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JP2019064133A - 接合継手、自動車用シートフレーム、および接合継手の製造方法 - Google Patents

接合継手、自動車用シートフレーム、および接合継手の製造方法 Download PDF

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JP2019064133A JP2017191788A JP2017191788A JP2019064133A JP 2019064133 A JP2019064133 A JP 2019064133A JP 2017191788 A JP2017191788 A JP 2017191788A JP 2017191788 A JP2017191788 A JP 2017191788A JP 2019064133 A JP2019064133 A JP 2019064133A
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雄一郎 山内
Yuichiro Yamauchi
雄一郎 山内
悠 依田
Hisashi Yoda
悠 依田
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Abstract

【課題】軽量化を可能とし、簡易に接合可能な異種材料の接合継手、自動車用シートフレーム、および接合継手の製造方法を提供する。【解決手段】本発明にかかる接合継手1は、表面の一部に微細凹凸部2aを有する金属または合金からなる金属部材2と、金属部材2より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部3aを有する板状部材3と、金属部材2の微細凹凸部2aに接合されるベース部4aと、円柱状をなし、ベース部4aより突出して板状部材3の穴部3aに挿入される軸部4bと、を有する熱可塑性樹脂からなるボルト4と、板状部材3の穴部3aに挿入されたボルト4の軸部3bに係合させて、金属部材2と板状部材3とを固定するリング状部材5と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、接合継手、自動車用シートフレーム、および接合継手の製造方法に関するものである。
近年、自動車用途や、電気機器、その他製造分野一般において各種部品の軽量化を目的として、鉄系材料のアルミニウム系材料、樹脂、繊維強化樹脂等への置き換えが検討されている。アルミニウム系材料、樹脂、繊維強化樹脂等は、軽量化に適する一方、すべてをアルミニウム系材料、樹脂、繊維強化樹脂等とすると、十分な製品強度を得ることは難しい。そこで、鉄系材料の一部をアルミニウム系材料、樹脂、繊維強化樹脂等への置き換えが検討されている。鉄系材料をアルミニウム系材料、樹脂、繊維強化樹脂等に置き換える際、鉄系材料とアルミニウム系、樹脂、繊維強化樹脂等材料との接合が必要となる。
異種材料の接合方法として、リベットを使用する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1〜6参照)。
特開2016−56952号公報 特許第6009004号公報 特開2016−175128号公報 特許第6010739号公報 特許第5722479号公報 特許第5704798号公報
しかしながら、特許文献1〜6では、プレス工程でリベットを第1の部材にかしめ固定した後、第2の部材とスポット溶接を行うものであり、接続工程が複雑となり生産性に劣るという問題を有している。また、接続する部材の構造により適用できない場合があり、電食対策も十分ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軽量化を可能とし、簡易に接合可能な異種材料の接合継手、自動車用シートフレーム、および接合継手の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる接合継手は、金属または合金からなる金属部材と、前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部を有する板状部材と、前記金属部材の微細凹凸部に接合されるベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出して前記板状部材の穴部に挿入される軸部と、を有する樹脂からなる係合部と、前記板状部材の穴部に挿入された前記軸部に係合させて、前記金属部材と前記板状部材とを固定するリング状部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記軸部は、外周部にネジ部を有し、前記リング状部材は、内周部にネジ部を有し、前記軸部と螺合されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記係合部は熱可塑性樹脂からなり、前記リング状部材から突出する前記軸部の径は、前記リング状部材の穴部の径より大きいことを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、表面に微細凹凸部を有する金属または合金からなる金属部材と、前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部を有する板状部材と、前記金属部材の微細凹凸部に接合されるベース部と、前記ベース部より突出して前記板状部材の穴部に挿入される第一軸部と、前記板状部材からから突出し、径が前記穴部の径より大きい第二軸部と、を有する熱可塑性樹脂からなる係合部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記金属部材は、表面の一部に微細凹凸部を有し、前記微細凹凸部に前記ベース部が接合されることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記微細凹凸部は、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記金属部材は鉄または鉄合金からなり、前記板状部材はアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手は、上記発明において、前記金属部材は、中空管であることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動車用シートフレームは、上記に記載の接合継手を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手の製造方法は、金属または合金からなる金属部材の表面の一部に、化学エッチングまたはレーザ処理により微細凹凸部を形成する表面処理工程と、前記微細凹凸部上に、ベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出する軸部と、を有する樹脂からなる係合部を係合する係合工程と、前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなる板状部材の穴部に前記軸部を挿入する板状部材配置工程と、前記ボルトにリング状部材を係合して、前記金属部材と前記板状部材とを固定する係合工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手の製造方法は、上記発明において、前記ボルトは熱可塑性樹脂からなり、前記係合工程後、前記リング状部材から突出する前記軸部を加熱し、前記.穴部の径より大きくなるように溶融変形する溶融変形工程を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる接合継手の製造方法は、上記発明において、金属または合金からなる金属部材の表面の一部に、化学エッチングまたはレーザ処理により微細凹凸部を形成する表面処理工程と、前記微細凹凸部上に、ベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出する軸部と、を有する熱可塑性樹脂からなる係合部を係合する係合工程と、前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなる板状部材の穴部に前記軸部を挿入する板状部材配置工程と、前記穴部から突出する前記軸部を加熱し、前記板状部材の穴部の径より大きくなるように溶融変形する溶融変形工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、軽量化を可能とし、異種材料を簡易に接合可能な接合継手、および自動車用シートフレームを得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる接合継手の断面図である。 図2は、本発明の実施の形態2にかかる自動車用シートフレームの正面図である。 図3は、図2の自動車用シートフレームの裏面図である。 図4は、図3のA−A線の一部拡大断面図である。 図5は、図2の自動車用シートフレームの製造方法を説明する図である。 図6は、実施の形態3にかかる接合継手の製造方法を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1にかかる接合継手について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる接合継手1の断面図である。
接合継手1は、金属または合金からなる金属部材2と、金属部材2より軽量な金属、合金、樹脂または繊維強化樹脂からなる板状部材3と、ベース部4aと、円柱状をなし、ベース部4aより突出する軸部4bと、を有する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の樹脂からなり、係合部として機能するボルト4と、ボルト4の軸部4bに係合させて、金属部材2と、板状部材3とを固定するナット5と、を備える。
金属部材2は、表面の一部に微細凹凸部2aが形成されている。微細凹凸部2aは、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されている。化学エッチングは、水溶性アミン系化合物により金属表面をエッチングする技術(例えば、特開2004−216425号等参照)、過酸化水素水でエッチングした後、さらに金属表面を酸化処理する技術(例えば、国際公開2008/069252号、国際公開2008/047811号、国際公開2007/074749号等参照)、非酸化性強酸によりエッチングした後、アンモニア等の水溶液で表面処理する技術(例えば、国際公開2009/011398号等参照)、ハロゲンイオンにより金属表面をエッチングする技術(例えば、国際公開2009/151099号、特開2010−174372号等参照)により行うことができる。レーザ処理は、例えば、特許第5701414号公報、特開2013−52669号公報、特開2017−19189号公報等に記載の方法により行うことができる。微細凹凸部2a上に配置された型枠内に熱可塑性樹脂を流し込みボルト4を成形する。微細な凹凸内に熱可塑性樹脂が入り込んで硬化することにより、アンカー効果が得られ、金属部材2とボルト4との接合強度を向上することができる。
ボルト4は、外形が円形のベース部4aが微細凹凸部2a上に配置されることにより、金属部材2と接合されている。軸部4bは、ベース部4aより径が小さい円柱状をなし、外周部にネジ部4cが形成されている。ベース部4aの外径を軸部4bより大きくすることができるので、金属部材2との接触面積を大きくすることができ、接合強度を向上することができる。なお、ベース部4aの外形は、矩形等でもよく、円形に限定されるものではない。
板状部材3は、金属部材2より軽量な金属、合金、樹脂または繊維強化樹脂から形成される。金属部材2より軽量な材料を使用することにより、接合継手1を軽量化することができる。なお、軽量化を目的としない接合継手1においては、板状部材3の材料は、金属部材2と異なる材料であれば、金属部材2より軽量な材料に限定されるものではない。板状部材3は、金属部材2の微細凹凸部2aの形成位置に合わせて穴部3aが形成されている。微細凹凸部2a上に接合されたボルト4の軸部4bが、穴部3aに挿入されて金属部材2と板状部材3とが位置合わせされる。金属部材2と板状部材3との間には樹脂製のベース部4aが介在し、接触することがないため、板状部材3の材料として金属または合金を採用した場合にも、電食を生じることがない。
ナット5は、リング状部材として機能し、内周部にネジ部5aを有する。ネジ部5aと軸部4bの外周部に形成されたネジ部4cとを螺合することにより、金属部材2と板状部材3とを固定する。ナット5の材料は、金属、合金または樹脂等から適宜選択することができる。樹脂または板状部材3と同種の材料を使用することにより、電食を防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる自動車用シートフレームについて、図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態2にかかる自動車用シートフレーム10の正面図である。図3は、図2の自動車用シートフレーム10の裏面図である。図4は、図3のA−A線の一部拡大断面図である。
自動車用シートフレーム10は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、外周にそって各辺と平行に複数の穴部11aが形成されたバックパネル11と、鉄または鉄合金からなり、バックパネル11の穴部11a下部に配置されるフレーム管12と、を備える。バックパネル11とフレーム管12とは、フレーム管12上に接合されたボルト13’とナット14を介して固定されている。バックパネル11、フレーム管12、ボルト13’(13)およびナット14は、それぞれ板状部材、金属部材、係合部およびリング状部材として機能する。
バックパネル11は、アルミニウムまたはアルミニウム合金の薄板であり、プレス加工等により成形される。アルミニウム合金としては、強度の高いものが好ましいが、プレス加工のしやすさ等の観点から、5000系(Al−Mg系)、6000系(Al−Mg−Si系)、7000系(Al−Zn−Mg系)を使用することが好ましい。穴部11aは、プレス加工の際に同時に形成されることが、製造工程の簡略化の点で好ましい。
フレーム管12は、図4に示すように、断面形状が円形の鉄または鉄合金からなるパイプである。鉄合金としては、軟鋼、炭素鋼、高張力鋼、超高張力鋼、ステンレス鋼等を使用することができる。また、各種メッキ処理が施されたものも好適に使用できる。自動車用シートフレーム10の強度向上の点から、フレーム管12は高張力鋼から形成されることが好ましい。フレーム管12は、断面形状が矩形状をなしていてもよいし、多角形であってもよい。また、フレーム管12の代わりに板状の部材を使用してもよい。
フレーム管12は、表面の一部に微細凹凸部12aが形成されている。微細凹凸部12aは、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されている。微細凹凸部12a上に配置された型枠内に熱可塑性樹脂を流し込みボルト13(13’)を成形する。微細な凹凸内に熱可塑性樹脂が入り込んで硬化することにより、アンカー効果が得られ、フレーム管12とボルト13(13’)との接合強度を向上することができる。
ボルト13’は、ベース部13aと、円柱状をなし、ベース部13aより突出する軸部13’と、を有する。軸部13b’は、バックパネル11、および後述するナット14に挿入される第一軸部13b−1と、リング状部材14から突出する第2軸部13b−2’と、から構成されている。ボルト13’は、外形が円形のベース部13aが微細凹凸部12a上に配置されることにより、フレーム管12と接合されている。第一軸部13b−1は、ベース部13aより径が小さい円柱状をなしている。また、第二軸部13b−2’の径は、溶融してナット14の穴部14aの径より大きくなっている。ベース部13aの外径を軸部13b’より大きくすることができるので、フレーム管12との接触面積を大きくすることができ、接合強度を向上することができる。さらに、第二軸部13b−2’の径が溶融によりナット14の穴部14aの径より大きくなっているため、ナット14の落脱を防止し、フレーム管12とバックパネル11とを固定することができる。なお、第一軸部13b−1の外周にネジ部が形成されていてもよい。
次に、自動車用シートフレーム10の製造方法について説明する。図5は、図2の自動車用シートフレーム10の製造方法を説明する図である。
図5(a)に示すように、フレーム管12の微細凹凸部12a上に接合されたボルト13の軸部13bを、バックパネル11の穴部11aに挿入して、フレーム管12上にバックパネル11を配置する。微細凹凸部12aは、フレーム管12の表面に、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されたものであり、ボルト13は、微細凹凸部12a上に配置された型枠内に熱可塑性樹脂を流し込み成形されている。
その後、図5(b)に示すように、ナット14の穴部14a内にボルト13の軸部13bを挿入する。
ナット14に軸部13bを挿入後、図5(c)に示すように、ナット14から突出する第二軸部13b−2を上方から加熱し、溶融させて、穴部14aの径より大きくなるように溶融変形させる。
実施の形態2では、第二軸部13b−2を溶融して、穴部14aの径より大きくなるように変形するため、ナット14がゆるむことなく、フレーム管12とバックパネル11とを固定することができる。なお、実施の形態2では、第二軸部13b−2を溶融変形させてナット14を固定しているが、第2軸部13b−2を溶融することなく、接着剤等を使用してボルト13、ナット14およびバックパネル11とを接合してもよい。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3にかかる接合継手1Bの製造方法を説明する図である。接合継手1Bは、図6(b)に示すように、表面に微細凹凸部2aを有する金属または合金からなる金属部材2Bと、金属部材2Bより軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部3aを有する板状部材3と、金属部材2Bの微細凹凸部2aに接合されるベース部4aと、ベース部4aより突出して柱状をなし、熱可塑性樹脂からなる軸部4b’と、を有するボルト4’と、を備える。軸部4b’は、板状部材3に挿入される第一軸部4b−1と、板状部材3から突出する第2軸部4b−2’と、から構成されている。第一軸部4b−1は、ベース部4aより径が小さい円柱状をなしている。また、第二軸部4b−2’の径は、溶融して板状部材3の穴部3aの径より大きくなっている。軸部4b’は穴部3aの外形と同形状の柱状であればよく、円柱状のほか、矩形柱状であってもよい。金属部材2Bは、円柱状の中空管である。金属部材2Bは、角柱状の中空管でもよい。
接合継手1Bは、図6(a)に示すように、金属部材2Bの微細凹凸部2a上に接合されたボルト4の軸部4bを、板状部材3の穴部3aに挿入して、金属部材2B上に板状部材3を配置する。微細凹凸部2aは、金属部材2Bの表面に、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されたものであり、ボルト4は、微細凹凸部2a上に配置された型枠内に熱可塑性樹脂を流し込み成形されている。
その後、図6(b)に示すように、板状部材3から突出する第二軸部4b−2を上方から加熱し、溶融させて、穴部3aの径より大きくなるように溶融変形させる。
実施の形態3では、第2軸部4b−2を溶融して、穴部3aの径より大きくなるように溶融変形させるため、簡易に金属部材2Bと板状部材3とを固定することができる。なお、第2軸部4b−2を溶融変形するのに変えて、軸部4bを溶融することなく、接着剤等を使用して板状部材3およびボルト4とを接合してもよい。
なお、上記の実施の形態1〜3では、金属部材(フレーム管)に接合した係合部(ボルト)を、板状部材(バックパネル)の穴部に挿入し、リング状部材であるナットの係合または軸部の溶融変形により、金属部材(フレーム管)と板状部材(バックパネル)を固定するが、係合部の軸部にリング状部材を圧入して、金属部材(フレーム管)と板状部材(バックパネル)を固定してもよい。
1、1B 接合継手
2、2B 金属部材
2a、12a 微細凹凸部
3 板状部材
3a、11a 穴部
4、4’、13、13’ ボルト
4a、13a ベース部
4b、4b’、13b、13b’ 軸部
4c、5a ネジ部
5、14 ナット
10 自動車用シートフレーム
11 バックパネル
12 フレーム管

Claims (12)

  1. 金属または合金からなる金属部材と、
    前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部を有する板状部材と、
    前記金属部材に接合されるベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出して前記板状部材の穴部に挿入される軸部と、を有する樹脂からなる係合部と、
    前記板状部材の穴部に挿入された前記軸部に係合させて、前記金属部材と前記板状部材とを固定するリング状部材と、
    を備えることを特徴とする接合継手。
  2. 前記軸部は、外周部にネジ部を有する円柱状をなし、
    前記リング状部材は、内周部にネジ部を有し、前記軸部と螺合されていることを特徴とする請求項1に記載の接合継手。
  3. 前記係合部は熱可塑性樹脂からなり、前記リング状部材から突出する前記軸部の径は、前記リング状部材の穴部の径より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の接合継手。
  4. 金属または合金からなる金属部材と、
    前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなり、穴部を有する板状部材と、
    前記金属部材に接合されるベース部と、前記ベース部より突出して前記板状部材の穴部に挿入される第一軸部と、前記板状部材から突出し、径が前記穴部の径より大きい第二軸部と、を有する熱可塑性樹脂からなる係合部と、
    を備えることを特徴とする接合継手。
  5. 前記金属部材は、表面の一部に微細凹凸部を有し、前記微細凹凸部に前記ベース部が接合されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の接合継手。
  6. 前記微細凹凸部は、化学エッチングまたはレーザ処理により形成されていることを特徴とする請求項5に記載の接合継手。
  7. 前記金属部材は鉄または鉄合金からなり、前記板状部材はアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の接合継手。
  8. 前記金属部材は、中空管であることを特徴とする請求項7に記載の接合継手。
  9. 請求項8に記載の接合継手を備えることを特徴とする自動車用シートフレーム。
  10. 金属または合金からなる金属部材の表面の一部に、化学エッチングまたはレーザ処理により微細凹凸部を形成する表面処理工程と、
    前記微細凹凸部上に、ベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出する軸部と、を有する樹脂からなる係合部を係合する係合工程と、
    前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなる板状部材の穴部に前記軸部を挿入する板状部材配置工程と、
    前記係合部にリング状部材を係合して、前記金属部材と前記板状部材とを固定する係合工程と、
    を含むことを特徴とする接合継手の製造方法。
  11. 前記係合部は熱可塑性樹脂からなり、
    前記係合工程後、前記リング状部材から突出する前記軸部を加熱し、前記穴部の径より大きくなるように溶融変形する溶融変形工程と、を行うことを特徴とする請求項10に記載の接合継手の製造方法。
  12. 金属または合金からなる金属部材の表面の一部に、化学エッチングまたはレーザ処理により微細凹凸部を形成する表面処理工程と、
    前記微細凹凸部上に、ベース部と、柱状をなし、前記ベース部より突出する軸部と、を有する熱可塑性樹脂からなる係合部を係合する係合工程と、
    前記金属部材より軽量な金属、合金、樹脂、または繊維強化樹脂からなる板状部材の穴部に前記軸部を挿入する板状部材配置工程と、
    前記穴部から突出する前記軸部を加熱し、前記板状部材の穴部の径より大きくなるように溶融変形する溶融変形工程と、
    を含むことを特徴とする接合継手の製造方法。
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