JP2019092282A - 車両用電力変換装置及び平滑コンデンサユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用電力変換装置の部品点数及び組み立て工数を低減する。【解決手段】実施形態の車両用電力変換装置は、半導体スイッチング素子を有し、インバータを構成可能な複数の素子ユニットと、入力された直流電力の平滑化を行い前記素子ユニットに出力する平滑コンデンサユニットと、を備え、前記直流電力を三相交流電力に変換して出力する車両用電力変換装置であり、素子ユニット及び平滑コンデンサユニットは、ねじにより互いに締結することで電気的に接続するとともに、互いに固定状態とする端子接続部をそれぞれ備えている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、車両用電力変換装置及び平滑コンデンサユニットに関する。
近年、電力変換装置としては、省電力化が世界で注視される要素となっており、パワー半導体モジュールの素子に従来用いていたSi(シリコン)から低損失のSiC(シリコンカーバイド)を用いることにより、装置の小型化、軽量化された電力変換装置が実用化されている。
ところで、鉄道車両用VVVF(Variable Voltage Variable Frequency=AVAF:Adjustable Voltage Adjustable Frequency)インバータ等の車両用電力変換装置においては、直流電圧を交流電圧に変換する電力変換モジュールがスイッチング動作時に生じる電流遮断によりスパイク電圧が発生するためスパイク電圧を低減するために、平滑コンデンサをラミネート導体を介して半導体素子モジュールへ取付ける構成が知られている。
このような構成において、平滑コンデンサと半導体素子モジュールとを、絶縁物を介して2層に重ねたラミネート導体にて接続することで、平滑コンデンサの温度上昇を抑制しつつ、インダクタンス成分を低減する技術も提案されている。
しかしながら、ラミネート導体を介して接続を行うと、部品点数が増加し、組立工数が増加するとともに、コストアップの要因となっていた。
しかしながら、ラミネート導体を介して接続を行うと、部品点数が増加し、組立工数が増加するとともに、コストアップの要因となっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部品点数及び組み立て工数を低減可能な車両用電力変換装置及び平滑コンデンサユニットを提供することを目的としている。
実施形態の車両用電力変換装置は、半導体スイッチング素子を有し、インバータを構成可能な複数の素子ユニットと、入力された直流電力の平滑化を行い前記素子ユニットに出力する平滑コンデンサユニットと、を備え、前記直流電力を三相交流電力に変換して出力する車両用電力変換装置であり、素子ユニット及び平滑コンデンサユニットは、ねじにより互いに締結することで電気的に接続するとともに、互いに固定状態とする端子接続部をそれぞれ備えている。
次に図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態の車両用電力変換装置の概要構成ブロック図である。
車両用電力変換装置10は、直流き線あるいは交流き線からコンバータユニットを介して供給された直流電力を変換して三相交流電力としてモータ11に供給するインバータユニット12と、インバータユニット12を制御するためのゲートアンプ基板13と、を備えている。
図1は、実施形態の車両用電力変換装置の概要構成ブロック図である。
車両用電力変換装置10は、直流き線あるいは交流き線からコンバータユニットを介して供給された直流電力を変換して三相交流電力としてモータ11に供給するインバータユニット12と、インバータユニット12を制御するためのゲートアンプ基板13と、を備えている。
図2は、インバータユニットの概要構成図である。
インバータユニット12は、入力された直流電力の平滑化を図るための平滑コンデンサユニット21と、平滑コンデンサユニット21に接続され、三相交流を出力するインバータ本体22と、三相交流を構成しているU相電流を測定するU相電流センサ23と、三相交流を構成しているW相電流を測定するためのW相電流センサ24と、を備えている。
インバータユニット12は、入力された直流電力の平滑化を図るための平滑コンデンサユニット21と、平滑コンデンサユニット21に接続され、三相交流を出力するインバータ本体22と、三相交流を構成しているU相電流を測定するU相電流センサ23と、三相交流を構成しているW相電流を測定するためのW相電流センサ24と、を備えている。
この構成において、インバータ本体22は、U相アーム部41U、V相アーム部41V及びW相アーム部41Wを備えている。
図3は、平滑コンデンサユニットの外観図である。
図3(a)は正面図、図3(b)は平面図、図3(c)は側面図である。
平滑コンデンサユニット21は、薄板ブロック形状のコンデンサ31と、コンデンサ31の一端側に設けられ、コンデンサ31の一対の端子のそれぞれに接続された一対の直流側端子32P、32Nと、コンデンサ31の他端側に設けられ、コンデンサ31の一対の端子のそれぞれに接続された6個の三相交流側端子33−1〜33−6と、を備えている。
図3(a)は正面図、図3(b)は平面図、図3(c)は側面図である。
平滑コンデンサユニット21は、薄板ブロック形状のコンデンサ31と、コンデンサ31の一端側に設けられ、コンデンサ31の一対の端子のそれぞれに接続された一対の直流側端子32P、32Nと、コンデンサ31の他端側に設けられ、コンデンサ31の一対の端子のそれぞれに接続された6個の三相交流側端子33−1〜33−6と、を備えている。
ここで、3個の三相交流側端子33−1、33−3、33−5は、三相交流側第1端子として機能し、他の3個の三相交流側端子33−2、33−4、33−6は、三相交流側第2端子として機能している。
U相アーム部41Uは、U相上アーム部を構成している素子ユニット41UU及びU相下アーム部を構成している素子ユニット41ULを備えている。
V相アーム部41Vは、V相上アーム部を構成している素子ユニット41VU及びV相下アーム部を構成している素子ユニット41VLを備えている。
W相アーム部41Wは、U相上アーム部を構成している素子ユニット41WU及びW相下アーム部を構成している素子ユニット41WLを備えている。
V相アーム部41Vは、V相上アーム部を構成している素子ユニット41VU及びV相下アーム部を構成している素子ユニット41VLを備えている。
W相アーム部41Wは、U相上アーム部を構成している素子ユニット41WU及びW相下アーム部を構成している素子ユニット41WLを備えている。
以下の説明において、素子ユニットを41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLを識別する必要がない場合には、符号41Xと表記するものとする。
ここで、素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLは同一構成となっているので、以下においては、素子ユニット41UUを例として説明する。
ここで、素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLは同一構成となっているので、以下においては、素子ユニット41UUを例として説明する。
図4は、素子ユニットの構造説明図である。
図4(a)は、素子ユニット41UUの平面図である。
素子ユニット41UUは、薄板形状をしており、略長方形状の本体BDから第1の方向(図4(a)では、左方向)から突設され、互いに電気的に接続されている一対の第1入出力端子T1と、本体BDから第1の方向とは逆方向の第2の方向(図##(a)では、右方向)から突設され、互いに電気的に接続されている一対の第2入出力端子T2と、を備えている。
図4(a)は、素子ユニット41UUの平面図である。
素子ユニット41UUは、薄板形状をしており、略長方形状の本体BDから第1の方向(図4(a)では、左方向)から突設され、互いに電気的に接続されている一対の第1入出力端子T1と、本体BDから第1の方向とは逆方向の第2の方向(図##(a)では、右方向)から突設され、互いに電気的に接続されている一対の第2入出力端子T2と、を備えている。
素子ユニット41UUの本体BDの四隅には、冷却部材と固定するためのねじ孔SC1が設けられ、第1入出力端子T1及び第2入出力端子T2のそれぞれには、平滑コンデンサあるいは三相交流出力端子が電気的、かつ、物理的に接続されるねじ孔SC2が設けられている。
図4(b)は、素子ユニット41UUの回路図である。
素子ユニット41UUは、並列接続されたIGBT(Insulated Gate Bi-polar Transistor)35とダイオード(還流ダイオード)36を備えており、IGBT35のコレクタ端子は第1入出力端子T1に共通接続され、IGBT35のエミッタ端子は第2入出力端子T2に共通接続されている。
素子ユニット41UUは、並列接続されたIGBT(Insulated Gate Bi-polar Transistor)35とダイオード(還流ダイオード)36を備えており、IGBT35のコレクタ端子は第1入出力端子T1に共通接続され、IGBT35のエミッタ端子は第2入出力端子T2に共通接続されている。
図5は、インバータユニットの回路構成例の説明図である。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−1には、素子ユニット41UUの第1入出力端子T1がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−1には、IGBT35のコレクタ端子及びダイオード36のカソード端子が接続されている。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−1には、素子ユニット41UUの第1入出力端子T1がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−1には、IGBT35のコレクタ端子及びダイオード36のカソード端子が接続されている。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−2には、素子ユニット41ULの第2入出力端子T2がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−2には、IGBT35のエミッタ端子及びダイオード36のアノード端子が接続されている。
さらに素子ユニット41UUの第2入出力端子T2及び素子ユニット41ULの第1入出力端子T1は共通接続され、素子ユニット41UU及び素子ユニット41ULはU相アーム部を構成している。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−3には、素子ユニット41VUの第1入出力端子T1がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−3には、IGBT35のコレクタ端子及びダイオード36のカソード端子が接続されている。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−4には、素子ユニット41VLの第2入出力端子T2がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−4には、IGBT35のエミッタ端子及びダイオード36のアノード端子が接続されている。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−4には、素子ユニット41VLの第2入出力端子T2がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−4には、IGBT35のエミッタ端子及びダイオード36のアノード端子が接続されている。
さらに素子ユニット41VUの第2入出力端子T2及び素子ユニット41VLの第1入出力端子T1は共通接続され、素子ユニット41VU及び素子ユニット41VLはV相アーム部を構成している。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−5には、素子ユニット41WUの第1入出力端子T1がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−5には、IGBT35のコレクタ端子及びダイオード36のカソード端子が接続されている。
平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子33−6には、素子ユニット41WLの第2入出力端子T2がねじ止めされている。この結果、三相交流側端子33−6には、IGBT35のエミッタ端子及びダイオード36のアノード端子が接続されている。
さらに素子ユニット41WUの第2入出力端子T2及び素子ユニット41WLの第1入出力端子T1は共通接続され、素子ユニット41WU及び素子ユニット41WLはW相アーム部を構成している。
さらに素子ユニット41WUの第2入出力端子T2及び素子ユニット41WLの第1入出力端子T1は共通接続され、素子ユニット41WU及び素子ユニット41WLはW相アーム部を構成している。
図6は、車両用電力変換装置の組み立て状態の外観図である。
図6(a)は正面図、図6(b)は平面図、図6(c)は、側面図である。
図6に示すように、車両用電力変換装置10は、6個の素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLの冷却面51が冷却装置52側となるように4箇所のねじ孔SC1を介して冷却装置にねじ止めされている。
図6(a)は正面図、図6(b)は平面図、図6(c)は、側面図である。
図6に示すように、車両用電力変換装置10は、6個の素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLの冷却面51が冷却装置52側となるように4箇所のねじ孔SC1を介して冷却装置にねじ止めされている。
さらに、素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLにおける第1入出力端子T1あるいは第2端子は、図##に示した接続状態で、ゲートアンプ基板13及び平滑コンデンサユニット21の三相交流側端子と一体にねじ止めされている。
以上の説明のように、本実施形態(第1の実施形態)によれば、コンデンサユニット、ゲートアンプ基板13及びゲートアンプ基板は、ねじ止めにより物理的な固定と、回路接続とを行っているので、従来のラミネート導体のような配線部材を別途設けることなく、部品点数及び組み立て工数が低減可能であり、ひいては、製造コストの低減も図れる。
図7は、第2の実施形態の車両用電力変換装置の外観図である。
図7において、図6(c)と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
車両用電力変換装置10Aは、12個の素子ユニット(素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLが二組)の冷却面が冷却装置側となるように4箇所のねじ孔を介して冷却装置にねじ止めされているとともに、6個ずつ二組の素子ユニットにはそれぞれゲートアンプ基板とともに、平滑コンデンサユニット21の三相交流電力側端子がねじ止めされている。
第2の実施形態が第1の実施形態の電力変換装置と異なる点は、複数系統の負荷(例えば、複数のモータ等)に対して三相交流電力を供給する構成とした点である。より具体的には、インバータユニット12を二組、すなわち、二つの平滑コンデンサユニット21と、12個の素子ユニット41を備えている。
図7において、図6(c)と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
車両用電力変換装置10Aは、12個の素子ユニット(素子ユニット41UU、41UL、41VU、41VL、41WU、41WLが二組)の冷却面が冷却装置側となるように4箇所のねじ孔を介して冷却装置にねじ止めされているとともに、6個ずつ二組の素子ユニットにはそれぞれゲートアンプ基板とともに、平滑コンデンサユニット21の三相交流電力側端子がねじ止めされている。
第2の実施形態が第1の実施形態の電力変換装置と異なる点は、複数系統の負荷(例えば、複数のモータ等)に対して三相交流電力を供給する構成とした点である。より具体的には、インバータユニット12を二組、すなわち、二つの平滑コンデンサユニット21と、12個の素子ユニット41を備えている。
本第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、平滑コンデンサユニット21、ゲートアンプ基板13及びゲートアンプ基板は、ねじ止めにより物理的な固定と、回路接続とを行っているので、従来のラミネート導体のような配線部材を別途設けることなく、部品点数、組み立て工数及び製造コストの低減を図りつつ、複数系統の負荷に三相交流電力を供給することができる。
上記各実施形態においては、三相交流電力側端子から出力される三相交流の電流を測定するために、U相電流センサ23及びW相電流センサ24を設けていたが、本第3の実施形態は、三相交流電力側端子を有する平滑コンデンサユニットに交流電流検出センサを設けた場合の実施形態である。
ところで、電流センサを設ける場合に、電力変換装置の天井面のフレームに電流センサを取付けるための板金スペースを設けて電流センサを取付ける方法が挙げられるが、部品点数の増加、装置の大型化、配線の複雑化に伴う組立工数の増加によりコストアップの要因となる虞があった。
ところで、電流センサを設ける場合に、電力変換装置の天井面のフレームに電流センサを取付けるための板金スペースを設けて電流センサを取付ける方法が挙げられるが、部品点数の増加、装置の大型化、配線の複雑化に伴う組立工数の増加によりコストアップの要因となる虞があった。
図8は、第3の実施形態の平滑コンデンサユニットの外観図である。
図9は、電流センサの取り付け部分の拡大図である。
そこで、本第3実施形態においては、平滑コンデンサユニット21と同様の構成を有する平滑コンデンサユニット60に二つの電流センサ61、62を取付ける二組のねじ座板金63を設け、電流センサ61、62の固定用ボルト64をウェルドナット(溶接ナット)65により固定して取り付け可能とした。
図9は、電流センサの取り付け部分の拡大図である。
そこで、本第3実施形態においては、平滑コンデンサユニット21と同様の構成を有する平滑コンデンサユニット60に二つの電流センサ61、62を取付ける二組のねじ座板金63を設け、電流センサ61、62の固定用ボルト64をウェルドナット(溶接ナット)65により固定して取り付け可能とした。
したがって、第3の実施形態によれば、平滑コンデンサユニット50の取り付けを行うだけで、電流センサ61、62を一体に取付け可能とできるので、部品点数を削減し、組立工数の低減、コストダウン及び装置の小型化が可能となる。
第4の実施形態は、車両用電力変換装置にPWM制御基板を一体として構成した場合の実施形態である。
図10は、第4の実施形態の車両用電力変換装置の組み立て状態の外観図である。
図10において、図6(b)と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図10に示すように、車両用電力変換装置10Bは、冷却面が冷却装置側となるように4箇所のねじ孔SC1を介して冷却装置52にねじ止めされた複数(例えば、6個)の素子ユニットと、複数の素子ユニット41Xに配線用基板71を介して接続されたPWM制御基板72と、複数の素子ユニット41Xに配線用基板71を介して、配線用基板71と一体に複数の素子ユニット41Xに電気的に接続可能に三相交流側端子とねじ止めされている平滑コンデンサユニット21と、を備えている。
図10は、第4の実施形態の車両用電力変換装置の組み立て状態の外観図である。
図10において、図6(b)と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
図10に示すように、車両用電力変換装置10Bは、冷却面が冷却装置側となるように4箇所のねじ孔SC1を介して冷却装置52にねじ止めされた複数(例えば、6個)の素子ユニットと、複数の素子ユニット41Xに配線用基板71を介して接続されたPWM制御基板72と、複数の素子ユニット41Xに配線用基板71を介して、配線用基板71と一体に複数の素子ユニット41Xに電気的に接続可能に三相交流側端子とねじ止めされている平滑コンデンサユニット21と、を備えている。
以上の説明のように、本第4実施形態によれば、配線用基板71と一体になったPWM制御基板62を素子ユニットに電気的に接続して組み立てるに際して、平滑コンデンサユニット21の取り付けと同時に行えるので、組み立て工数の低減が図れる。
さらに配線用基板71をPWM制御基板72と直接接続し、一体に素子ユニット41Xに接続するので、小型化が容易となる。
さらに配線用基板71をPWM制御基板72と直接接続し、一体に素子ユニット41Xに接続するので、小型化が容易となる。
以上の説明においては、素子ユニット41Xは、上部アームあるいは下部アームを構成可能なIGBT及びダイオード(還流ダイオード)を備える構成としていたが、上部アーム及び下部アームを一体として備えた素子ユニットを構成するようにすることも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、10A、 10B 車両用電力変換装置
11 モータ
12 インバータユニット
13 ゲートアンプ基板
21 平滑コンデンサユニット
22 インバータ本体
23 U相電流センサ
24 W相電流センサ
31 コンデンサ
32P 直流側端子
33 三相交流側端子
35 IGBT
36 ダイオード
41 素子ユニット
41U U相アーム部
41V V相アーム部
41W W相アーム部
41UL、41UU、41VL、41VU、41WL、41WU 素子ユニット
41X 素子ユニット
50 平滑コンデンサユニット
51 冷却面
52 冷却装置
60 平滑コンデンサユニット
61 電流センサ
62 PWM制御基板
63 ねじ座板金
64 固定用ボルト
71 配線用基板
72 PWM制御基板
BD 本体
SC1 ねじ孔
SC2 ねじ孔
T1 第1入出力端子
T2 第2入出力端子
VVVF 鉄道車両用
11 モータ
12 インバータユニット
13 ゲートアンプ基板
21 平滑コンデンサユニット
22 インバータ本体
23 U相電流センサ
24 W相電流センサ
31 コンデンサ
32P 直流側端子
33 三相交流側端子
35 IGBT
36 ダイオード
41 素子ユニット
41U U相アーム部
41V V相アーム部
41W W相アーム部
41UL、41UU、41VL、41VU、41WL、41WU 素子ユニット
41X 素子ユニット
50 平滑コンデンサユニット
51 冷却面
52 冷却装置
60 平滑コンデンサユニット
61 電流センサ
62 PWM制御基板
63 ねじ座板金
64 固定用ボルト
71 配線用基板
72 PWM制御基板
BD 本体
SC1 ねじ孔
SC2 ねじ孔
T1 第1入出力端子
T2 第2入出力端子
VVVF 鉄道車両用
Claims (7)
- 半導体スイッチング素子を有し、インバータを構成可能な複数の素子ユニットと、入力された直流電力の平滑化を行い前記素子ユニットに出力する平滑コンデンサユニットと、を備え、前記直流電力を三相交流電力に変換して出力する車両用電力変換装置であって、
前記素子ユニット及び前記平滑コンデンサユニットは、ねじにより互いに締結することで電気的に接続するとともに、互いに固定状態とする端子接続部をそれぞれ備えた、
車両用電力変換装置。 - 前記平滑コンデンサユニットは、前記直流電力が入力される一対の直流側端子と、
前記三相交流電力を出力する三相交流側端子と、を備える、
請求項1記載の車両用電力変換装置。 - 前記複数の素子ユニット及び前記平滑コンデンサユニットの組みを複数組み備え、
複数の前記平滑コンデンサユニットの前記直流側端子を共通接続した、
請求項2記載の車両用電力変換装置。 - 前記平滑コンデンサユニットは、取付用ねじを有し、前記三相交流電力の電流を検出するための電流センサと、前記電流センサが取り付けられたねじ座と、を備えている、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の車両用電力変換装置。 - 前記車両用電力変換装置は、PWM制御により電力変換を行うものであり、
配線基板と、
前記素子ユニットに対し、前記配線基板を介して接続されて前記素子ユニットの制御を行うPWM基板と、
を備えた、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の車両用電力変換装置。 - 直流電力が入力され、後段に設けられて前記直流電力を三相交流電力に変換する電力変換部に平滑直流電力を供給可能な平滑コンデンサユニットであって、
前記直流電力が入力される一対の直流側端子と、
前記三相交流電力を出力する三相交流側第1端子と、
前記三相交流側第1端子と対となり、前記三相交流電力を出力する三相交流側第2端子と、
前記一対の直流側端子間に接続されたコンデンサと、を備え、
前記一対の直流側端子のうち一方は、前記三相交流側第1端子に接続され、
前記一対の直流側端子のうち他方は、前記三相交流側第2端子に接続されている、
平滑コンデンサユニット。 - 前記平滑コンデンサユニットは、取付用ねじを有し、前記三相交流電力の電流を検出するための電流センサと、前記電流センサが取り付けられたねじ座と、を備えている、
請求項6記載の平滑コンデンサユニット。
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JP2017219090A JP2019092282A (ja) | 2017-11-14 | 2017-11-14 | 車両用電力変換装置及び平滑コンデンサユニット |
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JP2007143272A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | コンデンサモジュール,電力変換装置及び車載用電機システム |
JP2011234559A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Sanyo Electric Co Ltd | インバータ装置及びこれを搭載した電動車両 |
JP2016052183A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
-
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