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JP2019113387A - 回転検出装置 - Google Patents

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JP2019113387A
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泰司 西部
Taiji Nishibe
泰司 西部
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Abstract

【課題】装置サイズの小型化を可能にした回転検出装置を提供する。【解決手段】回転検出装置2は、ステアリングシャフトと一体回転する主動歯車40と、主動歯車40に噛合する第1従動歯車50及び第2従動歯車60とを備える。主動歯車40には、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜け防止となる鍔部41が設けられている。鍔部41は、第1従動歯車50及び第2従動歯車60に接触可能となっており、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の回転軸方向への移動を制限する。【選択図】図2

Description

本発明は、回転体の回転を検出する回転検出装置に関するものである。
従来、車両のステアリングホイール等の回転体の回転有無や、回転角度情報を生成する回転検出装置が知られている。
例えば、特許文献1の回転検出装置は、回転体と一体回転する主動歯車と、この主動歯車に噛合する従動歯車とを備える。前記従動歯車には、従動歯車と同一軸心上で一体回転する磁石が組み付けられている。そして、前記回転検出装置は、従動歯車とともに回転する磁石を、当該磁石に対して対向配置されたセンサ部で検出し、そのセンサ部の出力から回転体の回転有無や回転角度情報を求める。
前記センサ部は、前記回転検出装置のケース内に収納された基板に実装されている。この基板には、前述のセンサ部の他に、マイクロコンピュータ等複数の電子部品が実装されている。
前記従動歯車の底面には、筒状の凹部が形成されている。前記磁石は、前記従動歯車の凹部に組み込まれている。従動歯車は、この筒状の端面を前記基板に押し当てることによって、回転軸方向への移動が制限され、抜け防止されている。
特開2004−279265号公報
ところで、前記回転検出装置においては、基板の実装面に従動歯車と接触する箇所があるので、その部分には、マイクロコンピュータ等を実装することができない。このため、基板の電子部品の配置に制限がかかるという問題があった。よって、基板が大きくなり易いという課題があり、それは回転検出装置全体の小型化や、製造コストに支障をきたす。
本発明は、上記問題点を解決するためのものであって、その目的は、装置サイズの小型化を可能にした回転検出装置を提供することにある。
前記問題点を解決する回転検出装置は、回転体と一体回転する主動歯車に、少なくとも1つの従動歯車を噛合させ、これら歯車の少なくとも1つに設けられた回転検出用のセンサ部の出力を基に、前記回転体の回転を検出する回転検出装置において、前記歯車の少なくとも1つに、噛合する相手の歯車の抜け止めとなるように鍔部を突接することにより、前記従動歯車の回転軸方向の移動を制限する。
本構成によれば、従動歯車の抜けを防止するにあたって、従動歯車を基板に接触させる必要がなくなる。このため、基板において電子部品の配置に制限が生じにくくなるので、基板の小型化が可能となる。よって、回転検出装置において装置サイズの小型化に寄与する。
前記回転検出装置において、前記鍔部は、複数の歯車と接触可能に形成されることにより、自身1つで複数の前記従動歯車の抜け止めを実現することが好ましい。
この構成によれば、複数の鍔部を設ける場合と比較して構造がシンプルになりやすい。これにより、回転検出装置において装置の組立性が良くなったり、製造コストを抑制できたりする。
前記回転検出装置において、前記従動歯車は、前記センサ部によって検知される被検知部を一体に備え、前記回転体の回転は、前記被検知部の回転に応じて変化する前記センサ部の出力を基に検出され、前記被検知部は磁石であり、前記センサ部は磁気センサであることが好ましい。
この構成によれば、広く一般に用いられる磁石および磁気センサによって従動歯車組立体の回転角度を求めることが可能となる。
前記回転検出装置において、前記鍔部は、前記歯車に一体となっていることが好ましい。
この構成によれば、従動歯車の抜けを防止するために鍔部を設けた場合でも、部品点数が増えないため製造コストの抑制に寄与する。
前記回転検出装置において、前記鍔部は、前記主動歯車に形成され、第1従動歯車及び第2従動歯車は、それぞれ当該主動歯車に噛合され、前記鍔部は、当該第1従動歯車及び第2従動歯車の両方の抜け止めとなるように形成されることが好ましい。
この構成によれば、前記主動歯車に設けた鍔部により前記第1従動歯車及び第2従動歯車の抜けを防止することが可能になる。
前記回転検出装置において、前記鍔部は、第1従動歯車に形成され、当該第1従動歯車は、前記主動歯車に噛合され、第2従動歯車は、当該第1従動歯車に噛合され、前記主動歯車は、前記鍔部に接触して前記第1従動歯車の抜け止めとして形成され、前記鍔部は、第2従動歯車の抜け止めとして形成されていることが好ましい。
この構成によれば、前記第1従動歯車に設けた鍔部により前記第1従動歯車及び第2従動歯車の抜けを防止することが可能になる。
本発明の回転検出装置では、装置サイズの小型化を可能にする。
第1実施形態である回転検出装置の分解斜視図。 第1実施形態である回転検出装置の収容部軸断面図。 第1実施形態において鍔部と従動歯車が接触している様子を示す断面図。 第2実施形態である回転検出装置の収容部軸断面図。
以下、本発明の第1実施形態として、車両におけるステアリングの回転を検出する回転検出装置を図1、2に従って説明する。
<全体構造>
図1に示すように、図示しない車両のステアリングに連結されたステアリングシャフト1には、ステアリングシャフト1の回転を検出する回転検出装置2が取り付けられている。回転検出装置2は、ステアリングシャフト1を回動可能に支持する側に固定された箱形状のケース3を備える。ケース3の内部には、ステアリングシャフト1に一体回動可能に外嵌された主動歯車40と、主動歯車40に噛合する第1従動歯車50及び第2従動歯車60とがそれぞれ回動可能に支持されている。従って、ステアリングシャフト1が回転すると、主動歯車40も一体的に回転し、それに伴って第1従動歯車50及び第2従動歯車60も回転する。
<ケース>
ケース3には、上面が開口した有底箱形状のロアケース31と、ロアケース31の開口を閉じるアッパーケース32とを備えている。ステアリングシャフト1は、ロアケース31及びアッパーケース32に各々貫設された挿通孔33,34に挿通されている。ケース3の収容部30には、主動歯車40、第1従動歯車50及び第2従動歯車60が配置されている。
<ロアケース>
ロアケース31の底面において、挿通孔33の周縁には、主動歯車40の回動を案内する円環状の軸受け部35が周方向一帯に形成されている。また、ロアケース31の底面においては、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の回動を案内する円環状の軸受け部37,39がそれぞれ形成されている。
<アッパーケース>
アッパーケース32の挿通孔34の周縁には、主動歯車40の回動を案内する円環状の軸受け部36が周方向一帯に形成されている。
<主動歯車>
主動歯車40は、ロアケース31の軸受け部35とアッパーケース32の軸受け部36とによって、回動可能に支持されている。また、主動歯車40は、ステアリングシャフト1に係合されることにより、これと同一軸心で回転する。すなわち、主動歯車40は、ステアリングシャフト1と一体回転する。
<第1従動歯車>
第1従動歯車50は、主動歯車40と噛合するようにロアケース31の軸受け部37に回動可能に支持されている。第1従動歯車50は、第2従動歯車60とは歯数が異なるように形成されている。第1従動歯車50の中心に形成された凹部53には、第1従動歯車50の回転検出用の被検知部54(本例は第1磁石54)が嵌め込むように取り付け固定されている。第1磁石54は、例えば接着や溶着等の2次成形や圧入等によって第1従動歯車50に形成され、第1磁石54の磁界(磁束)を検出するセンサ部71(本例は第1磁気センサ71)と対向するように配置される。第1磁石54は第1従動歯車50と同軸で一体回転する。
<第2の従動歯車>
第2従動歯車60は、主動歯車40と噛合するようにロアケース31の軸受け部39に回動可能に支持されている。第2従動歯車60の凹部63には、第1従動歯車50と同様に、第2従動歯車60の回転検出用の被検知部64(本例は第2磁石64)が取り付けられている。第2磁石64は、第2磁石64の磁界(磁束)を検出するセンサ部72(本例は第2磁気センサ72)と対向するように配置されている。第2磁石64は第2従動歯車60と同軸で一体回転する。
<基板>
基板70は、第1従動歯車50及び第2従動歯車60と対向するように配置されている。基板70は、アッパーケース32の内頂面の突起38によって位置決めされ、アッパーケース32に取り付け固定されている。基板70には、第1磁気センサ71及び第2磁気センサ72が実装されている。また、基板70には、マイクロコンピュータ等の電子部品(いずれも図示略)が形成されている。
<回転検出機能>
ステアリング操作時、ステアリングシャフト1が回転すると、それと一体に主動歯車40が回転し、第1従動歯車50及び第2従動歯車60も回転する。本例の場合、第1従動歯車50及び第2従動歯車60は歯数が異なるので、これらは異なる回転数で回転する。このとき、第1磁気センサ71及び第2磁気センサ72は、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の回転を、第1磁石54及び第2磁石64の磁界(磁束)によって検出し、これら回転に応じた検出信号を出力する。回転検出装置2のコントローラ(図示略)は、第1磁気センサ71及び第2磁気センサ72から入力した検出信号を基に、中立位置から左右方向に各々複数回転操作されるステアリングシャフト1の回転位置(回転角度)を演算する。そして、コントローラ(図示略)は、演算した回転位置の情報を他の機器に出力する。
<鍔部による抜け防止構造>
図1及び図2に示すように、回転検出装置2は、主動歯車40に鍔部41を設けて第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜けを防ぐ抜け防止構造を備える。主動歯車40には、噛合の相手の第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜け止めとなる鍔部41が突接されている。鍔部41は、主動歯車40の歯部より上方に、その歯部よりも回転半径方向に突出するように主動歯車40と一体に形成されている。鍔部41は、ステアリングシャフト1の軸回りに沿って周方向一帯に円環状をなしている。ここで、鍔部41は、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の表面52,62に接触可能となっている。
第1従動歯車50は、裏面側がロアケース31によって支持されることにより、第1従動歯車50の回転軸方向における裏面側への移動が制限されている。また、第1従動歯車50は、表面52が主動歯車40の鍔部41と接触可能とすることにより、表面側への移動が鍔部41によって制限されている。また、第2従動歯車60も、第1従動歯車50と同様の抜け防止構造が適用されている。
次に、図3を用いて、本実施例の回転検出装置2の作用及び効果を説明する。
図3に示すように、第1従動歯車50及び第2従動歯車60は、例えば回転軸方向の表面側(図3の矢印K方向)に移動する動きをとっても、主動歯車40の鍔部41に接触する構成をとっていることから、表面側への移動が制限される。このように、本例の場合、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜け止めが、主動歯車40の鍔部41によって実現されている。
従って、基板70は、第1従動歯車50及び第2従動歯車60と接触する箇所が存在しない。このため、基板70は、電子部品の配置に制限がかからない。すなわち、基板70が、第1従動歯車50及び第2従動歯車60と接触する場合と比較して、自由に電子部品(図示略)を形成するスペースを設けることができたり、効率的な配置にすることができたりする。その結果、基板70ひいては回転検出装置2を小型化することが可能となる。
また、本実施形態において、主動歯車40には、鍔部41を一体に形成する構成とした。これにより、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜け防止のために鍔部41を設けた場合にも部品点数が増えないため、製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態において、主動歯車40の上部に一つだけ鍔部41を設けた。この構成によれば、複数の鍔部を設けた場合と比較して、構造がシンプルになる。これにより、装置の組立性が良くなったり、製造コストを抑制したりすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して抜け防止構造の構成を変更した実施例である。従って、第1実施形態と同一の部材構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
図4に示すように、第1従動歯車50の高さ方向(図4の紙面上下方向)の中央には、第1従動歯車50及び第2従動歯車60の抜け止めとなる鍔部51が、第1従動歯車50の軸回りに沿って周方向一帯に形成されている。この鍔部51は、第1従動歯車50の高さ方向中央において、歯部よりも回転半径方向に突出するように形成されている。鍔部51は、円環状をなすとともに、第1従動歯車50に一体形成されている。
第1従動歯車50は、高さ方向の中段に位置する鍔部51によって仕切られることにより、上段の歯部55と下段の歯部56とを備える。第1従動歯車50の上段の歯部55は、主動歯車40と噛合し、第1従動歯車50の下段の歯部56は、第2従動歯車60と噛合している。第1従動歯車50の上段の歯部55及び下段の歯部56の歯数は同じであるが、第2従動歯車60の歯数とは異なる。ステアリングシャフト1が回転して主動歯車40が回ると、主動歯車40の回転によって第1従動歯車50が回り、第1従動歯車50の回転によって第2従動歯車60が回る動きをとる。
第1従動歯車50は、第1従動歯車50の鍔部51が主動歯車40の裏面42と接触可能となっていることにより、回転軸方向の表面側への移動が制限されている。また、第2従動歯車60は、第2従動歯車60の表面62が、第1従動歯車50の鍔部51と接触可能となっていることにより、回転軸方向の表面側への移動が制限されている。
さて、本例の場合、第1従動歯車50は、例えば回転軸方向の表面側(図4の矢印L方向)に移動する動きをとっても、自身の鍔部51が主動歯車40の裏面42に接触する構成をとっていることから、表面側への移動が制限される。よって、第1従動歯車50の抜けが防止される。また、第2従動歯車60は、例えば回転軸方向の表面側(図4の矢印N方向)に移動する動きをとっても、自身の歯部の表面62が第1従動歯車50の鍔部51に接触する構成をとっていることから、表面側への移動が制限される。よって、第2従動歯車60の抜けが防止される。
このように、本例においても、基板70には、第1従動歯車50及び第2従動歯車60と、接触する箇所が存在しないので、基板70ひいては回転検出装置2を小型化することが可能となる。
また、本実施形態において、第1従動歯車50には、鍔部51を一体に形成する構成としたため、部品点数が増えず、製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態において、第1従動歯車50に一つだけ鍔部51を設けた。この構成によれば、複数の鍔部を設けた場合と比較して、構造がシンプルになる。これにより、装置の組立性が良くなったり、製造コストを抑制したりすることができる。
なお、上述した実施形態は、以下のように変更して実施することができる。実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各実施形態において、回転検出は磁気を用いることに限定されない。例えば、光学式などの他の原理に基づく検出手段としてもよい。
・各実施形態において、回転検出用の被検知部及びセンサ部は、従動歯車に設けたが主動歯車に設けてもよい。
・各実施形態において、従動歯車の個数は2つに限定されず、少なくとも1つあれば、いくつでもよい。
・各実施形態において、ロアケース31側に第1従動歯車50及び第2従動歯車60が支持されていたが、この配置に限定されない。例えば、基板70がロアケース31の内底面に配置され、その上に第1磁気センサ71及び第2磁気センサ72、さらに上方に第1磁石54及び第2磁石64と第1従動歯車50及び第2従動歯車60という順に配置されてもよい。
・各実施形態において、鍔部41,51の大きさや形状は、限定されない。
・各実施形態において、鍔部41,51は、複数個設けられていてもよい。また、互いに噛み合う歯車のどちらか一方に設けられるのでもよいし、両方に設けられてもよい。
・各実施形態において、鍔部41,51には、歯部が兼ね備えられていてもよい。例えば、鍔部41,51の端面に歯部を備え、それが他の歯車と噛合するように配置されてもよい。
・各実施形態において、鍔部41,51は、歯車と一体でなくてもよい。従動歯車の回転軸方向の移動を制限する効果については、鍔部41,51が一体でなくても得ることができる。一方で、鍔部41,51が歯車と一体とすることは、部品点数の削減に有利である。
・第2実施形態において、第1従動歯車50の上段の歯部55及び下段の歯部56の歯数は同じとしたが、これに限定されない。例えば、第1従動歯車50の上段の歯部55と、第1従動歯車50の下段の歯部56と、第2従動歯車60とが、それぞれ異なる歯数でもよい。
・各実施形態において、基板70の電子部品(図示略)はどのような配置としてもよい。例えば、基板70のアッパーケース32側に電子部品が配置されていてもよい。
・各実施形態において、主動歯車の回転を検出するセンサ部及び被検知部を設け、このセンサ部の出力を、回転検出の情報として用いてもよい。
・各実施形態において、従動歯車にスリットを形成し、このスリットに鍔部を挿し込む構造としてもよい。
次に、上述した実施形態やその変形例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に記載する。
(イ)回転体と一体回転する主動歯車に、少なくとも1つの従動歯車を噛合させ、これら歯車の少なくとも1つに設けられた回転検出用のセンサ部の出力を基に、前記回転体の回転を検出する回転検出装置において、前記歯車の少なくとも1つに、噛合する相手の歯車の抜け止めとなるように鍔部を突接することにより、前記従動歯車の回転軸方向の移動を制限し、且つ、前記従動歯車は、前記センサ部によって検知される被検知体を一体に備え、前記回転体の回転は、前記被検知部の回転に応じて変化する前記センサ部の出力を基に検出される回転検出装置。
1…ステアリングシャフト(被検出物)、2…回転検出装置、3…ケース、31…ロアケース、32…アッパーケース、40…主動歯車、41…鍔部、50…第1従動歯車、51…鍔部、60…第2従動歯車、54…第1磁石、64…第2磁石、70…基板、71…第1磁気センサ、72…第2磁気センサ。

Claims (6)

  1. 回転体と一体回転する主動歯車に、少なくとも1つの従動歯車を噛合させ、これら歯車の少なくとも1つに設けられた回転検出用のセンサ部の出力を基に、前記回転体の回転を検出する回転検出装置において、
    前記歯車の少なくとも1つに、噛合する相手の歯車の抜け止めとなるように鍔部を突接することにより、前記従動歯車の回転軸方向の移動を制限する回転検出装置。
  2. 前記鍔部は、複数の歯車と接触可能に形成されることにより、自身1つで複数の前記従動歯車の抜け止めを実現する
    請求項1に記載の回転検出装置。
  3. 前記従動歯車は、前記センサ部によって検知される被検知部を一体に備え、
    前記回転体の回転は、前記被検知部の回転に応じて変化する前記センサ部の出力を基に検出され、
    前記被検知部は磁石であり、前記センサ部は磁気センサである
    請求項1または請求項2に記載の回転検出装置。
  4. 前記鍔部は、前記歯車に一体となっている
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の回転検出装置。
  5. 前記鍔部は、前記主動歯車に形成され、
    第1従動歯車及び第2従動歯車は、それぞれ当該主動歯車に噛合され、
    前記鍔部は、当該第1従動歯車及び第2従動歯車の両方の抜け止めとなるように形成される
    請求項2から請求項4のうちいずれか一項に記載の回転検出装置。
  6. 前記鍔部は、第1従動歯車に形成され、
    当該第1従動歯車は、前記主動歯車に噛合され、
    第2従動歯車は、当該第1従動歯車に噛合され、
    前記主動歯車は、前記鍔部に接触して前記第1従動歯車の抜け止めとして形成され、前記鍔部は、第2従動歯車の抜け止めとして形成されている
    請求項2から請求項4のうちいずれか一項に記載の回転検出装置。
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