JP2019007367A - 熱エネルギー回収装置および熱エネルギー回収方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】造水器での造水能力を確保することができる熱エネルギー回収装置を提供する。【解決手段】熱エネルギー回収装置4は、エンジン2を冷却したエンジン冷却水と海水との間で熱交換させることにより海水bから水蒸気を発生させる造水器10と、作動媒体が循環する作動媒体循環流路13と、作動媒体循環流路13に設けられ、造水器10から発生した前記水蒸気と前記作動媒体とを熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発させ、または蒸気状の前記作動媒体を過熱状態にする第1加熱器15と、第1加熱器15により加熱された蒸気状の前記作動媒体のエネルギーにより駆動されるエネルギー回収機16と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、船舶などのエンジンから発生した排熱を回収する熱エネルギー回収装置に関連する。
船舶などのエンジンから発生した排熱を回収する熱エネルギー回収装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1の熱エネルギー回収装置60は、図4に示すように、エンジン冷却水循環流路61と、エンジン冷却水循環流路61に設けられ、エンジン74で加熱されたエンジン冷却水の熱により海水を蒸発させて水を生成する造水器75と、エンジン冷却水循環流路61において造水器75の上流側および下流側にそれぞれ設けられ、前記エンジン冷却水の熱を回収するための第1及び第2排熱回収流路62、63と、を備える。第1及び第2排熱回収流路62、63には、それぞれ排熱回収発電装置が接続されている。
このように、特許文献1の熱エネルギー回収装置では、エンジン74で加熱された前記エンジン冷却水の熱は、第1排熱回収流路62と造水器75と第2排熱回収流路63とにおいて回収されている。
上記熱エネルギー回収装置60では、前記エンジン冷却水の熱の一部は、造水器75で回収される前に第1排熱回収流路62によって回収される。このため、上記熱エネルギー回収装置60では、造水器75で利用される前記エンジン冷却水の熱が少なくなるため、造水器75での造水能力が低くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の課題に基づいてなされたものであり、その目的は、造水器での造水能力を確保することができる熱エネルギー回収装置を提供することである。
本発明に係る熱エネルギー回収装置は、エンジンを冷却したエンジン冷却水と海水との間で熱交換させることにより前記海水から水蒸気を発生させる造水器と、作動媒体が循環する作動媒体循環流路と、前記作動媒体循環流路に設けられ、前記造水器から発生した前記水蒸気と前記作動媒体とを熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発させ、または蒸気状の前記作動媒体を過熱状態にする第1加熱器と、前記第1加熱器により加熱された蒸気状の前記作動媒体のエネルギーにより駆動されるエネルギー回収機と、を備える。
この構成によれば、前記造水器から発生した前記水蒸気と前記作動媒体とを熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発させ、または蒸気状の前記作動媒体を過熱状態にする第1加熱器を備えるので、前記エンジン冷却水の熱は、前記造水器の上流側で回収されることなく前記造水器で利用される。そのため、前記エンジンで発生した排熱を前記造水器で十分に回収することができる。したがって、前記造水器での造水能力を確保することが可能になる。しかも、前記エンジン冷却水からではなく、前記造水器で生成された前記水蒸気から熱を回収するので、前記水蒸気を冷やして水にするために別途必要なエネルギーを節約することができる。
上記構成において、前記造水器は、前記エンジン冷却水が流れる伝熱管を有してもよい。前記伝熱管は、前記海水と接触し、前記エンジン冷却水と前記海水との間で熱交換させることにより前記海水を蒸発させる蒸発部と、前記海水から蒸発した前記水蒸気と接触し、前記エンジン冷却水と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記水蒸気を過熱する過熱部と、を有してもよい。
この構成によれば、前記伝熱管は、前記海水から蒸発した前記水蒸気と接触し、前記エンジン冷却水と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記水蒸気を過熱する過熱部を有するので、前記造水器内の前記水蒸気は沸点以上の温度になる。そのため、前記造水器から流出する前記水蒸気は、より多くの熱エネルギーを持つようになるため、前記造水器においてより多くの熱エネルギーが回収されるようになる。
上記構成において、前記造水器の中の圧力を減少させる真空ポンプを更に備えてもよい。
この構成によれば、前記造水器の中の圧力を低くすることができるので、前記海水の蒸発を促進させることができる。そのため、前記造水器で作られる前記水蒸気量を増やすことができる。
上記構成において、前記作動媒体循環流路において前記第1加熱器の上流側に設けられた第2加熱器を更に備えてもよい。前記第2加熱器は、前記造水器を通過した前記エンジン冷却水と前記作動媒体との間で熱交換させることにより前記作動媒体を予熱または蒸発させてもよい。
この構成によれば、前記第2加熱器は、前記造水器を通過した前記エンジン冷却水と前記作動媒体との間で熱交換させることにより前記作動媒体を予熱または蒸発させるので、前記造水器を通過した前記エンジン冷却水からも熱が回収されるようになる。そのため、エンジンから発生した排熱はより多く回収されるようになる。しかも、前記造水器を通過した前記エンジン冷却水の熱は、前記第2加熱器において前記作動媒体を予熱または蒸発させるために使用されるので、前記エンジン冷却水を冷却するために別途必要なエネルギーを節約することができる。
本発明に係る熱エネルギー回収方法は、エンジンを冷却したエンジン冷却水と海水との間で熱交換させることにより前記海水から水蒸気を発生させる造水工程と、作動媒体循環流路を循環する作動媒体と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発または過熱する加熱工程と、前記作動媒体のエネルギーによってエネルギー回収機を駆動することにより前記エネルギーを回収するエネルギー回収工程と、を備える。
この構成によれば、循環流路を循環する作動媒体と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発または過熱する加熱工程を備えるので、前記エンジン冷却水の熱は、前記造水器の上流側から回収することなく前記造水器で利用される。そのため、前記エンジンで発生した排熱を前記造水器で十分に回収することができる。したがって、前記造水器での造水能力を確保することが可能になる。しかも、前記エンジン冷却水からではなく、前記水蒸気から熱を回収するので、前記水蒸気を冷やして水にするエネルギーを節約することができる。
本発明によれば、前記造水器での造水能力を確保することが可能になるとともに、前記水蒸気を冷やして水にするエネルギーを節約することができる。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の各実施形態に係る熱エネルギー回収装置を説明するために必要となる主要な構成要素を簡略化して示したものである。したがって、本発明の各実施形態に係る熱エネルギー回収装置は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成要素を備え得る。
(第1の実施形態)
図1は、例示的な熱エネルギー回収装置をエンジン冷却回路に適用した熱エネルギー回収システムの概略構成図である。図1に示すように、熱エネルギー回収システム1は、エンジン2で発生した排熱を回収するものである。具体的には、熱エネルギー回収システム1は、エンジン2を冷却するエンジン冷却水が循環するエンジン冷却回路3と、エンジン冷却回路3に設置され、前記エンジン冷却水の熱を回収する熱エネルギー回収装置4と、熱エネルギー回収装置4で回収されなかった熱を排熱する排熱装置5と、を備える。エンジン冷却回路3と熱エネルギー回収装置4と排熱装置5とは、ともに船舶に搭載されている。
図1は、例示的な熱エネルギー回収装置をエンジン冷却回路に適用した熱エネルギー回収システムの概略構成図である。図1に示すように、熱エネルギー回収システム1は、エンジン2で発生した排熱を回収するものである。具体的には、熱エネルギー回収システム1は、エンジン2を冷却するエンジン冷却水が循環するエンジン冷却回路3と、エンジン冷却回路3に設置され、前記エンジン冷却水の熱を回収する熱エネルギー回収装置4と、熱エネルギー回収装置4で回収されなかった熱を排熱する排熱装置5と、を備える。エンジン冷却回路3と熱エネルギー回収装置4と排熱装置5とは、ともに船舶に搭載されている。
エンジン冷却回路3は、エンジン2に接続され、前記エンジン冷却水が流れるエンジン冷却水循環流路6と、前記エンジン冷却水をエンジン冷却水循環流路6内で循環させる駆動力を発生する冷却水ポンプ7と、前記エンジン冷却水の流れ方向を切り換える三方弁8と、前記エンジン冷却水を冷却するエンジン冷却水冷却器9と、を有する。冷却水ポンプ7とエンジン2と三方弁8とエンジン冷却水冷却器9とは、この順でエンジン冷却水循環流路6に配置されている。
三方弁8は、前記エンジン冷却水をエンジン2からエンジン冷却水冷却器9へ流す方向と、エンジン2から熱エネルギー回収装置4へ流す方向と、の間で前記エンジン冷却水の流れ方向を切り換えることができる。
エンジン冷却水冷却器9は、エンジン冷却水循環流路6に接続され、前記エンジン冷却水が流れる高温側伝熱管9aと、前記冷却水が流れる低温側伝熱管9bと、を有する。エンジン冷却水冷却器9では、高温側伝熱管9aを流れる前記エンジン冷却水から低温側伝熱管9bを流れる前記冷却水に熱が伝達されることにより、前記エンジン冷却水が冷却される。エンジン冷却水冷却器9で冷却された前記エンジン冷却水によりエンジン2が冷却される。
熱エネルギー回収装置4は、造水器10と、海水ポンプ11、真空ポンプ12と、流入側温度計42と、流出側温度計43と、制御部44と、バイナリー発電システム45と、を有する。
造水器10は、海水から真水を取り出すものである。造水器10は、内部に海水bを貯める容器18と、容器18内に設置され、エンジン冷却回路3のエンジン冷却水循環流路6から分岐する第1及び第2分岐流路41a、41bに接続された伝熱管19と、を有する。伝熱管19は、容器18内に貯められた海水bと接触し、前記エンジン冷却水と容器18内の海水bとの間で熱交換させることにより海水bを蒸発させる蒸発部19aと、容器18内の海水bから蒸発した水蒸気と接触し、前記エンジン冷却水と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記水蒸気を過熱する過熱部19bと、を有する。過熱部19bは、エンジン冷却回路3の三方弁8に接続された第1分岐流路41aに接続されている。蒸発部19aは、エンジン冷却回路3の三方弁8の下流側であって、エンジン冷却水冷却器9の上流側に接続された第2分岐流路41bに接続されている。これにより、前記エンジン冷却水は、エンジン冷却水循環流路6から第1分岐流路41aを流れて造水器10の伝熱管19の過熱部19bに流入し、伝熱管19の蒸発部19aから第2分岐流路41bに流出してエンジン冷却水循環流路6へ戻る。
海水ポンプ11は、造水器10の容器18内に海水を移送するものであり、海水を容器18内に移送する流量を調節することができる。
真空ポンプ12は、造水器10の容器18内で生成された前記水蒸気を容器18内から第1加熱器15に移送するための水蒸気流出路46に設置されている。真空ポンプ12は、100℃よりも低い温度で海水bを沸騰させるために、造水器10の容器18内の空気を吸い出して容器18内の圧力を減少させる。尚、真空ポンプ12は、造水器10の容器18の上端に直接接続されてもよい。
流入側温度計42は、第1分岐流路41aから造水器10に流入する前記エンジン冷却水の温度T1を計測するものである。流入側温度計42は、第1分岐流路41aにおいて前記エンジン冷却水が造水器10に流入する流入口近傍に設置されている。流入側温度計42は、計測された前記エンジン冷却水の温度T1に応じた電気信号を制御部44に送信する。
流出側温度計43は、造水器10から流出した前記水蒸気の温度T2を計測するものである。流出側温度計43は、水蒸気流出路46において造水器10から前記水蒸気が流出する流出口近傍に設置されている。流出側温度計43は、計測された前記水蒸気の温度T2に応じた電気信号を制御部44に送信する。尚、流出側温度計43は、造水器10の容器18の上端部に設置されてもよい。
制御部44は、流入側温度計42で計測された前記エンジン冷却水の温度T1と流出側温度計43で計測された前記水蒸気の温度T2とに基づいて、温度T1と温度T2の温度差ΔTを算出し、温度差ΔTが予め設定された設定範囲Tr内になるように海水ポンプ11に指令cを出すように構成されている。
尚、制御部44は、流出側温度計43により計測された温度T2のみに基づいて海水ポンプ11を制御するようにしてもよい。この場合、制御部44は、流出側温度計43により計測された温度T2が予め設定された設定温度よりも低くなったときに、造水器10の容器18内に移送される海水bの流量が少なくなるように海水ポンプ11に指令cを出すように構成される。
バイナリー発電システムは、作動媒体循環流路13と、作動媒体ポンプ14と、第1加熱器15と、エネルギー回収機16と、凝縮器17と、を有する。
作動媒体循環流路13は、造水器10で生成された前記水蒸気と熱交換する作動媒体が循環する流路である。作動媒体は、例えば、代替フロンやアンモニアを使用することができるが、これらに限定されない。作動媒体は、水よりも沸点が小さいものであればいずれのものでもよい。
作動媒体ポンプ14は、作動媒体循環流路13に設けられ、前記作動媒体を作動媒体循環流路13内で循環させる。
第1加熱器15は、作動媒体循環流路13において、作動媒体ポンプ14の下流側に設けられている。第1加熱器15は、水蒸気流出路46に接続され、造水器10の容器18内の海水bから蒸発した前記水蒸気が流れる高温側伝熱部15aと、作動媒体循環流路13に接続され、前記作動媒体が流れる低温側伝熱部15bと、を有する。したがって、第1加熱器15では、高温側伝熱部15aを流れる前記水蒸気から低温側伝熱部15bを流れる前記作動媒体へ熱が伝達され、前記作動媒体が蒸発する。すなわち、本実施形態では、第1加熱器15は、蒸発器として用いられる。
エネルギー回収機16は、作動媒体循環流路13の第1加熱器15の下流側に設けられている。エネルギー回収機16は、前記作動媒体が前記水蒸気から得た熱エネルギーを電気エネルギーとして回収する。具体的には、エネルギー回収機16は、第1加熱器15において蒸発した前記作動媒体を膨張させる膨張機20と、膨張機20に接続された発電機21と、を有する。膨張機20は、前記作動媒体の蒸気の膨張エネルギーにより回転駆動される。発電機21は、膨張機20の回転動力により駆動されて電気を生み出す。これにより、前記作動媒体から熱エネルギーが回収される。尚、エネルギー回収機16は、膨張機20に接続される発電機21に代えて圧縮機等の、膨張機20の回転動力により駆動される機器を用いてもよい。
凝縮器17は、作動媒体循環流路13のエネルギー回収機16の下流側に設けられている。凝縮器17は、作動媒体循環流路13に接続され、前記作動媒体が流れる高温側伝熱部17aと、前記冷却水が流れる低温側伝熱部17bと、を有する。凝縮器17は、高温側伝熱部17aを流れる前記作動媒体から低温側伝熱部17bを流れる前記冷却水へ熱を伝達して前記作動媒体を液化させる。
排熱装置5は、第1加熱器15で前記作動媒体と熱交換した前記水蒸気が流れる高温側伝熱部5aと、海水等の冷却水が流れる低温側伝熱部5bと、を有する。排熱装置5では、高温側伝熱部5aを流れる前記水蒸気から低温側伝熱部5bを流れる前記冷却水へ熱が伝達されて前記水蒸気が液化して水になる。排熱装置5で生成された水は、船舶において飲料水やシャワーの水等に利用され、水を貯留するための貯水タンク(図示省略)に貯められる。
次に、上記のように構成された熱エネルギー回収装置4を利用して、エンジン2で発生した排熱を回収する熱エネルギー回収方法を説明する。熱エネルギー回収方法では、造水工程と加熱工程とエネルギー回収工程とが同時に行われる。尚、造水器10で生成され、飲料水やシャワーの水等に利用される水を貯留するための貯水タンク(図示せず)内の水位が所定の水位に達している場合には、これらの工程は行われず、エンジン2で発生した排熱は熱エネルギー回収装置4では回収されない。この場合、前記エンジン冷却水がエンジン冷却水循環流路6を循環してエンジン冷却水冷却器9で排熱するエンジン冷却工程が行われる。具体的には、エンジン冷却工程では、前記エンジン冷却水がエンジン2からエンジン冷却水冷却器9へ流れる方向へ三方弁8の流路が調節されるとともに、冷却水ポンプ7が作動される。このとき、前記エンジン冷却水は、エンジン2を通過することによりエンジン2を冷却するとともに、エンジン2によって加熱される。エンジン2よって加熱された前記エンジン冷却水は、エンジン冷却水冷却器9で前記冷却水と熱交換することにより冷却される。エンジン冷却水冷却器9で冷却された前記エンジン冷却水は、再びエンジン2を通過することにより、エンジン2を冷却するとともに、エンジン2によって加熱される。貯水タンク内の水位が所定の水位に達している間、このようなサイクルが行われる。一方、貯水タンク内の水位が所定の水位に未満になると、造水工程が行われる。
造水工程は、エンジン2を冷却した前記エンジン冷却水と海水bとの間で熱交換させることにより海水bから水蒸気を発生させる工程である。具体的には、まず、前記エンジン冷却水がエンジン冷却水循環流路6から第1分岐流路41aに流れる方向に三方弁8の流路が切り替えられるとともに、海水ポンプ11、真空ポンプ12、および、作動媒体ポンプ14が作動される。エンジン冷却水循環流路6から第1分岐流路41aに流入した前記エンジン冷却水は、造水器10の伝熱管19に流入する。
伝熱管19に流入した前記エンジン冷却水は、容器18内を上から下に向かって流れる。このとき、前記エンジン冷却水は、造水器10の容器18内の海水bと海水bから蒸発した水蒸気との間で熱交換する。具体的には、容器18内の下側では、前記エンジン冷却水は、伝熱管19の蒸発部18aにおいて容器18内の海水bとの間で熱交換する。これにより、容器18内の海水bが沸騰して海水bから水蒸気が発生する。容器18内の上側では、前記エンジン冷却水は、伝熱管19の過熱部19bにおいて容器18内の前記水蒸気との間で熱交換する。これにより、容器18内の前記水蒸気は、前記エンジン冷却水によって過熱される。
伝熱管19の蒸発部19aで海水bと熱交換した前記エンジン冷却水は、造水器10から第2分岐流路41bに流出してエンジン冷却水循環流路6に戻り、エンジン冷却水冷却器9で冷却される。エンジン冷却水冷却器9で冷却された前記エンジン冷却水は、エンジン2を通過することによりエンジン2を冷却するとともに、エンジン2によって加熱される。このようなサイクルが順次繰り返されることにより、前記エンジン冷却水の熱エネルギーが造水器10で前記水蒸気の熱エネルギーに変換されて回収される。
一方、造水器10で発生した前記水蒸気は、造水器10から水蒸気流出路46を通って第1加熱器15の高温側伝熱部15aへ流入する。
造水工程では、流入側温度計42により計測された前記エンジン冷却水の温度T1と、流出側温度計43により計測された前記水蒸気の温度T2と、の温度差ΔTが予め設定された設定範囲Tr内になるように、海水ポンプ11が制御部44により制御される。具体的には、制御部44は、図2に示すステップS1〜S4を行う。以下、ステップS1〜S4が説明される。
ステップS1では、制御部44は、流入側温度計42および流出側温度計43から前記電気信号を受信する。
ステップS2では、制御部44は、流入側温度計42および流出側温度計43から受信した前記電気信号に基づいて、流入側温度計42により計測された前記エンジン冷却水の温度T1と、流出側温度計43により計測された前記水蒸気の温度T2と、の温度差ΔTを算出し、温度差ΔTが予め設定された設定範囲Tr内にあるかを判断する。制御部44は、温度差ΔTが予め設定された設定範囲Tr内にあると判断した場合(YES)、処理をステップS1に戻す。一方、制御部44は、温度差ΔTが予め設定された設定範囲Trよりも大きいと判断した場合(NO)、処理をステップS3に進める。
ステップS3では、制御部44は、造水器10の容器18内に移送される海水bの流量が少なくなるように海水ポンプ11に指令cを出す。指令cを受けた海水ポンプ11は、海水の吐出流量が減少するように駆動量を変える。これにより、造水器10の容器18に導入されて容器18内に貯められる海水bが少なくなるので、伝熱管19の過熱部19bの面積が大きくなり、より多くの前記水蒸気が過熱されるようになる。その結果、造水器10から流出する前記水蒸気の温度T2は、高くなり、造水器10に流入する前記エンジン冷却水の温度T1に近づくことになる。
ステップS4では、前記貯水タンク内の水位を検出するセンサ(図示せず)から、貯水タンク内の水が所定の水位に達したことを示す電気信号を受信すると(YES)、処理を終了する。一方、制御部44は、貯水タンク内の水が所定の水位に達したことを示す電気信号を受信しない場合(NO)、処理をステップ1に戻す。以上のようにして、造水工程が行われる。
造水器10で発生した水蒸気は、第1加熱器15に導入される。第1加熱器15では、作動媒体循環流路13を循環する前記作動媒体と造水器19で生成された前記水蒸気との間で熱交換させて前記作動媒体を蒸発させる(加熱工程)。具体的には、加熱工程では、第1加熱器の高温側伝熱部15aを流れる前記水蒸気から低温側伝熱部15bを流れる前記作動媒体に熱が伝達されて前記作動媒体が蒸発する。
第1加熱器15によって加熱された蒸気状の前記作動媒体は、エネルギー回収機16を駆動することによりエネルギーが回収される(エネルギー回収工程)。具体的には、第1加熱器15において蒸発した前記作動媒体は、第1加熱器15から流出して膨張機20へ流入する。膨張機20では、前記作動媒体の蒸気が膨張し、これによって発電機21が駆動される。これにより、前記作動媒体の熱エネルギーが発電機21で回収される。
エネルギー回収機16で前記作動媒体から熱エネルギーが回収されると、前記作動媒体は、凝縮器17の高温側伝熱部17aに流入する。凝縮器17の高温側伝熱部17aに流入した前記作動媒体は、低温側伝熱部17bを流れる海水等の冷却水と熱交換することにより液化される。凝縮器17で液化された前記作動媒体は、作動媒体ポンプ14から吐出され、再び第1加熱器15に流入する。このようなサイクルが順次繰り返されることにより、前記作動媒体の熱エネルギーがエネルギー回収機16で回収される。
第1の実施形態の熱エネルギー回収装置4は、造水器10から発生した前記水蒸気と前記作動媒体とを熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発させる第1加熱器15を備えるので、前記エンジン冷却水の熱は、造水器10の上流側で回収されることなく造水器10で利用される。そのため、熱エネルギー回収装置4は、エンジン2で発生した排熱を造水器10で十分に回収することができる。したがって、造水器10での造水能力を確保することが可能になる。しかも、熱エネルギー回収装置4は、前記エンジン冷却水からではなく、造水器10で生成された前記水蒸気から熱を回収するので、前記水蒸気を冷やして水にするために別途必要なエネルギーを節約することができる。
第1の実施形態の熱エネルギー回収装置4によれば、造水器10の伝熱管19は、造水器10の容器18内の海水bから蒸発した前記水蒸気と接触し、前記エンジン冷却水と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記水蒸気を過熱する過熱部19bを有するので、造水器10の容器18内の前記水蒸気は沸点以上の温度になる。そのため、造水器10から流出する前記水蒸気は、より多くの熱エネルギーを持つので、造水器10においてより多くの熱エネルギーが回収される。
(第2の実施形態)
次に、図3を参照し、本発明の第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31をエンジン冷却回路3に適用した熱エネルギー回収システム32について説明する。第2の実施形態の熱エネルギー回収システム32は、第1の実施形態の熱エネルギー回収システム1と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付して、その説明を簡略化する。
次に、図3を参照し、本発明の第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31をエンジン冷却回路3に適用した熱エネルギー回収システム32について説明する。第2の実施形態の熱エネルギー回収システム32は、第1の実施形態の熱エネルギー回収システム1と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付して、その説明を簡略化する。
第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31は、造水器10と、海水ポンプ11、真空ポンプ12と、作動媒体循環流路13と、作動媒体ポンプ14と、第1加熱器15と、エネルギー回収機16と、凝縮器17と、を有する。第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31は、更に第2加熱器33を備える。
第2加熱器33は、作動媒体循環流路13の第1加熱器15の上流側であって、凝縮器17の下流側に配置されている。第2加熱器33は、凝縮器17で液化された前記作動媒体を蒸発器である第1加熱器15で蒸発させる前に予熱するものである。第2加熱器33は、前記エンジン冷却水が流れる高温側伝熱部33aと、前記作動媒体が流れる低温側伝熱部33bと、を有する。第2加熱器33の高温側伝熱部33aは、エンジン冷却水循環流路6において、第2分岐流路41bがエンジン冷却水循環流路6に接続される接続点dとエンジン冷却水冷却器9との間に配置された三方弁34に接続された第3分岐流路47aに接続されている。第2加熱器33の低温側伝熱部33bは、エンジン冷却水循環流路6において、三方弁34とエンジン冷却水循環流路6との間に接続された第4分岐流路47bに接続されている。これにより、前記エンジン冷却水は、造水器10で容器18内の海水bと熱交換してエンジン冷却水循環流路6に戻った後、第3分岐流路47aを通って第2加熱器33の高温側伝熱部33aに流入し、第4分岐流路47bを経てエンジン冷却水循環流路6に戻る。このとき、第2加熱器33では、高温側伝熱部33aを流れる前記エンジン冷却水から低温側伝熱部33bを流れる前記作動媒体へ熱が伝達され、前記作動媒体が予熱される。第2加熱器33で予熱された前記作動媒体は、第1加熱器15において更に加熱されて蒸発する。
第2加熱器33において前記作動媒体と熱交換した前記エンジン冷却水は、第4分岐流路47bを流れてエンジン冷却水循環流路6に戻り、エンジン冷却水冷却器9で冷却される。
第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31は、造水器10を通過した前記エンジン冷却水と前記作動媒体との間で熱交換させることにより前記作動媒体を予熱させる第2加熱器33を備えるので、造水器10を通過した前記エンジン冷却水からも熱が回収される。そのため、第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31は、エンジン2から発生した排熱をより多く回収することができる。しかも、第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31は、造水器10を通過した前記エンジン冷却水の熱が第2加熱器33において前記作動媒体を予熱させるために使用されるので、前記エンジン冷却水を冷却するために別途必要なエネルギーを節約することができる。
以上に説明した熱エネルギー回収装置4、31は、本発明の一実施形態であり、その具体的構成については、適宜変更可能である。以下、変形例の熱エネルギー回収装置について説明する。
第2の実施形態の熱エネルギー回収装置31では、第2加熱器33は、高温側伝熱部33aを流れる前記エンジン冷却水と低温側伝熱部33bを流れる前記作動媒体との間で熱交換させることにより、前記作動媒体を蒸発させる前に予熱するように機能させたが、これに限られない。第2加熱器33は、蒸発器とし、前記作動媒体を蒸発させてもよい。この場合、第1加熱器15は、第2加熱器33で蒸発した前記作動媒体と造水器10で生成された水蒸気との間で熱交換させることにより、前記作動媒体を過熱状態にする過熱器として機能させてもよい。このようにすると、前記作動媒体の蒸気を沸点以上の温度にすることができるため、前記作動媒体の蒸気により多くの熱エネルギーを持たせることができる。そのため、変形例の熱エネルギー回収装置は、エネルギー回収機16でより多くの熱エネルギーを前記作動媒体から回収することができる。
2 エンジン
4 熱エネルギー回収装置
10 造水器
12 真空ポンプ
13 作動媒体循環流路
15 第1加熱器
16 エネルギー回収機
19 伝熱管
19a 蒸発部
19b 過熱部
33 第2加熱器
4 熱エネルギー回収装置
10 造水器
12 真空ポンプ
13 作動媒体循環流路
15 第1加熱器
16 エネルギー回収機
19 伝熱管
19a 蒸発部
19b 過熱部
33 第2加熱器
Claims (5)
- エンジンを冷却したエンジン冷却水と海水との間で熱交換させることにより前記海水から水蒸気を発生させる造水器と、
作動媒体が循環する作動媒体循環流路と、
前記作動媒体循環流路に設けられ、前記造水器から発生した前記水蒸気と前記作動媒体とを熱交換させることにより前記作動媒体を蒸発させ、または蒸気状の前記作動媒体を過熱状態にする第1加熱器と、
前記第1加熱器により加熱された蒸気状の前記作動媒体のエネルギーにより駆動されるエネルギー回収機と、を備える
熱エネルギー回収装置。 - 前記造水器は、前記エンジン冷却水が流れる伝熱管を有し、
前記伝熱管は、
前記海水と接触し、前記エンジン冷却水と前記海水との間で熱交換させることにより前記海水を蒸発させる蒸発部と、
前記海水から蒸発した前記水蒸気と接触し、前記エンジン冷却水と前記水蒸気との間で熱交換させることにより前記水蒸気を過熱する過熱部と、を有する
請求項1に記載の熱エネルギー回収装置。 - 前記造水器の中の圧力を減少させる真空ポンプを更に備える請求項1又は2に記載の熱エネルギー回収装置。
- 前記作動媒体循環流路において前記第1加熱器の上流側に設けられた第2加熱器を更に備え、
前記第2加熱器は、前記造水器を通過した前記エンジン冷却水と前記作動媒体との間で熱交換させることにより前記作動媒体を予熱または蒸発させる
請求項1乃至3に記載の熱エネルギー回収装置。 - エンジンを冷却したエンジン冷却水と海水との間で熱交換させることにより前記海水から水蒸気を発生させる造水工程と、
第1加熱器により、作動媒体循環流路を循環する作動媒体と前記水蒸気との間で熱交換させて前記作動媒体を蒸発させ、または蒸気状の前記作動媒体を過熱状態にする加熱工程と、
前記第1加熱器によって加熱された蒸気状の前記作動媒体のエネルギーによってエネルギー回収機を駆動することにより前記エネルギーを回収するエネルギー回収工程と、を備える
熱エネルギー回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017121276A JP2019007367A (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | 熱エネルギー回収装置および熱エネルギー回収方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113879507A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-04 | 大连中远海运川崎船舶工程有限公司 | 一种利用余热作为热源的船舶供热装置 |
CN114655170A (zh) * | 2020-12-23 | 2022-06-24 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 制动盘、车辆制动系统以及车辆 |
-
2017
- 2017-06-21 JP JP2017121276A patent/JP2019007367A/ja not_active Withdrawn
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CN113879507B (zh) * | 2021-10-22 | 2023-10-03 | 大连中远海运川崎船舶工程有限公司 | 一种利用余热作为热源的船舶供热装置 |
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