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JP2019056703A - ガイドシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】公知のガイドシステムの制限がなく、これら制限を最小化するシステムを提案する。【解決手段】時計のためのガイドシステム1であって、該システム1が、平面における軌道に沿って移動可能なスライダ4を含んでいる、前記システムにおいて、少なくとも1つのスライドバー5と、スライダ4に結合され、平面においてスライダ4の側方変位をコントロールするためにスライドバー5においてスライドするように設定された、少なくとも3つの整列されていないガイドピン11と、スライダ4をスライドバー5の底部に対して押圧し、平面に対して垂直なスライダ4の変位をブロックするために前記スライダ4に対して設置される上側の支持要素とを備えている。【選択図】図1A

Description

本発明は、時計のためのガイドシステムと、該システムを含む、時計のためのモジュールとに関するものである。
時計の文字盤における指示部の変位、例えば時間指示部の変位を制御する装置が知られている。
特許文献1には、2つ貝殻状のループ、すなわち内側ループと外側ループの形態で実装された閉回路において時針が移動する時計が記載されており、これらループは、交点において交差している。ループは、時計の文字盤に設けられている。針は、交互に外側のループから内側のループに切り換えるための溝において移動するレバーに連結されているとともに、レバーが交点に達すると戻る。レバーは、溝に永続的に接触している3つのホイールを含んでいる。衝撃が生じた場合には、装置は、レバーが溝においてガイドされることを保証する手段又はレバーが交点においてブロックされることを妨げる手段を有していない。
特許文献2には、中央において回転するガイド部材を含む時計のための回転ベゼルが記載されている。回転部材が作動されると、回転部材は、回転部材の周辺領域に位置決めされたスライド部材へ載置されることになり、直線状の溝におけるスライド部材の並進運動を駆動し、各部材は、溝において配置される。
特許文献3には、自動ムーブメントのための計算機構が記載されている。この機構は、レールを用いるリニアガイド装置によって当該ホイールに取り付けられたカムを有するホイールを含んでいる。ホイールの回転により、カムが回転式に駆動される。カムの位置は、カムの溝に挿入されたフィンガを有するカム制御部によって制御される。ムーブメントも、カムの並進運動又は疑似並進運動をガイドするカムと協働するプローブを含んでいる。
特許文献4には、表示装置へ作用する第1の補正部材と第2の補正部材を含む駆動機構、例えば日付機構が記載されている。この機構は、2つの位置、すなわち第1の補正部材が作動されるときにこの機構が表示装置を駆動する1つの位置と、機構が表示機構から連結解除され、第2の補正部材が表示装置へ作用する第2の位置とを占めることができる。
本出願による特許文献5には、時刻指示部を有する半ディスクを含む装置が開示されている。半ディスクは、溝において並進運動及び回転運動するスライダに取り付けられている。半ディスクは、直線的な端部において小室を含んでおり、これら小室は、溝の延長部に位置決めされたスライドバーに挿入されており、半ディスクが並進運動している場合には、半ディスクの小室は、半ディスクの並進運動を制御するためにスライドバーに収容されることとなる。
現存するガイドシステムは、衝撃が生じる場合に十分な結果をもたらすものではない。衝撃の間には、針のスライダが溝から出て、装置がもはや動作しないということが生じ得る。
半ディスクの歯が駆動ホイールと正確に噛合するときに、スライダの不正確な位置決めにより半ディスクがブロックされることが生じる。
したがって、歯の挿入の正確性を改善するためにスライダの保持が最適化される、ガイドシステムが必要とされる。
特許文献5の装置は、組立が更に複雑である。よりシンプルなシステムが必要である。
米国特許第6809992号明細書 国際公開第2011/160242号 欧州特許出願公開第3211487号明細書 欧州特許出願公開第1953611号明細書 欧州特許出願公開第0509965号明細書
本発明の1つの目的は、公知のガイドシステムの制限がなく、これら制限を最小化するシステムを提案することにある。
本発明によれば、上記目的は、とりわけ、時計のためのガイドシステムであって、該システムが、平面(x,y)における軌道に沿って移動可能なスライダを含んでおり、
−少なくとも1つのスライドバーと、
−前記スライダに結合され、前記平面における該スライダの側方変位をコントロールするために前記スライドバーにおいてスライドするように設定された、少なくとも3つの整列されていないガイドピンと、
−前記スライダを前記スライドバーの底部に対して押圧し、前記平面に対して垂直な前記スライダの変位をブロックするために前記スライダに対して設置される上側の支持要素と
を備えているシステムによって達成される。
この解決手段は、とりわけ、上側の支持要素により、軌道に沿ったスライダの変位が3つの全ての次元、すなわちスライドバーによって平面(x,y)において、及び平面(x,y)に対して垂直な軸線(z)に沿ってコントロールされるガイドシステムを提案する、従来技術を超える利点を有する。
スライダは、後述するように、上側の支持要素に対して直接設置されることができるか、又はショックアブソーバによって設置されることができる。
スライダの側方変位をコントロールするために、システムは軌道に沿ってスライドバーを含んでおり、その結果、軌道を規定するスライドバーにおいてガイドピンがスライドする。
ガイドピンは、駆動されることができるか、又は他の手段によってスライダに接着若しくは固定されることが可能である。
ガイドピンは、スライダと一体的に統合されている。
ガイドピンは、スライダと一体的に構成されることができる。
ガイドピンは、スライダの内面から延びる突起部を形成することが可能である。
ガイドピンは、スライドバーに収容されるように設定されている。ガイドピンがスライドバーにあれば、その側方変位は、これらピンとスライドバーの壁部の間の接触によって制限される。したがって、ガイドピンは、軌道に沿ってスライダを保持する。
3つのピンを用いることで、軌道に沿ったスライダの変位中に平面(x,y)においてスライダを保持することが可能となる。
とりわけ衝撃が生じる場合に、ピンによりスライダの安定性が保証される。
3つのピンの存在により、スライドバーにおけるスライダの変位の正確性を改善することでシステムの信頼性を向上させることが可能である。
例えば、3つのガイドピンは、三角形の頂部に位置決めされる。
ガイドピンは、スライダと共に移動することができる。軌道全体に沿ったガイド要素を設ける代わりに、ガイドピンが移動する。
スライドバーの断面はV字状であってよい。
ガイドピンの先端部、すなわちスライダから離れた端部は円すい状であり、円すい角は、スライドバーの底部の角度に対応している。
ガイドピンの先端部は、スライドバーの断面に対して補足的な形状をもつ断面を有している。
ガイドピンの先端部、換言すればスライドバーにおいてとりわけスライドバーの底部及び/又は壁部に接触する端部は、ルビー又は良好な摩擦係数を備えた他の硬質材料で構成されることが可能である。
ガイドピン又はピンは、先端部においてルビー部分を含むことが可能である。
ルビーのみで構成されたガイドピンを用いることも可能である。
ガイドピンの先端部における少なくともルビーでの使用により、スライドバーにおけるガイドピンの変位がより容易となる。これにより、ピンの抵抗も改善され、接触する部分の摩耗及び引き裂きが最小化される。
システムも、スライダの変位平面に対して垂直な軸線(z)に沿ったスライダの変位をブロックするためにスライダに対して載置される上側の支持要素も含んでいる。
ガイドピンがスライドバー又はそのスライドバーに収容されているときに、この軸線(z)に沿ったスライダの変位は、スライドバーの底部によってブロックされ、逆方向においては支持要素によってブロックされ、これにより、zに沿った正確な位置にスライダを保持することが可能となる。
したがって、スライダは、スライドバーと支持要素の間に保持されており、平面(x,y)におけるスライダの側方の安定性と、軸線(z)に沿った横方向の安定性とが保証される。
スライドバーは、閉ループ又は開ループであり得る。
スライドバーは、直線状、湾曲状、半円状及び/又は円形状の部分を含むことができる。
一実施例では、スライダは、内歯部を有するホイール、内歯部を有する半ホイール又はラックと一体的に統合されているとともに、ピニオンによって駆動される。
ガイドシステムは、少なくとも3つのピンを含んでいる。4つのピンがある場合には、これらピンは、正方形、長方形又は他の四角形の頂部に位置決めされる。4つのピンの使用は、不静定(hyperstatic)であるもののスライダの側方の安定性を改善する可能性がある。
一実施例では、スライダは、表示手段、例えば時針、分針、秒針、カレンダー又は天文暦を有している。ガイドシステムにより、例えば針が所定の軌道に従うように、表示手段の変位をコントロールすることが可能である。本発明によるシステムは、だ円軌道又はカレンダー(暦)に沿って天体を移動させるために、文字盤の上又は下で他の指示部を駆動するためにも用いられることが可能である。
一実施例によれば、上側の支持要素が、ショックアブソーバと、上側の支持面を形成するプレートとを含んでおり、ショックアブソーバは、スライダとプレートの間で圧縮される。ショックアブソーバは、スライドバーに対してスライダを押圧するためにスライダへ載置力を作用させる。さらに、ショックアブソーバにより、考えられる遊び及び許容誤差を補償し、システムの衝撃抵抗性を改善することが可能である。
ショックアブソーバは、弾性的な特性も有しており、この弾性的な特性により、衝撃時に軸線(z)に沿ったスライダの変位を抑制することが可能である。例えば、ショックアブソーバは、圧縮スプリング、らせんスプリング又はストリップスプリングであり得る。
上側の支持部を形成するプレートは、文字盤であり得る。
上側の支持部を形成するプレートは、文字盤の下方のガイドプレートであり得る。
上側の支持部を形成するプレートは、針又は他の指示部のシャフトのための通過隙間を備えることができる。
上側の支持部を形成するプレートは、ガラスであり得る。
一実施例では、スライドバーは、ムーブメント又は追加のモジュールのプレートに固定された支持部に設けられている。
一実施例によれば、システムは、軌道に沿って2つのスライドバーを含んでいる。スライダは少なくとも2つのガイドピンを含んでいるため、スライダが軌道に沿って移動するときに、ピンは、2つのスライドバーにおいて同時に移動し、各スライドバーは、少なくとも1つのピンと協働する。この実施例では、ガイドピンは2つのスライドバーに収容されている。
2つのスライドバーは平行な部分を含むことができ、この平行な部分の間隔は、スライダにおけるピンの間隔に依存する。
一実施例によれば、システムは、軌道に沿って円形状のスライドバーを含んでおり、スライダは、例えば三角形の頂点に従って位置決めされた少なくとも3つのガイドピンを含んでおり、その結果、スライダが軌道に沿って移動するときに、前記ピンが円形状のスライドバーにおいて同時に移動する。
この後者の実施例では、スライダは、例えば、内歯部を有するホイールに取り付けられており、前記ホイールは、当該ホイールを回転駆動するために、歯部に噛合するピニオンによって作動される。ホイールの回転は、スライドバーにおけるスライダのピンの変位を駆動する。軌道は円形である。
本発明は、本発明による少なくとも1つのガイドシステムを含む、時計のためのモジュールに関するものでもある。モジュールは、例えばムーブメントである。
1つのモードでは、上記モジュールは、本発明による2つのシステムを含んでおり、
−2つのシステムは、軌道に沿ったそれぞれ2つのスライドバーを含んでおり、スライダは、少なくとも3つの整列していないガイドピンを含んでおり、その結果、スライダが軌道に沿って移動するときにスライダが2つのスライドバーにおいて同時に移動し、スライドバーが少なくとも1つのガイドピンと協働するか、又は
−2つのシステムは、それぞれ軌道に沿った円形のスライドバーを含んでおり、スライダは少なくとも3つのピンを含んでおり、その結果、スライダが軌道に沿って移動するときにピンが円形状のスライドバーにおいて同時に移動する。
これに代えて、モジュールは、
−軌道に沿った2つのスライドバーを含む1つのシステムを含んでおり、スライダは、少なくとも3つの整列していないガイドピンを含んでおり、その結果、スライダが軌道に沿って移動するときにスライダが2つのスライドバーにおいて同時に移動し、スライドバーが少なくとも1つのガイドピンと協働し、及び
−軌道に沿った円形のスライドバーを含む1つのシステムを含んでおり、スライダは少なくとも3つのピンを含んでおり、その結果、スライダが軌道に沿って移動するときにピンが円形状のスライドバーにおいて同時に移動する。
各システムのスライダは、異なる要素、例えば第1の表示手段、第2の表示手段に連結されることができ、前記表示手段は、時刻指示部であり得る。
ガイドシステムの実施例は、本発明によるモジュールに準用される。
本発明の実施例は、添付の図面によって示された説明において示される。
時針のある位置における本発明の第1の実施例を一般的に示す図である。 時針のある位置における本発明の第1の実施例を一般的に示す図である。 図1A及び図1Bのシステムの拡大図である。 図2のシステムの断面図である。 本発明の第2の実施例を示す図である。 本発明の第3の実施例を示す図である。
図面は、本発明のいくつかの実施例を図示するものであるが、本発明はこれら実施例に限定されない。
図1Aは3時を指す時針13を有するシステムの平面図であり、図1Bには、1時を指す時針を有する同一のシステムが図示されている。
各図に図示されたシステム1は、文字盤3側における腕時計(不図示)のためのムーブメントのプレート2に取り付けられている。この例のプレート2は2つのガイドシステム1を含んでいるが、読みやすさのために、1つのシステム1のみがプレート2の左部分において詳細に示されている。
システム1は、スライドバー5によって規定された軌道に沿って移動するスライダ4を含んでいる。
スライドバー5は、プレート2に固定された支持部6に設けられている。ここでは、スライドバー5は、2つの直線部分8によって結合された2つの円部分7を含む閉ループを形成している。直線部分8は、互いに平行となっているとともに、同一の長さを有している。したがって、スライドバー5は、その中央を通過する直線部分8に対して垂直な軸線(d)に対して対称となっている。
各直線部分8の端部は、各縁部分7を2つの交点9へ寸断し、したがって、各直線部分8の一部は、各円部分7に含まれている。
スライダ4は、長方形のベースを含んでいる。ガイドピン11がこのスライダの下側の下方において延びている。この例では、スライダ4は4つの頂部に位置決めされた4つのガイドピン11を含んでおり、その結果、スライダ4は、4つのピン11に設置されている。
ピンは、スライダを横切る開口部へ駆動されることができるか、又は他の手段によって一体的に統合されることができる。
この実施例では、ガイドピン11は、ルビー又は低い摩擦係数を有する他の硬質材料、例えばセラミックから成る。ガイドピンを、スライドバー5に収容されたその先端部のみをルビーで構成することも可能である。この先端部は、ルビー又はセラミックボールで形成されることが可能である。ルビーは、例えばDLCタイプの炭素コーティングによって置換することが可能である。
スライダは、指示部を有している。この例では、指示部は、スライダ4の平面に対して垂直に延びるロッド12を含んでいる。このロッド12は、支持プレートを横切ることができる。ロッド12は、表示手段、ここでは針13、例えば時針、分針又は秒針を有している。
図1に図示された実施例では、文字盤3は、文字盤の左側におけるシステムでは時針の変位をガイドするために、及び文字盤の右側における他のシステムは分針の変位をガイドするために、又はその逆のために2つのガイドシステム1を含んでいる。
システムは、スライダ4と支持要素、例えばこの効果のために設けられたプレート、ガラス、ブリッジ又は文字盤の内側との間に縮装されたショックアブソーバ(不図示)、例えばストリップスプリングを含むことが可能である。
そして、軌道の平面に対して垂直なスライド4の位置は、スライドバーとこの支持要素の間で拘束される。
このショックアブソーバにより、とりわけ、スライドバーと支持要素の間の許容誤差又は遊びを補償することが可能である。この場合、スライダ4の上側が支持要素の直下で摺動することを省略することが可能である。
スライダの上側は、支持要素の下方で1つ又はいくつかのスライドバーに係合したガイドピンを備えることが可能である。この態様は、非常に正確な位置決めが保証するものであるが、より大きな厚さを必要とするものである。
スライダの軌道に沿ったスライダ4の変位は、スライドバー5によって規定されている。図示の例では、この変位は、並進運動及び回転運動を含んでいる。スライダ4は、直線部分8において並進移動する。いったんスライダが直線部分8の一端にある(至る)と、各ガイドピン11が交点9に位置する。この位置では、スライダ4は、180°の回転を行うことができ、そして、並進運動を再開する。
スライダ4は、内歯部16を有しスライダに一体的に統合された半ホイール15と噛合するピニオン14によってスライドバー5において駆動される。ピニオン14は、ピニオン14を回転させるエネルギー源に運動学的な結合部によって結合されており、例えば、ピニオン14は、腕時計の運動部に噛合している。
スライダ4は、半ホイール15と一体的に統合されている。ここで、図3において図示されているように、ガイドピン11のうち2つは半ホイール15によって駆動されるため、ピニオン14が半ホイール15を駆動する場合には、スライダ4が半ホイール15によって駆動される。
半ホイール15は、直線セグメント17及び円セグメント18を含んでいる。ピニオン14が直線セグメント17に噛合する場合には、スライダ4は、スライドバー5の直線部分8において並進移動する。スライダ4と直線セグメント17の端部の間の間隔は、ピニオン4が直線セグメント17の一端に到達するときにガイドピン11がスライドバー5の交点9に位置するように計算される。そして、ピニオン14が円セグメント18に噛合し、これにより、スライダ4の進行的な回転が生じる。ピニオン14が円セグメント18の端部に到達すると、スライダは180°の回転を行う。そして、並進−回転サイクルを再開するために、ピニオン14が再び直線セグメント17と噛合する。この配置により、各針の端部がだ円形の軌道を移動することができる。
図4は、本発明の第2の実施例によるシステム100を示している。図4に示されたシステム100は、ムーブメントのプレート102、つまり文字盤103によって覆われる前記プレートに取り付けられている。この例のプレート102は2つのガイドシステム1,100を含んでいるが、読みやすさのために、1つのシステム100のみが文字盤103の右側において詳細に示されている。なぜなら、(文字盤の左側の)システム1を第1の実施例において既に説明したためである。
システム100は、スライドバー105によって規定された軌道に沿って移動するスライダ104を含んでいる。この実施例では、スライドバー105は円形である。
システム100は、スライダ104と支持要素、例えばこの効果のために設けられたプレート、ガラス、ブリッジ又は文字盤の内側との間に縮装されたショックアブソーバ(不図示)、例えばストリップスプリングを含むことが可能である。
そして、軌道平面に対して垂直なスライド104の位置は、スライドバーとこの支持要素の間で拘束される。
スライダの軌道に沿ったスライダ104の変位は、スライドバー105によって規定されている。図示の例では、この変位は、スライド104において心合わせされた回転運動を含んでいる。
スライダ104は、長方形のベースを含んでいる。ガイドピン11がこのスライダ104の下側の下方において延びている。第1の実施例と同様に、この例では、スライダ104は104つの頂部に位置決めされた4つのガイドピン111を含んでおり、その結果、スライダ4は、4つのピン111に設置されている。
スライダ104は、内歯部116を有しスライダに一体的に統合されたホイール115と噛合するピニオン114によってスライドバー105において駆動される。ピニオン114は、ピニオン114を回転させるエネルギー源に運動学的な結合部によって結合されており、例えば、ピニオン14は、腕時計の運動部に噛合している。
スライダ104は、ホイール115と一体的に統合されている。ここで、スライダ104は三方分岐キャリッジ119に螺着されており、各分岐部の端部は、ホイール115に固定されている。したがって、ピニオン114がホイール115を駆動するときにスライダ104がホイール115によって駆動されるように、スライダ104がキャリッジ119によってホイール115に一体的に統合されている。
図5は、本発明の第3の実施例によるシステム200を示している。図5に示されたシステム200は、ムーブメントのプレート202、つまり文字盤203によって覆われる前記プレートに取り付けられている。この例のプレート202は2つのガイドシステム1,200を含んでいるが、読みやすさのために、1つのシステム200のみが文字盤103の右側において詳細に示されている。なぜなら、(文字盤の左側の)システム1を第1の実施例において既に説明したためである。
システム200は、スライダ204及びピン211に関する事項を除いてシステム100と同様である。システム200では、スライダ204は、三角形のベースを有しているとともに、3つの分岐部を有するキャリッジ119に取り付けられている。スライダ204の各分岐部は、ピン211によってキャリッジ219の1つの分岐部において駆動され、したがって、スライダ204は3つのピン211を含んでいる。
スライダ204のピン211は、円形のスライドバー205において移動する。
スライダ204が固定されたキャリッジ205は、内歯部216を有するホイール215に取り付けられている。スライダ204の中心を通過する中心軸線220周りに回転するようスライダ204を駆動するために、ピニオン214は内歯部216に噛合している。
図4及び図5の実施例では、文字盤103,203は、月における日を表示するためのウィンドウ121,221を更に含んでいる。
1 第1の実施例によるシステム
2 プレート
3 文字盤側
4 スライダ
5 スライドバー
6 支持部
7 円形部分
8 直線部分
9 交点
11 ガイドピン、例えば円すいピン
12 ロッド
13 針
14 ピニオン
15 半ホイール
16 内歯部
17 直線セグメント
18 円セグメント
100 第2の実施例によるシステム
102 プレート
103 文字盤側
104 スライダ
105 スライドバー
106 支持部
111 円形部分
112 直線部分
113 交点
114 ガイドピン、例えば円すいピン
115 ロッド
116 針
119 三方分岐部を有するキャリッジ
121 ウィンドウ
200 第3の実施例によるシステム
202 プレート
203 文字盤
204 スライダ
205 スライドバー
206 支持部
211 ガイドピン、例えば円すいピン
212 ロッド
213 針
214 ピニオン
215 ホイール
216 内歯部
219 三方分岐部を有するキャリッジ
220 スライダの回転軸線
221 ウィンドウ

Claims (15)

  1. 時計のためのガイドシステム(1;100;200)であって、該システム(1;100;200)が、平面(x,y)における軌道に沿って移動可能なスライダ(4;104;204)を含んでいる、前記システムにおいて、
    −少なくとも1つのスライドバー(5;105;205)と、
    −前記スライダに結合され、前記平面において該スライダ(4;104;204)の側方変位をコントロールするために前記スライドバー(5;105;205)においてスライドするように設定された、少なくとも3つの整列されていないガイドピン(11;111;211)と、
    −前記スライダを前記スライドバー(5;105;205)の底部に対して押圧し、前記平面に対して垂直な前記スライダ(4;104;204)の変位をブロックするために前記スライダ(4;104;204)に対して設置される上側の支持要素と
    を備えていることを特徴とするシステム。
  2. 前記スライダ(4;104;204)が、内歯部(115;215)を有するホイール、内歯部(15)を有する半ホイール又はラックと一体的に統合されているとともに、ピニオン(14;114;214)によって駆動されることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  3. 前記ガイドピン(11;111;211)が、前記スライドバー(5;105;205)に収容されたルビーを含むか、又は該ルビーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  4. 前記ガイドピン(11;111;211)の先端部が円すい形を有していることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  5. 前記スライドバー(5;15;205)の断面がV字状であることを特徴とする請求項4に記載のシステム(1;100;200)。
  6. 前記スライドバー(5;105;205)が、直線状部分、湾曲状部分、半円状部分、円形状部分から選択される部分を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  7. 前記スライダ(4;104;204)が、表示手段(13;113;213)、例えば時表示部、分表示部、秒表示部、カレンダー又は天文暦を有していることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  8. 前記上側の支持要素が、ショックアブソーバと、上側の支持面を形成するプレートとを含んでおり、前記ショックアブソーバが、前記スライダ(4;104;204)と前記プレートの間で圧縮されることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  9. 前記上側の支持要素が、文字盤、ガイドプレート又は時計ガラスによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  10. 前記スライドバー(5;105;205)が、時計ムーブメント又は時計モジュールのプレート(2;102;202)に固定されるように設定された支持部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  11. 当該システム(1)が、軌道に沿った2つのスライドバー(5)と、少なくとも3つの整列していないガイドピン(11)を含む前記スライダ(4)とを含んでおり、その結果、前記スライダ(4)が軌道に沿って移動するときに前記スライダ(4)が2つのスライドバー(5)において同時に移動し、前記スライドバー(5)がそれぞれ少なくとも1つのガイドピン(11)と協働することを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  12. 当該システム(1;100;200)が、軌道に沿った円形のスライドバー(105;205)と、少なくとも3つのガイドピン(111;211)を含む前記スライダ(104;204)とを含んでおり、その結果、前記スライダ(104;204)が軌道に沿って移動するときに前記ピン(111;211)が円形状のスライドバー(105;205)において同時に移動することを特徴とする請求項1に記載のシステム(1;100;200)。
  13. 請求項1に記載された少なくとも1つのガイドシステム(1;100;200)を含む、時計のためのモジュール。
  14. 当該モジュールが、
    −請求項11に記載の2つのシステム(1)、又は
    −請求項11に記載の1つのシステム(1)及び請求項12に記載の1つのシステム(100;200)
    を含んでいることを特徴とする請求項13に記載のモジュール。
  15. 各システムの前記スライダ(4;104;204)が表示手段を含んでいることを特徴とする請求項13に記載のモジュール。
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