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JP2019104973A - 基板ホルダ、めっき装置、および液漏れ検出方法 - Google Patents

基板ホルダ、めっき装置、および液漏れ検出方法 Download PDF

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JP2019104973A
JP2019104973A JP2017238634A JP2017238634A JP2019104973A JP 2019104973 A JP2019104973 A JP 2019104973A JP 2017238634 A JP2017238634 A JP 2017238634A JP 2017238634 A JP2017238634 A JP 2017238634A JP 2019104973 A JP2019104973 A JP 2019104973A
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神田 裕之
Hiroyuki Kanda
裕之 神田
中田 勉
Tsutomu Nakada
勉 中田
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Abstract

【課題】基板ホルダに生じた原因による電気抵抗の異常を検出できるようにする。【解決手段】基板ホルダは、基板の周縁部に接触する複数の内部接点と、電源に接続された給電端子に接触する複数の外部接点と、複数の内部接点と複数の外部接点とを接続する複数の配線と、複数の配線のそれぞれに組み込まれて当該複数の配線よりも電気抵抗が大きい複数の抵抗器と、を有する。【選択図】図7

Description

本願は、基板ホルダ、めっき装置、および液漏れ検出方法に関する。
半導体ウェハ等の基板を基板ホルダで保持し、基板をめっき槽内のめっき液中に浸漬させるめっき装置が知られている。図11に示すように、基板ホルダは、基板Wの周縁部に接触する複数の内部接点100と、これら内部接点100にそれぞれ接続された複数の外部接点101とを備えている。複数の内部接点100と複数の外部接点101とを接続する配線104は基板ホルダの内部に配置されている。外部接点101は、基板ホルダをめっき槽内の所定位置に配置した時に、電源102に接続された給電端子103に接触される。電流は外部接点101および内部接点100を通じて基板Wに流れ、めっき液の存在下で基板Wの表面に金属膜が形成される。
従来から、基板Wを基板ホルダに保持した状態で、基板Wのめっき前に、外部接点101間の電気抵抗を測定することが行われている。これは、基板Wの表面に形成されたシード層などの導電層の欠陥や内部接点100の不良を発見することを目的として行われる。すなわち、ある外部接点101間の電気抵抗の値が他の外部接点101間の電気抵抗の値よりも極端に大きかったり、または極端に小さい場合、導電層および/または内部接点100に欠陥が生じていると判断することができる。したがって、導電層および/または内部接点100の欠陥に起因するめっき不良を、実際にめっきを行うことなく事前に検出することができる。
特開2015−200017号公報 特開2005−146399号公報
給電端子と外部接点との接触状態が悪いと、給電端子と外部接点との間の電気抵抗が変化することがある。また、電源から複数の外部接点および複数の内部接点を通じた基板までの電気抵抗は、基板ホルダ又は基板の歪みによる内部接点と基板との接触抵抗のばらつきによっても変化する。結果として、不均一な電流が外部接点および内部接点を通じて基板に流れてしまう場合がある。特に近年は、導電層の厚さは薄くなる傾向にあり、さらに基板Wに流す電流の密度を高くする傾向がある。このため、電源から基板までの電気抵抗のばらつきがわずかであっても、基板Wの表面に形成される金属膜の膜厚の均一性が大きく損なわれたり、めっき装置に損傷が生じたりする可能性がある。さらに、給電端子と外部接点との間の電気抵抗を均一にするために、複数の外部接点を一体部材で形成することが考えられるが、この場合、基板のめっき前にそれぞれの外部接点間の電気抵抗を測定することができない。
また、基板ホルダは、めっき液中に浸漬させて使用するため、基板ホルダで基板を保持した時に基板の裏面(反被めっき処理面)側へめっき液が周り込まないよう、基板の外周部がシールされる。例えば、一対のサポート(保持部材)で基板を着脱自在に保持するようにした基板ホルダでは、一方のサポートにシール部材を取付け、このシール部材を他方のサポートに載置保持した基板の周縁部に圧接させることで、基板の外周部をシールするようにしている。しかし、シール部材の劣化等により、シールの完全性を図ることはかな
り困難である。めっき液の漏れが発生すると、漏れためっき液が内部接点を腐食させて通電を妨げ、内部接点の温度上昇や発火を生じさせるおそれがある。また、基板ホルダの内部に漏れためっき液が基板の裏面に付着すると、基板から基板搬送機器にもめっき液が付着して装置全体をめっき液で汚してしまう。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、電源から基板までの抵抗のばらつきを抑制することを目的の1つとする。また、基板ホルダのシール領域の液漏れを検出することを目的の1つとする。さらに、基板ホルダのシール領域内部で内部接点の温度上昇または発火を抑制することを目的の1つとする。
[形態1]形態1によれば、基板ホルダが提案され、前記基板ホルダは、基板の周縁部に接触し、該基板に電流を流す複数の内部接点と、電源に接続された給電端子に接触する接触面をそれぞれ有する複数の外部接点と、前記複数の内部接点と前記複数の外部接点とを接続する複数の配線と、前記複数の配線のそれぞれに組み込まれて当該複数の配線よりも電気抵抗が大きい複数の抵抗器と、を備える。形態1による基板ホルダによれば、基板の周辺部に接触する複数の内部接点と、電源に接続された給電端子に接触する複数の外部接点と、を接続する複数の配線のそれぞれに抵抗器が組み込まれている。このため、基板ホルダ又は基板の歪みによる内部接点と基板との接触抵抗のばらつきによる影響、および、外部接点と給電端子との接触抵抗のばらつきによる影響を小さくして、電源から基板までの抵抗のばらつきを抑制することができる。また、複数の外部接点のそれぞれが給電端子に接触する接触面を有するので、基板のめっき前にそれぞれの外部接点間の電気抵抗を測定して基板ホルダと基板との接触不良等を発見することができる。
[形態2]形態2によれば、形態1による基板ホルダにおいて、複数の抵抗器は、チップ抵抗器である。
[形態3]形態3によれば、形態1による基板ホルダにおいて、複数の抵抗器は、前記配線よりも電気抵抗が大きい高抵抗電線である。
[形態4]形態4によれば、形態1から3のいずれか1つによる基板ホルダにおいて、前記基板ホルダの温度を観測するための温度モニタを更に備える。
[形態5]形態5によれば、形態4による基板ホルダにおいて、前記温度モニタは、前記基板ホルダに設けられて所定温度以上に至ったときに不可逆的に変化する。
[形態6]形態6によれば、形態4による基板ホルダにおいて、前記温度モニタは、前記基板ホルダに設けられて当該基板ホルダの温度を計測する温度センサである。
[形態7]形態7によれば、めっき装置が提案され、前記めっき装置は、形態1から3のいずれか1つによる基板ホルダと、めっき液を内部に貯留するためのめっき槽と、前記めっき槽内に配置されたアノードと、前記アノードと前記基板との間に電圧を印加する電源と、前記基板ホルダの温度を当該基板ホルダに非接触で計測する温度モニタと、を備える。
[形態8]形態8によれば、形態4から6のいずれか1つによる基板ホルダ、または、形態7によるめっき装置において、前記温度モニタによって前記基板ホルダの温度が所定温度以上に至ったときに報知する報知部を更に備える。
[形態9]形態9によれば、めっき装置が提案され、めっき液を内部に貯留するための
めっき槽と、前記めっき槽内に配置されたアノードと、固定保持部材とシール部材を取り付けた可動保持部材との間に基板を介在させ、前記可動保持部材を前記固定保持部材に向けて押圧し前記基板の外周端部を包囲する領域を前記シール部材でシールして前記基板を着脱自在に保持するように構成された基板ホルダと、前記アノードと前記基板との間に電圧を印加する電源と、前記シール部材でシールされる領域に不活性ガスを導入する不活性ガス供給部と、を備える。形態9によれば、基板ホルダのシールされた領域に不活性ガスが導入されるので、シールされた領域の内部で内部接点の温度上昇や発火を抑制することができる。
[形態10]形態10によれば、めっき装置の基板ホルダにおけるシール部材でシールされた領域への液漏れを検出する方法が提案され、前記めっき装置は、第1保持部材とシール部材を取り付けた第2保持部材との間に基板を介在させ、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを押圧して前記基板の外周端部を包囲する領域を前記シール部材でシールして前記基板を着脱自在に保持するように構成された基板ホルダを備え、当該基板ホルダに保持された前記基板をめっき液に浸漬させて前記基板をめっきするめっき装置であり、前記方法は、前記基板ホルダの温度を観測する温度観測ステップと、少なくとも前記温度観測ステップによって観測された前記基板ホルダの温度が所定温度以上に至ったことに基づいて前記領域への液漏れが生じたことを検出する検出ステップと、を含む。形態10によれば、基板ホルダの温度を観測し、観測された温度が所定温度以上に至ったことに基づいて、シールされた領域への液漏れを検出することができる。これは、シールされた領域にめっき液が漏れて内部の電気回路に付着すると電気回路を腐食させて通電を妨げ、当該箇所の温度が上昇することに基づく。
一実施形態によるめっき装置の全体配置図である。 図1に示されるめっき装置で使用される、一実施形態による基板ホルダの斜視図である。 図2に示される基板ホルダの平面図である。 図2に示される基板ホルダの右側面図である。 図4に示される記号Aで囲まれた部分を拡大して示す図である。 外部接点を拡大して示す斜視図である。 抵抗器としてチップ抵抗器を用いた場合の基板ホルダの電気回路の一例を模式的に示す図である。 抵抗器として高抵抗電線を用いた場合の基板ホルダの電気回路の一例を模式的に示す図である。 抵抗器として高抵抗体を用いた場合の基板ホルダの電気回路の一例を模式的に示す図である。 制御装置によって実行される液漏れ検出処理の一例を示す図である。 基板ホルダの電気路を示す概略図である。
以下に、本発明に係るめっき装置、および基板ホルダにおける液漏れ検出方法の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、めっき装置を示す概略図である。図1に示すように、めっき装置は、めっき槽1と、めっき槽1内に配置されたアノード2と、このアノード2を保持するアノードホルダ4と、基板Wを着脱自在に保持する基板ホルダ8とを備えている。
めっき槽1は、内部にめっき液を保持する。めっき槽1は、基板ホルダ8に保持された基板Wおよびアノード2が配置される貯留槽10と、貯留槽10に隣接するオーバーフロー槽12とを備えている。貯留槽10内のめっき液は貯留槽10の側壁を越流してオーバーフロー槽12内に流入するようになっている。アノード2および基板Wは、互いに対向して貯留槽10内に配置される。
さらに、めっき装置は、図1に示すように、基板W上の電位分布を調整するための開口14aを有する調整板(レギュレーションプレート)14と、貯留槽10内のめっき液を攪拌するパドル16とを備えている。調整板14は、アノード2と基板Wとの間に配置されている。パドル16は、貯留槽10内の基板ホルダ8に保持された基板Wの表面近傍に配置されている。パドル16は鉛直に配置されており、基板Wと平行に往復運動することでめっき液を攪拌する。基板Wのめっき中にパドル16がめっき液を攪拌することで、十分な金属イオンを基板Wの表面に均一に供給することができる。
アノード2は、アノードホルダ4によってめっき槽1内のめっき液に浸漬し、アノードホルダ4を介して電源18の正極に接続される。また、基板Wは、基板ホルダ8によってめっき槽1内のめっき液に浸漬し、基板ホルダ8を介して電源18の負極に接続される。アノード2と基板Wとの間に電圧を印加すると、電流が基板Wに流れ、めっき液の存在下で基板Wの表面に金属膜が形成される。
オーバーフロー槽12の底部には、めっき液循環ライン20の一端が接続され、他端は貯留槽10の底部に接続されている。めっき液は、貯留槽10の側壁を越流してオーバーフロー槽12に流入し、さらにオーバーフロー槽12から貯留槽10にめっき液循環ライン20を通って戻される。このように、めっき液は、めっき液循環ライン20を通じて貯留槽10とオーバーフロー槽12との間を循環する。
次に、基板ホルダ8について、図2−5を参照して説明する。基板ホルダ8は、図2−5に示すように、矩形平板状の第1保持部材22と、この第1保持部材22にヒンジ23を介して開閉自在に取付けられた第2保持部材24とを有している。他の構成例として、第2保持部材24を第1保持部材22に対峙した位置に配置し、この第2保持部材24を第1保持部材22に向けて前進させ、また第1保持部材22から離間させることによって第2保持部材24を開閉するようにしてもよい。
第1保持部材22は例えば塩化ビニル製である。第2保持部材24は、基部25と、リング状のシールホルダ26とを有している。シールホルダ26は例えば塩化ビニル製である。シールホルダ26の上部には環状の基板側シール部材28(図4および図5参照)が内方に突出して取付けられている。この基板側シール部材28は、基板ホルダ8が基板Wを保持した時、基板Wの表面外周部に圧接して第2保持部材24と基板Wとの隙間をシールするように構成されている。シールホルダ26の第1保持部材22と対向する面には、環状のホルダ側シール部材29(図4および図5参照)が取付けられている。このホルダ側シール部材29は、基板ホルダ8が基板Wを保持した時、第1保持部材22に圧接して第1保持部材22と第2保持部材24との隙間をシールするように構成されている。ホルダ側シール部材29は、基板側シール部材28の外側に位置している。
図5に示すように、基板側シール部材28は、シールホルダ26と第1固定リング30aとの間に挟持されてシールホルダ26に取付けられている。第1固定リング30aは、シールホルダ26にねじ等の締結具31aを介して取付けられる。ホルダ側シール部材29は、シールホルダ26と第2固定リング30bとの間に挟持されてシールホルダ26に取付けられている。第2固定リング30bは、シールホルダ26にねじ等の締結具31b
を介して取付けられる。
シールホルダ26の外周部には段部が設けられており、この段部には押えリング27がスペーサー32を介して回転自在に装着されている。押えリング27は、第1固定リング30aの外周部によって脱出不能に装着されている。この押えリング27は、酸やアルカリに対して耐食性に優れ、十分な剛性を有する材料から構成される。例えば、押えリング27はチタンから構成される。スペーサー32は、押えリング27がスムーズに回転できるように、摩擦係数の低い材料、例えばPTFEで構成されている。
押えリング27の外側には、複数のクランパ33が押えリング27の円周方向に沿って等間隔で配置されている。これらクランパ33は第1保持部材22に固定されている。各クランパ33は、内方に突出する突出部を有する逆L字状の形状を有している。押えリング27の外周面には、外方に突出する複数の突起部27bが設けられている。これら突起部27bは、クランパ33の位置に対応する位置に配置されている。クランパ33の内方突出部の下面および押えリング27の突起部27bの上面は、押えリング27の回転方向に沿って互いに逆方向に傾斜する傾斜面となっている。押えリング27の円周方向に沿った複数箇所(例えば3箇所)には、上方に突出する凸部27aが設けられている。これにより、回転ピン(図示せず)を回転させて凸部27aを横から押し回すことにより、押えリング27を回転させることができる。
第2保持部材24を開いた状態で、第1保持部材22の中央部に基板Wが挿入され、ヒンジ23を介して第2保持部材24が閉じられる。この状態で押えリング27を回転させることにより、押えリング27の突起部27bがクランパ33の内方突出部の内部に滑り込む。これにより、押えリング27とクランパ33にそれぞれ設けた上記傾斜面を介して、第1保持部材22と第2保持部材24とが互いに締付けられて第2保持部材24がロックされる。また、押えリング27を反時計回りに回転させて押えリング27の突起部27bをクランパ33から外すことで、第2保持部材24のロックが解かれるようになっている。
第2保持部材24をロックした時、基板側シール部材28の下方突出部は基板Wの表面外周部に圧接される。シール部材28は均一に基板Wに押圧され、これによって基板Wの表面外周部と第2保持部材24との隙間をシールする。同じように、第2保持部材24をロックした時、ホルダ側シール部材29の下方突出部は第1保持部材22の表面に圧接される。シール部材29は均一に第1保持部材22に押圧され、これによって第1保持部材22と第2保持部材24との間の隙間をシールする。
実施形態のめっき装置は、シール部材28、29、第1保持部材22、および、第2保持部材24によってシールされる領域(シール領域)に不活性ガスを導入する不活性ガス供給部66(図4参照)を備えている。不活性ガスは、例えばNガスである。本実施形態では、不活性ガス供給部66は、第2保持部材24を第1保持部材22へロックするときに不活性ガスを供給して、シール領域を不活性ガスで満たす。しかしながら、不活性ガス供給部66は、第1保持部材22と第2保持部材24とがロックされた後に、シール領域に不活性ガスを供給するものとしてもよい。
図3に示すように、第1保持部材22の表面には、基板Wの大きさにほぼ等しいリング状の突条部38が形成されている。この突条部38は、基板Wの周縁部に当接して該基板Wを支持する環状の支持面39を有している。この突条部38の円周方向に沿った所定位置に凹部40が設けられている。
基板ホルダ8は、基板Wの周縁部に接触し、基板Wに電流を流す複数の内部接点45(
図5参照)をさらに備えている。各内部接点45は、導電部材41と、導電部材41および基板Wの周縁部に接触する接触部材43とを備えている。図3に示すように、複数(図示では12個)の導電部材41は凹部40内に配置されている。
導電部材41は第1保持部材22に取り付けられ、接触部材43は第2保持部材24に取り付けられている。したがって、第2保持部材24が開いているとき、接触部材43は導電部材41から離間している。第1保持部材22の支持面39上に基板Wを載置した状態で第2保持部材24を閉じると、図5に示すように、接触部材43が導電部材41の端部に弾性的に接触するようになっている。接触部材43は導電部材41と同じ数だけ(本実施形態では12個)設けられている。つまり、本実施形態では12個の内部接点45が設けられている。
導電部材41に電気的に接続される接触部材43は、ねじ等の締結具44を介して第2保持部材24のシールホルダ26に固着されている(図5参照)。この接触部材43は、板ばね形状に形成されている。接触部材43は、基板側シール部材28の外方に位置した、内方に板ばね状に突出する接点部を有している。接触部材43はこの接点部において、その弾性力によるばね性を有して容易に屈曲するようになっている。第1保持部材22と第2保持部材24で基板Wを挟んだ時に、接触部材43の接点部が、第1保持部材22の支持面39上に支持された基板Wの周縁部に弾性的に接触し、接触部材43の下部が導電部材41に接触する。
第2保持部材24の開閉は、図示しないエアシリンダと第2保持部材24の自重によって行われる。つまり、第1保持部材22には通孔22aが設けられ、エアシリンダ(図示せず)のピストンロッドにより、通孔22aを通じて第2保持部材24のシールホルダ26を上方に押し上げることで第2保持部材24を開き、ピストンロッドを収縮させることで、第2保持部材24をその自重で閉じるようになっている。
図3に示すように、第1保持部材22の端部には一対のホルダハンガ34が設けられている。2つのホルダハンガ34のうちの一方には複数の外部接点42が設けられている。図6に示すように、基板ホルダ8には、接触面42aをそれぞれに有する合計12個の外部接点42が設けられている。外部接点42は、電源18に接続された給電端子に接触する。なお、外部接点42は、弾性力によるばね性を有して給電端子と接触するときに屈曲するようになっていてもよい。この場合には、基板ホルダ8は、屈曲した複数の外部接点42を互いに電気的に接続する導体ブロックを備えていてもよい。
12個の外部接点42は12本の配線55を介して12個の導電部材41にそれぞれ接続されている。配線55は基板ホルダ8の内部に配置されている。なお、図3では、12個の外部接点42と12個の導電部材41とを接続する配線55はそれぞれ異なる長さを有しているが、実際には、これら配線55は等しい長さを有している。12本の配線55のそれぞれは、金、銀、銅などの電気抵抗の低い材料から構成されている。
また、これら12本の配線55のそれぞれには、配線55よりも電気抵抗が大きい抵抗器48が組み込まれている。換言すると、外部接点42と内部接点45とのそれぞれを接続する電気ラインには、単位長さ辺りの抵抗値が第1の値である配線55と、単位長さ辺りの抵抗値が第1の値よりも大きい第2の値である抵抗器48と、が含まれている。電源18から基板Wまでの電気ラインには、給電端子と外部接点42との接触抵抗、および、内部接点45と基板Wとの接触抵抗が含まれる。また、外部接点42と内部接点45との間には、接触部材43と導電部材41との接触抵抗も含まれる。抵抗器48は、これら接触抵抗のばらつきによる影響が小さくなるように配線55に組み込まれている。
抵抗器48は、配線55における外部接点42側の端部に組み込まれてもよく、この場合には外部接点42と一体に形成されてもよい。ただし、こうした例に限定されず、抵抗器48は外部接点42から導電部材41までの配線55の任意の場所に組み込まれればよい。
抵抗器48の電気抵抗は、例えば配線55の電気抵抗の2倍、3倍、または、5倍以上とすることが好ましく、内部接点45、配線55、および、外部接点42の電気抵抗の和より大きくすることが好ましい。また、めっき装置を使用する際に基板ホルダ8が損傷しないように、めっき中に抵抗器48の温度が所定温度(例えば70℃程度)未満を維持するように抵抗器48が選択されるとよい。
一例として、抵抗器48としては、公知のチップ抵抗器を用いることができる。図7は、抵抗器48としてチップ抵抗器を用いた場合の基板ホルダ8の電気回路の一例を模式的に示す図である。チップ抵抗器を用いることにより、小型で高抵抗の抵抗器48を実現することができる。また、チップ抵抗器を用いる場合、抵抗器48は外部接点42の接触面42aと一体に形成されるとよい。
別の例として、抵抗器48としては、配線55の素材よりも電気抵抗が大きい素材で構成される高抵抗電線を用いてもよい。図8は、抵抗器48として高抵抗電線を用いた場合の基板ホルダ8の電気回路の一例を模式的に示す図である。高抵抗電線としては、例えば耐熱ビニル電線(PVC線)を用いることができる。抵抗器48としては、所望の電気抵抗が得られるように高抵抗電線の径および長さが決定されればよく、例えば直径1mm程度のPVC線を数cm〜十数cmの長さが配線55に組み込まれるものとすればよい。
さらに別の例として、抵抗器48としては、配線55の素材よりも電気抵抗が大きい素材で構成される高抵抗体を用いてもよい。図9は、抵抗器48として高抵抗体を用いた場合の基板ホルダ8の電気回路の一例を模式的に示す図である。高抵抗体としては、例えばエバノームR(登録商標)、銅ニッケル合金、ゼラニン(登録商標)などの素材を用いることができる。抵抗器48として高抵抗電線または高抵抗体が用いられる場合、高抵抗電線または高抵抗体は絶縁体材料によって被覆されることが好ましい。
実施形態の基板ホルダ8は、複数の外部接点42のそれぞれが給電端子51に接触する接触面42aを有するので、基板Wのめっき前にそれぞれの外部接点42間の電気抵抗を測定して基板ホルダ8と基板との接触不良等を発見することができる。ここで、複数の外部接点42間の電気抵抗の測定は、基板Wを基板ホルダ8に搭載する基板搭載部(図示しない)において行われる。具体的には、まず、図示しない基板搬送機構によって基板ホルダ8を基板搭載部に搬送する。続いて、基板ホルダ8を開き、基板Wを基板ホルダ8に挿入する。次に、基板ホルダ8を閉じ、基板ホルダ8をロックする。その後、図示しない抵抗測定器により、それぞれの外部接点42間の電気抵抗が測定される。この測定によって電気抵抗の値に異常が発見された場合は、導電層および/または内部接点45に欠陥が生じていると判断されるため、基板Wおよび/または基板ホルダ8が交換される。
また、実施形態の基板ホルダ8は、内部接点45と外部接点42を接続する配線55に抵抗器48が組み込まれている。電気抵抗が大きい抵抗器48が電源から基板Wまでの電気ラインに含まれることにより、基板Wと複数の内部接点45との接触抵抗のばらつきの影響を小さくして基板Wに電流を流すことができる。したがって、例えばめっき中に基板Wと一部の内部接点45との接触抵抗が変化したような場合であっても、基板Wの表面に形成される金属膜の膜厚の均一性を確保することができる。
さらに、実施形態のめっき装置は、シール部材28、29、第1保持部材22、および
、第2保持部材24によってシールされる領域(シール領域)に不活性ガスを導入する不活性ガス供給部66を備えている。このため、シール領域に液漏れが生じた場合に、シール領域内部、特に導電部材41と接触部材43との接触点の温度上昇や発火が生じることを抑制できる。
再び図1を参照する。実施形態のめっき装置は、基板ホルダ8の温度を観測するための温度モニタ64と、温度モニタ64によって観測された温度に基づいてめっき装置の異常または基板Wの膜厚異常を検出する制御装置60と、を更に備えている。温度モニタ64は、内部接点45(導電部材41と接触部材43との接触箇所)、配線55、抵抗器48、または、外部接点42といった電気ラインに直接に取り付けられてもよいし、第1保持部材22または第2保持部材24の表面などに取り付けられてもよい。
一例として、温度モニタ64は、所定温度以上に至ったときに不可逆的に変色または変形などの変化をする物体(温度変化部)を基板ホルダ8に設けることにより実現することができる。温度変化部としては、公知のサーモテープを採用することができる。また、所定温度は、めっき装置の使用の際の基板ホルダ8の上限温度に基づいて決定されればよく、例えば、60度または70度などとすればよい。温度モニタ64として温度変化部が採用される場合、制御装置60は、温度変化部の色を検知するための色認識部を備えているとよい。色認識部としては、一例としてCCDカメラを採用することができる。制御装置60は、温度変化部(温度モニタ64)が不可逆的に変化したことを検知したときには、報知部62による報知を行うとよい。報知部62としては、ブザー、表示モニタ、またはランプなどを採用することができる。また、報知部62は、温度モニタ64が観測した基板ホルダ8の温度について有線または無線により外部装置へ送信してもよい。このように温度モニタ64が設けられることにより、制御装置60は、温度モニタ64によって観測された温度に基づいてめっき装置の異常または基板Wの膜厚異常を検出し、ユーザに異常を報知できる。ただし、温度モニタ64として、温度変化部が採用される場合、制御装置60に代えて、ユーザが温度変化部を目視することによって基板ホルダ8の温度上昇が検出されてもよい。温度変化部は所定温度以上に至ったときに不可逆に変化するため、めっきの終了後であっても基板ホルダ8の異常を検出することができる。
別の例として、温度モニタ64は、基板ホルダ8の温度を測定する温度センサを基板ホルダ8に設けることにより実現することができる。温度センサとしては、公知の熱電素子を採用することができる。温度センサは、検出した基板ホルダ8の温度を有線または無線を通じて制御装置60へ送信する。温度センサが有線によって制御装置60に接続される場合、外部接点42と同様に温度センサのための信号接点を設け、基板ホルダがめっき槽内の所定位置に配置されたときに信号接点が制御装置60に接続されるものとしてもよい。温度モニタ64として温度センサが採用される場合、制御装置60は、温度センサによる検出温度が所定温度(例えば、60度または70度)以上に至ったときに、報知部62による報知を行うとよい。温度モニタ64として温度センサを採用することにより、制御装置60は、基板ホルダ8の温度変化を細かく監視することもできる。制御装置60は、温度センサによって測定された温度の履歴を図示しない記憶部に記憶してもよい。
さらに別の例として、温度モニタ64は、基板ホルダ8に非接触で基板ホルダ8の温度を測定してもよい。こうした温度モニタ64としては、公知の赤外線放射温度計を採用することができる。温度モニタ64による検出信号は、有線または無線を通じて制御装置60に入力される。そして、制御装置60は、温度センサによる検出温度が所定温度(例えば、60度または70度)以上に至ったときに、報知部62による報知を行うとよい。非接触の温度モニタ64を用いることにより、上記の温度センサを用いた場合と同様の効果を奏することができる。また、非接触の温度モニタ64を採用することにより、基板ホルダ8毎に温度モニタ64を組み込んだり取り付けたりしなくよい点で有利である。
また、制御装置60は、温度モニタ64によって観測された温度に基づいて、シール部材28、29、第1保持部材22、および、第2保持部材24によってシールされる領域(シール領域)への液漏れを検出してもよい。この場合、温度モニタ64は、シール領域の温度を観測するように構成されるとよい。図10は、制御装置60によって実行される液漏れ検出処理の一例を示す図である。この処理は、基板Wのめっき中に所定時間(例えば数ミリ秒または数秒)ごと、または、ユーザによる操作など制御装置60に外部入力がなされたとき、に実行される。液漏れ検出処理では、制御装置60は、まず基板ホルダの温度を観測する(S10)。具体的には、温度モニタ64からの観測信号を受信する。続いて、制御装置60は、観測した温度が所定温度以上であるか判定する(S12)。観測した温度が所定温度未満であるときには(S12:No)、制御装置60はシール領域への液漏れを検出することなく液漏れ検出処理を終了する。一方、観測した温度が所定温度以上であるときには(S12:Yes)、制御装置60は、シール領域への液漏れを検出し(S14)、液漏れを検出したことを報知部62で報知して(S16)、液漏れ検出処理を終了する。シール領域内にめっき液が漏れてめっき液が導電部材41や接触部材43に付着すると、特に導電部材41と接触部材43との接触点が発熱する。このため、制御装置60は、基板ホルダ8の温度を観測し、観測した温度が所定温度以上に至ったことに基づいて、シール領域への液漏れが生じたことを判定する。そして、報知部62によって液漏れが生じていることが報知されるので、ユーザがシール領域への液漏れを認識することができる。
以上、いくつかの例に基づいて本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明には、その均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
1…槽
2…アノード
4…アノードホルダ
8…基板ホルダ
10…貯留槽
12…オーバーフロー槽
14…調整板
16…パドル
18…電源
20…液循環ライン
41…導電部材
42…外部接点
43…接触部材
45…内部接点
48…抵抗器
51…給電端子
55…配線
60…制御装置
62…報知部
64…温度モニタ
66…不活性ガス供給部
W…基板

Claims (10)

  1. 基板の周縁部に接触し、該基板に電流を流す複数の内部接点と、
    電源に接続された給電端子に接触する接触面をそれぞれ有する複数の外部接点と、
    前記複数の内部接点と前記複数の外部接点とを接続する複数の配線と、
    前記複数の配線のそれぞれに組み込まれて当該複数の配線よりも電気抵抗が大きい複数の抵抗器と、
    を備える基板ホルダ。
  2. 前記複数の抵抗器は、チップ抵抗器である請求項1に記載の基板ホルダ。
  3. 前記複数の抵抗器は、前記配線よりも電気抵抗が大きい高抵抗電線である請求項1に記載の基板ホルダ。
  4. 前記基板ホルダの温度を観測するための温度モニタを更に備える請求項1から3の何れか1つに記載の基板ホルダ。
  5. 前記温度モニタは、前記基板ホルダに設けられて所定温度以上に至ったときに不可逆的に変化する請求項4に記載の基板ホルダ。
  6. 前記温度モニタは、前記基板ホルダに設けられて当該基板ホルダの温度を計測する温度センサである請求項4に記載の基板ホルダ。
  7. 請求項1から3の何れか1項に記載の基板ホルダと、
    めっき液を内部に貯留するためのめっき槽と、
    前記めっき槽内に配置されたアノードと、
    前記アノードと前記基板との間に電圧を印加する電源と、
    前記基板ホルダの温度を当該基板ホルダに非接触で計測する温度モニタと、
    を備えるめっき装置。
  8. 前記温度モニタによって前記基板ホルダの温度が所定温度以上に至ったときに報知する報知部を更に備える、請求項4から6の何れか1項に記載の基板ホルダ、または、請求項7に記載のめっき装置。
  9. めっき液を内部に貯留するためのめっき槽と、
    前記めっき槽内に配置されたアノードと、
    固定保持部材とシール部材を取り付けた可動保持部材との間に基板を介在させ、前記可動保持部材を前記固定保持部材に向けて押圧し前記基板の外周端部を包囲する領域を前記シール部材でシールして前記基板を着脱自在に保持するように構成された基板ホルダと、
    前記アノードと前記基板との間に電圧を印加する電源と、
    前記シール部材でシールされる領域に不活性ガスを導入する不活性ガス供給部と、
    を備えるめっき装置。
  10. 第1保持部材とシール部材を取り付けた第2保持部材との間に基板を介在させ、前記第1保持部材と前記第2保持部材とを押圧して前記基板の外周端部を包囲する領域を前記シール部材でシールして前記基板を着脱自在に保持するように構成された基板ホルダを備え、当該基板ホルダに保持された前記基板をめっき液に浸漬させて前記基板をめっきするめっき装置において、前記シール部材でシールされた領域への液漏れを検出する検出方法であって、
    前記基板ホルダの温度を観測する温度観測ステップと、
    少なくとも前記温度観測ステップによって観測された前記基板ホルダの温度が所定温度以上に至ったことに基づいて前記領域への液漏れが生じたことを検出する検出ステップと、
    を含む液漏れ検出方法。
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