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JP2019014479A - 緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単でありながら、梱包箱に収められた被梱包物を固定し、移送中における被梱包物の不要な移動を防止できる緩衝材を提供する。
【解決手段】本発明の緩衝材1は、被梱包物2を梱包箱3の中に収めるに際して、被梱包物2を梱包箱3内の中央部に固定するとともに、衝撃が被梱包物2に伝達することを抑制する緩衝材1であって、緩衝材1の本体部は、梱包箱3内において、被梱包物2を上方及び/又は下方から支持する傘形状を呈しており、緩衝材1の上縁辺5の長さは、下縁辺6の長さより短尺とされ、上縁辺5と下縁辺6とを結ぶ斜辺7が略45度の角度とされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品を梱包箱内に梱包する際に、商品と梱包箱との間に介在し、且つ商品に対する緩衝機能を果たす枠状の緩衝材に関する。
従来、商品(物品)の輸送においては、商品を梱包箱の中に緩衝材などと共に収め、輸送を行っていた。
しかしながら、近年、通販などで高級な商品を購入した場合、購入した商品のみならず、その商品が納められた箱さえも、高級感を備えるものであったり機能性を有するものであり、商品の一部とみなされるようになってきている。
一例としては、高級化粧品や高級チョコレートを購入した場合、化粧品自体やチョコレートだけでなく、それらが収納される箱(以降、商品箱)にも装飾が施されたりしており、商品の一部となっている。
このような商品箱を梱包箱としてそのまま輸送に供することはできず、ほとんどの場合、商品が内部に収められた商品箱を、別の梱包箱に収め、二重梱包の状態で輸送に供するようにしている。
商品箱を梱包箱に収めるにあたっては、当然ながら、商品箱が梱包箱内で移動したりして破壊したり、商品箱の表面に傷ついたりしないように、商品箱と梱包箱との間には緩衝材が配備されることになる。
このような緩衝材に関する技術として、特許文献1には、二重梱包された状態で、内部の箱が移動したり壊れたりすることを防ぐための緩衝材が開示されている。
特許文献1は、段ボール紙製緩衝材の組み立てと包装箱への製品の挿入を同時に行なうことができ、包装箱内では底壁各辺の第1の突起、第2の突起および第3の突起により緩衝材の形状が保持される構造となっていることにより、緩衝性に優れ、段ボール紙の段目Jの方向を底壁の四辺に斜めに交差させるようにしたことにより、各辺の側壁の段目方向が同様の傾きとなり、4つの側壁が各々同等の強度を保持することとなり、安定した緩衝性が得られる技術を開示する。
また、特許文献2は、シート状基板と、この基板面に穿設された固定枠と、この固定枠の周縁から基板面の内側へ切り込まれた多数の切線部とを具備した梱包用緩衝固定材を開示する。
特開2001−019051号公報 実開昭59−168372号公報
しかしながら、特許文献1が開示する緩衝材は、同文献の図1などから明らかなように、非常に複雑な形状をしており、緩衝材を製造するにあたり、労力とコストを必要とすることが否めない。また、特許文献2に開示された緩衝材は、同文献の図5などから明らかなように、特許文献1の緩衝材に比して簡便な機構とはなってはいるものの、挿入箱が梱包箱の中で固定され、輸送中に上下乃至は左右に移動しないか不安が残るものとなっている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、構造が簡単でありながら、梱包箱に収められた商品箱を確実に固定し、移送中における商品箱の不要な移動を防止できる緩衝材を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかる緩衝材は、梱包箱の中に収められる被梱包物と前記梱包箱の内壁との間に介在されて、前記被梱包物と梱包箱との間に隙間を形成する緩衝材であって、前記緩衝材の本体部は、傘形状を呈し、且つ前記被梱包物の上方及び/又は下方を支承する支承面を有し、前記支承面は、前記梱包箱の内壁内の形状及び大きさに合致して当該内壁内に嵌合固定される外縁と、前記外縁より小さな内縁に至る傾斜面で構成されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる緩衝材は、被梱包物を梱包箱の中に収めるに際して、前記被梱包物を梱包箱内の中央部に固定するとともに、衝撃が被梱包物に伝達することを抑制する緩衝材であって、前記緩衝材の本体部は、前記梱包箱内において、被梱包物を上方及び/又は下方から支持する傘形状を呈しており、前記緩衝材の上縁辺の長さは、下縁辺の長さより短尺とされ、前記上縁辺と下縁辺とを結ぶ斜辺が略45度の角度とされていることを特徴とする。
好ましくは、前記梱包箱内の底部に、前記傘状の緩衝材が上広がり状態で配備され、上広がり状態の緩衝材の上に前記被梱包物が配備され、配備された被梱包物の上に前記傘状の緩衝材が下広がり状態で配備される配備構造で使用されるとよい。
好ましくは、前記本体部は、第1帯状部〜第5帯状部の5つの帯状部が連なる形で形成された略5角形の形状を呈する元材から構成され、前記元材においては、前記第1帯状部と第5帯状部との間が切断されており、前記第1帯状部と第5帯状部とを重合させることで、平面視四方形の本体部が形成されているとよい。
好ましくは、前記本体部は、第1帯状部〜第4帯状部の4つの帯状部が連なる形で形成された元材から構成され、前記元材においては、前記第1帯状部と第4帯状部との間が切断されており、前記第1帯状部と第4帯状部とを突合せることにより、平面視四方形の本体部が形成されているとよい。
好ましくは、前記本体部は、第1帯状部〜第3帯状部の3つの帯状部が連なる形で形成された第1の元材から構成され、前記第1の元材と合同形状を有する第2の元材とで帯状部を重合させることにより、平面視四方形の本体部が形成されているとよい。
好ましくは、前記本体部は、第1帯状部と第2帯状部との2つの帯状部が連なる形で形成された第1の元材と、前記第1の元材と合同形状を有する第2の元材とで形成され、前記第1の元材と第2の元材との帯状部の端部同士を突合せることにより、平面視四方形の本体部が形成されているとよい。
好ましくは、前記元材を形成する帯状体の長手方向の長さが、同一又は異なるとよい。
本発明の緩衝材によれば、構造が簡単でありながら、梱包箱に収められた商品箱を確実に固定し、移送中における商品箱の不要な移動を防止することができる。
第1実施形態にかかる緩衝材の外観斜視図である。 第1実施形態にかかる緩衝材を用いて、商品箱を梱包箱に収めた状態を示した図である。 第1実施形態にかかる緩衝材を用いて、商品箱を梱包箱に収める様子を示した図である。 図1において、梱包箱、商品箱、梱包材の係合状態を示した断面図である。 第1実施形態にかかる緩衝材の展開図である。 第2実施形態にかかる緩衝材の展開図である。
以下、図を参照しながら、本発明にかかる緩衝材について、説明する。
[第1実施形態]
前述の「背景技術」において精説した如く、近年、高級な商品を購入した場合、購入した商品のみならず、その商品が納められた商品箱2さえも、高級感を備えるものであったり機能性を有するものであり、商品の一部とみなされるようになってきている。
そのため、商品箱2をそのまま輸送に供することはできず、ほとんどの場合、商品が収められた商品箱2を、さらに梱包箱3に納め、二重梱包の状態で輸送に供するようにしている。
図2に示す如く、商品箱2を梱包箱3に収めるにあたっては、当然ながら、商品箱2が梱包箱3内で移動することで、破壊したり商品箱2の表面に傷ついたりしないように、商品箱2と梱包箱3との間には緩衝材1(第1実施形態にかかる緩衝材1)が配備されることになる。
ここで、本発明における説明を明確なものとするために、本明細書における用語を定義しておく。
商品が収められた箱であり、所定の機能を有したり装飾が施されており、消費者から見て商品の一部とも考えられる箱のことを「商品箱2(内装箱、特許請求の範囲の「被梱包物」に対応)」と呼ぶ。商品箱2としては、紙製に限定されることはなく、プラスチック製でもよく、木製の箱でもよい。商品箱2の形態としては、第1実施形態においては、平面視で正方形であり、高さは所定のものとされている。例えば、横幅、奥行き、高さが略同じ寸法であれば、立方体状の商品箱2であり、横幅、奥行きに比べて高さが低ければ平箱状の商品箱2となる。
この商品箱2を、消費者・使用者のもとへ搬送するために、当該商品箱2をさらに収納するための箱のことを「梱包箱3(外装箱)」と呼ぶ。梱包箱3の素材としては様々なものが考えられるが、昨今の輸送事情を考えるに、段ボール紙製が好ましい。
この梱包箱3は、商品箱2が内部に完全に収納されるものとなっている。この梱包箱3に関しては、下蓋(底部)はあらかじめガムテープなどの粘着テープで閉じられており、商品箱2を挿入したのちに、上蓋を閉め粘着テープなどで封印した後、外面に送り状を張ることで、宅配便などを用いて客先(使用者)へ送付することが可能なものである。
また、詳細は後述するが、本発明の緩衝材1の特性上、商品箱2と梱包箱3は相似形状である必要がある。特に、商品箱2に対して、梱包箱3の大きさは以下の点を守る必要がある。
すなわち、梱包箱3の内部の中央に商品箱2を配備した場合、上側の隙間寸法と下側の隙間寸法は同じとなり、上の隙間寸法(換言すれば、下の隙間寸法)と、左右の隙間寸法、および前後の隙間寸法は全て略同じ値(図4におけるA)となる。
図1などに示す如く、本発明の緩衝材1は、構造が簡単でありながら、梱包箱3に収められた商品箱2を固定するものである。外形は枠形状を呈しており、下側に向かうにしたがって裾が広がる、所謂、「傘」乃至は「助炭」のような形状を有しており、枠形状であるため、上方及び下方が外部に解放状となっている。
この傘形状の緩衝材1は、商品箱2の上下に配備され、梱包箱3との間の隙間を埋めることとなり、移送中における商品箱2の不要な移動を防止できる。なお、緩衝材1を、商品箱2の上だけ、又は下だけに配備し、配備しない方には従来からの梱包材(例えばエアキャップ(登録商標))などを配備するようにしてもよい。
以下、説明の便宜上、図1に示すように、狭域の開口とされた方を上側と呼び、広域の開口とされた方を下側と呼ぶ。すなわち、通常の使用状態にある傘のように、下側が広がっている(裾広がり)状態において、下縁辺6は上縁辺5より長いものとなっている。
第1実施形態の緩衝材1は、幅が数cmとされた帯状の段ボール紙(帯状部4)を折り曲げ、一部を重ね合わせたりして形成したものであり、上方及び下方が外部に対して解放状となっている枠体である。
第1実施形態の緩衝材1は、平面視においては、上縁辺5により形成される正方形より下縁辺6で形成される正方形が相似で且つ大きなものとなっている。平面視正方形とされた商品箱2の横幅及び奥行きをXとした場合、傘形状をした緩衝材1の上縁辺5の一辺はXより短いものとされ、その下縁辺6の一辺はXより長いものとされている。図4に示す如く、側面視においては、傘形状をした緩衝材1の上縁辺5と下縁辺6とを結ぶ斜辺7は、斜め45°を向くものとされている。この斜辺7の長さは、梱包箱3とその中央に配備される商品箱2との隙間をAとした場合、2A/cos45°となる。
なお、前述した如く、本発明の緩衝材1は、段ボール紙にて形成されている。段ボール紙を用いる理由としては、その成型加工が容易であるばかりか、強度的にも強く且つ若干の弾力性も有し、緩衝材1としては好適な材料だからである。とはいえ、第1実施形態の緩衝材1を例えばプラスチック材(プラスチックダンボール)などで形成しても何ら問題はない。
以上述べたような傘形状をした緩衝材1(緩衝枠)を用いて、梱包箱3内に商品箱2を収める方法について、詳細を述べる。
図3に示す如く、まず、外箱となる梱包箱3を用意し組み立てる。梱包箱3としては、当業者が通常使うものであり、上蓋と下蓋とが存在する。ここで重要なのは、組み上げた梱包箱3の形状と、商品箱2の形状とが相似形であり、梱包箱3の内部に商品箱2がすっぽりと収まるような大きさ関係となっている。
このような梱包箱3の内底部に、まずは第1実施形態の緩衝材1を配備する。この時、緩衝材1は、図3に示すような緩衝材1の上下を反転した状態としておく(この状態を逆傘形状と呼ぶこともある)。
すなわち、逆傘形状とされた緩衝材1が梱包箱3の内底部に挿入される。この時、図4に示す如く、緩衝材1の下縁辺6(外縁)の長さは、梱包箱3の内面の幅と同じとされているため、梱包箱3内に隙間なくすっぽりと収まり、梱包箱3の内側面に接するようになる。また、逆傘形状とされた緩衝材1の上縁辺5(内縁)は下向きになっていて梱包箱3の底面に接するようになる。
その後、商品箱2を梱包箱3の内部中央に挿入する。すると、商品箱2の下面の四辺(下稜線)は、緩衝材1を形成する帯状部4の幅方向のほぼ中央に線状で接するようになる(帯状部4の支承面)。この線接部(帯状部4の支承面)をもって緩衝材1により商品箱2が支えられることとなる。
その上で、商品箱2の上面に、傘形状の状態とした緩衝材1(梱包箱3の底部に配備した緩衝材1と上下反転した形状)を覆いかぶせるように設置する。すると、商品箱2の上面の四辺(上稜線)が、緩衝材1を形成する帯状部4の幅方向のほぼ中央に線接するようになる。この接部(線接部)で緩衝材1により商品箱2が支えられることとなる。
その後、梱包箱3の上蓋を閉塞することで、傘形状の緩衝材1を形成する下縁辺6は、梱包箱3の内側面に接し、傘形状の緩衝材1を形成する上縁辺5は、梱包箱3の上蓋の内面に接するようになり、商品箱2を固定することができるようになる。
つまり、図3に示すように、梱包箱3内に、下から逆傘形状の緩衝材1(図1を反転した状態とした緩衝材1)→商品箱2→傘形状の緩衝材1(図1の緩衝材1)→梱包箱3の上蓋よる閉塞を行うことで、商品箱2は、梱包箱3内の中央部に位置固定され、移送中における商品箱2の不要な移動を防止することができる。
次に、第1実施形態にかかる緩衝材1の構造について説明する。
第1実施形態にかかる緩衝材1は、商品箱2が平面視正方形(横幅と奥行きが同じ長さX)のものを対象としている。
図5(a)は、本緩衝材1の平面図、傘形状となる前の緩衝材1を示している。この形の如く、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の材料(元材)が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図5(a)において、5本の帯状部4(第1帯状部〜第5帯状部)で形成されている。5本の帯状部4の各々は同じ形状(合同)であり、緩衝材1の元材は、5角形の形状を呈するものとなっている。
この5角形の形状において、帯状部4aと帯状部4eとの間が、切り離されるものとなっている。他の帯状部4、例えば、帯状部4aと帯状部4bとは、たがいに隣接するように所定の角度(約72度)で折れ曲がるようになっている。
このような緩衝材1の元材において、帯状部4aと帯状部4eとが完全に重なるように折り曲げることにより、平面視四角形の緩衝材1が完成する。図5(a)に示されるように、緩衝材1の元材を構成する帯状部4は、その外縁が内縁よりも長い台形状となっているため、組みあがった緩衝材1は必然的に「傘」形状乃至は「助炭」形状となり、側面視で斜辺7は45度の傾きを有するものとなる。
梱包箱3内に、第1実施形態の緩衝材1を配備する際に、帯状部4aと帯状部4eとが完全に重なると記したが、その際、両帯状部4a,4eを必ずしも糊付けなどして固着する必要はなく、単に重合させるのみでもよい。
次に、本発明にかかる緩衝材1の詳細構造の変形例(変形例1−1)について説明する。
図5(b)は、変形例1−1にかかる緩衝材1の展開図、傘形状となる前の緩衝材1を示している。この形となるように、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の元材が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図5(b)において、帯状部4a、帯状部4b、帯状部4cの3本の帯状部4で形成されている。3本の帯状部4の各々は同じ台形状(合同)である。帯状部4aと帯状部4bとは近接するように折れ曲がるようになっており、帯状部4cと帯状部4bとは近接するように折れ曲がるようになっている。帯状部4aと帯状部4bとは約72度の角度で連なっており、帯状部4cと帯状部4bとも約72度の角度で連なっている。
このような緩衝材1の元材を、もう一部材用意し、2つの部材(2つの元材)重ね合わせることで、傘形状の緩衝材1を形成する。
もう一つの元材は、図5(b)の二点鎖線に示す、元材を水平線に対して上下鏡像に配備したものであり、その上で、帯状部4aと帯状部4a'を重ね合わせ、帯状部4cと帯状部4c'を重ね合わせることで、平面視正方形であって傘形状の緩衝材1を形成する。この時、帯状部4aと帯状部4bとの間は折り曲げるようにする。帯状部4cと帯状部4bとの間は折り曲げるようにする。
形作られた緩衝材1の元材は、帯状部4が台形状であって外縁辺が内縁辺よりも長いものとなっているため、組みあがった緩衝材1は傘形状となっており、側面視で斜辺7は45度の傾きを有するものとなる。
梱包箱3内に、本発明の緩衝材1を配備する際に、帯状部4aと帯状部4a'、及び帯状部4cと帯状部4c'とが完全に重なると記したが、この場合、両帯状部4を必ずしも糊付けなどして固着する必要はなく、単に重合させるのみでもよい。
次に、本発明にかかる緩衝材1の詳細構造の変形例(変形例1−2)について説明する。
図5(c)は、変形例1−2にかかる緩衝材1の展開図を示している。この形となるように、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の元材が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図5(c)において、帯状部4a、帯状体4bの2本の帯状部4で形成されている。2本の帯状部4の各々は同じ台形状(合同)である。帯状部4aと帯状部4bとは約110度の角度で連なっていて、両帯状部4は互いに近接するように折れ曲がるようになっている。
このような緩衝材1の元材を、もう一部材用意し、2つの元材を重ね合わせることで、傘形状の緩衝材1を形成する。
すなわち、もう一つの元材は、図5(c)に示すように、元材を水平線に対して上下鏡像に配備したものであり、帯状部4aの端部と帯状部4a'の端部とを突き合わせ、帯状部4bの端部と帯状部4b'の端部とを突き合わせることで、平面視正方形であって、傘形状の緩衝材1を形成する。
この時、帯状部4aと帯状部4bとの間は近接するように折り曲げる。同様に、帯状部4a'と帯状部4b'との間は互いの帯状部4が近接するように折り曲げる。突合せ部は、粘着テープにより張り合わせることで強度を増すことが可能となる。
図5(a)〜図5(c)のような様々な元在から、第1実施形態の緩衝材1を形成することが可能である。
[第2実施形態]
次に、本発明にかかる緩衝材1の第2実施形態について述べる。
第1実施形態では、平面視正方形(横幅と奥行きの長さが同じ形状)の商品箱2を保護する緩衝材1について説明を行ったが、第2実施形態では、平面視長方形(奥行きの長さYに比して横幅の長さXが長い形状)の商品箱2を保護する緩衝材1について説明を行う。つまり、第2実施形態の緩衝材1は、商品箱2が平面視長方形状(横幅Xと奥行きYが異なり、X≠Yとする)のものを対象としている。
第2実施形態にかかる緩衝材1の外観が傘形状である点や、それを梱包箱3内に収める手法については、第1実施形態と略同じである。
図6(a)は、第2実施形態にかかる緩衝材1の展開図、傘形状となる前の緩衝材1を示している。この形となるように、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の元材が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図6(a)において、帯状部4までの5本の帯状部4で形成されている。5本の帯状部4のうち3つである、帯状部4a、帯状部4c、帯状部4eは合同であり、各帯状部4の幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の奥行きYと同じ長さとされている。また、5本の帯状部4のうち2つである、帯状部4b、帯状部4dは合同であり、各帯状部4の幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の横幅Xと同じ長さとされている。
したがって、第2実施形態の緩衝材1の元材も、やや変形状ながら5角形の形状を呈するものとなっている。この5角形の形状において、帯状部4aと帯状部4eとの間が、切り離されるものとなっている。他の帯状部4は隣接する帯状部4との間で、図中の破線で示す位置で折れ曲がるようになっている。
このような緩衝材1の元材において、帯状部4aと帯状部4eとが完全に重なるように折り曲げることにより、平面視長方形の形状の緩衝材1が完成する。緩衝材1の元材は、帯状部4の外縁辺が内縁辺よりも長いものとなっているため、組みあがった緩衝材1は、第1実施形態と略同様の傘形状となる。
梱包箱3内に、本発明の緩衝材1を配備する際に、帯状部4aと帯状部4eとが完全に重なると記したが、その際、両帯状部4を必ずしも糊付けなどして固着する必要はなく、単に重合させるのみでもよい。
次に、第2実施形態にかかる緩衝材1の詳細構造の変形例(変形例2−1)について説明する。
図6(b)は、変形例2−1にかかる緩衝材1の平面図、傘形状となる前の緩衝材1を示している。この形のように、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の元材が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図6(b)において、帯状部4a、帯状部4b、帯状部4cの3本の帯状部4で形成されている。3本の帯状部4のうち、帯状部4aと帯状部4cとは合同であり、商品箱2の奥行きYに対接するものとなっている。すなわち、帯状部4aと帯状部4cの幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の奥行きYと同じ長さとされている。
一方、3本の帯状部4のうち、帯状部4bは、商品箱2の横幅Xに対接するものとなっている。すなわち、帯状部4bの幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の横幅Xと同じ長さとされている。帯状部4aと帯状部4bとは、図中の破線の位置で折れ曲がるようになっており、帯状部4cと帯状部4bとは図中の破線の位置で折れ曲がるようになっている。
このような緩衝材1の元材を、もう一部材用意し、2つの部材(2つの元材)重ね合わせることで、傘形状の緩衝材1を形成する。
もう一つの元材は、図6(b)に示す、元材を水平線に対して上下鏡像に配備したものであり、帯状部4aと帯状部4a'を重ね合わせ、帯状部4cと帯状部4c'を重ね合わせることで、平面視四角形であって、傘形状の緩衝材1を形成する。この時、帯状部4aと帯状部4bとの間は折り曲げるようにする。帯状部4cと帯状部4bとの間は折り曲げるようにする。
梱包箱3内に、本発明の緩衝材1を配備する際に、帯状部4aと帯状部4a'、及び帯状部4cと帯状部4c'とが完全に重なると記したが、この際、両帯状部4を必ずしも糊付けなどして固着する必要はなく、単に重合させるのみでもよい。
次に、第2実施形態にかかる緩衝材1の詳細構造の変形例(変形例2−2)について説明する。
図6(c)は、変形例2−2にかかる緩衝材1の展開図、傘形状となる前の緩衝材1を示している。この形のように、平面とされた段ボール紙を切り取る乃至は打ち抜くことで、緩衝材1の元材が出来上がる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の幅が「2A/cos45°」であり、図6(c)において、帯状部4a、b帯状体の2本の帯状部4で形成されている。2本の帯状部4は長手方向の長さが異なるものとされ、帯状部4aと帯状部4bとは図中の破線の位置で折れ曲がるようになっている。
帯状部4aは、商品箱2の奥行きYに対接するものとなっており、帯状部4aの幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の奥行きYと同じ長さとされている。帯状部4bは、商品箱2の横幅Xに対接するものとなっている。すなわち、帯状部4bの幅方向中央における長手方向の長さは、商品箱2の横幅Xと同じ長さとされている。
このような緩衝材1の元材を、もう一部材用意し、2つの部材(2つの元材)を用いることで、傘形状の緩衝材1を形成する。
もう一つの元材は、図6(c)の破線で示す、元材を180度点対称の形に配備したものであり、帯状部4aの端部と帯状部4b'の端部とを突き合わせ、帯状部4bの端部と帯状部4a'の端部とを突き合わせることで、平面視長方形であって、傘形状の緩衝材1を形成する。この時、帯状部4aと帯状部4bとの間は折り曲げるようにする。帯状部4a'と帯状部4b'との間は折り曲げるようにする。突合せ部は、ガムテープのような粘着テープなどにより張り合わせることで強度を増すことが可能となる。
緩衝材1の元材は、帯状部4の外縁辺が内縁辺よりも長いものとなっているため、組みあがった緩衝材1は傘形状となる。
以上述べた第2実施形態にかかる緩衝材1の使用方法に関しては、第1実施形態と略同様である。大きく異なるのは、保護対象である商品箱2が平面視で横幅X、奥行きYの長方形(X≠Y)であり、この商品箱2を内部に完全に収納する梱包箱3も商品箱2より大きな相似形を呈していることである。
梱包にあたっては、傘形状をした緩衝材1を梱包箱3の内底部に配備する。この時、緩衝材1を上下反転させ、逆傘形状とし梱包箱3内に挿入する。逆傘形状の緩衝材1の上部の辺の長さは、梱包箱3の内面の幅と同じであるため、梱包箱3内にすっぽりと収まるようになる。
その後、商品箱2を梱包箱3の中央内部に挿入する。すると、商品箱2の下稜線が、緩衝材1を形成する帯状部4の幅方向のほぼ中央に接するようになり、緩衝材1により商品箱2が支えられることとなる。
その上で、商品箱2の上面に傘形状をした緩衝材1を覆いかぶせるように設置する。すると、商品箱2の上稜線が、緩衝材1を形成する帯状部4の幅方向のほぼ中央に接するようになり商品箱2が支持されることとなる。その後、梱包箱3の上蓋を閉塞する。このようにすることで、梱包箱3に収められた商品箱2を固定し、移送中における商品箱2の不要な移動を防止することができる。
以上述べたように、本発明の緩衝材1を用いることで、構造が簡単でありながら、梱包箱3に収められた商品箱2を確実に固定し、移送中における商品箱2の不要な移動を防止することができるようになる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、緩衝材1は、2つ、3つ、5つの帯状部から構成された元材をもってして形成されている事例を説明したが、これには限定されない。緩衝材1が、第1帯状部4a〜第4帯状部4dの4つの帯状部が連なる形で形成された元材から構成され、元材においては、第1帯状部と第4帯状部との間が切断されていて、第1帯状部と第4帯状部とを突合せることにより、平面視四方形の緩衝材1(緩衝材1の本体部)を形成するようにしてもよい。
1 緩衝材
2 商品箱(被梱包物)
3 梱包箱
4 帯状部
5 上縁辺
6 下縁辺
7 斜辺

Claims (8)

  1. 梱包箱の中に収められる被梱包物と前記梱包箱の内壁との間に介在されて、前記被梱包物と梱包箱との間に隙間を形成する緩衝材であって、
    前記緩衝材の本体部は、傘形状を呈し、且つ前記被梱包物の上方及び/又は下方を支承する支承面を有し、
    前記支承面は、前記梱包箱の内壁内の形状及び大きさに合致して当該内壁内に嵌合固定される外縁と、前記外縁より小さな内縁に至る傾斜面で構成されている
    ことを特徴とする緩衝材。
  2. 被梱包物を梱包箱の中に収めるに際して、前記被梱包物を梱包箱内の中央部に固定するとともに、衝撃が被梱包物に伝達することを抑制する緩衝材であって、
    前記緩衝材の本体部は、前記梱包箱内において、被梱包物を上方及び/又は下方から支持する傘形状を呈しており、
    前記緩衝材の上縁辺の長さは、下縁辺の長さより短尺とされ、前記上縁辺と下縁辺とを結ぶ斜辺が略45度の角度とされている
    ことを特徴とする緩衝材。
  3. 前記梱包箱内の底部に、前記傘状の緩衝材が上広がり状態で配備され、上広がり状態の緩衝材の上に前記被梱包物が配備され、配備された被梱包物の上に前記傘状の緩衝材が下広がり状態で配備される配備構造で使用される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝材。
  4. 前記本体部は、第1帯状部〜第5帯状部の5つの帯状部が連なる形で形成された略5角形の形状を呈する元材から構成され、
    前記元材においては、前記第1帯状部と第5帯状部との間が切断されており、前記第1帯状部と第5帯状部とを重合させることで、平面視四方形の本体部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝材。
  5. 前記本体部は、第1帯状部〜第4帯状部の4つの帯状部が連なる形で形成された元材から構成され、
    前記元材においては、前記第1帯状部と第4帯状部との間が切断されており、前記第1帯状部と第4帯状部とを突合せることにより、平面視四方形の本体部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝材。
  6. 前記本体部は、第1帯状部〜第3帯状部の3つの帯状部が連なる形で形成された第1の元材から構成され、
    前記第1の元材と合同形状を有する第2の元材とで帯状部を重合させることにより、平面視四方形の本体部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝材。
  7. 前記本体部は、第1帯状部と第2帯状部との2つの帯状部が連なる形で形成された第1の元材と、前記第1の元材と合同形状を有する第2の元材とで形成され、
    前記第1の元材と第2の元材との帯状部の端部同士を突合せることにより、平面視四方形の本体部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝材。
  8. 前記元材を形成する帯状体の長手方向の長さが、同一又は異なることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の緩衝材。
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