JP2019142654A - 糸継装置、巻取ユニット及び繊維機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な糸種に対応できる糸継装置、並びに、そのような糸継装置を備える巻取ユニット及び繊維機械を提供する。【解決手段】糸継装置8Aは、上糸の糸端と下糸の糸端とを継ぐ糸継部21Aを有する糸継ユニット20Aと、上糸及び下糸を糸継部21A側に寄せる一対の糸寄せレバー51、一対の糸寄せレバー51を動作させる第1駆動力を発生する第1駆動モータ53、並びに、糸継ユニット20Aを動作させる第2駆動力を発生する第2駆動モータ54を有する駆動ユニット50と、を備える。糸継ユニット20Aは、第2駆動力を伝達する伝達部80の着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。【選択図】図2
Description
本発明は、糸継装置、巻取ユニット及び繊維機械に関する。
自動ワインダ等の繊維機械に搭載される糸継装置の糸継部として、特許文献1には、スプライシング角柱体及び保持兼解繊管を含むスプライシングヘッドがユニットとして交換可能なエアー式スプライサが記載されている。
特許文献1においては、糸種に応じて適切なスプライシングヘッドに交換することが提案されているが、糸種によっては、スプライシングヘッドを交換しただけでは、糸継不良(糸における糸継部分の外観不良を含む)が発生するおそれがある。
本発明は、様々な糸種に対応できる糸継装置、並びに、そのような糸継装置を備える巻取ユニット及び繊維機械を提供することを目的とする。
本発明の糸継装置は、第1糸の糸端と第2糸の糸端とを継ぐ糸継部を有する糸継ユニットと、第1糸及び第2糸を糸継部側に寄せる一対の糸寄せレバー、一対の糸寄せレバーを動作させる第1駆動力を発生する第1駆動モータ、並びに、糸継ユニットを動作させる第2駆動力を発生する第2駆動モータを有する駆動ユニットと、を備え、糸継ユニットは、第2駆動力を伝達する伝達部の着脱と共に、駆動ユニットに対して着脱可能である。
この糸継装置によれば、共通化が図られた駆動ユニットに対して、糸継部を有する糸継ユニットを着脱することで、糸種に応じて適切な糸継部を選択できる。よって、この糸継装置によれば、様々な糸種に対応できる。
本発明の糸継装置では、糸継部は、エアー式スプライサであってもよい。この構成は、綿と化学繊維とが混合された綿混糸、ポリウレタンの弾性糸が化学繊維で覆われたスパンデックス糸等の糸が糸継対象となる場合に特に有効である。
本発明の糸継装置では、糸継ユニットは、第1糸及び第2糸を保持する一対のクランプ、並びに、第1糸及び第2糸を切断する一対のカッターを更に有し、一対のクランプ及び一対のカッターは、第2駆動力によって動作させられてもよい。この構成によれば、エアー式スプライサにおいて一対のクランプ及び一対のカッターを適切に動作させられる。
本発明の糸継装置では、駆動ユニットは、糸継部において第1糸及び第2糸を押さえる一対の撚り止めレバーを更に有し、一対の撚り止めレバーは、第1駆動力によって動作させられてもよい。この構成によれば、エアー式スプライサにおいて一対の撚り止めレバーを適切に動作させられる。
本発明の糸継装置では、糸継部は、ディスク式スプライサディスク式スプライサであってもよい。この構成は、ポリウレタンの弾性糸が綿で覆われたスパンデックス糸等の糸が糸継対象となる場合に特に有効である。
本発明の糸継装置では、ディスク式スプライサの一対のディスク部は、第2駆動力によって動作させられてもよい。この構成によれば、ディスク式スプライサにおいて一対のディスク部を適切に動作させられる。
本発明の糸継装置では、糸継ユニットは、ディスク式スプライサの糸導入部を開閉するカバーを更に有し、カバーは、第1駆動力によって動作させられてもよい。この構成によれば、ディスク式スプライサにおいてカバーを適切に動作させられる。
本発明の糸継装置では、駆動ユニットは、第1エアー配管を更に有し、糸継ユニットは、第2エアー配管を更に有し、糸継ユニットは、第1エアー配管と第2エアー配管との着脱と共に、駆動ユニットに対して着脱可能であってもよい。この構成によれば、糸継部の種類に応じた用途で糸継部にエアーを供給できる。例えば、糸継部がエアー式スプライサである場合には、解撚用エアー及び糸継用エアーを糸継部に供給できる。また、糸継部がディスク式スプライサである場合には、風綿除去用エアーを糸継部に供給できる。
本発明の糸継装置では、エアー式スプライサである糸継部を有する糸継ユニット、及びディスク式スプライサである糸継部を有する糸継ユニットのそれぞれが、駆動ユニットに対して選択的に着脱可能であってもよい。この構成によれば、糸種に応じた適切な糸継部としてエアー式スプライサ又はディスク式スプライサを選択できる。
本発明の巻取ユニットは、上述した糸継装置と、糸を供給可能にする給糸部と、糸を巻き取る巻取部と、を備える。本発明の繊維機械は、上述した巻取ユニットを複数備える。
これらの巻取ユニット及び繊維機械は、様々な糸種に対応できる糸継装置を備えているので、巻取ユニットにおいて糸が切断された場合に、糸端同士を確実に継ぐことが可能となる。
本発明によれば、様々な糸種に対応できる糸継装置、並びに、そのような糸継装置を備える巻取ユニット及び繊維機械を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[巻取ユニットの構成]
[巻取ユニットの構成]
図1に示されるように、巻取ユニット1は、給糸ボビンBから糸Yを解舒して、解除した糸YをパッケージPに巻き取る。給糸ボビンBは、前工程の精紡機で形成され、例えば、トレーにセットされた状態で精紡機から搬送される。なお、複数の巻取ユニット1が並設されることにより、自動ワインダ(繊維機械)100が構成されている。
巻取ユニット1には、ボビン支持部(給糸部)2、糸解舒補助装置3、プレクリアラ4、テンション付与装置5、テンションセンサ6、下糸捕捉装置7、糸継装置8、カッター9、糸監視装置11、上糸捕捉装置12及び巻取装置(巻取部)13が、糸Yの走行経路に沿って上流側(ここでは、下側)からこの順序で設けられている。これらの各構成は、ユニット本体10に取り付けられている。
ボビン支持部2は、給糸ボビンBを直立させた状態で支持し、糸Yを供給可能にする。糸解舒補助装置3は、給糸ボビンBの上方に配置された筒状部材によって、給糸ボビンBから解舒された糸Yのバルーンを制御する。テンション付与装置5は、櫛歯状の固定ゲート及び可動ゲートからなる一対のゲートによって糸Yをジグザグ状に保持することで、走行する糸Yに所定テンションを付与するゲート式テンサである。テンションセンサ6は、テンション付与装置5によって摩擦力が付与された糸Yのテンションを測定する。
プレクリアラ4は、糸Yの走行経路を挟んで所定間隔で配置された一対の規制部材によって、規定値よりも大きい絡み糸等の糸欠陥の通過を予め規制する。糸監視装置11は、糸Yの巻取中にスラブ等の糸欠陥を検出する。カッター9は、糸監視装置11によって糸欠陥が検出されたときに、糸Yを切断する。糸継装置8は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、パッケージP側の糸Yの糸端と給糸ボビンB側の糸Yの糸端とを継ぐ。
下糸捕捉装置7は、軸線αを中心として回動可能にユニット本体10に取り付けられている。下糸捕捉装置7の回動端には、吸引口7aが設けられている。吸引口7aは、糸継装置8の上部とプレクリアラ4の下部との間で回動させられる。下糸捕捉装置7は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、プレクリアラ4の下部側に吸引口7aを回動させて吸引口7aで給糸ボビンB側の糸Yの糸端を吸引し、その後、糸継装置8の上部側に吸引口7aを回動させて給糸ボビンB側の糸Yを糸継装置8に引き渡す。
上糸捕捉装置12は、軸線βを中心として回動可能にユニット本体10に取り付けられている。上糸捕捉装置12の回動端には、吸引口12aが設けられている。吸引口12aは、糸継装置8の下部と巻取装置13との間で回動させられる。上糸捕捉装置12は、カッター9による糸Yの切断時、或いは糸Yの糸切れ時等に、巻取装置13側に吸引口12aを回動させて吸引口12aでパッケージP側の糸Yの糸端を吸引し、その後、糸継装置8の下部側に吸引口12aを回動させてパッケージP側の糸Yを糸継装置8に引き渡す。
巻取装置13は、給糸ボビンBから解舒された糸YをパッケージPに巻き取って満巻のパッケージPを形成する。巻取装置13は、ドラム溝14aが形成された巻取ドラム14、及びパッケージPを回転可能に支持するクレードル15を有している。クレードル15は、パッケージPの表面を巻取ドラム14の表面に対して適切な接圧で接触させる。巻取装置13は、モータで巻取ドラム14を駆動回転させてパッケージPを従動回転させることにより、糸Yを所定幅で綾振りしつつ糸YをパッケージPに巻き取っていく。
ユニット本体10には、制御部16、入力部17及び表示部18が設けられている。制御部16は、巻取ユニット1の各構成を制御する。入力部17は、例えば操作ボタン等であり、オペレータが制御部16に対して種々の値を設定する際等に使用される。表示部18は、巻取ユニット1の動作状況等を表示する。なお、制御部16は、自動ワインダ100が備える上位制御部との間で、ワインディング動作に関する種々の情報を送受信する。上位制御部は、各巻取ユニット1の制御部16を統制し、自動ワインダ100の全体を制御する。
[糸継部がエアー式スプライサである場合の糸継装置の構成]
[糸継部がエアー式スプライサである場合の糸継装置の構成]
図2及び図3に示されるように、糸継装置8Aは、糸継ユニット20Aと、駆動ユニット50と、を備えている。駆動ユニット50は、一対の糸寄せレバー51、一対の撚り止めレバー52、第1駆動モータ53及び第2駆動モータ54を有している。駆動ユニット50は、その各構成を支持するフレーム体55のケース部55aを介して、ユニット本体10に固定される。以下の説明では、便宜上、パッケージP側を「上側」、給糸ボビンB側を「下側」、糸継装置8Aに対して糸Yの走行経路側を「前側」、その反対側を「後側」、糸継装置8Aがユニット本体10に固定される側を「一方の側」、その反対側を「他方の側」という。また、パッケージP側の糸Yを「上糸」(第1糸)といい、給糸ボビンB側の糸Yを「下糸」(第2糸)という。
一対の糸寄せレバー51は、フレーム体55に固定された支持軸56に回転可能に支持されている。一対の撚り止めレバー52は、一対の糸寄せレバー51の間に配置された状態で、支持軸56に回転可能に支持されている。一対の撚り止めレバー52の基端部には、ストッパ52aが設けられている。支持軸56には、ねじりコイルばね(図示省略)が取り付けられている。一対の撚り止めレバー52は、ストッパ52aが上側の糸寄せレバー51に接触した状態で、ねじりコイルばねによって、後述する糸継部21A側に付勢されている。
第1駆動モータ53は、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52を動作させる第1駆動力を発生する。第1駆動モータ53は、例えばステッピングモータである。第1駆動モータ53は、ケース部55aに対して他方の側に配置された状態で、フレーム体55に固定されている。第1駆動モータ53の駆動軸53aは、上側に突出している。駆動軸53aにおいて上側に突出した部分には、アーム58が固定されている。アーム58には、連結部材59の後端部が回転可能に連結されている。連結部材59の前端部には、上側の糸寄せレバー51の基端部が回転可能に連結されている。
駆動ユニット50では、初期状態として、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52の先端部が前側に向いた状態にある(以下、この状態を「開いた状態」という)。この状態から、第1駆動モータ53の駆動軸53aが回転させられると、アーム58及び連結部材59を介して、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52が糸継部21A側に回動させられ、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52の先端部が他方の側に向いた状態となる(以下、この状態を「閉じた状態」という)。この状態から、第1駆動モータ53の駆動軸53aが更に回転させられると、一対の撚り止めレバー52の裏側に設けられたネジ部材(不図示)が糸継ユニット20Aの所定部分に接触して一対の撚り止めレバー52の回動が停止させられ、一対の糸寄せレバー51のみが更に回動させられる。なお、一対の撚り止めレバー52の裏側に設けられたネジ部材の突出具合を調整することで、一対の撚り止めレバー52の停止位置を調整できる。
第2駆動モータ54は、糸継ユニット20Aを動作させる第2駆動力を発生する。第2駆動モータ54は、例えばステッピングモータである。第2駆動モータ54は、ケース部55aと第1駆動モータ53との間に配置された状態で、フレーム体55に固定されている。第2駆動モータ54の駆動軸54aは、ケース部55a内に突出している。駆動軸54aにおいてケース部55a内に突出した部分には、プーリ61が固定されている。プーリ61は、ケース部55a内において、ベルト62を介してプーリ63と連結されている。プーリ63は、ケース部55aに回転可能に支持されている。プーリ63の回転軸63aは、ケース部55aから他方の側に突出している。回転軸63aにおいてケース部55aから他方の側に突出した部分には、傘歯車64が固定されている。
ケース部55aには、第1エアー配管65が設けられている。第1エアー配管65の一端部は、ケース部55aにおける一方の側の外面55bに開口している。第1エアー配管65の他端部は、ケース部55aにおける他方の側の外面55cに開口している。第1エアー配管65の一端部には、エアーの供給源に接続された配管が接続される。ケース部55aの外面55bには、コネクタ66が設けられている。コネクタ66は、配線(図示省略)を介して第1駆動モータ53及び第2駆動モータ54と電気的に接続されている。コネクタ66には、制御部16に接続された配線が接続される。
糸継ユニット20Aは、糸継部21A、一対の解撚部22、一対のクランプ23及び一対のカッター24を有している。糸継ユニット20Aは、その各構成が設けられた本体部25を介して、駆動ユニット50に取り付けられている。本体部25には、回転軸26が回転可能に支持されている。回転軸26は、本体部25から上側及び下側のそれぞれに突出している。回転軸26において下側に突出した部分には、傘歯車27が固定されている。
糸継ユニット20Aは、第2駆動力を伝達する伝達部80の着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。伝達部80は、駆動ユニット50において第2駆動力を伝達する構成のうち第2駆動力の伝達方向において最も下流側に配置された第1構成、及び、糸継ユニット20Aにおいて第2駆動力を伝達する構成のうち第2駆動力の伝達方向において最も上流側に配置された第2構成によって、構成されている。糸継装置8Aでは、第1構成は、プーリ63の回転軸63aに固定された傘歯車64であり、第2構成は、回転軸26に固定された傘歯車27である。つまり、「糸継ユニット20Aが、第2駆動力を伝達する伝達部80の着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である」とは、図4に示されるように、「糸継ユニット20Aが駆動ユニット50に対して着脱される際に、伝達部80の第1構成である傘歯車64と伝達部80の第2構成である傘歯車27とが着脱される(連結及びその解除がなされる)」ことを意味する。なお、傘歯車64の軸部は、回転軸63aの端部に形成された凹部に対して着脱可能である。傘歯車64の軸部及び回転軸63aの凹部は、例えば断面D形の形状を呈している。
図2及び図3に示されるように、本体部25には、第2エアー配管28が設けられている。第2エアー配管28の一端部は、本体部25における一方の側の外面25aに開口している。第2エアー配管28の他端部は、糸継部21A及び一対の解撚部22のそれぞれに開口するノズルに接続されている。糸継ユニット20Aは、第1エアー配管65と第2エアー配管28との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。つまり、「糸継ユニット20Aが、第1エアー配管65と第2エアー配管28との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である」とは、「糸継ユニット20Aが駆動ユニット50に対して着脱される際に、第1エアー配管65の他端部と第2エアー配管28の一端部とが着脱される(接続及びその解除がなされる)」ことを意味する。
糸継部21Aには、前側に開口する溝状の糸導入部21aが設けられている。糸継部21Aは、エアーの旋回流によって上糸の糸端と下糸の糸端とを継ぐエアー式スプライサである。一対の解撚部22は、糸継部21Aの上側及び下側に配置されている。一対のカッター24は、一対の解撚部22の上側及び下側に配置されている。各カッター24は、固定片24a及び可動片24bによって構成されている。一対のクランプ23は、一対のカッター24の上側及び下側に配置されている。各クランプ23は、固定片23a及び可動片23bによって構成されている。各クランプ23において、可動片23bは、固定片23aに接触するように、ねじりコイルばね(図示省略)によって付勢されている。可動片23bの基端部には、カムフォロア23cが設けられている。
回転軸26において上側に突出した部分には、上側のアーム31が固定されている。上側のアーム31には、上側の連結部材32の後端部が回転可能に連結されている。上側の連結部材32の前端部には、上側のカッター24の可動片24bの基端部が回転可能に連結されている。上側の連結部材32の屈曲部は、上側のクランプ23のカムフォロア23cに対して接触及び離間可能である。同様に、回転軸26において下側に突出した部分には、下側のアーム31が固定されている。下側のアーム31には、下側の連結部材32の後端部が回転可能に連結されている。下側の連結部材32の前端部には、下側のカッター24の可動片24bの基端部が回転可能に連結されている。下側の連結部材32の屈曲部は、下側のクランプ23のカムフォロア23cに対して接触及び離間可能である。一対のクランプ23及び一対のカッター24は、第2駆動モータ54の第2駆動力によって動作させられる。
[糸継部がエアー式スプライサである場合の糸継装置の動作]
[糸継部がエアー式スプライサである場合の糸継装置の動作]
制御部16によって制御される糸継装置8Aの動作について説明する。まず、初期状態では、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52は、開いた状態にある。また、上側の連結部材32の屈曲部は、上側のクランプ23のカムフォロア23cに接触した状態にあり、上側のクランプ23及びカッター24は、開いた状態にある。同様に、下側の連結部材32の屈曲部は、下側のクランプ23のカムフォロア23cに接触した状態にあり、下側のクランプ23及びカッター24は、開いた状態にある。
この状態で、糸欠陥検出時にカッター9によって糸Yが切断されたり、或いは過剰張力によって糸Yの糸切れが発生したりすると、上糸捕捉装置12及び下糸捕捉装置7によって糸継装置8Aに上糸及び下糸が案内される。続いて、第1駆動モータ53の駆動軸53aが回転させられて、アーム58及び連結部材59を介して、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52が糸継部21A側に回動させられ、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52が閉じた状態となる。このようにして、一対の糸寄せレバー51は、糸継装置8Aに案内された上糸及び下糸を糸継部21A側に寄せる。
続いて、第2駆動モータ54の駆動軸54aが回転させられて、プーリ61、ベルト62、プーリ63、傘歯車64、傘歯車27、回転軸26及び一対のアーム31を介して、一対の連結部材32が後退し、屈曲部が一対のカムフォロア23cから離間する。これにより、各クランプ23では、ねじりコイルばねの付勢力によって可動片23bが固定片23aに接触する。このようにして、上側のクランプ23は、糸継部21A側に寄せられた上糸を保持し、下側のクランプ23は、糸継部21A側に寄せられた下糸を保持する。更に、第2駆動モータ54の駆動軸54aが回転させられて、一対の連結部材32が後退すると、各カッター24では、可動片24bが固定片24aに接触する。このようにして、上側のカッター24は、下側のクランプ23で保持された下糸を切断し、下側のカッター24は、上側のクランプ23で保持された上糸を切断する。
上糸及び下糸が切断される直前に、第1エアー配管65及び第2エアー配管28を介して各解撚部22の解撚ノズル内に解撚用エアーが供給され、下糸の糸端が上側の解撚部22の解撚ノズル内に取り込まれて解撚されると共に、上糸の糸端が下側の解撚部22の解撚ノズル内に取り込まれて解撚される。続いて、第1駆動モータ53の駆動軸53aが更に回転させられて、一対の撚り止めレバー52の裏側に設けられたネジ部材が糸継ユニット20Aの所定部分に接触して一対の撚り止めレバー52の回動が停止させられ、一対の糸寄せレバー51のみが更に回動させられる。これにより、解撚された上糸の糸端及び下糸の糸端が糸継部21Aに引き出され、一対の撚り止めレバー52によって、上糸及び下糸が糸継部21Aにおいて押さえられる。続いて、第1エアー配管65及び第2エアー配管28を介して糸継部21Aに糸継用エアーが供給され、エアーの旋回流によって上糸の糸端と下糸の糸端とが撚り合わされる。
続いて、第1駆動モータ53の駆動軸53aが逆方向に回転させられて、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52が開いた状態となる。このとき、第2駆動モータ54の駆動軸54aが逆方向に回転させられて、一対のクランプ23及び一対のカッター24が開いた状態となる。これにより、上糸の糸端と下糸の糸端とが撚り合わされることで継がれた糸Yは、糸継装置8Aの前側の糸Yの走行経路上に復帰する。
[糸継部がディスク式スプライサである場合の糸継装置の構成]
[糸継部がディスク式スプライサである場合の糸継装置の構成]
図5及び図6に示されるように、糸継装置8Bは、糸継ユニット20Bと、駆動ユニット50と、を備えている。駆動ユニット50の構成は、上述した糸継装置8Aの駆動ユニット50と共通であるため、その説明を省略する。ただし、糸継装置8Bの駆動ユニット50では、プーリ63の回転軸63aに傘歯車64が固定されておらず、第1駆動モータ53の駆動軸53aにおいて下側に突出した部分にカム67(図8の(a)及び(b)参照)が固定されている。また、糸継装置8Bの駆動ユニット50では、一対の撚り止めレバー52が外されており、異なる種類の一対の糸寄せレバー51が取り付けられている。このように、一対の糸寄せレバー51及び一対の撚り止めレバー52は、駆動ユニット50に対して着脱可能(様々な種類のレバーに交換可能)である。
糸継ユニット20Bは、糸継部21B及びカバー41を有している。糸継ユニット20Bは、その各構成が設けられた本体部42を介して、駆動ユニット50に取り付けられている。本体部42には、前側に開口する溝状の糸導入部42aが設けられている。糸継部21Bは、糸導入部42aに臨むように本体部42内に収容されている。糸継部21Bは、一対のディスク部(不図示)の回転によって上糸の糸端と下糸の糸端とを継ぐディスク式スプライサである。本体部42からは、一対のディスク部を回転させるための回転軸43が一方の側に突出している。糸継部21Bは、第2駆動モータ54の第2駆動力によって動作させられる。
糸継ユニット20Bは、第2駆動力を伝達する伝達部80の着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。伝達部80は、駆動ユニット50において第2駆動力を伝達する構成のうち第2駆動力の伝達方向において最も下流側に配置された第1構成、及び、糸継ユニット20Bにおいて第2駆動力を伝達する構成のうち第2駆動力の伝達方向において最も上流側に配置された第2構成によって、構成されている。糸継装置8Bでは、第1構成は、プーリ63の回転軸63aであり、第2構成は、回転軸43において本体部42から突出した部分である。つまり、「糸継ユニット20Bが、第2駆動力を伝達する伝達部80の着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である」とは、図7に示されるように、「糸継ユニット20Bが駆動ユニット50に対して着脱される際に、伝達部80の第1構成である回転軸63aと伝達部80の第2構成である回転軸43とが着脱される(連結及びその解除がなされる)」ことを意味する。なお、回転軸43の端部は、回転軸63aの端部に形成された凹部に対して着脱可能である。回転軸43の端部及び回転軸63aの凹部は、例えば断面D形の形状を呈している。
図5及び図6に示されるように、本体部42には、第2エアー配管44が設けられている。第2エアー配管44の一端部は、本体部42における一方の側の外面42bに開口している。第2エアー配管44の他端部は、糸継部21Bの所定部分に向けて開口するノズルに接続されている。糸継ユニット20Bは、第1エアー配管65と第2エアー配管44との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。つまり、「糸継ユニット20Bが、第1エアー配管65と第2エアー配管44との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である」とは、「糸継ユニット20Bが駆動ユニット50に対して着脱される際に、第1エアー配管65の他端部と第2エアー配管44の一端部とが着脱される(接続及びその解除がなされる)」ことを意味する。
カバー41は、第1駆動モータ53の第1駆動力によって動作させられ、糸導入部42aを開閉する。より詳細には、カバー41は、固定カバー41a及び可動カバー41bを有している。固定カバー41aは、本体部42に固定されている。可動カバー41bは、本体部42に固定された支持軸45に回転可能に支持されている。可動カバー41bは、ねじりコイルばね(図示省略)によって、閉じるように付勢されている。図8の(a)及び(b)に示されるように、可動カバー41bには、連結部材46の前端部が回転可能に連結されている。連結部材46の後端部は、連結部材47に回転可能に連結されている。連結部材47の前端部は、本体部42の下面に固定された支持軸48に回転可能に支持されている。連結部材47の後端部には、カムフォロア49が設けられている。カムフォロア49は、第1駆動モータ53の駆動軸53aにおいて下側に突出した部分に固定されたカム67によって動作させられる。
これにより、第1駆動モータ53の駆動軸53aが回転させられると、カム67、連結部材47及び連結部材46を介して、可動カバー41bが開くように回動させられる。そして、第1駆動モータ53の駆動軸53aが逆方向に回転させられると、可動カバー41bを閉じるように付勢するねじりコイルばねの付勢力によって、可動カバー41bが閉じるように回動させられる。このように、固定カバー41aに対して可動カバー41bが回動させられることで、カバー41が糸導入部42aを開閉する。なお、図8の(a)及び(b)では、上側のアーム58、上側の連結部材59等の図示が省略されている。
[糸継部がディスク式スプライサである場合の糸継装置の動作]
[糸継部がディスク式スプライサである場合の糸継装置の動作]
制御部16によって制御される糸継装置8Bの動作について説明する。まず、初期状態では、一対の糸寄せレバー51は、開いた状態にある。また、カバー41は、閉じた状態にある。
この状態で、糸欠陥検出時にカッター9によって糸Yが切断されたり、或いは過剰張力によって糸Yの糸切れが発生したりすると、上糸捕捉装置12及び下糸捕捉装置7によって糸継装置8Bに上糸及び下糸が案内される。続いて、第1駆動モータ53の駆動軸53aが回転させられて、アーム58及び連結部材59を介して、一対の糸寄せレバー51が糸継部21B側に回動させられ、一対の糸寄せレバー51が閉じた状態となる。このようにして、一対の糸寄せレバー51は、糸継装置8Bに案内された上糸及び下糸を糸継部21A側に寄せる。
このとき、連結部材47及び連結部材46を介して、可動カバー41bが開くように回動させられ、カバー41が開いた状態となる。これにより、上糸及び下糸が糸導入部42aに導入される。続いて、第2駆動モータ54の駆動軸54aが回転させられて、プーリ61、ベルト62、プーリ63及び回転軸43を介して、糸継部21Bの一対のディスク部が回転させられ、上糸の糸端と下糸の糸端とが撚り合わされる。
続いて、第1駆動モータ53の駆動軸53aが逆方向に回転させられて、一対の糸寄せレバー51が開いた状態となる。これにより、上糸の糸端と下糸の糸端とが撚り合わされることで継がれた糸Yは、糸継装置8Bの前側の糸Yの走行経路上に復帰する。そして、第1駆動モータ53の駆動軸53aが逆方向に更に回転させられて、カバー41が閉じた状態となる。なお、糸継装置8Bでは、第1エアー配管65及び第2エアー配管44を介して、糸継部21Bの所定部分に向けて、風綿除去用エアーが定期的に供給される。
[作用及び効果]
[作用及び効果]
糸継装置8(糸継装置8A,8Bを包括して「糸継装置8」という)では、共通化が図られた駆動ユニット50に対して、糸継部21Aを有する糸継ユニット20A及び糸継部21Bを有する糸継ユニット20Bを選択的に着脱できる。つまり、糸種に応じて適切な糸継部21A又は糸継部21Bを選択できる。よって、糸継装置8によれば、様々な糸種に対応できる。
糸継装置8Aでは、糸継部21Aがエアー式スプライサである。この構成は、綿と化学繊維とが混合された綿混糸、ポリウレタンの弾性糸が化学繊維で覆われたスパンデックス糸等の糸が糸継対象となる場合に特に有効である。
糸継装置8Aでは、糸継ユニット20Aが、上糸及び下糸を保持する一対のクランプ23、並びに、上糸及び下糸を切断する一対のカッター24を更に有し、一対のクランプ23及び一対のカッター24が、第2駆動モータ54の第2駆動力によって動作させられる。この構成により、エアー式スプライサにおいて一対のクランプ23及び一対のカッター24を適切に動作させられる。
糸継装置8Aでは、駆動ユニット50が、糸継部21Aにおいて上糸及び下糸を押さえる一対の撚り止めレバー52を更に有し、一対の撚り止めレバー52が、第1駆動モータ53の第1駆動力によって動作させられる。この構成により、エアー式スプライサにおいて一対の撚り止めレバー52を適切に動作させられる。
糸継装置8Bでは、糸継部21Bがディスク式スプライサである。この構成は、ポリウレタンの弾性糸が綿で覆われたスパンデックス糸等の糸が糸継対象となる場合に特に有効である。
糸継装置8Bでは、ディスク式スプライサの一対のディスク部が、第2駆動モータ54の第2駆動力によって動作させられる。この構成により、ディスク式スプライサにおいて一対のディスク部を適切に動作させられる。
糸継装置8Bでは、糸継ユニット20Bが、ディスク式スプライサの糸導入部42aを開閉するカバー41を更に有し、カバー41が、第1駆動モータ53の第1駆動力によって動作させられる。この構成により、ディスク式スプライサにおいてカバー41を適切に動作させられる。
糸継装置8Aでは、糸継ユニット20Aが、第1エアー配管65と第2エアー配管28との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。この構成により、エアー式スプライサである糸継部21Aに解撚用エアー及び糸継用エアーを供給できる。糸継装置8Bでは、糸継ユニット20Bが、第1エアー配管65と第2エアー配管44との着脱と共に、駆動ユニット50に対して着脱可能である。この構成により、ディスク式スプライサである糸継部21Bに風綿除去用エアーを供給できる。つまり、糸継装置8Bでは、第2エアー配管44が掃除用に使われる。このように、糸継部21A又は糸継部21Bの種類に応じた用途で糸継部21A又は糸継部21Bにエアーを供給できる。なお、糸継ユニット20Bは、本体部42の背面側から第2エアー配管44が導入されるように構成されていてもよい。その場合、風綿除去用エアーを後ろから導入し、ディスク式スプライサである糸継部21Bの内部から前方に向けて風綿を吹き飛ばすことができる。
糸継装置8では、エアー式スプライサである糸継部21Aを有する糸継ユニット20A、及びディスク式スプライサである糸継部21Bを有する糸継ユニット20Bのそれぞれが、駆動ユニット50に対して選択的に着脱可能である。したがって、糸種に応じた適切な糸継部としてエアー式スプライサ又はディスク式スプライサを選択できる。
巻取ユニット1は、糸継装置8と、糸Yを供給可能にするボビン支持部2と、糸Yを巻き取る巻取装置13と、を備える。自動ワインダ100は、複数の巻取ユニット1を備える。巻取ユニット1及び自動ワインダ100は、様々な糸種に対応できる糸継装置8を備えているので、巻取ユニット1において糸Yが切断された場合に、糸端同士を確実に継ぐことが可能となる。
[変形例]
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。例えば、上述した実施形態では、糸継装置8が自動ワインダ100の巻取ユニット1に適用されていたが、本発明の糸継装置は、紡績機の巻取ユニット、又は複数の巻取ユニット間を移動する作業台車等に適用されてもよい。本発明の糸継装置が紡績機の巻取ユニットに適用される場合、本発明の給糸部は、糸を供給するドラフト装置及び紡績装置等によって構成される。また、本発明の糸継部は、エアー式スプライサ及びディスク式スプライサに限定されず、ウォータスプライサ等、他の形式のスプライサであってもよい。
また、ディスク式スプライサである糸継部21Bを有する糸継ユニット20Bにおいて、図9の(a)及び(b)に示されるように、一対の糸寄せレバー51がカバー41と共に動作させられてもよい。この場合、連結部材47の前端部には、ギア47aが設けられており、下側の糸寄せレバー51の基端部には、ギア47aと噛み合うギア51aが設けられている(上側の糸寄せレバー51に関しても同様に構成されてもよい)。これにより、第1駆動モータ53の駆動軸53aが回転させられると、カム67、連結部材47及び連結部材46を介して、一対の糸寄せレバー51が閉じるように回動させられ、可動カバー41bが開くように回動させられる。そして、第1駆動モータ53の駆動軸53aが逆方向に回転させられると、可動カバー41bを閉じるように付勢するねじりコイルばねの付勢力によって、一対の糸寄せレバー51が開くように回動させられ、可動カバー41bが閉じるように回動させられる。
また、糸継装置8Aでは、駆動軸53aにおいて上側に突出した部分に、アーム58及び連結部材59を介して上側の糸寄せレバー51の基端部が連結されていたが、その構成に加え或いはその構成に替えて、駆動軸53aにおいて下側に突出した部分に、アーム58及び連結部材59を介して下側の糸寄せレバー51が連結されていてもよい。
1…巻取ユニット、2…ボビン支持部(給糸部)、8,8A,8B…糸継装置、13…巻取装置(巻取部)、20A,20B…糸継ユニット、21A,21B…糸継部、23…クランプ、24…カッター、28,44…第2エアー配管、41…カバー、42a…糸導入部、50…駆動ユニット、51…糸寄せレバー、52…撚り止めレバー、53…第1駆動モータ、54…第2駆動モータ、65…第1エアー配管、80…伝達部、100…自動ワインダ(繊維機械)、Y…糸。
Claims (11)
- 第1糸の糸端と第2糸の糸端とを継ぐ糸継部を有する糸継ユニットと、
前記第1糸及び前記第2糸を前記糸継部側に寄せる一対の糸寄せレバー、前記一対の糸寄せレバーを動作させる第1駆動力を発生する第1駆動モータ、並びに、前記糸継ユニットを動作させる第2駆動力を発生する第2駆動モータを有する駆動ユニットと、を備え、
前記糸継ユニットは、前記第2駆動力を伝達する伝達部の着脱と共に、前記駆動ユニットに対して着脱可能である、糸継装置。 - 前記糸継部は、エアー式スプライサである、請求項1に記載の糸継装置。
- 前記糸継ユニットは、前記第1糸及び前記第2糸を保持する一対のクランプ、並びに、前記第1糸及び前記第2糸を切断する一対のカッターを更に有し、
前記一対のクランプ及び前記一対のカッターは、前記第2駆動力によって動作させられる、請求項2に記載の糸継装置。 - 前記駆動ユニットは、前記糸継部において前記第1糸及び前記第2糸を押さえる一対の撚り止めレバーを更に有し、
前記一対の撚り止めレバーは、前記第1駆動力によって動作させられる、請求項2又は3に記載の糸継装置。 - 前記糸継部は、ディスク式スプライサである、請求項1に記載の糸継装置。
- 前記ディスク式スプライサの一対のディスク部は、前記第2駆動力によって動作させられる、請求項5に記載の糸継装置。
- 前記糸継ユニットは、前記ディスク式スプライサの糸導入部を開閉するカバーを更に有し、
前記カバーは、前記第1駆動力によって動作させられる、請求項5又は6に記載の糸継装置。 - 前記駆動ユニットは、第1エアー配管を更に有し、
前記糸継ユニットは、第2エアー配管を更に有し、
前記糸継ユニットは、前記第1エアー配管と前記第2エアー配管との着脱と共に、前記駆動ユニットに対して着脱可能である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の糸継装置。 - エアー式スプライサである前記糸継部を有する前記糸継ユニット、及びディスク式スプライサである前記糸継部を有する前記糸継ユニットのそれぞれが、前記駆動ユニットに対して選択的に着脱可能である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の糸継装置。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の糸継装置と、
糸を供給可能にする給糸部と、
前記糸を巻き取る巻取部と、を備える、巻取ユニット。 - 請求項10記載の巻取ユニットを複数備える、繊維機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018028520A JP2019142654A (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 糸継装置、巻取ユニット及び繊維機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018028520A JP2019142654A (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 糸継装置、巻取ユニット及び繊維機械 |
Publications (1)
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JP2019142654A true JP2019142654A (ja) | 2019-08-29 |
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ID=67773523
Family Applications (1)
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JP2018028520A Pending JP2019142654A (ja) | 2018-02-21 | 2018-02-21 | 糸継装置、巻取ユニット及び繊維機械 |
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JP (1) | JP2019142654A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202200019512A1 (it) * | 2022-09-23 | 2024-03-23 | Mesdan Spa | Apparecchio per la giunzione pneumatica senza nodo di due terminali contrapposti di filati tessili. |
-
2018
- 2018-02-21 JP JP2018028520A patent/JP2019142654A/ja active Pending
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IT202200019512A1 (it) * | 2022-09-23 | 2024-03-23 | Mesdan Spa | Apparecchio per la giunzione pneumatica senza nodo di due terminali contrapposti di filati tessili. |
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