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JP2019168611A - 光学フィルタ - Google Patents

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JP2019168611A
JP2019168611A JP2018056954A JP2018056954A JP2019168611A JP 2019168611 A JP2019168611 A JP 2019168611A JP 2018056954 A JP2018056954 A JP 2018056954A JP 2018056954 A JP2018056954 A JP 2018056954A JP 2019168611 A JP2019168611 A JP 2019168611A
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洋介 前田
Yosuke Maeda
洋介 前田
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Abstract

【課題】光学フィルタに用いた場合に、吸収領域の半値幅が広く、かつ可視光領域における透過率が高い光学フィルタ用組成物を提供する。【解決手段】下記一般式(1)で表されるシアニン化合物(A)とバインダー樹脂(B)とを含有する光学フィルタ用組成物。(式中、A及びA’は特定の置換基を表し、Qは炭素原子数1〜9のメチン鎖で構成され、鎖中に環構造を含んでいる場合もある連結基を表す。An−qはq価のアニオンを表し,qは1又は2を表し,qは電荷を中性に保つ係数を表す。)【選択図】図1

Description

本発明はシアニン化合物及びバインダー樹脂を含有する光学フィルタ用組成物、及び該光学フィルタ用組成物を用いて得られる光学フィルタに関する。
デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話用カメラ等に使用される固体撮像素子(CCDやCMOS等)の感度は、光の波長の紫外領域から赤外領域にわたっている。一方、人間の視感度は光の波長の可視領域のみである。そのため、撮像レンズと固体撮像素子との間に、赤外線カットフィルタを設けることで、人間の視感度に近づくように固体撮像素子の感度を補正している。(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2004−354735号公報 特開2011−118255号公報 特開2012−008532号公報 特開2016−090781号公報
従って、本発明の目的は、光学フィルタに用いた場合に、吸収領域の半値幅が広く、かつ可視光領域における透過率が高い光学フィルタ用組成物を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、特定の構造を有するシアニン化合物及びバインダー樹脂を含有する光学フィルタ用組成物が、光学フィルタに用いた場合に、半値幅が広く、可視光領域における透過率が高く、効率よく赤外線を吸収できることを知見し、本発明に到達した。
本発明は、下記一般式(1)で表されるシアニン化合物(A)とバインダー樹脂(B)とを含有する光学フィルタ用組成物を提供するものである。
Figure 2019168611
(式中、Aは下記の群Iの(a)〜(m)から選ばれる基を表し、A’は下記の群IIの(a’)〜(m’)から選ばれる基を表し、
Qは炭素原子数1〜9のメチン鎖で構成され、鎖中に環構造を含んでいる場合もある連結基を表し、該メチン鎖中の水素原子は水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、−NRR’、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基で置換されている場合もあり、該−NRR’、アリール基、アリールアルキル基及びアルキル基中のメチレン基は更に水酸基、ハロゲン原子、シアノ基又は−NRR’で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
R及びR’は、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基を表し、
An−qはq価のアニオンを表し、qは1又は2を表し、pは電荷を中性に保つ係数を表す。)
Figure 2019168611
Figure 2019168611
(式中、環C及び環C’は、ベンゼン環、ナフタレン環、フェナントレン環又はピリジン環を表し、
1及びR1’は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−SO3H、カルボキシル基、−NRR’、アミド基、フェロセニル基、炭素原子数6〜30のアリール基、炭素原子数7〜30のアリールアルキル基又は炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、
該炭素原子数6〜30のアリール基、炭素原子数7〜30のアリールアルキル基及び炭素原子数1〜8のアルキル基は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−SO3H、カルボキシル基、−NRR’、アミド基又はフェロセニル基で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
2〜R9及びR2’〜R9’は、R1及びR1’と同様の基又は水素原子を表し、
X及びX’は、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、−CR5152−、炭素原子数3〜6のシクロアルカン−1,1−ジイル基、−NH−又は−NY2−を表し、
51及びR52は、R1及びR1’と同様の基又は水素原子を表し、
Y、Y’及びY2は、水素原子、又は水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、−NRR’、アミド基、フェロセニル基、−SO3H若しくはニトロ基で置換されている場合もある炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜30のアリール基若しくは炭素原子数7〜30のアリールアルキル基を表し、
該Y、Y’及びY2中のアルキル基、アリール基及びアリールアルキル基中のメチレン基は、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
r及びr’は、0又は(a)〜(e)、(g)〜(j)、(l)、(m)、(a’)〜(e’)、(g’)〜(j’)、(l’)及び(m’)において置換可能な数を表す。)
また、本発明は、上記光学フィルタ用組成物を少なくとも一部に用いた光学フィルタを提供するものである。
また、本発明は、上記光学フィルタを具備するカメラモジュールを提供するものである。
本発明の光学フィルタは、吸収領域の半値幅が広く、かつ可視光領域における透過率が高い点で優れるものである。また、本発明の光学フィルタ用組成物から得られる光学フィルタは、固体撮像装置及びカメラモジュールに好適なものである。
本発明のカメラモジュールの構成の一形態を示す断面図である。
以下、本発明の光学フィルタ用組成物について、好ましい実施形態に基づき説明する。
本発明の光学フィルタ用組成物は、上記一般式(1)で表されるシアニン化合物(A)及びバインダー樹脂(B)を含有する。
上記一般式(1)におけるR1〜R9及びR1’〜R9’並びにX及びX’中のR51及びR52で表されるハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素が挙げられ、
炭素原子数6〜30のアリール基としては、フェニル、ナフチル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−ビニルフェニル、3−iso−プロピルフェニル、4−iso−プロピルフェニル、4−ブチルフェニル、4−iso−ブチルフェニル、4−tert−ブチルフェニル、4−ヘキシルフェニル、4−シクロヘキシルフェニル、4−オクチルフェニル、4−(2−エチルヘキシル)フェニル、4−ステアリルフェニル、2,3−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル、2,5−ジ−tert−ブチルフェニル、2,6−ジ−tert−ブチルフェニル、2,4−ジ−tert−ペンチルフェニル、2,5−ジ−tert−アミルフェニル、2,5−ジ−tert−オクチルフェニル、2,4−ジクミルフェニル、4−シクロヘキシルフェニル、(1,1’−ビフェニル)−4−イル、2,4,5−トリメチルフェニル及びフェロセニル等が挙げられ、
炭素原子数7〜30のアリールアルキル基としては、ベンジル、フェネチル、2−フェニルプロパン−2−イル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、スチリル、シンナミル、フェロセニルメチル及びフェロセニルプロピル等が挙げられ、
炭素原子数1〜8のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、iso−ブチル、アミル、iso−アミル、tert−アミル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、シクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル、ヘプチル、2−ヘプチル、3−ヘプチル、iso−ヘプチル、tert−ヘプチル、1−オクチル、iso−オクチル及びtert−オクチル等が挙げられる。
上記炭素原子数6〜30のアリール基、炭素原子数7〜30のアリールアルキル基及び炭素原子数1〜8のアルキル基は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−SO3H、カルボキシル基、アミノ基、アミド基又はフェロセニル基で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、これらの置換及び中断の、数及び位置は任意である。
例えば、上記炭素原子数1〜8のアルキル基がハロゲン原子で置換された基としては、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル及びノナフルオロブチル等が挙げられ、
上記炭素原子数1〜8のアルキル基が−O−で中断された基としては、メチルオキシ、エチルオキシ、iso−プロピルオキシ、プロピルオキシ、ブチルオキシ、ペンチルオキシ、iso−ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ及び2−エチルヘキシルオキシ等のアルコキシ基や、2−メトキシエチル、2−(2−メトキシ)エトキシエチル、2−エトキシエチル、2−ブトキシエチル、4−メトキシブチル及び3−メトキシブチル等のアルコキシアルキル基等が挙げられ、
上記炭素原子数1〜8のアルキル基がハロゲン原子で置換され、且つ−O−で中断された基としては、例えば、クロロメチルオキシ、ジクロロメチルオキシ、トリクロロメチルオキシ、フルオロメチルオキシ、ジフルオロメチルオキシ、トリフルオロメチルオキシ及びノナフルオロブチルオキシ等が挙げられる。
上記一般式(1)において、X及びX’で表される炭素原子数3〜6のシクロアルカン−1,1−ジイル基としては、シクロプロパン−1,1−ジイル、シクロブタン−1,1−ジイル、2,4−ジメチルシクロブタン−1,1−ジイル、3,3−ジメチルシクロブタン−1,1−ジイル、シクロペンタン−1,1−ジイル及びシクロヘキサン−1,1−ジイル等が挙げられる。
上記一般式(1)において、Y、Y’及びY2で表されるハロゲン原子、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜30のアリール基及び炭素原子数7〜30のアリールアルキル基としては、上記R1等の説明で例示した基が挙げられ、これらの置換基中の水素原子は、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、アミノ基、アミド基、フェロセニル基、−SO3H又はニトロ基で任意の数で置換されてもよい。
また、これらのY、Y’、Y2中のアルキル基、アリール基及びアリールアルキル基中のメチレン基は、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されてもよい。例えば、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、iso−ブチル、アミル、iso−アミル、tert−アミル、ヘキシル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、シクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル、ヘプチル、2−ヘプチル、3−ヘプチル、iso−ヘプチル、tert−ヘプチル、1−オクチル、iso−オクチル、tert−オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、iso−ノニル、デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル等のアルキル基;フェニル、ナフチル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−ビニルフェニル、3−iso−プロピルフェニル、4−iso−プロピルフェニル、4−ブチルフェニル、4−iso−ブチルフェニル、4−tert−ブチルフェニル、4−ヘキシルフェニル、4−シクロヘキシルフェニル、4−オクチルフェニル、4−(2−エチルヘキシル)フェニル、4−ステアリルフェニル、2,3−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル、シクロヘキシルフェニル等のアリール基;ベンジル、フェネチル、2−フェニルプロパン−2−イル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、スチリル、シンナミル等のアリールアルキル基等が、エーテル結合、チオエーテル結合等で中断されたもの、例えば、2−メトキシエチル、3−メトキシプロピル、4−メトキシブチル、2−ブトキシエチル、メトキシエトキシエチル、メトキシエトキシエトキシエチル、3−メトキシブチル、2−フェノキシエチル、3−フェノキシプロピル、2−メチルチオエチル、2−フェニルチオエチル等が挙げられる。
上記一般式(1)におけるQで表わされる、炭素原子数1〜9のメチン鎖で構成され、鎖中に環構造を含んでいる場合もある連結基としては、下記(Q−1)〜(Q−11)の何れかで表される基が、製造が容易であるため好ましい。炭素原子数1〜9のメチン鎖における炭素原子数には、メチン鎖の水素原子を置換する基の炭素原子を含まない。例えば、連結基(Q−1)〜(Q−11)におけるZ’又はR14〜R19が炭素原子を含む場合はその炭素原子を含まない。また、(Q−4)〜(Q−9)における環構造中の、メチン鎖以外の炭素原子を含まない。
Figure 2019168611
(式中、R14、R15、R16、R17、R18、R19及びZ’は、各々独立に、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、−NRR’、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基を表し、該−NRR’、アリール基、アリールアルキル基及びアルキル基は、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基又は−NRR’で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もある、
R及びR’は、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基を表す。)
上記R14、R15、R16、R17、R18、R19及びZ’で表わされるハロゲン原子、アリール基、アリールアルキル又はアルキル基としては、R1等の説明で例示したものが挙げられ、R及びR’で表されるアリール基、アリールアルキル基又はアルキル基としてはR1等の説明で例示したものが挙げられる。
上記一般式(1)中のpAn−qで表されるq価のアニオンとしては、メタンスルホン酸イオン、ドデシルスルホン酸イオン、ブタンスルホン酸イオン、フルオロスルホン酸イオン(FSO3、トルエンスルホン酸イオン、トリニトロベンゼンスルホン酸イオン、カンファースルホン酸イオン、ノナフルオロブタンスルホン酸イオン、ヘキサデカフロロオクタンスルホン酸イオン、ベンゼンスルホン酸イオン、トルエンスルホン酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン、ナフタレンスルホン酸イオン、ジフェニルアミン−4−スルホン酸イオン、2−アミノ−4−メチル−5−クロロベンゼンスルホン酸イオン、2−アミノ−5−ニトロベンゼンスルホン酸イオン、特開平10−235999号公報、特開平10−337959号公報、特開平11−102088号公報、特開2000−108510号公報、特開2000−168223号公報、特開2001−209969号公報、特開2001−322354号公報、特開2006−248180号公報、特開2006−297907号公報、特開平8−253705号公報、特表2004−503379号公報、特開2005−336150号公報及び国際公開2006/28006号公報等に記載されたスルホン酸イオン等の有機スルホン酸イオン;テトラアリールほう酸イオン及びテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほう酸イオン等のほう酸イオン;メタンカルボン酸イオン、エタンカルボン酸イオン、プロパンカルボン酸イオン、ブタンカルボン酸イオン、オクタンカルボン酸イオン、トリフルオロメタンカルボン酸イオン、ベンゼンカルボン酸イオン及びp−トルエンカルボン酸イオン等のカルボン酸イオン;トリフルオロメチル亜硫酸イオン(CF3SO3、メチル硫酸イオン(CHOSO、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドイオン、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチドイオン、(CFCFPF3−、((CF、(CGa、((CFGa、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、塩素酸イオン、チオシアン酸イオン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、ヘキサフルオロアンチモン酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、オクチルリン酸イオン、ドデシルリン酸イオン、オクタデシルリン酸イオン、フェニルリン酸イオン、ノニルフェニルリン酸イオン、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスホン酸イオン、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸イオン、励起状態にある活性分子を脱励起させる(クエンチングさせる)機能を有するクエンチャー陰イオン、シクロペンタジエニル環にカルボキシル基、ホスホン酸基又はスルホン酸基等の陰イオン性基を有するフェロセン及びルテオセン等のメタロセン化合物陰イオン等の他、下記群より選択されるものを挙げることができる。
Figure 2019168611
本発明で用いられるシアニン化合物の具体例としては、下記化合物No.1〜185が挙げられる。なお、以下の例示では、アニオンを省いたシアニンカチオンで示している。
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
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Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
上記一般式(1)で表されるシアニン化合物は、その製造方法は特に限定されず、周知一般の反応を利用した方法で得ることができ、例えば、特開2010−209191に記載されているルートの如く、該当する構造を有する化合物と、イミン誘導体との反応により合成する方法が挙げられる。
上記一般式(1)で表されるシアニン化合物は、極大吸収波長(λmax)が650〜1200nmであることが好ましく、650〜900nmであることがさらに好ましい。極大吸収波長(λmax)が1200nmを超えると、本発明の効果を発揮せず、650nm未満であると、可視光線を吸収するため好ましくない。シアニン化合物は単独又は複数種を組み合わせて用いることができる。
上記バインダー樹脂(B)としては、例えば、ゼラチン、カゼイン、澱粉、セルロース誘導体及びアルギン酸等の天然高分子材料、あるいは、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリスチレン、ポリカーボネート及びポリアミド等の合成高分子材料が用いられる。
本発明の光学フィルタ用組成物において、上記一般式(1)で表されるシアニン化合物の含有量は、単独又は複数種の合計で、好ましくは、バインダー樹脂100質量部に対し0.001〜10.0質量部である。シアニン化合物の含有量が0.001質量部より小さいと、十分な特性を有する光学フィルタが得られない場合があり、10.0質量部より大きいと、光学フィルタを形成する際にシアニン化合物の析出が起こる場合がある。
本発明の光学フィルタ用組成物には、必要に応じて他の成分を配合してもよい。配合される他の成分としては、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系及びベンゾエート系等の紫外線吸収剤;フェノール系、リン系及び硫黄系等の酸化防止剤;カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤及び両性界面活性剤等からなる帯電防止剤;ハロゲン系化合物、リン酸エステル系化合物、リン酸アミド系化合物、メラミン系化合物、フッ素樹脂又は金属酸化物、(ポリ)リン酸メラミン及び(ポリ)リン酸ピペラジン等の難燃剤;炭化水素系、脂肪酸系、脂肪族アルコール系、脂肪族エステル系、脂肪族アマイド系及び金属石けん系等の滑剤;フュームドシリカ、微粒子シリカ、けい石、珪藻土類、クレー、カオリン、珪藻土、シリカゲル、珪酸カルシウム、セリサイト、カオリナイト、フリント、長石粉、蛭石、アタパルジャイト、タルク、マイカ、ミネソタイト、パイロフィライト及びシリカ等の珪酸系無機添加剤;ガラス繊維及び炭酸カルシウム等の充填剤;造核剤及び結晶促進剤等の結晶化剤、シランカップリング剤及び可撓性ポリマー等のゴム弾性付与剤等が挙げられる。これらの他の成分の使用量は、本発明の光学フィルタ組成物中、溶媒を除く成分において、合計で50質量%以下とする。
本発明の光学フィルタは、上記光学フィルタ用組成物を適当な溶媒に溶解又は分散させて塗工液を調製し、得られた塗工液を支持基板上に塗布して溶媒を除去することにより得られる。
塗布方法としては、スピンコート法、ディップコート法、スプレーコート法、ビードコート法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、ローラーコート法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法、ダイコート法及びホッパーを使用するエクストルージョンコート法等が挙げられる。
支持基板としては、ソーダガラス、石英ガラス、半導体基板、金属、紙及びプラスチック等が挙げられる。また、一旦フィルム等の支持基体上に光学フィルタを形成した後、他の支持基体上に転写することもでき、その適用方法に制限はない。
上記溶媒としては、特に限定されることなく公知の種々の溶媒を適宜用いることができ、例えば、イソプロパノール等のアルコール類;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ及びブチルジグリコール等のエーテルアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン及びジアセトンアルコール等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル及び酢酸メトキシエチル等のエステル類;アクリル酸エチル及びアクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル類、2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール等のフッ化アルコール類;ヘキサン、ベンゼン、トルエン及びキシレン等の炭化水素類;メチレンジクロライド、ジクロロエタン及びクロロホルム等の塩素化炭化水素類、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミド等のアミド類等が挙げられる。これらの有機溶媒は、単独で又は混合して用いることができる。
上記光学フィルタの厚さは1〜200μmであるのが、均一な膜が得られ薄膜化に有利であるため好ましい。1μm未満だと機能を十分に発現することができず、200μmを超えると、溶媒が残留する恐れがある。
本発明の光学フィルタの具体的な用途としては、自動車や建物の窓ガラス等に装着される熱線カットフィルタ;デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視カメラ、車載用カメラ、ウェブカメラ及び携帯電話用カメラ等の固体撮像装置におけるCCDやCMOS等の固体撮像素子用視感度補正用;自動露出計;プラズマディスプレイ等の表示装置等を挙げることができる。
次に、本発明のカメラモジュールについて説明する。
本発明のカメラモジュールは、本発明の光学フィルタを撮像素子の前面に備えることにより作製できる。図1に示すように、本発明の光学フィルタ1は、固体撮像素子2の光入射側で固体撮像素子以外の部分に固定してもよいし、固体撮像素子の前面に直接固定してもよい。
本発明のカメラモジュールには、必要に応じて、光学ローパスフィルタ、反射防止フィルタ、カラーフィルタ等を配置することができ、これらを積層する順序に特に制限はない。
以下、本発明のカメラモジュールに関し、本発明の光学フィルタ1が、固体撮像素子2の光入射側で固体撮像素子以外の部分に固定されている場合について具体的に説明する。
図1は、本発明のカメラモジュールの構成の一形態を示す断面図である。カメラモジュールは、半導体基板に平面視矩形状に形成された固体撮像素子2と、固体撮像素子2の受光部3の反対側に光学フィルタ1を有する。固体撮像素子2と光学フィルタ1とは、固体撮像素子2の一面における受光部3を除いた領域に形成された接着剤4で接合されている。カメラモジュールは、光学フィルタ1を通して外部からの光を取り込み、固体撮像素子2の受光部3に配置された受光素子によって受光する。
接着剤4としては、アクリル系樹脂及びエポキシ系樹脂等のUV硬化性接着剤あるいは熱硬化性樹脂を用いることができ、該接着剤4を均一に塗布した後、必要に応じて周知のフォトリソグラフィ技術を用いて接着剤4をパターニングし、熱硬化により接合する。接合する際には、真空環境内で貼り合せ後に真空加圧を行っても構わない。
実装基板8は、ガラスエポキシ基板やセラミック基板等を用いたリジッド基板であり、固体撮像素子2を制御する制御回路が設けられているものである。
実装基板8上に固体撮像素子2を配置し、続いて、実装基板8のレンズホルダのベース部7aが固着される位置に予め接着剤を塗布しておく。
レンズキャップ6は、レンズ5を保護するものである。また、レンズホルダの鏡筒部7bは、レンズ5を保持するものである。
続いて、レンズホルダのベース部7aの下端面が塗布された接着剤に接するようにレンズホルダ7を実装基板8上に配置し、更に固体撮像素子2の受光部3とレンズホルダの鏡筒部7bに保持されたレンズ5との距離が、レンズ5の焦点距離に一致するようにレンズホルダ7の位置の調節を行う。
レンズホルダ7の位置調節を行った後、接着剤4に対して紫外線を照射し、接着剤4を硬化させ、カメラモジュールを製造することができる。
レンズホルダ7が固定された実装基板8全体を、約85℃で加熱して、熱硬化により更に接着剤4の硬化を十分に行ってもよい。
尚、カメラモジュールの製造方法においては、紫外線を照射する工程の後に、実装基板8全体を加熱する工程を含むため、レンズホルダ7、レンズ5及び光学フィルタ1はいずれも、耐熱性の高い材料を用いることが必要とされる。具体的には、前述のように接着剤4の熱硬化のための加熱の他、実装基板8の下面に配置される複数のはんだを、約260℃で加熱溶融処理して他の基板にはんだ付けするため、リフロー耐性を持った材料で形成されていることが望ましい。
以下、実施例等を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではない。
実施例1〜16は、本発明の光学フィルタ用組成物の調製例を示す。比較例1〜6は、比較光学フィルタ用組成物の調製例を示す。評価例1〜16では、実施例1〜16で得られた光学フィルタ用組成物を評価し、比較評価例1〜6では、比較例1〜6で製造した比較光学フィルタ用組成物を評価した。
[実施例1〜16及び比較例1〜6]光学フィルタ用組成物No.1〜No.16及び比較光学フィルタ用組成物No.1〜No.6の調製
表1〜表3に示す配合で、バインダー樹脂(B)をトルエンに加熱溶解させた後、シアニン色素(A)及び溶媒を加えて各成分を混合し、光学フィルタ用組成物No.1〜No.16及び比較光学フィルタ用組成物No.1〜No.6を得た。尚、表中の数字は質量部を表す。
Figure 2019168611
Figure 2019168611
Figure 2019168611
比較光学フィルタ用組成物No.1〜No.4の調整に用いた比較化合物No.1〜No.4は下記の化合物である。
Figure 2019168611
[評価例1〜16及び比較評価例1〜6]
光学フィルタ用組成物No.1〜No.16及び比較光学フィルタ用組成物No.1〜No.6について、PETフィルム(東洋紡製A4300、100μm厚)に乾燥後の膜厚が8〜10μmになるように塗布し、100℃で15分間、オーブン中で乾燥させて評価試験片を作成した。
得られた評価試験片について、日本分光製可視紫外吸光度計V−670を用いて透過スペクトルを測定し、380nm〜1500nmの範囲において透過率が最小となる波長である極大吸収波長(λmax)を得た。また、極大吸収波長における半値((100%−極大吸収波長での透過率(%))/2)を算出した。
得られた透過スペクトルと半値の算出結果とから、極大吸収波長より長波長側と短波長側とで、透過率が半値となる波長をそれぞれ求め、両者の波長の差の絶対値を半値幅として算出し、透過率半値幅とした。
さらに、硬化物の最大吸収波長で得られた透過スペクトルから、380−620nmの透過率の平均値を透過率平均値として算出した。
結果を表1〜表3に示す。
以上の結果より、一般式(1)で表されるシアニン化合物(A)及びバインダー樹脂(B)を含有する本発明の光学フィルタ用組成物は、吸収領域の半値幅が広く、かつ可視光領域における透過率が高い。よって効率よく赤外線を吸収でき、本発明の光学フィルタ用組成物から得られる光学フィルタは、固体撮像装置及びカメラモジュールに有用である。
1.光学フィルタ
2.固体撮像素子
3.受光部
4.接着剤
5.レンズ
6.レンズキャップ
7.レンズホルダ
7a.ベース部
7b.鏡筒部
8.実装基板




Claims (4)

  1. 下記一般式(1)で表されるシアニン化合物(A)とバインダー樹脂(B)とを含有する光学フィルタ用組成物。
    Figure 2019168611
    (式中、Aは下記の群Iの(a)〜(m)から選ばれる基を表し、A’は下記の群IIの(a’)〜(m’)から選ばれる基を表し、
    Qは炭素原子数1〜9のメチン鎖で構成され、鎖中に環構造を含んでいる場合もある連結基を表し、該メチン鎖中の水素原子は水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、−NRR’、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基で置換されている場合もあり、該−NRR’、アリール基、アリールアルキル基及びアルキル基中のメチレン基は更に水酸基、ハロゲン原子、シアノ基又は−NRR’で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
    R及びR’は、アリール基、アリールアルキル基又はアルキル基を表し、
    An−qはq価のアニオンを表し、qは1又は2を表し、pは電荷を中性に保つ係数を表す。)
    Figure 2019168611
    Figure 2019168611
    (式中、環C及び環C’は、ベンゼン環、ナフタレン環、フェナントレン環又はピリジン環を表し、
    1及びR1’は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−SO3H、カルボキシル基、−NRR’、アミド基、フェロセニル基、炭素原子数6〜30のアリール基、炭素原子数7〜30のアリールアルキル基又は炭素原子数1〜8のアルキル基を表し、
    該炭素原子数6〜30のアリール基、炭素原子数7〜30のアリールアルキル基及び炭素原子数1〜8のアルキル基は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−SO3H、カルボキシル基、−NRR’、アミド基又はフェロセニル基で置換されている場合もあり、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
    2〜R9及びR2’〜R9’は、R1及びR1’と同様の基又は水素原子を表し、
    X及びX’は、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、−CR5152−、炭素原子数3〜6のシクロアルカン−1,1−ジイル基、−NH−又は−NY2−を表し、
    51及びR52は、R1及びR1’と同様の基又は水素原子を表し、
    Y、Y’及びY2は、水素原子、又は水酸基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、−NRR’、アミド基、フェロセニル基、−SO3H若しくはニトロ基で置換されている場合もある炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜30のアリール基若しくは炭素原子数7〜30のアリールアルキル基を表し、
    該Y、Y’及びY2中のアルキル基、アリール基及びアリールアルキル基中のメチレン基は、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−SO2−、−NH−、−CONH−、−NHCO−、−N=CH−又は−CH=CH−で中断されている場合もあり、
    r及びr’は、0又は(a)〜(e)、(g)〜(j)、(l)、(m)、(a’)〜(e’)、(g’)〜(j’)、(l’)及び(m’)において置換可能な数を表す。)
  2. 請求項1に記載の光学フィルタ用組成物を少なくとも一部に用いた光学フィルタ。
  3. 固体撮像装置用である請求項2に記載の光学フィルタ。
  4. 請求項2又は3のいずれかに記載の光学フィルタを具備するカメラモジュール。


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