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JP2019011309A - 食品組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、赤生姜を含有する食品組成物において、辛みや刺激性を改善することを目的としてなされたものである。【解決手段】上記目的は、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、赤生姜の呈味が改善されることを見出し、本発明に至った。更に、赤生姜の呈味改善効果は黒生姜に加えて糖類を添加することにより増強されることを見出し、本発明に至った。また、本出願人は、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、優れた筋肉増強作用及び抗肥満作用を発揮し、その効果は糖類を添加することにより増強されることを見出した。【選択図】図1

Description

本発明は、赤生姜を含有する食品組成物に関する。
赤生姜(Zingiber officinale var. rubra)はショウガ科植物であり、インドネシアやインドで栽培されている品種で、現地ではjahe Merah (ジャヘ・メラ)と呼ばれている。
現地では、赤生姜は野菜として用いられるほか、日常的に摂取するショウガ科植物の中で精油含量も最も多いことから主に伝承医薬品として取り扱われている。
赤生姜には、鎮痛作用や抗炎症作用(非特許文献1)などの有益な効果が知られている。しかしながら、辛味成分がショウガ科植物中最も多く、少量の飲用で発熱感を持つなど刺激性が強いことから、健康食品として継続的に摂取するためには、嗜好性の改善が求められている。
東京海洋大学院 修士論文「紅藻類キントキの抗炎症作用」、2012年 3月
本発明は、赤生姜を含有する食品組成物において、辛みや刺激性を改善することを目的としてなされたものである。
本出願人は、上記課題を鑑みて鋭意検討を行った結果、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、赤生姜の呈味が改善されることを見出し、本発明に至った。
更に、赤生姜の呈味改善効果は、黒生姜に加えて糖類を添加することで、より高められることを見出し、本発明に至った。
また、本出願人は、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、優れた筋肉増強作用及び抗肥満作用を発揮し、その効果は、黒生姜に加えて糖類を添加することで、より高められることを見出し、本発明に至った。
したがって、本発明によれば、以下[1]〜[8]の組成物が提供される。
[1](A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する食品組成物。
[2]さらに、(C)糖類を含有する[1]に記載の食品組成物。
[3](A)赤生姜と(B)黒生姜を1:0.1〜10の比率で含有する[1]〜[2]のいずれかに記載の食品組成物。
[4](A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する筋肉増強用組成物。
[5]さらに、(C)糖類を含有する[4]に記載の筋肉増強用組成物。
[6](A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する抗肥満用組成物。
[7]さらに、(C)糖類を含有する[6]に記載の抗肥満用組成物。
本発明の赤生姜を含有する食品組成物は、黒生姜を組み合わせることにより、香り、辛み、刺激性、酸味、えぐ味、苦味、渋み、コク、後味が改善でき、呈味の改善された組成物を得ることができる。更に、その呈味改善効果は、黒生姜に加えて糖類を添加することで、優れたものとすることができる。また、赤生姜と黒生姜を組み合わせることにより筋細胞の分化が促進されるため、優れた筋肉増強作用が期待できる。また、赤生姜と黒生姜を組み合わせることにより、脂肪細胞の分化が抑制されるため、優れた抗肥満作用が期待できる。更に、筋肉増強作用及び抗肥満作用は、黒生姜に加えて糖類を添加することで、優れたものとすることができる。
実施例1〜19、比較例1〜2の官能評価結果を表す図である。 実施例20〜26、比較例3〜6の脂肪細胞の分化抑制作用の評価結果(細胞あたりの脂肪適量)を示す図である。 実施例27〜35、比較例7〜10のMyogenin遺伝子のmRNA発現量の測定結果を示す図である。
以下、本発明の一態様である組成物の詳細について説明するが、本発明の技術的範囲は本項目の事項によってのみに限定されるものではなく、本発明はその目的を達成する限りにおいて種々の態様をとり得る。
(A)赤生姜
赤生姜(Zingiber officinale var. rubra)は、ショウガ科の多年生草本であり、インドネシアやインドで栽培されている品種で、ショウガ特有の精油成分の他に、通常のショウガ科植物とは異なる特徴的な精油も含むと言われている。インドネシアでは野菜として出回っており、日常的に食用として用いられる。
赤生姜の使用部位は、所望の薬理作用に寄与する成分を含む部位であれば特に限定されず、例えば、根、葉、茎、花、枝などが挙げられるが、ショウガ科植物に特徴的な精油成分を多く含む根茎が好ましい。本発明に用いられる赤生姜の形態としては、そのまま用いてもよいし、乾燥チップ、小片、スライス、粉砕物、擦り下ろし、搾汁、抽出物又はこれらの乾燥粉末等の加工物にしてもよい。本発明において用いられる赤生姜は、後述する本発明の好ましい利用形態である粉末状、顆粒状、タブレット状の組成物に用いる際の製剤性を考慮すると、適用が容易であることから、粉砕物、搾汁、抽出物又はこれらの乾燥粉末が好ましく、粉砕物、抽出物又はこれらの乾燥粉末であることが特に好ましい。尚、本願明細書において、粉砕物の乾燥粉末を粉砕末、抽出物の乾燥粉末をエキス末という。
赤生姜粉砕物は、例えば、洗浄後にスライスした赤生姜を天日又は乾燥機を用いて乾燥後、そのままで、又は適当な形状や大きさに裁断して得た処理物を、粉砕装置を用いて粉砕することで得ることができる。粉砕装置としては通常使用されるものが広く使用できるが、例えば、原料ホッパー、粉砕機、分級機、製品ホルダーなどから構成される粉砕機を用いることができる。
赤生姜抽出物とは、赤生姜における成分が抽出された物であれば特に限定されないが、例えば、赤生姜やその処理物を溶媒で抽出して得られる抽出液、その希釈液や濃縮液、又はそれらの乾燥物やその粉末が挙げられる。
赤生姜抽出物に使用される溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどの低級アルコール;酢酸エチル、酢酸メチルなどの低級エステル;アセトン;又はこれらの混合溶媒などが挙げられる。抽出する際の温度は、室温〜沸点程度で任意に設定可能である。本発明の組成物は、ヒトが経口的に摂取する可能性があるものであることから、原料である赤生姜の抽出物は、水単独、エタノール単独又は水とエタノールとの混合溶媒(いわゆる含水エタノール)によって抽出されたものであることが好ましい。
抽出方法は特に限定されないが、例えば、安全性や工業化の観点から、可能な限り緩やかな条件で抽出操作を行うことが好ましい。例えば、赤生姜の部位やその乾燥物を、粉砕、破砕、細断などして、これに溶媒を加え、任意の条件下にて静置、振盪、攪拌、還流などを行い、抽出する。抽出作業後、ろ過、遠心分離などの固液分離操作を行い、不溶な固形物を除去する。これに、必要に応じて希釈、濃縮などの操作を行うことにより、抽出液を得る。さらに、不溶物についても同じ操作を繰り返して抽出し、その抽出液を先の抽出液と合わせて用いてもよい。これらの抽出液は、当業者が通常用いる精製方法により、さらに精製して使用してもよい。
得られた抽出液は、そのままで、又は濃縮するなどして、例えば、液状物、濃縮物、さらにこれらを乾燥した乾燥物などの形態で用いることができる。乾燥方法は特に限定されず、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥、減圧乾燥、流動乾燥などの当業者が通常用いる方法により行われる。さらに、得られた乾燥物を、当業者に知られる方法を用いて粉末化して使用することもできる。
本発明の組成物に配合される赤生姜の含有量としては、特に制限はなく、目的や形状、使用対象等の様々な条件に応じて、広範囲でその含有量を適宜設定できる。例えば、0.0001〜10質量%、好ましくは0.0003〜5質量%、より好ましくは0.0005〜1質量%の範囲で選択される。
(B)黒生姜
黒生姜(Kaempferia parviflora)は、東南アジアなどに自生することで知られているショウガ科バンウコン属の植物である。黒生姜は、精力増進、滋養強壮、血糖値の低下などの作用があることが知られている。黒生姜は、長期にわたりヒトに摂取されてきた実績のある天然植物であって安全性が高いことから、本発明の組成物は、実用性が高い。
黒生姜の使用部位は、所望の薬理作用に寄与する成分を含む部位であればよく、例えば、根、葉、茎、花、枝などが挙げられるが、ショウガ科植物に特徴的な精油成分を多く含む根茎が好ましい。本発明に用いられる黒生姜の形態としては、そのまま用いてもよいし、乾燥チップ、小片、スライス、粉砕物、擦り下ろし、搾汁、抽出物等の加工物にしてもよい。本発明において用いられる黒生姜は、後述する本発明の好ましい利用形態である粉末状、顆粒状、タブレット状の組成物に用いる際の製剤性を考慮すると、適用が容易であることから、粉砕物、搾汁、抽出物又はこれらの乾燥粉末が好ましく、粉砕末及びエキス末であることが特に好ましい。植物体の具体的な加工方法については(A)赤生姜の記載事項を参照できる。
本発明の組成物に配合される黒生姜の含有量としては、目的や形状、使用対象等の様々な条件に応じて、広範囲でその含有量を適宜設定できる。例えば、0.0003〜10質量%、好ましくは0.0005〜5質量%、より好ましくは0.001〜1質量%の範囲で選択される。
・(C)糖類
本発明における糖類としては、糖を1以上含有する物であればよく、例えば単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類、糖アルコール、及びこれらの誘導体などが挙げられる。
・単糖類
本発明における単糖類とは、それ以上加水分解されない糖類である。単糖類としては、例えばグルコース、プシコース、リボース、デオキシリボース、マンノース、ラムノース、ガラクトース、キシロース、アラビノース、フルクトース、フコース、リブロース、アロース、キシルロースなどが挙げられる。また、本発明においては、市販品を使用することができる。
・二糖類
本発明における二糖類とは、単糖がグリコシド結合を形成して1分子となった糖のことである。二糖類としては、同じ糖または異なる種の糖より構成されてもよく、例えばスクロース、乳糖、トレハロース、麦芽糖、ツラノース、セロビオース、ラクツロースなどが挙げられる。また、本発明においては、市販品を使用することができる。
・オリゴ糖
本発明におけるオリゴ糖とは、3〜20個の単糖がつながった糖質の一種である。オリゴ糖としては、例えばラフィノース、パノース、マルトトリオース、メレジトース、ゲンチアノース、アカルボース、スタキオース、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、乳果オリゴ糖などが挙げられる。また、本発明においては、市販品を使用することができる。
・多糖類
本発明における多糖類とは、21個以上の単糖がつながった糖質の一種である。多糖類としては、例えば澱粉、セルロース、グリコーゲン、キチン、アガロース、カラギーナン、ヘパリン、ヒアルロン酸、ペクチン、及びキシログルカンなどが挙げられる。また、本発明においては、市販品を使用することができる。
澱粉としては、コーンスターチ、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、サゴ澱粉が挙げられる。また、澱粉は誘導体でもよく、澱粉誘導体としては、澱粉分解物(デキストリン)、化工澱粉、酸化澱粉、酵素処理澱粉、α化澱粉、リン酸澱粉、リン酸ジ澱粉、酢酸澱粉、オクテニルコハク酸澱粉、グリセロールジ澱粉、カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、橋架澱粉、溶性澱粉、グラフト化澱粉が挙げられる。
セルロースとしては、植物由来のセルロース、又はバクテリアセルロース、微生物産生若しくは動物産生のセルロース及びこれらの誘導体などが挙げられる。セルロース誘導体としては、メチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセルロース、ニトロセルロース、アセチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどが挙げられる。セルロースは粉末化、結晶化されていてもよい。
・糖アルコール
本発明における糖アルコールとは、糖分子のカルボニル基が還元され,水酸基になることにより得られる鎖式多価アルコールのことである。糖アルコールとしては、例えばキシリトール、ソルビトール、マンニトール、還元麦芽糖、ラクチトール、オリゴ糖アルコール、エリスリトール、低糖化還元水飴、高糖化還元水飴、還元パラチノースなどが挙げられる。また、本発明においては、市販品を使用することができる。
糖類としては、これらの中でも、後述する本発明の好ましい利用形態である粉末状、顆粒状、タブレット状の組成物に用いられることから、二糖類、オリゴ糖、多糖類、糖アルコール、及びこれらの誘導体が好ましく、その中でも、二糖類として乳糖、トレハロース、麦芽糖が、オリゴ糖としてガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖が、多糖類として澱粉及びセルロースが、糖アルコールとして還元パラチノース及び還元麦芽糖がそれぞれ好ましい。尚、澱粉を用いる場合は、α化澱粉、澱粉分解物を、セルロースを用いる場合は、粉末セルロース、結晶セルロース及びヒドロキシプロピルセルロースを好適に用いることができる。
本発明の組成物に配合される糖質の含有量としては、特に制限はなく、目的や形状、使用対象等の様々な条件に応じて、広範囲でその含有量を適宜設定できる。例えば、0.01〜90質量%、好ましくは0.05〜85質量%、より好ましくは0.1〜80質量%の範囲で選択される。
本発明の組成物においては、(A)赤生姜と(B)黒生姜の配合比(質量比)は特に限定されず、目的や使用対象等の条件に応じて適宜設定できるが、例えば(A):(B)=1:0.001〜50、好ましくは1:0.005〜30、より好ましくは1:0.01〜10の範囲で選択される。
本発明の組成物における、(A)赤生姜と、(B)黒生姜と、(C)糖類の配合比(質量比)は特に限定されず、目的や使用対象等の条件に応じて適宜設定できるが、例えば(A):(B):(C)=1:0.001〜50:1〜2000、好ましくは1:0.005〜30:3〜1000、より好ましくは1:0.01〜10:5〜500の範囲で選択される。
本発明の経口組成物は、例えば、医薬品(医薬部外品を含む)や、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品等の所定機関より効能の表示が認められた機能性食品などのいわゆる健康食品や、一般的な食品、食品添加剤、飼料等として用いることができる。
本発明の経口組成物は、抗肥満のために用いられる抗肥満用組成物として用いることができ、かかる抗肥満用組成物としては、(A)赤生姜及び(B)黒生姜を含有し、さらに(C)糖類を含有してもよいが、抗肥満(肥満抑制)に用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物のいずれかに抗肥満、ダイエット、体脂肪低減、メタボリックシンドローム改善、痩身の機能がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。なお、本発明の抗肥満用組成物は、製品の包装等に、本発明における組合せ((A)赤生姜及び(B)黒生姜の組合せ、或いは、(A)赤生姜、(B)黒生姜、及び(C)糖類の組合せ)の成分が抗肥満の有効成分として表示されているものに限られない。
具体的に、本発明の抗肥満用組成物としては、医薬品(医薬部外品を含む)やいわゆる健康食品が挙げられ、いわゆる健康食品においては、「体脂肪の気になる方へ」、「肥満気味な方へ」、「体重(BMI)が気になる方へ」、「体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす」、「ウエスト周囲系を減らす」等を表示したものを例示することができる。
本発明の経口組成物は、筋肉増強のために用いられる筋肉増強用組成物として用いることができ、かかる筋肉増強用組成物としては、(A)赤生姜及び(B)黒生姜を含有し、さらに(C)糖類を含有してもよいが、筋肉増強や筋肉疲労回復に用いられる点において、製品として他の製品と区別することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、本発明に係る製品の本体、包装、説明書、宣伝物のいずれかに筋肉増強、筋肉増強による代謝向上効果、ロコモティブシンドロームの予防・改善効果、サルコペニアの予防・改善効果の機能がある旨を表示したものが本発明の範囲に含まれる。なお、本発明の筋肉増強用組成物は、製品の包装等に、本発明における組合せ((A)赤生姜及び(B)黒生姜の組合せ、或いは、(A)赤生姜、(B)黒生姜、及び(C)糖類の組合せ)の成分が筋肉増強の有効成分として表示されているものに限られない。
具体的に、本発明の筋肉増強用組成物としては、医薬品(医薬部外品を含む)やいわゆる健康食品が挙げられ、いわゆる健康食品においては、「筋肉増強」、「シェイプアップ」、「筋肉疲労回復」、「筋肉疲労改善」、「寝たきり予防」、「寝たきり防止」、「筋肉増強による代謝向上を図る」、「筋肉量や筋力を維持する」、「筋肉をつくる力をサポートする」、「歩行能力を維持する」、「歩行能力を改善する」等を表示したものを例示することができる。本発明の経口組成物を摂取する対象としては、筋肉の増強を必要とする人であれば特に限定されないが、シェイプアップを目的とする人や、スポーツ選手や、足腰の弱った高齢者等を好ましく例示することができる。
本発明の組成物は、従来公知の方法により製造することができる。本発明の組成物を製造する際、使用する原料の形態は特に限定されず、組成物の形態に合わせて適宜選択し、使用することができる。例えば、粉や顆粒、細粒等の粉末状或いはタブレット(チュアブル)状の組成物を得る場合、(A)赤生姜と、(B)黒生姜と、(C)糖類は、これらをそのまま使用しても良いし、賦形剤、増量剤等との混合物を使用しても良い。また、カプセル状の組成物を得る場合は、水や食用油等の溶媒にあらかじめ溶解又は分散させたものを使用しても良い。
上述したとおり、本発明の一態様の組成物の利用形態は特に限定されないが、例えば、経口用組成物とすることができる。経口用組成物の形態は特に限定されず、任意の形態とすることができる。経口用組成物の形態としては、例えば、経口摂取に適した形態、具体的には液状、粉末状、粒状、顆粒状、錠状、棒状、板状、ブロック状、固形状、丸状、ペースト状、ハードカプセルやソフトカプセルのようなカプセル状、カプレット状、タブレット状、ゲル状などの各形態が挙げられるが、摂取したときの吸収性が最も良く、効果がより高く得られる粉末状や顆粒状の形態であることが好ましく、手軽に摂取できるよう、粉末や顆粒を含有するタブレット状の形態であることがより好ましい。
本発明の一態様の組成物は、容器に詰めて密封した容器詰組成物とすることができる。容器は特に限定されないが、例えば、アルミなどの金属、紙、PETやPTPなどのプラスチック、1層又は積層(ラミネート)のフィルム袋、レトルトパウチ、真空パック、アルミ容器、プラスチック容器、瓶、缶などの包装容器が挙げられる。本発明の一態様の組成物は、経時的な変質を避けるために、容器に詰めて密封した後に、加圧及び/又は加熱などにより殺菌処理したものであることが好ましい。
本発明の一態様の組成物の使用方法は特に限定されないが、例えば、本発明の一態様の組成物をそのまま、水などとともに、又は水などで希釈するなどして、飲食することにより経口摂取することができる。摂取者の好みなどに応じて、本発明の一態様の組成物と他の固体物や液状物とを混ぜて経口摂取してもよい。本発明の一態様の組成物を口腔崩壊剤形とした場合は、水なしで経口摂取することができる。
本発明の一態様の組成物は、赤生姜及び黒生姜を含有するが、これらとその他の成分とを組み合わせたものとすることができる。その他の成分としては特に限定されないが、例えば、増粘剤、光沢剤、製造用剤などをその他の成分として用いることができる。これら以外にも、種々の賦形剤、結合剤、滑沢剤、安定剤、希釈剤、増量剤、乳化剤、着色料、香料、香油などをその他の成分として用いることができる。その他の成分の含有量は、本発明の一態様の組成物の形態などに応じて適宜選択することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の課題を解決し得る限り、本発明は種々の態様をとることができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[食品組成物の官能評価]
1.飲食用組成物の製造
以下の表1に示す配合を有する食品組成物を調製した。表1のうち、数値は質量(g)を表わす。
また、被験物質として以下のものを用いた。
赤生姜としては、赤生姜根茎のエタノール抽出により得られたエキス末(市販品)を用いた。
黒生姜としては黒生姜根茎の粉砕末(市販品)を用いた。
各糖類(粉末セルロース、α化澱粉、ヒドロキシプロピルセルロース、麦芽糖、還元麦芽糖、デキストリン、還元パラチノース、トレハロース)は市販品を用いた。
2.官能評価
(1)サンプルの調製
上記表1に記載の比較例1、2及び実施例1〜19のサンプルについて、記載の質量を、水100mLと混合して各試験サンプルを得た。
(2)サンプルの評価
被験者として、健常な成人6名を無作為に選出した。これらの被験者6名に対し、下記表2の評価項目について、アンケートを実施し、官能評価を行った。具体的には、例えば、実施例1〜19、比較例1の評価は比較例2を基準(0点)として他のサンプルを比較し、それぞれ〜−7〜7点の点数をつけた。尚、刺激性とは、ショウガ科植物に特有な発熱感を伴う感覚のことを指す。
各サンプルについて、被験者の点数の平均点を算出し、基準としたサンプル(比較例2)との差を算出した。結果を図1のグラフに示す。
(3)考察
それぞれの比較例、実施例について、嗜好性の評価結果を考察した。
図1に示すように、赤生姜のみを含有する比較例1は、黒生姜のみを含有する比較例2と比べて、いずれの項目も低い値であった。また、赤生姜に黒生姜を組み合わせた実施例1〜3は、比較例1と比べて改善された。特に、飲んでいる時の辛み、ショウガに特有の刺激性、酸味、苦味で高い評価となり、呈味の改善された組成物が得られることがわかった。
更に、赤生姜、黒生姜と、いずれかの糖類を含有する実施例4〜19は、実施例1〜3の組成物と比較しても、いずれの項目も優れたものであった。特に、飲んでいる時の香り、辛み、刺激性で高い評価となり、嗜好性に優れた組成物が得られることがわかった。これら3成分を配合することで、より一層呈味の改善された組成物が得られることがわかった。
以上の結果より、(A)赤生姜を単独で用いた組成物(組成物I)は、赤生姜の強い匂いや辛みを有し、単独では嗜好性が悪いものであった。(A)赤生姜と、(B)黒生姜を含有する組成物(組成物II)は、組成物Iと比較すると、赤生姜の有する強い匂いや味について改善が見られた。更に、(A)赤生姜、(B)黒生姜と、(C)糖類を含有する本発明の組成物(組成物III)は、組成物IやIIと比較して、赤生姜の有する強い匂いや味を効果的に改善することができ、更に呈味の改善された組成物となることがわかった。
[線維芽細胞を用いた脂肪分化抑制作用の評価]
(1)細胞培養(脂肪細胞への分化誘導方法)
37℃、5%COインキュベーター内で、75cmフラスコを用いて、マウス線維芽細胞株(3T3−L1)を10%(V/V)FBS含有DMEMにより培養した。トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cmフラスコからコラーゲンコートした96ウェルプレートの各ウェルに2×10cells/wellの細胞密度で播種した。37℃、5%COインキュベーター内でコンフルエントになるまで培養した。コンフルエントになってから3日後に、分化誘導培地にて調製した被験物質含有サンプルを添加し5日間培養した。このとき2〜3日置きに分化維持培地で調製した被験物質含有サンプルに交換した。分化未誘導のものは、被験物質含有サンプルにDimethyl sulfoxideの濃度を揃えた10%(V/V)FBS含有DMEMで培養した。
なお、分化誘導培地は、10%(V/V)FBS含有DMEMに、3−イソブチル−1−メチルキサンチン(3−isobutyl−1−methylxanthine)が0.5mM、デキサメタゾン(Dexamethasone)が0.5μM、インスリン(Insulin)が10μg/mLとなるように調製したものを用いた。また、分化維持培地は、10%(V/V)FBS含有DMEMにヒトインスリン溶液(Insulin solution human)が10μg/mLとなるように調製したものを用いた。
また、被験物質として以下のものを用いた。
赤生姜として、赤生姜根茎のエタノール抽出により得られたエキス末(市販品)を用いた。
黒生姜として、黒生姜根茎のチップ(市販品)のエタノール抽出により得られたエキス末を用いた。
還元パラチノース、トレハロースとして、市販品を用いた。
尚、黒生姜のエタノールエキス末は、黒生姜チップ(市販品)と60%(V/V)エタノールを混合し、室温で24時間静置した後、減圧濾過・減圧濃縮の工程を経て得られたエキスを凍結乾燥により粉末化したものを用いた。
下記表3に記載の比較例3〜6及び実施例20〜26のサンプルについて、記載の濃度となるよう(A)〜(C)を混合し、各試験サンプルを得た。濃度単位は、μg/mLである。
(2)細胞内脂肪滴の染色
培養後の細胞に、サンプル100μLと等量の10%ホルマリン溶液を添加し、遮光して10分間室温で静置した。ホルマリン液を除去し、新たに10%ホルマリン溶液を100μL/wellで細胞に添加し、遮光して10分間室温で静置し、細胞を固定した。ホルマリン溶液を除去し、PBSにて2回洗浄した。60%イソプロパノール−オイルレッド溶液を50μL/wellで細胞とブランクウェルに添加し、遮光して30分間室温で静置して脂肪滴を染色した。染色液を除去し、60%イソプロパノールを150μL/well添加した。60%イソプロパノールを除去し、PBSで1回洗浄した。100%イソプロパノールを細胞とブランクウェルに50μL/well添加し、10分間ほど振とうして染色液を抽出した。染色液が抽出されたイソプロパノール液の520、650nm(濁度)における吸光度を測定した。
(3)たんぱく質定量方法
イソプロパノール液を1日間、室温に静置して完全にプレート内のイソプロパノールをとばした。イソプロパノール除去後、96ウェルプレートにPBSを20μL/well入れ、−80℃のフリーザーで完全に凍結するまで静置した。−80℃のフリーザーから96ウェルプレートを取り出し、室温にて完全に融解するまで静置した。プロテインアッセイBCAキットの反応溶液を160μL/wellで添加した。Standardとして、BSA終濃度が0,25,125,250,500,750,1000,2000μg/mLを用意した。プレートシェーカーにて軽く振とうした後、37℃で30分間インキュベートした。インキュベート後、室温に戻した上清を120μL/wellで採取し、別の96ウェルプレートに移した。562nmにおける吸光度を測定した。
(4)データ解析
得られたデータをもとに下記式から「% of control」を算出した。
% of control=
[Data520nm−Data650nm]/[たんぱく質濃度]×100
式中、たんぱく質濃度は、Standardの吸光度から検量線(y=Ax+B)を引き、たんぱく質濃度を算出した。また、Data520nmは、オイルレッド染色後の520nmにおける吸光度の値であり、Data650nmは、オイルレッド染色後の650nm(濁度)における吸光度の値であり、Controlは、[Data562nmの値]−[Standard0]の値である。
図2に、マウス線維芽細胞の脂肪量の評価結果を示す。数値は、%を表し、コントロールを100%とした時の相対値であり、低いほど脂肪細胞の分化が抑制されたことを示す。
図2に示すように、赤生姜及び黒生姜を用いた組成物においては、各素材単独の場合に比して、相乗的に脂肪細胞の分化が抑制された。更に、赤生姜、黒生姜、及びいずれかの糖類を用いた組成物においては、より一層相乗的に脂肪細胞の分化が抑制された。肥満は、脂肪細胞の肥大と増殖によることから、脂肪細胞の分化を抑制することにより、肥満を防止することができると考えられる。したがって、本発明の経口組成物は、抗肥満用組成物として有用である。
[筋芽細胞を用いた筋分化促進作用の評価]
(1)37℃、5%COインキュベーター内で、75cmフラスコを用いて、マウス筋芽細胞株(C2C12)を10%(V/V)FBS含有DMEMにて培養した。
(2)トリプシン処理により浮遊させた細胞を、75cmフラスコからコラーゲンコート済みの96ウェルプレートの各ウェルに2500cells/wellの細胞密度で播種した。
(3)37℃、5%COインキュベーター内で96時間前培養した。
(4)2%(V/V)HS−0.5%(V/V)DMSO含有DMEMで所定濃度に調整した被験物質含有培地を150μLずつ添加し、24時間培養した。
(5)24時間培養後、RNeasy Mini Kit(QIAGEN製)を用いてRNAを回収し、ReverTra Ace(登録商標)qPCR RT Master Mix with gDNA Remover(東洋紡製)を用いてcDNAを合成した。
(6)得られたcDNAを鋳型として、Myogenin遺伝子に対するプライマー(QIAGEN製)を用いて、QuantiNova SYBR Green PCR Kit(QIAGEN製)により定量リアルタイムPCRを行い、Myogenin遺伝子のmRNA発現量を測定した。内在性コントロールとして、Rn18sプライマー(QIAGEN製)を用いて、Rn18sのmRNA発現量を測定した。
被験物質として以下のものを用いた。
赤生姜として、赤生姜根茎のエタノール抽出により得られたエキス末(市販品)を用いた。
黒生姜として、黒生姜根茎のチップ(市販品)のエタノール抽出により得られたエキス末を用いた。
セルロース、α化澱粉、ヒドロキシプロピルセルロース、麦芽糖、還元麦芽糖、デキストリン、還元パラチノース、トレハロースとして、市販品を用いた。
尚、黒生姜のエタノール抽出により得られたエキス末は、黒生姜チップ(市販品)と60%(V/V)エタノールを混合し、室温で24時間静置した後、減圧濾過・減圧濃縮の工程を経て得られたエキスを凍結乾燥により粉末化したものを用いた。
下記表4に記載の比較例7〜10及び実施例27〜35のサンプルについて、記載の濃度となるよう(A)〜(C)を混合し、各試験サンプルを得た。濃度単位は、μg/mLである。
図3に、Myogenin遺伝子のmRNA発現量の測定結果を示す。Myogenin遺伝子は、筋芽細胞が筋細胞に分化する際に働く遺伝子であり、Myogenin遺伝子のmRNA発現量は、筋細胞の分化の指標となる。数値は、高いほどMyogenin遺伝子のmRNA発現量が多いことを示す。
図3に示すように赤生姜及び黒生姜を用いた組成物においては、各素材単独の場合に比して、相乗的に多いMyogenin遺伝子のmRNA発現量を示した。更に、赤生姜、黒生姜、及びいずれかの糖類を用いた組成物においては、より一層相乗的に多いMyogenin遺伝子のmRNA発現量を示した。これらの結果より、本発明の組成物は、骨格筋における筋芽細胞から筋細胞への分化を効果的に促進させ、骨格筋をより有効に増強することができると考えられる。従って、本発明の経口組成物は、筋肉増強用組成物として有用である。
本発明によれば、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、赤生姜の強い辛味や刺激性が改善され、更に、黒生姜に加えて糖類を組み合わせることにより、その効果は増強できることから、日常的な摂取を容易にする。また、本発明によれば、赤生姜と黒生姜を組み合わせることで、抗肥満作用及び筋肉増強作用が期待できる。

Claims (7)

  1. (A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する食品組成物。
  2. さらに、(C)糖類を含有する請求項1に記載の食品組成物。
  3. (A)赤生姜と(B)黒生姜を1:0.1〜10の比率で含有する請求項1〜2のいずれかに記載の食品組成物。
  4. (A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する筋肉増強用組成物。
  5. さらに、(C)糖類を含有する請求項4に記載の筋肉増強用組成物。
  6. (A)赤生姜と(B)黒生姜を含有する抗肥満用組成物。
  7. さらに、(C)糖類を含有する請求項6に記載の抗肥満用組成物。
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