JP2019035952A - フレキシブルディスプレイ用光学補償機能付き位相差板 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明には、以下のものが含まれる。
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て水平配向液晶硬化膜を形成し、
さらに塗布・乾燥工程を経て垂直配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て垂直配向液晶硬化膜形成することにより、
水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する光学補償機能付き位相差板の製造方法。
ReA(450)/ReA(550)<1.00 ・・・(1)
式中、ReA(λ)は水平配向液晶硬化膜の波長λnmにおける面内位相差値を示す。面内位相差値ReA(λ)の定義は以下のとおりである。
ReA(λ)=(nxA(λ)−nyA(λ))×dA
ただし、nxA(λ)は水平配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって、波長λ(nm)に置ける主屈折率を、nyA(λ)はnxA(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、dAは水平配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。
RthC(450)/RthC(550)<1.00 ・・・(2)
式中、RthC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の波長λnmにおける厚み方向の位相差値を示す。位相差値RthC(λ)の定義は以下のとおりである。
RthC(λ)=((nxC(λ)+nyC(λ))/2−nzC(λ))×dC
ただし、nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって、波長λ(nm)における主屈折率を、
nyC(λ)はnxC(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
nzC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の厚み方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
dCは垂直配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。
尚、nxC(λ)=nyC(λ)の場合には、nxC(λ)はフィルム面内で任意の方向の屈折率とする事が出来る。
〔10〕塗布・乾燥工程を経て垂直配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て垂直配向液晶硬化膜形成し、
更に塗布、乾燥、配向処理工程を経て水平配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て水平配向液晶硬化膜を形成することにより、
垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する光学補償機能付き位相差板の製造方法
ReA(450)/ReA(550)<1.00 ・・・(3)
式中、ReA(λ)は水平配向液晶硬化膜の波長λnmにおける面内位相差値を示す。面内位相差値ReA(λ)の定義は以下のとおりである。
ReA(λ)=(nxA(λ)−nyA(λ))×dA
ただし、nxA(λ)は水平配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって波長λ(nm)に置ける主屈折率を、nyA(λ)はnxA(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、dAは水平配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。
RthC(450)/RthC(550)<1.00 ・・・(4)
式中、RthC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の波長λnmにおける厚み方向の位相差値を示す。位相差値RthC(λ)の定義は以下のとおりである。
RthC(λ)=((nxC(λ)+nyC(λ))/2−nzC(λ))×dC
ただし、nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって波長λ(nm)における主屈折率を、
nyC(λ)はnxC(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
nzC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の厚み方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
dCは垂直配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。
尚、nxC(λ)=nyC(λ)の場合には、nxC(λ)はフィルム面内で任意の方向の屈折率とする事が出来る。
この光学補償機能付き楕楕円偏光板は、例えば有機EL表示装置に組込んで好ましく使用される。
水平配向液晶硬化膜はフィルム平面内に屈折率異方性を有する膜であって、重合性液晶化合物を含む重合体からなる。水平配向液晶硬化膜の形成は、重合性液晶組成物を水平配向膜上に塗布し、加熱及び/又は光照射によって、配向状態の重合性液晶化合物を含む組成物を重合させる方法で行うことが、水平配向液晶硬化膜の薄膜化及び波長分散特性を任意に設計できる点で好ましい。
120nm≦ReA(550)≦170nm …(21)
[式中、ReA(550)は水平配向液晶硬化膜の波長550nmの光に対する面内位相差値(面内リタデーション)を表す。]
ReA(450)/ReA(550)≦1.0 …(22)
1.00≦ReA(650)/ReA(550) …(23)
[式中、ReA(450)は水平配向液晶硬化膜の波長450nmの光に対する面内位相差値を、ReA(550)は水平配向液晶硬化膜の波長550nmの光に対する面内位相差値を、ReA(650)は水平配向液晶硬化膜の波長650nmの光に対する面内位相差値をそれぞれ表す。]
ReA(λ)=(nxA(λ)−nyA(λ))×dA (24)
[式中、水平配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体においてnxA(λ)>nyA(λ)≒nzA(λ)の関係を有し、nxA(λ)は波長λ(nm)の光に対する水平配向液晶硬化膜平面に対して平行な方向の主屈折率を表す。nyA(λ)は波長λ(nm)の光に対する、水平配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体において、水平配向液晶硬化膜平面に対して平行であり、且つ、該nxA(λ)の方向に対して直交する方向の屈折率を表す。dAは水平配向液晶硬化膜の厚みを表す。]
ここで、該二価の芳香族基又は二価の脂環式炭化水素基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のフルオロアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、シアノ基又はニトロ基に置換されていてもよく、該二価の芳香族基又は二価の脂環式炭化水素基を構成する炭素原子が、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子に置換されていてもよい。
具体的には、イルガキュア(Irgacure、登録商標)907、イルガキュア184、イルガキュア651、イルガキュア819、イルガキュア250、イルガキュア369、イルガキュア379、イルガキュア127、イルガキュア2959、イルガキュア754、イルガキュア379EG(以上、BASFジャパン株式会社製)、セイクオールBZ、セイクオールZ、セイクオールBEE(以上、精工化学株式会社製)、カヤキュアー(Kayacure)BP100(日本化薬株式会社製)、カヤキュアーUVI−6992(ダウ社製)、アデカオプトマーSP−152、アデカオプトマーSP−170、アデカオプトマーN−1717、アデカオプトマーN−1919、アデカアークルズNCI−831、アデカアークルズNCI−930(以上、株式会社ADEKA製)、TAZ−A、TAZ−PP(以上、日本シイベルヘグナー社製)及びTAZ−104(三和ケミカル社製)、カヤラッド(登録商標)シリーズ(日本化薬株式会社製)、サイラキュア UVIシリーズ(ダウケミカル社製)、CPIシリーズ(サンアプロ株式会社製)、TAZ、BBI及びDTS(以上、みどり化学株式会社製)、RHODORSIL(登録商標)(ローディア株式会社製)等が挙げられる。光重合開始剤は単独又は二種以上組合わせて使用できる。これらの中でも反応制御が容易であるという観点から、光照射によってラジカルを発生する光ラジカル重合開始剤が好ましい。
このような紫外線照射強度で1回又は複数回照射すると、その積算光量は、10〜3,000mJ/cm2、好ましくは50〜2,000mJ/cm2、より好ましくは100〜1,000mJ/cm2である。積算光量が上記の下限以下である場合には、重合性液晶化合物の硬化が不十分となり、良好な転写性が得られない場合がある。逆に、積算光量が上記の上限以上である場合には、水平配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板が着色する場合がある。
配向膜は液晶硬化膜の重合性液晶化合物を所定方向に配向させる配向規制力を有する膜である。配向規制力を発現させるために必要な配向処理としては、ラビング処理、光配向処理、光照射処理等があげられる。また、配向膜の種類やラビング条件や光照射条件によって、垂直配向、水平配向、ハイブリッド配向、及び傾斜配向等の様々な配向の制御が可能である。この中でも、水平配向膜は液晶硬化膜の重合性液晶化合物を水平方向に配向させる配向規制力を有する配向膜である。このため、水平配向膜を用いることで、水平配向液晶膜を形成することができる。
水平配向液晶硬化膜はフィルム平面に対して垂直な方向に屈折率異方性を有する膜であって、重合性液晶化合物を含む重合体からなる。垂直配向液晶硬化膜の形成は、重合性液晶組成物を垂直配向膜上に塗布し、加熱及び/又は光照射によって、配向状態の重合性液晶化合物を含む重合性液晶組成物を重合させる方法で行うことが、垂直配向液晶硬化膜の薄膜化及び波長分散特性を任意に設計できる点で好ましい。
−100nm≦RthC(550)≦−50nm …(31)
(式中、RthC(550)は波長550nmの光に対する厚み方向の位相差値を表す。
)
RthC(450)/RthC(550)≦1.0 …(32)
1.00≦RthC(650)/RthC(550) …(33)
(式中、RthC(450)は波長450nmの光に対する厚み方向の位相差値を、RthC(550)は波長550nmの光に対する厚み方向の位相差値を、RthC(650)は波長650nmの光に対する厚み方向の位相差値をそれぞれ表す。)
RthC(λ)=[(nxC(λ)+nyC(λ))/2−nzC(λ)]×dC (34)
(式中、垂直配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体においてnzC(λ)>nxC(λ)≒nyC(λ)の関係を有し、式中、nzC(λ)は垂直配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体において、波長λ(nm)の光に対する垂直配向液晶硬化膜平面に対して垂直な方向の屈折率を表す。nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体において、波長λ(nm)の光に対する垂直配向液晶硬化膜平面に対して平行な方向の最大屈折率を表す。nyC(λ)は垂直配向液晶硬化膜が形成する屈折率楕円体において、垂直配向液晶硬化膜平面に対して平行であり、且つ、前記nxCの方向に対して直交する方向の波長λ(nm)の光に対する屈折率を表す。ただし、nxC(λ)=nyC(λ)となる場合には、nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜平面に対して平行な任意の方向の屈折率を表す。ここで、dCは垂直配向液晶硬化膜の厚みを表す。)
このような紫外線照射強度で1回又は複数回照射すると、その積算光量は、10〜3,000mJ/cm2、好ましくは50〜2,000mJ/cm2、より好ましくは100〜1,000mJ/cm2である。積算光量が上記の下限以下である場合には、重合性液晶化合物の硬化が不十分となり、良好な転写性が得られない場合がある。逆に、積算光量が上記の上限以上である場合には、垂直配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板が着色する場合がある。
[垂直配向膜]
基材は、配向膜形成用組成物や液晶硬化膜形成用組成物を塗布する際に使用するものであり、基材を剥離して基材上に塗布した膜を転写できる設計であっても、基材との密着性が付与され転写できない設計であってもどちらでも良いが、薄膜化の観点から被転写体への転写し、基材を剥離できる設計が好ましい。上述のような基材としては、ガラス基材及びフィルム基材が挙げられ、加工性の観点からフィルム基材が好ましく、連続的に製造できる点で長尺のロール状フィルムがより好ましい。フィルム基材を構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ノルボルネン系ポリマー等のポリオレフィン;環状オレフィン系樹脂;ポリビニルアルコール;ポリエチレンテレフタレート;ポリメタクリル酸エステル;ポリアクリル酸エステル;トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース及びセルロースアセテートプロピオネート等のセルロースエステル;ポリエチレンナフタレート;ポリカーボネート;ポリスルホン;ポリエーテルスルホン;ポリエーテルケトン;ポリフェニレンスルフィド及びポリフェニレンオキシド等のプラスチックが挙げられる。この基材表面にシリコーン処理のような離型処理が施されたものであることができる。市販のセルロースエステル基材としては、“フジタックフィルム”(富士写真フイルム株式会社製);“KC8UX2M”、“KC8UY”及び“KC4UY”(以上、コニカミノルタオプト株式会社製)等が挙げられる。このような樹脂を、溶媒キャスト法、溶融押出法等の公知の手段により製膜して、基材とすることができる。
本発明の光学補償機能付き位相差板は、水平配向液晶硬化膜、水平配向膜又は垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に含み、以下に記載の(1)〜(4)の要件を満たすことが好ましい。
水平配向液晶硬化膜と、垂直配向液晶硬化膜の層間距離が5μm以下であること。 ・・・(1)
水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜の層間に、水平配向膜又は垂直配向膜を含むこと。 ・・・(2)
以下の関係式
ReA(450)/ReA(550)<1.00 ・・・(3)
を満たすこと。
ここで、ReA(λ)は水平配向液晶硬化膜の波長λnmにおける面内位相差値を示す。位相差値定義は以下のとおりである。
ReA(λ)=(nxA−nyA)×dA
ただし、nxAは水平配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率、nyAはnxAと同一面内で直交する方向の屈折率、dAは水平配向液晶硬化の膜厚を示す。
以下の関係式
RthC(450)/RthC(550)<1.00
を満たすこと。 ・・・(4)
ここで、RthC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の波長λnmにおける厚み方向の位相差値を示す。位相差値定義は以下のとおりである。
RthC(λ)=((nxC+nyC)/2−nzC)×dC
ただし、nxCは垂直配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率、nyCはnxCと同一面内で直交する方向の屈折率、nzCは垂直配向液晶硬化膜の厚み方向の屈折率を、dCは垂直配向液晶硬化の膜厚を示す。
また、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜の層間距離は式(1)のとおり5μm以下が好ましいが、より好ましくは1μm以下、さらに好ましくは0.5μm以下、特に好ましくは0.3μm以下である。また、水平配向膜の膜厚は、好ましくは1nm以上、より好ましくは5nm以上、さらに好ましくは10nm以上、特に好ましくは30nm以上である。
|R0(550)−R40(550)|<10nm ・・・(5)
ここで、R0(λ)は、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板の面内位相差値を示す。また、R40は、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板の内、フィルム面内の主屈折率方向と同一面内で直交する方向(進相軸方向)周りで40°回転させた時のみかけの位相差値を示す。
|R0(450)−R40(450)|<10nm ・・・(6)
ただし、R0(λ)は、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板の面内位相差値を示す。また、R40は、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜を含む光学補償機能付き位相差板の内、フィルム面内の主屈折率方向と同一面内で直交する方向(進相軸方向)周りで40°回転させた時のみかけの位相差値を示す。
|{R0(450)−R40(450)}−{R0(550)−R40(550)}|<3nm ・・・(7)
関係式(7)を満たす場合には光学補償機能付き位相差板を用いた光学補償機能付き楕円偏光板をディスプレイに適用した場合の正面・及び斜方の反射色相が黒に近くなるため、好ましくは(7)の値が3nm以下、より好ましくは2nm以下、更に好ましくは1nm以下である。
(1)水平配向液晶硬化膜の平均屈折率と垂直配向液晶硬化膜の平均屈折率との差、
(2)水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜との間に水平配向膜を含む場合には、
(2-a)水平配向液晶硬化膜の平均屈折率と水平配向膜の平均屈折率との差、
(2-b)水平配向膜の平均屈折率と垂直配向液晶硬化膜の平均屈折率の差、
(3)水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜との間に垂直配向膜が含まれる場合には、
(3-a)水平配向液晶硬化膜の平均屈折率と垂直配向膜の平均屈折率との差、
(3-b)垂直配向膜の平均屈折率と垂直配向液晶硬化膜の平均屈折率の差、
などが挙げられる。
[光学補償機能付き位相差板の製造方法]
本発明の光学補償機能付き位相差板は、被転写体と貼合し基材を剥離して転写されるか、又は基材付きの状態で粘着剤等を介して積層される事により、光学補償機能付き位相差板の有する機能、すなわち、その光学特性を被転写体に付与することができ、光学補償機能付き位相差板の光学特性が付与された光学積層体を製造できる。この中でも偏光板と積層した場合には光学補償機能付き楕円偏光板を作製する事が可能である。本発明の実施態様においては、水平配向液晶硬化膜の遅相軸(光軸)と偏光板の吸収軸とを実質的に45°となるように積層することが好ましい。本発明の光学フィルムの遅相軸(光軸)と偏光板の吸収軸とを実質的に45°となるように積層することによって、円偏光板としての機能を得ることができる。なお、実質的に45°とは通常45±5°の範囲である。
被転写体としては、単層構造の光学フィルム、例えば偏光板、位相差板、輝度向上フィルム、防眩フィルム、反射防止フィルム、拡散フィルム、集光フィルム等、多層構造の光学フィルム、例えば位相差板、楕円偏光板が挙げられ、これらの中でも位相差板、位相差板、偏光板、楕楕円偏光板を好適に使用できる。本発明における光学積層体は、画像表示装置、例えば、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、無機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、タッチパネル表示装置、電子放出表示装置(電場放出表示装置(FED等)、表面電界放出表示装置(SED))、電子ペーパー(電子インクや電気泳動素子を用いた表示装置)、プラズマ表示装置、投射型表示装置(グレーティングライトバルブ(GLV)表示装置、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を有する表示装置等)及び圧電セラミックディスプレイ等に利用でき、特に有機EL表示装置及びタッチパネル表示装置等に好適に利用できる。
偏光板としては、偏光機能を有する偏光子からなる。偏光子としては、吸収異方性を有する色素を吸着させた延伸フィルム、又は、吸収異方性を有する色素を塗布配向した膜が挙げられる。吸収異方性を有する色素としては、二色性色素が挙げられる。
粘接着剤としては、感圧式粘着剤、乾燥固化型接着剤及び化学反応型接着剤が挙げられる。化学反応型接着剤としては、例えば、活性エネルギー線硬化型接着剤が挙げられる。
ここでいうポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂とは、ポリエステル骨格を有するウレタン樹脂であって、その中に少量のイオン性成分(親水成分)が導入された樹脂である。係るアイオノマー型ウレタン樹脂は、乳化剤を使用せずに、水中で乳化してエマルジョンとなるため、水系の粘接着剤とすることができる。ポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂を用いる場合は、架橋剤として水溶性のエポキシ化合物を配合することが有効である。
〔水平配向膜形成用組成物の調製〕
下記構造の光配向性材料5部(重量平均分子量:30000)とシクロペンタノン(溶媒)95部とを成分として混合し、得られた混合物を80℃で1時間攪拌することにより、水平配向膜形成用組成物を得た。
信越化学工業株式会社製のシランカップリング剤「KBE−9103」を、エタノールと水を9:1(質量比)の割合で混合した混合溶媒に溶解させ、固形分0.5%の垂直配向膜形成用組成物を得た。
以下に示す重合性液晶化合物A、及び重合性液晶化合物Bを90:10の質量比で混合した混合物に対して、レベリング剤(F−556;DIC社製)を1.0部、及び重合開始剤である2−ジメチルアミノ−2−ベンジル−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン(「イルガキュア369(Irg369)」、BASFジャパン株式会社製)を6部添加した。
平均重合度約2,400、ケン化度99.9モル%以上、厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルムを、30℃の純水に浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の質量比が0.02/2/100の水溶液に30℃で浸漬してヨウ素染色を行った(ヨウ素染色工程)。ヨウ素染色工程を経たポリビニルアルコールフィルムを、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の質量比が12/5/100の水溶液に、56.5℃で浸漬してホウ酸処理を行った(ホウ酸処理工程)。ホウ酸処理工程を経たポリビニルアルコールフィルムを8℃の純水で洗浄した後、65℃で乾燥して、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向している偏光子(延伸後の厚さ27μm)を得た。この際、ヨウ素染色工程とホウ酸処理工程において延伸を行った。かかる延伸におけるトータル延伸倍率は5.3倍であった。得られた偏光子と、ケン化処理されたトリアセチルセルロースフィルム(コニカミノルタ製 KC4UYTAC 40μm)とを水系接着剤を介してニップロールで貼り合わせた。得られた貼合物の張力を430N/mに保ちながら、60℃で2分間乾燥して、片面に保護フィルムとしてトリアセチルセルロースフィルムを有する偏光板を得た。なお、前記水系接着剤は水100部に、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール(クラレ製、「クラレポバール KL318」)3部と、水溶性ポリアミドエポキシ樹脂(住化ケムテックス製、「スミレーズレジン650」、固形分濃度30%の水溶液〕1.5部とを添加して調製した。
日本ゼオン株式会社製のCOPフィルム(ZF−14−50)上にコロナ処理を実施した後、水平配向膜形成用組成物をバーコーター塗布し、80℃で1分間乾燥し、偏光UV照射装置(「SPOT CURE SP−9」、ウシオ電機株式会社製)を用いて、波長313nmにおける積算光量:100mJ/cm2で軸角度45°にて偏光UV露光を実施した。得られた水平配向膜の膜厚をエリプソメータで測定したところ、100nmであった。
上記方法にて製造した水平配向液晶硬化膜の面内位相差値ReA(λ)は、粘着剤を介してガラスに貼合した後、基材であるCOPを剥離した後に、測定機(「KOBRA−WPR」、王子計測機器株式会社製)により測定した。各波長における位相差値ReA(λ)を測定結果は、ReA(450)=121nm、ReA(550)=142nm、ReA(650)=146nm、ReA(450)/ReA(550)=0.85であった。
前述の方法にて製造した基材、水平配向膜及び水平配向液晶硬化膜からなる積層体上にコロナ処理を実施した後、垂直配向膜形成用組成物をバーコーターで塗布し、80℃で1分間乾燥し、垂直配向膜を得た。得られた垂直配向膜の膜厚をエリプソメータで測定したところ、50nmであった。
垂直配向液晶硬化膜のRthを測定するために、上記と同様の手順で日本ゼオン株式会社製のCOPフィルム(ZF−14−50)上に垂直配向膜、及び垂直配向液晶硬化膜を製造し、垂直配向液晶硬化膜を粘着剤(リンテック社製感圧式粘着剤 15μm)を介してガラスと貼合し、COPに位相差がない事を確認した上で、エリプソメータによりサンプルへの光の入射角を変えて位相差値を測定した。また、450nm及び550nmの波長λにおける平均屈折率は屈折率計(株式会社アタゴ製、「多波長アッベ屈折計DR−M4」)を用いて測定した。得られた膜厚、平均屈折率、及びエリプソメータの測定結果から算出されるReCはそれぞれ、RthC(450)=−63nm、RthC(550)=−73nmであり、RthC(450)/RthC(550)=0.85であった。
〔水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜からなる積層体(光学補償機能付き位相差板)のR0、及びR40の測定〕
上記方法に準じて各層をガラス上に塗布し、屈折率計(株式会社アタゴ製、「多波長アッベ屈折計DR−M4」)またはエリプソメータを使用して各層の平均屈折率を算出し、各層の面内平均屈折率の差が0.2以下である事を確認した。
上記方法にて作製した基材、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜からなる積層体の塗膜面側に厚み0.7mmのガラス板を載せ、ガラス板に這わせるようにして積層体を180度曲げた後、10倍のルーペを使用して蛍光灯の光に透過させて屈曲部分を観察し、シワやクラックの有無を確認した。結果を表1に示す。
上記方法にて作製した基材、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜からなる積層体の塗膜面側にコロナ処理を実施した後、偏光板の吸収軸と水平配向膜の遅相軸との成す角度が45°となるように粘着剤を介して前述の方法にて作製した偏光板に貼合し、基材を剥離して光学補償機能付き楕円偏光板を作製した。その後、粘着剤を介してアルミホイルに貼合し、偏光板側に半径1cmとなるように180°屈曲し、屈曲部分の反射色相を目視で観察した。結果を表1に示す。
垂直配向膜の膜厚を表1に記載のように変更したこと以外は、実施例1と同様に光学補償機能付き位相差板を作製し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。
0.5重量%のポリイミド(「サンエバーSE−610」、日産化学工業株式会社製)、72.3重量%のN−メチル−2−ピロリドン、18.1重量%の2−ブトキシエタノール、9.1重量%のエチルシクロヘキサン、及び0.01重量%のDPHA(新中村化学製)を混合して、垂直配向膜形成用組成物Bを作製し、この垂直配向膜形成用組成物Bを使用したこと以外は、実施例1と同様に光学補償機能付き位相差板を作製し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。なお、垂直配向膜の膜厚をエリプソメータで測定したところ0.2μmであった。このことから、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜の層間距離は0.2μmであった。また、垂直配向液晶硬化膜形成用組成物塗布時に、垂直配向膜が溶剤で侵され、部分的に配向欠陥や配向不良が発生していることを確認した。
基材を離型処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルム(リンテック(株)製、SP−PLR382050、以下、「セパレーター」と略記する。)に変更した事、積層順序を垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜の順に変更した事以外は、実施例1と同様に光学補償機能付き位相差板を作製し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。なお、水平配向膜の膜厚をエリプソメータで測定したところ0.2μmであった。このことから、水平配向液晶硬化膜と垂直配向液晶硬化膜の層間距離は0.2μmであった。
垂直配向液晶硬化膜の膜厚を変更する事でRthC(450)、及びRthC(550)の値を表1に記載のように変更したこと以外は、実施例1と同様に光学補償機能付き位相差板を作製し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。
垂直配向液晶硬化膜形成用組成物を以下に記載の垂直配向液晶硬化膜形成用組成物(B)に変更した事、前記垂直配向液晶硬化膜形成用組成物(B)を塗布した後の乾燥温度を120℃から80℃に変更した事以外は実施例1に記載の方法と同様に光学補償機能付き位相差板を作製し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。
以下に記載の液晶化合物LC242:PaliocolorLC242(BASF社登録商標)に対して、レベリング剤F−556を0.1部、及び重合開始剤Irg369を3部添加し、固形分濃度が13%となるようにシクロペンタノンを添加して、垂直配向液晶硬化膜形成用組成物(B)を得た。得られた液晶組成物の名称を“組成物V“とする。
液晶化合物LC242:PaliocolorLC242(BASF社登録商標)
実施例1に記載の方法で水平配向膜、水平配向液晶硬化膜の積層体を製造した後、別途COP上に実施例と同じ方法で垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜の積層体(リンテック社製)を準備した。得られた積層体同士を粘着剤(リンテック社製感圧式粘着剤 15μm)を用いて貼合し、位相差値測定、屈曲性試験及び屈曲部の反射色相確認を実施した。結果を表1に示す。
屈曲性試験:不具合が発生しない場合を○、シワやクラック等の不具合が発生する場合を×とする。
Claims (18)
- 塗布、乾燥、配向処理工程を経て水平配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て水平配向液晶硬化膜を形成し、
さらに塗布・乾燥工程を経て垂直配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て垂直配向液晶硬化膜を形成することにより、
水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する光学補償機能付き位相差板の製造方法。 - 膜厚が1.0μm以下の水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1に記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 光配向膜からなる水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1〜2のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- シンナモイル基を含む光配向膜からなる水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1〜3のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、膜厚1.0μm以下の垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1〜4のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、Si元素を含む垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1〜5のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、Si/Cの元素が0.03〜1.00である垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項1〜6のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成して光学補償機能付き位相差板を製造する方法であって、水平配向液晶硬化膜が以下の関係(1)を満たす請求項1〜7のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
ReA(450)/ReA(550)<1.00 ・・・(1)
式中、ReA(λ)は水平配向液晶硬化膜の波長λnmにおける面内位相差値を示す。面内位相差値ReA(λ)の定義は以下のとおりである。
ReA(λ)=(nxA(λ)−nyA(λ))×dA
ただし、nxA(λ)は水平配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって、波長λ(nm)に置ける主屈折率を、nyA(λ)はnxA(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、dAは水平配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。 - 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成して光学補償機能付き位相差板を製造する方法であって、垂直配向液晶硬化膜が以下の関係(2)を満たす請求項1〜8のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
RthC(450)/RthC(550)<1.00 ・・・(2)
式中、RthC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の波長λnmにおける厚み方向の位相差値を示す。位相差値RthC(λ)の定義は以下のとおりである。
RthC(λ)=((nxC(λ)+nyC(λ))/2−nzC(λ))×dC
ただし、nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって、波長λ(nm)における主屈折率を、
nyC(λ)はnxC(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
nzC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の厚み方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
dCは垂直配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。 - 塗布・乾燥工程を経て垂直配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て垂直配向液晶硬化膜を形成し、
更に塗布、乾燥、配向処理工程を経て水平配向膜を形成し、
塗布、乾燥、紫外線照射工程を経て水平配向液晶硬化膜を形成することにより、
垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する光学補償機能付き位相差板の製造方法 - 垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、膜厚が1.0μm以下の水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項10に記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、光配向膜からなる水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、をこの順に形成する請求項10または11に記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、シンナモイル基を含む光配向膜からなる水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項10〜12のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 膜厚1.0μm以下の垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項10〜13のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- Si元素を含む垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項10〜14のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 水平配向膜、水平配向液晶硬化膜、Si/Cの元素が0.03〜1.00である垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜をこの順に形成する請求項10〜15のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
- 垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成して光学補償機能付き位相差板を製造する方法であって、水平配向液晶硬化膜が以下の関係(3)を満たす請求項10〜16のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
ReA(450)/ReA(550)<1.00 ・・・(3)
式中、ReA(λ)は水平配向液晶硬化膜の波長λnmにおける面内位相差値を示す。面内位相差値ReA(λ)の定義は以下のとおりである。
ReA(λ)=(nxA(λ)−nyA(λ))×dA
ただし、nxA(λ)は水平配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって波長λ(nm)に置ける主屈折率を、nyA(λ)はnxA(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、dAは水平配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。 - 垂直配向膜、垂直配向液晶硬化膜、水平配向膜、水平配向液晶硬化膜をこの順に形成して光学補償機能付き位相差板を製造する方法であって、垂直配向液晶硬化膜が以下の関係(4)を満たす請求項10〜17のいずれかに記載の光学補償機能付き位相差板の製造方法。
RthC(450)/RthC(550)<1.00 ・・・(4)
式中、RthC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の波長λnmにおける厚み方向の位相差値を示す。位相差値RthC(λ)の定義は以下のとおりである。
RthC(λ)=((nxC(λ)+nyC(λ))/2−nzC(λ))×dC
ただし、nxC(λ)は垂直配向液晶硬化膜のフィルム面内における主屈折率であって波長λ(nm)における主屈折率を、
nyC(λ)はnxC(λ)と同一面内で直交する方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
nzC(λ)は垂直配向液晶硬化膜の厚み方向の屈折率であって波長λ(nm)における屈折率を、
dCは垂直配向液晶硬化の膜厚をそれぞれ示す。
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