残りの有機物を除去するためには、活性汚泥槽4の大きさは、従来の200mより60%小さい80mであればよいことが試算される。
次に、汚泥吸着槽2での排水の滞留時間は、20分から60分と想定される。平均値をとって、汚泥吸着槽2での滞留時間は40分とする。この場合、汚泥吸着槽2の大きさは、1日に流入する排水量100m/dを40分で処理する排水量に換算して、100m/d÷24時間÷60分×40分=2.7mと試算される。
また、沈殿槽A31及び沈殿槽B32の容積は、1日に流入する排水量100m/dにほぼ比例するように設定することができる。ここでは、滞留時間を4時間と想定し、沈殿槽A31及び沈殿槽B32の容積は、100m/d÷24時間÷×4時間=16.7mと試算される。
また、汚泥貯留槽1の容積を試算するため、まず汚泥発生量を求める。1日に流入する排水量を100m/d、入口でのBOD(流入する排水中の汚濁物質の量)を1000mg−BOD/L、出口でのBOD(処理水中の汚濁物質の量)を20mg−BOD/Lと想定する。この場合、BODの除去量は、(1000−20)[mg/L]/1000[単位換算]×100[m/d]=98kg−BOD/dとなる。汚泥転換率を0.3と仮定すると、発生した余剰汚泥量は、98kg−BOD/d×0.3=29.4kg−
drySS/dと算出される。発生した余剰汚泥の汚泥含水率を99%と仮定すると、汚泥発生量は、29.4kg−drySS/d×100÷(100−99)=2,940kg−wetSS/dと算出される。汚泥貯留槽1での排水の滞留時間は、2時間から2日と想定されるが、ここでは1日と仮定する。この場合、汚泥貯留槽1の容積は、2,940kg−wetSS/d×1d≒3mと試算される。
余剰汚泥槽5の滞留時間は、2日と仮定される。余剰汚泥槽5の容積は、汚泥発生量を3m/dとすると6mと試算される。
一方、比較例に係る排水処理システム100は、汚泥吸着槽2、沈殿槽A31及び汚泥貯留槽1に対応する槽を有しない。比較例に係る排水処理システム100では、活性汚泥槽40、沈殿槽320(沈殿槽B32に相当)、及び余剰汚泥槽60の容積は、それぞれ200m、16.7m、6mと試算される。比較例に係る排水処理システム100は、汚泥吸着槽2を備えず、流入する排水中の汚濁物質は、活性汚泥槽40で生物処理される。このため、活性汚泥槽40の大きさは、200mと試算される。比較例に係る排水処理システム100が備える各槽の容積の合計は、222.7mとなる。
本実施形態に係る排水処理システム10は、沈殿槽A31及び活性汚泥槽4と比較して容量の小さい汚泥吸着槽2で、排水中の汚濁物質を約40%から80%除去することができる。このため、活性汚泥槽4に流入する汚濁負荷の削減か可能となり、活性汚泥槽4の容積は、比較例に係る排水処理システム100と比較して約60%縮小される。本実施形態に係る排水処理システム10は、比較例では使用されない汚泥吸着槽2、沈殿槽A31及び汚泥貯留槽1を備えるが、システム全体としても、比較例に係る排水処理システム100と比較して40%以上の容積が削減可能である。
<作用効果>
本実施形態に係る排水処理システム10は、汚泥吸着槽2において、汚泥貯留槽1から返送される飢餓状態の活性汚泥により、排水中の汚濁物質の約40%から80%を除去することができるため、活性汚泥槽4での汚濁負荷を低減することができる。したがって、排水処理システム10は、排水の処理量を増加させたり、活性汚泥槽4の容積を縮小したりすることが可能である。また、活性汚泥槽4での汚濁負荷が低減されるため、曝気による消費エネルギーも削減される。
10,10A,10B・・排水処理システム:1,1A,1B,1C,1D・・汚泥貯留槽:2・・汚泥吸着槽:31,32・・沈殿槽:4・・活性汚泥槽:4A・・浸漬膜活性汚泥槽:4B・・嫌気−無酸素−好気槽:5・・余剰汚泥槽:11,21,41・・曝気装置、12・・撹拌装置

Claims (5)

  1. 活性汚泥槽に流入する排水を、前記排水中の汚濁物質を活性汚泥により分解して生物処理し、前記生物処理によって浄化された処理水と活性汚泥とに分離する排水処理システムであって、
    前記分離された活性汚泥を曝気状態で貯留する汚泥貯留槽と、
    前記汚泥貯留槽に貯留された活性汚泥及び前記活性汚泥槽に流入する前の前記排水が流入し、前記排水中の汚濁物質を、前記汚泥貯留槽から流入した活性汚泥に吸着させる汚泥吸着槽と、
    前記排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を排出する排出手段と、を備える、
    排水処理システム。
  2. 前記排出手段は、前記排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を沈殿させる沈殿槽を含む、
    請求項1に記載の排水処理システム。
  3. 前記汚泥貯留槽は、前記分離された活性汚泥が飢餓状態となるまでの所定時間、前記分離された活性汚泥を貯留する、
    請求項1または2に記載の排水処理システム。
  4. 前記汚泥貯留槽は、隣接槽との間で活性汚泥が移動可能に複数の槽に仕切られ、前記複数の槽間の活性汚泥の流れをプラグフローとなるように構成する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の排水処理システム。
  5. 活性汚泥槽に流入する排水を、前記排水中の汚濁物質を活性汚泥により分解して生物処理し、前記生物処理によって浄化された処理水と活性汚泥とに分離する排水処理方法であって、
    汚泥貯留槽で、前記分離された活性汚泥を曝気状態で貯留する貯留工程と、
    前記汚泥貯留槽に貯留された活性汚泥及び前記活性汚泥槽に流入する前の前記排水が流入する汚泥吸着槽内で、前記排水中の汚濁物質を、前記汚泥貯留槽から流入した活性汚泥に吸着させる吸着工程と、
    前記排水中の汚濁物質を吸着した活性汚泥を排出する排出工程と、を含む、
    排水処理方法。
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