JP2019035349A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019035349A JP2019035349A JP2017155658A JP2017155658A JP2019035349A JP 2019035349 A JP2019035349 A JP 2019035349A JP 2017155658 A JP2017155658 A JP 2017155658A JP 2017155658 A JP2017155658 A JP 2017155658A JP 2019035349 A JP2019035349 A JP 2019035349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- cylinder
- fuel ratio
- air
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
Description
これにより、各気筒から排出された排気は、膨出部に沿って導かれて、膨出部の膨出量の小さい部分により排気センサの下流側において下方へ滑らかに導かれる。このため、排気浄化手段へのガス当りが均一化され、且つ、一の気筒からの排気の流れが逆流し他の気筒からの排気の流れの邪魔になることが抑えられる。この結果、排気浄化手段の浄化率が上げられ、且つ、エンジン出力の低下を抑えることが可能となる。また、これと共に、レイアウト上の制約や良好なメンテナンス性の確保を考慮しつつ、排気の剥離を抑制でき、排気センサへのガス当りを改善でき、排気センサの検出精度を向上できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関(以下、「エンジン」という。)の排気浄化装置1の上面図である。図2は、本実施形態に係るエンジンの排気浄化装置1の側面図である。図3は、本実施形態に係るエンジンの排気浄化装置1を、フランジ部において排気マニホールドの中心軸線に対して垂直に切断して上流側から見た断面図である。図4は、図3のA−A線断面図である。なお、図1及び図4における軸線Xは、排気マニホールド12の中心軸線Xを表す。
また、排気マニホールド12の下流側端部と、排気管13の上流側端部との間には、これらを接続して締結する連結部としてのフランジ部10を備える。即ち、排気浄化装置1は、排気マニホールド12と図示しないシリンダヘッドとが一体化された排気浄化装置である。
排気ポート11c,11dは、2番気筒(CYL2)に接続される。2番気筒から排出された排気は、これら排気ポート11c,11dを介して排気マニホールド12に導入される。
排気ポート11e,11fは、3番気筒(CYL3)に接続される。3番気筒から排出された排気は、これら排気ポート11e,11fを介して排気マニホールド12に導入される。
1番気筒(CYL1)、2番気筒(CYL2)、及び、3番気筒(CYL3)は、並列して配置されている。
なお、排気マニホールド12の中心軸線Xは、集合部121の中心軸線を意味する。
図5は、メンテナンス時に空燃比センサ14を取り外すときの様子を示す斜視図である。また、図6は、メンテナンス時に空燃比センサ14を取り外すときの様子を車両前方側から見た図(図5の白抜き矢印の方向から見た図)である。
図5及び図6に示すように、本実施形態の排気浄化装置1では、空燃比センサ14は、エンジンルームと客室とを隔てる構造壁としてのバルクヘッドBの直下に配置される。これは、対象車両が軽自動車であるため、排気浄化装置1の配置に自由度が無く、レイアウト上の制約があるためである。
同時に、図7及び図8に示すように、排気マニホールド12の中心軸線Xに直交する断面視において、空燃比センサ14は、垂線Y上に先端排気導入孔143が位置するように配置される。
図9に示すように、空燃比センサ14の直上流における排気管13の側壁には、排気管13内に突出し、下流側に向かうに従い下方に緩やかに傾斜する絞り構造13aが形成されている。上述したように、この3番気筒(CYL3)側の絞り構造13aは、図示しない1番気筒(CYL1)側の絞り構造と比べて、形状は略同一である一方で、その突出深さ(絞り量)は3番気筒(CYL3)側の方が大きく設定されている。
図10は、本実施形態に係るエンジンの排気浄化装置1の動作を説明するための図である。具体的には、図10は、本実施形態に係るエンジンの排気浄化装置1の排気の流れを示す上面図である。図10では、各気筒の排気の流れを示しており、黒い部分ほど排気流量が多いことを示している。
このようにして、本実施形態の排気浄化装置1では、触媒コンバータ15の浄化率が上げられ、且つ、一の気筒からの排気の流れが逆流せず、他の気筒からの排気の流れの邪魔になっておらず、エンジン出力の低下が抑えられている。
本実施形態では、排気マニホールド12の下流側における排気管13の上面壁131aに設けた空燃比センサ14の取付座面14aを、排気管13内に突出して設けた。また、フランジ部10における排気マニホールド12の中心軸線Xに直交する断面視において、空燃比センサ14を、目視可能な位置に配置するとともに、上記中心軸線Xに上下方向に直交する垂線Yに対して傾斜させて配置した。さらには、空燃比センサ14の下流側において下方へ屈曲する屈曲部132を排気管13に設けた。また、触媒コンバータ15の入口よりも屈曲外側に膨出する膨出部134を、屈曲部132に設けた。また、膨出部134における触媒コンバータ15の入口よりも屈曲外側に膨出する他方側の膨出量を、一方側の膨出量よりも大きく構成した。
これにより、各気筒から排出された排気は、膨出部134の膨出量の小さい部分に沿って導かれて、空燃比センサ14の下流側において下方へ滑らかに導かれる。このため、触媒コンバータ15へのガス当りが均一化され、且つ、一の気筒からの排気の流れが逆流し他の気筒からの排気の流れの邪魔になることが抑えられる。この結果、触媒コンバータ15の浄化率が上げられ、且つ、エンジン出力の低下を抑えることが可能となる。また、これと共に、レイアウト上の制約や良好なメンテナンス性の確保を考慮しつつ、排気の剥離を抑制できるため、空燃比センサ14へのガス当りを改善でき、空燃比センサ14の検出精度を向上できる。
これにより、一方側(3番気筒(CYL3)側)の膨出部134の部分における、排気管13の内面における外側への膨出量が抑えられる。このため、排気管13における、膨出部134の一方側(3番気筒(CYL3)側)の部分と、膨出部134の他方側(1番気筒(CYL1)側)の部分と、における内面の、外側への膨出量の差を、より大きくすることができる。この結果、各気筒から排出された排気は、膨出部134に沿って滑らかに導かれて、膨出部134の膨出量の小さい部分により空燃比センサ14の下流側において下方へ滑らかに導かれることが可能となる。
上記実施形態では、排気マニホールドとシリンダヘッドが一体化された排気浄化装置に本発明を適用したが、これに限定されない。例えば、排気マニホールドが、シリンダヘッドとは一体化されておらず、下流側の排気管と一体化された排気浄化装置に本発明を適用してもよい。
また、膨出部の形状等の構成は、本実施形態における膨出部134の形状等の構成に限定されない。
また、空燃比センサの傾斜方向を逆にしてもよく、この場合には絞り構造の絞り量の大小を逆にすればよい。
11a〜11f…排気ポート
12…排気マニホールド(排気集合部)
13…排気管
14…空燃比センサ(排気センサ)
14a…取付座面
15…触媒コンバータ(排気浄化手段)
131a…上面壁
132…屈曲部
134…膨出部
135…排気管の内方に位置する部分
151…開口
X…中心軸線
Y…垂線
Claims (2)
- 内燃機関の各気筒から延びる各排気ポートが集合することで形成され、各気筒から排出された排気を集合させる排気集合部と、
前記排気集合部の下流側に設けられ、前記排気集合部で集合した排気を下流側の排気浄化手段に導く排気管と、
前記排気管の上面壁に取り付けられ、前記排気集合部と前記排気管の連結部における前記排気集合部の中心軸線に直交する断面視において、目視可能な位置に配置された排気センサと、
前記排気管に設けられ、前記排気センサの下流側において下方へ屈曲する屈曲部と、
前記屈曲部に設けられ、前記排気浄化手段の入口よりも屈曲外側に膨出する膨出部と、
を備える内燃機関の排気浄化装置であって、
前記排気センサの取付座面は、前記排気管内に突出して設けられ、
前記排気センサは、前記中心軸線に上下方向に直交する垂線に対して傾斜して配置されるとともに、前記断面視において前記垂線の両側における前記排気センサの面積が一方側の方が他方側よりも小さくなるように配置され、
前記膨出部における前記排気浄化手段の入口よりも屈曲外側に膨出する前記他方側の膨出量が、前記一方側の膨出量よりも大きい内燃機関の排気浄化装置。 - 前記取付座面における、前記排気管の内側への突出量は、前記一方側よりも前記他方側の方が大きい請求項1に記載の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017155658A JP2019035349A (ja) | 2017-08-10 | 2017-08-10 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017155658A JP2019035349A (ja) | 2017-08-10 | 2017-08-10 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019035349A true JP2019035349A (ja) | 2019-03-07 |
Family
ID=65637228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017155658A Pending JP2019035349A (ja) | 2017-08-10 | 2017-08-10 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019035349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022202908A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0821231A (ja) * | 1994-07-05 | 1996-01-23 | Nippon Steel Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2007211663A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Honda Motor Co Ltd | 排気触媒装置および該排気触媒装置を備える多気筒内燃機関 |
JP2012112356A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多気筒エンジンの排気構造 |
JP2015071945A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-16 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
-
2017
- 2017-08-10 JP JP2017155658A patent/JP2019035349A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0821231A (ja) * | 1994-07-05 | 1996-01-23 | Nippon Steel Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2007211663A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Honda Motor Co Ltd | 排気触媒装置および該排気触媒装置を備える多気筒内燃機関 |
JP2012112356A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多気筒エンジンの排気構造 |
JP2015071945A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-16 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022202908A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7669412B2 (en) | Exhaust manifold for internal combustion engine | |
JP6299856B1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP5875564B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2009062948A (ja) | 内燃機関のエアクリーナ装置 | |
WO2018110324A1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP2019035349A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
US8555846B2 (en) | Air purifier having resonator installed in the air outlet | |
JP2018044446A (ja) | エンジンの排気消音装置 | |
JP2018028294A (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP2016113970A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
JP6319412B1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
US11499464B2 (en) | Exhaust device | |
JP2006017091A (ja) | エンジン | |
JP7160738B2 (ja) | Egr装置 | |
JP6729721B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
US9828898B2 (en) | Optimized structure for integrated catalytic muffler | |
US20200256227A1 (en) | Exhaust system as well as motor vehicle with an exhaust system | |
JP6816458B2 (ja) | 内燃機関の排気系構造 | |
JP6816457B2 (ja) | 内燃機関の排気系構造 | |
JP7128140B2 (ja) | Egr装置 | |
CN109424389A (zh) | 排气装置 | |
JP4710876B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP6757943B2 (ja) | エンジンの排気消音装置 | |
JP4424019B2 (ja) | 内燃機関の排気マニホルド | |
JP2018044445A (ja) | エンジンの排気消音装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190903 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200303 |