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JP2019057202A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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JP2019057202A
JP2019057202A JP2017182227A JP2017182227A JP2019057202A JP 2019057202 A JP2019057202 A JP 2019057202A JP 2017182227 A JP2017182227 A JP 2017182227A JP 2017182227 A JP2017182227 A JP 2017182227A JP 2019057202 A JP2019057202 A JP 2019057202A
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Akihiro Umenaga
明宏 梅永
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Abstract

【課題】ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った場合に、ログイン中に他ユーザーによって不正使用されたかどうかを確認する。【解決手段】画像形成装置1は、ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付けるジョブ受付部182と、受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定した場合に、ジョブの実行を許可する実行許可部183と、実行を許可されなかったジョブについて、ログインユーザーに実行可否を確認する実行可否確認部184と、実行を許可されたジョブを実行すると共に、実行を許可されなかったジョブをログインユーザーの実行許可後に実行するジョブ実行部185と、実行されたジョブのジョブ情報をジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定と共に使用履歴132として管理する使用履歴管理部186を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザー毎のジョブ履歴を管理する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
複写機や複合機等の画像形成装置においては、ユーザー認証を行って、実行したジョブのジョブ情報をユーザー毎に管理している。ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った場合、画像形成装置により自動的にログアウト処理が実行されるまで、他ユーザーはログイン中のユーザーとして画像形成装置を使用できることになる。この場合、他ユーザーによって実行されたジョブが、ログアウト操作を忘れたユーザーのジョブとしてジョブ履歴に不正に記録されて問題となる。そこで、ユーザー認証に使用するカードがRFIDリーダーから取り外されたことを検出すると、ログアウト操作がなくても、ログインしているユーザーのログアウト処理を実行する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−60239号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザーの数だけカードを用意する必要があり、システム構成面で制約があったという問題があった。そのため、ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った場合に、ログイン中に他ユーザーに不正使用されることを未然に防ぐ別の技術が求められていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った場合に、ログイン中に他ユーザーに不正使用されることを未然に防ぐことができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、ユーザー認証を実行する認証部と、ユーザー毎の使用履歴を管理する使用履歴管理部とを備えた画像形成装置であって、ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付けるジョブ受付部と、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定した場合に、前記ジョブの実行を許可する実行許可部と、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認する実行可否確認部と、前記実行許可部により実行を許可された前記ジョブを実行すると共に、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブを前記ログインユーザーの実行許可後に実行するジョブ実行部とを備え、前記使用履歴管理部は、前記ジョブ実行部によって実行された前記ジョブのジョブ情報を前記ジョブ受付部により受け付けられたジョブ設定と共に前記使用履歴として管理することを特徴とする。
また、前記実行許可部は、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴内で特定頻度以上存在する場合に、前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定して、前記ジョブの実行を許可し、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴内で前記特定頻度以上存在しない場合に、前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しなくてもよい。
また、前記ジョブ受付部は、ネットワーク送信ジョブ又はファクシミリ送信ジョブを受け付け、前記実行許可部は、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ネットワーク送信ジョブ又は前記ファクシミリ送信ジョブのジョブ設定で設定された送信先が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に存在しない場合に、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しなくてもよい。
また、前記ジョブ受付部は、スキャンジョブを受け付け、前記実行許可部は、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記スキャンジョブのジョブ設定で保存先が外部記録媒体である場合に、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しなくてもよい。
また、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定を、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定する適合度の設定を受け付ける適合度設定受付部を備え、前記実行許可部は、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に、前記適合度設定受付部により設定を受け付けられた前記適合度以上適合した場合に、前記ジョブの実行を許可してもよい。
また、前記適合度設定受付部は、前記ジョブ受付部により受け付けされる前記ジョブ設定の設定項目の中で、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合を要する必須項目の設定を受け付け、前記実行許可部は、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定の内、前記適合度設定受付部により受け付けられた前記必須項目が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向と適合しなかった場合に、前記ジョブの実行を許可しなくてもよい。
また、前記実行可否確認部は、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認するメールを前記ログインユーザー宛に送信し、前記メールは、前記ログインユーザーの実行許可を示す実行許可通知を送信するリンクを含み、前記ジョブ実行部は、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記リンクを介して前記実行許可通知が送信された場合に、前記ジョブを実行してもよい。
また、認証番号の入力を受け付ける操作部を備え、前記実行可否確認部は、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーの携帯電話にショートメッセージサービスを利用して認証番号を送信し、前記ジョブ実行部は、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記操作部に入力された前記認証番号が前記実行可否確認部により送信された前記認証番号と一致した場合に、前記ジョブを実行してもよい。
本発明の画像形成方法は、ユーザー認証を実行し、ユーザー毎の使用履歴を管理する画像形成装置により実行される画像形成方法であって、ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付け、受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定した場合に、前記ジョブの実行を許可し、実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認し、実行を許可された前記ジョブを実行すると共に、実行を許可されなかった前記ジョブを前記ログインユーザーの実行許可後に実行し、実行された前記ジョブのジョブ情報を、受け付けられた前記ジョブ設定と共に前記使用履歴として管理することを特徴とする。
本発明によれば、ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った場合に、ログイン中に他ユーザーによって不正使用されたかどうかを確認することができる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すジョブ履歴の記憶例である。 図2に示すジョブ履歴の詳細な記憶例である。 図1に示す実行可否確認部が送信するメールの内容を示した図である。 図1に示す画像形成装置の画像形成処理の流れを示すフローチャートである。 適合度設定画面の表示例である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
図1に示すように、画像形成装置1は、複合機であり、LAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介してパーソナルコンピューター等であるユーザー端末2に接続されている。画像形成装置1は、操作部11と、原稿読取部12と、記憶部13と、画像処理部14と、印刷部15と、ファクス部16と、通信部17と、制御部18とを備えている。画像形成装置1は、原稿を読み取って原稿画像を取得するスキャンジョブ、原稿画像を記録紙に記録する複写ジョブ、原稿画像をファクシミリ送信するファクシミリ送信ジョブ、原稿画像をインターネット等のネットワーク3経由で送信するネットワーク送信ジョブ、ネットワーク経由で受信した原稿画像を印刷する印刷ジョブ等の画像形成動作を実行する。
操作部11は、タッチパネルや各種の操作ボタンが設けられたユーザーインターフェイスである。ユーザーは操作部11を操作して指示を入力することで、画像形成装置1の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。
また、操作部11は、不図示のログイン画面を表示し、ログイン画面を介してユーザーの識別情報の入力を受け付ける。ユーザーの識別情報は、ユーザーID等であってもよい。
原稿読取部12は、原稿を読み取るスキャナーを備えている。スキャナーは、例えば、LED(Light Emitting Diode)等を用いた光源と、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなる主走査方向に配置されたラインセンサーとを備え、副走査方向に移動しながら原稿を読み取る。
記憶部13は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段である。記憶部13は、原稿読取部12によって原稿を読み取ることで取得された画像データや、通信部17を介して外部端末等から受信した画像データ等が印刷データとして記憶される。また、記憶部13には、各種の管理情報が記憶されており、管理情報として、ユーザー情報131が記憶されていると共に、ユーザーによる画像形成装置1の使用状況が使用履歴132として記憶される。ユーザー情報131は、ユーザーのメールアドレスを含めて記憶されている。また、記憶部13には、ユーザー毎の文書ボックスの領域が含まれてもよい。ユーザーは、原稿読取部12によって読み取った画像データや通信部17を介して受信した文書データ等の保存先として文書ボックスを指定することができる。
図2は、使用履歴132の蓄積例である。使用履歴132は、ログインユーザーのユーザー名132aと、実行したジョブのジョブ情報132bと、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定132cとを含む。
図3は、ユーザーAの使用履歴132の詳細を示した図である。図3に示すようにジョブ情報132bは、ジョブ種別、カラー種別、集約、両面、送信先、実行日時等を含む。ジョブ設定132cは、ジョブ種別、カラー種別、集約、両面、送信先、受付日時等を含む。
ジョブ種別は、ユーザーにより実行されたジョブの種別を示し、スキャンジョブ、複写ジョブ、ファクシミリ送信ジョブ、ネットワーク送信ジョブ、印刷ジョブ等がある。カラー種別には、白黒、カラーがある。集約は、Nページ分を1ページに集約して印刷する設定であり、2ページ分を1ページに集約印刷する2in1や、4ページ分を1ページに集約印刷する4in1等がある。両面は、両面印刷の設定であり、両面印刷が設定された場合に「有」、両面印刷が設定されなかった場合に「−」となる。他の項目においても、「−」は、その項目の設定がなかったことを示している。送信先は、ファクシミリ送信ジョブの送信先であるファックス番号や、ネットワーク送信ジョブの送信先であるメールアドレス等が格納される。また、スキャンジョブの保存先(文書ボックスやUSBメモリー等の外部記録媒体)も送信先として格納される。実行日時は、ジョブ実行部185が当該ジョブを実行した実行日時である。受付日時は、ジョブ受付部182がジョブを受け付けた受付日時である。後述の実行許可部183により実行を許可されなかったジョブは、ログインユーザーの実行許可後に実行されるため、受付日時と実行日時との間に時間差が生じている。
この他にも、ジョブ情報132bは、印刷枚数等を示す枚数や、印刷に使用したトナー使用量、イメージログ等を含んでも良い。また、ジョブ設定132cは、印刷部数、原稿用紙サイズ、給紙元の用紙サイズ、ユーザーの所属部署名等を含んでも良い。ジョブ情報132bは、ジョブ設定132cに基づいて実行されたジョブの情報であるので、ジョブ設定132cの内容と重複した内容を含んでいるが、ジョブ設定132cと重複する内容を省いて記憶されてもよい。
画像処理部14は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像処理が行われる。
印刷部15は、記憶部13に記憶された印刷データを記録紙に印刷する印刷手段である。印刷部15は、例えば、記憶部13から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。また、印刷部15は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック等のトナーを用いてそれぞれトナー像を形成する機能を有し、これらのトナー像を重ね合わせて記録紙に定着させることで、フルカラー印刷に対応している。
通信部17は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介して、インターネットに接続したり、外部端末との間で各種データを送受信したりする機能を有する。
ファクス部16は、モデムを有し、原稿読取部12によって読み取られた画像データ等からファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網等のネットワークを介して送信する機能と、電話回線網を介してファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像データを生成する機能とを備えている。
制御部18は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部18のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、操作部11から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部18は、認証部181、ジョブ受付部182、実行許可部183、実行可否確認部184、ジョブ実行部185、使用履歴管理部186として機能する。
認証部181は、操作部11等から入力されたユーザーの識別情報と、ユーザー情報131とを照合することで、ユーザー認証を実施する。そして、認証部181は、ユーザー認証に成功すると、ログイン処理を実施し、認証されたユーザーをログインユーザーとして画像形成装置1の使用を許可する。また、認証部181は、操作部11によりログアウト操作が受け付けられたり、画像形成装置1が例えば10分等の特定時間操作されなかったりした場合に、ログアウト処理を行い、ログイン中のユーザーをログアウトさせる。
ジョブ受付部182は、操作部11を介して、スキャンジョブ、複写ジョブ、ファクシミリ送信ジョブ、ネットワーク送信ジョブ及び印刷ジョブを受け付ける。ユーザーは、スキャンジョブ、複写ジョブ、ファクシミリ送信ジョブ、ネットワーク送信ジョブ及び印刷ジョブの内、実行対象とするジョブの設定画面を操作部11に表示させる。そして、ユーザーは、設定画面を介して、カラー種別、集約、両面、送信先のような各種のジョブ設定を行うことができる。ユーザーが、操作部11を介して、ジョブの実行を指示すると、ジョブ受付部182は、ジョブ設定に基づくジョブを実行対象として受け付ける。
なお、印刷ジョブについては、ユーザー端末2にインストールされたプリンタードライバーを介してジョブ設定が行われた状態で画像形成装置1に送信され、ログインユーザーにより実行対象のジョブとして指定されるまで記憶部13に記憶されてもよい。この場合、ユーザーは、画像形成装置1にログインして、操作部11を介して、ユーザー端末2から送信した印刷ジョブを実行対象として指定し、実行を指示すれば良い。
実行許可部183は、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合する場合に、このジョブの実行を許可する。例えば、実行許可部183は、ログインユーザーの使用履歴132内で、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定と同一のジョブ設定132cを含む使用履歴132を抽出する。そして、実行許可部183は、抽出した使用履歴132が、例えば月1回以上や週1回以上のような特定頻度以上ある場合に、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定に基づくジョブの実行を許可し、特定頻度未満である場合に、ジョブの実行を不許可としてもよい。
つまり、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132内で特定頻度以上存在しないジョブ設定(普段使用しているジョブ設定132c)132cである場合、ログインユーザーからのジョブ設定を受け付けたものとして、ジョブの実行が許可される。逆に言えば、ユーザーが普段使用していないジョブ設定を行った場合、そのジョブ設定に基づくジョブは、実行許可部183により不許可とされる。
実行可否確認部184は、実行許可部183により実行を許可されなかったジョブについて、ログインユーザーに実行可否を確認する。例えば、実行可否確認部184は、図3に示すメール30を作成し、ログインユーザーのメールアドレスに通信部17経由で送信してもよい。例えば、メール30には、普段と異なるジョブ設定がされたため、ジョブを実行するにはリンクにアクセスする必要がある旨のメッセージ31と、今回のジョブ設定内容32と、普段のジョブ設定内容33と、実行を許可する場合にアクセスするリンク34とが記載されてもよい。
今回のジョブ設定内容32は、実行可否の確認対象となっているジョブのジョブ設定の内容であり、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定の内容である。普段のジョブ設定内容33は、ログインユーザーの使用履歴132内で、今回のジョブ設定内容32と類似するジョブ設定132cの内、使用頻度の高いジョブ設定132cである。リンク34は、クリックされると、実行可否確認部184による実行可否の確認対象となっているジョブについて、実行を許可された旨を示す実行許可通知を通信部17経由でジョブ実行部185に入力する。例えば、画像形成装置1は、Webサーバー機能を有し、ログインユーザーからの実行許可通知をブラウザ経由で取得してもよい。
ジョブ実行部185は、実行許可部183により実行を許可されたジョブや、実行許可部183によって実行を許可されなかったジョブの内、実行許可通知を入力されたジョブを実行する。
使用履歴管理部186は、ジョブ実行部185によって実行されたジョブについて、実行されたジョブの内容であるジョブ情報132bと、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定132cとを使用履歴132として記憶部13に記憶させる。
次に、図5を参照して、画像形成装置1の画像形成処理の流れを詳細に説明する。
まず、認証部181によりログイン処理が実行される(s11)。具体的には、ユーザーが操作部11に表示されたログイン画面にユーザーID等の識別情報を入力すると、認証部181は、入力された識別情報をユーザー情報131と照合することでユーザー認証を実行する。そして、入力された識別情報がユーザー情報131に一致した場合に、認証部181は、ログイン処理を実行し、このユーザーに画像形成装置1の使用を許可する。
つづいて、ジョブ受付部182は、実行対象とするジョブを受け付けたか否かを判断する(s12)。ユーザーは、操作部11に印刷ジョブ、スキャンジョブ、複写ジョブ、ファクシミリ送信ジョブ及びネットワーク送信ジョブのいずれかの設定画面を表示させ、設定画面を介してジョブ設定を行う。ユーザーが、例えば操作部11に設けられた不図示のスタートボタンを押す等して、ジョブの実行操作を行うと、ジョブ受付部182は、実行対象とするジョブを受け付ける(s12:Yes)。ユーザーが操作部11から実行対象とするジョブを設定し、実行操作を行わなかった場合、ジョブ受付部182は、実行対象とするジョブを受け付けないままである(s12:No)。ジョブ受付部182が実行対象とするジョブを受け付けていない場合、ログアウト処理が実行されたか判断するステップs20に処理が進む。
ジョブ受付部182により実行対象とするジョブが受け付けられると(s12:Yes)、実行許可部183は、ログインユーザーの使用履歴132に基づく実行許可判定を行う(s13)。例えば、実行許可判定において、実行許可部183は、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合するかどうかを判定する。使用履歴132の傾向に適合する場合、実行許可部183は、このジョブの実行を許可し、使用履歴132の傾向に適合しない場合、このジョブの実行を許可しない。
具体的には、実行許可部183は、ログインユーザーの使用履歴132内で、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定と同一のジョブ設定132cを含む使用履歴132を抽出してもよい。そして、実行許可部183は、抽出した使用履歴132が、例えば月1回以上や週1回以上のような特定頻度以上存在する場合に、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定に基づくジョブの実行を許可し、特定頻度未満である場合に、ジョブの実行を不許可としてもよい。
例えば、図3に示すユーザーAの使用履歴132において、ユーザーAは、印刷ジョブのジョブ設定132cが、カラー種別:白黒、集約:2in1、両面:有に設定する傾向にあったとする。この場合、2017/9/7/10:20にジョブ受付部182により実行対象として受け付けられた印刷ジョブは、ジョブ設定が、カラー種別:白黒、集約:2in1、両面:有であり、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合する。そのため、このジョブは、実行許可部183により実行を許可され(s14:Yes)、ジョブ実行部185によりジョブを実行される(s17)。
これにより、ログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合するジョブ設定に基づいてジョブが実行される。この場合、実行可否確認部184によるログインユーザーに対するジョブの実行可否確認は行われないので、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブは、通常、すぐにジョブ実行部185により実行される。
一方、2017/9/7/15:35にジョブ受付部182により実行対象として受け付けられた印刷ジョブは、ジョブ設定が、カラー種別:カラー、集約:2in1、両面:有となっており、カラー種別が「カラー」であるため、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合しない。そのため、このジョブは、実行許可部183により実行を許可されず(s14:No)、実行可否確認部184によりログインユーザーに対して実行可否確認が行われる(s15)。
実行可否確認部184は、実行許可部183により実行を許可されなかったジョブについて、ログインユーザーに実行可否確認を行うための図4に示すメール30を作成する。そして、実行可否確認部184は、作成したメール30をログインユーザーのメールアドレスに通信部17経由で送信する。ログインユーザーは、ユーザー端末2等を介してメール30を確認して、ジョブの実行を許可する場合、リンク34をクリックする。
リンク34がクリックされると、ユーザー端末2は、ブラウザ等を介して、画像形成装置1に実行許可を示す実行許可通知を送信する。リンク34は、クリックされたときに、実行対象のジョブを識別するジョブIDを含めて実行許可通知を送信するように構成されてもよい。
なお、ジョブの実行を許可しない場合、ユーザーはこのメール30に対するアクションを放置すればよい。また、リンク34とは別に、ジョブの実行を不許可とする実行不許可通知を送信するためのリンクがメール30に設けられても良い。また、実行不許可通知が送信されたジョブは、ログインユーザーに覚えのない不審なジョブ設定であることから、実行可否確認部184は、後述のs19におけるジョブ破棄前に、このジョブを不審なジョブとしてIT管理者等にメール等で知らせてもよい。
実行許可通知が送信された場合(s16:Yes)、ジョブ実行部185は、このジョブを実行する(s17)。これにより、ログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合しないジョブ設定に基づいてジョブが実行される。この場合、実行可否確認部184によりログインユーザーに対してジョブの実行可否確認が行われるため、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブは、ログインユーザーの実行許可後にジョブ実行部185により実行されることになる。
つづいて、使用履歴記録部は、ジョブ実行部185により実行されたジョブのジョブ情報132bとジョブ設定132cとをログインユーザーの使用履歴132として記憶部13に記憶して(s18)、s20に処理を進める。
一方、実行許可通知が送信されなかった場合(s16:No)、ジョブ実行部185は、このジョブを破棄して(s19)、s20に処理を進める。
つづいて、認証部181によりログアウト処理が実行された場合(s20:Yes)、本処理は終了し、認証部181によりログアウト処理が実行されていない場合(s20:No)、s12に処理が戻る。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置1は、ユーザー認証を実行する認証部181と、ユーザー毎の使用履歴132を管理する使用履歴管理部186とを備えた画像形成装置1であって、ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付けるジョブ受付部182と、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132に含まれるジョブ設定132cの傾向に適合すると判定した場合に、ジョブの実行を許可する実行許可部183と、実行許可部183により実行を許可されなかったジョブについて、ログインユーザーに実行可否を確認する実行可否確認部184と、実行許可部183により実行を許可されたジョブを実行すると共に、実行許可部183により実行を許可されなかったジョブをログインユーザーの実行許可後に実行するジョブ実行部185とを備え、使用履歴管理部186は、ジョブ実行部185によって実行されたジョブのジョブ情報132bをジョブ受付部182により受け付けられたジョブ設定132cと共に使用履歴132として管理することを特徴とする。
このように、画像形成装置1は、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132に含まれるジョブ設定132cの傾向に適合すると判定した場合に、ジョブの実行を許可する。そして、適合しないと判断した場合には、実行可否確認部184により、ログインユーザーに対して実行可否を確認し、ログインユーザーの実行許可後にジョブを実行している。そのため、ログインユーザーがログアウト操作を忘れて立ち去った後で、他ユーザーが自動的にログアウト処理を実行される前に画像形成装置1を使用したとしても、他ユーザーが設定したジョブ設定がログインユーザーのジョブ設定132cの傾向と異なる場合には、ログインユーザーはメール30によって他ユーザーの不正使用に気づき、ジョブの実行を防ぐことができる。
なお、上記実施の形態では、実行許可部183は、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合するかどうか判断する際に、ジョブ設定が、使用頻度の高いジョブ設定132cと完全一致した場合に、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合すると判断したが、これに限らない。例えば、実行許可部183は、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定が、使用頻度の高いジョブ設定と、例えば80%等の特定の適合度以上で合致した場合に、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合すると判断してもよい。
また、図6に示すように、実行許可部183におけるログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合する判断する適合度の設定を受け付ける適合度設定画面(適合度設定受付部)G40を操作部11に表示して、ユーザー毎に又はIT管理者により一括して設定できるようにしてもよい。適合度設定画面G40では、カーソル41をスライドさせることにより、使用履歴132の傾向に対する適合度を0%(設定無し)〜100%(完全一致)の間で設定することができる。0%に設定された場合、「設定無し」を意味しており、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定がログインユーザーの使用履歴132の傾向から外れていても、実行許可部183によりジョブの実行を許可される。100%に設定された場合、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定が使用履歴132の傾向と完全に適合した場合に、すなわち、使用頻度の高いジョブ設定と完全一致した場合に、実行許可部183によりジョブの実行を許可される。
また、適合度設定画面G40では、ジョブ受付部182が受け付けるジョブ設定の設定項目の中から、ログインユーザーの使用履歴132の傾向と適合を要する必須項目42を設定することができる。必須項目42は任意であり、チェックボックスにチェックを入れることにより、チェックされた設定項目を必須項目42として設定することができる。必須項目42として設定された設定項目が、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定の設定項目に含まれる場合、実行許可部183は、ジョブ受付部182が受け付けたジョブのジョブ設定が全体としてログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合しても、ログインユーザーの使用履歴132の傾向で対応する設定項目が不一致の場合、ジョブの実行を許可しなければよい。
ユーザーは、適合度設定画面G40を操作部11に表示させ、適合度及び必須項目42の設定を行って、OKボタンB41を押せばよい。これにより、実行許可部183は、適合度設定画面G40で設定された適合度及び必須項目42に基づいて、ジョブ受付部182により受け付けられたジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの使用履歴132の傾向に適合するか否かを判定すすればよい。
また、ジョブ設定132cの設定項目の内、送信先のように、機密情報が外部に漏れる虞のある設定項目は、デフォルトで必須項目42として設定されてもよく、必須項目42として選択するチェックを例えばIT管理者以外外せないようにしてもよい。これによれば、ログインユーザーの知らないところで、ファクシミリ送信やネットワーク送信、スキャン画像をUSBメモリーに保存する等によって、機密情報が外部に持ち出される可能性を防ぐことができ、セキュリティーを向上させることができる。
また、ジョブ受付部182が受け付けたジョブが機密情報を含むジョブである場合、実行許可部183は、適合度設定画面G40で設定された適合度に関係なく、100%の適合度(完全一致)した場合に実行を許可してもよい。例えば、ジョブ受付部182は、アクセス権を必要な文書データや画像データを印刷したり、コピーしたり、ファクシミリ送信したり、ネットワーク送信したりするジョブを受け付けた場合に、機密情報を含むジョブを受け付けたと判断すればよい。
また、実行可否確認部184は、メール30をログインユーザー宛に送信して、実行可否確認を行ったが、これに限らない。例えば、実行可否確認部184は、ログインユーザーの携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)を利用して、例えばランダムな認証番号を送信してもよい。そして、実行可否確認部184は、送信した認証番号を入力する認証画面を操作部11に表示させてもよい。ジョブ実行部185は、認証画面を介して入力された認証番号が実行可否確認部184によって送信された認証番号と一致した場合に、ログインユーザーにより実行を許可されたと判断して、ジョブを実行してもよい。これによれば、ログインユーザーは、自席のユーザー端末2に戻ってメール30を確認することなく、その場で自分の携帯電話を確認して、認証番号を操作部11に入力することができる。ログインユーザーの携帯電話の電話番号は、ユーザー情報131に含まれていればよい。
なお、実行可否確認部184は、メール30を送信すると共に、SMSを利用して認証番号を送信してもよい。この場合、ジョブ実行部185は、メール30又はSMSによる認証番号のいずれかの方法により、ログインユーザーの実行許可を確認できた場合に、ジョブを実行すればよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 ユーザー端末
3 ネットワーク
11 操作部
12 原稿読取部
13 記憶部
14 画像処理部
15 印刷部
16 ファクス部
17 通信部
18 制御部
30 メール
31 メッセージ
32 今回のジョブ設定内容
33 普段のジョブ設定内容
34 リンク
41 カーソル
42 必須項目
131 ユーザー情報
132 使用履歴
132a ユーザー名
132b ジョブ情報
132c ジョブ設定
181 認証部
182 ジョブ受付部
183 実行許可部
184 実行可否確認部
185 ジョブ実行部
186 使用履歴管理部
G40 適合度設定画面
B41 ボタン

Claims (9)

  1. ユーザー認証を実行する認証部と、ユーザー毎の使用履歴を管理する使用履歴管理部とを備えた画像形成装置であって、
    ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付けるジョブ受付部と、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定した場合に、前記ジョブの実行を許可する実行許可部と、
    前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認する実行可否確認部と、
    前記実行許可部により実行を許可された前記ジョブを実行すると共に、前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブを前記ログインユーザーの実行許可後に実行するジョブ実行部とを備え、
    前記使用履歴管理部は、
    前記ジョブ実行部によって実行された前記ジョブのジョブ情報を前記ジョブ受付部により受け付けられたジョブ設定と共に前記使用履歴として管理する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記実行許可部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴内で特定頻度以上存在する場合に、前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定して、前記ジョブの実行を許可し、前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴内で前記特定頻度以上存在しない場合に、前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ受付部は、
    ネットワーク送信ジョブ又はファクシミリ送信ジョブを受け付け、
    前記実行許可部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ネットワーク送信ジョブ又は前記ファクシミリ送信ジョブのジョブ設定で設定された送信先が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に存在しない場合に、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しない
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブ受付部は、
    スキャンジョブを受け付け、
    前記実行許可部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記スキャンジョブのジョブ設定で保存先が外部記録媒体である場合に、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合しないと判定して、前記ジョブの実行を許可しない
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定を、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定する適合度の設定を受け付ける適合度設定受付部を備え、
    前記実行許可部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に、前記適合度設定受付部により設定を受け付けられた前記適合度以上適合した場合に、前記ジョブの実行を許可する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記適合度設定受付部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けされる前記ジョブ設定の設定項目の中で、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合を要する必須項目の設定を受け付け、
    前記実行許可部は、
    前記ジョブ受付部により受け付けられた前記ジョブのジョブ設定の内、前記適合度設定受付部により受け付けられた前記必須項目が、前記ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向と適合しなかった場合に、前記ジョブの実行を許可しない
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記実行可否確認部は、
    前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認するメールを前記ログインユーザー宛に送信し、
    前記メールは、
    前記ログインユーザーの実行許可を示す実行許可通知を送信するリンクを含み、
    前記ジョブ実行部は、
    前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記リンクを介して前記実行許可通知が送信された場合に、前記ジョブを実行する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 認証番号の入力を受け付ける操作部を備え、
    前記実行可否確認部は、
    前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーの携帯電話にショートメッセージサービスを利用して認証番号を送信し、
    前記ジョブ実行部は、
    前記実行許可部により実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記操作部に入力された前記認証番号が前記実行可否確認部により送信された前記認証番号と一致した場合に、前記ジョブを実行する
    ことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. ユーザー認証を実行し、ユーザー毎の使用履歴を管理する画像形成装置により実行される画像形成方法であって、
    ログイン状態で、実行対象とするジョブを受け付け、
    受け付けられた前記ジョブのジョブ設定が、ログインユーザーの前記使用履歴に含まれるジョブ設定の傾向に適合すると判定した場合に、前記ジョブの実行を許可し、
    実行を許可されなかった前記ジョブについて、前記ログインユーザーに実行可否を確認し、
    実行を許可された前記ジョブを実行すると共に、実行を許可されなかった前記ジョブを前記ログインユーザーの実行許可後に実行し、
    実行された前記ジョブのジョブ情報を、受け付けられた前記ジョブ設定と共に前記使用履歴として管理する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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