JP2018187138A - ペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は蓋部で針ユニットを押し込まなくても、針ユニットのみを容器内に廃棄できるペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器を提供することである。
【解決手段】針25と当該針の一部を囲繞する針ハウジング26とを有する針ユニット27がネジにより本体ケース30に着脱され、患者が自分で薬液を投与するのに適したペン型注射器の前記針ユニット27の廃棄用容器1において、容器1は、針ユニット27を挿入孔17に挿入し、針ユニット27の回転を規制した状態で本体ケース30を回転させ、挿入孔17に針ユニット27を挿入したままの状態で針ユニット27を本体ケース30から分離するための回転規制部23を備え、挿入孔17の軸線Sは容器1の外から内に向って斜めに設定されている。
【選択図】図1
【解決手段】針25と当該針の一部を囲繞する針ハウジング26とを有する針ユニット27がネジにより本体ケース30に着脱され、患者が自分で薬液を投与するのに適したペン型注射器の前記針ユニット27の廃棄用容器1において、容器1は、針ユニット27を挿入孔17に挿入し、針ユニット27の回転を規制した状態で本体ケース30を回転させ、挿入孔17に針ユニット27を挿入したままの状態で針ユニット27を本体ケース30から分離するための回転規制部23を備え、挿入孔17の軸線Sは容器1の外から内に向って斜めに設定されている。
【選択図】図1
Description
本発明はペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器に関するものである。
従来より、たとえば、インスリンや成長ホルモンを患者が自分で注射する(自己注射)するためのペン型注射器が提案されている(特許文献参照)。
前記患者が自己注射を行えるようになるまで、看護師が前記ペン型注射器を用いて患者に注射方法を教えている。かかる場合には、前記注射を行った後、衛生上の観点から、1回の注射ごとにペン型注射器の針ユニットの交換を看護師が行っている。使用済の針ユニットは、医療廃棄物用の容器に廃棄される(特許文献参照)。
前記患者が自己注射を行えるようになるまで、看護師が前記ペン型注射器を用いて患者に注射方法を教えている。かかる場合には、前記注射を行った後、衛生上の観点から、1回の注射ごとにペン型注射器の針ユニットの交換を看護師が行っている。使用済の針ユニットは、医療廃棄物用の容器に廃棄される(特許文献参照)。
前記特許文献1には、針ユニットをペン型注射器の本体ケースから離脱させ、当該針ユニットを容器内に落下させる技術が開示されている。
すなわち、同文献1の発明では、まず、前記針ユニットを挿入孔に挿入し、回転規制部により前記針ユニットの回転を規制した状態で前記本体ケースを回転させ、前記挿入孔に前記針ユニットを挿入したままの状態で前記針ユニットを本体から分離する。ついで、閉止部材を閉止して押込部を前記針ユニットに当接させて、前記針ユニットを下方に押し込んで前記挿入孔から前記容器内に落下させる。
しかし、同文献1の発明では、針ユニットに当接した押込部が容器の外蓋に露出する。したがって、この点において衛生上、好ましいと云えない。
したがって、本発明の目的は蓋部で針ユニットを押し込まなくても、針ユニットのみを容器内に廃棄できるペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器を提供することである。
本発明は針25と当該針の一部を囲繞する針ハウジング26とを有する針ユニット27がネジにより本体ケース30に着脱され、患者が自分で薬液を投与するのに適したペン型注射器の前記針ユニット27の廃棄用容器1において、前記容器1は、
前記針ユニット27を収容する収容部12と、
前記収容部12の上部に配置された蓋部10と、
前記蓋部10に形成され前記針ユニット27を前記収容部12内に挿入する挿入孔17と、
前記針ユニット27を前記挿入孔17に挿入し、前記針ユニット27の回転を規制した状態で前記本体ケース30を回転させ、前記挿入孔17に前記針ユニット27を挿入したままの状態で前記針ユニット27を前記本体ケース30から分離するための回転規制部とを備え、
前記挿入孔17の軸線Sは前記容器1の外から内に向って斜めに設定され、
前記挿入孔17は前記容器1の外から内に向かって斜めに挿入された前記針ハウジング26の外周面Fが嵌合する第1および第2凹面51,52で定義され、
前記第1凹面51は上方に向う凹面を形成し、
前記第2凹面52は下方に向う凹面を形成し、
前記第1または第2凹面51,52の少なくとも一方に前記回転規制部が設けられている。
前記針ユニット27を収容する収容部12と、
前記収容部12の上部に配置された蓋部10と、
前記蓋部10に形成され前記針ユニット27を前記収容部12内に挿入する挿入孔17と、
前記針ユニット27を前記挿入孔17に挿入し、前記針ユニット27の回転を規制した状態で前記本体ケース30を回転させ、前記挿入孔17に前記針ユニット27を挿入したままの状態で前記針ユニット27を前記本体ケース30から分離するための回転規制部とを備え、
前記挿入孔17の軸線Sは前記容器1の外から内に向って斜めに設定され、
前記挿入孔17は前記容器1の外から内に向かって斜めに挿入された前記針ハウジング26の外周面Fが嵌合する第1および第2凹面51,52で定義され、
前記第1凹面51は上方に向う凹面を形成し、
前記第2凹面52は下方に向う凹面を形成し、
前記第1または第2凹面51,52の少なくとも一方に前記回転規制部が設けられている。
針ユニット27を本体ケース30から取り外すには、挿入孔17の斜めの軸線Sに沿って前記針ユニット27を前記挿入孔17に挿入し、前記針ユニット27の回転を前記回転規制部により規制した状態で前記本体ケース30を回転させ、前記挿入孔17に前記針ユニット27を挿入したままの状態で前記針ユニット27を前記本体ケース30から分離する。分離された針ユニット27は前記収容部12内に落下する。
したがって、蓋部10で針ユニット27を押し込まなくても、針ユニット27のみを容器内に廃棄することができる。
したがって、蓋部10で針ユニット27を押し込まなくても、針ユニット27のみを容器内に廃棄することができる。
好ましくは、前記回転規制部は前記第2凹面52から突出して前記針ハウジング26に係合する係合部53である。
この場合、針ハウジング26を係合部53に係合させた状態で本体ケース30を回転させる。
この場合、針ハウジング26を係合部53に係合させた状態で本体ケース30を回転させる。
好ましくは、前記蓋部10の下面11には、前記蓋部10の下面11から前記収容部12に向って突出し、前記第2凹面52の周囲の少なくとも一部を囲い前記収容部12内の針ユニット27が前記挿入孔17から突出するのを抑制する抑制部が一体に形成されている。この場合、第2凹面52の周囲を囲う抑制部が邪魔板のような役割を果たし、収容部12内の針ユニット27が容器1から突出したり、飛び出したりするのを防止する。
好ましくは、前記抑制部は前記第1凹面51を形成する湾曲部50と、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61と、前記湾曲部50と第1立壁61との間に配置された第2および第3立壁62,63とを備える。
第1〜第3の立壁61〜63は邪魔板の役割を果たし、針ユニット27が容器1から突出したり、飛び出したりするのを確実に防止し易いだろう。
第1〜第3の立壁61〜63は邪魔板の役割を果たし、針ユニット27が容器1から突出したり、飛び出したりするのを確実に防止し易いだろう。
好ましくは、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61には、前記針25との干渉を防止するための切り欠き61cが設けられている。
切り欠き61cは針25が針ハウジング26から長く突出している場合に、針25と第1立壁61とが干渉するのを防止するだろう。
切り欠き61cは針25が針ハウジング26から長く突出している場合に、針25と第1立壁61とが干渉するのを防止するだろう。
好ましくは、前記第1凹面51を形成する湾曲部50の先端には、前記挿入孔17に向って突出し前記針ハウジング26の上端面を係合させるための円弧状の突条50tが形成されている。
この場合、針ハウジング26の上端面を突条50tに係合させ易くなり、針ハウジング26を容易に落下させることができる。しかも、突条50tは湾曲部50の強度的な弱点を補う補強部となるだろう。
この場合、針ハウジング26の上端面を突条50tに係合させ易くなり、針ハウジング26を容易に落下させることができる。しかも、突条50tは湾曲部50の強度的な弱点を補う補強部となるだろう。
好ましくは、前記挿入孔17は前記蓋部10に設けられた廃棄用の唯一の孔である。
蓋部10に挿入孔17よりも大きな貫通孔がある場合、たとえば廃棄用の投入口が別途設けられている場合、当該投入口から針ユニット27が飛び出すおそれがある。これに対し、挿入孔17が唯一の孔である場合、容器外へ針ユニット27が飛び出し難い。
蓋部10に挿入孔17よりも大きな貫通孔がある場合、たとえば廃棄用の投入口が別途設けられている場合、当該投入口から針ユニット27が飛び出すおそれがある。これに対し、挿入孔17が唯一の孔である場合、容器外へ針ユニット27が飛び出し難い。
好ましくは、前記挿入孔17は前記蓋部10の一部として収容部12に装着されたアタッチメント70に形成されている。
この場合、アタッチメント70を取り替えることで、種々の用途に応じた廃棄用容器を提供できると共に、金型費用を節約できる。
この場合、アタッチメント70を取り替えることで、種々の用途に応じた廃棄用容器を提供できると共に、金型費用を節約できる。
好ましくは、前記蓋部10の内面には前記係合部53に直線的に連なる第1リヴ531が設けられ、前記蓋部10の上面には前記第1リヴ531の反対側に第2リヴ532が設けられている。
この場合、係合部53に発生する応力で係合部53が疲労破壊するのを防止できる。
この場合、係合部53に発生する応力で係合部53が疲労破壊するのを防止できる。
好ましくは、前記第1凹面51と前記第2凹面52は、前記軸線S方向に互いにオフセットされて配置されている。
この場合、注射器の本体ケース30を軸線Sに対し傾けることで、針ハウジング26を回転規制部に押し当て易い。そのため、針ハウジング26の取り外し操作が容易になる。
また、金型を上下方向に抜き易く、成型が容易である。
この場合、注射器の本体ケース30を軸線Sに対し傾けることで、針ハウジング26を回転規制部に押し当て易い。そのため、針ハウジング26の取り外し操作が容易になる。
また、金型を上下方向に抜き易く、成型が容易である。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
廃棄用の容器を説明するに先立ち、まず、自己注射に用いるための周知のペン型注射器の一例について説明する。
図5に示すように、ペン型注射器は、本体ケース30と針ユニット27からなる。針ユニット27は、針25と当該針25の一部を囲繞する針ハウジング26とを有する。針ハウジング26は本体ケース30の先端部にネジ31により着脱される。
前記ペン型注射器を用いて医薬品の投与を行うには、投与量を該ペン型注射器に設定した後、針25を患者の体に挿入して、該ペン型注射器内に予め投入された医薬品を患者の体内に投与する。
前記注射を行う毎に、針ユニット27を本体ケース30から取り外し、注射を行う度に新たな針ユニット27を本体ケース30に装着する。この際、新しい針ユニット27を収容した針ケースは一般ゴミとして廃棄する。
なお、ペン型注射器の詳しい構造はJP5,394,520 B2の図2および段落0019〜0020に記載されている。
なお、ペン型注射器の詳しい構造はJP5,394,520 B2の図2および段落0019〜0020に記載されている。
前記針ユニット27は、注射を行う毎に取り外して廃棄される。
以下、針ユニット27の取り外しおよび廃棄を行うための容器1の構造について説明する。
以下、針ユニット27の取り外しおよび廃棄を行うための容器1の構造について説明する。
図1に示すように、前記容器1は例えば円筒状の容器であり、収容部12と、内蓋13および外蓋14を含む蓋部10とを備えている。
前記内蓋13および外蓋14は一体に成形され、内蓋13と外蓋14の間は薄肉部(ヒンジ)15となっている。内蓋13は、収容部12の上部にネジで螺合しており、外蓋14は、薄肉部15を中心に回転可能となっている。
前記内蓋13および外蓋14は一体に成形され、内蓋13と外蓋14の間は薄肉部(ヒンジ)15となっている。内蓋13は、収容部12の上部にネジで螺合しており、外蓋14は、薄肉部15を中心に回転可能となっている。
前記内蓋13は、その上面にアタッチメント70が装着される開口(貫通口)16を備えている。アタッチメント70は蓋部10の一部を構成する。
前記薄肉部15は、容器1の背面側に設けられている。容器1内に収納された使用済の針ユニット27の廃棄を行う場合には、外蓋14を正面側に向って回動させ、閉じた上で、容器1ごと多数の針ユニット27を廃棄する。
図1において、前記容器1は、前記針ユニット27を収容する収容部12と、前記収容部12の上部に配置された蓋部10とが図示しない雄ネジと雌ネジで互いに螺合していてもよいが、樹脂弾性で互いに固く嵌合する構造であってもよい。
図1の内蓋13の一部を構成するアタッチメント70には、前記針ユニット27を前記収容部12内に挿入する挿入孔17が形成されている。
図4(c)の前記挿入孔17の軸線Sは前記容器1の外から内に向って斜めに設定されている。図5の 前記挿入孔17は前記容器1の外から内に向かって斜めに挿入された前記針ハウジング26の外周面Fが嵌合する第1および第2凹面51,52で定義される。
前記第1凹面51は上方に向う凹面を形成する。前記第2凹面52は下方に向う凹面を形成する。
前記第1または第2凹面51,52の少なくとも一方に回転規制部が設けられている。本例の場合、前記回転規制部は前記第2凹面52から突出して前記針ハウジング26に係合する係合部53である。図2(b)の前記係合部53は図5(a)の軸線Sに平行に延びる突条であってもよい。
図5において、前記係合部53は前記針ユニット27を前記挿入孔17に挿入し、前記針ユニット27の回転を規制した状態で前記本体ケース30を回転させ、前記挿入孔17に前記針ユニット27を挿入したままの状態で前記針ユニット27を前記本体ケース30から分離するためのものである。
図1において、前記挿入孔17は前記蓋部10に設けられた廃棄用の唯一の孔である。
前記挿入孔17は前記蓋部10の一部として収容部12に装着されたアタッチメント70に形成されている。符号18はアタッチメント70の装着突起で、装着後にアタッチメント70が開口16から離脱するのを防止する。なお、開口16およびアタッチメント70を設けずに、内蓋13に前記挿入孔を直接設けてもよい。
前記挿入孔17は前記蓋部10の一部として収容部12に装着されたアタッチメント70に形成されている。符号18はアタッチメント70の装着突起で、装着後にアタッチメント70が開口16から離脱するのを防止する。なお、開口16およびアタッチメント70を設けずに、内蓋13に前記挿入孔を直接設けてもよい。
図3(b)において内蓋13の内面には前記係合部53に直線的に連なる第1リヴ531が設けられている。
前記内蓋13の上面には前記第1リヴ531の反対側に図3(a)の第2リヴ532が設けられている。
前記内蓋13の上面には前記第1リヴ531の反対側に図3(a)の第2リヴ532が設けられている。
図5(a)に示すように、前記第1凹面51と前記第2凹面52は、前記軸線S方向に互いにオフセットされて配置されている。
図3(b)において、前記蓋部10の下面11には、抑制部61〜63が設けられている。前記抑制部は、前記蓋部10の下面11から前記収容部12に向って突出し、前記第2凹面52の周囲の少なくとも一部を囲い前記収容部12内の針ユニット27が前記挿入孔17から突出するのを抑制する。
本例の場合、前記抑制部は前記第1凹面51を形成する湾曲部50と、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61と、前記湾曲部50と第1立壁61との間に配置された第2および第3立壁62,63とを備える。
なお、第2立壁62は図1の開口16に嵌合する周壁の一部であってもよい。
なお、第2立壁62は図1の開口16に嵌合する周壁の一部であってもよい。
図3(b)において、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61には、図5の針25が長い場合に前記針25との干渉を防止するための切り欠き61cが設けられていてもよい。
図3(a)において、前記第1凹面51を形成する湾曲部50の先端には、円弧状の突条50tが形成されている。この突条50tは前記挿入孔17に向って突出し、図5(d),(e)の前記針ハウジング26の上端面を係合させるためのものである。
つぎに、図5の注射器の本体ケース30から針ユニット27を取り外す方法について説明する。
本体ケース30から針ユニット27を取り外すには、まず、図5(a)および(b)に示すように、針ユニット27の部分を挿入孔17に挿入する。この挿入の際には本体ケース30および針ユニット27の軸線を挿入孔17の軸線Sに概ね合致させる。
ついで、図5(b)のように、係合部53に針ハウジング26の外周面Fを係合させるために、ペン型注射器を矢印A方向に若干傾ける。この傾けた状態で、本体ケース30を矢印R方向に回転させることで、図5(c)のように、針ハウジング26に対し本体ケース30が回転し始める。
前記回転を続けると、図5(d)の本体ケース30と針ハウジング26との螺合が解ける(外れる)。しかし、この状態では針ハウジング26内の針(25)が本体ケース30内のゴムに刺さっているため、針ハウジング26は本体ケース30から離脱していない。
前記本体ケース30内のゴムに刺さった針をゴムから抜くために、図5(d)のように、針ハウジング26の上端面を突条50tに引っ掛ける(係合させる)。その後、この状態で図5(e)のように本体ケース30を軸線S方向に引き抜くことで、前記針がゴムから抜け、針ユニット27が下方に落下する。これにより、針ユニット27が図1の収容部12内に収容される。
前記使用後は、図1の外蓋14を内蓋13に嵌着させる。収容部12内に所定量以上の針ユニット27が留まったら多数の針ユニット27を容器1ごと医療廃棄物として廃棄する。
前記針ユニット27は小さく前記収容部12に多数本収容でき、医療廃棄物の廃棄効率が飛躍的に向上する。すなわち、収容部12には針ユニット27のみが収容され、前記針ケースは一般ごみとして廃棄できるので、1つの小さな容器1で多数本の針ユニット27を廃棄することができる。
本発明はペン型注射器の針ユニット27の廃棄用容器として用いることができる。
1:容器 10:蓋部 11:下面 12:収容部 13:内蓋 14:外蓋
15:ヒンジ 16:開口 17:挿入孔 18:装着突起
25:針 26:針ハウジング 27:針ユニット
30:本体ケース 31:雄ネジ
50:湾曲部 50t:突条
51:第1凹面 52:第2凹面 53:係合部
61:第1立壁 62:第2立壁 63:第3立壁 61c:切り欠き
70:アタッチメント
531:第1リヴ 532:第2リヴ
F:外周面 S:軸線
A,R:方向
15:ヒンジ 16:開口 17:挿入孔 18:装着突起
25:針 26:針ハウジング 27:針ユニット
30:本体ケース 31:雄ネジ
50:湾曲部 50t:突条
51:第1凹面 52:第2凹面 53:係合部
61:第1立壁 62:第2立壁 63:第3立壁 61c:切り欠き
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531:第1リヴ 532:第2リヴ
F:外周面 S:軸線
A,R:方向
Claims (10)
- 針25と当該針の一部を囲繞する針ハウジング26とを有する針ユニット27がネジにより本体ケース30に着脱され、患者が自分で薬液を投与するのに適したペン型注射器の前記針ユニット27の廃棄用容器1において、前記容器1は、
前記針ユニット27を収容する収容部12と、
前記収容部12の上部に配置された蓋部10と、
前記蓋部10に形成され前記針ユニット27を前記収容部12内に挿入する挿入孔17と、
前記針ユニット27を前記挿入孔17に挿入し、前記針ユニット27の回転を規制した状態で前記本体ケース30を回転させ、前記挿入孔17に前記針ユニット27を挿入したままの状態で前記針ユニット27を前記本体ケース30から分離するための回転規制部とを備え、
前記挿入孔17の軸線Sは前記容器1の外から内に向って斜めに設定され、
前記挿入孔17は前記容器1の外から内に向かって斜めに挿入された前記針ハウジング26の外周面Fが嵌合する第1および第2凹面51,52で定義され、
前記第1凹面51は上方に向う凹面を形成し、
前記第2凹面52は下方に向う凹面を形成し、
前記第1または第2凹面51,52の少なくとも一方に前記回転規制部が設けられている、容器1。 - 請求項1において、前記回転規制部は前記第2凹面52から突出して前記針ハウジング26に係合する係合部53である、容器1。
- 請求項2において、前記蓋部10の下面11には、前記蓋部10の下面11から前記収容部12に向って突出し、前記第2凹面52の周囲の少なくとも一部を囲い前記収容部12内の針ユニット27が前記挿入孔17から突出するのを抑制する抑制部が一体に形成されている、容器1。
- 請求項3において、前記抑制部は前記第1凹面51を形成する湾曲部50と、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61と、前記湾曲部50と第1立壁61との間に配置された第2および第3立壁62,63とを備える、容器1。
- 請求項3もしくは4において、前記湾曲部50が配置された部位に対峙して配置された第1立壁61には、前記針25との干渉を防止するための切り欠き61cが設けられている、容器1。
- 請求項1〜5のいずれか1項において、前記第1凹面51を形成する湾曲部50の先端には、前記挿入孔17に向って突出し前記針ハウジング26の上端面を係合させるための円弧状の突条50tが形成されている、容器1。
- 請求項1〜6のいずれか1項において、前記挿入孔17は前記蓋部10に設けられた廃棄用の唯一の孔である、容器1。
- 請求項1〜7のいずれか1項において、前記挿入孔17は前記蓋部10の一部として収容部12に装着されたアタッチメント70に形成されている、容器1。
- 請求項2において、前記蓋部10の内面には前記係合部53に直線的に連なる第1リヴ531が設けられ、前記蓋部10の上面には前記第1リヴ531の反対側に第2リヴ532が設けられている、容器1。
- 請求項1〜9のいずれか1項において、前記第1凹面51と前記第2凹面52は、前記軸線S方向に互いにオフセットされて配置されている、容器1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017092879A JP2018187138A (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017092879A JP2018187138A (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器 |
Publications (1)
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JP2018187138A true JP2018187138A (ja) | 2018-11-29 |
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ID=64477641
Family Applications (1)
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JP2017092879A Pending JP2018187138A (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2018187138A (ja) |
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2017
- 2017-05-09 JP JP2017092879A patent/JP2018187138A/ja active Pending
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