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JP2018186450A - 通信制御方法 - Google Patents

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JP2018186450A JP2017088447A JP2017088447A JP2018186450A JP 2018186450 A JP2018186450 A JP 2018186450A JP 2017088447 A JP2017088447 A JP 2017088447A JP 2017088447 A JP2017088447 A JP 2017088447A JP 2018186450 A JP2018186450 A JP 2018186450A
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大輔 野島
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滋 岩科
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Abstract

【課題】スライスと通信するための機能を有していない通信端末とスライスとを通信接続することを可能にする通信制御方法および通信制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】通信制御装置100は、スライス決定テーブル103に、通信端末110から送信される送信パケットの送信制御に用いられる送信制御情報(ポート番号等)と通信接続先となるスライスの識別情報とを対応付けたスライス決定情報に記憶する。そして、通信制御部101は、通信端末110から送信された送信パケット(ユーザパケット)に基づいて、スライス決定テーブル103に記憶されているスライス決定情報に基づいて、通信端末110とスライスとの通信処理を行う。【選択図】 図3

Description

本発明は、仮想ネットワークであるスライスと通信接続するための通信制御方法に関する。
下記非特許文献1に記載されているNextGenのアーキテクチャでは、NSSF(Network Slice Selection Function)などのスライスを管理するサーバと通信するためのインタフェースであるN1I/Fを有する端末を規定している。
3GPP TR23.799
したがって、上記非特許文献1に記載のアーキテクチャにおいては、N1I/Fのようなスライスと通信するためのインタフェースを有していない通信端末とスライスとは通信接続することができない。
そこで、本発明においては、スライスと通信するための機能を有していない通信端末とスライスとを通信接続することを可能にする通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、通信端末に対して中継装置として機能し、前記通信端末をネットワークインフラ上に生成される仮想化ネットワークであるスライスと通信接続する通信制御装置の通信制御方法において、前記通信端末から送信される送信パケットの送信制御に用いられる送信制御情報と通信接続先となるスライスの識別情報とを対応付けたスライス決定情報をスライス決定テーブルに記憶する記憶ステップと、前記スライス決定テーブルに記憶されているスライス決定情報を参照して、前記通信端末から送信された送信パケットの送信制御情報に基づいて、前記通信端末と前記スライスとの通信処理を行う通信ステップと、を備える。
この発明によれば、通信端末から送信された送信パケットの送信制御情報に基づいて、通信端末とスライスとの通信処理を行うことができる。したがって、通信端末が、スライスを直接通信するための機能、例えばN1I/Fを有していない場合でも、通信制御装置を介して適切なスライスを選択して、通信接続することができる。
本発明によれば、通信端末が、スライスを直接通信するための機能を有していない場合でも、適切なスライスを選択して、通信接続することができる。
仮想化されたネットワークを構成するシステム1の構成を示す図である。 本実施形態の通信システムN1のシステム構成を示す図である。 通信制御装置100の機能構成を示すブロック図である。 スライス管理テーブル102の具体例を示す図である。 スライス決定テーブル103の具体例を示す図である。 通信制御装置100、通信端末110を含んだ処理シーケンスを示す図である。 本実施形態に係る通信制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、仮想化されたネットワークを構成するシステム1の構成を示している。図1のシステム1は、仮想化ネットワークであるスライスに対してサービスを割り当てることで、通信制御装置100に対してネットワークサービスを提供する。スライスとは、ネットワーク装置のリンクとノードの資源を仮想的に切り分けて、切り分けた資源を結合し、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想化ネットワーク又はサービス網であり、スライス同士は資源を分離しており、互いに干渉しない。ネットワークサービスとは、通信サービス(専用線サービス等)やアプリケーションサービス(動画配信、エンベデッド装置等のセンサ装置を利用したサービス)等のネットワーク資源を用いたサービスをいう。また、通信制御装置100は、例えば、家庭内にある無線ルータやテザリング機能を有するスマートフォンなどの端末装置である。
図1に示すようにシステム1は、BSS/OSS(Business Support System/ Operations Support System)10と、SO(Service Operator)20と、NFVO(NFV(Network FunctionsVirtualisation)orchestrator)30と、VNFM(virtual networkfunctions manager)40と、VIM(Virtualized InfrastructureManagement: 仮想化基盤管理)50とを含んで構成されている。また、システム1には、NFVI(NFV(Network Functions Virtualisation) Infrastructure)60と通信制御装置100とを含んで構成されている。このうち、NFVO30とVNFM40とVIM50は、ETSI NFV−ISGで仕様化されているMANO(Management& Orchestration)architectureの機能である。
これらの構成要素は、システム1におけるコアとなるネットワークを構成するものである。なお、互いに情報の送受信が必要な構成要素間は、有線接続されており情報の送受信が可能となっている。
本実施形態に係るシステム1は、物理サーバ上に実現される仮想マシンにおいて動作する仮想サーバによって移動通信端末に対して通信機能を提供する。即ち、システム1は、仮想化された移動体通信ネットワークである。通信機能は、仮想マシンによって当該通信機能に応じた通信処理を実行することで移動通信端末に対して提供される。
NFVI60は、仮想化環境を構成する物理資源(ノード群)から形成されたネットワークを示す。この物理資源は、概念的には計算資源、記憶資源、伝送資源を含む。具体的には、この物理資源は、システム1において通信処理を行う物理的なサーバ装置である物理サーバ、スイッチ等のノードを含んで構成されている。物理サーバは、CPU(コア、プロセッサ)、メモリ、及びハードディスク等の記憶手段を備えて構成される。通常、NFVI60を構成する物理サーバ等のノードは、複数まとめてデータセンタ(DC)等の拠点に配置される。データセンタでは、配置された物理サーバがデータセンタ内部のネットワークによって通信可能とされており、互いに情報の送受信を行うことができるようになっている。また、システム1には、複数のデータセンタが設けられている。データセンタ間はネットワークで通信可能とされており、異なるデータセンタに設けられた物理サーバはそのネットワークを介して互いに情報の送受信を行うことができる。
SO(ServiceOperator)20は、ネットワークサービスを提供するためのネットワークの作成を要求する装置であり、例えば、仮想ネットワークを用いて各種ユーザへサービス提供をする事業者の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)である。
BSS/OSS10は、システム1におけるサービス管理を行い、システム1での通信機能に係る指示を行うノードである。例えば、BSS/OSS10は、NFVO30に対して、新たなネットワークサービスを追加するための指示を行う。また、BSS/OSS10は、システム1に係る通信事業者によって操作され得る。
NFVO30は、物理資源であるNFVI60上に構築された仮想ネットワーク(スライス)全体の管理を行う全体管理ノード(機能エンティティ)である。NFVO30は、BSS/OSS10からの指示を受信し、当該指示に応じた処理を行う。NFVO30は、インフラとネットワークサービスの移動体通信網の物理資源において構築された仮想化ネットワーク全体にわたる管理を行う。NFVO30は、仮想ネットワークが提供したネットワークサービスをVNFM40及びVIM50と連携して適切な場所に実現する。例えば、ネットワークサービスのライフサイクル管理(具体的には例えば、ネットワークサービスの生成、更新、スケール制御、イベント収集)、移動体通信網内全体にわたる資源管理、すなわち資源の分散・予約・割当管理、サービス・インスタンス管理、及び資源配置に関わるポリシー管理(具体的には例えば、リソースの予約・割当、地理・法令等に基づく最適配置)を行う。
VNFM40は、物理資源(ノード)となるNFVI60に対して、ネットワークサービスを構成する機能を追加する仮想通信機能管理ノード(機能エンティティ)である。VNFM40は、システム1に複数、設けられていてもよい。
VIM50は、NFVI60における物理資源(ノード)各々を管理する物理資源管理ノード(機能エンティティ)である。具体的には、資源の割当・更新・回収の管理、物理資源と仮想化ネットワークとの関連付け、ハードウェア資源とSW資源(ハイパーバイザー)一覧の管理を行う。通常、VIM50は、データセンタ(局舎)毎に管理を行う。物理資源の管理は、データセンタに応じた方式で行われる。データセンタの管理方式(管理資源の実装方式)は、OPENSTACKやvCenter等の種類がある。通常、VIM50は、データセンタの管理方式毎に設けられる。即ち、互いに異なる方式で、NFVI60における物理資源各々を管理する複数のVIM50が含まれる。なお、異なる管理方式で管理される物理資源の単位は、必ずしもデータセンタ単位でなくてもよい。
なお、NFVO30、VNFM40及びVIM50は、物理的なサーバ装置上でプログラムが実行されることにしたがって実現される(但し仮想化上で実現されることを制限するものでは無く、管理系統を分離した上で、仮想化上で実現してもよい)。NFVO30、VNFM40及びVIM50は、それぞれ別々の物理的なサーバ装置において実現されていてもよいし、同じサーバ装置において実現されていてもよい。NFVO30、VNFM40及びVIM50(を実現するためのプログラム)は、別々のベンダから提供されていてもよい。
NFVO30は、BSS/OSS10からのネットワークサービス作成要求を受信すると、VIM50に対してスライス(スライスSL1、SL2等)のためのリソース確保要求を行う。VIM50が、NFVI60を構成するサーバ装置やスイッチにおけるリソースを確保すると、NFVO30は、当該これらNFVI60に対してスライスを定義する。
また、NFVO30は、VIM50に、NFVI60においてリソース確保させると、当該NFVI60に対してスライスを定義した情報をNFVO30が記憶しているテーブルに記憶する。そして、NFVO30は、当該ネットワークサービスに必要となる機能を実現するためのソフトウェアのインストール要求をVNFM40に対して行う。VNFM40は、当該インストール要求に応じて、VIM50によって確保されたNFVI60(サーバ装置、スイッチ装置またはルータ装置などのノード)に対して上記ソフトウェアをインストールする。
NFVO30は、VNFM40にしたがってソフトウェアがインストールされると、NFVO30が記憶しているテーブルへスライスとネットワークサービスとの対応付けをする。
図2は、本実施形態の通信システムN1のシステム構成を示す図である。図2に示されるとおり、この通信システムN1は、図1に示されるNFVI60上で構築されるシステムであって、AMF(Access and Mobility management Function)200、NSSF(Network Slice Selection Function)210、RAN(RadioAccess Network)150、SMF(Session Management Function)160、160a、UP(User Plane node)170、170a、DN(Data Network)180、180aを含んで構成されている。この通信システムN1に対して、通信制御装置100は、RAN150を介して通信接続可能に構成されている。
この通信制御装置100は、いわゆる通信端末110の中継装置として機能し、通信端末110からのアクセス要求に応じて通信システムN1と通信接続することができる。この通信制御装置100は、いわゆるN1I/F(N1インタフェース)を有しており、AMF200とアクセス可能とし、AMF200から取得した情報に基づいて、スライスSL1、SL2を経由して外部サイトであるDN180、180aと通信接続することができる。
通信端末110は、通信制御装置100およびスライスSL1、SL2を介して、DN180、180aと通信接続することができる。
RAN150は、通信制御装置100と無線通信により通信接続するための基地局(eNB)を含んだアクセスネットワークである。なお、RAN150に代えて、有線により接続する装置としてもよい。
UP170,UP170aは、スライスを構成し、通信制御装置100との間でユーザデータを送受信する通信ノードである。
SMF160,160aは、当該UP170、170aとともにスライスを構成し、これらUP170、UP170aに対する通信制御を行う通信制御サーバである。
本実施形態において、SMF160とUP170とが同じスライスSL1を構成し、SMF160aとUP170aとが同じスライスSL2を構成している。したがって、通信制御装置100または通信端末110は、スライスSL1またはSL2とRAN150を介して通信接続することができる。
AMF200は、スライスと通信制御装置100との通信接続制御を行うスライス接続サーバである。
NSSF210は、通信制御装置100または通信端末110から送信されるサービス種別で示されるサービスに基づいて、対応する一のスライスを決定して、その一のスライスを特定する識別情報をAMF200に通知する部分である。このNSSF210の機能は、AMF200に内蔵されてもよい。なお、本実施形態においては、通信制御装置100がスライス決定機能を有している場合には利用されない。
このような通信システムにおいて、通信制御装置100は、スライス決定テーブル103を参照して、通信端末110から送信された送信情報に基づいてスライスを決定し、決定したスライスと通信端末110の識別情報とを対応付けてスライス管理テーブル102に記憶する。以降、通信制御装置100は、スライス管理テーブル102に記憶されているスライスの識別情報にしたがったスライスに対して通信接続する。
通信端末110は、通信制御装置100をアクセスポイントとして通信接続し、通信制御装置100を介して各スライスに通信接続する。なお、この通信端末110は、N1 I/Fを有していないため、直接AMF200と通信接続することができない。したがって、通信端末110は、直接スライスと通信接続することができない。
つぎに、本実施形態の通信制御装置100の機能構成について説明する。図3は、通信制御装置100の機能構成を示すブロック図である。図3に示されるとおり、通信制御装置100は、通信制御部101、スライス管理テーブル102、およびスライス決定テーブル103を含んで構成されている。
通信制御部101は、通信端末110からのアクセス要求に基づいて、スライスと通信接続処理を行う部分である。より具体的には、通信制御部101は、通信端末110との間の通信接続処理を行い、通信端末110からのユーザパケットを受信すると、そのユーザパケットに含まれている送信制御情報に基づいて、接続先スライスを決定する。
接続先スライスの決定に際して、通信制御部101は、スライス決定テーブル103を参照し、通信端末110からのユーザパケットに含まれている送信制御情報(出力ポート、優先度情報など)に基づいて、一のスライスを決定する。
そして、通信制御部101は、決定した一のスライスを構成するUPとの間でセッション確立を行う。
スライス管理テーブル102は、通信制御対象となる通信端末110を識別するための識別情報と、その接続先スライス、およびタイムアウト時間を対応付けて記憶する部分である。通信制御部101は、このスライス管理テーブル102を参照して、通信端末110とスライスとの通信接続制御を行う。
図4は、スライス管理テーブル102の具体例を示す図である。図4に示されるとおり、スライス管理テーブル102は、通信端末110の識別情報である端末ID、接続先スライス、タイムアウト時間を対応付けて記憶している。なお、通信端末110の識別情報は、MACアドレス、IPアドレス、IMSI、または電話番号のいずれでもよい。接続先スライス欄は、複数のスライスを示してもよい。タイムアウト時間は、各接続先スライスにおけるタイムアウトまでの時間を示す。通信制御部101は、タイムアウト時間に基づいて、接続先スライスの通信制御を行い、セッション確立してから、または通信されるユーザパケットがなくなってから、指定のタイムアウト時間が経過すると通信断の処理を行う。
スライス決定テーブル103は、通信端末110からのユーザパケットの送信制御情報と、その接続先スライスの識別情報とを対応付けて記憶する部分である。通信制御部101は、スライス決定テーブル103に記憶されている情報に基づいたスライスと通信接続する。
図5は、スライス決定テーブル103の具体例を示す図である。図5に示されるとおり、スライス決定テーブル103は、送信制御情報と接続先スライスIDとタイムアウト時間とを対応付けて記憶している。
送信制御情報としては、ユーザパケットのポート番号、ユーザパケットのDSCP値(Differentiated Services Code Point)、ユーザパケットの宛先IPアドレス、およびユーザパケットの宛先HTTPアドレスが考えられる。これらパラメータ以外にもユーザパケットに含まれており、その送信制御に利用される情報であれば当然に送信制御情報して扱ってもよい。
なお、ポート番号が分かると、そのユーザパケットを送信しようとするアプリケーションの種別が分かる。よって、ポート番号に応じてどのようなスライスと通信接続すべきか決定することができる。
また、タイムアウト時間は、通信を切断するための時間である。このタイムアウト時間は、送信制御情報ごとに異なる時間が設定されてもよい。例えばポート番号それぞれに、通信端末110において利用されているアプリケーションが異なり、その扱うデータ種別、データサイズ、通信頻度等が異なる。したがって、ポート番号など個別に送信制御情報として設定されているパラメータごとにタイムアウト時間を変えることにより、適切な通信制御を行うことができる。なお、送信制御情報の同じ種別全体ごとに変えてもよい。例えば、ポート番号種別全体では同じタイムアウト時間が設定されているが、DSCP値種別全体は、ポート番号種別と異なるタイムアウト時間が設定されてもよい。
図5は、4つのスライス決定テーブル103を示しているが、少なくとも一つあればよい。通信制御部101は、スライスを決定する際において、複数のスライス決定テーブル103を利用する場合には、所定の条件に従って一のスライス決定テーブルに基づいて一の接続先スライスを決定してもよい。
所定条件による接続先スライスの決定方法は、例えば、以下の方法が考えられる。スライス決定テーブル103は、送信制御情報として扱われる各パラメータ(例えば、ポート番号、DSCP値、宛先IPアドレス、および宛先HTTPアドレスなど)ごとに、重み係数または優先順位を割当てる。
通信制御部101は、受信されたユーザパケットに含まれている送信制御情報に基づいて、パラメータごとに重み係数を抽出する。通信制御部101は、その重み係数が最も大きい一のスライスを接続先スライスとして決定する。
なお、スライス決定テーブル103は、パラメータ種別(ポート番号全体など)ごとに重み付け係数または優先順位を割当ててもよいし、パラメータごと(例えばポート番号:TCPXXXなど)に重み付け係数または優先順位を割当ててもよい。
つぎに、本実施形態の通信制御装置100を用いた通信処理シーケンスについて説明する。図6は、通信制御装置100、通信端末110を含んだ処理シーケンスを示す図である。
通信制御装置100において、通信制御部101は、すでにスライス3とセッションを確立している。ここではスライス3は、UP170bにより形成されたものである(S101)。
その後、通信端末110は、通信制御装置100と通信接続処理を行い(S102)、通信制御装置100に対してユーザパケットを送信する(S103)。このユーザパケットは、大容量データを扱うアプリケ−ションにより発生されたデータであり、そのパケットサイズは所定サイズより大きいものとする。
通信制御装置100において、通信制御部101は、通信端末110からユーザパケットを受信すると、当該ユーザパケットの送信制御情報を抽出し、さらにスライス決定テーブル103を参照し、抽出した送信制御情報に基づいた接続先スライスを決定する(S104)。
そして、通信制御装置100においては、決定したスライスを構成するノードであるUP170との間でセッションの確立処理を行う(S105)。そして、通信制御装置100とUP170(スライス1)との間で大容量データを扱った通信が可能となる(S106)。
その後、通信端末110は、通信制御装置100に対して、低遅延アプリケーションからのユーザパケットを送信する(S110)。ここで低遅延アプリケーションとは、遅延を許容しないデータを扱うアプリケーションであり、例えば動画処理を行うためのアプリケーションや、自動車の自動運転などに用いてリアルタイム性を要求するアプリケーションなどである。
通信制御装置100において、通信制御部101は、このような遅延を許容しないユーザパケットを受信すると、スライス決定テーブル103を参照し、ユーザパケットの送信制御情報に基づいた接続先スライスを決定する(S111)。そして、通信制御部101は、そのスライスを構成するノードであるUP170aとの間でセッションの確立処理を行う(S112)。そして、通信制御装置100とUP170(スライス2)との間で低遅延通信が可能となる(S113)。
このようにして、通信制御装置100は、スライス決定テーブル103を有しているため、通信制御装置100内において通信端末110から送信されたユーザパケットの送信制御情報に基づいてスライスを決定する。
なお、通信制御装置100が、スライス決定テーブル103を有していない場合には、外部サーバに相当するNSSF210にアクセスして、NSSF210が、通信制御装置100が通信接続するスライスを決定してもよい。
図6を例にとると、ステップS103において、通信制御部101がユーザパケットを受信すると、そのユーザパケットから送信制御情報を抽出する。そして、通信制御部101は、送信制御情報をNSSF210に送信する。NSSF210は、図5に示されるスライス決定テーブル103と同じテーブルを有しており、送信制御情報を受信すると、送信制御情報に対応したスライス識別情報およびタイムアウト時間を通信制御装置100に返信する。
通信制御装置100は、NSSF210からスライス識別情報およびタイムアウト時間を受信すると、スライス管理テーブル102に記憶し、そのスライス識別情報で指定されたスライスとセッション確立を行う。
つぎに本実施形態の通信制御装置100の作用効果について説明する。本実施形態において、通信制御方法は、通信端末110に対して中継装置として機能し、通信端末110をネットワークインフラ上に生成される仮想化ネットワークであるスライスと通信接続する通信制御装置100の通信制御方法に関するものである。
この通信制御装置100は、スライス決定テーブル103に、通信端末110から送信される送信パケットの送信制御に用いられる送信制御情報(ポート番号等)と通信接続先となるスライスの識別情報とを対応付けたスライス決定情報に記憶する。
そして、通信制御部101は、通信端末110から送信された送信パケット(ユーザパケット)に基づいて、スライス決定テーブル103に記憶されているスライス決定情報に基づいて、通信端末110とスライスとの通信処理を行う。
この処理に従うと、通信端末110は、N1I/Fなどのスライスと通信するための機能を有することなく、通信制御装置100を解してスライスと通信接続することができる。したがって、通信制御装置100は、通信端末110が要求する通信の特性に応じたスライスを決定し、通信端末110に対して効率的な通信を提供することができる。
また、通信制御装置100が受信する送信制御情報は、通信端末110から送信される送信パケット(ユーザパケット)に対して送信制御を行うための情報であり、これら送信制御情報は、複数のパラメータを含んでいる。
通信制御装置100の通信制御部101は、スライス決定テーブル103において、これら複数のパラメータのうち所定条件を満たす一のパラメータに対応するスライスと通信端末110との通信処理を行う。
この処理に従うと、通信制御装置100は、所定条件を満たす一のパラメータに従ったスライスに、通信端末110を通信接続することができる。すなわち、送信制御情報に含まれるパラメータは、ポート番号、DSCP値などいろいろな特性を示しており、スライス決定テーブル103は、その特性に応じたスライスを定めている。しかしながら、パラメータ同士相互に矛盾する特性を有している場合があり、その場合には適切な一のスライスを決定する必要がある。本実施形態においては、送信制御情報であるパラメータごとにスライスを定めておき、これらパラメータのうち一のパラメータが所定条件を満たす場合、その一のパラメータに対応するスライスを接続先スライスとして決定する。
例えば、スライス決定テーブル103は、パラメータ種別ごとまたはパラメータごとに重み付け係数または優先順位を対応付けておく。そして、通信制御部101は、それら重み付け係数や優先順位に基づいて、一のパラメータを決定し、それに対応するスライスを決定する。例えば、パラメータ種別としてポート番号の優先順位が1位、DSCP値の優先順位が2位とすると、通信制御部101は、ポート番号を優先して、そのポート番号に対応するスライスを接続先スライスとして決定する。
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における通信制御装置100などは、本実施形態の通信制御装置100の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、本実施形態に係る通信制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の通信制御装置100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。通信制御装置100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
通信制御装置100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、通信制御部101の一部の機能はで実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、通信制御装置100の通信制御部101の一部の機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の通信制御部101の通信制御に関連する部分は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、通信制御装置100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC ConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
通信端末は、当業者によって、移動通信端末、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
100…通信制御装置、110…通信端末、101…通信制御部、102…スライス管理テーブル、103…スライス決定テーブル、200…AMF、210…NSSF、150…RAN、160…SMF、160a…SMF、170、170a…UP、180、180a…DN。

Claims (5)

  1. 通信端末に対して中継装置として機能し、前記通信端末をネットワークインフラ上に生成される仮想化ネットワークであるスライスと通信接続する通信制御装置の通信制御方法において、
    スライス決定テーブルに記憶されているスライス決定情報を参照して、前記通信端末から送信された送信パケットの送信制御情報に基づいて、前記通信端末と前記スライスとの通信処理を行う通信ステップと、
    を備える通信制御方法。
  2. 前記スライス決定テーブルは、前記通信制御装置に備えられている、請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記スライス決定テーブルは、ネットワーク上に配置されている外部サーバに備えられており、
    前記通信ステップにおいて、前記外部サーバにアクセスすることにより、前記スライス決定情報を参照する、
    請求項1に記載の通信制御方法。
  4. 前記通信端末から送信される送信パケットの送信制御に用いられる送信制御情報と通信接続先となるスライスの識別情報とを対応付けたスライス決定情報をスライス決定テーブルに記憶する記憶ステップをさらに備え、
    前記通信ステップにおいて、前記スライス決定テーブルに記憶されているスライス決定情報に基づいた通信処理を行う、請求項1または2に記載の通信制御方法。
  5. 前記通信端末から送信される送信パケットに対して送信制御を行うための送信制御情報は、複数のパラメータを含んでおり、
    前記通信ステップにおいて、前記スライス決定テーブルにて、前記複数のパラメータのうち所定条件を満たす一のパラメータに対応するスライスと前記通信端末との通信処理を行う、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信制御方法。
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