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JP2019137321A - 運転制御装置 - Google Patents

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JP2019137321A JP2018024155A JP2018024155A JP2019137321A JP 2019137321 A JP2019137321 A JP 2019137321A JP 2018024155 A JP2018024155 A JP 2018024155A JP 2018024155 A JP2018024155 A JP 2018024155A JP 2019137321 A JP2019137321 A JP 2019137321A
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Abstract

【課題】通常状態より低下した性能に基づいて運転制御を実現する。【解決手段】経路計画部11は、外界認識装置3からの外界情報31に基づいて、車両の複数の経路候補12を生成し、指令値生成部13は、経路計画部11で生成された経路候補12に対応した運転を実現するための指令値候補14を経路候補12ごとに生成し、アクチュエータ性能予測モデル16は、車両の故障個所に残存する故障時性能に基づいて車両の挙動を予測し、評価部18は、車両の運転指標に基づいて車両の挙動予測結果を評価し、指令値選択部15は、評価部18による評価結果に基づいて、運転制御に用いられる指令値6を選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の運転計画を行うことが可能な運転制御装置に関する。
近年、人工知能技術の発達を受け、自動車の運転制御技術の実用化が進められている。この運転制御を実現するにあたっては、カメラ等から入力される周囲状況の情報を元に最適な運転経路を計画し、エンジン等の車両の運動を司るアクチュエータ演算部へ、例えばトルク指令値のような運動指令値を出力するための運転計画の演算が必要である。この運転計画の演算は、当該演算を受け持つ演算部である運転計画演算部にて実現される。
この運転計画の演算の実装は様々な形態を取り得るが、その1つに、運動指令値を生成する段階においてモデル予測制御と呼ばれる手法を用いるものがある。これは運動指令値の候補を複数生成し、各々の指令値候補をアクチュエータ性能予測モデルに適用して、その挙動の予測値を比較し、最も望ましい挙動が得られる指令値候補を最終的に選択して出力するものである。
一方、運転制御においては、高い安全性が求められる。この安全性に対する要求の1つとして、フェールオペレーションの要求がある。これは、構成要素の一箇所が故障した場合に直ちに機能を停止するのではなく、残存する機能を用いて最低限の性能を維持する機能である。運転制御においては、例えば故障が発生しても安全な場所まで移動してから停止できるようにすることで、その場に直ちに停車する場合と比べて安全性を確保できることがある。
このようなフェールオペレーションを実現する先行技術として、特許文献1には、操舵系やブレーキ系などの複数のアクチュエータのうち操舵系に故障が発生し、車両の進行方向を変えるヨーモーメントを発生することができなくなった際に、操舵系の代わりにブレーキ系にて左右非対称なブレーキ力を発生させることでヨーモーメントを発生させ、車両の制御を維持する走行制御装置が開示されている。
特開2016−68704号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、操舵系とブレーキ系のように複数のアクチュエータ間で機能が補完できる場合には有効であるが、アクチュエータ間で補完が困難な場合も考えられる。例えば、パワートレイン系の故障時に推進力を発生できるアクチュエータが他に存在しない場合、特許文献1に開示された技術では推進力の発生を継続させることができなくなる。推進力を喪失しても、惰性で走行して路肩に停める等の運転経路を選択することはできるが、待避所や駐車場等、より安全な場所まで自走してから停車させる方がより望ましく、それには推進力を継続して発生させることが必要となる。
推進力を継続して発生させ、より安全な場所まで自走させるために、パワートレイン系の内部にて故障せずに残存している機能を活かして部分的な運転(縮退運転と言う)を実施する方法が考えられる。この場合、パワートレイン系の内部にて故障せずに残存している機能を用いるため、正常時と比べて発生できる推進力は低下する。この時、運動指令値を生成する段階においてモデル予測制御を運転計画演算部にて行っている場合、当該予測モデルが示す性能と、実際にアクチュエータにて実現できる性能に乖離が生じる。この乖離が生じると、運動指令値の値によっては、予定された推進力を実現することができず、場合によっては安全を損なう恐れがあった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、通常状態より低下した性能に基づいて運転制御を実現することが可能な運転制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の観点に係る運転制御装置は、通常状態より低下した所定状態の性能に基づいて、車両の挙動を予測する予測モデルと、前記車両の運転指標に基づいて、前記車両の予測挙動を評価する評価部と、前記評価部による評価結果に基づいて、前記車両の運転制御に用いられる指令値を選択する選択部とを備える。
本発明によれば、通常状態より低下した性能に基づいて運転制御を実現することができる。
図1は、第1実施形態に係る運転制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1の経路計画部で生成される通常運転時の経路候補を示す図である。 図3(a)は、図2の各経路候補に対応した通常運転を実現するための時刻と指令値との関係を示す図、図3(b)は、車両の性能限界による制限がある時の時刻と指令値との関係を示す図である。 図4は、図1の経路計画部で生成される異常発生時の経路候補を示す図である。 図5(a)は、図4の各経路候補に対応した縮退運転を実現するための時刻と指令値との関係を示す図、図5(b)は、車両の故障時性能による制限がある時の時刻と指令値との関係を示す図である。 図6は、第2実施形態に係る運転制御装置の構成を示すブロック図である。 図7は、第3実施形態に係る運転制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係る運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図1において、運転制御装置には、運転計画を行う運転計画演算部1Aおよびアクチュエータ5を駆動制御するアクチュエータ演算部2Aが設けられている。運転計画演算部1Aは、外界認識装置3に接続されている。アクチュエータ5には、内部センサ4Aおよび内部アクチュエータ4Bが設けられている。アクチュエータ演算部2Aは、内部センサ4Aおよび内部アクチュエータ4Bに接続されている。運転計画演算部1Aは、外界認識装置3からの外界情報31に基づいて運転経路の計画を行い、アクチュエータ演算部2Aへ指令値6を出力する。アクチュエータ演算部2Aは、運転計画演算部1Aからの指令値6に基づいてアクチュエータ5を駆動制御する。なお、運転制御装置が搭載される車両は、ガソリン車であってもよいし、電気自動車であってもよいし、ハイブリッド車であってもよい。
運転計画演算部1Aとして自動運転ECU(Electronic Control Unit)、アクチュエータ演算部2AとしてアクチュエータECUを用いてもよい。この時、運転計画演算部1Aは、アクチュエータ演算部2Aの上位装置として用いることができる。あるいは、運転計画演算部1Aおよびアクチュエータ演算部2Aは1つのECUに搭載するようにしてもよい。
外界認識装置3は、車両から認識可能な外界情報31を取得する。外界認識装置3は、例えば、カメラ、レーダ、ライダー、ソナー、GPS(Global Positioning System)などを用いることができる。アクチュエータ5は、車両の運動を司る。アクチュエータ5は、エンジン、変速機、インバータまたは3相モータなどである。内部センサ4Aは、アクチュエータ5の状態を検知する。例えば、内部センサ4Aは、温度センサや角度センサなどアクチュエータ5の内部状態を検知するための素子である。。内部アクチュエータ4Bは、アクチュエータ5を駆動する。例えば、内部アクチュエータ4Bは、燃料のインジェクタや油圧ソレノイドなど、アクチュエータ5の動作に必要な作用を及ぼすための素子である。内部センサ4Aおよび内部アクチュエータ4Bは、アクチュエータ5の要所に配置されている。
運転計画演算部1Aには、経路計画部11、指令値生成部13、指令値選択部15、アクチュエータ性能予測モデル16および評価部18が設けられている。アクチュエータ演算部2Aには、制御回路21、入出力回路22、故障診断回路24および故障時性能判定部26が設けられている。
経路計画部11は、外界認識装置3からの外界情報31に基づいて、車両の複数の経路候補12を生成する。指令値生成部13は、経路計画部11で生成された経路候補12に対応した運転を実現するための指令値候補14を経路候補12ごとに生成する。アクチュエータ性能予測モデル16は、通常状態より低下した所定状態の性能に基づいて、車両の挙動を予測する。所定状態は、例えば、故障状態または異常状態である。この時、所定状態の性能は、故障に起因して低下した故障時性能とすることができる。故障時性能は、故障時の性能の残存率に応じた推進力を継続して発揮させることができる。所定状態は、例えば、運転制御装置に電源を供給するバッテリ電圧の低下状態であってもよい。評価部18は、車両の運転指標に基づいて車両の予測挙動を評価する。運転指標は、例えば、運転の実現性、安全性、効率性、環境性および快適性である。指令値選択部15は、評価部18による評価結果に基づいて、運転制御に用いられる指令値6を選択する。
制御回路21は、指令値6に基づいてアクチュエータ5を制御する。入出力回路22は、内部センサ4Aからセンサ値を受信し、そのセンサ値に基づいて制御回路21に出力信号23Aを出力したり、制御回路21から入力信号23Bを受信し、その入力信号23Bに基づいて内部アクチュエータ4Bに駆動値を出力したりする。例えば、入出力回路22には、A−D(アナログ−ディジタル)変換回路、D−A(ディジタル−アナログ)変換回路およびパワートランジスタ等からなる駆動回路を設けることができる。そして、入出力回路22は、内部センサ4Aの状態を制御回路21が処理できるディジタル量に変換したり、制御回路21が出力するディジタル量に基づいて内部アクチュエータ4Bに流す電流を調整したりする。故障診断回路24は、アクチュエータ5、アクチュエータ演算部2A、内部センサ4Aおよび内部アクチュエータ4Bの故障を診断する。
故障時性能判定部26は、推進力を発揮させる部位の故障時の故障個所に対応する故障時性能を判定する。故障時性能判定部26には、テーブル26Aが設けられている。テーブル26Aには、アクチュエータ5の故障箇所と故障時性能値と故障時アクションとの対応関係が登録されている。
以下、運転計画演算部1Aにおける通常時の運転計画の演算処理等の動作について説明する。
経路計画部11は外界認識装置3からの外界情報31に基づいて複数の経路候補12を生成する。経路計画部11は、所定の時間間隔(例えば、10秒間隔)で経路候補12を生成することができる。
図2は、図1の経路計画部11で生成される通常時の経路候補12を示す図である。
図2において、自車60には、図1の運転計画演算部1A、アアクチュエータ演算部2A、外界認識装置3およびアクチュエータ5が搭載されている。ここで、自車60は他車61に続いて左車線50を走行しているものとする。この時、外界認識装置3は、左車線50の幅や車線数、自車60に対する他車61などの相対位置を認識し、それらの情報を外界情報31として経路計画部11に出力する。経路計画部11は、外界情報31で示される状況から選択できる経路候補12として、そのまま左車線を走行する経路候補62および追い越し車線に車線変更して他車61を追い抜く経路候補63を生成し、指令値生成部13に出力する。指令値生成部13は、アクチュエータ5を動かすための指令値候補14を経路候補12ごとに生成し、指令値選択部15およびアクチュエータ性能予測モデル16に出力する。アクチュエータ性能予測モデル16は、アクチュエータ5や自車60の性能等に照らし合わせて車両挙動予測値17を指令値候補14ごとに生成し、評価部18に出力する。
評価部18は、車両挙動予測値17で与えられる車両予測挙動の実現性、安全性、環境影響(燃費等)および快適性などの運転指標に基づいて、車両挙動予測値17を評価する。例えば、アクチュエータ5にて経路候補12に対応する車両予測挙動を実現できるか否かに基づいて実現性を評価する。この時、経路候補12に対応する車両予測挙動を実現できない場合には減点とする。また、各経路候補12について、他車61や不図示の前方の他車、障害物等との衝突の有無に基づいて、車両予測挙動の安全性を評価する。この時、他車61や障害物等と衝突し得る場合に大きな減点とする。また、各経路候補12について、予想される燃料消費量などから車両予測挙動の環境影響を評価する。この時、燃料消費量が多いほど減点とする。また、各経路候補12について、目的地までの旅行時間や加速度の変動などから車両予測挙動の快適性を評価する。この時、旅行時間が長いほど減点とし、加速度の変動が大きいほど減点とする。そして、評価部18は、各々の車両挙動予測値17について総合的な優劣を数値化し、評価値19として指令値選択部15に出力する。指令値選択部15は、複数の指令値候補14の中から評価値19が最も優れている車両挙動予測値17に対応する指令値候補を最終的な指令値6として制御回路21に出力する。
図3(a)は、図2の各経路候補に対応した通常運転を実現するための時刻と指令値との関係を示す図、図3(b)は、車両の性能限界による制限がある時の時刻と指令値との関係を示す図である。
図3(a)において、経路候補62に対して指令値候補72が生成され、経路候補63に対して指令値候補73が生成されたものとする。この時、図3(b)に示すように、車両に性能限界41があるものとすると、指令値候補73は、実現可能な指令値候補74と実現不可能な指令値候補75とに分かれる。実現不可能な指令値候補75が指令値候補73に含まれると、アクチュエータ性能予測モデル16にて予測される車両挙動予測値17は、経路候補63を実現するための車両挙動予測値と乖離する。
この時、経路候補63に対応する車両予測挙動の評価値19は、経路候補63を実現できないとして減点されるか、あるいは、経路候補63から乖離した車両予測挙動が不安全であるとして大きく減点される。この結果、実現性または安全性の面で評価値19が著しく低くなり、経路候補63は非選択とされる。
次に、アクチュエータ演算部2Aにおける動作について説明する。
制御回路21は、運転計画演算部1Aから入力された指令値6に基づいて、アクチュエータ5を動かすために必要な内部アクチュエータ4B等の操作量を演算し、出力信号23Bを生成する。この演算に際しては、入出力回路22は、内部センサ4Aにて検出されたアクチュエータ5の状態を、制御回路21で扱われるデータ形式に変換し、入力信号23Aとして制御回路21に出力する。制御回路21は、入力信号23Aに基づいてフィードバック制御を行い、指令値6に基づいたアクチュエータ5の駆動を実現する。
次に、アクチュエータ5、内部センサ4A、内部アクチュエータ4Bまたはアクチュエータ演算部2Aのいずれかに故障7が発生した際の動作について説明する。
図1において、制御回路21および入出力回路22からは、アクチュエータ5、内部センサ4A、内部アクチュエータ4Bまたはアクチュエータ演算部2Aの状態を示す状態値27が故障診断回路24に入力される。故障診断回路24は状態値27を監視し、状態値27に異常がないか判定する。そして、アクチュエータ5、内部センサ4A、内部アクチュエータ4Bまたはアクチュエータ演算部2Aに故障7が発生すると、故障診断回路24は、状態値27に基づいて故障箇所を検知し、故障箇所情報25として経路計画部11、制御回路21および故障時性能判定部26に出力する。この時、故障診断回路24は、状態値27で示される駆動電流の異常や、入力信号23Aと出力信号23Bとの間の不整合などに基づいて故障箇所を判定することができる。
経路計画部11は、故障箇所情報25を受信すると、それまでの目的地へ到達するための経路計画を、安全な場所に停車するための経路計画に切り替える。そして、経路計画部11は、外界認識装置3からの外界情報31に基づいて、安全な場所に停車するため複数の経路候補12を生成する。
制御回路21は、故障箇所情報25を受信すると、故障せずに残存している機能を活かしつつ、その機能を可能な限り維持するための縮退運転に切り替える。例えば、アクチュエータ5がエンジンであり、故障箇所が燃料インジェクタまたは入出力回路22の燃料インジェクタ駆動部位であった場合は故障箇所に対応する気筒の燃焼を停止し、残りの気筒で燃焼バランスを保ちつつ運転を継続させることができる。この時、例えば、エンジンが4気筒であって、そのうち1つの気筒を担当する燃料インジェクタや駆動部位が故障したものとする。この時、残りの3つの気筒ではなく、2つの気筒のみを駆動するようにした方が動作が安定する場合は、2つの気筒のみを駆動することができる。また、例えば、アクチュエータ5が変速機であり、故障箇所が変速制御用の油圧ソレノイドまたは入出力回路22の油圧ソレノイド駆動部位であった場合は、変速段を1速または2速に固定して運転を継続させることができる。また、例えば、アクチュエータ5が車両駆動用の3相モータであり、故障箇所が3相モータの巻線または入出力回路22のインバータ回路部位であった場合は、故障した巻線を除く残りの2相のみで運転を継続させることができる。
また、故障時性能判定部26は、故障箇所情報25を受信すると、縮退運転で実現可能な故障時性能値8を判定し、アクチュエータ性能予測モデル16を変更する。縮退運転で実現可能な性能は一般に正常時の性能と比べて制限されるが、故障時性能値8は故障7の発生箇所によって異なる。この故障時性能値8は、故障発生時にテーブル26Aを参照することで決定することができる。故障時性能値8は、故障箇所の候補と、それに対応する故障時性能を設計または実測等で予め求めることができる。
例えば、テーブル26Aには、故障箇所がインジェクタ回路、故障時アクションが半気筒数で運転である場合、故障時性能は50%、故障箇所が変速用回路、故障時アクションが固定ギアのみで運転である場合、故障時性能は20%、故障箇所がインバータ回路、故障時アクションが2相のみで運転である場合、故障時性能は60%と登録することができる。
なお、この故障時性能を決定するにあたっては、設計開発時に一般に行われている故障モード原因解析(Failure Mode and Effect Analysis:以下、FMEAと言う)を行う際に合わせて実施するのが好適である。これは、FMEAは、各構成要素の故障モードそれぞれについて、その故障影響を解析するものであり、その解析対象として故障時性能を加えることで、個別に解析するよりも効率的に解析を行うことができるためである。
故障時性能値8に基づいてアクチュエータ性能予測モデル16が変更されると、アクチュエータ性能予測モデル16は、安全な場所に停車させるため複数の経路候補12に対する車両挙動予測値17を生成し、評価部18に出力する。この時、アクチュエータ性能予測モデル16におけるアクチュエータ5の性能値は通常時の性能値より制限された故障時性能値8に更新されている。このため、指令値候補14の値によっては、故障個所に残存している性能の限界を超えることがある。この場合、車両挙動予測値17も経路候補12から乖離し、実現性の面、もしくは経路候補12から乖離した予測挙動が不安全であることによる安全性の面で著しく評価値19が低くなる。この結果、故障個所に残存している性能の限界を超える指令値候補14は指令値選択部15にて選択されない。この時、指令値選択部15は、安全な場所に停車させるため複数の指令値候補14の中から評価値19が最も優れている指令値候補を最終的な指令値6として制御回路21に出力する。制御回路21は、指令値選択部15にて選択された指令値6に基づいて、アクチュエータ5を駆動制御することにより、車両を安全な場所に停車させるための縮退運転を実現する。なお、アクチュエータ演算部2の一部に故障7が発生した場合、アクチュエータ演算部2は、故障7が発生していない箇所を利用してアクチュエータ5の駆動を継続する。
図4は、図1の経路計画部で生成される異常発生時の経路候補を示す図である。
図4において、自車60が他車61に続いて左車線50を走行しているものとする。左車線50に沿って路肩67が設けられ、自車60の前方には待避所69があるものとする。この時、自車60に故障7が発生したものとする。自車60に故障7が発生すると、故障診断回路24から経路計画部11に故障箇所情報25が出力される。経路計画部11は、故障箇所情報25を受信すると、自車60の故障7の発生を認識し、それまでの通常時の経路演算を中止し、停車のための経路演算に切り替える。
また、外界認識装置3は、左車線50の幅や車線数、路肩67、待避所69、自車60に対する他車61などの相対位置を認識し、それらの情報を外界情報31として経路計画部11に出力する。経路計画部11は、外界情報31で示される状況から安全に停車するために選択できる経路候補12として、惰性で走行して路肩67に寄せて停車する経路65や、待避所66まで自走してから停車する経路66を生成し、指令値生成部13に出力する。
図5(a)は、図4の各経路候補に対応した縮退運転を実現するための時刻と指令値との関係を示す図である。
図5(a)において、経路候補65に対しては指令値候補85が生成され、経路候補66に対しては指令値候補86が生成されたものとする。この時、故障7に対応する縮退運転での性能低下が比較的軽微なもので、その時に最大限発揮できる性能が故障時性能41であるものとする。この場合、指令値候補85、86は故障時性能41による制限を受けず、指令値候補85、86に対応する車両挙動予測は両者とも実現可能と判定される。さらに、停止場所の安全性に基づいて指令値候補85、86についての車両挙動予測を評価すると、経路候補65に対応する車両挙動予測で実現される停車位置は他車の走行の邪魔になるのに対して、経路候補66に対応する車両挙動予測で実現される停車位置は他車の走行の邪魔にならない。このため、経路候補66に対応する車両挙動予測の方が経路候補65に対応する車両挙動予測と比べて停車後の安全性が高いと評価され、経路候補66に対応する指令値候補86が指令値6として選択され、制御回路21に出力される。
図5(b)は、車両の故障時性能による制限がある時の時刻と指令値との関係を示す図である。
図5(b)において、故障7に対応する縮退運転での性能低下が深刻なもので、その時に最大限発揮的できる性能が故障時性能42であるものとする。この場合、指令値候補86は故障時性能41による制限を受け、指令値候補86は実現可能な指令値候補87と実現不可能な指令値候補88とに分かれる。実現不可能な指令値候補88が指令値候補86に含まれると、アクチュエータ性能予測モデル16にて予測される車両挙動予測値17は、経路候補66を実現するための車両挙動予測値と乖離する。仮に、この指令値候補86を選択した場合、指令値候補86は故障時性能41による制限を受けるため、経路候補66を実現するための推進力が得られない。このため、図4に示すように、経路64を通って中途半端な位置68に停車し、停車後の安全性が低い。一方、経路候補65は、故障時性能41による制限を受けることなく実現可能であるため、停車後の安全性が相対的に高くなる。この結果、経路候補65に対応する車両予測挙動の評価値19は、経路候補66に対応する車両予測挙動の評価値19よりも高くなり、経路候補65についての指令値候補86が指令値6として選択され、制御回路21に出力される。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、アクチュエータ5等の故障時にパワートレイン系の内部に故障せずに残存している機能を活かして縮退運転を実現することができる。このため、アクチュエータ5等の故障時にアクチュエータ5間で補完が困難な場合においても、縮退運転を実現することができる。
また、故障時性能に基づいて予測された車両予測挙動を評価することにより、正常時と比べて故障発生時に発揮できる推進力が低下した場合においても、車両が停車するまでの経路について、故障箇所とその影響に応じて最適な経路を選択することができ、車両を安全な位置で停車させることができる。なお、先に挙げた故障箇所に対応する縮退運転の方法はあくまで一例であり、本発明の適用範囲を限定するものではない。
図6は、第2実施形態に係る運転制御装置の構成を示すブロック図である。
図6において、この運転制御装置には、図1の運転計画演算部1Aおよびアクチュエータ演算部2Aの代わりに、運転計画演算部1Bおよびアクチュエータ演算部2Bが設けられている。アクチュエータ演算部2Bからは故障時性能判定部26が除去され、運転計画演算部1Bには故障時性能判定部26が追加されている。すなわち、図6の運転制御装置では、故障時性能判定部26は、アクチュエータ演算部2Bではなく運転計画演算部1Bに存在する。その他の部位や各々の間の接続構成、通常時の動作および故障時の動作は、図1の運転制御装置と同一である。
一般的に、運転計画演算部1Bの方がアクチュエータ演算部2Bと比べて演算リソースが大きい。このため、故障時性能判定部26を運転計画演算部1Bに設けることにより、全体でのコストを低くすることが可能となる。
図7は、第3実施形態に係る運転制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図7の実施形態では、運転計画演算部1Aおよびアクチュエータ演算部2Aの演算機能を1つのプロセッサで実現する構成について示すが、運転計画演算部1Aの演算機能およびアクチュエータ演算部2Aの演算機能を別個のプロセッサ実現するようにしてもよい。
図7において、運転制御装置100には、プロセッサ101、通信制御デバイス102、通信インターフェース103、主記憶デバイス104および外部記憶デバイス105が設けられている。プロセッサ101、通信制御デバイス102、通信インターフェース103、主記憶デバイス104および外部記憶デバイス105は、内部バス106を介して相互に接続されている。主記憶デバイス104および外部記憶デバイス105は、プロセッサ101からアクセス可能である。
また、運転制御装置100の外部には、カメラ120、センサ130およびアクチュエータ140が設けられている。カメラ120、センサ130およびアクチュエータ140は、入出力インターフェース107を介して内部バス106に接続されている。
プロセッサ101は、運転制御装置100全体の動作制御を司るハードウェアである。主記憶デバイス104は、例えば、SRAMまたはDRAMなどの半導体メモリから構成することができる。主記憶デバイス104には、プロセッサ101が実行中のプログラムを格納したり、プロセッサ101がプログラムを実行するためのワークエリアを設けることができる。
外部記憶デバイス105は、大容量の記憶容量を有する記憶デバイスであり、例えば、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)である。外部記憶デバイス105は、各種プログラムの実行ファイルを保持することができる。外部記憶デバイス105には、運転制御プログラム105Aを格納することができる。プロセッサ101が運転制御プログラム105Aを主記憶デバイス104に読み出し、運転制御プログラム105Aを実行することにより、図1の運転計画演算部1Aおよびアクチュエータ演算部2Aの各機能を実現することができる。
通信制御デバイス102は、外部との通信を制御する機能を有するハードウェアである。通信制御デバイス102は、通信インターフェース103を介してネットワーク109に接続される。ネットワーク109は、例えば、CAN(Control Area Netwaork)やFlexRay、LIN(Local Interconnect Network)、Ethernet(登録商標)等の車載ネットワークである。
1…運転計画演算部、2…アクチュエータ演算部、3…外界認識装置、4A…内部センサ、4B…内部アクチュエータ、5…アクチュエータ、11…経路計画部、13…指令値生成部、15…指令値選択部、16…アクチュエータ性能予測モデル、18…評価部、21…制御回路、22…入出力回路、24…故障診断回路、26…故障時性能判定部

Claims (15)

  1. 通常状態より低下した所定状態の性能に基づいて、車両の挙動を予測する予測モデルと、
    前記車両の運転指標に基づいて、前記車両の予測挙動を評価する評価部と、
    前記評価部による評価結果に基づいて、前記車両の運転制御に用いられる指令値を選択する選択部とを備える運転制御装置。
  2. 前記所定状態の性能は、故障に起因して低下した故障時性能である請求項1に記載の運転制御装置。
  3. 前記故障時性能は、前記故障時の性能の残存率に応じた推進力を継続して発揮させることが可能である請求項2に記載の運転制御装置。
  4. 前記推進力を発揮させる部位の故障時の故障個所に対応する前記故障時性能を判定する判定部を備える請求項3に記載の運転制御装置。
  5. 前記判定部は、前記故障箇所と故障時性能値との対応関係が登録されたテーブルを備える請求項4に記載の運転制御装置。
  6. 前記選択部は、前記故障時性能を超えないように前記指令値を選択する請求項2に記載の運転制御装置。
  7. アクチュエータを駆動制御する第1演算部と、
    運転経路計画に基づいて前記第1演算部に指令値を出力する第2演算部とを備え、
    前記予測モデル、前記評価部および前記選択部は前記第2演算部に搭載され、
    前記判定部は前記第1演算部に搭載されている請求項4に記載の運転制御装置。
  8. 前記第1演算部は、前記第1演算部の一部の故障時に故障していない部位を利用して前記アクチュエータの駆動を継続する請求項7に記載の運転制御装置。
  9. アクチュエータを駆動制御する第1演算部と、
    運転経路計画に基づいて前記第1演算部に指令値を出力する第2演算部とを備え、
    前記予測モデル、前記評価部、前記選択部および前記判定部は前記第2演算部に搭載されている請求項4に記載の運転制御装置。
  10. 前記運転指標は、前記指令値に基づく運転の実現性、安全性、効率性、環境性および快適性のうちの少なくとも一つを含む請求項1に記載の運転制御装置。
  11. 前記車両から認識可能な外界情報に基づいて、前記車両の複数の経路候補を生成する計画部と、
    前記経路候補に対応した運転を実現するための指令値を前記経路候補ごとに生成する生成部とを備え、
    前記予測モデルは、前記故障時性能に基づいて前記指令値に対する挙動予測値を生成し、
    前記評価部は、前記車両の運転指標に基づいて前記挙動予測値に対する評価値を生成し、
    前記選択部は、前記評価値に基づいて前指令値を選択する請求項4に記載の運転制御装置。
  12. 前記車両の故障を診断する診断回路と、
    前記指令値に基づいてアクチュエータを制御する制御回路とを備え、
    前記診断回路にて前記故障が発生してないと判断された場合、
    前記計画部は、通常運転を実現するための経路候補を生成し、
    前記予測モデルは、前記車両の限界性能に基づいて前記指令値に対する挙動予測値を生成し、
    前記診断回路にて前記故障が発生したと判断された場合、
    前記計画部は、縮退運転を実現するための経路候補を生成し、
    前記予測モデルは、前記故障時性能に基づいて前記指令値に対する挙動予測値を生成する請求項4に記載の運転制御装置。
  13. 前記アクチュエータはN(Nは2以上の整数)気筒のエンジンであり、前記故障箇所がM(Mは1以上N未満の整数)個の気筒を担当する燃料インジェクタまたは駆動部位である場合、K(Kは1以上N−M以下の整数)個の気筒のみを駆動して運転を継続させる請求項11に記載の運転制御装置。
  14. 前記アクチュエータは変速機であり、前記故障箇所が変速制御用の油圧ソレノイドまたは油圧ソレノイド駆動部位である場合、変速段を1速または2速に固定して運転を継続させる請求項11に記載の運転制御装置。
  15. 前記アクチュエータは車両駆動用のN(Nは2以上の整数)相モータであり、前記故障箇所が前記N相モータのM(Mは1以上N未満の整数)相分の巻線またはインバータ回路部位である場合、故障したM相分の巻線を除く残りのN−M相のみで運転を継続させる請求項11に記載の運転制御装置。

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