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JP2019062625A - 接地器具 - Google Patents

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JP2019062625A
JP2019062625A JP2017184741A JP2017184741A JP2019062625A JP 2019062625 A JP2019062625 A JP 2019062625A JP 2017184741 A JP2017184741 A JP 2017184741A JP 2017184741 A JP2017184741 A JP 2017184741A JP 2019062625 A JP2019062625 A JP 2019062625A
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JP2017184741A
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晃希 若杉
Koki Wakasugi
晃希 若杉
淳一 安田
Junichi Yasuda
淳一 安田
昌明 橋出
Masaaki Hashide
昌明 橋出
佐藤 昌弘
Masahiro Sato
昌弘 佐藤
亮太 藤本
Ryota Fujimoto
亮太 藤本
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Chugoku Electric Power Co Inc
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Chugoku Electric Power Co Inc
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Abstract

【課題】従来から使用している接地金物の接地端子締め付けボルトの一部を改造するだけで、作業者の感電事故の防止が可能になる安価で且つ操作が容易な接地器具を提供する。【解決手段】接地器具1は、送電線51を把持するための開閉フック27が回動可能に取り付けられた頭部金物3と、頭部金物3を先端側に取り付けられた絶縁素材製の操作棒2と、頭部金物3にアース線4を介して電気的に接続され、接地部材28に固定される接地金物5と、を備えている。接地金物は、クランプ本体30の一部との間に接地部材28を挟持する接地端子締め付けボルト25を有している。接地端子締め付けボルト25は、接地端子側ボルト部分35と共用ボルト部分18とに分離可能に構成されている。接地端子側ボルト部分35から分離された共用ボルト部分18は、第2の操作棒7を引き出し位置で第1の操作棒6に固定する操作棒伸縮調整手段8に使用され、操作棒伸縮調整手段8の締め付け筒状部17を縮径変形させる。【選択図】図1

Description

この発明は、送電線の静電誘導及び電磁誘導により誘起する電圧、電流を取り除くために、電線を鉄塔等の接地部材に接地する接地器具に関するものである。
従来から、送電線に対する作業は、作業の安全性を確保するため、送電線と鉄塔等の接地部材(例えば、鉄骨)とをアースフックと称する接地器具で電気的に接続し、送電線を接地器具を介して接地している。
(第1従来例)
図4は、従来から使用されている接地器具100を示す図である。なお、図4(a)は接地器具100の正面図であり、図4(b)は図4(a)の矢印B4方向から見た接地器具100の一部側面図である。
この図4に示すように、接地器具100は、作業者が把持する絶縁素材(エポキシ樹脂等)製の操作棒101と、この操作棒101の先端側に設けられた頭部金物102と、この頭部金物102に一端が電気的に接続されたアース線103と、このアース線103の他端に電気的に接続された接地金物104と、を有している。
操作棒101は、第1の操作棒105と、この第1の操作棒105の内部に引出可能に収容された第2の操作棒106と、を有している。第2の操作棒106の先端側には、頭部金物102が取り付けられている。また、第1の操作棒105の先端側には、第2の操作棒106の引出量を調整するための操作棒伸縮調整手段107が取り付けられている。この操作棒伸縮調整手段107は、第1の操作棒105の先端側に固定される固定円筒部108と、この固定円筒部108に一体に形成された縮径変形可能な締め付け筒状部110と、この締め付け筒状部110を縮径変形させて第2の操作棒106を締め付け固定する伸縮調整ボルト111と、を有している。
頭部金物102は、第2の操作棒106の先端側に取り付けられた金属(鉄等の導電材)製の本体部112と、この本体部112に回動可能に取り付けられた金属(鉄等の導電材)製の開閉フック113と、を有している。そして、この頭部金物102は、作業者が操作棒101を回転させることにより、本体部112に内蔵された開閉フック駆動機構114が作動して、開閉フック113を回動させ、開閉フック113と本体部112との間に送電線115を把持することができるようになっている。なお、図4に示す接地器具100は、実線で示す開閉フック113の位置が開閉フック113の全開位置であり、二点鎖線で示す開閉フック113の位置が開閉フック113の全閉位置である。
接地金物104は、アース線103を鉄塔等の接地部材116に固定するもので、金属(鉄等の導電材)でコ字状に形成されたクランプ本体117と、このクランプ本体117を構成する一対のアーム部118,118の一方に取り付けられた金属(導電材)製の接地端子締め付けボルト120と、アース線103を固定するためのアース線固定部121と、を有している。そして、接地端子締め付けボルト120は、一方のアーム部118の雌ねじ122に螺合され、先端の接地端子123を他方のアーム部118に近づけるか又は遠ざけることができるようになっており、接地端子123と他方のアーム部118との間に鉄塔等の接地部材116を挟持し、接地金物104を鉄塔等の接地部材116に固定できるようになっている。
このような従来の接地器具100は、送電線115と接地部材116とを接続する場合、作業者が感電するのを防止するため、接地金物104の接地端子123と接地金物104の他方のアーム部118との間に接地部材116を挟持した後、第2の操作棒106を第1の操作棒105から引き出して操作棒101の長さを調節し、第2の操作棒106を第1の操作棒105に操作棒伸縮調整手段107によって固定した後、頭部金物102の開閉フック113を送電線115に引っ掛け、操作棒101を回転させて、頭部金物102の開閉フック113と頭部金物102の本体部112との間に送電線115を把持するように使用される。また、従来の接地器具100は、送電線115から取り外す場合、作業者が感電するのを防止するため、操作棒101を回転させて、頭部金物102の開閉フック113を開き、頭部金物102を送電線115から離した後、接地金物104の接地端子締め付けボルト120を緩め、接地金物104を鉄塔等の接地部材116から取り外すように使用される。
しかしながら、従来の接地器具100は、作業者が接地金物104の接地端子締め付けボルト120をいつでも操作できるようになっているため、開閉フック113を送電線115から離す前に、接地金物104を鉄塔等の接地部材116から取り外すことが可能であり、静電誘導及び電磁誘導により誘起する電圧、電流によって作業者が感電する虞がある。
(第2従来例)
図5は、第2従来例に係る接地器具200を示す図である。この第2従来例に係る接地器具200は、第1従来例に係る接地器具100で生じる虞のある感電事故を防止するために案出されたものである(特許文献1参照)。
この図5に示す接地器具200は、伸縮可能な入れ子式の操作棒201の先端側(上端側)と後端側(下端側)に操作棒引出防止手段202を掛け渡し、この操作棒引出防止手段202によって操作棒201の引き出しを制限するようになっている。そして、操作棒引出防止手段202は、操作棒201の先端側に固定したロックプレート203と、このロックプレート203に係合されたインターロック金具204と、インターロック金具204と操作棒201の後端側とに掛け渡された係止索205と、を有している。また、接地器具200は、操作棒201の先端側に取り付けられた頭部金物206の開閉フック207にアース線208を介して接続された接地金物210を有している。接地金物210は、接地端子締め付けボルト211によって鉄塔等の接地部材212に締め付け固定されるようになっている。そして、この接地金物210の接地端子締め付けボルト211は、接地金物210にキー金具213が装着された場合に操作することが可能になり、接地金物210からキー金具213が抜き取られた場合に操作することができなくなる構造になっている。キー金具213は、接地端子締め付けボルト211が接地金物210を鉄塔等の接地部材212に締め付け固定することにより、接地金物210から抜き取ることができ、接地端子締め付けボルト211が緩められた状態(接地金物が鉄塔等の接地部材212に固定されていない状態)で、接地金物210から抜き取れないようになっている。また、操作棒引出防止手段202は、接地金物210から抜き取られたキー金具213がインターロック金具204に装着された場合にロックプレート203とインターロック金具204との分離が可能になり、インターロック金具204にロックプレート203が係合された場合にキー金具213がインターロック金具204から抜き取ることが可能になっている。
このような第2従来例に係る接地器具200は、送電線214を鉄塔等の接地部材212に接地する場合、(1a)接地金物210を鉄塔等の接地部材212に固定し、(2a)キー金具213を接地金物210から取り外し、(3a)キー金具213をインターロック金具204に装着して、ロックプレート203とインターロック金具204を分離し、(4a)操作棒201を伸ばし、(5a)頭部金物206の開閉フック207で送電線214を把持する。また、第2従来例に係る接地器具200は、送電線214から取り外す場合、(1b)頭部金物206の開閉フック207を開いて、送電線214から頭部金物206を離し、(2b)操作棒201を短くして、ロックプレート203とインターロック金具204とを係合させ、(3b)インターロック金具204からキー金具213を抜き取り、(4b)そのキー金具213を接地金物210に装着して、接地端子締め付けボルト211を緩め、接地金物210を鉄塔等の接地部材212から取り外す。このように、第2従来例に係る接地器具200は、鉄塔等の接地部材212への接地金物210の固定と操作棒201の伸長又は短縮との両方をキー金具213で制御することにより、上記(1a)〜(5a)の作業手順、及び上記(1b)〜(4b)の作業手順以外の作業手順で作業が行えないようにして、作業者の感電事故を防止している。
特開2009−77593号公報
しかしながら、第2従来例に係る接地器具200は、接地金物210の構造が第1従来例の接地金物104の構造と大きく異なり且つ第1従来例の接地金物104の構造よりも複雑であり、第1従来例に係る接地金物104を改変して使用することができないため、新たに作り直す必要がある。また、第2従来例に係る接地器具200は、第1従来例において使用していない操作棒引出防止手段202を新たに製造する必要がある。その結果、第2従来例の技術は、第1従来例に係る接地器具100に適用することが困難であり、接地器具200の価格の高騰を招くという問題を有している。また、第2従来例に係る接地器具200は、接地金物210及び操作棒引出防止手段202の構造が複雑で、キー金具213の接地金物210及び操作棒引出防止手段202への脱着操作が煩雑で操作し難いという問題を有している。
そこで、本発明は、従来から使用している接地金物の接地端子締め付けボルトの一部を改造するだけで、作業者の感電事故の防止が可能になる安価で且つ操作が容易な接地器具を提供する。
本発明は、送電線51を把持するための開閉フック27が回動可能に取り付けられた頭部金物3と、前記頭部金物3を先端側に取り付けられた絶縁素材製の操作棒2と、前記頭部金物3にアース線4を介して電気的に接続され、接地部材28に固定される接地金物5と、を備えた接地器具1に関するものである。
本発明において、前記操作棒2は、第1の操作棒6と、前記第1の操作棒6の内部に引き出し可能に収容された第2の操作棒7と、前記第1の操作棒6から引き出した前記第2の操作棒7を前記第1の操作棒6に固定する操作棒伸縮調整手段8と、を有している。また、前記頭部金物3は、前記操作棒2が回動操作されることにより作動して前記開閉フック27を回動させる開閉フック駆動機構26が収容されている。また、前記接地金物5は、前記アース線4に接続されるクランプ本体30と、前記クランプ本体30に螺合されて、前記クランプ本体30の一部との間に接地部材28を挟持する接地端子締め付けボルト25と、を有している。また、前記接地端子締め付けボルト25は、接地端子側ボルト部分35と共用ボルト部分18とに分離可能に構成されている。また、前記接地端子側ボルト部分35は、前記クランプ本体30に螺合され、前記接地部材28に接触させる接地端子34が先端に設けられ、前記クランプ本体30から突出した部分に回り止め軸部37が形成されている。また、前記共用ボルト部分18は、ねじ軸18aに前記回り止め軸部37に嵌合される回り止め穴部40が形成され、前記回り止め穴部40が前記回り止め軸部37に嵌合された状態で前記接地端子側ボルト部分35と一体に回動し、前記回り止め穴部40を前記回り止め軸部37から抜くことにより前記接地端子側ボルト部分35から分離される。また、前記操作棒伸縮調整手段8は、第1の操作棒6に固定される固定円筒部16と、前記固定円筒部16に一体に形成された縮径変形可能な締め付け筒状部17と、を有している。そして、前記締め付け筒状部17は、前記固定円筒部16の周方向に沿って形成された周方向スリット20によって前記固定円筒部16と区分けされ、前記周方向スリット20に交差し且つ前記締め付け筒状部17の母線方向に沿って形成された軸線方向スリット21によってC形状に形作られ、前記軸線方向スリット21の両側に操作用突起22が対向して位置するように一対形成され、前記一対の操作用突起22,22に前記接地端子側ボルト部分35から分離された前記共用ボルト部分18が係合され、前記共用ボルト部分18が操作されることによって前記軸線方向スリット21が狭められると、前記第2の操作棒7を締め付ける方向に縮径変形させられて、前記第2の操作棒7を引き出し位置で前記第1の操作棒6に固定する。
本発明によれば、従来から使用している接地金物の接地端子締め付けボルトの一部を改造するだけで、作業者の感電事故の防止が可能になる安価で且つ操作が容易な接地器具を提供することができる。
本発明の実施例に係る接地器具を示す図であり、図1(a)は接地器具の正面図、図1(b)は図1(a)の矢印B1方向から見た接地器具の一部側面図である。 本発明の実施例に係る接地器具の接地端子締め付けボルトを示す図であり、図2(a)は接地端子締め付けボルトの全体構造を示す正面図、図2(b−1)は接地端子締め付けボルトの接地端子側ボルト部分の正面図、図2(b−2)は図2(b−1)の矢印B2方向から見た接地端子側ボルト部分の一端面の図、図2(b−3)は図2(b−1)の矢印B3方向から見た接地端子側ボルト部分の他端面(接地端子の端面)の図、図2(c−1)は接地端子締め付けボルトの共用ボルト部分の正面図、図2(c−2)は図2(c−1)の矢印B4方向から見た共用ボルト部分の先端面の図である。 本発明の実施例に係る接地器具の頭部金物を拡大して示す図であり、図3(a)は頭部金物の正面図、図3(b)は頭部金物の平面図である。 第1従来例に係る接地器具を示す図であり、図4(a)は接地器具の正面図、図4(b)は図4(a)の矢印B5方向から見た接地器具の一部側面図である。 第2従来例に係る接地器具の正面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
図1は、本発明の実施例に係る接地器具1を示す図である。なお、図1(a)は接地器具1の正面図であり、図1(b)は図1(a)の矢印B1方向から見た接地器具1の一部側面図である。
この図1に示すように、本実施例に係る接地器具1は、作業者が把持する絶縁素材(エポキシ樹脂等)製の操作棒2と、この操作棒2の先端部に設けられた頭部金物3と、この頭部金物3に一端が電気的に接続されたアース線4と、このアース線4の他端に電気的に接続された接地金物5と、を有している。
操作棒2は、円筒状の第1の操作棒6と、この第1の操作棒6の内部に引出可能に収容された丸棒状の第2の操作棒7と、を有している。第1の操作棒6の先端側には、第2の操作棒7の引出量を調整するための操作棒伸縮調整手段8が取り付けられている。また、第2の操作棒7の先端側には、頭部金物3が取り付けられている。
図1(a)に示すように、第1の操作棒6は、下端に開口する第1中心穴10と、上端に開口し且つ第1中心穴10に開口する第2中心穴11と、を有している。第1中心穴10は、第2中心穴11よりも大径であり、第2の操作棒7の抜け止めストッパ12を第2中心穴11との接続段部13まで案内できるようになっている。
図1(a)に示すように、第2の操作棒7は、棒本体部7aの一端側(上部側)に小径部7bが形成され、棒本体部7aの他端側(下部側)にリング状の抜け止めストッパ12が形成されている。そして、第2の操作棒7は、小径部7bの先端側に頭部金物3が取り付けられている。また、第2の操作棒7は、棒本体部7aの一端側が操作棒伸縮調整手段8よりも上方に突出しており、抜け落ち防止筒14が棒本体部7aの一端(上端)と操作棒伸縮調整手段8の上端面8aとの間に取り付けられている。また、第2の操作棒7は、抜け落ち防止筒14の上端と頭部金物3の下端との間に位置する小径部7bに圧縮ばね15が嵌合され、圧縮ばね15で頭部金物3を弾性的に支持している。このような第2の操作棒7は、抜け止めストッパ12が第1の操作棒6の第1中心穴10と第2中心穴11との接続部に位置する接続段部13に突き当たることによって第1の操作棒6の上方への引き出しが制限され、抜け落ち防止筒14が操作棒伸縮調整手段8の上端面8aに突き当たることによって第1の操作棒6の下方への移動が制限されるようになっている。
図1に示すように、操作棒伸縮調整手段8は、第1の操作棒6の先端側に固定される固定円筒部16と、この固定円筒部16に一体に形成された縮径変形可能な締め付け筒状部17と、この締め付け筒状部17を縮径変形させて第2の操作棒7を任意の引き出し位置で締め付け固定する伸縮調整ボルト18と、を有している。固定円筒部16は、金属部材のみで形作られており、図示しないねじ等で第1の操作棒6の外周面に固定されている。締め付け筒状部17は、固定円筒部16と同一の金属製外周部17aと、この金属製外周部17aの内周面に固着された弾性変形可能な樹脂製ライナー17bと、を有している。この締め付け筒状部17は、固定円筒部16の周方向に沿って180°の角度範囲まで形成された周方向スリット20によって固定円筒部16と区分けされ、周方向スリット20の周方向中間位置に形成され且つ締め付け筒状部17の母線方向(操作棒2の中心軸線2aの延びる方向)に沿って形成された軸線方向スリット21によってC形状に形作られている。そして、この締め付け筒状部17は、金属製外周部17aの外周面で且つ軸線方向スリット21の両側の位置に、一対の操作用突起22,22が軸線方向スリット21を間にして対向するように形成されている。一対の操作用突起22,22の一方には、伸縮調整ボルト18を挿入するねじ挿入穴23が形成されている。また、一対の操作用突起22,22の他方には、ねじ挿入穴23から挿入された伸縮調整ボルト18のねじ軸18aに螺合する雌ねじ24が形成されている。このように形成された操作棒伸縮調整手段8は、一対の操作用突起22,22に係合された伸縮調整ボルト18が操作され、締め付け筒状部17の軸線方向スリット21の間隔が狭められ、締め付け筒状部17が伸縮調整ボルト18によって縮径変形させられると、締め付け筒状部17の樹脂製ライナー17bが第2の操作棒7を締め付け、第2の操作棒7を任意の引き出し位置で第1の操作棒6に固定する。そして、この操作棒伸縮調整手段8を構成する伸縮調整ボルト18には、後述する接地金物5の接触端子締め付けボルト25のうちの共用ボルト部分18が使用される(図2参照)。
なお、操作棒2は、第2の操作棒7が第1の操作棒6に操作棒伸縮調整手段8によって固定されていない場合、作業者が第1の操作棒6を回転させても第2の操作棒7を回転させることができないため、後述する頭部金物3に内蔵された開閉フック駆動機構26を作動させることができず、頭部金物3の開閉フック27を開閉操作することできない。また、伸縮調整ボルトと共用ボルト部分は、同一物であるため、同一符号を付して説明する。
また、周方向スリット20と軸線方向スリット21の交差する位置は、上述の周方向スリット20の周方向中間位置に限定されず、締め付け筒状部17が縮径変形可能である限り、周方向スリット20の周方向中間位置からずれていてもよい。
図1に示すように、接地金物5は、アース線4を鉄塔等の接地部材28に固定するもので、金属(鉄等の導電材)でコ字状に形成されたクランプ本体30と、このクランプ本体30を構成する一対のアーム部31,31の一方に取り付けられた金属(導電材)製の接地端子締め付けボルト25と、アース線4を固定するためのアース線固定部32と、を有している。そして、接地端子締め付けボルト25は、一方のアーム部31の雌ねじ33に螺合され、先端の接地端子34を他方のアーム部31に近づけるか又は遠ざけることができるようになっており、接地端子34と他方のアーム部31との間に鉄塔等の接地部材28を挟持し、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に固定できるようになっている。
図2は、接地端子締め付けボルト25の詳細を示す図である。なお、図2(a)は接地端子締め付けボルト25の全体構造を示す正面図である。また、図2(b−1)は接地端子締め付けボルト25の接地端子側ボルト部分35の正面図であり、図2(b−2)は図2(b−1)の矢印B2方向から見た接地端子側ボルト部分35の一端面の図であり、図2(b−3)は図2(b−1)の矢印B3方向から見た接地端子側ボルト部分35の他端面(接地端子35の端面)の図である。また、図2(c−1)は接地端子締め付けボルト25の共用ボルト部分18の正面図であり、図2(c−2)は図2(c−1)の矢印B4方向から見た共用ボルト部分18の先端面の図である。
この図2に示すように、接地端子締め付けボルト25は、接地端子側ボルト部分35と共用ボルト部分18とに二分されている。
接地端子側ボルト部分35は、ねじ軸36の中心線36aに沿った一端側(上端側)に回り止め軸部37が形成され、ねじ軸36の中心線36aに沿った他端に円板状の接地端子34が一体に形成されている。回り止め軸部37は、外径が一方のアーム部31の雌ねじ33の内径よりも小径であり、一端面の形状(図2(b−1)の矢印B2の方向から見た形状)が略十字形状になるように、突起37aが周方向に沿って等間隔で4箇所形成されている。そして、この回り止め軸部37は、ねじ軸36が一方のアーム部31の雌ねじ33に螺合された状態において、一方のアーム部31の上方に突出するようになっている(図1参照)。
接地端子側ボルト部分35の接地端子34は、接地金物5の他方のアーム部31に対向する面(接地端子側ボルト部分35の他端面)の中心Cの周りに、鋸歯状の突起38が放射状に複数形成されている。この接地端子34の鋸歯状の突起38は、接地端子締め付けボルト25によって接地端子34が鉄塔等の接地部材(例えば鉄骨)28に押し付けられた際に、接地部材28の表面の塗装を削り取り、接地部材28の地金と接地端子34とを直接接触させて、接地を確実に行うことができる。したがって、本実施例に係る接地端子締め付けボルト25を使用する場合には、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に取り付ける前の準備作業としての接地部材28の塗装の剥離作業が不要となり、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に固定する作業の効率を向上させることが可能になる。なお、突起38は、鋸歯状のものに限定されず、格子状等で接地部材28の塗装を剥がすことができるものであればよい。
共用ボルト部分18は、蝶ボルト状に形作られており、ねじ軸18aの先端側に接地端子側ボルト部分35の回り止め軸部37に嵌り合う回り止め穴部40が形成されている(図2(c−1)及び図2(c−2)参照)。この回り止め穴部40は、ねじ軸18aの先端面に開口した有底穴であり、ねじ軸18aの先端面の形状(図2(c−1)の矢印B4の方向から見た形状)が略十字状になるように、溝40aが周方向に沿って等間隔で4箇所形成されており、各溝40aに回り止め軸部37の突起37aが係合するようになっている。このような共用ボルト部分18は、回り止め穴部40が接地端子側ボルト部分35の回り止め軸部37に嵌合されることにより、接地端子側ボルト部分35を一体として回動させることが可能になる。
また、共用ボルト部分18は、操作棒伸縮調整手段8を構成する伸縮調整ボルト18としても使用できるように形成されている。すなわち、共用ボルト部分18は、第1従来例の伸縮調整ボルト111に回り止め穴部40を加工した形状になっている。
図3は、頭部金物3を示す図である。なお、図3(a)は頭部金物3の正面図であり、図3(b)は頭部金物3の平面図である。
図3に示すように、頭部金物3は、第2の操作棒7の先端側に取り付けられた金属(鉄等の導電材)製の本体部41と、この本体部41に回動可能に取り付けられた金属(鉄等の導電材)製の開閉フック27と、本体部41に内蔵されて開閉フック27を開閉させる(回動させる)開閉フック駆動機構26と、を有している。
本体部41は、開閉フック27を収容する空間42、開閉フック駆動機構26を収容する空間43、及び第2の操作棒7を回動可能に支持する軸受45を収容する空間44が形成されている。このような本体部41は、軸受45を介して第2の操作棒7を相対回動可能な状態で支持している。
開閉フック駆動機構26は、第2の操作棒7の先端側に形成された台形ねじ6と、この台形ねじ46に螺合する雌ねじ47が形成されたスライダ48と、を有している。スライダ48は、外観形状が立方体状であり、本体部41に形成された空間43(四角柱状の穴)内にスライド移動できるように収容されており、送りねじのナットの機能を発揮するようになっている。このような、スライダ48は、操作棒2(第1の操作棒6及び第2の操作棒7)が回動させられると、本体部41の空間44(四角柱状の穴)内をスライド移動する。
開閉フック27は、頭部金物3を正面側から見た形状がへの字形状であり、本体部41の空間42内に収容され、中間位置が本体部41に支持軸50によって回動可能に支持されている。この開閉フック27は、本体部41から突出した舌片状の部分が送電線51を本体部41との間に把持する把持部27aであり、スライダ48の側面に係合される一対のアーム状の部分がスライド48によって操作される揺動操作部27b,27bである。そして、揺動操作部27b,27bの内側面(スライダ48の側面に対向する側面)には、スライダ48の側面に形成された長穴52にスライド可能に係合されるスライドピン53が取り付けられている。この開閉フック27のスライドピン53は、スライダ48が操作棒2によってスライド移動させられると、スライダ48の長穴52内をスライド移動させられ、開閉フック27の回動(開閉)を可能にする。
このような頭部金物3のアース線固定部54には、接地金物5のアース線固定部32に固定されたアース線4の一端が固定されている。これによって、頭部金物3と接地金物5は、アース線4を介して電気的に接続される。
なお、上述の開閉フック駆動機構26は、開閉フック27を操作棒2の回動操作にしたがって開閉させるための一例であり、この一例に限定されるものでなく、開閉フック27を操作棒2の回動操作にしたがって開閉させることができる他の構成のものでもよい。
以上のように構成された接地器具1は、送電線51と接地部材28とを接続する場合、作業者が感電するのを防止するため、接地金物5の接地端子34と接地金物5の他方のアーム部31との間に接地部材28が挿入され、接地端子締め付けボルト25が締め付け方向に操作されて、接地部材28を接地端子34と他方のアーム部31とによって挟持した後、接地端子締め付けボルト25の共用ボルト部分18が接地端子側ボルト部分35から分離される。これにより、作業者は、共用ボルト部分18が無い状態の接地金物5を誤って接地部材28から取り外すことがなくなる。
次に、共用ボルト部分18が操作棒伸縮調整手段8に使用される。すなわち、共用ボルト部分18は、第2の操作棒7が第1の操作棒6から引き出され、操作棒2の長さが調整された後、一対の操作用突起22,22の一方のねじ挿入穴23に挿入され、一対の操作用突起22,22の他方の雌ねじ24に螺合される。その後、締め付け筒状部17は、共用ボルト部分18が操作されて縮径変形させられると、第2の操作棒7を締め付けて、第1の操作棒6に第2の操作棒7を固定し、第1の操作棒6と第2の操作棒7とを一体に回動できるようにする。
次に、接地器具1は、頭部金物3の開閉フック27が送電線51に引っ掛けられ、操作棒2が回動させられる。これにより、頭部金物3に内蔵された開閉フック駆動機構26は、スライダ48が本体部41の空間43(四角柱状の穴)内を上方へ向けてスライド移動させられ、開閉フック27が閉じ方向に回動させられ、開閉フック27と本体部41とで送電線51を把持する。これによって、送電線51は、頭部金物3、アース線4、及び接地金物5を介して鉄塔等の接地部材28に接地される。
このような接地器具1を送電線51に取り付ける作業において、作業者が上述の作業手順を間違え、先に共用ボルト部分18が操作棒伸縮調整手段8に使用され、接地金物5が接地部材28に固定される前に、開閉フック27が送電線51に引っ掛けられた場合、接地金物5の接地端子側ボルト部分35に係合される共用ボルト部分18がないため(既に、共用ボルト部分18が操作棒伸縮調整手段8で使用されているため)、接地金物5を接地部材28に固定できず、作業者が作業手順の誤りを知ることができる。その結果、本実施例に係る接地器具1は、作業者の誤った作業手順による感電事故を防止できる。
なお、接地器具1は、送電線51の工事区間の両側を接地するために使用されることにより、送電線51の工事区間内で補修作業等をする作業者の感電事故を確実に防止できる。
また、接地器具1は、送電線51から取り外す場合、作業者が感電するのを防止するため、先ず操作棒2が回転させられることにより、頭部金物3内のスライダ48が空間43(四角柱状の穴)内を下降させられ、開閉フック27が開かれ、頭部金物3が送電線51から離される。
次に、接地器具1は、操作棒伸縮調整手段8の共用ボルト部分18が緩められ、共用ボルト部分18が操作棒伸縮調整手段8から取り外される。
次に、接地器具1は、共用ボルト部分18の回り止め穴部40が接地端子側ボルト部分35の回り止め軸部37に嵌合され、共用ボルト部分18が回動操作されることにより、接地端子34が接地部材28から離され、接地金物5が接地部材28から分離される。
このような接地器具1を送電線51から取り外す作業において、作業者が上述の作業手順を誤って、頭部金物が送電線から離される前に、接地金物が接地部材から取り外されようとした場合、接地金物5の接地端子側ボルト部分35に係合される共用ボルト部分18がないため(共用ボルト部分18が操作棒伸縮調整手段8で使用されているため)、接地金物5を接地部材28から取り外すことができず、作業者が作業手順の誤りを知ることができる。その結果、本実施例に係る接地器具1は、作業者の誤った作業手順による感電事故を防止できる。
以上のように、本実施例に係る接地器具1は、接地金物5の接地端子締め付けボルト25を接地端子側ボルト部分35と共用ボルト部分18に二分し、共用ボルト部分18を端子側ボルト部分35から分離できるようにして、共用ボルト部分18を操作棒伸縮調整手段8の伸縮調整ボルトとしても使用するように構成したため、作業者の誤った作業手順によって送電線51に取り付けられることを未然に防止できると共に、作業者の誤った作業手順によって送電線51から取り外されることを未然に防止でき、作業者の誤った作業手順に基づく感電事故を防止することができる。
また、本実施例に係る接地器具1は、従来から使用している接地金物5(第1従来例に係る接地金物104と同一物)の接地端子締め付けボルト25を接地端子側ボルト部分35と共用ボルト部分18に二分する構造に変更し、共用ボルト部分18を端子側ボルト部分35から分離できるようにして、共用ボルト部分18を操作棒伸縮調整手段8の伸縮調整ボルトとしても使用することにより、作業者の誤った作業手順に基づく感電事故を防止することができるため、第2従来例の接地器具200と比較し、構造が簡単で、製品価格を低廉に抑えることができ、操作を容易にすることができる。
また、本実施例に係る接地器具1は、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に固定する際に、接地端子締め付けボルト25の接地端子34に形成された鋸歯状の突起38が接地部材28の表面の塗装を削り取り、接地部材28の地金と接地端子34とを直接接触させて、接地を確実に行うことができる。したがって、本実施例に係る接地器具1は、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に取り付ける前の準備作業としての接地部材28の塗装の剥離作業が不要となり、接地金物5を鉄塔等の接地部材28に固定する作業の効率を向上させることが可能になる。
1……接地器具、2……操作棒、3……頭部金物、4……アース線、5……接地金物、6……第1の操作棒、7……第2の操作棒、8……操作棒伸縮調整手段、16……固定円筒部、17……締め付け筒状部、18……共用ボルト部分(伸縮調整ボルト)、18a……ねじ軸、20……周方向スリット、21……軸線方向スリット、22……操作用突起、25……接地端子締め付けボルト、26……開閉フック駆動機構、27……開閉フック、30……クランプ本体、34……接地端子、35……接地端子側ボルト部分、37……回り止め軸部、40……回り止め穴部、51……送電線

Claims (2)

  1. 送電線を把持するための開閉フックが回動可能に取り付けられた頭部金物と、
    前記頭部金物を先端側に取り付けられた絶縁素材製の操作棒と、
    前記頭部金物にアース線を介して電気的に接続され、接地部材に固定される接地金物と、を備えた接地器具であって、
    前記操作棒は、第1の操作棒と、前記第1の操作棒の内部に引き出し可能に収容された第2の操作棒と、前記第1の操作棒から引き出した前記第2の操作棒を前記第1の操作棒に固定する操作棒伸縮調整手段と、を有し、
    前記頭部金物は、前記操作棒が回動操作されることにより作動して前記開閉フックを回動させる開閉フック駆動機構が収容され、
    前記接地金物は、前記アース線に接続されるクランプ本体と、前記クランプ本体に螺合されて、前記クランプ本体の一部との間に接地部材を挟持する接地端子締め付けボルトと、を有し、
    前記接地端子締め付けボルトは、接地端子側ボルト部分と共用ボルト部分とに分離可能に構成され、
    前記接地端子側ボルト部分は、前記クランプ本体に螺合され、前記接地部材に接触させる接地端子が先端に設けられ、前記クランプ本体から突出した部分に回り止め軸部が形成され、
    前記共用ボルト部分は、ねじ軸に前記回り止め軸部に嵌合される回り止め穴部が形成され、前記回り止め穴部が前記回り止め軸部に嵌合された状態で前記接地端子側ボルト部分と一体に回動し、前記回り止め穴部を前記回り止め軸部から抜くことにより前記接地端子側ボルト部分から分離され、
    前記操作棒伸縮調整手段は、第1の操作棒に固定される固定円筒部と、前記固定円筒部に一体に形成された縮径変形可能な締め付け筒状部と、を有し、
    前記締め付け筒状部は、前記固定円筒部の周方向に沿って形成された周方向スリットによって前記固定円筒部と区分けされ、周方向スリットに交差し且つ締め付け筒状部の母線方向に沿って形成された軸線方向スリットによってC形状に形作られ、前記軸線方向スリットの両側に操作用突起が対向して位置するように一対形成され、前記一対の操作用突起に前記接地端子側ボルト部分から分離された前記共用ボルト部分が係合され、前記共用ボルト部分が操作されることによって前記軸線方向スリットが狭められると、前記第2の操作棒を締め付ける方向に縮径変形させられて、前記第2の操作棒を引き出し位置で前記第1の操作棒に固定する、
    ことを特徴とする接地器具。
  2. 前記接地端子は、前記接地部材に対向する面側に複数の突起が形成された、
    ことを特徴とする接地器具。
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