JP2018202998A - Lock device of vehicle seat - Google Patents
Lock device of vehicle seat Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018202998A JP2018202998A JP2017109943A JP2017109943A JP2018202998A JP 2018202998 A JP2018202998 A JP 2018202998A JP 2017109943 A JP2017109943 A JP 2017109943A JP 2017109943 A JP2017109943 A JP 2017109943A JP 2018202998 A JP2018202998 A JP 2018202998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locked
- upper jaw
- jaw member
- hook
- lower jaw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
本発明は、乗物用シートのロック装置に関し、詳しくは、乗物用シートのシートクッションを乗物室内のフロア側に保持するために用いられるロック装置に関する。 The present invention relates to a vehicle seat lock device, and more particularly to a lock device used for holding a seat cushion of a vehicle seat on a floor side in a vehicle compartment.
この種の乗物用シートでは、乗物室内のスペースを有効に活用する観点などから、座面となるシートクッションを、その後部側を基点として上方に跳ね上げたチップアップ姿勢とすることがある。このようにシートクッションをチップアップ姿勢とすることで、空いたフロアスペースに車いすなどの部材を配置することができる。そしてシートクッションを下方に倒して元の姿勢に戻す際に、このシートクッションの裏側に設けてある被ロック部を、フロア側に固定されているロック装置に保持しておく。 In this type of vehicle seat, from the viewpoint of effectively using the space in the vehicle interior, the seat cushion serving as a seating surface may be in a tip-up posture in which the seat cushion is flipped upward from the rear side as a base point. Thus, by setting the seat cushion to the tip-up posture, a member such as a wheelchair can be disposed in the vacant floor space. When the seat cushion is tilted downward and returned to its original posture, the locked portion provided on the back side of the seat cushion is held by a lock device fixed to the floor side.
例えば特許文献1に開示のイナーシャロック装置は、シートクッション裏面で左右方向に延びているパイプ状の被ロック部を保持することができる。このイナーシャロック装置は、フロア側に固定されている受け台と、被ロック部を受け入れる受け口と、受け口から抜け出ようとする被ロック部に係止されるラッチとを有している。受け口は、受け台上に固定された左右方向に長尺な断面U字状の板材であり、前方側に被ロック部を挿入可能な開口が設けられている。またラッチは、受け台に固定されて左右方向に延びる軸部の軸線周りに回転可能に取付けられている平板材である。このラッチの前縁は、側面視でC字状をなすように湾曲しており、上端と下端とが相対的に前方に突出している。そこでラッチを、後方に傾けた状態として軸部の軸線周りに回転可能に取付けて、ラッチ前縁の下端を受け口に対してやや上方に突出して配置させておく。そしてシートクッションを下方に倒して元の姿勢に戻すに従って、被ロック部が次第に受け口内に入り込んでいく。このとき被ロック部が、受け口内に突出しているラッチ前端の下端を押し下げることにより、ラッチが回転してラッチ前端の上端が被ロック部の上側に配置される。こうしてラッチ前端の上端を、受け口から抜け出ようとする被ロック部の上側に係止可能な位置に配置しておく。こうすることで被ロック部が受け口から抜け出ようとしてもラッチ部に係止することとなり、シートクッションを元の姿勢で安定的に保持することが可能となる。
For example, the inertia lock device disclosed in
ところで公知技術では、一枚の平板材で構成されているラッチに、本発明の上顎部に相当する上端と、本発明の下顎部に相当する下端とが設けられている。そして被ロック部がラッチに係止された状態では、被ロック部の左右方向における同位置に、ラッチの上端と下端が上下に並んだ状態で(同軸上に)配置される。このため保持状態時の被ロック部が、左右方向の一カ所でのみラッチに当接することとなり、このラッチとの係止箇所を基点に揺動等してガタつくおそれがあった。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートクッションをより安定的にフロア側に保持するロック装置を提供することにある。 By the way, in the publicly known technique, an upper end corresponding to the upper jaw part of the present invention and a lower end corresponding to the lower jaw part of the present invention are provided in a latch constituted by a single flat plate material. When the locked portion is locked by the latch, the latch is disposed at the same position in the left-right direction with the upper and lower ends of the latch aligned vertically (coaxially). For this reason, the locked portion in the holding state comes into contact with the latch only at one place in the left-right direction, and there is a risk of rattling due to rocking or the like based on the latching position with the latch. The present invention has been devised in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a lock device that more stably holds a seat cushion on the floor side.
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートのロック装置は、乗物用シートのシートクッションを乗物室内のフロア側に保持するために用いられるとともに、シートクッションの被ロック部を受け入れるフック部と、フック部から抜け出ようとする被ロック部に係止されるラッチ部と、ラッチ部が取付けられ且つフック部に隣接している軸部とを備えている。フック部は、上方視で所定の方向に延びている横断面U字状の板状部材である。またラッチ部は、フック部と同方向に延びる軸部の軸線周りに回転可能とされているとともに、フック部に入り込む被ロック部から押されて下方に回転する下顎部と、下顎部の下方への回転に伴って被ロック部の上側に係止可能な位置に回転移動する上顎部とを有している。この種の構成においては、ロック装置によって、シートクッションをより安定的にフロア側に保持しておくことが望まれる。 As means for solving the above problems, the vehicle seat locking device according to the first aspect of the present invention is used to hold the seat cushion of the vehicle seat on the floor side in the vehicle compartment, and the locked portion of the seat cushion is provided. A hook portion that receives the latch portion, a latch portion that is latched by the locked portion that is about to come out of the hook portion, and a shaft portion that is attached to the latch portion and is adjacent to the hook portion. The hook portion is a plate-like member having a U-shaped cross section that extends in a predetermined direction when viewed from above. The latch portion is rotatable around the axis of the shaft portion extending in the same direction as the hook portion, and is also pushed downward from the locked portion that enters the hook portion and rotates downward, and below the lower jaw portion. And an upper jaw part that rotates and moves to a position that can be locked on the upper side of the locked part. In this type of configuration, it is desired to hold the seat cushion on the floor side more stably by the lock device.
そこで本発明のラッチ部は、上顎部をなしている上顎部材と、下顎部をなしている下顎部材と、上顎部材と下顎部材とを固定している固定部とを有している。そして上顎部材は、軸部の延びている方向に直交する姿勢で軸部に取付けられており、下顎部材は、軸部の延びている方向において上顎部よりもフック部から離れた位置で軸部に取付けられている。本発明のラッチ部では、上顎部と下顎部とが、別部材で構成され且つ固定部で固定されている。そして上顎部をなす上顎部材が、フック部に相対的に近接し且つ軸部に対して直交して配置されることで、フック部から抜け出ようとする被ロック部の上側に上顎部を安定的に係止させることができる。また下顎部をなす下顎部材が、軸部の延びる方向において上顎部とは異なる位置に配置されることで、被ロック部の異なる位置に各顎部を当接させることが可能となり、被ロック部のガタつきを防止又は低減することができる。 Therefore, the latch portion of the present invention includes an upper jaw member that forms an upper jaw portion, a lower jaw member that forms a lower jaw portion, and a fixing portion that fixes the upper jaw member and the lower jaw member. The upper jaw member is attached to the shaft portion in a posture orthogonal to the direction in which the shaft portion extends, and the lower jaw member is disposed at a position farther from the hook portion than the upper jaw portion in the direction in which the shaft portion extends. Installed on. In the latch part of this invention, the upper jaw part and the lower jaw part are comprised by another member, and are being fixed by the fixing | fixed part. The upper jaw member forming the upper jaw portion is disposed relatively close to the hook portion and orthogonal to the shaft portion, so that the upper jaw portion is stably placed above the locked portion that is about to come out of the hook portion. Can be locked. Further, the lower jaw member forming the lower jaw is disposed at a position different from the upper jaw in the extending direction of the shaft portion, so that each jaw can be brought into contact with a different position of the locked portion. Can be prevented or reduced.
本発明に係る第1発明によれば、シートクッションをより安定的にフロア側に保持するロック装置を提供することができる。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to provide a lock device that more stably holds the seat cushion on the floor side.
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図11を参照して説明する。各図には、便宜上、乗物用シートの前後方向と左右方向と上下方向を示す矢線を適宜図示することがある。なお図2の乗物用シートでは、便宜上、図1に示す乗物用シートからカバーなどを外してシートの内部構成の一部を露出させている。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to FIGS. In each drawing, for the sake of convenience, arrow lines indicating the front-rear direction, the left-right direction, and the up-down direction of the vehicle seat may be appropriately illustrated. In the vehicle seat of FIG. 2, for convenience, a cover or the like is removed from the vehicle seat shown in FIG. 1 to expose a part of the internal configuration of the seat.
図1の乗物用シート2は、乗物室内のフロアF上に配設されている幅広なシートであり、第一シート部位2Aと、第二シート部位2Bとを有している。第一シート部位2Aは、シート左側を構成している幅広な部位であり、左側のシートクッション4aと、左側のシートバック6aと、左側の一対のヘッドレスト8aを有する。また第二シート部位2Bは、シート右側を構成している幅狭な部位であり、右側のシートクッション4bと、右側のシートバック6bと、右側のヘッドレスト8bを有する。そして各ヘッドレスト8a,8bは、対応する起立状態のシートバック6a,6bの上部に配設されている。
The
[シートクッション]
また各シートクッション4a,4bは、それぞれ座面をなす部材であり、これらの後部側は、対応する背凭れとしてのシートバック6a,6bの下部側に連結されている。例えば第一シート部位2Aでは、図2を参照して、シートバック6aの下部が、フロアFから起立するブラケット12の上部に固定されている。またシートクッション4aが、側面視で略L字状のリンク部材14を介して、シートバック6aの下部を支持しているブラケット12に連結されている。このリンク部材14の前方部分はシートクッション4aの後部に固定されている。またリンク部材14の後方部分は、ブラケット12の上部で左方に突出する回転軸16に回転可能に取付けられている。また図1に示す第二シート部位2Bにおいても、第一シート部位2Aと同様の構成によって、シートバック6bの後部側にシートクッション4bの下部側が連結されている。
[Seat cushion]
Each of the
そして各シートクッション4a,4bは、その後部側に配置するブラケット12の回転軸16を回転中心として、図1に示す着座可能な姿勢から、図2に示すチップアップ姿勢に回転変位可能である。例えば図2に示すチップアップ姿勢のシートクッション4aは、回転軸16を回転中心として上方且つ後方に跳ね上げられた状態となって、シートバック6aに対面状に配置されている。このようにシートクッション4aをチップアップ姿勢とすることで、シートバック前方の空いたフロアFスペースに、車イスWCなどの他部材を配置することが可能となる。またシートクッション4aを元の着座可能な姿勢に戻すには、シートクッション4aを、回転軸16を回転中心として前方に倒していく(図2の破線で示したシートクッションを参照)。そしてシートクッション4aは、前後方向に概ね水平に倒れた状態とされて、フロアF側のロック装置20(詳細後述)に保持される。このシートクッション4aの裏側には被ロック部10a(詳細後述)が設けられており、被ロック部10aがロック装置20に保持されることで、シートクッション4aが着座可能な姿勢で維持される。
The
[被ロック部]
ここで被ロック部10aは、図1を参照して、左右方向に延びるパイプ状の部材(典型的に金属製)であり、シートクッション4aの裏側に配設されている。この被ロック部10aの前方は板状のカバー材11aで覆われており、比較的目立たない状態でシートクッション4aに配設されている。また被ロック部10aの左端と右端はシートクッション4a側に屈曲して、図2に示すシートクッション4aの取付け部10cに起倒可能に取付けられている。このため被ロック部10aは、シートクッション4a裏面に対して起立した状態から、シートクッション4a裏面に向けて倒れた状態に変位可能である。そして図10及び図11を参照して、被ロック部10aの上部には、断面視で略矩形の係止凸部10bが固定されている。この係止凸部10bは、左右方向に長尺とされており、後述するロック装置20の上顎部52bに係止可能な部位である。なお図1に示す第二シート部位2Bにおいても、右側のシートクッション4bの裏側に被ロック部10aが設けられている。この右側のシートクッション4bの被ロック部10aは、上述の被ロック部10aに比してやや短尺である以外は概ね同一の基本構成を備えており、対応するロック装置(図示省略)に保持される。
[Locked part]
Here, referring to FIG. 1, the locked
そして上述のシート構成においては、各シートクッション4a,4bの被ロック部10aを極力ガタつかせることなく、より安定的にフロアF側に保持しておくことが望まれる。そこで本実施例では、後述するロック装置20によって、各シートクッション4a,4bをより安定的にフロアF側に保持しておくこととした。そしてシートクッション4a,4bのフロアF側に保持されるための構成(被ロック部及びロック装置)は概ね同一であることから、以下に、シートクッション4aを一例に、ロック装置20の詳細を説明することとする。
In the above-described seat configuration, it is desired that the locked
[ロック装置]
ロック装置20は、図2を参照して、シートクッション4aをフロアF側に係止するために用いられる装置であり、フロアF上の適宜の位置に固定されている。このロック装置20は、図3〜図5を参照して、基台部22と、フック部40と、軸部42と、ラッチ部50と、付勢部70を備えている。ここで基台部22は、上方視で左右方向に長尺な略矩形状の板材であり、図示しないボルト材でフロアF上に固定されている。この基台部22は、左右方向における中央が一段高くされており、右側の取付け部位24と、中央の配設部位28と、左側の取付け部位26とを有している。右側の取付け部位24は、基台部22の右側をなす上方視で略矩形の部位であり、底面の貫通孔24Hに図示しないボルト材が挿通されてフロアF側に固定されている。また右側の取付け部位24の前端縁24aと後端縁24bは上方に向けて屈曲しており、これら両端縁24a,24bにも矩形の貫通孔(符号省略)が設けられて、例えばフロアF側の固定材(図示省略)の爪部に係止可能である。また左側の取付け部位26は、基台部22の左側をなす上方視で略矩形の部位であり、貫通孔26Hを備えた底面と、上方に屈曲する前端縁26a及び後端縁26bとを有している。そして左側の取付け部位26では、後端縁26bが相対的に後方に配置されているとともに、この後端縁26bに、図2に示す車いすWCを固定するためのベルト材BMが取付けられている。
[Locking device]
With reference to FIG. 2, the
また配設部位28は、図3〜図5を参照して、基台部22の中央をなす上方視で略矩形の一段高い部位であり、後述する各部40,42,50,70を取付けることができる。この配設部位28は、上方に向けて屈曲している前端縁28aと、後述する後端縁28bと、前端縁28aと後端縁28bの間に配置する固定面28cとを有している。固定面28cは、下方に凸の湾曲形状を有して後述のフック部40を固定可能な部分であり、前方及び後方に向かうにつれて次第に上方に向けて緩やかに湾曲している。そして配設部位28の後端縁28bは、固定面28cの後端から後方に向けて概ね水平に突出している部分であり、右側の取付け部位24よりも後方に延長している。この後端縁28bの右側には、後述の軸部42等を取付ける第一配設部位31と、後述の付勢部70の一端部70bを取付けるための第二配設部位32とが設けられている。第一配設部位31は、図4に示すように後端縁28bの右縁から右方に突出している断面視で上に凸の略逆U字状の板状部位であり、後端縁28bから上方に延長したのち自由端側が下方に向けて湾曲している。この第一配設部位31の自由端側は、後端縁28bの下方に延長しているとともに、図6を参照して、後述する軸部42を挿通可能な挿通孔31Hが設けられている。また第二配設部位32は、図4を参照して、第一配設部位31の自由端の後縁から右方に向けて直線状に突出している後方視で矩形の板状部位である。この第二配設部位32の右端部32aは相対的に上下の寸法が引き締められており、後述する付勢部70の一端部70bを引っ掛けることができる。
In addition, referring to FIG. 3 to FIG. 5, the
[フック部]
フック部40は、図1に示す被ロック部10aを受け入れ可能な部材であり、図3〜図5を参照して、配設部位28の固定面28c上に溶接等で固定されている。このフック部40は、被ロック部10aの外形形状に倣った横断面略U字状の板状部材であり、下縁部40aと上縁部40bとの間が前方に開口している。そしてフック部40は、左右方向(本発明の所定の方向)に長尺な上方視で略矩形状をなしており、受け入れるべき被ロック部10aの延長方向に沿って配置されている。またフック部40の下縁部40aと上縁部40bは、それぞれカールフランジ状とされて後方に向けて湾曲しているとともに、上下に適宜の間隔をあけて配置されることでフック部40の開口をなしている。これら下縁部40aと上縁部40bは、被ロック部10aが受け入れられる際に、図10に示すように互いに離れる方向に撓み変形可能とされている。
[Hook part]
The
[軸部]
軸部42は、図5及び図6を参照して、後述するラッチ部50を取付けるための部材であり、第一配設部位31に取付けられた状態でフック部40の右方且つ後方に配置されている。この軸部42は、フック部40の右側に隣接した状態でフック部40の長尺方向と同方向である左右方向に延びている棒材であり、円柱状の第一軸材42aと、四角柱状の第二軸材42bとをこれらの軸線方向(図6に示す軸線A1方向)に接合することで形成されている。この軸部42を第一配設部位31に取付けるに際しては、図6を参照して、第一配設部位31の右側に配置する第一軸材42aと、第一配設部位31の左側に配置する第二軸材42bとを、第一配設部位31の挿通孔31Hを通して接合する。このとき第一軸材42aの左端で径方向外方に張出す円盤状の位置決め部位42cを第一配設部位31に当接させておく。また第二軸材42bの上面を、配設部位28の裏面に溶接等して固定することにより、第一配設部位31に軸部42を固定することができる。そして固定状態の軸部42では、第一配設部位31から右側に概ね水平に第一軸材42aが突出しており、この第一軸材42aに、後述するラッチ部50及び付勢部70の胴体部70aを取付けることができる。
[Shaft]
The
[ラッチ部]
ラッチ部50は、図9〜図11を参照して、フック部40から抜け出ようとする被ロック部10aに係止される部材であり、図6に示すように軸部42に対してその軸線A1周りに回転可能に取付けられている。このラッチ部50は、図6〜図8を参照して、上顎部52bをなしている上顎部材52と、下顎部54dをなしている下顎部材54と、上顎部材52と下顎部材54とを固定している固定部FPとを有している。そして後述する被ロック部10aの受け入れ時において、下顎部54dをなす下顎部材54が、被ロック部10aから押されて下方に回転するとともに、上顎部52bをなす上顎部材52が、被ロック部10aの上側に係止可能な位置に回転移動することとなる。
[Latch part]
9 to 11, the
[上顎部材(上顎部)]
上顎部材52は、図7を参照して、上部側が前方に突出する側面視で略逆L字状の板材(典型的に金属製)であり、下部側に軸部42が回転可能に挿通されている。この上顎部材52は、軸部42から概ね上方に延びている第一基部52aと、第一基部52aの上端から前方に突出している上顎部52bと、上顎部52bの前端に設けられて下方に突出している係止爪部52cとを有している。第一基部52aは、側面視で上下に延びる概ね矩形状の部位であり、上部側が前方に向けて緩やかに屈曲している。また上顎部52bは、側面視で前後に延びる三角形状の部位であり、前方に向かうにつれて次第に上下の寸法が引き締められ、さらに係止爪部52cの設けられている前端部分が下方に突出している。
[Upper jaw member (upper jaw)]
Referring to FIG. 7, the
そして上顎部材52の内縁(60a〜60d)は、図11に示すように被ロック部10aの上側に安定的に係止可能な形状を有している。すなわち図7及び図11を参照して、上顎部材52の内縁をなす第一基部52aの前縁60aは、上下方向途中の基点Xを境に上側が前方に向けて傾斜している。また上顎部材52の内縁をなす上顎部52b(係止爪部52cを除く部分)の下縁60bは、前縁60aの上端から前方に向かうにつれて次第に上方に傾斜しており、この下縁60bの下方に、被ロック部10aの係止凸部10bが配置される。そして上顎部材52の内縁をなす係止爪部52cの後縁60cは、前方に凹の湾曲形状をなしており、下方に向かうにつれて次第に後方に突出している。この係止爪部52cの後縁60c下端は、被ロック部10aの係止凸部10bの前側に係止される部分である。また係止爪部52cの下縁60dは、前方に向かうにつれて次第に上方に湾曲するようにR付けがなされており、フック部40に入り込む被ロック部10aに極力干渉しない形状とされている。
And the inner edge (60a-60d) of the
[下顎部材(下顎部)]
下顎部材54は、図8を参照して、下部側が前方に突出する側面視で略L字状の板材(典型的に金属製)であり、下部側に軸部42が回転可能に挿通されている。この下顎部材54は、軸部42から概ね上方に延びている第二基部(54a〜54c)と、第二基部(54a〜54c)の下部から前方に突出している下顎部54dとを有している。下顎部54dは、側面視で概ね三角形状をなしており、前方に向かうにつれて上下の寸法が引き締められ、さらに前端側は前方に凸の湾曲形状をなしている。そして下顎部54dは、概ね同形状とされた樹脂製の被覆部材53で被覆されており、この被覆部材53に被ロック部10aが当接することとなる。
[Lower jaw member (lower jaw)]
Referring to FIG. 8, the
また第二基部(54a〜54c)は、側面視において上顎部材52の第一基部52aと概ね同形の部位であり、上部側が前方に向けて緩やかに屈曲している。この第二基部は、図6及び図8を参照して、下顎部54dが設けられている下側部位54aと、第一基部52aに面接触可能な上側部位54bと、上側部位54bと下側部位54aの間に設けられている屈曲部位54cとを有している。屈曲部位54cは、図6に示すように上側部位54bの下端から右方に向けてクランク状に屈曲している部分であり、この屈曲部位54cによって、下側部位54aが、後述するように下顎部54dとともに上側部位54bよりも右方に配置されることとなる。また下側部位54aの後縁60cには、図4及び図9を参照して、上方視で右方に突出している引掛片55が固定される。この引掛片55は、上方視でL字状に屈曲する板材で構成されている。そして引掛片55は、後述するラッチ部50の取付け状態時において、付勢部70の一端部70bを引っ掛けるべき第二配設部位32の上方に配置される。そして引掛片55の右方に突出する引掛部位55aに、後述する付勢部70の他端部70cを引っ掛けることができる。
Further, the second base portions (54a to 54c) are substantially the same shape as the
[固定部]
固定部FPは、図6を参照して、上顎部材52と下顎部材54を固定している部位である。この固定部FPによって、上顎部材52と下顎部材54とが一体となって軸部42の軸線A1周りに連動して回転可能な状態となる。そして固定部FPは、上顎部材52の右側に下顎部材54を隣接させて、第一基部52aの右面に第二基部の上側部位54bを面接触させて溶接することで形成できる(固定時の上顎部材と下顎部材の姿勢は後述)。そして上顎部材52と下顎部材54とを固定した状態では、第二基部の下側部位54aと下顎部54dとが、屈曲部位54cによって第一基部52a及び上顎部52bから右方に離間寸法W1で離間配置されることとなる。
[Fixed part]
Referring to FIG. 6, the fixing portion FP is a portion where the
[付勢部]
そしてラッチ部50は、図5に示す第一配設部位31から右方に突出している軸部42にワッシャWSを噛ませて取付けられている。さらにラッチ部50は、付勢部70によって図9に示す退避状態で維持されており、この退避状態のラッチ部50は、フック部40の右方且つ後方位置に配置されている。そして付勢部70は、図3を参照して、コイルばね状の部材であり、円筒状の胴体部70aと、バネの一方の端部である一端部70bと、バネの他方の端部である他端部70cを有している。そこで胴体部70aに、ラッチ部50の右方に突出している軸部42を嵌挿しつつ、胴体部70aの右側に一端部70bを配置し、左側に他端部70cを配置する。つぎに付勢部70の一端部70bを後方に延長して第二配設部位32の右端部32aに引っ掛けておく。また付勢部70の他端部70cを、上方且つ後方に延長して下顎部材54の引掛片55の引掛部位55aに引っ掛けておく。そして図10に示すように被ロック部10aがフック部40に受け入れられる際には、後述するようにラッチ部50が付勢部70の付勢力に抗して前方に回転することとなる。
[Energizing part]
And the
[軸部に取付けられた上顎部材と下顎部材の状態]
また軸部42に取付けられた上顎部材52は、図5及び図6に示すようにフック部40の右方で、軸部42の延びる左右方向に対して直交した姿勢で維持されている。すなわち上顎部材52は、図6に示す軸部42の軸線A1に対して左右に傾かないように直交した姿勢(図6で上下に起立した姿勢)で維持されている。また下顎部材54は、上顎部材52の右側に配置されて、フック部40から相対的に離間した位置に配置されている。この下顎部材54では、図9を参照して、被覆部材53で被覆された下顎部54dが前方且つ上方を向いて、側方視でフック部40の内側に突出配置されている。そしてこの状態のラッチ部50では、図5及び図6を参照して、下顎部材54の屈曲部位54cによって、上顎部52bと下顎部54dが離間寸法W1で左右方向に離間して配置される。こうして本実施例では、上顎部52bと下顎部54dとが、軸部42の延びる左右方向において異なる位置に配置されることとなる。
[States of upper and lower jaw members attached to the shaft]
Further, the
[ロック装置によるシートクッションの保持]
図2を参照して、シートクッション4aを、チップアップ姿勢から着座可能な姿勢に戻し、シートクッション4a裏面の被ロック部10aをロック装置20に保持しておく。このシートクッション4aの姿勢変位においては、シートクッション4aを前倒するに従って、被ロック部10aが、図10に示すように前方から後方に次第に回転移動してロック装置20のフック部40内に入り込んでいく(図10では、被ロック部10aの回転移動の軌跡を一点破線SOで示す)。そして被ロック部10aが、フック部40内に突出している下顎部材54の下顎部54d(被覆部材53)を押し下げる。これによりラッチ部50が、付勢部70の付勢力に抗して退避状態から前方に回転して、上顎部材52の上顎部52bが被ロック部10aの上側に係止可能な位置に配置される。なお本実施例では、下顎部54dが樹脂製の被覆部材53で被覆されているため、被ロック部10aと下顎部材54の当接(例えばメタルタッチ)による異音の発生を好適に回避することができる。こうしてロック装置20のフック部40に被ロック部10aを保持しておくことにより、シートクッション4aが元の着座可能な姿勢で保持されることとなる。そしてこの種の構成においては、保持状態時の被ロック部10aが、ラッチ部50との係止箇所を基点に揺動等してガタつくことは極力回避すべきである。
[Retaining the seat cushion with the locking device]
With reference to FIG. 2, the
そこで本実施例のラッチ部50は、図6及び図9〜図11を参照して、上顎部52bをなしている上顎部材52と、下顎部54dをなしている下顎部材54と、上顎部材52と下顎部材54とを固定している固定部FPとを有している。そして上顎部材52は、軸部42の延びている方向に直交する姿勢で軸部42に取付けられている。また下顎部54dをなす下顎部材54は、軸部42の延びている方向において上顎部52bよりもフック部40から離れた位置で軸部42に取付けられている。特に本実施例では、図6に示すように下顎部材54の下側部位54aと下顎部54dとが、屈曲部位54cによって上顎部52bから右方に離間寸法W1でより適切に離間配置されている。このように下顎部54dが、上顎部52bよりも右側に配置されることで、被ロック部10aの異なる位置に各顎部52b,54dを当接させる(2カ所で当接させる)ことが可能となり、被ロック部10aのガタつきを防止又は低減することができる。
Therefore, in the
つぎに図11を参照して、被ロック部10aがフック部40から抜け出ようとした場合、この被ロック部10aに上顎部52bが係止される。このとき本実施例では、上顎部材52が、フック部40に近接し且つ軸部42に対して直交して配置されることで、フック部40から抜け出ようとする被ロック部10aの上側に上顎部52bが安定的に係止することとなる。さらに図7及び図11を参照して、上顎部材52の内縁(60a〜60c)は、被ロック部10aの上側に安定的に係止可能な形状を有している。すなわち係止状態の被ロック部10aは、その上部に固定されている係止凸部10bが、上顎部52bの下方に嵌込んだ状態で係止爪部52cの後縁60cに係止されている。この状態の係止凸部10bでは、その前方と後方と上方に、係止爪部52cの後縁60cと、第一基部52aの前縁60aと、上顎部52bの下縁60bとが近接している。このように係止凸部10bを、上顎部52bの下方に嵌込んだ状態で係止爪部52cの後縁60cで係止しておくことにより、被ロック部10aの前方且つ上方への抜け出しを好適に阻止できる。
Next, referring to FIG. 11, when the locked
以上説明した通り本実施例のラッチ部50では、上顎部52bと下顎部54dとが、別部材で構成され且つ固定部FPで固定されている。そして上顎部52bをなす上顎部材52が、フック部40に相対的に近接し且つ軸部42に対して直交して配置されることで、フック部40から抜け出ようとする被ロック部10aの上側に上顎部52bを安定的に係止させることができる。また下顎部54dをなす下顎部材54が、軸部42の延びる方向において上顎部52bとは異なる位置に配置されることで、被ロック部10aの異なる位置に各顎部を当接させることが可能となり、被ロック部10aのガタつきを防止又は低減することができる。このため本実施例によれば、各シートクッション4a,4bをより安定的にフロアF側に保持するロック装置20を提供することができる。
As described above, in the
本実施形態の乗物用シートのロック装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、ロック装置20の構成(形状,寸法,配置位置,配置数,各部の構成など)を例示したが、ロック装置の構成を限定する趣旨ではない。例えばロック装置は、パイプ状や板状の被ロック部を保持可能であるとともに、被ロック部の延びる方向に応じてフック部や軸部の延びる方向や構成を適宜変更できる。また本実施例では、下顎部材に屈曲部位を設けて、上顎部と下顎部を離間させる例を説明した。これとは異なり、下顎部材から屈曲部位を省略することもできる。例えば下顎部材を上顎部材と同様に平板状の部材で構成し、上顎部材と下顎部材とを、これらの間に配置する棒状又は板状の固定部で固定する。こうすることで固定部の分だけ、上顎部と下顎部とを離間して配置することができる。なお上顎部と下顎部を離間可能ならば、上顎部材と下顎部材とをこれらの厚み方向に重ね且つ溶接で形成された固定部で固定しておくこともできる。また軸部は、フック部の右側と左側の少なくとも一方に隣接させておくことができる。
The vehicle seat locking device of the present embodiment is not limited to the above-described embodiment, and may take other various embodiments. In the present embodiment, the configuration (shape, dimension, arrangement position, number of arrangement, configuration of each part, etc.) of the
また本実施形態では、乗物用シート2の構成を例示したが、乗物用シートの構成も適宜変更可能であり、例えば一人用の乗物用シートに本実施例の構成を適用できる。そして本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用できる。
Further, in the present embodiment, the configuration of the
2 乗物用シート
2A 第一シート部位
2B 第二シート部位
4a,4b シートクッション
6a,6b シートバック
8a,8b ヘッドレスト
10a 被ロック部
10b 係止凸部
10c 取付け部
11a カバー材
12 ブラケット
14 リンク部材
16 回転軸
20 ロック装置
22 基台部
24,26 取付け部位
28 配設部位
28a 配設部位の前端縁
28b 配設部位の後端縁
28c 配設部位の固定面
31 第一配設部位
31H 挿通孔
32 第二配設部位
32a 第二配設部位の右端部
40 フック部
40a フック部の下縁部
40b フック部の上縁部
42 軸部
42a 第一軸材
42b 第二軸材
42c 位置決め部位
50 ラッチ部
52 上顎部材
52a 第一基部
52b 上顎部
52c 係止爪部
54 下顎部材
54a 下側部位
54b 上側部位
54c 屈曲部位
54d 下顎部
53 被覆部材
55 引掛片
55a 引掛部位
60a 第一基部の前縁
60b 上顎部の下縁
60c 係止爪部の後縁
60d 係止爪部の下縁
70 付勢部
70a 胴体部
70b 一端部
70c 他端部
A1 軸部の軸線
BM ベルト材
F フロア
FP 固定部
WC 車イス
WS ワッシャ
2
Claims (1)
前記フック部は、上方視で所定の方向に延びている横断面U字状の板状部材であり、前記ラッチ部は、前記フック部と同方向に延びる前記軸部の軸線周りに回転可能とされているとともに、前記フック部に入り込む前記被ロック部から押されて下方に回転する下顎部と、前記下顎部の下方への回転に伴って前記被ロック部の上側に係止可能な位置に回転移動する上顎部とを有している乗物用シートのロック装置において、
前記ラッチ部は、前記上顎部をなしている上顎部材と、前記下顎部をなしている下顎部材と、前記上顎部材と前記下顎部材とを固定している固定部とを有し、
前記上顎部材は、前記軸部の延びている方向に直交する姿勢で前記軸部に取付けられており、前記下顎部材は、前記軸部の延びている方向において前記上顎部よりも前記フック部から離れた位置で前記軸部に取付けられている乗物用シートのロック装置。
It is used to hold the seat cushion of the vehicle seat on the floor side in the vehicle compartment, and is latched by the hook portion that receives the locked portion of the seat cushion, and the locked portion that is about to come out of the hook portion. A latch portion, and a shaft portion to which the latch portion is attached and adjacent to the hook portion,
The hook part is a plate-like member having a U-shaped cross section extending in a predetermined direction when viewed from above, and the latch part is rotatable around the axis of the shaft part extending in the same direction as the hook part. And a lower jaw part that is pushed from the locked part that enters the hook part and rotates downward, and a position that can be locked to the upper side of the locked part as the lower jaw part rotates downward. In a vehicle seat locking device having a rotating upper jaw part,
The latch portion includes an upper jaw member that forms the upper jaw portion, a lower jaw member that forms the lower jaw portion, and a fixing portion that fixes the upper jaw member and the lower jaw member,
The upper jaw member is attached to the shaft portion in a posture orthogonal to the direction in which the shaft portion extends, and the lower jaw member is located closer to the hook portion than the upper jaw portion in the direction in which the shaft portion extends. A vehicle seat locking device attached to the shaft portion at a distant position.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017109943A JP2018202998A (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | Lock device of vehicle seat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017109943A JP2018202998A (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | Lock device of vehicle seat |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018202998A true JP2018202998A (en) | 2018-12-27 |
Family
ID=64956220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017109943A Pending JP2018202998A (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | Lock device of vehicle seat |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018202998A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020090585A1 (en) | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 日本曹達株式会社 | (hetero)arylimidazole compound and harmful organism control agent |
-
2017
- 2017-06-02 JP JP2017109943A patent/JP2018202998A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020090585A1 (en) | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 日本曹達株式会社 | (hetero)arylimidazole compound and harmful organism control agent |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4957990B2 (en) | Arrangement device for automobile seat | |
JP2009090806A (en) | Erroneous operation prevention mechanism and vehicular storage seat | |
CN104108324B (en) | Vehicle seat used | |
JP2011105042A (en) | Seat device for vehicle | |
JP2008074150A (en) | Arrangement device for automobile seat | |
JP2003054303A (en) | Car seat having cup holder | |
JP2018202998A (en) | Lock device of vehicle seat | |
JP2010167856A (en) | Vehicular seat | |
US11970093B2 (en) | Vehicle seat | |
JP6075941B2 (en) | Vehicle seat back lock structure | |
JP4515300B2 (en) | Vehicle seat device | |
JP6546960B2 (en) | Vehicle seat | |
JP5641539B2 (en) | Vehicle seat | |
JP7678356B2 (en) | Vehicle seats | |
JP2006255164A (en) | Reclining car seat | |
JP2016037057A (en) | Headrest and seat | |
JP7705062B2 (en) | Vehicle seats | |
JP7292832B2 (en) | vehicle seat | |
JP5597013B2 (en) | Car seat double-sided reclining lock device | |
JP4924181B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2004017826A (en) | Vehicular seat | |
WO2023100941A1 (en) | Vehicle seat | |
JP2003226170A (en) | Child seat fixing device | |
JP5945942B2 (en) | Vehicle seat locking device | |
JP2017114447A (en) | Seat rotation restriction structure |