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JP2018179621A - 表面欠陥検査装置、表面欠陥検査用の情報処理装置、表面欠陥検査用のコンピュータプログラム、及び表面欠陥検査方法 - Google Patents

表面欠陥検査装置、表面欠陥検査用の情報処理装置、表面欠陥検査用のコンピュータプログラム、及び表面欠陥検査方法 Download PDF

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JP2018179621A JP2017076247A JP2017076247A JP2018179621A JP 2018179621 A JP2018179621 A JP 2018179621A JP 2017076247 A JP2017076247 A JP 2017076247A JP 2017076247 A JP2017076247 A JP 2017076247A JP 2018179621 A JP2018179621 A JP 2018179621A
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聖也 高梨
Kiyonari Takanashi
聖也 高梨
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Abstract

【課題】白色の検査面についても、蛍光浸透探傷法を用いて欠陥を正しく検査できるようにすること。【解決手段】発光性浸透液による浸透処理が施された検査面S1に紫外光を照射してイメージセンサISで撮像する際、発光性浸透液が浸透した領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超えないように撮像条件を設定した上で、検査面S1をカラーで撮像したイメージセンサISの出力をRGBデータにデジタル変換してパソコン101に送信し、パソコン101は、RGBデータから色相データを抽出し、色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、検査対象物の表面の欠陥を検査する表面欠陥検査装置、表面欠陥検査用の情報処理装置、表面欠陥検査用のコンピュータプログラム、及び表面欠陥検査方法に関する。
検査対象物の表面に発生している傷や割れ、ピンホールなどの欠陥を検査する手法として、従来から浸透探傷検査が広く知られている。
浸透探傷検査は、例えば特許文献1に記載されているように、検査面の欠陥部分に発光性浸透液を浸透させ、これに紫外光を照射して発光させることにより輝度レベルが異なる蛍光模様を描き出し、この蛍光模様に基づいて欠陥の有無を判定するという検査手法である。特許文献1でも紹介されているとおり、蛍光模様を撮像装置によって撮像し、画像処理によって欠陥を検査することも従来から知られている(特許文献1の段落[0002]参照)。
特許文献2には、カラー画像を用いた浸透探傷検査のための装置及び方法が記載されている。検査面の欠陥部分に浸透させる浸透液としては、特許文献1に記載されているような発光性浸透液ばかりでなく、赤色などの染色浸透液を用いる場合もある。発光性浸透液を用いる検査を蛍光浸透探傷法と呼ぶのに対して、染色浸透液を用いる検査は染色浸透探傷法と呼ばれている。特許文献2が紹介するは、染色浸透探傷法による浸透探傷検査である。
特許文献2に記載されている浸透探傷検査では、CCDカメラを用いて検査面をカラーで撮像し、RGBデータとしてコンピュータに取り込む。コンピュータは、RGBデータを色度・輝度に変換し、この色度分布の中から欠陥部ではない正常な色を基準色として算出する。そして基準色に対する各位置での色相、色差を算出し、正常でない色領域、つまり欠陥候補となる領域を抽出する(特許文献2の段落[0017]〜[0018]、図2参照)。
特許文献2は、画像データが飽和した値とならぬよう、CCDカメラと照明装置の両方に偏光フィルタを取り付けるとしている(特許文献2の段落[0019]参照)。検査面の検査で用いる画像データの飽和(白とび)の回避については、HDR処理という手法も従来から知られている(特許文献3の段落[0002]〜[0003]参照)。
特開平09−113467号公報 特開平11−108759号公報 特開2013−110513号公報
特許文献1に記載されている浸透探傷検査は、輝度レベルが異なる蛍光模様に基づいて欠陥の有無を判定することから、モノクロ画像を用いて検査面の欠陥を検査しているものと理解される。この場合、白色の検査面に対しては、欠陥の検査が困難となる。欠陥領域に浸透している発光性浸透液の発光部分は白く映るのに対して、検査面自体も白く映るので、欠陥がある領域とない領域との間の照度差が小さくなり、これらの異なる領域が判別し難くなるからである。
この点、特許文献2に記載されている浸透探傷検査によれば、欠陥部分に浸透させた染色浸透液の色と検査面の色とが異なりさえすれば、検査面の欠陥検査が可能である。その反面、RGBデータに基づく複雑な計算処理が必要となる。
そこで複雑な計算処理を避けるのであれば、特許文献1に記載されているような発光浸透液を用いた蛍光浸透探傷法による検査の途を模索することになる。ただしこの場合には前述したとおり、検査面が白色の場合、発光性浸透液が浸透している欠陥がある領域とない領域とを明確に区別し難いため、その解決策が求められる。
本発明の課題は、白色の検査面についても、蛍光浸透探傷法を用いて欠陥を正しく検査できるようにすることである。
本発明の表面欠陥検査装置は、発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射する照明装置と、イメージセンサを用いて前記検査面の画像をカラーで撮像し、前記イメージセンサの出力をRGBデータにデジタル変換して出力する撮像装置と、前記検査面に前記紫外光を照射して前記イメージセンサで撮像する際の撮像条件を、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えないように設定する条件設定部と、前記撮像装置が出力するRGBデータから色相データを抽出する抽出部と、前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する報知部と、を備えることによって上記課題を解決する。
本発明の表面欠陥検査用の情報処理装置は、発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射し、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えない撮像条件でカラー撮像して得られたイメージセンサのRGBデータにデジタル変換された出力を受信する手段と、前記受信したRGBデータから色相データを抽出する手段と、前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知部に報知させる手段と、を備えることによって上記課題を解決する。
本発明の表面欠陥検査用のコンピュータプログラムは、発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射し、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えない撮像条件でカラー撮像して得られたイメージセンサのRGBデータにデジタル変換された出力を受信するコンピュータにインストールされ、このコンピュータに、前記受信したRGBデータから色相データを抽出する機能と、前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知部に報知させる機能と、を実行させることによって上記課題を解決する。
本発明の表面欠陥検査方法は、発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射してイメージセンサで撮像する際の撮像条件を、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えないように設定する工程と、前記検査面に前記紫外光を照射してカラーで撮像する工程と、前記イメージセンサの出力をRGBデータにデジタル変換して出力する工程と、出力されたRGBデータから色相データを抽出する工程と、前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する工程と、を備えることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、検査面が白色であったとしても、発光性浸透液が浸透していない領域と浸透している領域とを明確に区別し、検査面の欠陥の有無を正しく報知することができる。
表面欠陥検査装置の実施の一形態を示す構成図。 発光性浸透液による浸透処理が施された検査対象物(試料)を示す(a)は平面図、(b)は縦断側面図。 表面欠陥検査装置の機能ブロック図。 代表的な色の色相値を示すテーブル。 イメージセンサの構造を分解して示す模式図。 表面欠陥検査装置における各部の電気的接続のブロック図。 撮像装置における各部の電気的接続のブロック図。 情報処理装置における処理の流れを示すフローチャート。
実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態の表面欠陥検査装置1は、発光性浸透液による浸透処理が施された試料Sの検査面S1について、CMOS型のイメージセンサIS(図1、図5〜図7参照)によってカラーで撮像した画像を用いて欠陥B(図2参照)を検査するようにした一例である。
1.表面欠陥検査装置の概要
図1に示すように、表面欠陥検査装置1は、検査対象物である試料Sを載置するための載置台11の上方に、照明装置31と撮像装置51とを備え、情報処理装置としてのパソコン(パーソナルコンピュータ)101を撮像装置51に接続している。
載置台11は、水平に配置された載置面12を備え、この載置面12に試料Sを載置する。試料Sは、検査対象となる検査面S1を上に向けた状態で載置面12に載置される。
図2(a)(b)に示すように、試料Sには発光性浸透液Pによる浸透処理が施されている。浸透処理は、試料Sの検査面S1に発生している傷や割れ、ピンホールなどの欠陥Bに発光性浸透液Pを浸透させる処理であり、「前処理」「浸透処理」「洗浄処理」の順に行われる。「前処理」では検査面S1に付着している粉塵や油脂などを除去し、表面の濡れ性を向上させて、欠陥Bの内部を空洞にする。「浸透処理」では検査面S1に発光性浸透液Pを塗布し、毛管現象を利用して欠陥Bの内部を発光性浸透液Pで満たす。「洗浄処理」では検査面S1を洗浄し、欠陥Bではない部分に付着している余剰浸透液を除去する。こうして試料Sの検査面S1は、図2(b)に示すように、欠陥Bの部分にのみ発光性浸透液Pが浸透した状態となる。
撮像装置51は、載置台11に載置された試料Sの撮像が可能なように、光軸を鉛直方向に向けたレンズ52を下向きにした状態で配置されている。このとき載置面12に載置される試料Sは、撮像装置51の光軸上に位置付けられる。
照明装置31は、円環形状をした厚みのあるハウジング32の下面に複数個のLEDランプ33を配列したいわゆるリング照明である。撮像装置51の光軸と中心を一致させ、光軸を取り囲むようにして水平状態で配置されている。このとき照明装置31は、載置面12に載置された試料Sの検査面S1に万遍なくLEDランプ33の光を照射することができるように配置され、紫外光を検査面S1に照射する。
パソコン101にはキーボードやマウスなどの入力装置102と、例えばLCDディスプレイである表示装置103とが接続されている。
2.表面欠陥検査装置の機能ブロック
(1)撮像装置の機能ブロック
図3に示すように、撮像装置51には条件設定部201、データ変換部211、及びデータ送信部221が設けられている。これらの各部は、撮像装置51が備えるシステム制御部61、A/DC(アナログデジタル変換器)62、及びI/O63などのハードウエア資源(図6、図7参照)が実行する機能をブロック化した機能ブロックである。
条件設定部201は、試料Sの検査面S1をイメージセンサISで撮像する際の撮像条件を設定する。設定する撮像条件は、照明装置31によって紫外光を照射して検査面S1を撮像する際、発光性浸透液Pが浸透している浸透領域PAを撮像したイメージセンサISの撮像素子ISeについては飽和露光量を超え、浸透領域PA以外の領域を撮像した撮像素子ISeについては飽和露光量を超えないように露光量を規定する条件である。
撮像条件の設定は、一例として、システム制御部61によって露光時間を調節することによって実行可能であり、別の一例としては、システム制御部61によって絞りを調節することによって実行可能である。あるいは露光時間と絞りとの組み合わせ調節によって撮像条件を設定するようにしてもよい。
データ変換部211は、イメージセンサISが出力するカラーのアナログ信号をA/DC62によってデジタル変換し、RBGデータを生成する。RGBデータはRAWデータと呼ばれるデータ形式のもので、例えば12〜16ビットのデータとしてデジタル変換され、4096〜65536の階調数を有している。
データ送信部221は、撮像装置51がイメージセンサISでの撮像によって得た画像データをI/O63によって外部機器、つまりパソコン101に向けて送信出力する。
(2)パソコンの機能ブロック
図3に示すように、パソコン101にはデータ受信部231、抽出部241、及び報知部251が設けられている。これらの各部は、パソコン101が備えるCPU111、ROM112、RAM113、EEPROM114、画像メモリ115、及びI/O116などのハードウエア資源(図6参照)が実行する機能をブロック化した機能ブロックである。
データ受信部231は、撮像装置51のデータ送信部221から送信出力されたRGBデータをI/O116によって受信し、画像メモリ115に格納する。
抽出部241は、例えばRAM113に駐留させたソフトウエアプログラムである表面欠陥検査用プログラムPM(図6参照)に基づくCPU111の処理によって、データ受信部231が受信したRGBデータから色相データを抽出し、画像メモリ115に格納する。RGBデータは前述したとおり、12〜16ビットのデータとしてデジタル変換されている。これに対して色相データは、例えば8ビットのデータに変換され、個々の色相値を256階調で表現する。
報知部251は、色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する。色相値が0の領域は、欠陥Bの部分に発光性浸透液Pが浸透している浸透領域PAである。したがって報知部251での報知によって、検査面S1における欠陥Bの有無を知ることができる。
(3)欠陥の検出原理
図4に示すように、紫、赤、黄、緑、青の順で色相値は小さくなっていく。例えば紫の色相値は208、赤は164、黄は123、緑は56、青は11である。そして白の色相値は0となる。もっともこれらの値はあくまでも参考値である。各種の条件次第では多少のずれが発生するため、各色は必ずしも正確にこの値をとるわけではない。
注意を要するのは、本実施の形態の場合、色相データに変換している基礎となるデータはRGBデータ、つまりRAWデータであるので、ホワイトバランスが未調整のままだということである。このため白色を撮像して得られたデータは、緑がかった色相になる。このような現象が発生する理由を詳しく説明する。
図5に示すように、CMOS型のイメージセンサISは、二次元にマトリクス配列された撮像素子ISeの前面に、撮像素子ISeと一対一で対応させてマイクロレンズLSを配置している。本実施の形態の場合、検査面S1のカラー画像を取得する必要から、イメージセンサISはカラーで検査面S1を撮像しなければならない。そこでイメージセンサISは、撮像素子ISeとマイクロレンズLSとの間にカラーフィルタFを介在させている。カラーフィルタFは、撮像素子ISeのマトリクス配列に対応させて、赤、緑、青の三原色を二次元にマトリクス配列したフィルタである。一つの撮像素子ISeには一色分のマトリクス領域が対応している。図5では赤、緑、青の各色に対応する領域を、「R」「G」「B」の文字で表現している。
図5から明らかなように、イメージセンサISは、四つのマトリクス領域でカラー化された一つの画素(pixel)を表現する。このとき一つの画素中、赤と青の領域は一つであるのに対して、緑の領域は2つ設けられている。これはベイヤー配列として従来から周知の色配列であり、人間の眼の反応感度は、赤と青よりも緑の方が高いという性質を上手く利用し、見かけ上の解像度を上げるための工夫である。
したがってカラー画像を撮像するイメージセンサISの構造上、A/DC62によってデジタルデータに変換された直後のRAWデータは、全体的に緑が強い色味となる。そこでJPEGやTIFFなどの汎用的なデータ形式に変換するに際して、RAWデータにはホワイトバランス調整が施され、強く出すぎている緑の要素を低減して自然な色味の画像を生成するわけである。
このような事情から、抽出部241によって、ホワイトバランスが未調整のRAWデータ、つまりRGBデータから色相データを抽出した場合、抽出された色相データでも全体的に緑の要素が強く出る。例えば白色の場合の色相値は0という本来の値ではなく、50〜60程度の緑の色相値となる。
本実施の形態の表面欠陥検査装置1は、このようなRGBデータ(RAWデータ)の特性を上手く利用し、イメージセンサISで取得した画像データ中、検査面S1の撮像画像領域と発光性浸透液Pの撮像画像領域との間のコントラストが強く出るように工夫している。
つまり条件設定部201は、照明装置31によって紫外光を照射して検査面S1を撮像する際、発光性浸透液Pが浸透している浸透領域PAを撮像したイメージセンサISの撮像素子ISeについては飽和露光量を超え、浸透領域PA以外の領域を撮像した撮像素子ISeについては飽和露光量を超えないように撮像条件を設定する。このため浸透領域PAを撮像すると、この部分を撮像したイメージセンサISの撮像素子ISeでは電荷が飽和し、その出力画像は白とびする。これに対して浸透領域PA以外の領域を撮像した撮像素子ISeでは電荷は飽和せず、その出力画像に白とびは発生しない。
白とびしているRGBデータ(RAWデータ)から色相データを抽出した場合、白とび部分の色相は白になり、その色相値は0になる。これに対してホワイトバランス調整が施されていないRGBデータから色相データを抽出した場合、ベイヤー配列のカラーフィルタFを採用している関係上、白とびしている領域以外の領域の色相値が0になることはない。前述したとおり、全体的に緑が強く出て、白色を撮像した画像であっても色相値は50〜60程度になるからである。したがって色相データ中、検査面S1の撮像画像領域と発光性浸透液Pの撮像画像領域との間のコントラストが強く出る。
3.表面欠陥検査装置のハードウエア構成
(1)照明装置
図6に示すように、照明装置31は、LEDランプ33を駆動するドライバ34をハウジング32(図1参照)に内蔵している。ドライバ34は電源回路PSに給電され、LEDランプ33を点灯駆動させる。これによってLEDランプ33は、予め決められた輝度で点灯し、載置台11の載置面12に載置された試料Sの検査面S1に紫外光を照射する。
(2)撮像装置
図6、図7に示すように、撮像装置51も電源回路PSに給電されて動作する。撮像装置51は、試料Sの検査面S1の画像を撮像するイメージセンサISと、イメージセンサISの出力をデジタル変換するA/DC62とを内蔵し、これらをシステム制御部61によって統括的に制御する。撮像装置51はまた、A/DC62によってデジタル変換されたRAWデータを処理する信号処理部64も内蔵している。
図7に基づいて、撮像装置51をより詳しく説明する。システム制御部61は、例えば半導体集積回路によって構成され、各種演算処理を集中的に実行するプロセッサとして機能する。システム制御部61にはI/O63、信号処理部64、メモリ65、列選択回路66、光学駆動部67、操作部68、及び表示部69が接続されている。
列選択回路66は、イメージセンサISの個々の撮像素子ISe(図5参照)からアナログ信号を転送させるための回路である。本実施の形態のイメージセンサISはCMOS型であるため、フォトセンサーである個々の撮像素子ISeに、制御回路(図示せず)が組み込まれている。そこで列選択回路66は、例えばCCD型のイメージセンサのようなバケツリレー式のデータ転送をすることなく、個々の撮像素子ISeから独立してアナログ信号を転送させることが可能である。列選択回路66は、個々の撮像素子ISeから転送させるアナログ信号の順序を決定する。
イメージセンサISの個々の撮像素子ISeから出力されたアナログ信号は、増幅器70で増幅された後、A/DC62に転送される。列選択回路66は、イメージセンサIS及び増幅器70にタイミング信号を与える。
光学駆動部67は、イメージセンサISの個々の撮像素子ISeに対する露光時間と絞りとを調節するための回路である。撮像装置51は、レンズ52を光軸方向に駆動するマイクロモータ71と、イメージセンサISとレンズ52との間に介在する絞り・シャッタ72とを有している。絞り・シャッタ72は、レンズ52を介して個々の撮像素子ISeに入射する光の光量を変動させる絞り装置としての構造と、文字通りのシャッタとしての構造とを兼備している。光学駆動部67は、マイクロモータ71を駆動制御することでレンズ52を光軸方向に変位させ、ピント調節を行う。また光学駆動部67は、絞り・シャッタ72を駆動制御し、個々の撮像素子ISeに対する露光時間と絞りとを調節する。
このような光学駆動部67の動作を統括的に制御しているのは、システム制御部61である。システム制御部61は、メモリ65に設定された撮像条件にしたがい光学駆動部67を制御し、設定された撮像条件(露光時間、絞り)に応じた撮像状況を実現させる。メモリ65に設定する撮像条件は、例えば操作部68によって入力される。
信号処理部64は、システム制御部61と同様に、プロセッサとしての機能を実行し、A/DC62が出力するRAWデータに対して、各種の処理を施す。例えばRAWデータをJPEGやTIFFなどの汎用的なデータ形式に変換したり、I/O63と協働し、RAWデータのまま、あるいはJPEGなどに変換された画像データを外部機器に送信出力したりする。その他にも信号処理部64は、A/DC62が出力するRAWデータに基づいてメモリ65に画像を描画し、これを表示部69に表示させたりもする。
(3)パソコン
パソコン101はHDD117を備え、オペレーティングシステムOSの他、前述した表面欠陥検査用プログラムPMを含むソフトウエアプログラムをHDD117に格納している。
CPU111は、各種演算処理を実行して各部を集中的制御する。このときCPU111は、HDD117に格納されたソフトウエアプログラム、例えば表面欠陥検査用プログラムPMをRAM113に一時的に駐留させ、その指示にしたがった処理を実行する。
表面欠陥検査用プログラムPMは、撮像装置51から受信したRGBデータから色相データを抽出する現像用プログラムとしての記述と、色相値が0の領域の有無を報知部としての表示装置103に表示させるための記述とを含み、これらの各機能をCPU111に実行させる。色相データの抽出は、図3に示す機能ブロック図中の抽出部241の処理に相当し、表示装置103への表示は、図3に示す機能ブロック図中の報知部251の処理に相当する。
4.表面欠陥検査の処理、機能、工程の流れ
検査面S1の表面欠陥検査の処理、機能、工程(以下「処理」の用語に代表させる)の流れを説明する。
(1)撮像装置で実行される処理
撮像装置51では、次の三つの処理が実行される。
(a)撮像条件設定処理
発光性浸透液Pによる浸透処理が施された検査面S1に照明装置31で紫外光を照射した状態で、検査面S1をイメージセンサISで撮像する際の撮像条件を設定する処理である。この処理では、発光性浸透液Pの浸透領域PAを撮像した撮像素子ISeについては飽和露光量を超え、浸透領域PA以外の領域を撮像した撮像素子ISeについては飽和露光量を超えないように、撮像条件を設定する。
撮像条件は、例えば欠陥Bがあり、発光性浸透液Pの浸透処理をしたサンプルとなる試料Sを用意しておき、その検査面S1のRAWデータを実際に取得しながら決めていく。つまりRAWデータをRGBデータとしてパソコン101に送信し、パソコン101で色相データに変換したとき、色相データ中に、発光性浸透液Pに対応する色相値0となる領域が発生するかどうかを判定していく。もしも発生しないようであれば露光量が少なすぎると判断できるので、露光時間を長くしたり、絞りを開けたりして再度トライする。反対に色相データ中に、発光性浸透液Pに対応する領域を越えて色相値0となる領域が発生したとすると、露光量が多すぎると判断できるので、露光時間を短くしたり、絞りを絞ったりして再度トライする。こうして撮像条件が適正に設定される。
設定された撮像条件は、撮像装置51のメモリ65に保存され、同種の試料Sに対しては繰り返し使用可能となる。
(b)撮像処理
検査面S1に照明装置31による紫外光を照射し、イメージセンサISによって検査面S1をカラーで撮像する処理である。
(c)データ変換工程
イメージセンサISのアナログ出力をA/DC62によってデジタル変換する処理である。デジタル変換したRAWデータについては、ホワイトバランス調整などの各種調整を施すことなく、RGBデータとして出力する。
(2)パソコンで実行される処理
パソコン101では、次の二つの処理が実行される。
(a)データ抽出処理
出力されたRGBデータから色相データを抽出する処理である。この処理は、表面欠陥検査用プログラムPMにしたがったCPU111のデータ変換処理によって実行される。
(b)報知処理
色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する処理である。
この処理については一つの論点がある。イメージセンサISの撮像素子ISeのうち、たった一つの撮像素子ISeの電荷が飽和した場合でも、撮像装置51が送信出力するRGBデータを変換した色相データには、色相値が0であることを示すデータ(1/4画素分のデータ)が含まれることになる。この場合、これを検査面S1の欠陥Bとして報知すべきなのかどうかという論点である。色相値が0であることを示すデータが極めて狭い領域、例えば1/4画素分の領域にしかない場合、果たしてそれは欠陥Bに浸透した発光性浸透液Pに基づくものであるのか怪しいとも考えられる。試料Sに浸透処理を施すに際して、「洗浄処理」で除去し残した発光性浸透液Pであるかもしれないし、他の何らかの原因で白とびが発生しているかもしれないからである。
そこで本実施の形態では、検査面S1の欠陥Bと判定すべき色相値が0の領域を、予め決められた範囲によって定義付ける。予め決められた範囲は、一例として、単純に面積の大小によって規定することができるし、別の一例としては、検査面S1に生じると推定される欠陥Bの形状であると推認させ得るような形状をもった範囲として規定することもできる。こうすることで、検査面S1の欠陥Bの有無の判定の精度を向上させることが可能となる。
色相値が0の領域の有無を報知する手法としては、表示装置103を利用して、色相画像をそのまま表示する、色相値が0の領域があることを表示する、あるいは検査面S1に欠陥Bがあることを表示するなど、各種の報知手法が実施可能である。このような視覚的手段によるばかりでなく、音声報知などの手法も実施可能である。
(3)パソコンで実行されるCPUの処理手順
以上説明したパソコン101の処理、つまりCPU111によって実行される処理をフローチャートに基づいて説明する。
図8に示すように、CPU111は、RGBデータの受信の有無の判定に待機している(ステップS101)。
RGBデータを受信したと判定した場合(ステップS101のYES)、CPU111は、RGBデータを色相データに変換し、画像メモリ115に展開する(ステップS102)。このときCPU111は、画像メモリ115に展開した色相データを表示装置103に表示させる(ステップS103)。
次いでCPU111は、色相データ中に、色相値が0であるデータが含まれているかどうかを判定する(ステップS104)。
色相値が0であるデータが含まれていないと判定した場合(ステップS104のNO)、検査面S1には欠陥Bがないと推定されるので、CPU111はステップS101の判定にリターンする。
これに対して色相値が0であるデータが含まれていると判定した場合(ステップS104のYES)、検査面S1には欠陥Bがあると推定される。そこで続く処理としてCPU111は、色相値が0である領域の広さを予め決められた範囲Lの広さと比較する(ステップS105)。予め決められた範囲Lの広さは、検査面S1の欠陥Bと推認し得る広さを定義している。
そこで色相値が0である領域が予め決められた範囲Lよりも小さい場合(ステップS105のNO)、検査面S1には欠陥Bがないと推定されるので、CPU111はステップS101の判定にリターンする。
これに対して色相値が0である領域が予め決められた範囲Lよりも大きい場合(ステップS105のYES)、検査面S1には欠陥Bがあると推定される。そこでCPU111は、その旨を表示装置103に表示し、検査面S1に欠陥Bがあることを報知する(ステップS106)。
5.作用効果
以上説明したように、本実施の形態の表面欠陥検査装置1によれば、検査面S1が白色であったとしても、発光性浸透液Pが浸透していない領域と浸透している領域とを明確に区別し、検査面S1の欠陥Bの有無を正しく報知することができる。
この場合、検査面S1の欠陥Bと判定すべき色相値が0の領域を、検査面S1の欠陥Bの形状であると推認させ得るような予め決められた範囲としたので、検査面S1の欠陥Bの有無をより高精度に判定し、報知することができる。
また本実施の形態では、検査面S1の欠陥Bの有無を視覚的手段、例えば表示装置103への表示をもって行うため、様々なバリエーションの表示を可能にする。
6.変形例
実施に際して、各種の変形や変更が可能である。
例えば色相データ中、一画素に対応する領域だけでも色相値が0の領域があった場合、これを検査面S1の欠陥Bと判定するようにしても良い。
また本実施の形態ではイメージセンサISとしてCMOS型のものを用いたが、CCD型のものを用いるようにしてもよい。
CCD型のイメージセンサは、個々の撮像素子に蓄えられた電荷を垂直方向に隣接する撮像素子に転送していくいわゆるバケツリレー方式でデータ転送を実行する。このため一つの撮像素子の電荷が飽和した場合、データ転送の過程で、電荷が飽和した撮像素子と垂直方向に並ぶ撮像素子でも電荷が飽和し、縦筋状に白とびが発生することがある。いわゆるスミアという現象である。
したがってイメージセンサISとしてCCD型のものを用いた場合には、必ずしも発光性浸透液Pが浸透した欠陥Bの形状に忠実に白とびが発生するとは限らず、欠陥Bの領域を含む縦筋状のスミアが発生してしまうことがある。もっともこの場合であっても、スミアが発生すれば検査面S1に欠陥Bがあると推定することはできるので、欠陥Bの有無を判定するという目的は達成することができる。
その他、あらゆる変形や変更が可能である。
1・・・表面欠陥検査装置
11・・・載置台
12・・・載置面
31・・・照明装置
32・・・ハウジング
33・・・LEDランプ
34・・・ドライバ
51・・・撮像装置
52・・・レンズ
61・・・システム制御部
62・・・A/DC
63・・・I/O
64・・・信号処理部
65・・・メモリ
66・・・列選択回路
67・・・光学駆動部
68・・・操作部
69・・・表示部
70・・・増幅器
71・・・マイクロモータ
72・・・絞り・シャッタ
101・・・パソコン
111・・・CPU
112・・・ROM
113・・・RAM
114・・・EEPROM
115・・・画像メモリ
116・・・I/O
117・・・HDD
B ・・・欠陥
OS・・・オペレーティングシステム
P ・・・発光性浸透液
PA・・・浸透領域
PM・・・表面欠陥検査用プログラム
S ・・・試料
S1・・・検査面

Claims (8)

  1. 発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射する照明装置と、
    イメージセンサを用いて前記検査面の画像をカラーで撮像し、前記イメージセンサの出力をRGBデータにデジタル変換して出力する撮像装置と、
    前記検査面に前記紫外光を照射して前記イメージセンサで撮像する際の撮像条件を、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えないように設定する条件設定部と、
    前記撮像装置が出力するRGBデータから色相データを抽出する抽出部と、
    前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする表面欠陥検査装置。
  2. 前記色相値が0の領域は、予め決められた範囲によって定義される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表面欠陥検査装置。
  3. 前記色相値が0の領域の有無の報知は、視覚的手段によって実行される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面欠陥検査装置。
  4. 発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射し、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えない撮像条件でカラー撮像して得られたイメージセンサのRGBデータにデジタル変換された出力を受信する手段と、
    前記受信したRGBデータから色相データを抽出する手段と、
    前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知部に報知させる手段と、
    を備えることを特徴とする表面欠陥検査用の情報処理装置。
  5. 発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射し、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えない撮像条件でカラー撮像して得られたイメージセンサのRGBデータにデジタル変換された出力を受信するコンピュータにインストールされ、このコンピュータに、
    前記受信したRGBデータから色相データを抽出する機能と、
    前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知部に報知させる機能と、
    を実行させる表面欠陥検査用のコンピュータプログラム。
  6. 発光性浸透液による浸透処理が施された検査面に紫外光を照射してイメージセンサで撮像する際の撮像条件を、前記発光性浸透液の浸透領域を撮像した撮像素子については飽和露光量を超え、この浸透領域以外の領域を撮像した前記撮像素子については飽和露光量を超えないように設定する工程と、
    前記検査面に前記紫外光を照射してカラーで撮像する工程と、
    前記イメージセンサの出力をRGBデータにデジタル変換して出力する工程と、
    出力されたRGBデータから色相データを抽出する工程と、
    前記色相データ中、色相値が0の領域の有無を報知する工程と、
    を備えることを特徴とする表面欠陥検査方法。
  7. 前記色相値が0の領域は、予め決められた範囲によって定義される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の表面欠陥検査方法。
  8. 前記色相値が0の領域の有無の報知は、視覚的手段によって実行される、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の表面欠陥検査方法。
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