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JP2018187528A - 逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラント - Google Patents

逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラント Download PDF

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Abstract

【課題】既設の海水淡水化プラントを構成する逆浸透膜モジュールの前段に設置され、配管同士を接続することで容易に高回収率化を図ることが可能な逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラントの提供。【解決手段】逆浸透装置1は、コンテナ11内に、複数本の逆浸透膜エレメント13が充填され、並列に収容される複数の第1の圧力容器12、第1の圧力容器12の入口に一端が接続され昇圧された供給水を供給する供給水接続配管16、逆浸透膜エレメント13により供給水が透過水と濃縮水に膜分離され、第1の圧力容器12の第1の出口に一端が接続され高圧の濃縮水が通流する濃縮水高圧接続配管18、及び第1の圧力容器12の第2の出口に一端が接続され透過水が通流する透過水接続配管17を備える。供給水接続配管接続部16a、濃縮水高圧接続配管接続部18a、及び透過水接続配管接続部17aは、コンテナ11の同一の側面に位置するよう配される。【選択図】図1

Description

本発明は、既設の海水淡水化プラントに増設可能な逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラントに関する。
近年水需要の増加に伴い、海水淡水化プラントの生産水量の増強の需要が増加してきている。
例えば、特許文献1では、逆浸透膜と、逆浸透膜が収容される圧力容器とを有する逆浸透膜モジュールを備え、逆浸透膜モジュールに海水が供給されることで、逆浸透膜モジュールに収容された逆浸透膜によって透過水と濃縮水とを得る海水淡水化システムが開示されている。そして、海水淡水化システムは、逆浸透膜モジュールが複数並列に接続されて構成されるモジュール群を備え、モジュール群に対し、第一海水供給系統及び第二海水供給系統を通流して海水が供給されることで、それぞれの逆浸透膜モジュールに対して海水が供給され、第一海水供給系統及び第二海水供給系統には、通流する海水をモジュール群に供給するための送液ポンプを備える構成が記載されている。
また、特許文献2では、搬送可能なコンテナ内に、限外ろ過膜を有し表面淡水又は掘削淡水を処理する第1処理モジュール、汽水又は海水を逆浸透膜にて処理する第2処理モジュール、放射線にて汚染された水を2段の逆浸透膜にて処理する第3の処理モジュールを備える構成が開示されている。
特開2016−221446号公報 特表2009−539597号公報
しかしながら、特許文献1に記載される、並列に接続された複数の圧力容器からなる逆浸透膜モジュールでは、そもそも高回収率化(被処理水である海水から膜分離により透過水である淡水を回収する回収率の向上)は困難である。また、特許文献1では、高回収率化のため既設設備に増設することに関しては何ら考慮されていない。
また、特許文献2に記載される構成では、搬送可能なコンテナ内に収容される上記第1処理モジュール、第2処理モジュール、及び第3処理モジュールにて処理が完結される。従って、搬送可能であるものの、既設の逆浸透膜モジュールの前段に設置し、既設の逆浸透膜モジュールと協働し処理を行う点、すなわち、高回収率化のため既設設備に増設することに関しては何ら考慮されていない。
そこで、本発明は、既設の海水淡水化プラントを構成する逆浸透膜モジュールの前段に設置され、配管同士を接続することで容易に高回収率化を図ることが可能な逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラントを提供する。
上記課題を解決するため、本発明に係る逆浸透装置は、一つのコンテナ内に、複数本の逆浸透膜エレメントが充填され、並列に収容される複数の第1の圧力容器と、前記第1の圧力容器の入口に一端が接続され昇圧された供給水を供給する供給水接続配管と、前記第1の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントにより前記供給水が透過水と高圧の濃縮水に膜分離され、前記第1の圧力容器の第1の出口に一端が接続され前記高圧の濃縮水が通流する濃縮水高圧接続配管と、前記第1の圧力容器の第2の出口に一端が接続され前記透過水が通流する透過水接続配管と、を備え、前記供給水接続配管の他端に設けられた供給水接続配管接続部と、前記濃縮水高圧接続配管の他端に設けられた濃縮水高圧接続配管接続部と、前記透過水接続配管の他端に設けられた透過水接続配管接続部とがコンテナの同一の側面に位置するよう配されることを特徴とする。
また、本発明に係る海水淡水化プラントは、少なくとも、前処理部により処理された海水を供給水として逆浸透膜モジュールへ供給する供給水配管と、前記供給水を透過水と高濃度の塩水である高圧の濃縮水に膜分離する逆浸透膜モジュールと、前記透過水を淡水貯留槽へ供給する透過水配管と、前記高圧の濃縮水を濃縮水貯留槽へ供給する濃縮水配管と、前記供給水配管に設置される逆浸透装置と、を備え、前記逆浸透装置は、一つのコンテナ内に、複数本の逆浸透膜エレメントが充填され並列に収容される複数の第1の圧力容器と、前記第1の圧力容器の入口に一端が接続され昇圧された供給水を供給する供給水接続配管と、前記第1の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントにより前記供給水が透過水と高圧の濃縮水に膜分離され、前記第1の圧力容器の第1の出口に一端が接続され前記高圧の濃縮水が通流する濃縮水高圧接続配管と、前記第1の圧力容器の第2の出口に一端が接続され前記透過水が通流する透過水接続配管と、を有し、前記供給水接続配管の他端に設けられた供給水接続配管接続部と、前記濃縮水高圧接続配管の他端に設けられた濃縮水高圧接続配管接続部と、前記透過水接続配管の他端に設けられた透過水接続配管接続部と、がコンテナの同一の側面に位置するよう配されることを特徴とする。
本発明によれば、既設の海水淡水化プラントを構成する逆浸透膜モジュールの前段に設置され、配管同士を接続することで容易に高回収率化を図ることが可能な逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラントを提供することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る実施例1の逆浸透装置の全体概略構成図である。 海水淡水化プラントの全体概略構成図である。 図2に示す海水淡水化プラントを構成する逆浸透膜モジュールの構成例を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例2の逆浸透装置の全体概略構成図である。 図4に示す逆浸透装置の変形例を示す図である。 本発明の他の実施例に係る実施例3の逆浸透装置の全体概略構成図である。
先ず、海水淡水化プラントについて説明する。図2は、海水淡水化プラントの全体概略構成図である。図2において、実線矢印は水の流れ及び各配管を示している。海水淡水化プラント100は、原水である海水(被処理水)の取水から下流に向かい順に、取水された原水を貯留する原水貯留槽41、MMF(Multi Media Filter)42、限外ろ過膜(UF膜:Ultrafiltration Membrane)43、中間槽49、内部に逆浸透膜エレメント(RO膜エレメント)を収容する圧力容器(ベッセル)からなる逆浸透膜モジュール50、エネルギー回収装置48、淡水貯留槽51及び濃縮水貯留槽52から構成されている。
原水貯留槽41には、取水される原水としての海水が貯留されている。原水は、ポンプによりMMF42、限外ろ過膜43にて原水中に含まれる不純物を分離し、分離された後の原水(被処理水)は、一旦、中間槽49に蓄えられる。
中間槽49に蓄えられた原水(被処理水)は高圧ポンプ54により、供給水として供給水配管53を介して逆浸透膜モジュール50へ供給される。逆浸透膜モジュール50により供給水は高濃度の塩水である濃縮水と透過水(淡水)に膜分離される。透過水は、逆浸透膜モジュール50の一端より透過水配管56を介して淡水貯留槽51へ供給され、また、高圧の濃縮水はエネルギー回収装置48及び濃縮水配管57を介して濃縮水貯留槽52へ供給される。エネルギー回収装置48にて回収されたエネルギーは高圧ポンプ54の駆動源として使用される。
なお、前処理部の構成は上述の構成に限られず、MMF42及び限外ろ過膜43のうちいずれか一方のみを有する構成としても良く、また、MF膜(Microfiltration Membrane)を用いても良い。
このように、海水淡水化プラント100は、前処理部として、例えば、上述のMMF42、限外ろ過膜43、又はMF膜等を有する。
また、上述のように、海水淡水化プラント100の生産水量の増強の需要が増加していることから、本発明では、図2に示す既設の海水淡水化プラント100に、例えば破線で示す位置、すなわち、高圧ポンプ54及び、高圧ポンプ54と逆浸透膜モジュール50とを接続する供給水配管53に、後述する逆浸透装置1を設置することで、高回収率化(被処理水である海水から膜分離により透過水である淡水を回収する回収率の向上)を図るものである。
図3は、図2に示す海水淡水化プラント100を構成する逆浸透膜モジュール50の構成例を示す図である。図3に示すように、逆浸透膜モジュール50は、圧力容器(ベッセル)12内に複数本の逆浸透膜エレメント13を充填し、これらが並列に接続される構成を有する。図3に示す例では、1つの圧力容器12内に6本の逆浸透膜エレメント13を充填した場合を一例として示しているが、圧力容器12内に充填される逆浸透膜エレメント13の本数はこれに限られるものではない。また、図3に示す例では、逆浸透膜モジュール50は、6個の圧力容器が並列に接続された構成を備える。高圧ポンプ54により昇圧され供給水配管53内を通流し逆浸透膜モジュール50へ導入される供給水は、上記6個の圧力容器のそれそれぞれに、分岐配管を介して流入する。上記6個の圧力容器内に充填された複数本の逆浸透膜エレメント13により、供給水は高濃度の塩水である濃縮水と透過水(淡水)に膜分離され、それぞれ、濃縮水配管57及び透過水配管56にて合流し、濃縮水配管57及び透過水配管56内を通流する。合流後の高濃度の塩水である濃縮水は、濃縮水配管57内を通流しエネルギー回収装置48を介して濃縮水貯留槽52へ供給される。また、合流後の透過水(淡水)は、透過水配管56内を通流し淡水貯留槽51へ供給される。
以下、図面を用いて本発明の実施例に係る逆浸透装置について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る実施例1の逆浸透装置の全体概略構成図である。図1に示すように、逆浸透装置1は、1つのコンテナ11内に、複数本の逆浸透膜エレメント13が充填された圧力容器(ベッセル)12を複数収容し、これら複数の圧力容器(ベッセル)12が並列に接続される構成を有する。図1では、1つの圧力容器12内に2本の逆浸透膜エレメント13を充填した場合を一例として示しているが、圧力容器12内に充填される逆浸透膜エレメント13の本数はこれに限られるものではなく、例えば、3本の逆浸透膜エレメント13を充填する構成としても良い。なお、逆浸透装置1を構成する1つのコンテナ11内に収容される各圧力容器12に充填される逆浸透膜エレメント13の本数は、少なくとも、上述の図3に示した既設の逆浸透膜モジュール50を構成する各圧力容器(ベッセル)12内に充填される逆浸透膜エレメント13の本数よりも少ない。
また、図1では、2本の逆浸透膜エレメント13が充填された圧力容器12を8個収容し、これら8個の圧力容器12は、供給水接続配管16、透過水接続配管17、及び濃縮水高圧接続配管18により並列に接続されている。また、供給水接続配管16には高圧ポンプ14が設置され、既設の海水淡水化プラント100の供給水配管53を介して供給水接続配管16に流入する供給水は昇圧され、各圧力容器12へ供給される。供給水配管53は、高圧ポンプ14により昇圧された供給水の流れに沿って、下流側にて複数個所にて分岐し、各分岐後の供給水配管53の一端は各圧力容器12の入口(図示せず)に接続される。一方、供給水配管53の高圧ポンプ14より上流側の他端には供給水接続配管接続部16aが設けられている。各圧力容器12に供給された供給水は、逆浸透膜エレメント13により高濃度の塩水である濃縮水と透過水(淡水)に膜分離される。
膜分離後の高濃度の塩水である濃縮水は、各圧力容器12の第1の出口(図示せず)に一端が接続される濃縮水高圧接続配管18を、高圧を維持した状態で通流する。図1に示すように、各圧力容器12より流出する高圧の濃縮水は、濃縮水高圧接続配管18により複数個所にて合流し、各圧力容器12の第1の出口とは反対側の他端に設けられた濃縮水高圧接続配管接続部18aへと向かい通流する。一方、膜分離後の透過水(淡水)は、各圧力容器12の第2の出口(図示せず)に一端が接続される透過水接続配管17を通流する。図1に示すように、各圧力容器12より流出する透過水(淡水)は、透過水接続配管17により複数個所にて合流し、各圧力容器12の第2の出口とは反対側の他端に設けられた透過水接続配管接続部17aへと向かい通流する。最終的に全ての圧力容器12より流出する透過水(淡水)が合流する箇所と透過水接続配管接続部17aとの間の透過水接続配管17に透過水流量調整弁15が設置されている。透過水流量調整弁15の開度を調整することにより、透過水接続配管17内を通流し透過水接続配管接続部17aより逆浸透装置1の外部へと排出される透過水(淡水)量が制御される。
図1に示すように、供給水接続配管接続部16a、透過水接続配管接続部17a、及び濃縮水高圧接続配管接続部18aは、コンテナ11の1つの側面、すなわち、同一の側面に位置するよう配されている。また、供給水接続配管16及び濃縮水高圧接続配管18は高圧配管であり、透過水接続配管17は高圧配管又は低圧配管である。
次に、逆浸透装置1を既設の設備である海水淡水化プラント100への据え付けについて説明する。逆浸透装置1の濃縮水高圧接続配管接続部18aは、図3に示す逆浸透膜モジュール50に接続される供給水配管53の流入側の端部に設けられた供給水配管接続部53aに接続される。上述の通り、濃縮水高圧接続配管18は高圧配管であり、また、逆浸透膜モジュール50に接続される供給水配管53も高圧配管である。よって、濃縮水高圧接続配管接続部18aと供給水配管接続部53aとの接続は、例えば、濃縮水高圧接続配管接続部18aに設けられたフランジと供給水配管接続部53aに設けられたフランジとを、Oリング或いはゴム製のシール部材を介して、ボルト締結することにより水密に接続される。なお、このようなフランジ接続に代えて、ヴィクトリックジョイントを用いたヴィクトリック接続としても良い。また、溶接による接続としても良い。なお、増設時における逆浸透装置1の据え付けにおける、逆浸透装置1の濃縮水高圧接続配管接続部18aと、逆浸透膜モジュール50に接続される供給水配管53の流入側の端部に設けられた供給水配管接続部53aとの位置合わせを考慮した場合、ヴィクトリック接続とすることが据え付け作業における容易性が向上する。
また、逆浸透装置1の供給水接続配管接続部16aは、図2に示す既設の設備である海水淡水化プラント100を構成する中間槽49と逆浸透膜モジュール50とを接続する供給水配管53であって、中間槽49側の端部に設けられた図示しない接続部と接続される。上述の通り、供給水接続配管16は高圧配管であることから、供給水接続配管16と供給水配管53との接続は、例えば、供給水接続配管接続部16aに設けられたフランジと供給水配管53に設けられた接続部であるフランジとを、Oリング或いはゴム製のシール部材を介して、ボルト締結することにより水密に接続される。なお、このようなフランジ接続に代えて、ヴィクトリックジョイントを用いたヴィクトリック接続としても良い。また、溶接による接続としても良い。なお、増設時における逆浸透装置1の据え付けにおける、逆浸透装置1の供給水接続配管接続部16aと、供給水配管53の端部に設けられた接続部との位置合わせを考慮した場合、ヴィクトリック接続とすることが据え付け作業における容易性が向上する。
また、逆浸透装置1の透過水接続配管接続部17aは、例えば、図2に示す既設の設備である海水淡水化プラント100を構成する逆浸透膜モジュール50と淡水貯留槽51とを接続する透過水配管56に合流するよう接続される。この場合、透過水配管56に接続用の分岐配管を設け、この分岐配管の接続部(図示せず)と透過水接続配管接続部17aとを接続する。透過水接続配管17が高圧配管である場合においては、上述の濃縮水高圧接続配管接続部18aと供給水配管接続部53aとの接続、供給水接続配管接続部16aと供給水配管53の接続部との接続と同様の方式にて接続される。一方、透過水接続配管17が低圧配管である場合には、透過水接続配管接続部17aと透過水配管56に設けられる分岐配管の接続部(図示せず)との接続は、例えば、フランジ接続又はユニオン接続される。なお、これに限らず、溶接により接続しても良い。逆浸透装置1の透過水接続配管接続部17aと透過水配管56に設けられる分岐配管の接続部(図示せず)とを接続する場合を一例として説明したが、これに限らず、例えば、逆浸透装置1の透過水接続配管接続部17aに延長配管を接続し、延長配管を介して直接淡水貯留槽51へ透過水(淡水)を供給する構成としても良い。
上述の通り、逆浸透装置1を構成する、供給水接続配管接続部16a、透過水接続配管接続部17a、及び濃縮水高圧接続配管接続部18aは、コンテナ11の1つの側面、すなわち、同一の側面に位置するよう配されていることから、逆浸透装置1を既設の設備である海水淡水化プラント100への据え付ける場合において、その作業性の効率化が図られる。
なお、本実施例では、高圧ポンプ14をコンテナ11に収容する構成としたが、これに限られるものではない。例えば、高圧ポンプについては、既設の設備である海水淡水化プラント100を構成する高圧ポンプ54を用いる構成としても良い。この場合、逆浸透装置1の供給水接続配管接続部16aは、高圧ポンプ54が設置される供給水配管53と接続されることになる。
以上の通り本実施例によれば、既設の海水淡水化プラントを構成する逆浸透膜モジュールの前段に設置され、配管同士を接続することで容易に高回収率化を図ることが可能な逆浸透装置及びそれを備える海水淡水化プラントを提供することが可能となる。
また、本実施例よれば、逆浸透装置1を構成する、供給水接続配管接続部16a、透過水接続配管接続部17a、及び濃縮水高圧接続配管接続部18aは、コンテナ11の1つの側面、すなわち、同一の側面に位置するよう配されていることから、逆浸透装置1を既設の設備である海水淡水化プラント100へ据え付ける場合において、その作業性の効率化或いは据え付け作業における容易性を向上することが可能となる。
また、本実施例によれば、逆浸透装置を既設の設備である海水淡水化プラントの中間槽49と逆浸透膜モジュール50との間、或いは、高圧ポンプ54と逆浸透膜モジュール50との間に設置する構成であることから、特に、前処理部を構成する機器を増設することなく高回収率化が可能となり、増設に係るコストの低減が可能となる。
図4は、本発明の他の実施例に係る実施例2の逆浸透装置の全体概略構成図である。本実施例では、逆浸透装置内に透過水エネルギー回収装置を設けた点が実施例1と異なる。実施例1と同様の構成要素に同一符号を付し、以下では実施例1と重複する説明を省略する。
図4に示すように、逆浸透装置1aは、最終的に全ての圧力容器(ベッセル)12より流出する透過水(淡水)が合流する箇所と透過水接続配管接続部17aとの間の透過水接続配管17に設置される透過水流量調整弁15と、透過水接続配管接続部17aとの間の透過水接続配管17に設置される透過水エネルギー回収装置19を備える。透過水エネルギー回収装置19により回収されたエネルギーは、高圧ポンプ14の軸動力の補助或いは発電或いは供給水の昇圧に供される。ここで、透過水エネルギー回収装置19して、例えば、供給水接続配管16内を高圧ポンプ14へと通流する供給水の一部と透過水接続配管17内を透過水接続配管接続部17aへと通流する透過水(淡水)をそれぞれ2本のシリンダに導入し、シリンダ内部のピストンを介して高圧濃縮水の圧力を海水に伝達するDWEER(Dual Work Exchanger Energy Recovery)、Turbochagerにより透過水接続配管17内を透過水接続配管接続部17aへと通流する透過水(淡水)の圧力を高圧ポンプ14に伝達するもの等が用いられる。
図5は、図4に示す逆浸透装置の変形例を示す図である。図5に示すように逆浸透装置1aは、図4に示す逆浸透装置1aと比較し、透過水流量調整弁15の設置を省略している点で異なる。
なお、本実施例では、高圧ポンプ14をコンテナ11に収容する構成としたが、これに限られるものではない。例えば、高圧ポンプについては、既設の設備である海水淡水化プラント100を構成する高圧ポンプ54を用いる構成としても良い。この場合、逆浸透装置1の供給水接続配管接続部16aは、高圧ポンプ54が設置される供給水配管53と接続されることになる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加え、逆浸透装置1aが透過水エネルギー回収装置19を備えることにより、高圧ポンプ14の軸動力の補助或いは発電或いは供給水の昇圧が可能となり、結果として、省電力化が可能となる。
図6は、本発明の他の実施例に係る実施例3の逆浸透装置の全体概略構成図である。本実施例では、センターポート方式、すなわち、高圧ポンプ14により昇圧された供給水が通流する供給水接続配管16の一端を、各圧力容器12の長手方向の略中央部付近の入口に接続する構成とした点が実施例1と異なる。実施例1と同様の構成要素に同一符号を付付し、以下では実施例1と重複する説明を省略する。
図6に示すように、逆浸透装置1bは、1つのコンテナ11内に、圧力容器(ベッセル)12内に4本の逆浸透膜エレメント13を充填し、4個の圧力容器(ベッセル)12を並列に接続する構成を有する。図6に示すように、高圧ポンプ14により昇圧された供給水が通流する供給水接続配管16の一端は、4個の圧力容器(ベッセル)12の長手方向の略中央部の入口(図示せず)に接続され、他端に供給水接続配管接続部16aを有する。圧力容器(ベッセル)12内に供給水接続配管16を介して流入する、高圧ポンプ14により昇圧された供給水は、左右(図面に向かって)に充填されているそれぞれ2本の逆浸透膜エレメント13により高濃度の塩水である濃縮水と透過水(淡水)に膜分離される。その他の構成は実施例1と同様である。なお、圧力容器(ベッセル)12の個数は4個に限られるものではなく、また各圧力容器(ベッセル)12に充填される逆浸透膜エレメント13の本数は4本に限られるものではない。
なお、本実施例では、高圧ポンプ14をコンテナ11に収容する構成としたが、これに限られるものではない。例えば、高圧ポンプについては、既設の設備である海水淡水化プラント100を構成する高圧ポンプ54を用いる構成としても良い。この場合、逆浸透装置1の供給水接続配管接続部16aは、高圧ポンプ54が設置される供給水配管53と接続されることになる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加え、各圧力容器(ベッセル)12内に高圧ポンプ14により昇圧された供給水を供給するための供給水接続配管16の管路長を短くできると共に、限られた空間であるコンテナ11内において、供給水接続配管16の引き回し或いは、供給水接続配管16の敷設が容易となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
1,1a,1b・・・逆浸透装置
11・・・コンテナ
12・・・圧力容器(ベッセル)
13・・・逆浸透膜エレメント
14・・・高圧ポンプ
15・・・透過水流量調整弁
16・・・供給水接続配管
16a・・・供給水接続配管接続部
17・・・透過水接続配管
17a・・・透過水接続配管接続部
18・・・濃縮水高圧接続配管
18a・・・濃縮水高圧接続配管接続部
19・・・透過水エネルギー回収装置
41・・・原水貯留槽
42・・・MMF
43・・・限外ろ過膜
48・・・エネルギー回収装置
49・・・中間槽
50・・・逆浸透膜モジュール
51・・・淡水貯留槽
52・・・濃縮水貯留槽
53・・・供給水配管
53a・・・供給水配管接続部
54・・・高圧ポンプ
56・・・透過水配管
57・・・濃縮水配管
100・・・海水淡水化プラント

Claims (24)

  1. 一つのコンテナ内に、
    複数本の逆浸透膜エレメントが充填され、並列に収容される複数の第1の圧力容器と、
    前記第1の圧力容器の入口に一端が接続され昇圧された供給水を供給する供給水接続配管と、
    前記第1の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントにより前記供給水が透過水と高圧の濃縮水に膜分離され、前記第1の圧力容器の第1の出口に一端が接続され前記高圧の濃縮水が通流する濃縮水高圧接続配管と、
    前記第1の圧力容器の第2の出口に一端が接続され前記透過水が通流する透過水接続配管と、を備え、
    前記供給水接続配管の他端に設けられた供給水接続配管接続部と、前記濃縮水高圧接続配管の他端に設けられた濃縮水高圧接続配管接続部と、前記透過水接続配管の他端に設けられた透過水接続配管接続部とがコンテナの同一の側面に位置するよう配されることを特徴とする逆浸透装置。
  2. 請求項1に記載の逆浸透装置において、
    前記供給水接続配管に設置される高圧ポンプを備え、前記高圧ポンプに昇圧された供給水が前記供給水接続配管を介して前記第1の圧力容器の入口から導入されることを特徴とする逆浸透装置。
  3. 請求項1に記載の逆浸透装置において、
    前記コンテナの外部に設置された高圧ポンプにより昇圧された供給水が、前記供給水接続配管を介して前記第1の圧力容器の入口から導入されることを特徴とする逆浸透装置。
  4. 請求項2に記載の逆浸透装置において、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水流量調整弁を有することを特徴とする逆浸透装置。
  5. 請求項3に記載の逆浸透装置において、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水流量調整弁を有することを特徴とする逆浸透装置。
  6. 請求項4に記載の逆浸透装置において、
    前記透過水流量調整弁と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有し、
    前記透過水エネルギー回収装置は、回収されたエネルギーを前記高圧ポンプの軸動力の補助として前記高圧ポンプへ供給することを特徴とする逆浸透装置。
  7. 請求項2に記載の逆浸透装置において、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有することを特徴とする逆浸透装置。
  8. 請求項5に記載の逆浸透装置において、
    前記透過水流量調整弁と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有することを特徴とする逆浸透装置。
  9. 請求項4に記載の逆浸透装置において、
    前記供給水接続配管の一端が接続される前記入口は、前記第1の圧力容器の長手方向の略中央部に配されることを特徴とする逆浸透装置。
  10. 請求項5に記載の逆浸透装置において、
    前記供給水接続配管の一端が接続される前記入口は、前記第1の圧力容器の長手方向の略中央部に配されることを特徴とする逆浸透装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のうち、いずれか1項に記載の逆浸透装置において、
    前記供給水接続配管は、複数の分岐部を有し、分岐部を介して前記第1の圧力容器の入口に一端が接続され、
    前記濃縮水高圧接続配管は、前記複数の第1の圧力容器の第1の出口より流出する前記高圧の濃縮水が合流する複数の合流部を有することを特徴とする逆浸透装置。
  12. 少なくとも、前処理部により処理された海水を供給水として逆浸透膜モジュールへ供給する供給水配管と、前記供給水を透過水と高濃度の塩水である高圧の濃縮水に膜分離する逆浸透膜モジュールと、前記透過水を淡水貯留槽へ供給する透過水配管と、前記高圧の濃縮水を濃縮水貯留槽へ供給する濃縮水配管と、前記供給水配管に設置される逆浸透装置と、を備え、
    前記逆浸透装置は、一つのコンテナ内に、複数本の逆浸透膜エレメントが充填され並列に収容される複数の第1の圧力容器と、前記第1の圧力容器の入口に一端が接続され昇圧された供給水を供給する供給水接続配管と、前記第1の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントにより前記供給水が透過水と高圧の濃縮水に膜分離され、前記第1の圧力容器の第1の出口に一端が接続され前記高圧の濃縮水が通流する濃縮水高圧接続配管と、前記第1の圧力容器の第2の出口に一端が接続され前記透過水が通流する透過水接続配管と、を有し、前記供給水接続配管の他端に設けられた供給水接続配管接続部と、前記濃縮水高圧接続配管の他端に設けられた濃縮水高圧接続配管接続部と、前記透過水接続配管の他端に設けられた透過水接続配管接続部とがコンテナの同一の側面に位置するよう配されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  13. 請求項12に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記供給水接続配管接続部は、前記供給水配管に設けられた第1の接続部に接続され、
    前記濃縮水高圧接続配管接続部は、前記供給水配管であって前記逆浸透膜モジュールへの流入側に設けられた第2の接続部に接続され、
    前記透過水接続配管接続部は、前記透過水配管に設けられた分岐配管又は淡水貯留槽に一端が接続される延長配管の他端に接続されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  14. 請求項13に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記逆浸透装置は、前記供給水接続配管に設置される高圧ポンプを備え、前記高圧ポンプに昇圧された供給水が前記供給水接続配管を介して前記第1の圧力容器の入口から導入されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  15. 請求項13に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記逆浸透装置は、前記コンテナの外部に設置された高圧ポンプにより昇圧された供給水が、前記供給水接続配管を介して前記第1の圧力容器の入口から導入されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  16. 請求項14に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水流量調整弁を有することを特徴とする海水淡水化プラント。
  17. 請求項15に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水流量調整弁を有することを特徴とする海水淡水化プラント。
  18. 請求項16に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記透過水流量調整弁と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有し、
    前記透過水エネルギー回収装置は、回収されたエネルギーを前記高圧ポンプの軸動力の補助として前記高圧ポンプへ供給することを特徴とする海水淡水化プラント。
  19. 請求項14に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記複数の第1の圧力容器の第2の出口より流出する透過水は複数個所にて前記透過水接続配管により合流し、全ての第1の圧力容器から流出する透過水が合流する箇所と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有することを特徴とする海水淡水化プラント。
  20. 請求項17に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記透過水流量調整弁と前記透過水接続配管接続部との間の前記透過水接続配管に設置される透過水エネルギー回収装置を有することを特徴とする海水淡水化プラント。
  21. 請求項16に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記供給水接続配管の一端が接続される前記入口は、前記第1の圧力容器の長手方向の略中央部に配されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  22. 請求項17に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記供給水接続配管の一端が接続される前記入口は、前記第1の圧力容器の長手方向の略中央部に配されることを特徴とする海水淡水化プラント。
  23. 請求項12乃至請求項22のうち、いずれか1項に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記逆浸透膜モジュールは、複数本の逆浸透膜エレメントが充填され、並列に収容される複数の第2の圧力容器を備えることを特徴とする海水淡水化プラント。
  24. 請求項23に記載の海水淡水化プラントにおいて、
    前記第1の圧力容器に充填される逆浸透膜エレメントの本数は、前記第2の圧力容器に充填される逆浸透膜エレメントの本数よりも少ないことを特徴とする海水淡水化プラント。
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