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JP2018190549A - 照明器具 - Google Patents

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JP2018190549A JP2017090357A JP2017090357A JP2018190549A JP 2018190549 A JP2018190549 A JP 2018190549A JP 2017090357 A JP2017090357 A JP 2017090357A JP 2017090357 A JP2017090357 A JP 2017090357A JP 2018190549 A JP2018190549 A JP 2018190549A
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Takashi Ishikawa
孝 石川
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Tadashi Fusaka
匡司 符阪
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Abstract

【課題】被取付面に取り付けた際に、取付構造部が露出しない照明器具を提供する。また、取付構造部を設ける照明器具の表面を減らすことで、加工工数を低減させた照明器具を提供する。【解決手段】被取付面W・Sに取り付けるための取付構造部21Hを有する取付部材2と、前記取付部材2に取り付けられる器具本体3と、を有している照明器具1であって、前記取付部材2が一側板21と他側板22によって断面視略L字状に形成されるとともに該取付部材2の一側板21にのみ前記取付構造部21Hが設けられており、前記取付部材2は、前記一側板21が前記照明器具1の後面部1Bの一部、若しくは、上面部1Uの一部を構成するように選択的に前記器具本体3を取り付けることができる、とした。【選択図】図19

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来より、壁面のような垂直な被取付面、又は棚下のような水平な被取付面のいずれにも取り付けが可能な照明器具が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。このような照明器具は、後面部と上面部の2つの面にそれぞれ電線孔や取付孔が設けられている。そして、このような照明器具を壁面(垂直な被取付面)に取り付ける場合は、後面部の電線孔から電線を照明器具内に引き込むとともに、後面部の取付孔と木ネジのような固定部材を用いて照明器具を壁面に取り付ける。また、このような照明器具を棚下(水平な被取付面)に取り付ける場合は、上面部の電線孔から電線を照明器具内に引き込むとともに、上面部の取付孔と木ネジのような固定部材を用いて照明器具を棚下に取り付ける。
特開2016−35838号公報 実開昭56−138401号公報
ところで、このような照明器具は、複数の表面に電線孔や取付孔などの取付構造部をそれぞれ設ける必要があるため、加工工数が増大してしまう。また、このような照明器具は、垂直な被取付面に取り付けた場合は、上面部に設けられた取付構造部が使用されずに露出したままとなる。一方、このような照明器具を水平な被取付面に取り付けた場合は、後面部に設けられた取付構造部が使用されずに露出したままとなる。つまり、このような照明器具は、垂直な被取付面に取り付けられる場合と水平な被取付面に取り付けられる場合のいずれも、使用されなかった取付構造部が露出した状態となる。特に、電線孔や取付孔などの取付用孔(照明器具の取り付けに関する全ての孔を指す)が露出してしまうと、取付用孔から照明器具の内部へ埃や虫などが侵入する可能性があった。仮に、これらの取付用孔をノックアウト孔加工で形成すれば、取付用孔から埃や虫などの侵入を防ぐことができる。しかしながら、このような取付用孔を用いた場合、取付作業者が照明器具を取り付けるために取付用孔を空ける工程が必要であり、取付作業が煩雑化してしまう。
以上より、本願の発明は、被取付面に取り付けた際に、取付構造部が露出しない照明器具を提供することを目的としている。また、取付構造部を設ける照明器具の表面を減らすことで、加工工数を低減させた照明器具を提供することを目的としている。
本願に開示する照明器具は、
被取付面に取り付けるための取付構造部を有する取付部材と、
前記取付部材に取り付けられる器具本体と、を有している照明器具であって、
前記取付部材が一側板と他側板によって断面視略L字状に形成されるとともに該取付部材の一側板にのみ前記取付構造部が設けられており、
前記取付部材は、前記一側板が前記照明器具の後面部の一部、若しくは、上面部の一部を構成するように選択的に前記器具本体を取り付けることができる、ものである。
本願に開示する照明器具において、
前記取付部材の両端部にそれぞれ固定される一対の取付部材側固定具と、
前記器具本体の両端部にそれぞれ固定される一対の器具本体側固定具と、を有しており、
前記一対の前記取付部材側固定具のいずれにも一方の前記器具本体側固定具が組み合わせ自在であり、前記一対の前記取付部材側固定具のいずれにも他方の前記器具本体側固定具が組み合わせ自在となっている、ものである。
本願に開示する照明器具において、
前記取付部材側固定具に第一平面部が形成され、
前記器具本体側固定具に第二平面部が形成され、
前記第一平面部が略正四角形の表面を有するように形成され、
前記第二平面部の上下両端部が折り曲げられて互いに対向する二つの案内部が形成され、
前記第一平面部を二つの前記案内部が挟み込んだ状態で組み合わせ自在となっている、ものである。
本願に開示する照明器具において、
前記第二平面部が前記器具本体の取付方向に沿って長く形成され、
前記第一平面部を覆うように前記第二平面部を組み合わせることで前記器具本体を適宜位置まで案内することができる、ものである。
本願に開示する照明器具において、
前記取付部材の端部に取り付けられる内蓋部材と、
前記器具本体及び前記内蓋部材の端部に係合される外蓋部材と、を有しており、
前記器具本体の端部における少なくとも下面側に第一溝が形成され、
前記内蓋部材の端部における少なくとも下面側に第二溝が形成され、
前記外蓋部材の少なくとも下板部に突条部が形成され、
前記内蓋部材を取り付けると前記第一溝と前記第二溝がつながって溝部を構成し、
前記溝部に前記突条部が嵌合して前記外蓋部材を適宜位置まで案内することができる、ものである。
本願の発明によれば、垂直な被取付面に取り付けられる場合と水平な被取付面に取り付けられる場合のいずれも、取付用孔が露出しない照明器具を提供することができる。また、取付用孔を減らすことで加工工数を低減させた照明器具を提供することができる。
本発明に係る一実施形態の照明器具を示す図。 図1の照明器具を展開した図。 取付部材の構造を示す図。 器具本体の構造を示す図。 取付部材側固定具の構造を示す図。 器具本体側固定具の構造を示す図。 内蓋部材の構造を示す図。 外蓋部材の構造を示す図。 垂直な被取付面(壁面)に取付部材を取り付けている状況を示す図。 取付部材に器具本体を取り付けている状況を示す図。 取付部材の端部に内蓋部材を圧入している状況を示す図。 器具本体及び内蓋部材の端部に外蓋部材を係合している状況を示す図。 垂直な被取付面(壁面)に照明器具が取り付けられた状態を示す図。 水平な被取付面(棚下)に取付部材を取り付けている状況を示す図。 取付部材に器具本体を取り付けている状況を示す図。 取付部材の端部に内蓋部材を圧入している状況を示す図。 器具本体及び内蓋部材の端部に外蓋部材を係合している状況を示す図。 水平な被取付面(棚下)に照明器具が取り付けられた状態を示す図。 被取付面に取り付けられた照明器具の断面を示す図であり、(A)が垂直な被取付面に取り付けた場合、(B)が水平な被取付面に取り付けた場合を示す。 取付部材に器具本体を取り付けている状況の詳細を示す図。 取付部材の端部に内蓋部材を圧入している状況の詳細を示す図。 器具本体及び内蓋部材の端部に外蓋部材を係合している状況の詳細を示す図。
本願の発明に関する技術的思想は、以下に説明する照明器具1に具現化されている。以下、本発明の実施形態の一つである照明器具1について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1から図8を用いて、照明器具1の各構成部品について説明する。
以下において、図中における矢印Xを照明器具1の上下方向、矢印Yを照明器具1の左右方向、矢印Zを照明器具1の前後方向とする。ここで、照明器具1の上下方向とは、重力が作用する方向に沿う方向である。照明器具1の左右方向とは、重力が作用する方向に対して垂直となる照明器具1の長手方向である。照明器具1の前後方向とは、重力が作用する方向に対して垂直となる照明器具1の短手方向である。なお、照明器具1の短手方向は、取付部材2に対する器具本体3の取付方向に相当する(図2参照)。また、照明器具1の上下方向と左右方向、すなわち、矢印X−Y平面に平行して広がる被取付面(壁面など)を垂直な被取付面Wとする。また、照明器具1の左右方向と前後方向、すなわち、矢印Y−Z平面に平行して広がる被取付面(棚下や天井など)を水平な被取付面Sとして、以下説明する。以下において、「棚下」とは収納棚の下面の水平な表面を指し、この表面を「棚下」と呼ぶ。
照明器具1は、取付部材2と器具本体3を有している。
取付部材2は、壁面などの垂直な被取付面W、又は、棚下や天井などの水平な被取付面Sに取り付けられる部材である。取付部材2は、例えばアルミニウム合金(例えばA6063など)で形成されている。本実施形態の取付部材2は、アルミビレットを加熱したものをダイスに通し、長尺状に形成した。取付部材2は、一側板21と他側板22が直角に交わるように断面視略L字状の形状を有する。取付部材2は、一側板21に取付構造部21Hが設けられている。本実施形態では、取付構造部21Hとして電線孔21aと2つの取付孔21b・21cが設けられている。電線孔21aは、一側板21の長手方向の中央部分に設けられている。また、取付孔21bは、一側板21の一方の端部からやや中央よりの位置に設けられている。取付孔21cは、一側版21の他方の端部からやや中央よりの位置に設けられている。このように、取付部材2は、一側板21と他側板22によって断面視略L字状に形成されるとともに、該取付部材2の一側板21にのみ取付構造部21H(本実施形態では、照明器具1の取り付けに関する電源孔21a・取付孔21b・取付孔21cを指す)が設けられているのである。本実施形態では、取付構造部21Hとして電源孔21a、取付孔21b・21cを作成したが、これに限らず、被取付部に取り付けるために必要なその他の形状でもよい。例えば、他の部材と結合するための鉤状部や溝部など、必要に応じて適宜設けることができる。
また、本取付部材2においては、一側板21に段差部21dが形成されている(図19参照)。段差部21dは、一側板21の先端縁付近に内面側に突出し、長手方向に沿うように形成されている。これにより、一側板21の剛性を確保するとともに、後述する筐体30の下板部33若しくは上板部31に組み合わせることができる。また、本取付部材2においては、他側板22にも段差部22dが形成されている(図19参照)。段差部22dは、他側板22の先端縁付近に内面側に突出し、長手方向に沿うように形成されている。これにより、他側板22の剛性を確保するとともに、後述する筐体30の上板部31若しくは下板部33に組み合わせることができる。段差部21dと段差部22dは、一側板21と他側板22の交わる角部から同距離分だけ離れた位置に形成されている。なお、段差部21dと段差部22dは、断面視略C字状の凹部を有し、後述する内蓋部材6の円柱部63・64が嵌合可能となっている(図19及び図21参照)。
器具本体3は、取付部材2に取り付けられる。器具本体3は、主に筐体30で構成されている。筐体30は、例えばアルミニウム合金(例えばA6063など)で形成されている。本実施形態の筐体30は、アルミビレットを加熱したものをダイスに通して長尺状に形成した。筐体30は、上板部31と前板部32が直角に交わるように断面視略L字状に形成した。上板部31の中途部分から前板部32と平行するように中板部34を形成し、中板部34の他端から略直角に交わるように前板部32とは逆方向に下板部33を形成した。筐体30は、下板部33と中板部34が直角に交わる形状を有する。筐体30は、上板部31と前板部32によって断面視略L字状と、下板部33と中板部34によって断面視略L字状とを組み合わされた形状に形成した。なお、筐体30の中板部34には、短手方向へ突出した台座部34pが形成されている(図19参照)。段差部34dは、台座部34pの基端縁に重なった位置で下面側に突出した部分であり、長手方向に沿うように形成されている。なお、段差部34dは、断面視略C字状となっており、後述する蓋部材37を固定するためのネジ37Sが螺合可能となっている(図19参照)。
また、本筐体30においては、上板部31に段差部31dが形成されている(図19参照)。段差部31dは、上板部31の先端縁において内面側に向かって段差形状を有する部分であり、長手方向に沿うように形成されている。これにより、上板部31の剛性を確保するとともに、前述した取付部材2の一側板21の段差部21d若しくは他側板22の段差部22dと組み合わせることができる。また、本取付部材2においては、下板部33にも段差部33dが形成されている(図19参照)。段差部33dは、下板部33の先端縁において内面側に向かって段差形状を有する部分であり、長手方向に沿うように形成されている。これにより、下板部33の剛性を確保するとともに、前述した取付部材2の他側板22の段差部22d若しくは一側板21の段差部21dと組み合わせることができる。取付部材2の段差部21d・22dと、器具本体3の段差部31d・33dとを組み合わせることによって、器具本体3は、取付部材2に対して所望の位置に配置することができる。
本器具本体3は、透光板35を有している。透光板35は、筐体30の前板部32と中板部34の間における下端に配置されている。透光板35は、例えば合成樹脂(例えばポリカーボネートなど)で形成されている。透光板35は、平らな長方形状に形成されており、前板部32の内面側に設けられた凹部32eと、凹部32eと向かい合うように中板部34に設けられた凹部34eに挟まれた状態で支持されている(図19参照)。透光板35は、熱によって膨張しても問題が生じないよう、前板部32や中板部34に対して多少の隙間を有するように形成されている。また、後述する蓋部材37に対しても多少の隙間を有するように形成されている。
本器具本体3は、光源部36を有している。光源部36は、筐体30の前板部32と中板部34の間における上板部31の内面側表面に配置されている。光源部36は、基板361に複数のSMD(Surface Mount Device)型のLEDチップ362を実装した。光源部36は、平らな長方形状に形成されている。上板部31の内面側に設けられた凹部31fと中板部34の内面側に設けられた凹部34fに基板361が挟まれた状態で支持されている(図19参照)。光源部36は、基板361に二つの電極が設けられている。一方の電極は、いわゆるアノードであり、接続端子363から電源部364やスイッチ365を介して接続されている。他方の電極は、いわゆるカソードであり、接続端子363から電源部364やスイッチ365を介して接続されている。なお、光源部36は、SMD型LEDチップに限らず、COB(Chip On Board)型発光モジュールなどでもよい。また、蛍光灯や電球、有機ELなどの光源でもよい。
本器具本体3は、蓋部材37を有している。蓋部材37は、筐体30の両端部にそれぞれ固定されている。蓋部材37は、例えば合成樹脂(例えばABSなど)で形成されている。蓋部材37は、圧入部371と止板部372が形成されており、圧入部371が上板部31や前板部32、中板部34などに接するように圧入され、止板部372がこれらの端部に当接した状態となっている。また、蓋部材37は、止板部372が中板部34に設けられた台座部34pの端部を覆うように延びており、段差部34d(断面視略C状部分)に重なる適宜な位置に取付孔37hが設けられている。こうして、蓋部材37は、取付孔37hに通されるネジ37Sによって筐体3の端部に固定される。なお、止板部372は、その上下両端部が長手方向の外側に延びており、それぞれの上面側と下面側に長手方向に対して垂直となる第一溝3g・3gが形成されている。止板部372の下端側の延長部分は上端側の延長部分よりも短く形成されている。それに伴い、下面側の第一溝3gは上面側の第一溝3gよりも短く形成されている。また、止板部372は、その一部が圧入部371の内側へ窪んでおり、その底面から爪部373が延びている。爪部373は、その先端部分が長手方向の外側へ突出している。
更に、照明器具1は、取付部材側固定具4と器具本体側固定具5を有している。図5及び図6には、左側用と右側用の両方を示している。
取付部材側固定具4は、取付部材2の両端部にそれぞれ固定される。取付部材側固定具4は、例えば亜鉛めっき鋼板(例えばSGCCなど)などの金属材料で形成されている。取付部材側固定具4は、例えば予め切り出された板材を折り曲げることによって形成する。取付部材側固定具4は、第一平面部40を有する。より詳細に説明すると、取付部材側固定具4は、長手方向に対して垂直となる第一平面部40を有し、この第一平面部40につながった各部分が折り曲げられることで長手方向へ延びる側面部41・42・43・44が形成されている。また、側面部41には、所定箇所で折り曲げられることにより、支持板部410が形成されている。更に、側面部44には、所定箇所で折り曲げられることにより、固定板部440が形成されている。なお、固定板部440は、中央にバーリング加工が施されて取付孔44hが設けられている。そのため、固定板部440は、取付部材2の一側板21にネジ44Sによって固定される(図3参照)。このとき、支持板部410は、取付部材2の他側板22に沿うように配置される。
本取付部材側固定具4は、第一平面部40が長手方向から見て略正四角形に形成されている。より詳細に説明すると、取付部材側固定具4は、側面部41と側面部43が互いに平行となっており、側面部42と側面部44が互いに平行となっており、結果として第一平面部40が略正四角形に形成されている。第一平面部40の各辺は、全ての長さが「d」となっている。なお、第一平面部40は、中央にバーリング加工が施されて取付孔40hが設けられている。これにより、第一平面部40は、後述する第二平面部50の貫通孔50hに通されるネジ40Sにより、この第二平面部50とともに締結される(図2及び図10及び図15参照)。
器具本体側固定具5は、器具本体3の両端部にそれぞれ固定される。器具本体側固定具5は、例えば亜鉛めっき鋼板(例えばSGCCなど)などの金属材料で形成されている。器具本体側固定具5は、予め切り出された板材を折り曲げることによって第二平面部50を有する形状となっている。より詳細に説明すると、器具本体側固定具5は、長手方向に対して垂直となる第二平面部50を有し、この第二平面部50につながった各部分が折り曲げられることで長手方向へ延びる案内部55・56が形成されている。また、第二平面部50には、所定箇所で折り曲げられることにより、固定板部520が形成されている。更に、固定板部520は、所定箇所で折り曲げられることにより、支持板部521・522が形成されている。なお、固定板部520は、中央よりの二箇所に穴開け加工が施されて貫通孔52h・52hが設けられている。固定板部520は、器具本体3を構成している筐体30の台座部34pにネジ52S・52Sによって固定される。このとき、支持板部521・522は、台座部34pにおける上面側と下面側の外側にそれぞれ沿うように配置される。台座部34pを支持板部521・522の間に挟むように配置し、ネジ52S・52Sを用いて固定板部520を台座部34pに固定することで、器具本体側固定具5を器具本体3の所望の位置に配置する。
本器具本体側固定具5は、第二平面部50が器具本体3の取付方向に沿って延びるように形成されている。また、本器具本体側固定具5は、第二平面部50の上下両端部が折り曲げられて互いに対向する二つの案内部55・56が形成されている。より詳細に説明すると、器具本体側固定具5は、案内部55と案内部56が平行となるように形成され、結果として互いに対向する二つの案内部55・56が形成されている。本実施形態では、案内部55と案内部56が平行となるように形成したが、これに限らず、案内部55と案内部56が対称となるように形成されればよい。二つの案内部55・56の間隔Dは、第一平面部40の各辺の長さdよりも僅かに大きくなるように形成されている。なお、第二平面部50は、中央に穴開け加工が施されて貫通孔50hが設けられている。これにより、第二平面部50は、この第二平面部50の貫通孔50hに通されるネジ40Sにより、前述した第一平面部40とともに締結される(図2及び図10及び図15参照)。
照明器具1は、内蓋部材6と外蓋部材7を有している。図7及び図8には、左側用と右側用の両方を示している。
内蓋部材6は、取付部材2及び器具本体3からなる両端部に取り付けられる。内蓋部材6は、例えば合成樹脂(例えばABSなど)で形成されている。内蓋部材6は、圧入部61と止板部62が形成されている。圧入部61は、取付部材2と器具本体3から形成される端部の空間に、一側板21や他側板22、下板部33などに沿うように挿入され、止板部62がこれらの端部に当接して取り付けられる。また、内蓋部材6は、止板部62が短手方向へ延びる延長部621を有し、この延長部621によって蓋部材37の一部を覆っている。なお、止板部62は、その上下両端部を含む側板が長手方向の内側へ延びており、それぞれの上面側と下面側に長手方向に対して垂直となる第二溝6g・6gが形成されている。内蓋部材6を取り付けると、蓋部材37の第1溝3gと内蓋部材6の第二溝6gとが連続するように配置されて溝部74Gを形成する。また、止板部62は、その上下両端部を含む側板の一部が長手方向の内側へ延びており、二つの円柱部63・64が形成されている。
外蓋部材7は、器具本体3及び内蓋部材6の両端部にそれぞれ係合される。外蓋部材7は、例えば合成樹脂(例えばABSなど)で形成されている。外蓋部材7は、横板部70に加えて上板部71と前板部72と下板部73が形成されており、これらによって蓋部材37や内蓋部材6を覆った状態となっている。なお、横板部70の内面側には、短手方向に沿うように細幅の直線状に軌道部70rが形成されている。また、上板部71の内面側には、長手方向に対して垂直方向に延びる突条部74Tが形成されており、下板部73の内面側にも、長手方向に対して垂直方向に延びる突条部74Tが形成されている。前板部72は、筐体30の前板部32が長手方向の外側へ延長されるような形状に形成した。下板部73は、筐体30の下板部33や透光板35が長手方向の外側へ延長されるように形成した。
<垂直な被取付面W(壁面)に照明器具を取り付ける手順>
次に、図9から図13を用いて、垂直な被取付面W(以下、壁面Wとする)に照明器具1を取り付ける手順の一例について説明する。また、図20から図22に一部構造の詳細を示すことによって説明を補完する。
以下においては、図3に示す取付部材2及び図4に示す器具本体3に基づいて符号を定義する。即ち、図3における取付部材2の左側端部に固定されている取付部材側固定具4を「取付部材側固定具4L」と定義し、取付部材2の右側端部に固定されている取付部材側固定具4を「取付部材側固定具4R」と定義する。また、図4における器具本体3の左側端部に固定されている器具本体側固定具5を「器具本体側固定具5L」と定義し、取付部材2の右側端部に固定されている器具本体側固定具5を「器具本体側固定具5R」と定義する。
まず、図9に示すように、壁面Wに取付部材2を取り付ける。作業者は、壁面Wから出ている電線Cを電線孔21aに通す。そして、作業者は、取付部材2を支えた状態で取付孔21bと取付孔21cに木ネジ23Sを通し、それぞれを壁面Wに捻じ込む。このとき、取付部材2は、電線孔21aが長円形状に形成されているので、電線Cを照明器具1内に引き込むときに長手方向の自由度を有している。また、取付部材2は、取付孔21bが長円形状と大径の円形状からなるダルマ孔であり、取付孔21cが小径の円形状である。これにより、取付部材2の取付位置を調整しながら、壁面Wに取り付けることができる。その後、作業者は、電線Cを器具本体3の接続端子363に接続する。
次に、図10に示すように、取付部材2に器具本体3を取り付ける。つまり、取付部材2の取付部材側固定具4Lに対して器具本体3の器具本体側固定具5Lを嵌合させるとともに、取付部材2の取付部材側固定具4Rに対して器具本体3の器具本体側固定具5Rを嵌合させる。作業者は、取付部材側固定具4Lの第一平面部40に器具本体側固定具5Lの第二平面部50を沿わせるようにして嵌合させる(図20参照)。このとき、取付部材側固定具4Lの第一平面部40を二つの案内部55・56が挟み込むこととなる。同様に、作業者は、取付部材側固定具4Rの第一平面部40に器具本体側固定具5Rの第二平面部50を沿わせるようにして嵌合させる。このとき、取付部材側固定具4Rの第一平面部40を二つの案内部55・56が挟み込むこととなる。これにより、器具本体3は、取付部材2に対する長手方向及び上下方向の適宜な位置まで案内される。また、器具本体側固定具5L及び器具本体側固定具5Rのいずれとも、第二平面部50と案内部55・56が取付方向に沿って長く形成されている。取付部材2に器具本体3を取付方向に差し込む動作で、器具本体3は適宜な位置まで案内される。その後、作業者は、ネジ40Sを用いて第一平面部40と第二平面部50を締結する(図20参照)。
次に、図11に示すように、取付部材2の両端部に内蓋部材6を圧入する。作業者は、取付部材2の一側板21や他側板22などの端部に止板部62が当接するまで圧入する(図21参照)。このとき、器具本体3(蓋部材37)の第一溝3g・3gと内蓋部材6の第二溝6g・6gが直線状につながって溝部74G・74Gを構成する。また、内蓋部材6は、一側板21の段差部21dと他側板22の段差部22dにそれぞれ円柱部63・64が嵌合するので抜け落ちにくい。なお、本照明器具1は、取付部材2の両端部に内蓋部材6を圧入するものである。取付部材2の左側端部に圧入される内蓋部材6と取付部材2の右側端部に圧入される内蓋部材6は、左側用若しくは右側用の表示を除いて左右対称に形成されている。しかし、これに限らず、複数の照明器具1を連結可能とした仕様などにおいては、左右非対称に形成しても良い。
次に、図12に示すように、器具本体3及び内蓋部材6の両端部に外蓋部材7を係合する。作業者は、溝部74G・74Gに外蓋部材7の突条部74T・74Tを噛み合わせて押し込むことで係合する(図22参照)。このとき、上面側の溝部74Gは、上面側の突条部74Tと噛み合わせやすいように、入口部分で広く且つ深くなるように形成されている(図22における矢印M参照)。下面側の溝部74Gは、入口部分から中途部分まで片壁で上面側の溝部74Gよりも短く形成されている(図22における矢印N参照)。外蓋部材7の上面側の突条部74Tの先端と上面側の溝部74Gが噛み合うように、外蓋部材7を器具本体3の取付方向に押し込むことで、下面側の突条部74Tと下面側の溝部74Gも噛み合う。これにより、突条部74T・74Tが引っ掛かることなく円滑に噛み合い、外蓋部材7は器具本体3及び内蓋部材6と係合しやすい。また、外蓋部材7は、適宜位置まで押し込まれると爪部373の先端部分が軌道部70rを乗り越える。これにより、器具本体3及び内蓋部材6から外れにくくなる。なお、本照明器具1は、器具本体3及び内蓋部材6の両端部に外蓋部材7を係合するものである。器具本体3及び内蓋部材6の左側端部に圧入される外蓋部材7と器具本体3及び内蓋部材6の右側端部に圧入される外蓋部材7は、左側用若しくは右側用の表示を除いて左右対称に形成されている。しかし、複数の照明器具1を連結可能とした仕様などにおいては、左右非対称に形成しても良い。
本照明器具1においては、器具本体3及び内蓋部材6の端部に外蓋部材7を係合して一体化させることで、器具本体3の自重で取付部材2に対する適宜な位置よりも下に配置されることを抑止する。これにより、器具本体3を取付部材2に対して適宜な位置に容易に配置することができる。なお、本実施形態では、照明器具1の上面側と下面側の両方に溝部74Gと突条部74Tを設けたが、これに限られない。器具本体3を取付部材2に対して適宜な位置に配置することが可能であれば、一方側のみに溝部74Gと突条部74Tを形成しても良い。
以上、図13に示すように、本照明器具1は、壁面Wに取り付けることが可能である。このように、壁面Wに取り付けられる場合においては、取付部材2の一側板21が照明器具1の後面部1Bを構成するとともに取付部材2の他側板22が照明器具1の上面部1Uを構成する(図19の(A)参照)。
<水平な被取付面S(棚下)に照明器具を取り付ける手順>
次に、図14から図18を用いて、水平な取付面S(以下、棚下Sとする)に照明器具1を取り付ける手順の一例について説明する。また、図20から図22に一部構造の詳細を示すことによって説明を補完する。
以下においても、図3に示す取付部材2及び図4に示す器具本体3に基づいて符号を定義する。即ち、図3における取付部材2の左側端部に固定されている取付部材側固定具4を「取付部材側固定具4L」と定義し、取付部材2の右側端部に固定されている取付部材側固定具4を「取付部材側固定具4R」と定義する。また、図4における器具本体3の左側端部に固定されている器具本体側固定具5を「器具本体側固定具5L」と定義し、取付部材2の右側端部に固定されている器具本体側固定具5を「器具本体側固定具5R」と定義する。
まず、図14に示すように、棚下Sに取付部材2を取り付ける。作業者は、棚下Sから出ている電線Cを電線孔21aに通す。そして、作業者は、取付部材2を支えた状態で取付孔21bと取付孔21cに木ネジ23Sを通し、それぞれを棚下Sに捻じ込む。このとき、取付部材2は、電線孔21aが長円形状に形成されているので、電線Cを照明器具1内に引き込むときに長手方向の自由度を有している。また、取付部材2は、取付孔21bが長円形状と大径の円形状からなるダルマ孔であり、取付孔21cが小径の円形状である。これにより、取付部材2の取付位置を調整しながら、棚下Sに取り付けることができる。その後、作業者は、電線Cを器具本体3の接続端子363に接続する。
次に、図15に示すように、取付部材2に器具本体3を取り付ける。つまり、取付部材2の取付部材側固定具4Rに対して器具本体3の器具本体側固定具5Lを嵌合させるとともに、取付部材2の取付部材側固定具4Lに対して器具本体3の器具本体側固定具5Rを嵌合させる。作業者は、取付部材側固定具4Rの第一平面部40に器具本体側固定具5Lの第二平面部50を沿わせるようにして嵌合させる(図20参照)。このとき、取付部材側固定具4Rの第一平面部40を二つの案内部55・56が挟み込むこととなる。同様に、作業者は、取付部材側固定具4Lの第一平面部40に器具本体側固定具5Rの第二平面部50を沿わせるようにして嵌合させる。このとき、取付部材側固定具4Lの第一平面部40を二つの案内部55・56が挟み込むこととなる。これにより、器具本体3は、取付部材2に対する長手方向及び上下方向の適宜な位置まで案内される。また、器具本体側固定具5L及び器具本体側固定具5Rのいずれとも、第二平面部50と案内部55・56が取付方向に沿って長く形成されている。取付部材2に器具本体3を取付方向に差し込む動作で、器具本体3は適宜な位置まで案内される。その後、作業者は、ネジ40Sを用いて第一平面部40と第二平面部50を締結する(図20参照)。
次に、図16に示すように、取付部材2の両端部に内蓋部材6を圧入する。作業者は、取付部材2の一側板21や他側板22などの端部に止板部62が当接するまで圧入する(図21参照)。このとき、器具本体3(蓋部材37)の第一溝3g・3gと内蓋部材6の第二溝6g・6gが直線状につながって溝部74G・74Gを構成する。また、内蓋部材6は、一側板21の段差部21dと他側板22の段差部22dにそれぞれ円柱部63・64が嵌合するので抜け落ちにくい。なお、本照明器具1は、取付部材2の両端部に内蓋部材6を圧入するものである。取付部材2の左側端部に圧入される内蓋部材6と取付部材2の右側端部に圧入される内蓋部材6は、左側用若しくは右側用の表示を除いて左右対称に形成されている。しかし、複数の照明器具1を連結可能とした仕様などにおいては、左右非対称に形成しても良い。
次に、図17に示すように、器具本体3及び内蓋部材6の両端部に外蓋部材7を係合する。作業者は、溝部74G・74Gに外蓋部材7の突条部74T・74Tを噛み合わせて押し込むことで係合する(図22参照)。このとき、上面側の溝部74Gは、上面側の突条部74Tと噛み合わせやすいように、入口部分で広く且つ深くなるように形成されている(図22における矢印M参照)。下面側の溝部74Gは、入口部分から中途部分まで片壁で上面側の溝部74Gよりも短く形成されている(図22における矢印N参照)。外蓋部材7の上面側の突条部74Tの先端と上面側の溝部74Gが噛み合うように、外蓋部材7を器具本体3の取付方向に押し込むことで、下面側の突条部74Tと下面側の溝部74Gも噛み合う。これにより、突条部74T・74Tが引っ掛かることなく円滑に噛み合い、外蓋部材7は器具本体3及び内蓋部材6と係合しやすい。また、外蓋部材7は、適宜位置まで押し込まれると爪部373の先端部分が軌道部70rを乗り越える。これにより、器具本体3及び内蓋部材6から外れにくくなる。なお、本照明器具1は、器具本体3及び内蓋部材6の両端部に外蓋部材7を係合するものである。器具本体3及び内蓋部材6の左側端部に圧入される外蓋部材7と器具本体3及び内蓋部材6の右側端部に圧入される外蓋部材7は、左側用若しくは右側用の表示を除いて左右対称に形成されている。しかし、複数の照明器具1を連結可能とした仕様などにおいては、左右非対称に形成しても良い。
本照明器具1においては、器具本体3及び内蓋部材6の端部に外蓋部材7を係合して一体化させることで、器具本体3の自重で取付部材2に対する適宜な位置よりも下に配置されることを抑止する。これにより、取付部材2に対して器具本体3を適宜な位置に容易に配置することができる。
以上、図18に示すように、本照明器具1は、棚下Sに取り付けることが可能である。このように、棚下Sに取り付けられる場合においては、取付部材2の一側板21が照明器具1の上面部1Uを構成するとともに取付部材2の他側板22が照明器具1の後面部1Bを構成する(図19の(B)参照)。なお、本照明器具1において、取付部材2の一側板21は、段差部211によって他側板22よりも僅かに厚く形成されている。これにより、被取付面である棚下Sと器具本体3の上板部31との間に空間を設けることができる。被取付面と器具本体3との間に空間を設けることによって、取付部材2に対し器具本体3を取り付ける際や、外蓋部材7を係合する際に、器具本体3や外蓋部材7が被取付面に接触しにくくなる。
以下に、本願の発明とその効果についてまとめる。
本発明の一実施形態に係る照明器具1は、取付部材2が一側板21と他側板22によって断面視略L字状に形成されるとともに該取付部材2の一側板21にのみ取付構造部21H(電線孔21a・取付孔21b・取付孔21cなど)が設けられている。そして、取付部材2は、一側板21が照明器具1の後面部1Bの一部、若しくは、照明器具1の上面部1Uの一部を構成するように選択的に器具本体3を取り付けることができる。照明器具1によれば、垂直な被取付面Wに取り付けられる場合と水平な被取付面Sに取り付けられる場合のいずれにおいても、取付構造部21Hが露出しない。取付部材2の複数の面に取付構造部21Hを形成しないため、加工工数を低減できる。また、照明器具1を取り付けた際に取付構造部21Hが露出しないため、意匠性が高い照明器具を実現できる。また、電線孔21aや取付孔21b・取付孔21cなど取付用孔が露出しないため、照明器具1の内部へ埃や虫が侵入しにくい。また、取付用孔をノックアウト孔加工で形成する必要がない。そのため、取付作業者が取付用孔を空ける作業がなく、取り付けやすい照明器具を実現できる。
また、本発明の一実施形態に係る照明器具1は、取付部材2の両端部にそれぞれ固定される一対の取付部材側固定具4と、器具本体3の両端部にそれぞれ固定される一対の器具本体側固定具5と、を有している。そして、一対の取付部材側固定具4のいずれにも一方の器具本体側固定具5が組み合わせ自在であり、一対の取付部材側固定具4のいずれにも他方の器具本体側固定具5が組み合わせ自在となっている。照明器具1によれば、垂直な被取付面Wに取り付けられた取付部材2と水平な被取付面Sに取り付けられた取付部材2のいずれに対しても、一定方向(照明器具1では前後方向)から器具本体3を取り付けることができる。
更に、本発明の一実施形態に係る照明器具1は、取付部材側固定具4に第一平面部40が形成され、器具本体側固定具5に第二平面部50が形成されている。第一平面部40は、略正四角形の表面を有するように形成されている。第二平面部50の上下両端部は、折り曲げられて互いに対向する二つの案内部55・56が形成されている。そして、第一平面部40を二つの案内部55・56が挟み込んだ状態で組み合わせ自在となっている。照明器具1によれば、取付部材2に対する器具本体3の長手方向及び上下方向の位置が定まるので取付作業が容易となる。
本発明の一実施形態に係る照明器具1は、第二平面部50が器具本体3の取付方向に沿って長く形成されている。そして、第一平面部40に沿うように第二平面部50一定方向(照明器具1では前後方向)に器具本体3を移動させれば、器具本体3の取付部材2に対する適宜な位置まで案内することができる。照明器具1によれば、取付部材2に対する器具本体3の適宜な位置(長手方向の位置及び上下方向の位置)まで案内されるので取付作業が更に容易となる。
本発明の一実施形態に係る照明器具1は、取付部材2の端部に圧入される内蓋部材6と、器具本体2及び内蓋部材6の端部に係合される外蓋部材7と、を有している。また、器具本体3の端部における少なくとも下面側に第一溝3gが形成され、内蓋部材6の端部における少なくとも下面側に第二溝6gが形成される。外蓋部材7の少なくとも下板部73における内面側に突条部74Tが形成されている。そして、内蓋部材6を圧入すると第一溝3gと第二溝6gがつながって溝部74Gを構成し、溝部74Gに突条部74Tが嵌合して外蓋部材7を適宜位置まで案内することができる。照明器具1によれば、器具本体3と内蓋部材6の端部に外蓋部材7を係合させて一体化させることで、器具本体3を取付部材2に対して適宜な位置に容易に配置することができる。
本願の発明は、一実施形態に係る照明器具1に限らず、他の実施形態として具現化することも可能である。従って、本願の発明に関する技術的思想は、他の実施形態に係る照明器具にも及ぶものである。
1 照明器具
1B 後面部
1U 上面部
2 取付部材
21 一側板
21H 取付構造部
21a 電線孔
21b 取付孔
21c 取付孔
21d 段差部
22 他側板
22d 段差部
23S 木ネジ(固定部材)
3 器具本体
30 筐体
31 上板部
32 前板部
33 下板部
34 中板部
35 透光板
36 光源部
37 蓋部材
3g 第一溝
4 取付部材側固定具
40 第一平面部
5 器具本体側固定具
50 第二平面部
55 案内部
56 案内部
6 内蓋部材
61 圧入部
62 止板部
6g 第二溝
7 外蓋部材
71 上板部
73 下板部
74G 溝部
74T 突条部
W 垂直な被取付面(壁面など)
S 水平な被取付面(棚下、天井など)
X 照明器具の上下方向
Y 照明器具の左右方向(照明器具の長手方向)
Z 照明器具の前後方向(照明器具の短手方向)

Claims (5)

  1. 被取付面に取り付けるための取付構造部を有する取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられる器具本体と、を有している照明器具であって、
    前記取付部材が一側板と他側板によって断面視略L字状に形成されるとともに該取付部材の一側板にのみ前記取付構造部が設けられており、
    前記取付部材は、前記一側板が前記照明器具の後面部の一部、若しくは、上面部の一部を構成するように選択的に前記器具本体を取り付けることができる、
    照明器具。
  2. 前記取付部材の両端部にそれぞれ固定される一対の取付部材側固定具と、
    前記器具本体の両端部にそれぞれ固定される一対の器具本体側固定具と、を有しており、
    前記一対の前記取付部材側固定具のいずれにも一方の前記器具本体側固定具が組み合わせ自在であり、前記一対の前記取付部材側固定具のいずれにも他方の前記器具本体側固定具が組み合わせ自在となっている、請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記取付部材側固定具に第一平面部が形成され、
    前記器具本体側固定具に第二平面部が形成され、
    前記第一平面部が略正四角形の表面を有するように形成され、
    前記第二平面部の上下両端部が折り曲げられて互いに対向する二つの案内部が形成され、
    前記第一平面部を二つの前記案内部が挟み込んだ状態で組み合わせ自在となっている、請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記第二平面部が前記器具本体の取付方向に沿って長く形成され、
    前記第一平面部を覆うように前記第二平面部を組み合わせることで前記器具本体を適宜位置まで案内することができる、請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記取付部材の端部に取り付けられる内蓋部材と、
    前記器具本体及び前記内蓋部材の端部に係合される外蓋部材と、を有しており、
    前記器具本体の端部における少なくとも下面側に第一溝が形成され、
    前記内蓋部材の端部における少なくとも下面側に第二溝が形成され、
    前記外蓋部材の少なくとも下板部に突条部が形成され、
    前記内蓋部材を取り付けると前記第一溝と前記第二溝がつながって溝部を構成し、
    前記溝部に前記突条部が嵌合して前記外蓋部材を適宜位置まで案内することができる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明器具。
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