JP2019115216A - 鉄道車両の駆動システム - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化を抑制し、走行中の騒音を低減することができる鉄道車両の駆動システムを提供する。【解決手段】鉄道車両の駆動システムは、エンジン1と、エンジンによって駆動される発電機2と、鉄道車両の車輪を駆動する駆動装置4と、駆動装置に動力を供給する電動機5と、蓄電装置6と、直流電力と交流電力とを変換し、直流電力側が蓄電装置に接続されたコンバータインバータ兼用装置30と、コンバータインバータ兼用装置の交流電力側に接続されて、コンバータインバータ兼用装置と発電機または電動機との接続を切り替えるスイッチ20と、鉄道車両の走行状態に基づいて、スイッチにおける接続を制御する制御部10と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、鉄道車両の駆動システムに関する。
非電化区間を走行可能な気動車または機関車の技術として、例えば電気式ディーゼル動車が知られている。電気式ディーゼル動車は、従来の液体式ディーゼル動車に代わる省エネルギー技術であって、エンジン発電機で発電した電力を整流器またはコンバータで整流し、インバータでモータを回して動力を得る。また、電気式ディーゼル動車の直流部に蓄電装置を追加したディーゼル蓄電ハイブリッド車が知られている(例えば特許文献1)。
ディーゼルを用いる鉄道車両においては、エンジン動作音が周囲への騒音となる。そのため、低騒音化するためのエンジンの運転技術が知られている。例えば特許文献2は、複数の車両のエンジンの起動、停止、回転数または出力を調整することで、駅ホームにおける騒音の低減を図る技術について記載する。
ここで、特許文献1に記載されたディーゼル蓄電ハイブリッド車は、例えばコンバータ装置、インバータ装置等に加えて蓄電装置を備えるため、システム全体が大型化するおそれがある。また、特許文献1に記載されたディーゼル蓄電ハイブリッド車は、エンジン動作音による騒音を低減するものではない。
特許文献2に記載されたディーゼル蓄電ハイブリッド車は、例えばコンバータ装置、インバータ装置、蓄電装置等を複数の車両に備えるため、システム全体がさらに大型化するおそれがある。また、特許文献2に記載されたディーゼル蓄電ハイブリッド車では、騒音が低減されるのは駅ホームに限られる。
前記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、大型化を抑制し、走行中の騒音を低減することができる鉄道車両の駆動システム(例えば、ディーゼル蓄電ハイブリッドシステム)を提供することにある。
前記課題を解決するため、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、エンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機と、鉄道車両の車輪を駆動する駆動装置と、前記駆動装置に動力を供給する電動機と、蓄電装置と、直流電力と交流電力とを変換し、直流電力側が前記蓄電装置に接続されたコンバータインバータ兼用装置と、前記コンバータインバータ兼用装置の交流電力側に接続されて、前記コンバータインバータ兼用装置と前記発電機または前記電動機との接続を切り替えるスイッチと、前記鉄道車両の走行状態に基づいて、前記スイッチにおける前記接続を制御する制御部と、を備える。
また、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムにおいて、前記制御部は、前記鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、前記スイッチが前記コンバータインバータ兼用装置と前記電動機との接続を、前記コンバータインバータ兼用装置と前記発電機との接続に切り替えるように制御することが好ましい。
また、前記課題を解決するため、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、エンジンと、鉄道車両の車輪を駆動する駆動装置と、前記エンジンによって駆動される発電機、または、前記駆動装置に動力を供給する電動機として動作する、発電機電動機兼用装置と、蓄電装置と、直流電力と交流電力とを変換し、直流電力側が前記蓄電装置に接続され、交流電力側が前記発電機電動機兼用装置に接続されたコンバータインバータ兼用装置と、前記発電機電動機兼用装置と前記エンジンまたは前記駆動装置との接続を切り替えるクラッチと、前記鉄道車両の走行状態に基づいて、前記クラッチにおける前記接続を制御する制御部と、を備える。
また、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムにおいて、前記制御部は、前記鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、前記クラッチが前記発電機電動機兼用装置と前記駆動装置との接続を、前記発電機電動機兼用装置と前記エンジンとの接続に切り替えるように制御することが好ましい。
本実施形態によれば、大型化を抑制し、走行中の騒音を低減することができる鉄道車両の駆動システムを提供することができる。
[第1実施形態]
(全体構成)
図1は、第1実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの構成図である。本実施形態において、鉄道車両の駆動システムは、鉄道車両(列車)に搭載されて、鉄道車両の車輪3を駆動する。本実施形態において、鉄道車両の駆動システムは、エンジン1と、発電機2と、駆動装置4と、電動機5と、スイッチ20と、コンバータインバータ兼用装置30と、蓄電装置6と、制御部10と、を備える。
(全体構成)
図1は、第1実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの構成図である。本実施形態において、鉄道車両の駆動システムは、鉄道車両(列車)に搭載されて、鉄道車両の車輪3を駆動する。本実施形態において、鉄道車両の駆動システムは、エンジン1と、発電機2と、駆動装置4と、電動機5と、スイッチ20と、コンバータインバータ兼用装置30と、蓄電装置6と、制御部10と、を備える。
本実施形態において、鉄道車両の車輪3は駆動装置4によって駆動される。また、本実施形態において、蓄電装置6は、コンバータインバータ兼用装置30だけでなく、補助電源装置7にも電力を供給する。補助電源装置7は例えばインバータである。補助電源装置7は負荷8(補機負荷)の電源として機能する。負荷8は、例えば鉄道車両の空調および照明等を含む。別の実施形態として、鉄道車両の駆動システムは車輪3を含んでよい。また、別の実施形態として、鉄道車両の駆動システムは補助電源装置7および負荷8を含んでよい。
エンジン1は燃料を燃焼させて回転力を得る内燃機関である。本実施形態において、エンジン1はディーゼルエンジンであるが、特に限定されるものではない。
発電機2はエンジン1によって駆動される。本実施形態において、発電機2は、エンジン1と同じ回転軸で接続されて三相交流電圧を発生する。スイッチ20によって発電機2とコンバータインバータ兼用装置30とが接続されている場合に、発電機2が発生させた三相交流電圧は、コンバータインバータ兼用装置30に出力される。
駆動装置4は鉄道車両の車輪3を駆動する。本実施形態において、駆動装置4には、車輪3の車軸および電動機5の回転軸が接続される。駆動装置4は回転数とトルクとを変換する歯車装置である。
電動機5は回転軸によって接続された駆動装置4に動力を供給する。本実施形態において、電動機5は、三相交流モータである。電動機5は、スイッチ20を介して、コンバータインバータ兼用装置30から出力される三相交流電圧で駆動される。
スイッチ20は、コンバータインバータ兼用装置30の交流電力側に接続されて、コンバータインバータ兼用装置30と発電機2または電動機5との接続を切り替える。つまり、スイッチ20は、コンバータインバータ兼用装置30と発電機2とが接続された状態と、コンバータインバータ兼用装置30と電動機5とが接続された状態と、を切り替える。スイッチ20の構成については後述する。
コンバータインバータ兼用装置30は直流電力と交流電力とを変換する電力変換装置である。コンバータインバータ兼用装置30は直流電力側が蓄電装置6に接続される。また、上記のように、コンバータインバータ兼用装置30は交流電力側がスイッチ20に接続される。
コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって発電機2と接続されるとき、発電機2が発電した交流電力を直流電力に変換する。コンバータインバータ兼用装置30は、変換した直流電力を蓄電装置6に出力する。
コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって電動機5と接続されるとき、蓄電装置6から受け取った直流電力を交流電力に変換する。コンバータインバータ兼用装置30は、変換した交流電力を電動機5に出力する。コンバータインバータ兼用装置30の構成については後述する。
蓄電装置6は鉄道車両の走行用および補機負荷用の電力を貯蔵する。本実施形態において、蓄電装置6は二次電池である。蓄電装置6はコンバータインバータ兼用装置30と並列に接続される。
制御部10は鉄道車両の走行状態に基づいて、スイッチ20における接続を制御する。つまり、制御部10はスイッチ20に出力する制御信号によって、コンバータインバータ兼用装置30と発電機2または電動機5との接続の切り替えを制御する。制御部10は、例えば時刻情報、鉄道車両の運行情報、鉄道車両の走行速度および乗客の有無を示す情報の少なくとも一部を取得する。そして、制御部10は、これらの情報から鉄道車両の走行状態を判定する。
(スイッチ)
図2はスイッチ20の構成図である。本実施形態において、スイッチ20はu相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23を備える。u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23は、コンバータインバータ兼用装置30側を共通端子、発電機2側を常閉端子、電動機5側を常開端子とするC接点のスイッチである。u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23は、制御部10からの制御信号に応じて、連動して切り替わる。つまり、u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23の全てが、発電機2側に接続されるか、または、電動機5側に接続される。本実施形態において、スイッチ20はC接点のスイッチであるが、その他の種類のスイッチであってよい。
図2はスイッチ20の構成図である。本実施形態において、スイッチ20はu相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23を備える。u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23は、コンバータインバータ兼用装置30側を共通端子、発電機2側を常閉端子、電動機5側を常開端子とするC接点のスイッチである。u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23は、制御部10からの制御信号に応じて、連動して切り替わる。つまり、u相スイッチ21、v相スイッチ22およびw相スイッチ23の全てが、発電機2側に接続されるか、または、電動機5側に接続される。本実施形態において、スイッチ20はC接点のスイッチであるが、その他の種類のスイッチであってよい。
(コンバータインバータ兼用装置)
図3はコンバータインバータ兼用装置30の構成図である。本実施形態において、コンバータインバータ兼用装置30は直流電力と三相交流電力とを変換する。コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチング素子31、スイッチング素子32、スイッチング素子33、スイッチング素子34、スイッチング素子35およびスイッチング素子36を備える。スイッチング素子31とスイッチング素子34とは直列接続されてu相アームを構成する。スイッチング素子32とスイッチング素子35とは直列接続されてv相アームを構成する。スイッチング素子33とスイッチング素子36とは直列接続されてw相アームを構成する。上記のように、コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって発電機2と接続されるとき、発電機2が発電した三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとして機能する。また、コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって電動機5と接続されるとき、蓄電装置6から受け取った直流電力を三相交流電力に変換するインバータとして機能する。ここで、スイッチング素子31、スイッチング素子32、スイッチング素子33、スイッチング素子34、スイッチング素子35およびスイッチング素子36のそれぞれは、制御部10からの制御信号に従ってオンまたはオフの状態となる。
図3はコンバータインバータ兼用装置30の構成図である。本実施形態において、コンバータインバータ兼用装置30は直流電力と三相交流電力とを変換する。コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチング素子31、スイッチング素子32、スイッチング素子33、スイッチング素子34、スイッチング素子35およびスイッチング素子36を備える。スイッチング素子31とスイッチング素子34とは直列接続されてu相アームを構成する。スイッチング素子32とスイッチング素子35とは直列接続されてv相アームを構成する。スイッチング素子33とスイッチング素子36とは直列接続されてw相アームを構成する。上記のように、コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって発電機2と接続されるとき、発電機2が発電した三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとして機能する。また、コンバータインバータ兼用装置30は、スイッチ20によって電動機5と接続されるとき、蓄電装置6から受け取った直流電力を三相交流電力に変換するインバータとして機能する。ここで、スイッチング素子31、スイッチング素子32、スイッチング素子33、スイッチング素子34、スイッチング素子35およびスイッチング素子36のそれぞれは、制御部10からの制御信号に従ってオンまたはオフの状態となる。
(比較例)
ここで、図5は、比較例の鉄道車両の駆動システムの構成図である。比較例の鉄道車両の駆動システムと対比しながら、以下に、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの効果が説明される。
ここで、図5は、比較例の鉄道車両の駆動システムの構成図である。比較例の鉄道車両の駆動システムと対比しながら、以下に、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの効果が説明される。
比較例の鉄道車両の駆動システムは、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムのスイッチ20およびコンバータインバータ兼用装置30に代えて、コンバータ装置51およびインバータ装置52を備える。その他の要素については図1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
比較例の鉄道車両の駆動システムにおいて、コンバータ装置51は発電機2が発電した三相交流電力を直流電力に変換する装置である。また、インバータ装置52は蓄電装置6から受け取った直流電力を三相交流電力に変換する装置である。ここで、コンバータ装置51およびインバータ装置52は、それぞれ例えば6つのスイッチング素子を備える(図3参照)。比較例の鉄道車両の駆動システムは、コンバータ装置51およびインバータ装置52を備えるため、小型化が困難である。
一方、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、コンバータおよびインバータの両方として機能する1つのコンバータインバータ兼用装置30を備える。また、図2に示すように、スイッチ20は小型のC接点のスイッチで構成される。したがって、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、比較例の駆動システムよりも小型化が可能である。
また、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、制御部10が鉄道車両の走行状態に基づいて、スイッチ20における接続を制御することによって、走行中の騒音を低減することができる。本実施形態において、制御部10は、例えば鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、スイッチ20がコンバータインバータ兼用装置30と電動機5との接続を、コンバータインバータ兼用装置30と発電機2との接続に切り替えるように制御する。つまり、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中である場合に、エンジン1を動作させて蓄電装置6への蓄電(充電)を実行する。そして、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、鉄道車両の走行中には、エンジン1を停止させて蓄電装置6からの電力によって電動機5を回転させる。つまり、鉄道車両は蓄電装置6からの電力で走行する。よって、本実施形態によれば、大型化を抑制し、走行中の騒音を低減することができる鉄道車両の駆動システムを提供することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの構成図である。本実施形態では、以下に説明する構成によって、鉄道車両の駆動システムの大型化をさらに抑制することができる。
図4は、第2実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの構成図である。本実施形態では、以下に説明する構成によって、鉄道車両の駆動システムの大型化をさらに抑制することができる。
本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、第1実施形態に係る鉄道車両の駆動システムのスイッチ20に代えて、クラッチ40を備える。また、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、第1実施形態に係る鉄道車両の発電機2および電動機5に代えて、発電機電動機兼用装置41を備える。その他の要素については図1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
クラッチ40は、発電機電動機兼用装置41とエンジン1または駆動装置4との接続を切り替える。つまり、クラッチ40は、発電機電動機兼用装置41とエンジン1とが接続された状態と、発電機電動機兼用装置41と駆動装置4とが接続された状態と、を切り替える。ここで、制御部10は、鉄道車両の走行状態に基づいて、クラッチ40における接続(発電機電動機兼用装置41とエンジン1または駆動装置4との接続)を制御する。制御部10は、例えば鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、クラッチ40が発電機電動機兼用装置41と駆動装置4との接続を、発電機電動機兼用装置41とエンジン1との接続に切り替えるように制御する。
発電機電動機兼用装置41は、エンジン1によって駆動される発電機、または、駆動装置4に動力を供給する電動機として動作する。発電機電動機兼用装置41は、クラッチ40によってエンジン1と接続されるとき、エンジン1によって駆動される発電機として機能する。また、発電機電動機兼用装置41は、クラッチ40によって駆動装置4と接続されるとき、駆動装置4に動力を供給する電動機として機能する。ここで、発電機電動機兼用装置41は、第1実施形態に係る鉄道車両の駆動システムの発電機2(または電動機5)と同様の構成をとることができる。
本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、発電機または電動機として動作する発電機電動機兼用装置41を備える。そのため、発電機2および電動機5をそれぞれ備える第1実施形態に係る鉄道車両の駆動システムよりも、さらに構成要素の数を減らすことができる。よって、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、第1実施形態よりもさらに大型化を抑制することができる。また、本実施形態に係る鉄道車両の駆動システムは、蓄電装置6からの電力で鉄道車両を走行させるため、第1実施形態と同様に走行中の騒音を低減する。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
上記の実施形態では、鉄道車両が走行中、エンジン1は停止している。ここで、例えば制御部10は、鉄道車両が走行中であっても、惰行(鉄道車両が惰性で走行している状態)の場合には、スイッチ20(またはクラッチ40)においてエンジン1側とコンバータインバータ兼用装置30とが接続されるように制御してよい。つまり、鉄道車両が惰行で走行中の場合に、鉄道車両の駆動システムは、蓄電装置6への蓄電(充電)を実行してよい。このとき、蓄電装置6が充電される機会が増加するため、鉄道車両が走行中に蓄電装置6の残量が無くなる(バッテリー切れ)可能性を低減できる。また、鉄道車両の駆動システムは、蓄電装置6の残量が所定レベル(例えば最大の充電量の20%)よりも少なくなった場合に限って、鉄道車両が惰行で走行中の場合にも蓄電装置6に充電を行ってもよい。
また、上記の実施形態では、制御部10は、鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、スイッチ20(またはクラッチ40)がエンジン1側とコンバータインバータ兼用装置30との接続に切り替えるように制御する。ここで、制御部10は、例えば鉄道車両の運行情報に基づいて、鉄道車両が車庫または留置線に在線中であると判定した場合に、鉄道車両が走行中であっても、エンジン1側とコンバータインバータ兼用装置30とを接続させてよい。鉄道車両が車庫または留置線に在線中には乗客がいないため、エンジン1の動作音が乗客への騒音とはならない。このとき、鉄道車両の駆動システムは、蓄電装置6への蓄電(充電)をより効率的に行うことが可能である。
また、上記の実施形態では、電動機5(または発電機電動機兼用装置41)は、鉄道車両の走行中に蓄電装置6からの電力によって回転する。ここで、電動機5(または発電機電動機兼用装置41)は、走行中の鉄道車両に電気ブレーキが掛かるときに発電して(回生ブレーキが動作して)、蓄電装置6を蓄電(充電)させてもよい。このとき、蓄電装置6が充電される機会が増加するため、鉄道車両が走行中に蓄電装置6の残量が無くなる(バッテリー切れ)可能性を低減できる。ここで、回生ブレーキの動作中、コンバータインバータ兼用装置30は、電動機5が発電した三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとして機能する。そして、回生ブレーキの動作が終了すると、コンバータインバータ兼用装置30は、再び蓄電装置6から受け取った直流電力を三相交流電力に変換するインバータとして機能する。
1 エンジン
2 発電機
3 車輪
4 駆動装置
5 電動機
6 蓄電装置
7 補助電源装置
8 負荷
10 制御部
20 スイッチ
21 u相スイッチ
22 v相スイッチ
23 w相スイッチ
30 コンバータインバータ兼用装置
31〜36 スイッチング素子
40 クラッチ
41 発電機電動機兼用装置
51 コンバータ装置
52 インバータ装置
2 発電機
3 車輪
4 駆動装置
5 電動機
6 蓄電装置
7 補助電源装置
8 負荷
10 制御部
20 スイッチ
21 u相スイッチ
22 v相スイッチ
23 w相スイッチ
30 コンバータインバータ兼用装置
31〜36 スイッチング素子
40 クラッチ
41 発電機電動機兼用装置
51 コンバータ装置
52 インバータ装置
Claims (4)
- エンジンと、
前記エンジンによって駆動される発電機と、
鉄道車両の車輪を駆動する駆動装置と、
前記駆動装置に動力を供給する電動機と、
蓄電装置と、
直流電力と交流電力とを変換し、直流電力側が前記蓄電装置に接続されたコンバータインバータ兼用装置と、
前記コンバータインバータ兼用装置の交流電力側に接続されて、前記コンバータインバータ兼用装置と前記発電機または前記電動機との接続を切り替えるスイッチと、
前記鉄道車両の走行状態に基づいて、前記スイッチにおける前記接続を制御する制御部と、を備える、鉄道車両の駆動システム。 - 前記制御部は、
前記鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、前記スイッチが前記コンバータインバータ兼用装置と前記電動機との接続を、前記コンバータインバータ兼用装置と前記発電機との接続に切り替えるように制御する、請求項1に記載の鉄道車両の駆動システム。 - エンジンと、
鉄道車両の車輪を駆動する駆動装置と、
前記エンジンによって駆動される発電機、または、前記駆動装置に動力を供給する電動機として動作する、発電機電動機兼用装置と、
蓄電装置と、
直流電力と交流電力とを変換し、直流電力側が前記蓄電装置に接続され、交流電力側が前記発電機電動機兼用装置に接続されたコンバータインバータ兼用装置と、
前記発電機電動機兼用装置と前記エンジンまたは前記駆動装置との接続を切り替えるクラッチと、
前記鉄道車両の走行状態に基づいて、前記クラッチにおける前記接続を制御する制御部と、を備える、鉄道車両の駆動システム。 - 前記制御部は、
前記鉄道車両が駅、車庫、または留置線で停車中であると判定した場合に、前記クラッチが前記発電機電動機兼用装置と前記駆動装置との接続を、前記発電機電動機兼用装置と前記エンジンとの接続に切り替えるように制御する、請求項3に記載の鉄道車両の駆動システム。
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