JP2019131524A - 化粧料及び皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、ジブチルヒドロキシトルエン及びビタミンEは、酸化防止の目的で化粧料や皮膚外用剤等の製品に配合され得る成分である。また、化粧料や皮膚外用剤等に用いる原料においても酸化防止の目的で、いわゆるキャリーオーバー成分として配合されており、開発者が意図しないにも関わらず、製品中に同時に含有される場合も多い。
また、特許文献2には、特定の植物エキスの保存安定化剤として、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロールおよびその誘導体などの成分を配合したことを特徴とする化粧料が開示されている。
また、特許文献3にはトリテルペン酸、その誘導体及び/又はそれらの塩に加えて、抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエン、ビタミンEなどを含有する皮膚外用剤が開示されている。
通常であれば、他成分の劣化を、ビタミンE、あるいは、ジブチルヒドロキシトルエンが、その抗酸化作用によって抑えることができると考えられる。しかしながら、実際には、これらを混合した組成物で変色が発生した。
化粧料や皮膚外用剤等の製品において、変色は製品の外観上、好ましくなく、また変色が発生する製品の場合、有効成分の劣化等も懸念される。
そこで、本発明では、ジブチルヒドロキシトルエン及びビタミンEを含む組成物の変色を抑制することを主な目的とする。
(a)ジブチルヒドロキシトルエン
(b)ビタミンE
(c)ナイアシンアミド
を含有する組成物である。
(a)ジブチルヒドロキシトルエン
(b)ビタミンE
前記組成物の40質量%以上が水性成分であってもよく、
前記成分(c)の含有質量に対する、成分(a)と成分(b)との合計含有質量の割合[(a)+(b)]/(c)が、0.1〜1000であってもよい。
また、これらの成分が相互に安定化することにより、各成分の有用性が長期にわたり発揮される優れた製品を提供することが可能となる。
また、本技術は、成分(c)を使用することにより、成分(a)及び成分(b)に起因する変色を抑制することができ、またこれら成分(a)及び成分(b)を含む組成物の変色を抑制することができる。
すなわち、本技術は、前記成分(a)、前記成分(b)、及び前記成分(c)を含み、前記成分(a)及び前記成分(b)による変色を抑制する組成物を提供することができる。
通常、化粧料又は皮膚外用剤は製造後に梱包され一定期間保管されることが多く、その間に様々な温度変化や光にさらされても経時的に安定であることが求められる。とくに外観は化粧料や皮膚外用剤にとって重要な品質であることから、使用者が開封したときや使用期間中に製品の経時的な変色を抑制できることが重要となる。
本技術において、前記成分(a)及び成分(b)による経時的な変色を常温において長期間抑制できることは、製品開発にとって有利な点である。
前記成分(a)は、市販品を使用すればよく、分離精製品又は合成品を使用することが好ましい。
一般的に、合成ビタミンEは、素材原料を化学合成にて製造されたもの(例えば、dl−α−トコフェロール等)である。
このうち、α―トコフェロール、β―トコフェロール、γ―トコフェロール及びδ―トコフェロールから選ばれる混合物である点で、天然トコフェロールが好ましい。また、混合物であれば、合成トコフェロールでもよい。
本発明の組成物のpH(20℃)は、好ましくは3.0〜9.0であり、より好ましくは4.0〜8.0である。当該pHに調整することで、前記成分(c)及び成分(d)が、前記成分(a)及び成分(b)による変色を抑制し易い点で、好適である。
また、本発明の組成物は、例えば、医薬部外品、医薬品等の皮膚外用剤、化粧料、美白剤、デオドラント剤、洗剤等が挙られるが、成分(b)及び成分(c)の薬剤的な有用性である、美白効果やエモリエント効果等を期待するような、肌に使用する化粧料及び皮膚外用剤が好適である。
ジブチルヒドロキシトルエンとして、市販品(東京化成工業社製)の2,6-Di-tert-butyl-p-cresolを購入し、使用した。
ビタミンEとして、市販品(タマ生化学社製)の天然由来ビタミンE(植物由来)を購入し、使用した。当該市販品は、植物由来のビタミンEであり、少なくともα―トコフェロール、γ―トコフェロール及びδ―トコフェロールを含んでいる。
ナイアシンアミドとして、市販品(和光純薬工業社製)のニコチンアミドを購入し、使用した。
グリチルリチン酸ジカリウムとして、市販品(東京化成工業社製)のグリチルリチン酸二カリウムを購入し、使用した。
50℃用及び5℃用の試料を入れるガラス瓶を準備した。試料をそれぞれのガラス瓶に分注し、ガラス瓶内の空気を置換せずにそのままの状態で、蓋をした。試料入りガラス瓶を、それぞれ50℃及び5℃の恒温器に入れて、一定期間静置した。
一定期間静置した各試料を測定用ガラスセルに移し、日本電色色差計SE−2000を用いてL*,a*,b*値を測色し、測色値から、Δb=b*(50℃)−b*(5℃)を算出した。
表1に示す各成分を混合して、試験例1〜3の試料を作製した。この試験例1〜3の試料を、上記色差測定方法にて測定を行い、5日間静置した後の5℃保管品と50℃保管品との色差Δbを求めた。外観の色は目視にて評価した。
表2に示す各成分を混合して、試験例5〜8の試料を作製した。この試験例5〜8の試料を、上記色差測定方法にて測定を行い、13日間静置した後の5℃保管品と50℃保管品との色差Δbを求めた。外観の色は目視にて評価した。
そこで、ジブチルヒドロキシトルエン及びビタミンEの含有量を気にすることなく、これらを含む組成物の変色を抑制できる成分の探索が必要となった。本発明者らは、表3に示すように、変色を抑制する成分のスクリーニングを実施し、その結果、ナイアシンアミドが優れた変色抑制効果を示すことを見出した。
表3に示す組成の化粧水を、下記の製造方法にて調製し、その経時的変色を、数日間静置した後の5℃保管品と50℃保管品の色差Δbを用いて評価した(上記<色差測定方法>参照)。その結果を合わせて表3に示す。
1.成分(1)及び成分(5)〜(7)をあわせて均一に混合する
2.成分(2)〜(4)、(8)を均一に混合する。
3.1を撹拌しながら2を徐々に添加し、添加終了後5分間まで撹拌して、化粧水を得た。
(成分) (%)
1.グリセリン 5.0
2.1,3−ブチレングリコール 5.0
3.乳酸 0.05
4.乳酸ナトリウム 0.1
5.ナイアシンアミド(注1) 2.0
6.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.2
7.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
8.エタノール 8.0
9.ジブチルヒドロキシトルエン 0.01
10.合成ビタミンE(注2) 0.01
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
12.香料 0.1
13.精製水 残量
(注1)和光純薬工業社製
(注2)DL-α-Tocopherol(東京化成工業社製)
A.下記成分(6)〜(12)を混合溶解する。
B.下記成分(1)〜(5)と(13)を混合溶解する。
C.前記BにAを加え混合し、化粧水を得た。
実施例3の化粧水は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジブチルヒドロキシトルエン 0.0001
2.水素添加大豆リン脂質 2.0
3.コレステロール 0.8
4.イソステアリン酸 3.0
5.天然ビタミンE(注3) 0.1
6.テトラ−2エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 1.0
7.グリセリン 8.0
8.ジプロピレングリコール 8.0
9.精製水 残量
10.ナイアシンアミド 5.0
11.グリコシルトレハロース 5.0
12.ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
13.エタノール 5.0
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
15.香料 0.2
(注3)イーミックス70L(エーザイフード・ケミカル社製)
A:成分(1)〜(6)を70℃に加熱溶解する。
B:成分(7)〜(9)を70℃に加熱溶解後、前記Aに添加し乳化する。
C:前記Bを室温まで冷却する。
D:前記Cをマイクロフルイダイザーにて高圧処理(処理圧200MPa)する。
E:前記Dに成分(10)〜(15)を均一に混合して水中油乳化型化粧水を得た。
実施例4の化粧水は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジプロピレングリコール 5.0
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10−30)
クロスポリマー(注4) 0.2
4.キサンタンガム 0.2
5.精製水 残量
6.水酸化ナトリウム2%水溶液 2.0
7.ナイアシンアミド 0.5
8.ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
9.加水分解エラスチン 0.01
10.加水分解コラーゲン 0.1
11.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
12.イソステアリン酸 0.2
13.ジブチルヒドロキシトルエン 0.001
14.天然ビタミンE(注3) 0.01
15.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
16.エタノール 2.0
17.香料 0.02
(注4)CARBOPOL1382(LUBRIZOL ADVANCED MATERIALS社製)
A.下記成分(1)〜(10)を混合溶解する。
B.下記成分(11)〜(17)を混合溶解する。
C.前記AにBを加え混合し、美容液を得た。
実施例5の美容液は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジブチルヒドロキシトルエン 0.00001
2.セラミド3 0.1
3.トリエチルヘキサン酸グリセリル 3.0
4.セスキオレイン酸ソルビタン 1.5
5.ジメチルポリシロキサン(注5) 2.0
6.dl−α−トコフェロール(注6) 0.002
7.グリセリン 3.0
8.1,3−ブチレングリコール 5.0
9.1,2−ペンタンジオール 2.0
10.キサンタンガム 0.05
11.精製水 残量
12.リン酸 0.1
13.リン酸一水素ナトリウム 0.1
14.ナイアシンアミド 0.001
15.カルボキシメチルセルロース 2.0
16.キサンタンガム 0.1
17.ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
18.エデト酸2ナトリウム 0.02
19.香料 0.5
(注5)KF−96−10CS(信越化学工業社製)
(注6)DSMニュートリションジャパン株式会社製
A:成分(1)〜(6)を70℃にて加熱溶解する。
B:成分(7)〜(19)を70℃にて加熱後、前記Aを添加して乳化し室温まで冷却して、水中油型美容液を得た。
実施例6の美容液は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.1,3−ブチレングリコール 5.0
2.ジプロピレングリコール 5.0
3.精製水 残量
4.ナイアシンアミド 0.5
5.水酸化ナトリウム2%水溶液 0.2
6.N−ミリストイル−L−グルタミン酸 0.2
7.ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 0.2
8.マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 1.0
9.トリ(カプリル酸/カプリル酸)グリセリル 0.2
10.ジブチルヒドロキシトルエン 0.001
11.天然ビタミンE(注3) 0.001
12.N−ステアロイルフィトスフィンゴシン 0.1
13.酢酸トコフェロール 0.01
14.ステアリルアルコール 0.5
15.コメ胚芽油 0.01
16.1,2−ペンタンジオール 0.1
17.カルボキシビニルポリマー(注7) 0.15
18.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー(注8) 2.0
19.エタノール 5.0
20.香料 0.1
(注7)CARBOPOL941(LUBRIZOL ADVANCED MATERIALS社製)
(注8)SIMULGEL EG(SEPIC社製)
A.成分(1)〜(5)を70℃で均一に溶解混合する。
B.成分(6)〜(15)を80℃で均一に溶解混合する。
C.前記AにBを添加し70℃で乳化する。
D.前記Cに成分(16)〜(20)を添加混合した後、40℃まで冷却して水中油型乳液を得た。
実施例7の乳液は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
2.α−リノレン酸(注9) 0.4
3.水素添加大豆リン脂質 1.2
4.δ―トコフェロール(注10) 0.003
5.α―トコフェロール(注11) 0.002
6.1,3−ブチレングリコール 16.0
7.イソノナン酸イソトリデシル 1.0
8.トリエチルヘキサノイン 1.0
9.精製水 残量
10.クエン酸 0.1
11.クエン酸ナトリウム 0.1
12.水酸化ナトリウム 適量
13.ナイアシンアミド 5.0
14.ヒドロキシプロリン 0.01
15.フェノキシエタノール 0.5
16.エタノール 8
17.カルボキシビニルポリマー(注7) 0.2
18.キサンタンガム 0.2
(注9)和光純薬社製
(注10)シグマ・アルドリッチ社製
(注11)シグマ・アルドリッチ社製
A:成分(1)〜(8)を70℃にて加熱溶解する。
B:成分(9)〜(15)を70℃にて加熱後、前記Aに添加し乳化する。
C:前記Bを室温まで冷却後、成分(16)〜(18)を添加し、水中油型乳液を得た。
実施例8の乳液は変色が少なく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジブチルヒドロキシトルエン 0.0007
2.ドコサヘキサエン酸(DHA)(注12) 1.0
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 2.0
4.ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸(注13) 0.3
5.ジカプリン酸プロピレングリコール 1.7
6.スクワラン 3.5
7.セトステアリルアルコール 3.0
8.ワセリン 2.0
9.ホホバ油 1.0
10.合成ビタミンE(注2) 0.002
11.1,3−ブチレングリコール 2.0
12.グリセリン 10.0
13.カルボキシビニルポリマー(注14) 0.3
14.カラギーナン 0.1
15.水酸化ナトリウム 適量
16.精製水 残量
17.ナイアシンアミド 1.0
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
19.エタノール 7.0
20.香料 0.2
(注12)和光純薬社製
(注13)NIKKOL−DDP10(日光ケミカルズ社製)
(注14)ハイビスワコー105(和光純薬工業社製)
A:成分(1)〜(10)を70℃にて加熱溶解する。
B:成分(11)〜(17)を70℃にて加熱後、前記Aを添加し乳化する。
C:前記Bを室温まで冷却し、(18)〜(20)を添加混合して水中油型クリームを得た。
実施例9のクリームは変色が少なく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.セトステアリルアルコール 1.0
2.流動パラフィン 3.0
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 2.0
4.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0
5.ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸(注15) 0.1
6.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体溶液(注16) 1.0
7.パラメトキシケイ皮酸オクチル 5.0
8.天然ビタミンE(注3) 0.001
9.ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
10.ミリスチン酸(3%)メチルハイドロジェンポリシロキサン
(15%)処理酸化亜鉛(粒子径20nm) 5.0
11.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
12.(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー混合物
(固形分15%)(注17) 5.0
13.ステアロイルメチルタウリンナトリウム 2.0
14.(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン
ナトリウム)コポリマー(注18) 4.0
15.1,3−ブチレングリコール 8.0
16.ポリエチレングリコール(注19) 5.0
17.精製水 残量
18.ナイアシンアミド(注1) 0.4
(注15)NIKKOL−DDP6(日光ケミカルズ社製)
(注16)KP−545L(信越化学工業社製)
(注17)KSG−18(信越化学工業社製)
(注18)SIMULGEL EG1(本質分37.5% SEPPIC社製)
(注19)PEG400(三洋化成工業社製)
A.成分(10)〜(12)を三本ロールにて分散処理する。
B.前記Aと、成分(1)〜(9)を70℃に加温する。
C.成分(13)〜(18)を70℃に加温する。
D.前記CにBを加え、乳化する。
E.前記Dを室温まで冷却して冷却してクリーム状水中油乳化型乳日焼け止め料を得た。
実施例10の日焼け止め料は変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.ジプロピレングリコール 10.0
2.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.スクワラン 0.5
5.ジブチルヒドロキシトルエン 0.001
6.天然ビタミンE(注3) 0.01
7.グリセリン 10.0
8.精製水 残量
9.温泉水 1.0
10.水酸化ナトリウム 適量
11.ナイアシンアミド(注1) 7.0
12.カルボキシビニルポリマー(注7) 0.1
13.キサンタンガム 0.05
14.香料 0.2
A:成分(1)〜(6)を70℃に加熱溶解する。
B:成分(7)〜(11)を70℃に加熱溶解後、前記Aに添加し乳化する。
C:前記Bを室温まで冷却し(12)〜(14)を加えて混合し、水中油型乳液を得た。
D:前記Cを不織布(材質:セルロース)にしみこませ、含浸マスクを得た。
実施例11の含浸マスクは変色がなく経時安定性が良好であった。
(成分) (%)
1.グリセリン 5.0
2.1,3−ブチレングリコール 5.0
3.乳酸 0.05
4.乳酸ナトリウム 0.1
5.ナイアシンアミド (注1) 0.1
6.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.2
7.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.5
8.エタノール 8.0
9.ジブチルヒドロキシトルエン 0.001
10.合成ビタミンE(注2) 0.001
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
12.香料 0.1
13.精製水 残量
A.下記成分(6)〜(12)を混合溶解する。
B.下記成分(1)〜(5)と(13)を混合溶解する。
C.前記BにAを加え混合し、化粧水を得た。
実施例12の化粧水は変色がなく経時安定性が良好であった。
Claims (6)
- 次の成分(a)〜(c);
(a)ジブチルヒドロキシトルエン
(b)ビタミンE
(c)ナイアシンアミド
を含有する組成物。 - さらに成分(d)グリチルリチン酸ジカリウムを含有する請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物の40質量%以上が水性成分である請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記成分(c)の含有質量に対する、成分(a)と成分(b)との合計含有質量の割合[(a)+(b)]/(c)が、0.1〜12000である請求項1〜3の何れか1項に記載の組成物。
- 前記組成物が、化粧料又は皮膚外用剤である請求項1〜4の何れか1項に記載の組成物。
- ナイアシンアミドを使用する、次の成分(a)及び成分(b)を含有する組成物の変色を抑制する方法。
(a)ジブチルヒドロキシトルエン
(b)ビタミンE
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022103138A (ja) * | 2020-12-25 | 2022-07-07 | ちふれホールディングス株式会社 | 水中油型乳化化粧料 |
JP7159435B2 (ja) | 2020-12-25 | 2022-10-24 | ちふれホールディングス株式会社 | 水中油型乳化化粧料 |
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