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JP2019029918A - 緊急通報システム - Google Patents

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JP2019029918A
JP2019029918A JP2017149599A JP2017149599A JP2019029918A JP 2019029918 A JP2019029918 A JP 2019029918A JP 2017149599 A JP2017149599 A JP 2017149599A JP 2017149599 A JP2017149599 A JP 2017149599A JP 2019029918 A JP2019029918 A JP 2019029918A
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剣 大和田
Ken Owada
剣 大和田
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Purasuno Co Ltd
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Abstract

【課題】緊急事態に迅速に対応できる通報システムを提供する【解決手段】本発明のシステムは、通報者が使用する通報者装置と、通報の受信機関に設置される受信機関装置を備えた通報システムで、通報者装置は、事前に設定されたシナリオへの回答であるシナリオ回答入力を取得するシナリオ回答取得手段と、シナリオに基づく質問を表示し、シナリオ回答手段により取得されたシナリオ回答入力を受けてシナリオが終了したかを判断し、終了していない場合は、シナリオの次の質問を表示するシナリオ表示手段と、シナリオと、シナリオ回答入力と通報者識別情報を含む通報内容を送信する通報内容送信手段とを備え、受信機関装置は、通報内容を受信する通報内容受信手段と、通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、事件事故、災害火災救急等の緊急時に必要な緊急通報システムに関する。
従来の緊急通報システム(110、118、119番)は電話回線を用いたものだった。
電話による通報では、受信機関の担当者の人数、電話回線の本数に限りがあったため、大規模な災害時に、電話が待たされたり繋がらなかったりということがあった。
また、通報は着信順に接続され、「子供の怪我がひどいけど、とりあえずここから避難しないと」と、けが人を背負って荷物を持つために一旦電話を置きたいからと一回切って、かけ直した場合、最後尾に並ぶことになっており、受信機関は、緊急事態が発生した順序で緊急通報を受信できていなかった。
電話での通報は、被災しパニック状態で何を伝えたら良いかわからない人がいれば、同じ通報内容にもかかわらず、長い時間がかかっていた。
更に、同じ内容の説明に何度も時間が取られてしまっていた。
応急処置の方法ももちろん電話で伝えていたので、応急処置が今すぐ必要なのに119番に繋がらず待たされ、待たされなければ命が助かった人を救えなかった事が過去にあろうことは想像に容易である。
昨今普及しているインターネット通信しか出来ないSIMカードを使用していて110や118、119番に通報出来ない場合や、緊急通報がつながらない場合、通報者はそれぞれTwitterやFacebook、MixiなどのSNSに情報を発信してしまうため、情報が拡散し、管轄機関の負担が更に増してしまっていた。
電話による通報では、例えば集団で人質にされている場合等、声を出せない状況で通報が出来なかった。
また、目の前で盗みを働いている人がいたとしても、電話による通報をすることで自分が犯人に襲われてしまうことを恐れ通報しない人もいるだろう。また、日本の携帯電話では写真や動画と撮影する際に音が出てしまうので、記録を残すことも難しい。
例え通報したとしても、それが犯人に聞こえてしまうため、通報している間に犯人が逃走し、犯人を取り逃すという可能性もあった。
電話での通報のため、通報を内容を担当者が訊くまでは、その通報の内容が、緊急性を要するものであるか否かがわからなかった。
結果として、無言電話、緊急性を要さない内容の通報、天気の問い合わせ、交通情報の問い合わせ、付近で聞こえた消防車の音について何があったかなどの通報が緊急通報として紛れ込み、
実際に緊急性を要する事案への対応が遅れるというケースも出てきているそうだ。
緊急を要さない通報や、受信機関と関係のない通報としては、
119番には「8:20に起こして。」「友達が今からバク転する。怪我すると思うから先に救急車呼んでおいてと言われた。」「愛知県は今雨降ってますか?」「入院のためのタクシー代わりの救急要請」「災害の発生場所の把握」などの通報が有り、
110番には「渋滞情報を教えて」「免許証を更新したい」「道が分からないので教えて」「妹が金返さない」「ガス欠した。ガソリンを持ってきて」」「今日は何日で今何時ですか」「警察署に電話をつないで。直接電話をするとお金がかかる」「家の電気がつかない。ブレーカーもどこにあるかわからない」「夫の車を捕まえて。夫が不倫相手と車で出かけてしまった」「携帯電話をなくした。一緒に探して。携帯電話を止めて」「家に帰れないのでパトカーを向けて」「ファミレスの店員が帽子をかぶっていなくて不潔だから注意して」「飼い犬の具合が悪くて、休日でも開いている動物病院はないですか」「ホテルの部屋の鍵をなくした」「自動販売機で釣り銭が出てこないんだけど、どうしたらいいでしょう」「車のガラスが曇ってきたんで、曇り止めのスプレーを貸してほしい」「雪道でスリップしそうだから運転の仕方を教えてください」「バッテリーが上がった」「借りてきたDVDがブルーレイだったため見られない」「牛丼店で注文した牛丼に肉がはいっていなかった」「ガソリンスタンドで並んでいるけれど、自分の順番がまわってこないから前のやつを何とかして」「昨日買ったエアコンをつけても部屋が冷えない」「カップラーメンを食べていたら歯が痛くなって磨けない」「パチンコが出ないんだけど、何とかして」「寒くて歩けないので迎えに来てほしい」「玄関戸にヤモリがはりついていて家に入れない」等の通報が実際にあるそうだ。
電話回線を用いない通報システムとしては、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の通報システムは、通報者装置で音声以外の方法で取得された通報内容を、運営者装置に送信し、運営者装置が通報者装置の位置情報を取得し、その位置情報を用いて管轄する受信機関を判断し、その受信機関に通報内容を送信する事を特徴とする。
通話による通報が困難な人が、通話による通報と差がなく通報できるようにするための緊急通報システムである。
特開2016ー86343
特許文献1は、音声によらない通報が可能であるが、
位置情報のみで通報の送信先である受信機関を判断することから、緊急性のない通報が紛れ、緊急な通報への対応が遅れてしまう可能性があることと、
通報を、通報内容により分類することを想定していないため、同様の通報が短時間に大量に入った場合の対処方法がシステムに組み込まれていないため、その処理に対し担当者の時間が大量に消費されてしまうこと、
担当者が通報への対応を開始するまで応急処置の方法を知ることが出来ないため、通報が溜まってしまっている場合に通報者が応急処置方法の解説を受けられないこと、
回答が選択式でないことから、通報者が何を伝えたら良いか分からない状態の時に、受信機関の担当者とのやり取りが長くなり、受信機関の担当者の時間が消費されてしまうということ、
通報者には通報する内容が緊急性があるものであるかどうかを判断することが難しいこと、
声を出せない且つ入力を出来ない状況で通報が出来ないことが課題として残っていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備え、
通用者装置は、
通報者による、事前に設定されたシナリオへの回答であるシナリオ回答入力を取得するシナリオ回答取得手段と、
シナリオに基づく初めの質問を表示し、シナリオ回答手段により取得されたシナリオ回答入力を受けてシナリオが終了したかを判断し、終了していない場合は、シナリオの次の質問を表示するシナリオ表示手段と、
シナリオと、シナリオ回答入力と通報者識別情報を含む通報内容を送信する通報内容送信手段とを備え、
受信機関装置は、
通報内容を受信する通報内容受信手段と、
通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える。
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と判断装置を備え、
通用者装置は、
通報者による通報情報の入力を取得する通報内容取得手段と、
通報情報をそのまま、又は情報を付加した通報内容を送信する通報内容送信手段と、
後記必要応急処置の方法を提供する応急処置方法提供手段を備えるを備え、
判断装置は、
通報内容から通報者に応急処置の方法を伝えることが必要か否かを判断し、必要な場合、複数ある応急処置から通報内容に適した一つ以上の必要応急処置を判定する通報内容解析手段を備え、
受信機関装置は、
通報内容を受信する通報内容受信手段と、
通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える。
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と判断装置を備え、
通用者装置は、
通報者による通報情報の入力を取得する通報内容取得手段と、
通報情報をそのまま、又は情報を付加した通報内容を送信する通報内容送信手段と、
必要な物がある場合、必要なものを設置している一つ以上の設置機関に設置されている、設置場所を表示する、又は/及び、設置機関装置に協力要請連絡を入れる協力要請手段とを備え、
受信機関装置は、
通報内容を受信する通報内容受信手段と、
通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える。
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備え、
一つの操作で、通報者装置の位置情報及び通報者を識別する通報者識別情報を受信機関装置に送信すると同時に、現場の音声又は/及び動画を送信し続ける、現場情報継続送信手段を備える
ことを特徴とする
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備えた通報システムにおいて、
受信機関装置は、
通報者装置の周辺で発生した緊急事態情報を通報者装置に送信する緊急事態情報送信手段と、
通用者装置は、
緊急事態情報を受信する緊急事態情報受信手段と、
緊急事態情報を表示する緊急事態情報表示手段とを備える。
上記課題を解決するための、通報システムは、
通報者が通報する際に使用する通報者装置と、通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備え
通報者装置から受信した通報内容と、受信機関装置2が取得した通報内容に対する受信機関の対応を、他の受信機関2の受信機関装置2と共有する案件共有手段を備える
上記課題を解決するための通報方法は、
通報者が通報する際に使用する通報者装置から送信された通報内容を、通報内容を受信機関に設置される受信機関装置が受信する通報方法で
通用者装置が、通報情報入力待ち状態において、事前に設定されたシナリオを表示するシナリオ表示ステップと、
通用者装置が、通報者によるシナリオへの回答であるシナリオ回答入力を取得するシナリオ回答取得ステップと、
通報者装置が、シナリオが終了したかを判断し、終了していない場合は、通報情報入力待ち状態に遷移するシナリオ終了判断ステップと、
通用者装置が、シナリオと、シナリオ回答入力と通報者識別情報を含む通報内容を1つ又は2つ以上受信機関装置に送信する通報内容送信ステップと、
受信機関装置が、通報内容を受信する通報内容受信ステップと、
受信機関装置が、通報内容を表示する通報内容表示ステップとを含む。
緊急通報に紛れる緊急性のない通報を減らすことが可能となった。
同様の通報が短時間に大量に入った場合の対処方法がシステムに組み込まれていないため、その処理に対し担当者の時間が大量に消費されてしまうこと、
担当者が通報への対応を開始するまで応急処置の方法を知ることが出来ないため、通報が溜まってしまっている場合に通報者が応急処置方法の解説を受けられないこと、
回答が選択式でないことから、通報者が何を伝えたら良いか分からない状態の時に、受信機関の担当者とのやり取りが長くなり、受信機関の担当者の時間が消費されてしまうということ、
通報者には通報する内容が緊急性があるものであるかどうかを判断することが難しいこと、
声を出せない且つ入力を出来ない状況で通報が出来ないことが課題として残っていた。
本発明のいつかの実施形態における、通報システム全体を示す図て?ある。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置のハードウェア構成図である。 本発明のいつかの実施形態における、受信機関装置のハードウェア構成図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置の機能ブロック図である。 本発明のいつかの実施形態における、受信機関装置の機能ブロック図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報システムの動作を示すフロー図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報のシナリオを示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報システム全体を示す図て?ある。 本発明のいつかの実施形態における、サーバー装置のハードウェア構成図である。 本発明のいつかの実施形態における、サーバー装置の機能ブロック図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示される通報内容送信直後の画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示される通報内容送信後の画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。 本発明のいつかの実施形態における、通報者装置に表示されるシナリオの質問とその回答を含む画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である通報システム100の全体図である。
通報者が使用する通報者装置104、警察や消防、海上保安庁や自衛隊等の緊急時に対応を求められる管轄機関の担当者が用いる受信機関装置106、はそれぞれ、インターネット等のネットワーク102に接続することが出来る。
受信機関装置106はネットワーク102を介して通報者装置104と連絡することが出来る。
また通報システム100は、通報者装置104からアクセスが可能で、通報内容から管轄する受信機関や、応急処置の必要性等を判断をする判断部108を備える。
図1に置いて判断部108は通報者装置104の内部にあるが、図8のように、通報者装置104の外部にサーバー装置110を備え、サーバー装置110の内部に判断部108を備える構成にすることも出来る。
また、図8のようにサーバー装置110を備える場合も、サーバー装置110は判断部108により行われた演算(判断)の結果を通報者装置104に送信し、通報者装置はその判断結果をもとに管轄受信機関に通報内容を送信するといった構成とすることも可能である。
また、サーバー装置は通報者に関する情報を記録する機能を備え、特定の通報者装置から頻繁に通報が行われている場合、その情報をもとに指導を行うことも可能である。
そうすることで、いたずら通報を防ぐことが出来る。
受信機関装置に通報者に関する情報を予め登録しておくことも可能であるが、
現在の日本では、受信機関装置はエリアごとに管轄が別れていることと、
総合相談センターや司令室、警察、消防等の受信機関分類によって、エリアの別れ方も異なるため、
サービス提供者が別途サーバー装置110を設け、通報者の情報を記録しておくことが望ましい。
更に、このようにサービス提供者がサーバー装置110を設置する事により、次のようなメリットもある。
不審物を見つけても、後で疑われたり、執拗な取り調べを受けたりすることがあるため、通報をしない人がいる。
そのせいで、通報が入っていれば被害を防げるかもしれない事件(例えば爆弾をゴミ箱の中に仕掛けるとか)を防げなくなることを防ぐことが狙いである。
そのため、サービス提供者は、警察が通報を受けて実際に調査した内容を確認した上で、通報がいたずらだったと判断しうる証拠が無い場合は、本人情報を開示すべきでない。
一度信用を壊してしまえば、再び現在の緊急通報システムと同じで、通報しないという事になりかねないためである。
(匿名で通報することを可能にするためには、通報者を識別する通報者IDの他に、匿名通報用IDを用意し、通報者IDと匿名通報用IDを関連付けておく必要がある。)
図2は通報者装置104のハードウェアの構成の一例を示す図である。
通報者装置104は、スマートフォン、携帯電話機等の携帯可能な機器であることが望ましいが、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、タブレット型のコンピュータ等の通信機能を備えた装置を用いることも可能である。
通報者装置104はCPU204、主記憶装置206、補助記憶装置208、通信装置210、表示装置212、入力装置214、GPS等の測位センサー216を備えている。
これらのコンポーネントは、1又はそれ以上の通信バス又は信号回線202を通じて通信を行う。
ハードウェアの構成は、図2と一致している必要はなく、その他の装置を更に備えていても、また、これよりも少い構成でも良い。
CPU204は、主記憶装置206に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを実行して、通報者装置104の様々な機能を実行し、データを処理する。
主記憶装置206は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、さらに1又はそれ以上の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置などの不揮発性メモリ、或いはその他の不揮発性固体メモリ装置を含むものであってもよく、CPU204が実行するプログラムを記憶する他、このプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
いくつかの実施形態では、主記憶装置206は、1又はそれ以上のCPU(プロセッサ)204から遠隔地に配置された記憶装置、例えば通信装置210(無線通信インターフェイス又は外部ポート)、及びインターネット、(単複の)イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)、ストレージエリアネットワーク(SAN)などの通信ネットワーク、或いはこれらの任意の適当な組合せを介してアクセスされるネットワークに付属する記憶装置をさらに含むことができる。
外部記憶装置208は、例えばフラッシュROMやハードディスク装置で、上記プログラムを実行する際に必要なデータ等を記憶する。
通信装置210は電磁波の送受信を行う。通信装置210は、電気信号と電磁波との間で変換を行い、この電磁波を介して通信ネットワーク及びその他の通信機器と通信を行う。通信装置210は、以下に限定されるわけではないが、アンテナシステム、RFトランシーバ、1又はそれ以上の増幅器、チューナ、1又はそれ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリなどを含むこれらの機能を実行するための周知の回路を含むことができる。通信装置210は、ワールドワイドウェブ(WWW)と呼ばれることもあるインターネット、イントラネット、及び/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又は都市圏ネットワーク(MAN)などのネットワーク、及び無線通信により他の機器と通信することができる。無線通信は、以下に限定されるわけではないが、移動通信用広域システム(GSM(登録商標))、データ強化型GSM(登録商標)環境(EDGE)、広帯域符号分割多元接続(W?CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、Bluetooth(登録商標)、(IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g及び/又はIEEE802.11nなどの)無線フィディリティ(Wi?Fi)、Voice over Internet Protocol(VoIP)、Wi?MAX、電子メール、インスタントメッセージング、及び/又はショートメッセージサービス(SMS)用のプロトコル、或いは本明細書の出願日現在まだ開発されていない通信プロトコルを含む、その他の任意の適切な通信プロトコルを含む任意の複数の通信規格、通信プロトコル、及び通信技術を使用することができる。
通報者装置104は通信装置210を介してネットワーク102に接続する。
表示装置212は例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成され、緊急情報を表示したり、操作をするための情報を画像として表示する。
入力装置214は物理的なボタンやダイヤル、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル等で構成される。
通報者は、入力装置214を操作して、通報情報などを入力する。
測位センサー216は通報者装置104の位置情報を取得する。
図3は受信機関装置106のハードウェアの構成の一例を示す図である。
受信機関装置106はラップトップ型のパーソナルコンピュータ、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、タブレット型のコンピュータ等の通信機能を備えた装置である。
受信機関装置106は、CPU304、主記憶装置306、補助記憶装置308、通信装置310、表示装置312、入力装置314を備えている。
これらのコンポーネントは、1又はそれ以上の通信バス又は信号回線302を通じて通信を行う。
ハードウェアの構成は、図3と一致している必要はなく、これよりも多い構成でも少い構成でも良い。
CPU304は、主記憶装置306に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを実行して、通報者装置104の様々な機能を実行し、データを処理する。
主記憶装置306は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、さらに1又はそれ以上の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置などの不揮発性メモリ、或いはその他の不揮発性固体メモリ装置を含むものであってもよく、CPU304が実行するプログラムを記憶する他、このプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
いくつかの実施形態では、主記憶装置306は、1又はそれ以上のCPU(プロセッサ)304から遠隔地に配置された記憶装置、例えば通信装置310(無線通信インターフェイス又は外部ポート)、及びインターネット、(単複の)イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)、ストレージエリアネットワーク(SAN)などの通信ネットワーク、或いはこれらの任意の適当な組合せを介してアクセスされるネットワークに付属する記憶装置をさらに含むことができる。
外部記憶装置308は、例えばフラッシュROMやハードディスク装置で、上記プログラムを実行する際に必要なデータ等を記憶する。
通信装置310は電磁波の送受信を行う。通信装置310は、電気信号と電磁波との間で変換を行い、この電磁波を介して通信ネットワーク及びその他の通信機器と通信を行う。通信装置310は、以下に限定されるわけではないが、アンテナシステム、RFトランシーバ、1又はそれ以上の増幅器、チューナ、1又はそれ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリなどを含むこれらの機能を実行するための周知の回路を含むことができる。通信装置310は、ワールドワイドウェブ(WWW)と呼ばれることもあるインターネット、イントラネット、及び/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又は都市圏ネットワーク(MAN)などのネットワーク、及び無線通信により他の機器と通信することができる。無線通信は、以下に限定されるわけではないが、移動通信用広域システム(GSM(登録商標))、データ強化型GSM(登録商標)環境(EDGE)、広帯域符号分割多元接続(W?CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、Bluetooth(登録商標)、(IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g及び/又はIEEE802.11nなどの)無線フィディリティ(Wi?Fi)、Voice over Internet Protocol(VoIP)、Wi?MAX、電子メール、インスタントメッセージング、及び/又はショートメッセージサービス(SMS)用のプロトコル、或いは本明細書の出願日現在まだ開発されていない通信プロトコルを含む、その他の任意の適切な通信プロトコルを含む任意の複数の通信規格、通信プロトコル、及び通信技術を使用することができる。
受信機関装置106は通信装置310を介してネットワーク102に接続する。
表示装置312は例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成され、緊急情報を表示したり、操作をするための情報を画像として表示する。
入力装置314は物理的なボタンやダイヤル、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル等で構成される。
図4はいくつかの実施形態での通報者装置104の機能ブロック図である。
通報者装置104は、記憶部400と、通報内容取得手段402と、シナリオ表示手段404と、シナリオ回答取得手段406と、通報内容送信手段408と、通報者情報設定手段410と、測位手段412と、読上手段141と、音声文字変換手段416と、応急処置方法提供手段418と、協力手段420と、設置位置表示手段422と、追加情報送信手段424と、現場情報継続送信手段426と、受信機関判断手段407と、通報内容解析手段409と、協力要請手段411を備えている。
受信機関判断手段407と、通報内容解析手段409と、協力要請手段411は判断部108に含まれる。
上記各手段は、CPU204がコンピュータプログラムを実行して図2の各コンポーネントを制御することにより実行される。
図1では、判断部108及び判断部108が含む全ての手段は通報者装置104に含まれるが、いくつかの実施形態では、図8のようにサーバー装置110が判断部108を含むことや、判断部108の一部の機能を通報者装置104が備え、一部の手段をサーバー装置が備えるという構成にしても良い。
記憶部400は通報者識別情報401を含むことが出来る。
更に、記憶部400はシナリオに関する情報や、通報者に関する情報を記録しておく事を出来るようにしても良い。
通報者に関する情報としては、持病やかかりつけの病院、生年月日、アレルギー、予防接種、聴覚障害等の情報を登録しておくと、通報時に便利である。
また、いくつかの実施形態では同居人や、時間をともにすることが多い人に関する情報を登録しておくことも可能である。そうすることでシナリオにおける回答に登録情報を表示することも可能なため、そのような情報も登録しておくことが望ましい。
通報者装置にロックがかかった情報でも、通報を出来るように設定したり、本人の持病等の登録情報のみを確認できるようにして、自分が倒れた際にも、通報者が自分の持病等を通報内容に含むことができるような構成にすることも出来る。
通報内容取得手段402は通報者による通報情報の入力を取得する。
シナリオ表示手段404は通報者装置104が、シナリオ(多くの場合シナリオは質問であるが、お願い等の要求でも構わない)や回答を表示する。シナリオ回答取得手段406は通報者による、先のシナリオ表示手段404で表示された回答の選択やその他の回答の入力(シナリオ回答入力)を通報者装置が取得する。
シナリオ表示手段404は、シナリオを異なる2つ以上の言語から選択して表示することや、異なる2つ以上の言語により同時表示することが可能である。
本発明のシナリオを用いた通報において、シナリオ表示手段404及びシナリオ回答取得手段406は、通報内容取得手段と同様に通報情報を取得するための手段である。
受信機関判断手段407は通報内容を管轄する受信機関を判断する手段である。管轄する受信機関を判断するためには、事前に判断基準を設定しておく必要がある。
通報内容送信手段408は、シナリオと、シナリオ回答入力を含む通報内容を管轄する受信機関の受信機関装置106に送信する。
ここで、シナリオとシナリオ回答入力は含んで着ることが必須だが、その他、通報者装置104に記憶された通報者識別情報や通報者に関する情報、通報者装置の位置情報、現地の写真や動画なども通報内容に含むことが可能である。
シナリオに質問とその回答の他に、受信機関分類、管轄受信機関、AEDその他の機関に連絡を入れる手段や、通報完了時に表示する応急処置を選択する手段等の機能を含むことが出来る構成にしてもよい。
そうした場合には、シナリオの質問に対する回答により、自動的に送信先の受信機関が決まる。
本発明では、通報者は一度の通報で、通報内容を管轄する受信機関が2つ以上ある場合は2つ以上の受信機関に通報内容を送信することが出来る。
例えば、通り魔事件の場合は警察へ、火事や交通事故でけが人もいる場合は消防と警察へ通報内容を送信する。
2つ以上の受信機関に一度の通報で送る通報内容は、受信機関毎に異なることも想定される。
例えば交通事故で自身が怪我をした場合、消防には、持病やかかりつけの病院、に関する情報も送信し、警察には、それらの内容は送信しない。
かかりつけの病院が近くにある場合は、かかりつけの病院へ受け入れ可能か否かの問い合わせを送るようにしても良い。
通報内容解析手段409は、通報内容に基づき、通報者に応急処置の方法を伝えることが必要か否かを判断し、必要な場合、複数ある応急処置から通報内容に適した一つ以上の応急処置(必要応急処置)を判定する。
通報者情報設定手段410は、通報者が通報内容に含めるべき情報を事前に設定することを可能とする。
そのような情報としては、前述した記憶部400に保存される持病やかかりつけの病院等の情報である。同居人に関する情報などを含んでも良い。
測位手段412は、通報時に通報者装置の位置情報を取得する。
読上手段141は、シナリオ、音声文字変換手段416により取得された文字や受信機関装置106から受信した文字データの読み上げを行う。
音声文字変換手段416は、通報者の音声を取得し文字に変換する。
読上手段141と音声文字変換手段416は、目の見えない人が通報を行えるようにするために必要で、これらの手段を実行するため、いくつかの実施形態では、通報者装置104はスピーカーとマイクを備える。
応急処置方法提供手段418は必要応急処置の方法を通報者装置104を通し通報者に説明する。
説明する方法としては、動画、音声、静止画、テキスト、又はその組み合わせを用いることができる。これらの応急処置方法に関するデータは、受信機関装置、サーバー装置、通報者装置のいずれに記憶されていてもよいが、大規模災害時に通信網があふれる事を想定し、通報者装置に保存しておくのが好ましい。
動画には、耳が聞こえない人のために字幕をつけるようにしても良い。もちろん、事前に記憶部400に耳が聞こえないという情報が記録されている場合や、周辺の騒音が所定の音量を超えた場合のみ字幕を付けるというように構成することもできる。
協力手段420は、近くにいる協力者の協力者装置とネットワークを介して相互に接続し、応急処置の画面やAED設置場所の地図や、受信機関とのやり取りなどを、通報者装置が1つ以上の協力者装置に分割、又は共有することを可能とする。
ネットワークは、Bluetoothや無線LAN等により通信可能なネットワークである。
協力者装置としては通報者装置と同様の装置を使用可能である。
協力手段420により、近くに協力してくれる人がいる場合に緊急事態への幾つかの対応を並行して行うことが可能となる。
例えば、受信機関とのやり取りや、通報内容からAEDが必要と判断された場合に表示されるAEDマップ、応急処置方法を表示している画面を共有することが出来る。その他にも、現場写真等の追加情報を通報者に代わって送ることをできるようにしてもよい。
設置位置表示手段422は、シナリオへの回答から、必要な物(AED等)があると判断された場合で、その必要な物で自由に使用して良いものの設置位置が事前に設定された範囲内にある場合に、その設置位置を表示する。
協力要請手段411は、シナリオへの回答から、必要な物(AED等)があると判断された場合に、その必要な物を設置している一つ以上の設置機関に設置されている設置機関装置に協力要請連絡を入れる。
協力要請連絡を入れる設置機関は必要な物の貸出、又は駆けつけ要請に応じることを認め事前に登録された機関に限定することも出来る。
また、設置機関装置は協力要請連絡を受信すると、設置機関の職員が使用する事前に設置機関装置と関連付けられた職員装置の必要物協力オプションが有効化され、前記必要な物を持っていく際にそのオプションを選択することで前記職員の位置情報を通報者、協力者、受信者の内1つ又は2つ以上と共有することが出来るようにすることも出来る。
職員装置としては、通報者装置と同様の装置を使用可能である。
今まで、例えばAEDを持ってきて貰う場合、近くにいる人に、「AEDを持ってきてください」と頼むことしかできなかった。
しかし、そこから設定場所を調べ、連絡して、取りに行くという非常に大きなタイムロスがあった。
更に、実際にAED設置場所に行っても、貸出を断られたり、書類を書かされることもあり、更なるタイムロスもあった。
また、過去にゴルフ場で倒れた男性にAEDの使用を試みた所、バッテリーの故障で動かなかったという事例もあったそうだ。
AEDの管理は、所有者に委ねられているため、メンテナンスがしっかり出来ておらず、上記のように、緊急時使い物にならないという可能性も考えられる。
除細動までの時間が1分遅れるごとに生存率は約7〜10%低する。また心臓が血液を送らなくなると、3〜4分で脳の回復が困難になると言われている。
それに対し、平成28年度版の総務省消防庁の統計資料によると、日本における、救急車の到着まで平均約8分36秒。それからAEDを動作させるまでに少なくとも1分は掛かるため9分36秒。
救急車が来てからAEDによる除細動が行われるわけであるが、9分36秒後には脳の障害により社会復帰ができなくなる割合は100%に近く、生存率も極めて低い。
設置位置表示手段422及び協力要請手段411は、これらの問題を劇的に改善する可能性を秘めている。
追加情報送信手段424は、通報内容の送信後に、更に写真や、動画、音声、文字による追加の情報を送信する。
追加情報送信手段424により、大規模災害時など通報が溢れ、対応するまでに時間がかかってしまう場合にも、受信機関の担当者は最新の状況を把握して上で通報に対処することが可能になる。
同時多発的に火災が起きた場合にも有効である。
現場情報継続送信手段426は、一つの操作で、前記通報者装置の位置情報及び前記通報者を識別する通報者識別情報を受信機関装置に送信すると同時に、現場の音声又は/及び動画を送信し続ける。
例えば、人質にされていて、怪しまれるような動きが出来ない時に、緊急性を知らせるために有効である。
この機能に関しては、誤報を見分けるため、受信機関装置で受信データの演算を行うことが望ましい。
図5はいくつかの実施形態での通報者装置106の機能ブロック図である。
通報者装置106は、記憶部500と、通報内容受信手段502と、通報内容表示手段504と、案件共有手段506と、通報グループ化手段508と、グループ別返信手段510を備えている。
記憶部500は受信機関識別情報や過去の通報内容とそのときの対応等を記憶することができる。
上記各手段は、CPU304がコンピュータプログラムを実行して図3の各コンポーネントを制御することにより実行される。
通報内容受信手段502は、通報者装置から送信された通報内容を受信する手段である。
通報内容表示手段504は、受信した通報内容を表示装置312に表示する手段である。
案件共有手段506は、通報者装置から受信した通報内容と、受信機関装置が取得した通報内容に対する受信機関の対応を、他の受信機関2の受信機関装置2と共有する。
言い換えると、他の受信機関2の受信機関装置2が受信した通報内容と、その通報内容に対する受信機関2による対応を、受信機関装置1にも共有しており、受信機関1の担当者1がそれらを確認できるということである。
この機能は、大規模災害時に、無駄なく、より多くの人を救うために活用できるかもしれない。
通報グループ化手段508は、複数の通報者装置から受信した複数の通報内容の全部、又は一部が一致している場合に、通報内容ごとにグループ化する。
グループ別返信手段510は、グループ化された通報内容ごとに同じ内容の返信を、複数の通報者装置に送信する。
通報グループ化手段508及び、グループ別返信手段510は、化学テロの際に使われた化学物質を特定するために症状を尋ねたり、大規模災害時に比較的軽微な症状で通常時は緊急対応可能だが通報が溢れ全てに対応することが難しい場合に対応する通報者を絞り込むための質問をしたりする際に用いることが出来る。
図9はサーバー装置110のハードウェアの構成の一例を示す図である。
サーバー装置110は、CPU904、主記憶装置906、補助記憶装置908、通信装置910を備えている。
これらのコンポーネントは、1又はそれ以上の通信バス又は信号回線902を通じて通信を行う。
ハードウェアの構成は、図9と一致している必要はなく、これよりも多い構成でも少い構成でも良い。
CPU904は、主記憶装置906に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを実行して、通報者装置104の様々な機能を実行し、データを処理する。
主記憶装置906は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、さらに1又はそれ以上の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置などの不揮発性メモリ、或いはその他の不揮発性固体メモリ装置を含むものであってもよく、CPU904が実行するプログラムを記憶する他、このプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
いくつかの実施形態では、主記憶装置906は、1又はそれ以上のCPU(プロセッサ)904から遠隔地に配置された記憶装置、例えば通信装置910(無線通信インターフェイス又は外部ポート)、及びインターネット、(単複の)イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)、ストレージエリアネットワーク(SAN)などの通信ネットワーク、或いはこれらの任意の適当な組合せを介してアクセスされるネットワークに付属する記憶装置をさらに含むことができる。
外部記憶装置908は、例えばフラッシュROMやハードディスク装置で、上記プログラムを実行する際に必要なデータ等を記憶する。
通信装置910は電磁波の送受信を行う。通信装置910は、電気信号と電磁波との間で変換を行い、この電磁波を介して通信ネットワーク及びその他の通信機器と通信を行う。通信装置910は、以下に限定されるわけではないが、アンテナシステム、RFトランシーバ、1又はそれ以上の増幅器、チューナ、1又はそれ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリなどを含むこれらの機能を実行するための周知の回路を含むことができる。通信装置910は、ワールドワイドウェブ(WWW)と呼ばれることもあるインターネット、イントラネット、及び/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又は都市圏ネットワーク(MAN)などのネットワーク、及び無線通信により他の機器と通信することができる。無線通信は、以下に限定されるわけではないが、移動通信用広域システム(GSM(登録商標))、データ強化型GSM(登録商標)環境(EDGE)、広帯域符号分割多元接続(W?CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、Bluetooth(登録商標)、(IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g及び/又はIEEE802.11nなどの)無線フィディリティ(Wi?Fi)、Voice over Internet Protocol(VoIP)、Wi?MAX、電子メール、インスタントメッセージング、及び/又はショートメッセージサービス(SMS)用のプロトコル、或いは本明細書の出願日現在まだ開発されていない通信プロトコルを含む、その他の任意の適切な通信プロトコルを含む任意の複数の通信規格、通信プロトコル、及び通信技術を使用することができる。
サーバー装置110は通信装置910を介してネットワーク102に接続する。
図10は幾つかの実施形態でのサーバー装置110の機能ブロック図である。
サーバー装置110は、記憶部1000と、通報内容転送手段1002、シナリオ編集手段1004、通報履歴記憶手段1006、受信機関判断手段407、通報内容解析手段409、協力要請手段411を備えている。
記憶部1000はシナリオ情報、通報履歴などを記憶している。
上記各手段は、CPU904がコンピュータプログラムを実行して図2の各コンポーネントを制御することにより実行される。
通報内容転送手段1002は、通報者装置104から送信された通報内容を受信し、受信機関判断手段407により決定された管轄の受信機関に設置される受信機関装置106に通報内容を転送する。
シナリオ編集手段1004は、シナリオを新たに追加し、編集する。
そして、シナリオ情報は、通報者装置104にも保存しておき、サーバー装置110上でシナリオ情報に変更があった場合、その変更を通報者装置104に同期する用にしてもよい。
シナリオの編集について、実際に誰がどのようにして行うかは、よく検討必要がある。
通報履歴記憶手段1006は、通報内容と、管轄機関の対応を記憶する。
記録された通報履歴は、シナリオの改善や、システムの改善に役立つ。
サーバー装置110は図10の構成である必要はない。
例えば、通報者装置104上で通報内容の送信先である管轄の受信機関が決まり、通報内容は通報者装置104から直接受信機関装置106に送信され、受信機関によりその通報内容に対する対応が終了した際に受信機関装置106から、履歴をサーバー装置110に送信するようにすることもできる。
その場合、通報内容転送手段1002や受信機関判断手段407はサーバー装置には不要である。これ以外にも、本発明の通報システムにおける通報者装置104、受信者装置106、サーバー装置110には様々な構成が考えられる。
本発明を機能させるためには、シナリオを事前に設定する必要がある。
図7に示すシナリオ700は、いくつか実施形態におけるシナリオの質問とその回答の一例を、その対応がわかりやすいように図示したものである。
図7では、Qは質問、Aは事前に設定された回答の選択値である。
Q1にはA1が対応しQ2にはA2が対応している。登録リスト702については、通報者が通報者装置104上で事前に設定したリストを表示する。
図7のシナリオ700は、本発明の通報システムにおけるシナリオ700の一例であり、これに限定するものではない。
シナリオ700には、質問とその回答の他に、受信機関分類、管轄受信機関、AEDその他の機関に連絡を入れる手段や、通報完了時に表示する応急処置を選択する手段等の機能を含んでも良い。そうすることにより、シナリオが終了する前にAED機関に連絡を入れられるため、AEDの使用までに掛かる時間を短縮することや、送信先である管轄受信機関の判断を通報者による入力と平行して行うことで通報までに掛かる時間を短縮することが可能である。
シナリオで写真や動画の撮影を求めたりすることをできるようにすることも可能である。
図11のAからLは通報時に通報者装置104に表示される画像と、通報者の動作の一例である(Iは1と似ているため図11Iは存在しない)。
この例では通報内容は、救急の緊急通報である。
1100は通報者装置、1102は通報者装置1100の表示装置でタッチパネル搭載、1120は通報者装置の物理ボタンであり、1102と1120が通報者装置1100の入力装置にあたる。
1104は通報者の手である。
1106、1108、1110、1112のアイコンはそれぞれボタンになっており、タップ(タッチして離す動作)することでそれぞれの機能を実行することが出来る。
1106のホームアイコンをタップすると、通報アプリのメイン画面である図11Aを表示する。1108の通知アイコンをタップすると、周辺で起きている事件や事故、火災等の緊急事態に関する情報を表示する。これにより、現在緊急事態時に増える周辺の緊急事態の問い合わせによる緊急通報を減らす効果が期待できる。
1110の本アイコンをタップすると、救急時の応急処置や、火事火災時にできる消火活動や消火栓の使い方、避難のための事前準備や、周辺で事件が発生した時に気をつけるべきこと等、学校で教わりたかったことを閲覧できる。
1112の設定アイコンをタップすると、持病やかかりつけの病院、聴覚障害の有無、住所、年齢、同居人に関する情報など、緊急時に役立つ情報を設定したり、文字の大きさを変更したりといった設定ができる。
1114はシナリオの質問、1116はシナリオの質問に対応する回答の選択値、1118はシナリオの質問に対する回答が選択地にない場合に文字を入力するためのテキスト入力エリアである。
1122は1118に文字を入力し始めた際に表示される候補である。ここで表示される候補は、全てシナリオが設定されてあるものに限るべきである。これにより、事前に似たような回答に対しシナリオを設定している場合、通報者をシナリオに誘導でき、管轄機関のオペレーターの時間を節約できるだけでなく、通報者はすべてを入力するよりも早く通報を完了することが出来る。
シナリオにない内容が入力された場合の送信先受信機関は、途中までのシナリオの質問と、回答のペアごとに予め設定しておく必要がある(もちろん最初からシナリオ以外の入力をした場合も)。
1124、1126、1128、1130、1132はのアイコンはそれぞれボタンになっており、タップすることでそれぞれの機能を実行することが出来る。
通報内容の送信後で、受信機関によるその通報内容に対する対応が終了した旨の通知が来るまでの間に、1124のホームアイコンをタップすると、通報内容の送信直後の画面(図11G)が表示される。
1126のグループアイコンをタップすると、協力者のリストと位置情報を確認できる。また、協力者を追加するために必要な情報を表示することや、協力者と何をどのように協力するかの選択も出来る。
図11Gに表示されているグループアイコン1126は、右上に数字の1が表示されている。これは、この例では図11Fの動作でAEDが必要なことが判明したため、即座にAED設置機関に連絡が飛び、AED設置機関の職員が職員装置の協力オプションを有効化し協力者として加わったため、数字の1が表示されている。
1128の位置情報アイコンをタップすると、図11Hのように、現在の通報者端末1100の位置(1142)と消防車の位置(1144)、協力者(ここではAED)の位置(1146)、そして救急車の到着までのおよその時間(1150)が表示される。
1130の会話アイコンをタップすると、通報内容や受信機関の担当者(オペレーター)とのやり取りを表示したり、追加情報の送信を行うことができる。
1132のメニューアイコンをタップすると、その他のメニューが表示される。例えば、通報を取り消す等、使うことはほぼ無いであろう機能などもメニューに含むことが出来る。
1133は受信機関106の対応状況を表示していて、通報内容の送信が完了し、受信機関装置106から通報者装置1100に救急車が出発した旨の通知が届くと表示される。
1134は必要な応急処置のタイトル。
1136は応急処置方法の解説(この例では動画)に対する説明である。
1138は応急処置方法の動画のサムネイル画像である。
1140は応急処置方法の動画の再生ボタンである。
この例では応急処置は一つとなっているが、必要な場合は一つ以上の応急処置を表示してもよい。
図11Jは図11Aにおいて、表示されている選択値以外の回答を入力しようとしている例である。図11Jでは「お」のみの入力となっており、「お」の後ろにはカーソルがある。
入力エリア1118の下に「落とし物」と表示されているのは、落とし物の問い合わせをする人が過去にいたため、シナリオを設定しているということである。
実際には、電話による長年の緊急通報システムの運用から、落とし物以外にも沢山のシナリオが設定されることが想定される。
図11Kは通報アプリのメイン画面の変形例である。
1152の「その他」はボタンになっており、タップすることで図11Lが表示される。
このようにすると、「その他」に対するより多くの選択値を候補1154として表示可能なため通報者は使い易いかもしれない。
図11の通報アプリは、通報者装置104が備える手段を実現するための一例であり、本発明はこれに限らない。
図6は、通報システム100の動作の一例を示すフロー図である。
この例では、シナリオに管轄の受信機関を紐付けている。そのため、シナリオが終了すると同時に通報内容の送信先である受信機関に設置される受信機関装置106が決まる。
通報者が通報を開始すると、通報者装置104はシナリオを表示(604)する。いくつかの実施形態において、通報者装置104に最初のシナリオを表示する画面は図11Aの描かれるような画面である。
通報者は通報者装置104に表示されたシナリオの質問に対する回答を選択値から選択、又は文字により入力(606)する。図11Aでは、通報者は「救急」を選択している。
通報者が回答を入力すると、通報者装置104は回答の入力を取得(608)し、シナリオが終了しているか否か(610)を判断する。
シナリオが終了していない場合(いいえ)、シナリオの次の質問を表示(604)する。図11Aの入力を受けると図11Bが表示され、通報者の選択に従い、図11C、図11D、図11E、図11Fと順にシナリオが表示(604)される。
610において、シナリオが終了している場合(はい)、通報内容を管轄する受信機関装置に送信する(622)のと並行してAED等の必要なものがあるか?(612)の判断が行われる。
通報者装置104から622により送信された通報内容は受信機関装置106が受信し(624)、受信機関装置106の表示装置に312に表示する(626)。この時に、受信機関の担当者に音等で通知しても良い。
受信機関の担当者が、通報内容を確認し、通報に応答し(628)、担当者は受信機関装置を用いて通報者装置を通して通報者へ連絡する(630)。
AED等の必要なものがある場合(612:はい)、設置機関へ協力の要請(614)をし、必要が無い場合(612:いいえ)、通報者に応急処置方法を伝えることが必要かどうか(618)の判断が行われる。
必要なものがあるか(612)、応急処置は必要か(618)の判断は、シナリオに組み込んでおいた場合、シナリオ終了時には既に決まっていることである。
応急処置方法を伝える必要がある場合(618:はい)、通報内容に対し必要な応急処置方法を表示又は再生を行う(620)。
応急処置が必要ない場合、又は、近くに人がいない場合(632:いいえ)、通報者が受信機関装置106からの連絡に応答すると、通報者と担当者がやり取りを行う(638)。やり取りの方法は、音声やテキスト、動画による。
シナリオで必要な内容を全て確認できていれば、通報者と担当者がやり取り(638)は不要である。
近くに人がいる場合(632:はい)、協力者に通報内容を共有し(634)、受信機関担当者とのやり取りは協力者に引き継ぎ、通報者は応急処置を継続(636)する。応急処置を協力者が引き継ぐようにしてももちろん問題ない。
受信機関の部隊が現場に到着(640)し通報は終了する。
AED等の必要なものがある場合(612:はい)でAED等の必要なものが640の前に到着した場合、AEDを行う必要があるが、図示していない。
本発明の通報システムは、様々な構成が可能であり、動作の流れも図6に限定されるわけでなく、多岐にわたる。
本発明の通報方法はは、前述した通報システム100を実現することが可能である。
大規模災害時により多くの人を救うことが出来る緊急通報システムとして利用可能である。

Claims (42)

  1. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備えた通報システムにおいて、
    前記通報者装置は、
    前記通報者による、事前に設定されたシナリオへの回答であるシナリオ回答入力を取得するシナリオ回答取得手段と、
    前記シナリオに基づく質問を表示し、前記シナリオ回答手段により取得された前記シナリオ回答入力を受けて前記シナリオが終了したかを判断し、終了していない場合は、前記シナリオの次の質問を表示するシナリオ表示手段と、
    前記シナリオと、前記シナリオ回答入力を含む通報内容を送信する通報内容送信手段とを備え、
    受信機関装置は、
    前記通報内容を受信する通報内容受信手段と、
    前記通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム。
  2. 前記通報システムは更に判断部を備え、
    前記判断部は、前記通報内容を管轄する管轄受信機関が、いずれの前記受信機関であるかを判断する受信機関判断手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通報システム。
  3. 前記受信機関判断手段は更に、
    前記通報内容を管轄する管轄受信機関が複数の受信機関である場合、複数の前記受信機関を前記通報内容の送信先と判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通報システム。
  4. 前記受信機関判断手段は、
    前記シナリオと前記シナリオに対する回答の組み合わせごとに事前に登録された一つ以上の受信機関を、前記通報内容の送信先と判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通報システム。
  5. 前記判断部は前記通報者装置に含まれ、
    前記通報内容送信手段は、前記通報内容を前記受信機関装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の通報システム。
  6. 前記通報システムは更に、
    サーバー装置を備え、
    前記判断部は、前記サーバー装置に含まれ、
    前記通報内容送信手段は、前記通報内容を前記サーバー装置へ送信し、
    前記サーバー装置は、
    前記通報内容を、前記受信機関装置へ送信する通報内容転送手段を備える
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の通報システム。
  7. 前記判断部は更に
    前記通報内容に基づき、前記通報者に応急処置の方法を伝えることが必要か否かを判断し、必要な場合、複数ある応急処置から前記通報内容に適した一つ以上の必要応急処置を判定する通報内容解析手段を備え、
    前記通報者装置が、前記必要応急処置の方法を提供する応急処置方法提供手段を備える
    ことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の通報システム。
  8. 前記シナリオは、
    質問と回答以外に、受信機関分類、前記管轄受信機関、AEDその他の機関に連絡を入れる手段や、通報完了時に表示する応急処置を選択する手段等の機能を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通報システム。
  9. 前記通報者装置は更に、
    前記通報者により、事前に設定可能で、通報内容に含めるべき事前情報を事前に設定可能とする通報者情報設定手段を備え、
    前記通報内容送信手段により送信される前記通報内容は更に、
    前記事前情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通報システム。
  10. 前記シナリオ表示手段は更に
    前記シナリオを、異なる2つ以上の言語から選択して表示すること、又は/及び、異なる2つ以上の言語により同時表示することが可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の通報システム。
  11. 前記シナリオ回答取得手段における前記通報者からの入力が、
    前記シナリオと対応して事前に設定された回答からの選択、又は/及び、文字による入力である
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の通報システム。
  12. 前記通報者装置は更に、
    前記通報者装置の位置情報を取得する測位手段を備え
    前記通報内容送信手段により送信される前記通報内容は更に、
    前記位置情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の通報システム。
  13. 前記通報者装置は更に、
    前記通報者の音声を取得し文字に変換する音声文字変換手段と
    前記シナリオ、音声文字変換手段により取得された文字や受信機関装置から受信した文字データの読み上げを行う読上手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の通報システム。
  14. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と判断部を備えた通報システムにおいて、
    前記通報者装置は、
    前記通報者による通報情報の入力を取得する通報内容取得手段と、
    前記通報情報をそのまま、又は情報を付加した通報内容を送信する通報内容送信手段と、
    後記必要応急処置の方法を提供する応急処置方法提供手段を備えるを備え、
    前記判断部は、
    前記通報情報から前記通報者に応急処置の方法を伝えることが必要か否かを判断し、必要な場合、複数ある応急処置から前記通報内容に適した一つ以上の必要応急処置を判定する通報内容解析手段を備え、
    受信機関装置は、
    前記通報内容を受信する通報内容受信手段と、
    前記通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム
  15. 前記判断部は前記通報者装置に含まれる
    ことを特徴とする請求項14に記載の通報システム。
  16. 前記応急処置方法提供手段は、
    前記必要応急処置の方法を動画を用いて提供する
    ことを特徴とする請求項7又は請求項14に記載の通報システム。
  17. 前記応急処置方法提供手段における前記動画に、字幕を付けることを可能とする
    ことを特徴とする請求項16に記載の通報システム。
  18. 前記応急処置方法提供手段は、
    前記必要応急処置の方法を画像又は/及び音声又は/及び動画又は/及びテキストにより提供する
    ことを特徴とする請求項7又は請求項14に記載の通報システム。
  19. 前記応急処置方法に関する情報は
    前記通報者端末に予め記憶されている事を特徴とする。
    ことを特徴とする請求項7又は、請求項14から請求項18のいずれか1項に記載の通報システム。
  20. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と判断部を備えた通報システムにおいて、
    前記通報者装置は、
    前記通報者による通報情報の入力を取得する通報内容取得手段と、
    前記通報情報をそのまま、又は情報を付加した通報内容を送信する通報内容送信手段と、
    必要な物がある場合、前記必要なものを設置している一つ以上の設置機関に設置されている、設置場所を表示する、又は/及び、設置機関装置に協力要請連絡を入れる協力要請手段とを備え、
    受信機関装置は、
    前記通報内容を受信する通報内容受信手段と、
    前記通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム
  21. 前記協力要請手段において、前記通報者装置が協力要請連絡を入れる前記設置機関が、
    前記必要な物の貸出、又は駆けつけ要請に応じることを認め事前に登録された機関に限る
    ことを特徴とする請求項20に記載の通報システム。
  22. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と判断部を備えた通報システムにおいて、
    前記通報者装置は、
    前記通報者による通報情報の入力を取得する通報内容取得手段と、
    前記通報情報をそのまま、又は情報を付加した通報内容を送信する通報内容送信手段と、
    近くにいる協力者の協力者装置とネットワークを介して相互に接続し、前記応急処置の画面又は/及び前記必要なものの地図や、前記受信機関とのやり取りなどの操作を、通報者装置と1つ以上の協力者装置に分割、又は共有することを可能とする協力手段を備え
    受信機関装置は、
    前記通報内容を受信する通報内容受信手段と、
    前記通報内容を表示する通報内容表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム、
  23. 前記通報者装置は更に、
    近くにいる協力者の協力者装置とネットワークを介して相互に接続し、
    前記応急処置の画面又は/及び前記必要なものの地図や、前記受信機関とのやり取りなどの操作を、通報者装置と1つ以上の協力者装置に分割、又は共有することを可能とする協力手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の通報システム。
  24. 前記協力手段は更に
    前記協力者装置の位置情報1、又は/及び、その他の協力者の協力者装置2の位置情報2を取得できる
    ことを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか1項に記載の通報システム。
  25. 前記通報者装置は更に、
    前記シナリオへの回答から、必要な物(AED等)があると判断された場合、前記必要な物で自由に使用して良いものの設置位置が事前に設定された範囲内にある場合に、前記設置位置を表示する設置位置表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の通報システム。
  26. 前記判断部は更に、
    前記シナリオへの回答から、必要な物(AED等)があると判断した場合は、前記必要な物を設置している一つ以上の設置機関に設置されている設置機関装置に協力要請連絡を入れる協力要請手段を備える
    ことを特徴とする請求項2から請求項25のいずれか1項に記載の通報システム。
  27. 協力要請連絡を入れる前記設置機関が、
    前記必要な物の貸出、又は駆けつけ要請に応じることを認め事前に登録された機関に限る
    ことを特徴とする請求項1から請求項26のいずれか1項に記載の通報システム。
  28. 前記設置機関装置は前記協力要請連絡を受信すると、設置機関の職員が使用する事前に前記設置機関装置と関連付けられた職員装置の必要物協力オプションが有効化され、前記必要な物を持っていく際にそのオプションを選択することで前記職員の位置情報を通報者、協力者、受信者の内1つ又は2つ以上と共有することが出来る。
    ことを特徴とする請求項1から請求項27のいずれか1項に記載の通報システム。
  29. 前記通報者装置は、前記通報内容の送信後に、更に写真、又は/及び、動画、又は/及び、音声、又は/及び、文字による追加の情報を送信する追加情報送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項22のいずれか1項に記載の通報システム。
  30. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備えた通報システムにおいて、
    一つの操作で、前記通報者装置の位置情報及び前記通報者を識別する通報者識別情報を受信機関装置に送信すると同時に、現場の音声又は/及び動画を送信し続ける、現場情報継続送信手段を備える
    ことを特徴とする通報システム、又は、
    前記通報者装置が更に、前記現場情報継続送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項29のいずれか1項に記載の通報システム。
  31. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置を備えた通報システムにおいて、
    受信機関装置は、
    前記通報者装置の周辺で発生した緊急事態情報を前記通報者装置に送信する緊急事態情報送信手段と、
    前記通報者装置は、
    前記緊急事態情報を受信する緊急事態情報受信手段と、
    前記緊急事態情報を表示する緊急事態情報表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム、又は、
    前記受信機関装置が更に、
    前記緊急事態情報送信手段を備え、
    前記通報者装置が更に、
    前記緊急事態情報受信手段と、
    前記緊急事態情報表示手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項30のいずれか1項に記載の通報システム。
  32. 通報者が通報する際に使用する通報者装置と、前記通報を受信する受信機関に設置される受信機関装置と、サーバー装置を備えた通報システムにおいて、
    受信機関装置は、
    前記通報者装置の周辺で発生した緊急事態情報を前記サーバー装置に送信する緊急事態情報送信手段と、
    前記通報者装置は、
    周辺で発生した前記緊急事態情報を前記サーバー装置に問い合わせる緊急事態情報問合手段と、
    前記緊急事態情報を前記サーバー装置から受信するする緊急事態情報受信手段と、
    前記緊急事態情報を表示する緊急事態情報表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム、又は、
    前記受信機関装置が更に、
    前記緊急事態情報送信手段を備え、
    前記通報者装置が更に、
    前記緊急事態情報問合手段と、
    前記緊急事態情報受信手段と、
    前記緊急事態情報表示手段とを備える
    ことを特徴とする通報システム。
  33. 前記受信機関装置が更に、
    前記通報者装置から受信した前記通報内容と、前記受信機関装置が取得した前記通報内容に対する前記受信機関の対応を、他の受信機関2の受信機関装置2と共有する案件共有手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項32のいずれか1項に記載の通報システム。
  34. 前記受信機関装置が更に、
    複数の前記通報者装置から受信した複数の前記通報内容の全部、又は一部が一致している場合に、前記通報内容ごとにグループ化する通報グループ化手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項33のいずれか1項に記載の通報システム。
  35. 前記受信機関装置が更に、
    グループ化された前記通報内容ごとに同じ内容の返信を、前記複数の前記通報者装置に送信するグループ別返信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項32のいずれか1項に記載の通報システム。
  36. 通報者が通報する際に使用する通報者装置から送信された通報内容を、前記通報内容を受信機関に設置される受信機関装置が受信する通報方法で
    前記通報者装置が、通報情報入力待ち状態において、事前に設定されたシナリオを表示するシナリオ表示ステップと、
    前記通報者装置が、前記通報者による前記シナリオへの回答であるシナリオ回答入力を取得するシナリオ回答取得ステップと、
    前記通報者装置が、前記シナリオが終了したかを判断し、終了していない場合は、前記通報情報入力待ち状態に遷移するシナリオ終了判断ステップと、
    前記通報者装置が、前記シナリオと、前記シナリオ回答入力を含む通報内容を1つ又は2つ以上受信機関装置に送信する通報内容送信ステップと、
    受信機関装置が、前記通報内容を受信する通報内容受信ステップと、
    受信機関装置が、前記通報内容を表示する通報内容表示ステップとを含む
    ことを特徴とする通報方法。
  37. 前記シナリオ終了判断ステップの前、又は、次に、
    判断部が、前記通報内容をもとに前記通報内容を管轄する管轄受信機関が、どの1つ又は2つ以上の前記受信機関であるかを判断する受信機関判断ステップを更に含む、
    ことを特徴とする請求項36に記載の通報方法。
  38. 前記シナリオ終了判断ステップの前、又は、次に、
    判断部が、前記シナリオと前記シナリオに対する回答の組み合わせごとに事前に登録された一つ以上の受信機関を、前記通報内容の送信先と判断する受信機関判断ステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項36に記載の通報方法。
  39. 前記判断部は前記通報者装置に含まれる
    ことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載の通報方法。
  40. 前記シナリオ終了判断ステップの前、又は、次に、
    前記判断部が、前記通報内容に基づき、前記通報者に応急処置の方法を伝えることが必要か否かを判断し、必要な場合、複数ある応急処置から前記通報内容に適した一つ以上の必要応急処置を判定する通報内容解析ステップを更に含み、
    前記通報内容送信ステップの後に、前記通報者装置が、前記必要応急処置の方法を提供する応急処置方法提供ステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項36から請求項39のいずれか1項に記載の通報方法。
  41. 前記応急処置方法提供ステップは
    前記通報者装置が、前記必要応急処置の方法を動画を用いて提供する
    ことを特徴とする請求項40に記載の通報方法。
  42. 前記シナリオ表示ステップは
    前記通報者装置が、通報情報入力待ち状態において、事前に設定された前記シナリオを2つ以上の言語で表示、又は表示の切り替えが可能である
    ことを特徴とする請求項36から請求項41のいずれか1項に記載の通報方法。
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