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JP2018199558A - 巻取装置 - Google Patents

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JP2018199558A
JP2018199558A JP2017105148A JP2017105148A JP2018199558A JP 2018199558 A JP2018199558 A JP 2018199558A JP 2017105148 A JP2017105148 A JP 2017105148A JP 2017105148 A JP2017105148 A JP 2017105148A JP 2018199558 A JP2018199558 A JP 2018199558A
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誠二 石津
Seiji Ishizu
誠二 石津
昌 石山
Akira Ishiyama
昌 石山
美由紀 松山
Miyuki Matsuyama
美由紀 松山
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】生産性の向上。【解決手段】巻取装置は、第1回転方向に回転可能な円筒状部材と、円筒状部材の底面において点対称な構造を有する第1および第2巻取機構とを備える。第1および第2巻取機構の夫々は、自身の巻取機構によって巻き取りを実行する巻取位置と待機位置とをとることが可能であると共に、合紙ロール材を回転可能に支持する合紙ロール取付部と、シート材を合紙ロール材から送られて来る合紙を介在させて巻き取る巻取部と、待機位置において、自身の巻取機構によって巻き取るシート材の経路をガイドするガイド部と、を備える。巻取装置は、2つの巻取機構のうち巻取位置にある一方の巻取機構によって巻き取られたシート材に、ガイド部によって導かれたシート材を貼り合わせる張り合わせ部と、貼り合わされたシート材を切断して待機位置にある他方の巻取機構に巻かれたシート材から切り離すカッターとを備える。【選択図】図10

Description

本発明は、巻取装置に関する。
一般に、ロールツーロール方式を採用する搬送設備には、シート材を巻き取る巻取装置が備え付けられている。例えば、特許文献1に記載された巻取装置は、シート材に合紙を重ね合わせて、シート材を巻き取る構造を有している。
特開2011−93642号公報
しかし、特許文献1に記載された巻取装置では、巻き付けたロール材のサイズが十分な大きさになったり、重ね合わせるシート材が少なくなった場合に、搬送設備を停止した上で、新しいロール材のためのボビンと合紙のロール材との双方をセットする必要がある。このセットは、作業者による手作業で行うもので、長時間を要する。このため、特許文献1に記載された巻出装置では、生産性を低下させるという問題が発生した。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、外部から長尺状のシート材の供給を受け、前記シート材が合紙を介在して巻き取られたロール材を製造する巻取装置が提供される。巻取装置は、中心軸に対して第1回転方向に回転可能な円筒状部材と、前記円筒状部材の底面において前記中心軸を中心として互いに点対称な構造を有する2つの巻取機構と、を備える。各巻取機構は、自身の巻取機構によってシート材の巻き取りを実行するための巻取位置と、前記巻取位置から前記第1回転方向に180度回転した待機位置と、の2つの位置をとることが可能であると共に、前記合紙が巻かれる合紙ロール材を回転可能に支持する合紙ロール取付部と、前記合紙ロール取付部に対して前記第1回転方向の側に設けられ、前記シート材を前記合紙ロール材から送られて来る前記合紙を介在させて巻き取る巻取部と、前記合紙ロール取付部に対して前記第1回転方向とは反対の第2回転方向の側に設けられ、前記待機位置において、自身の巻取機構によって巻き取るシート材の経路をガイドするガイド部と、を備える。前記巻取装置は、さらに、前記2つの巻取機構のうち、前記巻取位置にある一方の巻取機構によって巻き取られたシート材に、前記ガイド部によって導かれた前記シート材を貼り合わせる張り合わせ部と、貼り合わされた前記シート材を切断して前記待機位置にある他方の巻取機構に巻かれたシート材から切り離すカッターと、を備える。
この形態の巻取装置によれば、第1巻取機構と第2巻取機構のうち、巻取位置にある一方の巻取機構に備えられる合紙ロール材が少なくなった場合に、待機位置にある他方の巻取機構に新たな合紙ロール材を取り付ける作業を、第1巻取部への巻き取りを止めずに、作業者は行うことができる。その上、円筒状部材を第1回転方向に180度だけ回転させ、張り合わせ部とカッターを動作させるだけで、新しいロール材である第2ロール材への巻き取りを行うことができる。このため、この形態の巻取装置によれば、巻き取りを停止させずに連続的に行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態としての巻取装置を備えるガス拡散層製造装置の概略構成を示す説明図である。 巻出装置にセットされたロール材を示す説明図である。 巻出装置を示す説明図である。 工程2における巻出装置の状態を示す説明図である。 工程3における巻出装置の状態を示す説明図である。 プレスカッター装置と第2貼り合わせ部との具体的な構成を示す説明図である。 プレスカッター装置の動作を示す説明図である。 工程4における巻出装置の状態を示す説明図である。 巻取装置を示す説明図である。 工程12における巻取装置の状態を示す説明図である。 工程13における巻取装置の状態を示す説明図である。 工程13におけるシート材の切断の様子を示す説明図である。 工程14における巻取装置の状態を示す説明図である。
1.全体の構成:
図1は、本発明の一実施形態としての巻取装置を備えるガス拡散層製造装置の概略構成を示す説明図である。ガス拡散層製造装置1は、燃料電池用ガス拡散層を製造する。燃料電池用ガス拡散層としては、カソード側ガス拡散層であってもよいし、アノード側ガス拡散層であってもよい。
ガス拡散層製造装置1は、巻出装置100と、複数のロール210〜260と、巻取装置500と、アキューム部600と、塗工部700と、焼成炉800と、を備える。
巻出装置100は、燃料電池用ガス拡散層用のシート材5を巻き出す。本明細書で「巻き出す」とは、巻かれているものを繰り出すことを意味する。シート材5は、複数の炭素繊維がバインダによって結着されたカーボンペーパーを材料とした長尺状のシートである。炭素繊維としては、ガス拡散層を形成する繊維状炭素として利用可能なものであれば、特に限定されずに使用することができる。また、バインダとしては、炭素繊維を結着させることが可能な樹脂であれば特に限定されず、例えばポリテトラフルオロエチレン等を使用することができる。巻出装置100の詳しい構成については、後述する。
複数のロール210〜260は、巻出装置100から巻取装置500までのロールツーロール方式による連続搬送を実現するためのものである。ロールの数は、図中では6つであるが、これに限らず、他の数としてもよい。
巻取装置500は、ロール210〜260によって搬送されたシート材5を巻き取る。巻取装置500の詳しい構成については、後述する。
アキューム部600は、シート材5の行路のバッファーである。旧ロール材から新ロール材へ交換する際には、巻出装置100や巻取装置500を停止させる必要があるが、塗工部700や焼成炉800で連続運転するために、塗工部700と巻出装置100との間にアキューム部600が設けられている。
塗工部700は、塗工ヘッド710を備える。塗工ヘッド710は、いわゆるダイである。塗工ヘッド710は、2番目のロール230付近において搬送中のシート材5の表面に対して吐出口の向きが直交するように配置されており、マイクロポーラス層(MPL)形成用のペーストをシート材5の表面に向けて吐出する。ペーストは、例えば、導電性部材としてのカーボンブラックや、バインダー(撥水性樹脂)としてのPTFE等を混合分散させたペースト状の部材である。撥水性樹脂としては、PTFEの他に、ポリエチレンやポリプロピレン等の他のフッ素系樹脂を用いることもできる。ペーストの吐出の結果、シート材5の表面にペーストが塗工される。
焼成炉800は、塗工ヘッド710による塗工済のシート材5を加熱することによって、塗工済のシート材5に対して、乾燥および焼成処理を実行する。焼成炉800による焼成済のシート材5が巻取装置500によって巻き取られる。
以上のように構成されたガス拡散層製造装置1によれば、巻出装置100からシート材5を巻き出し、シート材5をロールツーロール方式で搬送しながら、塗工部700によるMPL形成用ペーストの塗工、および焼成炉800による焼成を行い、塗工・焼成後のシート材5を巻取装置500によって巻き取る。
2.巻出装置の構成:
図2は、巻出装置100にセットされたロール材を示す説明図である。ロール材Rは、筒状の巻芯(ボビン)3を有し、長尺状のシート材5が合紙7を介在して巻芯3に巻き付けられた構造を有する。シート材5であるカーボンペーパーは脆く、巻いた際に貼り付きやすい。このため、引き剥がす際に破損しないように、ロール材Rは、シート材5の間に合紙7を入れて巻き付けられている。巻出装置100では、シート材5を巻き出す際に、合紙7を引き剥がす必要がある。巻取装置500では、シート材5を巻き取る際に、合紙7を入れる必要がある。
図3は、巻出装置100を示す説明図である。巻出装置100は、ドラム10と、ドラム10に設けられた第1巻出機構10Aおよび第2巻出機構10Bと、プレスカッター装置60と、を備える。ドラム10は、円筒状部材であり、中心軸Oの周りに回転する。中心軸Oの右回りを以下、「右回り方向α」と呼ぶ。中心軸Oの左回りを以下、「左回り方向β」と呼ぶ。ドラム10の一方の底面10fを径rを境に2等分したときの片側に第1巻出機構10Aが配置されており、他方側に第2巻出機構10Bが配置されている。底面10fは、中心軸に垂直な面である。
巻出装置100は、旧ロール材と新ロール材との両方をセットすることができ、旧ロール材から新ロール材へのロール交換を可能とした装置である。図3の状態では、第1巻出機構10Aは、旧ロール材の巻き出しを実行しており、第2巻出機構10Bに新ロール材がセットされている。
第1巻出機構10Aは、第1ロール取付部20Aと、第1合紙巻取部30Aと、第1貼り合わせ部40Aと、第1ガイド部50Aと、を備える。第2巻出機構10Bは、第2ロール取付部20Bと、第2合紙巻取部30Bと、第2貼り合わせ部40Bと、第2ガイド部50Bと、を備える。第1巻出機構10Aと第2巻出機構10Bとは、中心軸Oを中心として互いに点対称な構造を有する。このため、図3の状態では、第1巻出機構10Aがシート材の巻き出しを実行する役割をし、第2巻出機構10Bがシート材の巻き出しのための待機の役割をする。図3の状態からドラム10を右回り方向αに180度回転した状態では、第2巻出機構10Bがシート材の巻き出しを実行する役割をし、第1巻出機構10Aがシート材の巻き出しのための待機の役割をし得る。換言すると、第1巻出機構10Aと第2巻出機構10Bのそれぞれは、自身の巻出機構からシート材の巻き出しを実行するための巻出位置と、前記巻出位置から右回り方向αに180度回転した待機位置と、の2つの位置をとることが可能である。
第1ロール取付部20Aは、第1ロール材RAを回転可能に支持する。具体的には、第1ロール取付部20Aは、図示しないモータによって回転可能な軸体であり、第1ロール材RAがセットされる。第1ロール材RAは、図2に示したロール材Rと同じであるが、他のロール材と区別するために「第1ロール材RA」と呼ぶ。図3の状態では、第1ロール材RAは、旧ロール材である。
第1合紙巻取部30Aは、第1ロール取付部20Aにセットされた第1ロール材RAに巻かれた合紙7(他のロール材の合紙と区別するために、以下、「第1合紙7A」と呼ぶ)を巻き取る。第1合紙巻取部30Aは、図示しないモータによって回転可能な軸体であり、合紙7Aの先端が接続された状態で回転することで第1合紙7Aを巻き取ることができる。具体的には、第1合紙巻取部30Aは、第1ロール取付部20Aに対して左回り方向βの側に設けられており、第1ロール取付部20Aおよび第1合紙巻取部30Aがそれぞれ左回転することによって、第1合紙巻取部30Aは、第1ロール取付部20Aにセットされた第1ロール材RAから第1合紙7Aを引き出しながら、第1合紙7Aを巻き取ることができる。
第1ロール材RAからは、第1合紙7Aとともにシート材5(他のロール材のシート材と区別するために、以下、「第1シート材5A」と呼ぶ)が引き出される。第1シート材5Aの引き出される方向、すなわち、巻出装置100の巻き出しの方向は、アキューム部600(図1参照)に向かう方向Wである。
第1貼り合わせ部40Aは、第1ロール取付部20Aに対して右回り方向αの側に設けられている。第1貼り合わせ部40Aは、第1巻出機構10Bが巻出位置にあるとき、第1ロール取付部20Aに取り付けられた第1ロール材RAに巻かれた第1シート材5Aの先端領域に対して、第2ロール材RBから巻き出したシート材5(以下、「第2シート材5B」と呼ぶ)を貼り合わせるための下型部分である。第1貼り合わせ部40Aの詳しい構成については、後述する。
第1ガイド部50Aは、ロールであり、第1合紙巻取部30Aに対して左回り方向βの側に設けられている。第1ガイド部50Aの中心とドラム10の中心軸Oとの間の距離S1は、第1ロール取付部20Aの中心とドラム10の中心軸Oとの間の距離S2よりも長い。第1ガイド部50Aは、第1巻出機構10Aが待機位置にあるときに(図4参照)、第1ロール材RAから巻き出した第1シート材5Aの経路をガイドする。具体的には、第1ガイド部50Aは、第1ロール材RAから巻き出した第1シート材5Aを、第2巻出機構10Bに備えられた第2張り合わせ部40Bへガイドする。第1ガイド部50Aの詳しい構成については、後述する。
第2巻出機構10Bに備えられる第2ロール取付部20B、第2合紙巻取部30B、第2貼り合わせ部40B、および第2ガイド部50Bのそれぞれは、第1巻出機構10Aに備えられる第1ロール取付部20A、第1合紙巻取部30A、第1貼り合わせ部40A、および第1ガイド部50Aのそれぞれに対して、機能的に一致し、また、ドラム10の中心軸Oを対称の中心とする点対称の位置関係にある。
プレスカッター装置60は、ドラム10の外側において、第1巻出機構10Aと第2巻出機構10Bのうち、巻出位置にある巻出機構に備えられる第1貼り合わせ部40Aまたは第2貼り合わせ部40Bに対向する位置に設けられている。図3の状態、すなわち第1巻出機構10Aが巻出位置にある状態では、プレスカッター装置60は第1貼り合わせ部40Aに対向し、図3の状態からドラム10を右回り方向αに180度回転させたとき、すなわち、第2巻出機構10Bが巻出位置にある状態では、プレスカッター装置60は第2貼り合わせ部40Bに対向する(図4参照)。プレスカッター装置60の構成および動作については、後ほど詳述する。
ガス拡散層製造装置1の動作前には、第1巻出機構10Aが巻出位置にあり、作業者によって、第1ロール取付部20Aに新しい第1ロール材RAが取り付けられる。このとき、待機位置にある第2巻出機構10Bに備えられる第2ロール取付部20Bは、第2ロール材RBが取り付けられていない状態である。ガス拡散層製造装置1の動作が開始されると、第1ロール取付部20Aに取り付けられた第1ロール材RAから第1シート材5Aがアキューム部600(図1参照)に向かう方向Wに巻き出される。このとき、第1ロール材RAから第1合紙7Aも巻き出されて、第1合紙7Aは第1合紙巻取部30Aによって巻き取られる。この動作が続くと、第1ロール材RAに巻かれた第1シート材5Aの残量が次第に減ってくる。
図1に示した巻出装置100の状態は、残量が少なくなったときの状態である。残量が少なくなったとき、あるいは残量が0となったガス拡散層製造装置1において、巻き出されるロール材を、第1ロール材RAから新しい第2ロール材RBに取り替える新旧ロール材取り替え作業が実行される。この新旧ロール材取り替え作業は、工程1から工程4までの4つの工程によって構成される。各工程1〜工程4はこの順に実行される。各工程1〜工程4について、順に説明する。
[工程1]
工程1は、待機位置にある第2巻出機構10Bに備えられる第2ロール取付部20Bに新しい第2ロール材RBを取り付ける工程であり、作業者によって行なわれる。図3に示すように、作業者Hは、第2ロール取付部20Bに新しい第2ロール材RBを取り付け、その後、第2ロール材RBから第2合紙7Bを引き出して、第2合紙7Bの先端を第2合紙巻取部30Bに接続する。接続時には、図示するように第2合紙7Bは弛ませた状態であるが、第1合紙巻取部30Aを回転することによって、第2合紙7Bは一点鎖線に示すように張ることができる。第2合紙巻取部30Bへの接続は、例えば、両面接着テープによって行う。第2ロール材RBから引き出した第2シート材5Bは必要に応じて切断し、第2シート材5Bの先端領域を第2貼り合わせ部40Bに接続する。「先端領域」とは、先端を含む予め定めた範囲の領域である。接続の態様については後述する。
待機位置に該当する、ドラム10の中心軸Oを通る垂線LよりもX方向の側(図中の右側)が、ガス拡散層製造装置1において外に開いた部分であり、作業者による手作業が可能な部分である。巻出位置に該当する、垂線Lに対してX方向と反対の側は、筺体によって覆われており、手作業が不可能な部分である。
[工程2]
図4は、工程2における巻出装置100の状態を示す説明図である。工程2は、ドラム10を右回り方向αに180度だけ回転させる工程であり、巻出装置100によって行われる。ドラム10が、図3の状態から右回り方向αに180度、回転されると、図4の状態、すなわち、第1巻出機構10Aが待機位置に、第2巻出機構10Bが巻出位置に移行される。巻出装置100からの第1シート材5Aの巻出方向は、アキューム部(図1)の方向Wと定まっていることから、ドラム10が右回り方向αに180度、回転されると、第1ロール取付部20Aに取り付けられた第1ロール材RAから巻き出された第1シート材5Aは、第1合紙巻取部30Aを経て、第2ガイド部50Bによって第2貼り合わせ部40Bに導かれ、続いてアキューム部(図1)の方向Wに向かう。プレスカッター装置60と向かい合う位置には、第2貼り合わせ部40Bが移動している。
[工程3]
図5は、工程3における巻出装置100の状態を示す説明図である。工程3は、第2貼り合わせ部40Bに接続された第2シート材5Bの先端領域に対して、待機位置にある第1巻出機構10A側から巻き出され第2貼り合わせ部40Bに導かれた第1シート材5Aを貼り合わせるとともに、その貼り合わせた部分よりも第1シート材5Aの上流側の位置で切断する工程である。工程3は、作業者による補助を受けながら、プレスカッター装置60によって行われる。なお、工程3の最中には、第2ロール取付部20Bおよび第2合紙巻取部30Bの回転を停止する。このとき、アキューム部600は、シート材5の行路を短くすることで、アキューム部600の下流側へ連続してシート材5を供給できるように動作する。
図6は、プレスカッター装置60と第2貼り合わせ部40Bとの具体的な構成を示す説明図である。プレスカッター装置60は、押さえ板120と、押さえ板120を上下動させる移動機構部130と、ばね140と、カッター150と、を備える。押さえ板120がいわゆる上型として機能し、第2貼り合わせ部40Bが下型として機能することで、押さえ板120と第2貼り合わせ部40Bとは嵌合しうる。第2貼り合わせ部40Bの上面の一部分に第2シート材5Bの先端領域5Beが配置され、押さえ板120の下面に第1シート材5Aが配置される。第2シート材5Bの先端領域5Beに対向する第1シート材5Aの部分に、作業者の手によって両面接着テープ190が張り付けられる。移動機構部130と押さえ板120との間に、一対のばね140が設けられている。移動機構部130には、下側方向に刃先を向けたカッター150が設けられている。
図7に示すように、移動機構部130が下方(図中のY方向)に動作すると、押さえ板120が下降し、第1シート材5Aが、第2貼り合わせ部40Bの上面に配置された第2シート材5Bの先端領域5Beと合わされ、両面接着テープ190によって両者の間が接着される。更に移動機構部130が下方に動作すると、ばね140が圧縮され、カッター150の刃先が第1シート材5Aに達し、第1シート材5Aを切断する。第1シート材5Aの切断位置は、第2シート材5Bの先端領域5Beが張り合わされている部分よりも上流側、すなわち、第1ロール取付部20A(図5)に至る側である。
図5には、プレスカッター装置60による切断後の状態を示した。図示するように、第2シート材5Bの先端領域には、待機位置に位置するロール材RAから巻き出された第1シート材5Aが貼り合わされている。第1ロール取付部20Aとつながる側の第1シート材5Aは切断されている。
なお、本実施形態では、両面接着テープ190によっては、第2シート材5Bの先端領域5Beが張り合わされている部分よりも上流側、すなわち、第1ロール取付部20A(図5)に至る側で切断するようにしたが、これに替えて、両面接着テープ190によって接着されている部分の途中で切断するようにしてもよい。
[工程4]
図8は、工程4における巻出装置100の状態を示す説明図である。工程4は、巻出装置100による巻き出しを再開する工程である。巻出位置には、第2ロール材RBが位置する。この結果、旧ロール材に替えて新ロール材としての第2ロール材RBから、第2シート材5Bがアキューム部600に向かう方向Wに巻き出される。
以上のように構成された巻出装置100によれば、工程3を除いて、巻出装置100の連続運転を行いながら、新旧ロール材取り替え作業を行うことができる。なお、図8の状態からさらに運転を継続すると、第2ロール材RBに巻かれた第2シート材5Bの残量が少なくなって取り替えが必要となってくるが、このときには、待機位置にある第1ロール取付部20Aに新たなロール材を取り付け、ドラム10を右回り方向αに180度、回転して、第1巻出機構10Aを巻出位置に移行するようにすれば、さらに運転を継続することができる。
3.巻取装置の構成:
図9は、巻取装置500を示す説明図である。巻取装置500は、ドラム510と、ドラム510に設けられた第1巻取機構510Aおよび第2巻取機構510Bと、タッチロール580と、カッター590と、を備える。ドラム510は、円筒状部材であり、中心軸Oの周りに回転する。中心軸Oに対する左回りを、以下、「第1回転方向γ」と呼び、中心軸0にする右回りを、「第2回転方向δ」と呼ぶ。ドラム510の一方の底面510fを径rを境に2等分したときの片側に第1巻取機構510Aが配置されており、他方側に第2巻取機構510Bが配置されている。底面510fは、中心軸に垂直な面である。
巻取装置500は、旧ロール材と新ロール材との両方をセットすることができ、旧ロール材から新ロール材へのロール交換を可能とした装置である。図9の状態では、第1巻取機構510Aは、旧ロール材への巻き取りを実行しており、第2巻取機構510Bに新ロール材の空ボビンがセットされている。
第1巻取機構510Aは、第1合紙ロール取付部520Aと、第1巻取部530Aと、第1ガイド部540Aと、第1カット台550Aと、を備える。第2巻取機構510Bは、第2合紙ロール取付部520Bと、第2巻取部530Bと、第2ガイド部540Bと、第2カット台550Bと、を備える。第1巻取機構510Aと第2巻取機構510Bとは、中心軸Oを中心として互いに点対称な構造を有する。このため、図9の状態では、第1巻取機構510Aがシート材の巻き取りを実行する役割をし、第2巻取機構510Bがシート材の巻き取りのための待機の役割をする。図9の状態からドラム10を第1回転方向γに180度回転した状態では、第2巻取機構510Bがシート材の巻き取りを実行する役割をし、第1巻取機構510Aがシート材の巻き取りのための待機の役割をし得る。換言すると、第1巻取機構510Aと第2巻取機構510Bのそれぞれは、自身の巻取機構によってシート材の巻き取りを実行するための巻取位置と、前記巻取位置から第1回転方向γに180度回転した待機位置と、の2つの位置をとることが可能である。
第1合紙ロール取付部520Aは、合紙が巻かれる第1合紙ロール材PAを回転可能に支持する。具体的には、第1合紙ロール取付部520Aは、図示しないモータによって回転可能な軸体であり、第1合紙ロール材PAがセットされる。
第1巻取部530Aは、ロール260(図1参照)側から供給されたシート材5を第1合紙ロール材PAにセットされた合紙7(他の合紙ロール材の合紙と区別するために、以下、「第1合紙7C」と呼ぶ)を介在させて巻き取る。第1巻取部530Aは、図示しないモータによって回転可能な軸体であり、第1合紙7Cの先端が予め接続されており、その状態でシート材5の供給を受けて回転することで、シート材5と第1合紙7Cとを重ね合わされた状態で巻き取ることができる。具体的には、第1巻取部530Aは、第1合紙ロール取付部520Aに対して第1回転方向γの側に設けられており、第1合紙ロール取付部520Aおよび第1巻取部530Aがそれぞれ左回転することによって、第1巻取部530Aは、第1合紙ロール取付部520Aにセットされた第1合紙ロール材PAから第1合紙7Cを引き出しながら、シート材5と第1合紙7Cとを重ね合わせた状態で巻き取ることができる。
第1ガイド部540Aは、ロールであり、第1合紙ロール取付部520Aに対して、第2回転方向δの側に設けられている。第1ガイド部540Aの中心とドラム510の中心軸Oとの間の距離t1は、第1合紙ロール取付部520Aの中心とドラム510の中心軸Oとの間の距離t2よりも長く、かつ、第1巻取部530Aの中心とドラム510の中心軸Oとの間の距離t3よりも長い。第1ガイド部540Aは、第1巻出機構10Aが待機位置にあるときに(図10参照)、第1巻取部530Aによって巻き取るシート材5Aの経路をガイドする。具体的には、第1ガイド部540Aは、ロール260(図1参照)側から供給されたシート材5を第1巻取部530Aへガイドする。第1ガイド部540Aの詳しい構成については、後述する。
第1カット台550Aは、第1巻取部530Aと第1ガイド部540Aとの間に設けられ、第1ガイド部540Aによってガイドされたシート材5をこの間で切断するための台の役目をする。第1カット台550Aの詳しい構成については、後述する。
第2巻取機構510Bに備えられる第2合紙ロール取付部520B、第2巻取部530B、第2ガイド部540B、および第2カット台550Bのそれぞれは、第1巻取機構510Aに備えられる第1合紙ロール取付部520A、第1巻取部530A、第1ガイド部540A、および第1カット台550Aのそれぞれに対して、機能的に一致し、また、ドラム510の中心軸Oを対称の中心とする点対称の位置関係にある。
タッチロール580は、ドラム510の外側において、第1巻取機構510Aと第2巻取機構510Bのうち、巻取位置にある巻取機構に備えられ第1巻取部530Aまたは第2巻取部530Bに対向する位置に設けられている。図9の状態では、すなわち第1巻取機構510Aが巻取位置にある状態では、タッチロール580は第1巻取機構510Aに対向し、図9の状態からドラム510を180度回転させたときには、タッチロール580は第2巻取部530Bに対向する(図10参照)。タッチロール580は、ロールの位置を変位させて、そのロールと第1巻取部530Aまたは第2巻取部530Bの間に介在させたシール材を第1巻取部530Aまたは第2巻取部530Bにタッチさせるものである。その作用については、後ほど詳述する。
カッター590は、第1カット台550Aと第2カット台550Bとに対向し得る位置に設けられている。図9の状態では、カッター590は第1カット台550Aに対向し、図9の状態からドラム510を第1回転方向γに180度回転させたとき、すなわち、第2巻取機構510Bが巻取位置にある状態では、カッター590は第2カット台550Bに対向する(図10参照)。カッター590の動作については、後ほど詳述する。
ガス拡散層製造装置1の動作前には、第1巻取機構510Aが巻取位置にあり、作業者によって、第1合紙ロール取付部520Aに新しい第1合紙ロール材PAが取り付けられる。このとき、待機位置にある第2巻取機構510Bに備えられる第2合紙ロール取付部520Bは、第2合紙ロール材PBが取り付けられていない状態である。作業者の手によって、第1合紙ロール材PAの先端領域が引き出され、その先端領域は、空ボビンの状態である第1巻取部530Aに対して両面接着テープを用いて接続される。ガス拡散層製造装置1の動作が開始されると、ロール260(図1参照)側から供給されたシート材5は、第1巻取部530Aによって、第1合紙ロール材PAから巻き出された第1合紙7Cと重ね合わされた状態で巻き取られる。この動作を継続することによって、第1巻取部530Aによって、シート材5が合紙7Cを介在して巻き取られた第1ロール材LAが製造される。このとき、第1合紙ロール取付部520Aに巻かれた第1合紙7Cの残量は少なくなっている。
図1に示した巻取装置500の状態は、第1ロール材LAのサイズが大きくなって完成し、第1合紙ロール取付部520Aに巻かれた第1合紙7Cの残量が少なくなったときの状態である。この状態になったとき、ガス拡散層製造装置1において、第1ロール材LAを空ボビンに取り替え、第1合紙ロール材PAを新しい合紙ロール材に取り替える作業が実行される。この新旧ロール材取り替え作業は、工程11から工程14までの4つの工程によって構成される。各工程11〜工程14はこの順に実行される。各工程11〜工程14について、順に説明する。
[工程11]
工程11は、図9に示すように、待機位置にある第2巻取機構510Bに備えられる第2合紙ロール取付部520Bに新しい合紙ロール材(以下、第2合紙ロール材)PBを取り付けるとともに、第2巻取部530Bに空ボビンを取り付ける工程であり、作業者Hによって行なわれる。工程11では、さらに、作業者Hは、第2合紙ロール材PBから第2合紙7Dを引き出して、第2合紙7Bの先端を第2巻取部530Bに接続する。接続時には、図示するように第2合紙7Dは弛ませた状態であるが、第2合紙ロール取付部520Bを回転することによって、第2合紙7Dは一点鎖線に示すように張ることができる。第2巻取部530Bへの接続は、例えば、両面接着テープによって行う。
待機位置に該当する、ドラム510の中心軸Oを通る垂線Lよりも−X方向の側(図中の左側)が、ガス拡散層製造装置1において外に開いた部分であり、作業者による手作業が可能な部分である。巻取位置に該当する、垂線Lに対して+X方向の側は筺体によって覆われており、手作業が不可能な部分である。
[工程12]
図10は、工程12における巻取装置500の状態を示す説明図である。工程12は、ドラム510を第1回転方向γに180度だけ回転させる工程であり、巻出装置100によって行われる。ドラム510が、図9の状態から第1回転方向γに180度、回転されると、図10の状態、すなわち、第1巻取機構510Aが待機位置に、第2巻取機構510Bが巻取位置に移行される。巻取装置500へのシート材5の供給方向は、ロール260(図1)の方向によって定まることから、ドラム510が第1回転方向γに180度、回転された場合、第1巻取部530Aに取り付けられた第1ロール材LAまでのシート材5の経路は、第2巻取部530Bの周辺から第2カット台550Bを経て、第1ガイド部540Aに至り、第1ガイド部540Aによって第1巻取部530Aに導かれる。カッター590と向かい合う位置には、第2カット台550Bが移動している。
[工程13]
図11は、工程13における巻取装置500の状態を示す説明図である。工程13では、タッチロール580を用いて、第1ガイド部540Aによって導かれたシート材5を、巻取位置にある第2巻取機構510Bに備えられる巻取部530Bに支持された第2ロール材LBのシート材部分に貼り合わせる。タッチロール580は、先端側に設けたロール580aを突出させて、そのロールと第1巻取部530Aまたは第2巻取部530Bの間に介在させたシート材5を第1ロール材LAまたは第2ロール材LBのシート材部分にタッチさせるもので、巻取装置500によって駆動される。シート材5のそのタッチされる部分には、両面接着テープが作業者の手によって予め配置され、タッチによってシート材5は第2ロール材LBのシート材部分に貼り合わされる。タッチロール580が「張り合わせ部」に相当する。
工程13では、さらに、カッター590を用いて、シート材5を、上記の張り合わせ部分よりも第1ガイド部540Aの側の位置で切断する。図12は、この切断の様子を示す説明図である。カッター590から刃先590aが延び、刃先590aが第2カット台550Bに達することで、第2カット台550Bの位置でシート材5を切断する。これによって、貼り合わされたシート材5は、切断され、待機位置にある第1巻取機構510Aに巻かれたシート材5から切り離される。なお、工程13の貼り合わせからカットまでの最中には、第2巻取部530Bおよび第2合紙ロール取付部520Bの回転を停止する。このとき、アキューム部600(図1)は、シート材5の行路を長くすることで、アキューム部600の下流側へのシート材5の供給が停止するように動作する。シート材5の切断後、第2巻取部530Bを右回りに逆回転させて、カットした先端の部分(いわゆるベロ部分)をロール580aが突出した状態のタッチロール580で第2巻取部530Bのボビンに貼り付け、その後、タッチロール580はロール580aを戻す。
[工程14]
図13は、工程14における巻取装置500の状態を示す説明図である。工程14は、巻取装置500による巻き取りを再開する工程である。巻取位置には、第2ロール材LBが位置する。この結果、第1ロール材LAに替えて第2ロール材LBに、シート材5Bが第2合紙7Dを介在して巻き取られる。
以上のように構成された巻取装置500によれば、連続運転を行いながら、旧ロール材としての第1ロール材LAに替わる新しい第2ロール材LBを製造することができる。なお、図13の状態からさらに運転を継続すると、第2合紙ロール材PBの残量が少なくなって取り替えが必要となってくるが、このときには、待機位置にある第1合紙ロール取付部520Aに新たな合紙ロール材を取り付け、ドラム510を第1回転方向γに180度、回転して、第1巻取機構510Aを巻取位置に移行するようにすれば、さらに運転を継続することができる。
4.実施形態の効果:
以上のように構成された巻取装置500によれば、第1巻取機構510Aと第2巻取機構510Bのうち、巻取位置にある一方の巻取機構に備えられる合紙ロール材が少なくなった場合に、待機位置にある他方の巻取機構に新たな合紙ロール材を取り付ける作業を、第1巻取部530Aへの巻き取りを止めずに、作業者Hは行うことができる。その上、ドラム510を第1回転方向γに180度だけ回転させ、張り合わせ部40Aとカッター150を動作させるだけで、新しいロール材である第2ロール材RBへの巻き取りを行うことができる。このため、本実施形態の巻取装置500によれば、巻き取りを停止させずに連続的に行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
5.変形例:
・変形例1:
前記実施形態の巻取装置500では、新旧ロール材取り替え作業においてドラム510を回転する方向を図9における左回りである第1回転方向γとした。これに対して、変形例として、ドラム10を回転する方向を図9における右回りとし、第1または第2ガイド部、第1または第2合紙ロール取付部、第1または第2巻取部、および第1または第2カット台の並び方向を、前記実施形態と逆方向としてもよい。この構成によっても、前記実施形態と同様の効果を奏することができる。
・変形例2:
また、前記実施形態の巻取装置500では、第1カット台550Aおよび第2カット台550Bを備えていた。これに対して、変形例として、第1カット台550Aおよび第2カット台550Bを無くした構成とし、カッター590だけでシート材5を切断する構成としてもよい。
・変形例3:
前記実施形態の巻出装置100では、シート材5は、複数の炭素繊維がバインダによって結着されたカーボンペーパーを材料とした長尺状のシートである。これに対して、変形例として、シート材を、電解質膜にキャリアシートを貼り合わせたものであってもよい。さらに、燃料電池用の材料に限る必要はなく、他の分野におけるシート材であってもよい。要は、長尺状のシート材が合紙を介在して巻き付けられたロール材であれば、いずれの構成としてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、前述した実施形態および各変形例における構成要素の中の、独立請求項で記載された要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。
1…ガス拡散層製造装置
3…巻芯
5…シート材
5A…第1シート材
5B…第2シート材
5Be…先端領域
7…合紙
7A,7C…第1合紙
7B,7D…第2合紙
10…ドラム
10A…第1部品群
10B…第2部品群
10f…底面
20A…第1ロール取付部
20B…第2ロール取付部
30A…第1合紙巻取部
30B…第2合紙巻取部
40A…第1貼り合わせ部
40B…第2貼り合わせ部
50A…第1ガイド部
50B…第2ガイド部
60…プレスカッター装置
100…巻出装置
120…押さえ板
130…移動機構部
150…カッター
190…両面接着テープ
210〜260…ロール
500…巻取装置
510…ドラム
510A…第1部品群
510B…第2部品群
510f…底面
520A…第1合紙ロール取付部
520B…第2合紙ロール取付部
530A…第1巻取部
530B…第2巻取部
540A…第1ガイド部
540B…第2ガイド部
550A…第1カット台
550B…第2カット台
580…タッチロール
580a…ロール
590…カッター
590a…刃先
600…アキューム部
700…塗工部
710…塗工ヘッド
800…焼成炉
H…作業者
LA…第1ロール材
LB…第2ロール材
O…中心軸
PA…第1合紙ロール材
PB…第2合紙ロール材
R…ロール材
RA…第1ロール材
RB…第2ロール材

Claims (1)

  1. 外部から長尺状のシート材の供給を受け、前記シート材が合紙を介在して巻き取られたロール材を製造する巻取装置であって、
    中心軸に対して第1回転方向に回転可能な円筒状部材と、
    前記円筒状部材の底面に設置され、前記中心軸を中心として互いに点対称な構造を有する2つの巻取機構と、
    を備え、
    各巻取機構は、
    自身の巻取機構によってシート材の巻き取りを実行するための巻取位置と、前記巻取位置から前記第1回転方向に180度回転した待機位置と、の2つの位置をとることが可能であると共に、
    前記合紙が巻かれる合紙ロール材を回転可能に支持する合紙ロール取付部と、
    前記合紙ロール取付部に対して前記第1回転方向の側に設けられ、前記シート材を前記合紙ロール材から送られて来る前記合紙を介在させて巻き取る巻取部と、
    前記合紙ロール取付部に対して前記第1回転方向とは反対の第2回転方向の側に設けられ、前記待機位置において、自身の巻取機構によって巻き取るシート材の経路をガイドするガイド部と、
    を備え、
    前記巻取装置は、さらに、
    前記2つの巻取機構のうち、前記巻取位置にある一方の巻取機構によって巻き取られたシート材に、前記ガイド部によって導かれた前記シート材を貼り合わせる張り合わせ部と、
    貼り合わされた前記シート材を切断して前記待機位置にある他方の巻取機構に巻かれたシート材から切り離すカッターと、
    を備える巻取装置。
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