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JP2019156110A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置 Download PDF

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JP2019156110A
JP2019156110A JP2018044349A JP2018044349A JP2019156110A JP 2019156110 A JP2019156110 A JP 2019156110A JP 2018044349 A JP2018044349 A JP 2018044349A JP 2018044349 A JP2018044349 A JP 2018044349A JP 2019156110 A JP2019156110 A JP 2019156110A
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JP2018044349A
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敏明 應矢
Toshiaki Oya
敏明 應矢
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Abstract

【課題】実際の路面状況に応じた反力を運転者に与えることができるようになる車両用操舵装置を提供する。【解決手段】車両用操舵装置1は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクに基づいて転舵モータ31の目標電流を設定し、転舵モータ31に流れるモータ電流が目標電流と等しくなるように転舵モータ31をトルクフィードバック制御する転舵モータ制御部50と、転舵角センサ37の出力信号に基づいて演算される転舵輪の転舵角に基づいて第2軸の目標回転角を演算し、第2軸の回転角が目標回転角に等しくなるように、第2軸モータ14を角度フィードバック制御する第2軸モータ制御部70とを含む。【選択図】図2

Description

この発明は、操向のために操作される操舵部材と転舵機構とが機械的に結合されていない状態で、転舵モータによって転舵機構が駆動される車両用操舵装置に関する。
操舵部材としてのステアリングホイールと転舵機構との機械的な結合をなくし、ステアリングホイールの操作に応じて制御される転舵モータの駆動力を転舵機構に伝達するステア・バイ・ワイヤシステムが提案されている。このようなステア・バイ・ワイヤシステムでは、一般的に、ステアリングホイールの操舵角に基づいて目標転舵角を設定し、転舵輪の転舵角が目標転舵角と等しくなるように転舵モータが角度制御される。一方、操舵反力については、一般的に、車速や操舵角等の状態量から路面反力を推定し、反力モータのモータトルクが推定された路面反力と等しくなるように、反力モータがトルク制御される(下記特許文献1参照)。
特許第4355874号公報
前述の特許文献1に記載のステア・バイ・ワイヤシステムでは、実際の路面反力を間接的な状態量から推定しているため、実際の路面反力を精度よく再現することは困難であり、実際の路面状況に応じた反力を運転者に与えることができない。
この発明の目的は、実際の路面状況に応じた反力を運転者に与えることができるようになる車両用操舵装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、操向のために操作される操舵部材(2)と転舵輪(3)を転舵するための転舵機構(4)とが機械的に結合されていない状態で、転舵モータ(31)によって前記転舵機構が駆動される車両用操舵装置(1)であって、前記操舵部材に連結される第1軸(7)と、前記第1軸に一端が連結されるトーションバー(8)と、前記トーションバーの他端に連結される第2軸(9)と、前記第2軸に連結され、前記第2軸の回転角を制御するための第2軸モータ(14)と、前記操舵部材に加えられる操舵トルクを検出するトルク検出部(12)と、前記転舵輪の転舵角を検出するための転舵角検出部(37)と、前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて前記転舵モータの目標電流を設定し、前記転舵モータに流れるモータ電流が前記目標電流と等しくなるように前記転舵モータをトルクフィードバック制御する転舵モータ制御部(50)と、前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に基づいて前記第2軸の目標回転角を演算し、前記第2軸の回転角が前記目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する第2軸モータ制御部(70)とを含む、車両用操舵装置である。なお、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、むろん、この発明の範囲は当該実施形態に限定されない。以下、この項において同じ。
この構成では、トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて転舵モータの目標電流が設定され、転舵モータに流れるモータ電流が目標電流に等しくなるように転舵モータがトルクフィードバック制御される。つまり、操舵トルクに基づいてトルクフィードバック制御される転舵モータのモータトルクによって、転舵輪の転舵角が制御される。したがって、転舵輪の転舵角は、操舵トルクと路面反力とに応じた角度となる。これにより、転舵輪の転舵角は、路面反力が反映された角度となる。例えば、路面反力が小さい場合は、操舵トルクに対する転舵角は大きくなる。路面反力が大きい場合は、操舵トルクに対する転舵角は小さくなる。
そして、路面反力が反映された転舵輪の転舵角に基づいて第2軸の目標回転角が演算され、第2軸の回転角が目標回転角に等しくなるように第2軸モータが角度フィードバック制御される。これにより、路面反力が小さいときには、操舵トルクに対する第2軸の回転角が大きくなり、トーションバーの捻じれが小さくなるので、操舵反力は小さくなる。一方、路面反力が大きいときには、操舵トルクに対する第2軸の回転角が小さくなり、トーションバーの捻じれが大きくなので、操舵反力は大きくなる。これにより、実際の路面状況に応じた反力を運転者に与えることができるようになる。
請求項2に記載の発明は、前記転舵モータ制御部は、前記目標電流を設定する目標電流設定部(51)と、前記転舵モータに流れるモータ電流が前記目標電流設定部によって設定される前記目標電流と等しくなるように前記転舵モータをトルクフィードバック制御するトルクフィードバック制御部(52,53)とを含み、前記目標電流設定部は、前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて目標アシストトルクを設定し、当該目標アシストトルクと前記トルク検出部によって検出される操舵トルクとの加算値に対応するモータ電流を前記目標電流として設定するか、または前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて目標アシストトルクに応じた第1目標電流を設定し、当該第1目標電流と前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに応じた第2目標電流との加算値を前記目標電流として設定するように構成されている、請求項1に記載の車両用操舵装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第2軸モータ制御部は、前記第2軸の目標回転角を演算する目標回転角演算部(71)と、前記第2軸の回転角が前記目標回転角演算部によって演算される目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する角度フィードバック制御部(72,73)とを含み、前記目標回転角演算部は、前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に予め設定された仮想オーバーオール比を乗算することにより、前記目標転舵角を演算するように構成されている、請求項1または2に記載の車両用操舵装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第2軸モータ制御部は、前記第2軸の目標回転角を演算する目標回転角演算部(71,84)と、前記第2軸の回転角が前記目標回転角演算部によって演算される目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する角度フィードバック制御部(72,73)とを含み、前記目標回転角演算部は、車速に応じた車速ゲインを設定し、予め設定された仮想オーバーオール比に前記車速ゲインを乗算した値を、前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に乗算することにより、前記目標転舵角を演算するように構成されている、請求項1または2に記載の車両用操舵装置である。
請求項5に記載の発明は、前記転舵機構は、前記転舵モータによって軸方向移動されるラック軸(17)を含み、前記転舵角検出部は、前記ラック軸の軸方向変位を検出する転舵角センサを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用操舵装置である。
請求項5に記載の発明は、前記転舵機構は、前記転舵モータによって回転されるピニオン(34)と、前記ピニオン(34)と噛み合うラック(35)を有するラック軸(17)とを含み、前記転舵角検出部は、前記ピニオン(34)の回転角を検出する転舵角センサを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用操舵装置である。
図1は、この発明の一実施形態に係る車両用操舵装置の構成を説明するための図解図である。 図2は、ECUの電気的構成を示すブロック図である。 図3は、転舵モータの構成を説明するための図解図である。 図4は、転舵モータ制御部の構成を説明するためのブロック図である。 図5は、目標アシストトルク設定部による目標アシストトルクの設定例を説明するためのグラフである。 図6は、第2軸モータ制御部の構成を説明するためのブロック図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用操舵装置の概略構成を示す模式図である。
車両用操舵装置1は、車両を操向するための操舵部材としてのステアリングホイール2と、転舵輪3を転舵するための転舵機構4と、ステアリングホイール2に連結されたステアリングシャフト5とを含む。ただし、ステアリングシャフト5は、転舵機構4に機械的に連結されていない。
ステアリングシャフト5は、ステアリングホイール2に連結された第1軸7と、第1軸7に一端が連結されるトーションバー8と、トーションバー8の他端に連結される第2軸9とを含む。
トーションバー8の近傍には、トルクセンサ12が配置されている。トルクセンサ12は、第1軸7および第2軸9の相対回転変位量に基づいて、ステアリングホイール2に与えられた操舵トルクTを検出する。この実施形態では、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTは、例えば、左方向への操舵のためのトルクが正の値として、右方向への操舵のためのトルクが負の値として検出され、その絶対値が大きいほど操舵トルクTの大きさが大きくなるものとする。
第2軸9には、減速機13を介して、第2軸9の回転角を制御するための第2軸モータ14が連結されている。第2軸モータ14は、第2軸9の回転角を制御するための電動モータである。減速機13は、第2軸モータ14の出力軸に一体的に回転可能に連結されたウォーム軸(図示略)と、このウォーム軸と噛み合い、第2軸9に一体的に回転可能に連結されたウォームホイール(図示略)とを含むウォームギヤ機構からなる。第2軸モータ14には、第2軸モータ14の回転角を検出するための回転角センサ15が設けられている。
転舵機構4は、転舵軸としてのラック軸17と、ラック軸17に転舵力を付与するための転舵アクチュエータ30とを含む。ラック軸17の各端部には、タイロッド18およびナックルアーム(図示略)を介して転舵輪3が連結されている。
転舵アクチュエータ30は、転舵モータ31と、減速機32と、ピニオン軸33と、ピニオン34と、ラック35とを含む。ピニオン軸33は、ステアリングシャフト5とは、分離して配置されている。減速機32は、転舵モータ31の出力軸に一体的に回転可能に連結されたウォーム軸(図示略)と、このウォーム軸と噛み合い、ピニオン軸33に一体的に回転可能に連結されたウォームホイール(図示略)とを含むウォームギヤ機構からなる。
ピニオン34は、ピニオン軸33の先端に連結されている。ラック35は、ラック軸17の軸方向の一端部に設けられている。ピニオン34は、ラック35に噛み合っている。
転舵モータ31には、転舵モータ31の回転角を検出するための回転角センサ36が設けられている。ラック軸17の近傍には、ラック軸17の軸方向移動量を検出するためのストロークセンサ(以下、「転舵角センサ」という。)37が配置されている。転舵角センサ37が検出したラック軸17の軸方向移動量から、転舵輪3の転舵角δ(キングピン回りのタイヤの転舵角)が検出されるようになっている。
回転角センサ15,36、転舵角センサ37および車速センサ38の出力信号は、ECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)40に入力される。ECU40は、これらの入力信号に基づいて、転舵モータ31および第2軸モータ14を制御する。
図2は、ECU40の電気的構成を示すブロック図である。
ECU40は、マイクロコンピュータ41と、マイクロコンピュータ41によって制御され、転舵モータ31に電力を供給する駆動回路(インバータ回路)42と、転舵モータ31に流れるモータ電流を検出する電流検出部43と、マイクロコンピュータ41によって制御され、第2軸モータ14に電力を供給する駆動回路(インバータ回路)44と、第2軸モータ14に流れるモータ電流を検出する電流検出部45とを備えている。
マイクロコンピュータ41は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能するようになっている。この複数の機能処理部には、転舵モータ31を制御するための転舵モータ制御部50と、第2軸モータ14を制御するための第2軸モータ制御部70とを備えている。
転舵モータ制御部50は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTおよび車速センサ38によって検出される車速V、回転角センサ36の出力信号および電流検出部43によって検出される電流に基づいて、駆動回路42を制御する。これにより、転舵モータ31は、操舵トルクTおよび車速Vに応じたモータトルクを発生するように制御される。
第2軸モータ制御部70は、転舵角センサ37の出力信号、回転角センサ15の出力信号および電流検出部45によって検出される電流に基づいて、駆動回路44を制御する。これにより、第2軸モータ14は、第2軸9が転舵輪3の転舵角δに応じた回転角となるように制御される。
転舵モータ31は、例えば三相ブラシレスモータであり、図3に図解的に示すように、界磁としてのロータ100と、U相、V相およびW相のステータ巻線101,102,103を含むステータ105とを備えている。転舵モータ31は、ロータの外部にステータを対向配置したインナーロータ型のものであってもよいし、筒状のロータの内部にステータを対向配置したアウターロータ型のものであってもよい。
各相のステータ巻線101,102,103の方向にU軸、V軸およびW軸をとった三相固定座標(UVW座標系)が定義される。また、ロータ100の磁極方向にd軸(磁極軸)をとり、ロータ100の回転平面内においてd軸と直角な方向にq軸(トルク軸)をとった二相回転座標系(dq座標系。実回転座標系)が定義される。dq座標系は、ロータ100とともに回転する回転座標系である。dq座標系では、q軸電流のみがロータ100のトルク発生に寄与するので、d軸電流を零とし、q軸電流を所望のトルクに応じて制御すればよい。ロータ100の回転角(ロータ角(電気角))θsは、U軸に対するd軸の回転角である。dq座標系は、ロータ角θsに従う実回転座標系である。このロータ角θs-を用いることによって、UVW座標系とdq座標系との間での座標変換を行うことができる。第2軸モータ14は、例えば三相ブラシレスモータからなり、転舵モータ31と同様な構造を有している。
図4は、転舵モータ制御部50の構成を説明するためのブロック図である。
転舵モータ制御部50は、目標電流設定部51と、電流偏差演算部52と、PI(比例積分)制御部53と、dq/UVW変換部54と、PWM(Pulse Width Modulation)制御部55と、UVW/dq変換部56と、回転角演算部57とを含む。
目標電流設定部51は、転舵モータ31の目標電流を演算する。目標電流設定部51は、目標アシストトルク設定部61と加算部62と目標電流演算部63とを含む。
目標アシストトルク設定部61は、アシストトルクの目標値である目標アシストトルクTaを設定する。目標アシストトルク設定部61は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTと車速センサ38によって検出される車速Vとに基づいて、目標アシストトルクTaを設定する。操舵トルクTに対する目標アシストトルクTaの設定例は、図5に示されている。目標アシストトルクTaは、転舵モータ31から左方向操舵のための操舵補助力を発生させるべきときには正の値とされ、転舵モータ31から右方向操舵のための操舵補助力を発生させるべきときには負の値とされる。
目標アシストトルクTaは、操舵トルクTの正の値に対しては正をとり、操舵トルクTの負の値に対しては負をとる。そして、目標アシストトルクTaは、操舵トルクTの絶対値が大きくなるほど、その絶対値が大きくなるように設定される。また、目標アシストトルクTaは、車速センサ38によって検出される車速Vが大きいほど、その絶対値が小さくなるように設定される。
加算部62は、目標アシストトルク設定部61によって設定される目標アシストトルクTaにトルクセンサ12によって検出される操舵トルクTを加算する。
目標電流演算部63は、dq座標系の座標軸に流すべき電流値を目標電流値として演算する。具体的には、目標d軸電流I および目標q軸電流I (以下、これらを総称するときには「目標二相電流Idq 」という。)を演算する。さらに具体的には、目標電流演算部63は、目標q軸電流I を有意値とする一方で、目標d軸電流I を零とする。より具体的には、目標電流演算部63は、加算部62によって演算されたトルク(T+Ta)を、転舵モータ31のトルク定数で除算することにより、目標q軸電流I を演算する。目標電流演算部63によって演算された目標二相電流Idq は、電流偏差演算部52に与えられる。
回転角演算部57は、回転角センサ36の出力信号に基づいて、転舵モータ31のロータの回転角(電気角。以下、「ロータ角θs」という。)を演算する。
電流検出部43は、転舵モータ31のU相電流I、V相電流IおよびW相電流I(以下、これらを総称するときは、「三相検出電流IUVW」という。)を検出する。電流検出部43によって検出された三相検出電流IUVWは、UVW/dq変換部56に与えられる。
UVW/dq変換部56は、電流検出部43によって検出されるUVW座標系の三相検出電流IUVW(U相電流I、V相電流IおよびW相電流I)を、dq座標系の二相検出電流IおよびI(以下総称するときには「二相検出電流Idq」という。)に変換する。これらが電流偏差演算部52に与えられる。UVW/dq変換部56における座標変換には、回転角演算部57によって演算されたロータ角θsが用いられる。
電流偏差演算部52は、目標電流設定部51によって設定される目標二相電流Idq と、UVW/dq変換部56から与えられる二相検出電流Idqとの偏差を演算する。より具体的には、電流偏差演算部52は、目標d軸電流I に対するd軸検出電流Iの偏差および目標q軸電流I に対するq軸検出電流Iの偏差を演算する。これらの偏差は、PI制御部53に与えられる。
PI制御部53は、電流偏差演算部52によって演算される電流偏差に対するPI演算を行なうことにより、転舵モータ31に印加すべき目標二相電圧Vdq (目標d軸電圧V および目標q軸電圧V )を生成する。この目標二相電圧Vdq は、dq/UVW変換部54に与えられる。
dq/UVW変換部54は、目標二相電圧Vdq を目標三相電圧VUVW に変換する。この座標変換には、回転角演算部57によって演算されたロータ角θsが用いられる。目標三相電圧VUVW は、目標U相電圧V 、目標V相電圧V および目標W相電圧V からなる。この目標三相電圧VUVW は、PWM制御部55に与えられる。
PWM制御部55は、目標U相電圧V 、目標V相電圧V および目標W相電圧V にそれぞれ対応するデューティのU相PWM制御信号、V相PWM制御信号およびW相PWM制御信号を生成し、駆動回路42に供給する。
駆動回路42は、U相、V相およびW相に対応した三相インバータ回路からなる。このインバータ回路を構成するパワー素子がPWM制御部55から与えられるPWM制御信号によって制御されることにより、目標三相電圧VUVW に相当する電圧が転舵モータ31の各相のステータ巻線101,102,103に印加される。
電流偏差演算部52およびPI制御部53は、電流フィードバック制御手段を構成している。この電流フィードバック制御手段の働きによって、転舵モータ31に流れるモータ電流が、目標電流設定部51によって設定される目標二相電流Idq に近づくように制御される。
図6は、第2軸モータ制御部70の構成を説明するためのブロック図である。
第2軸モータ制御部70は、目標回転角演算部71と、角度偏差演算部72と、PI制御部73と、角速度偏差演算部74と、PI制御部75と、電流偏差演算部76と、PI制御部77と、dq/UVW変換部78と、PWM制御部79と、UVW/dq変換部80と、回転角演算部81と、第2軸回転角演算部82と、角速度演算部83とを含む。
回転角演算部81は、回転角センサ15の出力信号に基づいて、第2軸モータ14のロータの電気角θrおよび機械角θmを演算する。第2軸回転角演算部82は、第2軸モータ14のロータの機械角θmを減速機13の減速比で除算することにより、第2軸9の回転角(第2軸回転角)θhを演算する。この実施形態では、第2軸回転角演算部82は、第2軸9の中立位置(基準位置)からの第2軸9の正逆両方向の回転量(回転角)を演算するものであり、中立位置から左方向への回転量を例えば正の値として出力し、中立位置から右方向への回転量を例えば負の値として出力する。
目標回転角演算部71は、まず、転舵角センサ37の出力に基づいて転舵輪3の転舵角δを演算する。そして、目標回転角演算部71は、得られた転舵角δに予め設定された所定値γを乗算することによって、第2軸9の目標回転角θhを演算する。
所定値γは、転舵角δに対する第2軸9の目標回転角θhの比を決める値であり、オーバーオール比に相当する。したがって、第2軸9の目標回転角θhは、車両用操舵装置1が、ステアリングホイール2と転舵機構4とが機械的に連結されかつオーバーオール比が前記所定値γであるような車両用操舵装置であると仮定した場合の、転舵角δに対応した第2軸9の回転角に相当する。以下において、所定値γを「仮想オーバーオール比γ」という場合がある。この実施形態では、仮想オーバーオール比γは、予め設定されて、図示しない不揮発性メモリに記憶されている。
角度偏差演算部72は、目標回転角演算部71によって演算される目標回転角θhと、第2軸回転角演算部82によって演算される第2軸回転角θhとの偏差Δθh(=θh−θh)を演算する。
PI制御部73は、角度偏差演算部72によって演算される角度偏差Δθhに対するPI演算を行なうことにより、第2軸9の回転角速度の目標値である目標回転角速度ωhを演算する。PI制御部73によって演算される目標回転角速度ωhは、角速度偏差演算部74に与えられる。
角速度演算部83は、第2軸回転角演算部82によって演算される第2軸回転角θhを時間微分することによって、第2軸回転角θhの回転角速度ωhを演算する。角速度演算部83によって演算される回転角速度ωhは、角速度偏差演算部74に与えられる。
角速度偏差演算部74は、PI制御部73によって演算される目標回転角速度ωhと、角速度演算部83によって演算される回転角速度ωhとの偏差Δωh(=ωh−ωh)を演算する。
PI制御部75は、角速度偏差演算部74によって演算される角速度偏差Δωhに対するPI演算を行なうことにより、dq座標系の座標軸に流すべき電流の目標値である目標電流を演算する。具体的には、PI制御部75は、目標d軸電流i および目標q軸電流i (以下、これらを総称するときには「目標二相電流idq 」という。)を演算する。さらに具体的には、PI制御部75は、角速度偏差Δωhに対するPI演算結果を目標q軸電流i として設定する一方で、目標d軸電流i を零に設定する。PI制御部75によって演算される目標二相電流idq は、電流偏差演算部76に与えられる。
電流検出部45は、第2軸モータ14のU相電流i、V相電流iおよびW相電流i(以下、これらを総称するときは、「三相検出電流iUVW」という。)を検出する。電流検出部45によって検出された三相検出電流iUVWは、UVW/dq変換部80に与えられる。
UVW/dq変換部80は、電流検出部45によって検出されるUVW座標系の三相検出電流iUVW(U相電流i、V相電流iおよびW相電流i)を、dq座標系の二相検出電流iおよびi(以下総称するときには「二相検出電流idq」という。)に変換する。この二相検出電流idqが電流偏差演算部76に与えられる。UVW/dq変換部80における座標変換には、回転角演算部81によって演算された電気角θrが用いられる。
電流偏差演算部76は、PI制御部75から出力される目標二相電流idq と、UVW/dq変換部80から与えられる二相検出電流idqとの偏差を演算する。より具体的には、電流偏差演算部76は、目標d軸電流i に対するd軸検出電流iの偏差および目標q軸電流i に対するq軸検出電流iの偏差を演算する。これらの偏差は、PI制御部77に与えられる。
PI制御部77は、電流偏差演算部76によって演算される電流偏差に対するPI演算を行なうことにより、第2軸モータ14に印加すべき目標二相電圧vdq (目標d軸電圧v および目標q軸電圧v )を生成する。この目標二相電圧vdq は、dq/UVW変換部78に与えられる。
dq/UVW変換部78は、目標二相電圧vdq を目標三相電圧vUVW に変換する。この座標変換には、回転角演算部81によって演算された電気角θrが用いられる。目標三相電圧vUVW は、目標U相電圧v 、目標V相電圧v および目標W相電圧v からなる。この目標三相電圧vUVW は、PWM制御部79に与えられる。
PWM制御部79は、目標U相電圧v 、目標V相電圧v および目標W相電圧v にそれぞれ対応するデューティのU相PWM制御信号、V相PWM制御信号およびW相PWM制御信号を生成し、駆動回路44に供給する。
駆動回路44は、U相、V相およびW相に対応した三相インバータ回路からなる。このインバータ回路を構成するパワー素子がPWM制御部79から与えられるPWM制御信号によって制御されることにより、目標三相電圧vUVW に相当する電圧が第2軸モータ14の各相のステータ巻線に印加される。
角度偏差演算部72およびPI制御部73は、角度フィードバック制御手段を構成している。この角度フィードバック制御手段の働きによって、第2軸9の回転角θhが、目標回転角演算部71によって設定される第2軸9の目標回転角θhに近づくように制御される。また、角速度偏差演算部74およびPI制御部75は、角速度フィードバック制御手段を構成している。この角速度フィードバック制御手段の働きによって、回転角速度ωhが、PI制御部73によって演算される目標回転角速度ωhに近づくように制御される。また、電流偏差演算部76およびPI制御部77は、電流フィードバック制御手段を構成している。この電流フィードバック制御手段の働きによって、第2軸モータ14に流れるモータ電流が、PI制御部75から出力される目標二相電流idq に近づくように制御される。
前述の実施形態では、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTに基づいて転舵モータ31の目標二相電流Idq が設定され、転舵モータ31に流れるモータ電流が目標二相電流Idq に等しくなるように転舵モータ31がトルクフィードバック制御される。つまり、操舵トルクTに基づいてトルクフィードバック制御される転舵モータ31のモータトルクによって、転舵輪3の転舵角δが制御される。したがって、転舵輪3の転舵角δは、操舵トルクT(より具体的には操舵トルクTと操舵トルクTに基づいて演設定演算されるアシストトルクTaとの和)と路面反力とに応じた角度となる。これにより、転舵輪3の転舵角δは、路面反力が反映された角度となる。例えば、路面反力が小さい場合は、操舵トルクTに対する転舵角δは大きくなる。路面反力が大きい場合は、操舵トルクTに対する転舵角δは小さくなる。
そして、路面反力が反映された転舵輪3の転舵角δに基づいて第2軸9の目標回転角θhが演算され、第2軸9の回転角θhが目標回転角θhに等しくなるように第2軸モータ14が角度フィードバック制御される。これにより、路面反力が小さいときには、操舵トルクTに対する第2軸9の回転角θhが大きくなり、トーションバー8の捻じれが小さくなるので、操舵反力は小さくなる。一方、路面反力が大きいときには、操舵トルクTに対する第2軸9の回転角θhが小さくなり、トーションバー8の捻じれが大きくなので、操舵反力は大きくなる。これにより、実際の路面状況に応じた反力を運転者に与えることができるようになる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。例えば、転舵モータ制御部50内の目標電流設定部51は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTおよび車速センサ38によって検出される車速Vに基づいて、目標アシストトルクTaに応じた第1目標電流を設定し、操舵トルクTに応じた第2目標電流と第1目標電流との加算値を目標q軸電流I として設定してもよい。目標d軸電流I は零に設定される。
第2軸モータ制御部70は、図6に一点鎖線で示すように、車速センサ38によって検出される車速Vに基づいて車速ゲインGを設定する車速ゲイン設定部84をさらに含んでいてもよい。車速ゲインGは、例えば0.5以上1.5以下の値をとる。車速ゲイン設定部84は、例えば、車速センサ38によって検出される車速Vが大きいほど車速ゲインGが大きくなるように、車速ゲインGを設定する。車速ゲイン設定部84によって設定された車速ゲインGは、目標回転角演算部71に設定される。
目標回転角演算部71は、まず、転舵角センサ37の出力に基づいて転舵輪3の転舵角δを演算する。そして、目標回転角演算部71は、仮想オーバーオール比γに車速ゲインGを乗算した値を、得られた転舵角δに乗算することによって、第2軸の目標回転角θhを演算する。これにより、車速が大きいときには、車速が小さいときに比べて、実質的にオーバーオール比を大きくすることができる。
また、前述の実施形態では、第2軸9の回転角θhは第2軸モータ14の回転角を検出する回転角センサ15の出力に基づいて演算されている。しかし、図1に一点鎖線16で示すように、第2軸9の近傍に第2軸9の回転角を検出するための回転角センサ16を設け、当該回転角センサ16によって第2軸9の回転角θhを検出するようにしてもよい。この場合には、第2軸モータ制御部70内の第2軸回転角演算部82を省略できる。また、この場合には、第2軸モータ制御部70内の角速度演算部83は、回転角センサ16によって検出される第2軸9の回転角θhを時間微分することによって、第2軸9の回転角速度ωhを演算する。
また、前述の実施形態では、ラック軸17の軸方向移動量を検出するためのストロークセンサからなる転舵角センサ37の出力信号に基づいて転舵角δを検出しているが、ピニオン34(ピニオン軸33)の回転角を検出する回転角センサからなる転舵角センサを設け、当該転舵角センサによって検出されるピニオン34(ピニオン軸33)の回転角に基づいて転舵角δを検出するようにしてもよい。また、転舵モータ31の回転角を検出するための回転角センサ36の出力信号に基づいて、転舵角δを演算するようにしてもよい。この場合には、転舵角センサ37を省略できる。
また、前述の実施形態では、目標アシストトルク設定部61は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTと車速センサ38によって検出される車速Vとに基づいて、目標アシストトルクTaを設定している。しかし、目標アシストトルク設定部61は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTのみに基づいて、目標アシストトルクTaを設定するようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、目標電流演算部63は、目標アシストトルク設定部61によって設定される目標アシストトルクTaとトルクセンサ12によって検出される操舵トルクTとの加算値に基づいて、目標電流値を演算している。しかし、目標電流演算部63は、トルクセンサ12によって検出される操舵トルクTのみに基づいて、目標電流値を演算するようにしてもよい。
この発明は、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…車両用操舵装置、2…ステアリングホイール、3…転舵輪、4…転舵機構、5…ステアリングシャフト、7…第1軸、8…トーションバー、9…第2軸、12…トルクセンサ、14…第2軸モータ、15…回転角センサ、31…転舵モータ、36…回転角センサ、37…転舵角センサ、40…ECU、41…マイクロコンピュータ、50…転舵モータ制御部、51…目標電流設定部、61…目標アシストトルク設定部、62…加算部、63…目標電流演算部、70…第2軸モータ制御部、71…目標回転角演算部、82…第2軸回転角演算部、83…角速度演算部、84…車速ゲイン設定部

Claims (6)

  1. 操向のために操作される操舵部材と転舵輪を転舵するための転舵機構とが機械的に結合されていない状態で、転舵モータによって前記転舵機構が駆動される車両用操舵装置であって、
    前記操舵部材に連結される第1軸と、
    前記第1軸に一端が連結されるトーションバーと、
    前記トーションバーの他端に連結される第2軸と、
    前記第2軸に連結され、前記第2軸の回転角を制御するための第2軸モータと、
    前記操舵部材に加えられる操舵トルクを検出するトルク検出部と、
    前記転舵輪の転舵角を検出するための転舵角検出部と、
    前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて前記転舵モータの目標電流を設定し、前記転舵モータに流れるモータ電流が前記目標電流と等しくなるように前記転舵モータをトルクフィードバック制御する転舵モータ制御部と、
    前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に基づいて前記第2軸の目標回転角を演算し、前記第2軸の回転角が前記目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する第2軸モータ制御部とを含む、車両用操舵装置。
  2. 前記転舵モータ制御部は、
    前記目標電流を設定する目標電流設定部と、
    前記転舵モータに流れるモータ電流が前記目標電流設定部によって設定される前記目標電流と等しくなるように前記転舵モータをトルクフィードバック制御するトルクフィードバック制御部とを含み、
    前記目標電流設定部は、
    前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて、目標アシストトルクを設定し、当該目標アシストトルクと前記トルク検出部によって検出される操舵トルクとの加算値に対応するモータ電流を前記目標電流として設定するか、または
    前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに基づいて、目標アシストトルクに応じた第1目標電流を設定し、当該第1目標電流と前記トルク検出部によって検出される操舵トルクに応じた第2目標電流との加算値を前記目標電流として設定するように構成されている、請求項1に記載の車両用操舵装置。
  3. 前記第2軸モータ制御部は、
    前記第2軸の目標回転角を演算する目標回転角演算部と、
    前記第2軸の回転角が前記目標回転角演算部によって演算される目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する角度フィードバック制御部とを含み、
    前記目標回転角演算部は、前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に予め設定された仮想オーバーオール比を乗算することにより、前記目標転舵角を演算するように構成されている、請求項1または2に記載の車両用操舵装置。
  4. 前記第2軸モータ制御部は、
    前記第2軸の目標回転角を演算する目標回転角演算部と、
    前記第2軸の回転角が前記目標回転角演算部によって演算される目標回転角に等しくなるように、前記第2軸モータを角度フィードバック制御する角度フィードバック制御部とを含み、
    前記目標回転角演算部は、車速に応じた車速ゲインを設定し、予め設定された仮想オーバーオール比に前記車速ゲインを乗算した値を、前記転舵角検出部によって検出される前記転舵輪の転舵角に乗算することにより、前記目標転舵角を演算するように構成されている、請求項1または2に記載の車両用操舵装置。
  5. 前記転舵機構は、前記転舵モータによって軸方向移動されるラック軸を含み、
    前記転舵角検出部は、前記ラック軸の軸方向変位を検出する転舵角センサを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用操舵装置。
  6. 前記転舵機構は、前記転舵モータによって回転されるピニオンと、前記ピニオンと噛み合うラックを有するラック軸とを含み、
    前記転舵角検出部は、前記ピニオンの回転角を検出する転舵角センサを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用操舵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114811929A (zh) * 2022-04-19 2022-07-29 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调器室内机及控制方法、空调器

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